コンクリート技士 ⑫ 各種コンクリートおよび二次製品

特殊な条件や用途に応じたコンクリートを扱う分野です。寒中コンクリートでは初期凍害の防止と保温養生、暑中コンクリートでは温度上昇の抑制とコールドジョイント対策が中心になります。マスコンクリートでは水和熱による温度ひび割れの機構と対策、高流動コンクリートでは自己充填性と材料分離抵抗性が対象です。あわせて水中コンクリート、吹付けコンクリート、プレストレストコンクリート、コンクリート二次製品の製造も問われます。

この分野の問題48問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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532寒中コンクリートが適用される日平均気温として、正しいものはどれか。

  1. A5℃以下
  2. B10℃以下
  3. C15℃以下
  4. D4℃以下
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正解:D4℃以下

寒中コンクリートは、日平均気温4℃以下の時期に打込みを行う場合に採用されます。

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533寒中コンクリートにおける材料の加熱に関する規定として、正しくないものはどれか。

  1. A水を加熱することを標準とする
  2. Bセメントは加熱してはならない
  3. C材料を加熱した場合、ミキサ内の骨材および水の温度は60℃以下とする
  4. D骨材は直接火で加熱しないこととされている
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正解:C材料を加熱した場合、ミキサ内の骨材および水の温度は60℃以下とする

ミキサ内の骨材および水の温度は、セメントの急結を防ぐため40℃以下とします。

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534寒中コンクリートに関する記述のうち、正しくないものはどれか。

  1. A荷卸し時のコンクリート温度は10〜20℃の範囲を確保する
  2. B初期養生期間中はコンクリート温度を5℃以上に保つ
  3. C標準の空気量は4.5〜5.5%とする
  4. D凍害防止のため空気量は6%を超えるようにする
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正解:D凍害防止のため空気量は6%を超えるようにする

空気量が多すぎると強度低下が大きくなるため、6%は超えないようにします。

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535寒中コンクリートの初期凍害を防ぐための圧縮強度の規定について、正しいものはどれか。

  1. A圧縮強度が5.0N/mm2得られるまで初期養生を行う
  2. B型枠取外し後に表面が水で飽和される頻度が高い場合、必要な強度は小さくなる
  3. C空気量を増やすほど必要な初期の圧縮強度は低下する
  4. D圧縮強度が10.0N/mm2得られるまで初期養生を行う
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正解:A圧縮強度が5.0N/mm2得られるまで初期養生を行う

所定の空気量を含む場合、5.0N/mm2の圧縮強度が得られるまでを初期養生期間とします。

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536暑中コンクリートが適用される日平均気温として、正しいものはどれか。

  1. A10℃以上
  2. B15℃以上
  3. C20℃以上
  4. D25℃以上
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正解:D25℃以上

暑中コンクリートは、日平均気温25℃以上の時期に打込みを行う場合に採用されます。

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537暑中コンクリートの施工上の留意点として、その理由との組み合わせで適切なものはどれか。

  1. Aセメントの水和を促進するため、せき板や打継ぎ面を乾燥状態にする
  2. Bコールドジョイントを防ぐため、打ち重ね時間をできるだけ短くする
  3. Cスランプの低下を防ぐため、練り混ぜたコンクリートに水を加える
  4. Dコンクリート温度を下げるため、セメントを直接冷却する
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正解:Bコールドジョイントを防ぐため、打ち重ね時間をできるだけ短くする

暑中ではコールドジョイントが発生しやすいため、打ち重ね時間を短くします。

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538暑中コンクリートの規定について、正しくないものはどれか。

  1. Aコンクリート温度が1℃高くなる原因として、水の温度が4℃高くなることが挙げられる
  2. B受け入れ時のコンクリート温度は35℃以下を原則とする
  3. Cコンクリートの強度や耐久性を低下させるため練り混ぜたコンクリートに氷を加えない
  4. D打込み前にせき板に散水し、水がたまる程度に湿潤状態にする
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正解:D打込み前にせき板に散水し、水がたまる程度に湿潤状態にする

