第241問D16以下の異形鉄筋(SD295)を180度フックに折曲げ加工する場合の、折曲げ内法直径の最小値はどれか。
- A4d
- B5d
- C6d
- D3d
鉄筋コンクリート造の主要工程を扱う中核分野です。鉄筋では加工と組立ての精度、かぶり厚さ、継手(重ね・ガス圧接・機械式)と定着の長さ、あきの寸法が対象になります。コンクリートでは調合設計、運搬・打込み・締固め・打継ぎ・養生の管理値、寒中および暑中コンクリート、マスコンクリートの温度ひび割れ対策が頻出です。型枠の存置期間と側圧の考え方も重要。数値管理の項目が多いため、工程ごとの一覧表による整理が不可欠です。
この分野の問題56問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。
クイズモードで挑戦 →正解:C.杭基礎のベース筋は、両端を20d以上曲げ上げ、末端部に90度又は180度のフックを設ける。
杭基礎のベース筋は両端を20d以上曲げ上げフックを設けます。スパイラル筋90度フック余長は12d以上、片持ちスラブ端は4d以上、キャップタイは90度フック・余長8d以上です。
この問題の解説ページを開く →正解:A.D35以上の鉄筋には、原則として重ね継手を設けない。
D35以上の鉄筋は原則重ね継手不可です。異径の場合は細い方で算定、腹筋は150mm程度、スパイラル筋は50d以上かつ300mm以上です。
この問題の解説ページを開く →正解:C.隣り合う鉄筋の継手中心位置は、重ね継手長さの約0.5倍又は約1.5倍以上ずらす。
継手中心位置は重ね継手長さの約0.5倍か約1.5倍以上ずらします。壁縦筋は折り曲げずあき重ね継手としてよく、大梁下端筋は梁せい分の長さ以上離します。
この問題の解説ページを開く →正解:B.充填継手 ―― 鋼管に鉄筋を挿入後、高強度の無収縮モルタル等を充填する工法
充填継手はスリーブ内に無収縮モルタル等を充填します。端部ねじ継手は端部をねじ加工したもの、鋼管圧着継手は外側から加圧するものです。
この問題の解説ページを開く →正解:D.梁の端部から内法長さの1/4となる点を起点とし、15d以上の余長を確保する。
上端筋のカットオフは、端部から内法長さの1/4を起点とし、15d以上の余長を確保します。
この問題の解説ページを開く →正解:D.柱のかぶり厚さは帯筋の外側表面から、梁はあばら筋の外側表面から確保する。
柱・梁は帯筋・あばら筋の外側表面から、杭基礎ベース筋は杭天端からです。設計かぶり厚さは最小値に10mm程度加えたもので、捨コンクリート厚さは含めません。
この問題の解説ページを開く →正解:A.圧接当日に鉄筋冷間直角切断機を用いて切断した端面は、グラインダーで研削する必要がない。
圧接当日に冷間直角切断機で切断した場合はグラインダー研削が不要です。すき間は2mm以下とし、ばりは面取りして除去します。
この問題の解説ページを開く →正解:D.鉄筋の圧接部の加熱は、圧接端面が密着するまでは還元炎で行い、その後は中性炎で行う。
密着するまでは還元炎、その後は中性炎で行います。径又は呼び名の差が7mmを超える場合や種類が異なる場合は原則圧接できません。
この問題の解説ページを開く →正解:D.粗骨材の最大寸法が大きくなると、所定のスランプを得るために必要な単位水量は減少する。
粗骨材が大きくなると単位水量は減少します。細骨材率が大きいと流動性が悪くなり単位水量が増加します。
この問題の解説ページを開く →正解:D.一般仕様の普通コンクリートの単位セメント量は、水密性を高めるため270kg/m3以下とする。
一般仕様の普通コンクリートの単位セメント量は、270kg/m3「以上」とします。
この問題の解説ページを開く →正解:D.空気量が多くなると乾燥収縮率が増加し、少なくなると凍結融解作用に対する抵抗性が低下しやすい。
空気量が多いと強度が低下し乾燥収縮が増えます。許容差は±1.5%、軽量コンクリートの空気量は5.0%です。
