第382問個人信用情報機関への誤情報の登録に関する訴訟事例において信販会社が同姓同名の別人の情報を誤って登録した場合に裁判所が示した判断はどれか
- A情報の登録は免責されるため責任はない
- B情報機関側の過失であり信販会社は無罪である
- C信販会社に過失があるとして損害賠償責任を認めた
- D本人に確認義務があるとして本人の自己責任とした
個人情報を巡る訴訟事例と法令の実務的解釈を学ぶ分野です。判例の整理(漏えい時の損害賠償額、慰謝料の相場)、行政処分事例、法令の解釈ガイドライン、最新の判決動向、紛争予防のための実務対応などを整理。法的リスクへの備えとして、リーダー層に必要な高度な知識が問われる応用分野です。
この分野の問題50問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。
クイズモードで挑戦 →正解:B.プライバシーの侵害にあたり違法な目的外利用として損害賠償を認めた
免責申立てを行った消費者に対するダイレクトメールの送付に信用情報を利用した事例で、返済能力調査以外の目的での利用は違法な目的外利用に当たるとして損害賠償責任が認められました
この問題の解説ページを開く →正解:B.他人にみだりに知られたくないプライバシーとして法的保護の対象となる
これらの情報は個人がみだりに他人に開示されたくないと考えるのが自然でありプライバシーとして法的保護の対象となるとされました
この問題の解説ページを開く →正解:B.秘匿性は高くないがプライバシーとして保護されるべき情報である
氏名や住所などの基本情報は他人に知られたくない情報とまでは言えないが個人が自らコントロールする権利として保護されるべきとされました
この問題の解説ページを開く →正解:B.漏洩した情報に身体的特徴などの秘匿性の高い情報が含まれていたため
スリーサイズやコンプレックスなどの一般的感受性において秘匿性の高い情報が含まれていたため高い精神的苦痛が認められました
この問題の解説ページを開く →正解:C.不正競争防止法違反(営業秘密領得)
業務上アクセス権限のある従業員が不正な利益を得る目的で営業秘密である個人情報を持ち出し売却したため不正競争防止法違反に問われました
この問題の解説ページを開く →正解:C.私物のスマートフォン等にデータをコピーして持ち出した
貸与されたパソコンからUSBケーブルを通じて私物のスマートフォンや記憶媒体にデータをコピーして持ち出す手口が使われました
この問題の解説ページを開く →正解:B.システムのセキュリティ対策の不備による安全管理措置義務違反
委託先が作成したシステムの不具合を放置し閲覧可能な状態にしていたことが安全管理措置の義務違反と判断されました
この問題の解説ページを開く →正解:C.法的な義務とは別に消費者の権利保護の観点から速やかに送付停止の措置をとる
法令上の義務ではなくとも苦情対応や顧客保護の観点から自主的に送付を停止する対応をとることが推奨されています
この問題の解説ページを開く →正解:B.家族であっても本人の同意がない限り原則として情報を開示してはならない
個人情報は本人に帰属するものでありたとえ家族であっても本人の同意や正当な代理権がない限り情報を開示することはできません
この問題の解説ページを開く →正解:B.法令に基づく場合として本人の同意なく取得することが認められる
債権回収などの正当な理由がある場合は住民基本台帳法に基づく請求として例外的に本人の同意を得ずに取得できます
この問題の解説ページを開く →正解:B.刑事訴訟法による「法令に基づく場合」に該当するため本人の同意なく回答できる
捜査関係事項照会書による照会は法令に基づく場合に該当するため本人の同意を得ることなく警察に情報を提供することができます
この問題の解説ページを開く →正解:B.契約を拒否することはできず与信審査の手続きは進めなければならない
契約の主目的である与信審査は行わなければならず付随的な目的であるDM送付の不同意を理由に契約を拒否することは不適切です
この問題の解説ページを開く →正解:C.消費者の支払能力を超える過剰与信の防止と多重債務問題の解決のため
消費者の返済能力を超える貸付けやクレジット契約を防ぎ多重債務問題を解決するために指定信用情報機関制度が導入されました
この問題の解説ページを開く →正解:C.仮名加工情報を用いて本人へ電話や郵便等の連絡を行うこと
仮名加工情報を用いて本人に電話をかけたり郵便を送ったりするなど本人への連絡等を行うことは法律で禁止されています
この問題の解説ページを開く →正解:A.本人に速やかに通知し、困難な場合は代替措置を講じる
報告対象となる漏えい等が発生した場合は、原則として本人に速やかに通知する必要があります。本人への通知が困難な場合には、公表や問い合わせ窓口の設置などの代替措置を講じます
この問題の解説ページを開く →正解:B.委託先において安全管理が図られるよう必要かつ適切な監督を行う
個人データの取扱いを委託する場合は委託先においても適切な安全管理措置が講じられるよう委託元が監督する義務を負います
この問題の解説ページを開く →正解:B.事業承継は第三者提供の制限の例外となるため事前の本人同意は不要である
事業承継は第三者提供規制の例外であり事前同意は不要だが、承継前の利用目的の範囲内で取り扱う必要がある
この問題の解説ページを開く →正解:C.共同利用者の前年度の営業利益や財務状況
共同利用では、利用者の範囲、利用目的、共同利用するデータ項目、管理責任者の氏名又は名称等を通知等する必要があり、営業利益や財務状況は含まれない
この問題の解説ページを開く →正解:B.外国にある第三者への提供を認める旨の本人の事前の同意を得る
外国にある第三者へ個人データを提供する場合は原則としてあらかじめ外国の第三者への提供を認める旨の同意を得る必要があります
この問題の解説ページを開く →正解:B.特定できない旨及びその理由等の代わりとなる情報を提供する
移転先の国名が特定できない場合は特定できない旨およびその理由などの代替情報を提供して同意を得る必要があります
この問題の解説ページを開く →正解:B.本人であることを確認し不正利用を防止するための重要な情報である
裏面の署名はカード利用時に本人の利用であることを確認し不正利用を防止するための重要な手段であり適切に管理されるべき情報です
この問題の解説ページを開く →正解:B.利用目的の達成に必要な範囲内において正確かつ最新の内容に保つこと
利用目的の達成に必要な範囲内において個人データを正確かつ最新の内容に保つよう努める義務があります
この問題の解説ページを開く →正解:B.問い合わせ窓口を設置して事案を公表し本人が確認できるようにする
本人への直接通知が困難な場合は事案の公表や問い合わせ窓口の設置など本人の権利を保護する代替措置が認められます
この問題の解説ページを開く →正解:B.端末機の操作管理者の監督や社内研修の実施など実務レベルの中心的活動
コンプライアンスプログラムに基づき社内体制の整備や従業員の指導教育など実務レベルの中心的役割を果たすことが期待されています
この問題の解説ページを開く →正解:B.提供先が本人からデータを取得する旨の同意を得ていること等を確認すること
提供先で個人データとなることが想定される場合は提供先が本人から同意を得ていることなどを確認しなければなりません
この問題の解説ページを開く →正解:B.事業者が当該保有個人データを利用する必要がなくなった場合や重大な漏えい等が発生した場合
利用する必要がなくなった場合や重大な漏えい等が発生して本人の権利利益が害されるおそれがある場合などが請求事由として追加されました
この問題の解説ページを開く →正解:B.利用目的の達成に必要な範囲内で遅滞なく必要な調査を行い結果に基づき訂正等を行う
保有個人データの内容が事実でないという理由がある場合は利用目的の達成に必要な範囲において遅滞なく調査を行い訂正や追加や削除を行う義務があります
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