せき板や打継ぎ面は、水がたまらない程度に湿潤状態にする必要があります。

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539暑中コンクリートにおいて、プラスティック収縮ひび割れが発生する原因として正しいものはどれか。

  1. Aコンクリート内部の温度が急激に低下すること
  2. Bコンクリート表面が急激に乾燥すること
  3. Cセメントの凝結が遅れること
  4. D受け入れ時のコンクリート温度が10℃から20℃になること
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正解:Bコンクリート表面が急激に乾燥すること

まだ固まる前の状態で表面が急激に乾燥することでプラスティック収縮ひび割れが生じます。

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540流動化コンクリートに関する記述で、正しいものはどれか。

  1. A後から流動化剤を添加して流動性を高めたコンクリートである
  2. B単位水量を増やして流動性を高めたコンクリートである
  3. Cベースコンクリートよりも圧縮強度が著しく低下する
  4. D流動化剤を添加する前のコンクリートをプレコンクリートという
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正解:A後から流動化剤を添加して流動性を高めたコンクリートである

運搬後の荷卸し地点などで、後から流動化剤を添加して流動性を高めたコンクリートです。

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541流動化コンクリートの品質に関する記述のうち、正しくないものはどれか。

  1. A同じスランプの一般のコンクリートよりも単位水量を小さくできる
  2. B同じスランプの一般のコンクリートに比べ、時間経過に伴うスランプの低下が小さい
  3. C空気量が同じであれば、ベースコンクリートと圧縮強度にほとんど差がない
  4. Dベースコンクリートからのスランプの増大量は10cm程度以下とする
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正解:B同じスランプの一般のコンクリートに比べ、時間経過に伴うスランプの低下が小さい

流動化コンクリートは経時変化が大きく、スランプの低下が大きいのが特徴です。

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542流動化コンクリートの細骨材率をベースコンクリートにおいて少し高めに設定する理由として、最も適切なものはどれか。

  1. Aスランプの経時変化を遅らせるため
  2. B凝結時間を短縮するため
  3. C圧縮強度をさらに高めるため
  4. Dセメントペーストの量が少なくなり、材料分離しやすくなるため
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正解:Dセメントペーストの量が少なくなり、材料分離しやすくなるため

同一スランプの一般コンクリートより単位水量が少なくペースト量が減るため、材料分離対策として細骨材率を高めます。

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543流動化コンクリートの打込み完了の目安時間が20分から30分以内とされている理由として、最も適切なものはどれか。

  1. A同じスランプの一般のコンクリートに比べ、時間経過に伴うスランプの低下が大きいため
  2. B空気量が急激に増加し、強度が低下するため
  3. Cベースコンクリートが硬化し始めるため
  4. D流動化剤の効果が30分で完全に消失するため
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正解:A同じスランプの一般のコンクリートに比べ、時間経過に伴うスランプの低下が大きいため

スランプの経時変化(低下)が大きいため、できるだけ早く打込みを完了させます。

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544高流動コンクリートの特徴として、正しいものはどれか。

  1. A粗骨材を全く使用しないコンクリートである
  2. B振動による締固めを行わなくても型枠内に充填できる
  3. C単位水量が非常に多いコンクリートである
  4. D材料分離に対する抵抗性を完全に無くしたコンクリートである
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正解:B振動による締固めを行わなくても型枠内に充填できる

材料分離抵抗性を損なわずに流動性を極めて高くしており、振動なしでも充填可能です。

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545高流動コンクリートの施工上の留意点として、正しくないものはどれか。

  1. A型枠に作用する側圧を液圧と考えて設計する
  2. B流動し始めた後の粘度が大きくなり圧送負荷が増加する
  3. C凝結時間が遅くなる傾向にあり、側圧を大きくする一因となる
  4. D一般のコンクリートに比べ、圧送時の管内圧力損失が小さくなる
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正解:D一般のコンクリートに比べ、圧送時の管内圧力損失が小さくなる

