第142問一般的な建物の夏期における室内設計条件として、もっとも適切なものはどれか。
- A乾球温度20〜22℃・相対湿度40〜50%
- B乾球温度20〜22℃・相対湿度50〜60%
- C乾球温度25〜27℃・相対湿度40〜50%
- D乾球温度25〜27℃・相対湿度50〜60%
空気調和の基本を扱う分野です。空調負荷の種類(外皮負荷・内部負荷・外気負荷)と、負荷計算で考慮する要素が中心テーマになります。空調方式では単一ダクト方式、ファンコイルユニット方式、パッケージ方式それぞれの特徴と適用建物が問われます。熱源機器では冷凍機の種類、ボイラーの分類、冷却塔の役割も対象です。方式ごとの長所と短所を対比で整理すると、選択肢の判断が速くなります。
この分野の問題48問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。
クイズモードで挑戦 →正解:C.毎時外気温度の超過確率曲線を求め、超過確率を一定の割合に抑えた時の温度
TAC温度は超過確率曲線を求め、超過確率を一定の割合(一般的に2.5%)に抑えた時の温度を採用する。
この問題の解説ページを開く →正解:B.室内温度が上がると、全発熱量に占める潜熱の割合が大きくなる。
人体からの全発熱量は室温が変わってもほぼ変わらないが、室温が上がるほど顕熱の割合が小さくなり、潜熱の割合が大きくなる。
この問題の解説ページを開く →正解:C.OA機器の消費電力による熱負荷は室温を上昇させるため顕熱のみとして計算する。
OA機器や照明による熱負荷は顕熱のみである。照明は通常部屋の使用時に継続的に100%点灯しているとして計算する。
この問題の解説ページを開く →正解:D.土間床や地下壁からの熱負荷は暖房負荷計算において無視できる。
冬期の地中温度は室温より低いため、土間床や地下壁からの熱負荷は無視せずに設計用地中温度を用いて計算する。
この問題の解説ページを開く →正解:D.顕熱比が大きくなると、室内状態点と吹出し状態点を結ぶ直線の勾配は大きくなる。
湿り空気線図において室内の冷房負荷の顕熱比が大きくなると、室内状態点と吹出し状態点を結ぶ直線の勾配は小さくなる。
この問題の解説ページを開く →正解:C.常に一定の冷房負荷となるためインテリアゾーンと同一系統で計画する。
ペリメーターゾーンは日射等の影響を受けるため、常に冷房負荷となるインテリアゾーンとは区分してゾーニングを行う。
この問題の解説ページを開く →正解:C.常に一定の送風量を給気し、送風温度と湿度を変化させて負荷変動に対応する。
定風量単一ダクト方式は常に一定の送風量を各室に給気し、送風温度と湿度を変化させて負荷の変動に対応する。
この問題の解説ページを開く →正解:B.各室ごとの温度制御(部分的な運転・停止)が容易にできる。
定風量単一ダクト方式は単一系統のダクトで送風するため、各室ごとの温度制御(部分的な運転・停止)はできない。
この問題の解説ページを開く →正解:D.ダクト内の静圧信号により必要な風量を算出し、送風機の回転数をインバータで制御する。
VAV方式では一般的に、ダクト内の静圧信号により必要な風量を算出し、インバーターにより送風機を回転数制御する。
この問題の解説ページを開く →正解:A.空気熱源ヒートポンプは出火の危険が少なく保守管理が容易である。
空気熱源ヒートポンプは燃焼を伴わないため大気汚染防止効果があり、出火の危険も少なく保守管理が容易である。
この問題の解説ページを開く →正解:B.1台の屋外機に対して複数台の屋内機を組み合わせ、個々の屋内機ごとに運転・停止ができる。
マルチパッケージ空調方式は、1台の屋外機に複数の屋内機を接続し、個々の屋内機ごとに運転・停止ができる。
この問題の解説ページを開く →正解:A.全冷房時での冷媒搬送抵抗が少なく、配管長尺による能力低下が軽減できる。
3管式は吸入ガス配管を2本使用し、全冷房時での冷媒搬送抵抗が少なく配管長尺による能力低下が軽減できる。
この問題の解説ページを開く →正解:A.変風量方式は定風量方式に比べて空気搬送動力の節減を図ることができる。
変風量(VAV)方式は送風量を減らすことができるため、定風量方式に比べて空気搬送動力の節減を図ることができる。
この問題の解説ページを開く →正解:B.ある一定の条件の元でエアコンを運転した時の消費電力1kW当たりの冷暖房能力
APF(通年エネルギー消費効率)は、一定条件での運転時の消費電力1kW当たりの冷房・暖房の能力を表す指標である。
この問題の解説ページを開く →正解:B.湿度制御を優先するため、冷房に冷却減湿・再熱方式を積極的に採用する。
省エネルギーの観点からは、エネルギーを余分に消費する冷却減湿・再熱方式は冷房に採用しないことが望ましい。
この問題の解説ページを開く →正解:D.高電圧を使って荷電および吸引付着力により粉じんを帯電させて除去する。
電気集じん器(静電式)は、高電圧を使って粉じんを帯電させ吸引付着力により除去するもので、比較的微細な粉じんに使用される。
この問題の解説ページを開く →正解:D.フィルター前後の差圧またはタイマー等により自動的にろ材を巻き取り長時間使用できる。
自動巻取形エアフィルターは、差圧やタイマー等によりロール状のろ材を自動的に巻き取るため長時間使用できる。
この問題の解説ページを開く →正解:A.ファンコイルユニットを設置して外周部特有の熱負荷を処理する。
ダクト併用ファンコイルユニット方式では、一般にファンコイルユニットでペリメーターゾーンの熱負荷を処理する。
この問題の解説ページを開く →正解:A.二重サッシの場合、ブラインドは室内側に設ける方が遮へい効果が最も高くなる。
二重サッシ窓では、ブラインドを室内側に設けるより二重サッシの内に設ける方が遮へい効果は高く日射負荷は小さくなる。
この問題の解説ページを開く →正解:C.VAVユニットからの発生騒音に注意する必要がある。
VAVユニットは発生騒音に注意が必要であり、気流分布悪化を防ぐための最小風量設定や使用しない室用の全閉機能付きが求められる。
この問題の解説ページを開く →正解:D.熱負荷特性の異なる室を複数まとめた同一系統。
定風量単一ダクト方式は時刻別負荷変動パターンや熱負荷特性が異なる室を同一系統とすると温湿度のアンバランスが生じやすく適さない。
この問題の解説ページを開く →正解:D.一般的に代替フロン(HFC)が使用され、「フロン排出抑制法」の対象となっている。
業務用パッケージ形空気調和機には一般的に代替フロン(HFC)が使用され、「フロン類の使用の合理化及び管理の適正化に関する法律」の対象となっている。
この問題の解説ページを開く →正解:A.一般に加湿対策が別に必要となり、屋内機に加湿器を組み込んだものを用いる。
マルチパッケージ空調方式では一般に暖房時の加湿対策が別に必要となるため、屋内機に加湿器を組み込んだものが使用される。
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