この問題の解説ページを開く →正解:C.同一打込み区画に複数工場からのコンクリートを打ち込むことは、同じメーカーのセメントを使用しても避ける。
品質管理責任の所在が不明となるため複数工場からの供給は避けます。時間は25℃未満で120分、25℃以上で90分です。
この問題の解説ページを開く →正解:B.コンクリートの圧送負荷の算定におけるベント管の水平換算長さは、実長の3倍とする。
ベント管の水平換算長さは実長の3倍です。最大寸法20mmなら100A以上、打込み速度は20〜30m3/h程度です。
この問題の解説ページを開く →正解:B.梁及びスラブ等の鉛直打継ぎ部は、せん断応力の小さいスパンの中央付近又は端部から1/3〜1/4に設ける。
鉛直打継ぎ部はせん断応力の小さい箇所に設けます。打継ぎ部は湿潤状態にし、レイタンスは除去します。
この問題の解説ページを開く →正解:B.連続的・断続的な散水による湿潤養生は、コンクリートの凝結が終了した後に行う。
散水は凝結終了後に行います。膜養生はブリーディング終了後に行い、早強セメントの養生期間は3日以上です。
この問題の解説ページを開く →正解:D.アルカリシリカ反応性試験で無害でない骨材でも、コンクリート1m3中のアルカリ総量を3.0kg以下とすれば使用できる。
アルカリ総量を3.0kg/m3以下とすれば無害でない骨材も使用できます。反応はセメントのアルカリ分と骨材のシリカ分によるものです。
この問題の解説ページを開く →正解:C.コンクリートの欠損部から露出している鉄筋は、錆を除去せずにそのまま防錆剤を塗布する。
欠損部から露出した鉄筋は、周囲をはつり取り、錆を確実に除去した「後」に防錆剤を塗布します。
この問題の解説ページを開く →正解:B.暑中コンクリートの湿潤養生の開始時期は、コンクリート上面においてはブリーディング水が消失した時点とする。
暑中の湿潤養生開始はブリーディング水消失時点です。寒中でも保湿のため散水し、暑中の荷卸し温度は35℃以下です。
この問題の解説ページを開く →正解:B.中心部の温度が外気温より高くなるため、表面部を急冷して温度ひび割れの発生を防止する。
内部と表面の温度差によるひび割れを防ぐため、「保温養生」を行います。表面の急冷は逆効果です。
この問題の解説ページを開く →正解:D.コラムクランプは、独立柱の型枠のせき板を四方から水平に締め付ける金物であり、セパレーターとは組み合わせて用いない。
コラムクランプは四方から締め付ける金物でセパレーターとは組み合わせません。丸型セパレーターのねじは除去します。
この問題の解説ページを開く →正解:C.組立て鋼柱を支柱として用いる場合、高さが6mを超えるごとに水平つなぎを2方向に設ける。
組立て鋼柱の場合は「高さ4mを超える場合、高さ4m以内ごと」に水平つなぎを2方向に設けます。
この問題の解説ページを開く →正解:B.高炉セメントB種 > 普通ポルトランドセメント > 早強ポルトランドセメント
コンクリートの強度が発現しにくい順(存置期間が長い順)は、高炉セメントB種>普通ポルトランドセメント>早強ポルトランドセメントです。
この問題の解説ページを開く →正解:C.スラブ下のせき板は、コンクリートの圧縮強度が設計基準強度の85%以上に達すれば取り外すことができる。
スラブ下のせき板は設計基準強度の50%で取り外せます。85%以上(又は12N/mm2以上かつ構造計算による確認)はスラブ下の支保工の基準です。
この問題の解説ページを開く →正解:A.普通コンクリートと高強度コンクリートでは、空気量の許容差は異なる値に設定されている。
空気量はコンクリートの種類によって異なりますが、「許容差は同じ(±1.5%)」です。
この問題の解説ページを開く →正解:D.コンクリートが分離しない範囲とするため、落下高さを小さく鉛直に打ち込む。
自由落下高さが高すぎると分離のおそれがあるため、落下高さを小さく鉛直に打ち込み、横流しをしてはいけません。
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