流動し始めた後の粘度が大きくなるため、管内圧力損失は一般コンクリートより大きくなります。

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546高流動コンクリートが一般のコンクリートに比べて型枠に作用する側圧が大きくなる理由として、関係のないものはどれか。

  1. A一般のコンクリートよりも圧縮強度が低く設定されていること
  2. Bコンクリートの流動性が高いこと
  3. Cコンクリートの凝結時間が遅くなる傾向にあること
  4. D材料分離に対する抵抗性を維持しつつ流動性を高めていること
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正解:A一般のコンクリートよりも圧縮強度が低く設定されていること

側圧が大きくなる理由は流動性の高さと凝結時間の遅さであり、圧縮強度の低さは関係ありません。

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547高流動コンクリートの分類として一般的な組み合わせで、正しいものはどれか。

  1. A粉体系・増粘剤系・併用系
  2. B遅延系・早強系・標準系
  3. C高炉系・フライアッシュ系・シリカ系
  4. D膨張系・収縮系・無収縮系
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正解:A粉体系・増粘剤系・併用系

材料と混和剤の組合せによって、粉体系、増粘剤系、併用系などに分類されます。

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548マスコンクリートの温度ひび割れ対策として、正しくないものはどれか。

  1. A粗骨材の最大寸法を大きくする
  2. B発熱量の大きい早強ポルトランドセメントを使用する
  3. C高性能AE減水剤を用いる
  4. D熱膨張係数の小さい骨材を使用する
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正解:B発熱量の大きい早強ポルトランドセメントを使用する

温度ひび割れ対策としては、中庸熱や低熱ポルトランドセメントなど発熱性の低いものを使用します。

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549ポストクーリングの説明として、正しいものはどれか。

  1. A打込み開始後からパイプに冷水を通すなどして冷却すること
  2. Bコンクリートの練混ぜに冷水や氷を用いること
  3. C膨張材を使用してコンクリートを冷却すること
  4. D型枠を取り外した後に冷風を当てること
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正解:A打込み開始後からパイプに冷水を通すなどして冷却すること

コンクリート打込み開始後からパイプに冷水を通すなどして冷却する方法をポストクーリングといいます。

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550温度ひび割れの抑制対策として使用されるフライアッシュセメントB種の特徴として、正しいものはどれか。

  1. A高炉スラグの分量が質量比で30%を超え〜60%以下である
  2. BC3SとC3Aを多くし発熱量を高めている
  3. C単位水量を増加させることで温度上昇を抑制する
  4. Dフライアッシュの分量が質量比で10%を超え〜20%以下である
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正解:Dフライアッシュの分量が質量比で10%を超え〜20%以下である

フライアッシュセメントB種は、フライアッシュの分量が10%超〜20%以下であり、発熱量を低減できます。

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551プレストレストコンクリートにおいて、コンクリートに圧縮応力が導入されるメカニズムとして正しいものはどれか。

  1. Aコンクリート自体の乾燥収縮力を利用してPC鋼材を圧縮する
  2. B鉄筋の降伏強度を低下させることでコンクリートの引張応力を相殺する
  3. C緊張させたPC鋼材が縮もうとする力とコンクリートの付着力を利用する
  4. Dコンクリートに直接圧縮荷重をかけながら硬化させる
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正解:C緊張させたPC鋼材が縮もうとする力とコンクリートの付着力を利用する

両側から引っ張られたPC鋼材が縮もうとする力を利用してコンクリートに圧縮応力を導入します。

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552プレストレストコンクリートの特徴として、正しくないものはどれか。

  1. Aプレストレスの導入によって部材自体の曲げ降伏耐力も著しく大きくなる
  2. B一般の鉄筋コンクリート部材に比べて大スパン構造に適している
  3. Cプレストレスの導入によって曲げひび割れ発生荷重が大きくなる
  4. D時間の経過によるクリープや乾燥収縮によってプレストレスは減少する
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正解:Aプレストレスの導入によって部材自体の曲げ降伏耐力も著しく大きくなる

プレストレスの導入でひび割れは低減しますが、部材自体の曲げ降伏耐力や終局耐力はほとんど変わりません。

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553プレテンション方式とポストテンション方式の違いについて、正しい記述はどれか。

  1. Aポストテンション方式はコンクリート硬化後シース内のPC鋼材を引っ張ってプレストレスを導入する
  2. Bポストテンション方式はPC鋼材に引張力を加えた状態でコンクリートを打設する
  3. Cプレテンション方式は現場でのプレストレス導入に多く用いられる
  4. Dプレテンション方式はコンクリート部材断面の外側にPC鋼材を配置する方式である
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正解:Aポストテンション方式はコンクリート硬化後シース内のPC鋼材を引っ張ってプレストレスを導入する

ポストテンション方式は、コンクリート硬化後にシース内のPC鋼材をジャッキで引っ張る後引き方式です。

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554リラクセーションという現象の説明として、正しいものはどれか。

  1. Aコンクリートが乾燥して体積が減少する現象
  2. B時間の経過とともにひずみが増大する現象
  3. C時間の経過とともにPC鋼材の緊張力が減少する現象
  4. Dコンクリートの表面が急激に乾燥してひび割れる現象
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正解:C時間の経過とともにPC鋼材の緊張力が減少する現象

プレストレスに使用するPC鋼材に生じる、時間経過とともに緊張力が減少する現象をリラクセーションといいます。

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555プレストレストコンクリートに通常使用されるコンクリートの設計基準強度として、適切なものはどれか。

  1. A10〜20 N/mm2程度
  2. B20〜30 N/mm2程度
  3. C35〜50 N/mm2程度
  4. D60〜80 N/mm2程度
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正解:C35〜50 N/mm2程度

プレストレストコンクリートには、設計基準強度が35〜50N/mm2程度の比較的高い強度のコンクリートが使用されます。

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556軽量コンクリートに関する記述で、正しいものはどれか。

  1. A粗骨材を使用せずに多量の気泡を混入させた気泡コンクリートが含まれる
  2. B普通コンクリートに比べて単位容積質量が大きい
  3. C一般のコンクリートに比べて強度は大きいがヤング係数は小さい
  4. D一般のコンクリートに比べて強度は小さいがヤング係数は大きい
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正解:A粗骨材を使用せずに多量の気泡を混入させた気泡コンクリートが含まれる

軽量コンクリートには、軽量骨材コンクリートのほかに気泡コンクリートがあります。

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557軽量骨材コンクリートの圧送時に閉塞を防止するための対策として、正しいものはどれか。

  1. A事前に軽量骨材を乾燥させる
  2. B事前に軽量骨材に吸水させるプレウェッティングを行う
  3. C高性能AE減水剤を多量に添加する
  4. D粗骨材の最大寸法を極端に小さくする
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正解:B事前に軽量骨材に吸水させるプレウェッティングを行う

圧送に際しては閉塞を防止するために、事前に軽量骨材に吸水させるプレウェッティングを行います。

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558重量コンクリートに密度の大きい赤鉄鉱や磁鉄鉱などの骨材を使用する目的として、最も適切なものはどれか。

  1. Aコンクリートのヤング係数を低下させるため
  2. BX線やガンマ線などの放射能を遮蔽する性能を高めるため
  3. Cアルカリシリカ反応を完全に防止するため
  4. D軽量コンクリートと同等の単位容積質量を実現するため
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正解:BX線やガンマ線などの放射能を遮蔽する性能を高めるため

重量コンクリートは、X線やガンマ線などの放射能を遮蔽する性能が高いという特徴を持たせるために用いられます。

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559重量コンクリートの特徴について、正しくないものはどれか。

  1. A密度の大きい骨材を使用する
  2. B普通コンクリートよりも単位容積質量が大きい
  3. C放射能を遮蔽する性能は一般のコンクリートより低い
  4. DX線やガンマ線などの遮蔽に用いられる
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正解:C放射能を遮蔽する性能は一般のコンクリートより低い

密度の大きい骨材を使用するため、一般のコンクリートに比べて放射能を遮蔽する性能は高くなります。

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560高強度コンクリートの特徴として、正しいものはどれか。

  1. Aセメント量が少なく粘性が低い
  2. Bワーカビリティーを確保するために空気量を極端に増やす
  3. C単位セメント量が多く水和による発熱量が多くなる
  4. D圧送負荷が小さく充填性に優れている
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正解:C単位セメント量が多く水和による発熱量が多くなる

強度を高くするためセメント量が多くなり、その結果水和による発熱量も多くなります。

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561高強度コンクリートにおいてワーカビリティーが損なわれる理由と対策の組み合わせとして、正しいものはどれか。

  1. A流動性の低下に対して、水を加えることで対策する
  2. B材料分離の発生に対して、プレウェッティングを行って対策する
  3. C水和熱の大きさに対して、オートクレーブ養生を行って対策する
  4. Dセメント量の多さによる粘性の高さに対して、高性能AE減水剤を使用して対策する
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正解:Dセメント量の多さによる粘性の高さに対して、高性能AE減水剤を使用して対策する

セメント量が多く粘性が高くなることによる流動性の低下に対して、高性能AE減水剤等を使用してワーカビリティーを確保します。

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562高強度コンクリートに関する記述のうち、正しくないものはどれか。

  1. A高い圧縮力の作用するコンクリート構造物に用いられる
  2. Bセメント量が多く、粘性が高くなって材料分離を生じにくくなる
  3. Cコンクリートの温度上昇量が大きくなる
  4. D一般のコンクリートに比べて、流動性や充填性が向上する
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正解:D一般のコンクリートに比べて、流動性や充填性が向上する

粘性の高さから流動性や充填性が低下し、圧送負荷が増大するなどワーカビリティーは損なわれやすくなります。

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563土木学会示方書における一般の水中コンクリートの水セメント比の標準値として、正しいものはどれか。

  1. A50%以下
  2. B55%以下
  3. C60%以下
  4. D65%以下
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正解:A50%以下

一般の水中コンクリートの水セメント比は50%以下を標準と規定されています。

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564場所打ちコンクリート杭などに用いる水中コンクリートの目標スランプが18〜21cmと大きめに規定されている理由として、最も適切なものはどれか。

  1. Aセメントの急激な凝結を防ぐため
  2. B温度上昇を抑制するため
  3. C材料分離を完全に防止するため
  4. Dトレミー管による打込みでは締固めができないため
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正解:Dトレミー管による打込みでは締固めができないため

トレミー管による打込みは締固めができないため、目標スランプを大きめに規定しています。

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565一般の水中コンクリートの施工に関する記述で、正しくないものはどれか。

  1. A水中に打込む際に強度が低下するおそれがあるためセメント量の多い配合にする
  2. Bトレミー管内には水が入らないようにする
  3. Cトレミー管の先端は、常に打込み前の水中に露出させて行う
  4. D場所打ちコンクリート杭や地下連続壁に用いられる
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正解:Cトレミー管の先端は、常に打込み前の水中に露出させて行う

トレミー管の先端は、既に打込んだコンクリート中に常に入るようにしながら行います。

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566水中不分離性コンクリートの特徴として、正しいものはどれか。

  1. A一般の水中コンクリートよりブリーディング量が多い
  2. B締固めが容易であるため目標スランプは小さく設定される
  3. Cトレミー管を使用せずに自由落下で打込むことが推奨される
  4. D材料分離に対する抵抗性が高い
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正解:D材料分離に対する抵抗性が高い

水中不分離性コンクリートは材料分離に対する抵抗性が高く、ブリーディング量も少なくなります。

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567海水の作用を受けるコンクリートの環境区分に関する記述のうち、正しくないものはどれか。

  1. A飛沫帯は海水飛沫を常に浴び、鉄筋の腐食度合いが最も高い
  2. B干満帯は潮の満ち引きによって乾燥と湿潤を繰り返す厳しい環境である
  3. C海中部は常に海水に接しているため、鉄筋の腐食速度が他の部分に比べて最も速い
  4. D海上大気中は塩分を含んだ風を常に受けるため、構造物にとって厳しい環境である
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正解:C海中部は常に海水に接しているため、鉄筋の腐食速度が他の部分に比べて最も速い

海中は酸素が少ないことから、他の部分に比べると腐食の速度は緩やかです。

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568塩化マグネシウムがコンクリートを劣化させるメカニズムについて、正しい記述はどれか。

  1. Aコンクリート中のアルミン酸三カルシウムと反応してエトリンガイトを生成し、体積膨張を起こす
  2. B鉄筋と直接反応して塩化ナトリウムを形成し、腐食を促進する
  3. Cコンクリート中の水酸化カルシウムと反応して水溶性の塩化カルシウムを形成し、組織を多孔質化する
  4. Dセメント中のけい酸三カルシウムを分解し、強度を著しく低下させる
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正解:Cコンクリート中の水酸化カルシウムと反応して水溶性の塩化カルシウムを形成し、組織を多孔質化する

塩化マグネシウムは水酸化カルシウムと反応して水溶性の塩化カルシウムを作り、組織を多孔質化して劣化させます。

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569コンクリートの体積膨張によるひび割れの原因となる化学反応として、正しいものはどれか。

  1. A海水中の塩化物イオンと鋼材の反応
  2. Bセメント中のC3Aと海水中の硫酸塩が反応してエトリンガイトが生成される反応
  3. Cセメント中のCa(OH)2と海水中の塩化マグネシウムの反応
  4. D海水中の塩化ナトリウムと空気中の二酸化炭素の反応
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正解:Bセメント中のC3Aと海水中の硫酸塩が反応してエトリンガイトが生成される反応

アルミン酸三カルシウム(C3A)と海水中の硫酸塩が反応し、エトリンガイトが生成されることで体積膨張を起こします。

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570海洋コンクリートに用いるセメントの化学的抵抗性に関する記述で、正しくないものはどれか。

  1. A中庸熱ポルトランドセメントはC3Aの含有量が多いセメントである
  2. BCa(OH)2の生成量が少ないセメントの使用が有効である
  3. CC3Aの含有量が少ないセメントはコンクリートの体積膨張を抑制する
  4. DC3Aの含有量が少ないセメントは鉄筋の腐食について不利になる場合がある
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正解:A中庸熱ポルトランドセメントはC3Aの含有量が多いセメントである

中庸熱ポルトランドセメントは、C3Aの含有量が少ない、化学的抵抗性に優れたセメントです。

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571海水の作用による劣化環境の区分において、海水飛沫を常に浴びる部分の名称として正しいものはどれか。

  1. A海上大気中
  2. B飛沫帯
  3. C干満帯
  4. D海中
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正解:B飛沫帯

海水飛沫(波しぶき)を常に浴びる部分は飛沫帯と呼ばれ、腐食度合いが最も高い環境です。

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572舗装コンクリートの呼び強度の規定として、正しいものはどれか。

  1. A圧縮4.5
  2. B引張4.5
  3. C曲げ4.5
  4. Dせん断4.5
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正解:C曲げ4.5

舗装コンクリートの呼び強度は「曲げ4.5」(曲げ強度4.5N/mm2)とすることが規定されています。

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573舗装コンクリートをダンプトラックで運搬する場合の規定として、正しいものはどれか。

  1. Aスランプは2.5cmに限られ、運搬時間は練混ぜ開始から1.5時間以内とする
  2. Bスランプは2.5cmに限られ、運搬時間は練混ぜ開始から1時間以内とする
  3. Cスランプは6.5cmに限られ、運搬時間は練混ぜ開始から1.5時間以内とする
  4. Dスランプは6.5cmに限られ、運搬時間は練混ぜ開始から1時間以内とする
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正解:Bスランプは2.5cmに限られ、運搬時間は練混ぜ開始から1時間以内とする

ダンプトラックでの運搬はスランプ2.5cmのコンクリートに限られ、運搬時間は練混ぜ開始から1時間以内と規定されています。

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574舗装コンクリートに関する記述のうち、正しくないものはどれか。

  1. A表面のすりへりに対する耐力が求められる
  2. B粗骨材のすりへり減量は35%以下のものとする
  3. C板状の部材の上を車両が通過するため、主に圧縮応力が生じる
  4. Dスランプ6.5cmの場合はトラックアジテータで運搬する
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正解:C板状の部材の上を車両が通過するため、主に圧縮応力が生じる

板状の部材の上を重量車両が通過するため、舗装コンクリートには主に曲げ応力が生じます。

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575舗装コンクリートの養生期間を試験により定める場合、現場養生を行った供試体の曲げ強度が配合強度の何割以上となるまでとするか。

  1. A5割以上
  2. B7割以上
  3. C6割以上
  4. D8割以上
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正解:B7割以上

試験により定める場合は、供試体の曲げ強度が配合強度の7割以上となるまでとします。

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576フレッシュコンクリートを型枠に投入後、ふたをして圧力を加えて締固める方法であり、鉄筋コンクリート矢板などに用いられる成形方法はどれか。

  1. A振動締固め
  2. B即時脱型
  3. C加圧締固め
  4. D遠心力締固め
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正解:C加圧締固め

加圧締固めは圧力を加えて締固める方法で、鉄筋コンクリート矢板などの製品に用いられます。

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577コンクリート二次製品の「遠心力締固め」の特徴と適用製品の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。

  1. A脱水して水セメント比が小さくなる / 鉄筋コンクリート矢板
  2. B振動を与えて締固める / U形側溝やL形擁壁
  3. Cスランプ0cmの硬練りコンクリートを用いる / ブロックなどの小型製品
  4. D高い強度と滑らかな表面を得やすい / プレストレストコンクリート杭や遠心力鉄筋コンクリート管
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正解:D高い強度と滑らかな表面を得やすい / プレストレストコンクリート杭や遠心力鉄筋コンクリート管

遠心機で回転させて成形し、高い強度と滑らかな表面を得るのが容易な方法です。

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578コンクリート二次製品の養生方法に関する記述のうち、正しくないものはどれか。

  1. Aオートクレーブ養生は常圧より低い圧力下で水蒸気を用いて行う
  2. B蒸気養生は高温の水蒸気の中で型枠内のコンクリートを加温・加湿する
  3. C常圧蒸気養生は大気圧下で行う蒸気養生である
  4. D促進養生を行った製品の強度管理は、促進養生を行った供試体を用いた試験により行う
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正解:Aオートクレーブ養生は常圧より低い圧力下で水蒸気を用いて行う

オートクレーブ養生は、オートクレーブの中で常圧より「高い」圧力下で行う蒸気養生です。

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579コンクリート二次製品の品質管理における現場打ちコンクリート部材との違いとして、正しいものはどれか。

  1. A供試体の作製が一切不要であること
  2. B製品そのものを用いた試験により性能を確認できること
  3. C養生期間が定められていないこと
  4. D品質管理を行う必要がないこと
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正解:B製品そのものを用いた試験により性能を確認できること

工場で製造された実際の製品を使用した試験を行って性能を確認できるのが特徴です。

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