第1問水性成分の基本的な働きとして、テキストに記載されていないものは次のうちどれか。
- A固形(粉状)成分などを溶かす
- B汚れを落とす
- C肌からの水分蒸発を強力に防ぐ
- D浸透を高める
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正解:C.肌からの水分蒸発を強力に防ぐ
水性成分には成分を溶かしたり、汚れを落とす、肌を柔軟にする、浸透を高めるといった働きがありますが、肌からの水分蒸発を強力に防ぐのは主に油性成分(特に炭化水素など)の役割です。
この問題の解説ページを開く →化粧品の土台となるベース成分を学ぶ分野です。水性成分(精製水・グリセリン・BG・PG・DPGなど)、油性成分(植物油・鉱物油・エステル油・シリコーン)、界面活性剤(アニオン・カチオン・ノニオン・両性)、粉体(タルク・マイカ・酸化チタンなど)の種類と役割、配合目的を整理。すべての化粧品処方の基本となる最重要分野です。
この分野の問題68問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。
クイズモードで挑戦 →正解:C.肌からの水分蒸発を強力に防ぐ
水性成分には成分を溶かしたり、汚れを落とす、肌を柔軟にする、浸透を高めるといった働きがありますが、肌からの水分蒸発を強力に防ぐのは主に油性成分(特に炭化水素など)の役割です。
この問題の解説ページを開く →正解:B.水分子と水素結合し、水分を抱え込む
グリセリンやBGは複数の水酸基を持ち、水分子と水素結合して水分を保持しやすくします。強い閉塞(油膜)は主に油性成分の役割です。
この問題の解説ページを開く →正解:A.多価アルコール
構造内に2個以上の水酸基(OH)をもつアルコールを多価アルコールと呼びます。BG、DPG、1,2-ヘキサンジオールなどが該当します。高級アルコールは炭素鎖が長い一価アルコールが中心です。
この問題の解説ページを開く →正解:B.アレルギーや濁りの原因となる不純物を取り除き、脱臭・脱色などされている。
化粧品用のハチミツは、肌につけた際のアレルギーや濁りの原因となる不純物を取り除き、脱臭・脱色・脱タンパクされたものが主に使用されます。
この問題の解説ページを開く →正解:C.単独で使用することは少なく、アルカリ成分と混ぜて石ケンを合成する際に使う。
高級脂肪酸は単独で使用することは少なく、多くの場合、水酸化Naなどのアルカリ成分と混ぜて石ケンを合成する際に使われます。
この問題の解説ページを開く →正解:C.高級脂肪酸のカルボキシ基と高級アルコールの水酸基が結合した構造
ロウ(ワックス)は、高級脂肪酸のカルボキシ基と高級アルコールの水酸基が結合した構造の成分が主成分となっている天然の油性成分です。
この問題の解説ページを開く →正解:C.水素結合によって水分を強力に抱え込み、肌を柔軟にする
エタノールには清涼感の付与や抽出溶媒としての働きがありますが、水分を抱え込み肌を柔軟にするのは主にグリセリンなどの保湿・保水剤の働きです。
この問題の解説ページを開く →正解:B.コラーゲンの3重らせん構造が加熱によりほどけると「ゼラチン」になる。
コラーゲンは、加熱によりらせん構造がほどけてゼラチンになります。煮こごりが固まるのはこの性質によるものです。
この問題の解説ページを開く →正解:A.スクワラン・ワセリン・ミネラルオイル
Aは炭化水素。Bは高級脂肪酸。Cは高級アルコール(セタノール、ステアリルアルコール)やステロール(コレステロール)。Dはロウや油脂系が中心です。
この問題の解説ページを開く →正解:B.ミツロウ
ロウ(ワックス)は高級脂肪酸と高級アルコールのエステルを主成分とし、代表例にミツロウがあります。トリエチルヘキサノインは合成エステル油、ワセリンは炭化水素、ジメチコンはシリコーンです。
この問題の解説ページを開く →正解:B.分子量が大きくなるに従い、水溶液の粘度は高くなる。
ヒアルロン酸Naは分子量が大きくなるに従い水溶液の粘度が高くなります。また、pHによって粘度が変わる場合もあります。
この問題の解説ページを開く →正解:B.塗布した後に徐々に揮発するため、ベタつかずサラッとした感触を与える。
環状シリコーンであるシクロペンタシロキサンは揮発性があり、肌や髪に塗布後に揮発するため、ベタつきを残したくない製品によく使われます。
この問題の解説ページを開く →正解:B.水と油がケンカせずに混ざり合った状態が長続きすること。
仲の悪い水と油の間に界面活性剤が入り込み、直接触れ合わないようにすることで混ざった状態が長続きする現象を「乳化」と呼びます。
この問題の解説ページを開く →正解:A.洗浄力が強く泡立ちがよいため、シャンプーや石ケンなどに使われる。
アニオン界面活性剤は水に溶けるとマイナス(陰イオン)になり、乳化・分散・洗浄に優れ、特に洗浄力が強く泡立ちがよいのが特徴です。
この問題の解説ページを開く →正解:B.カチオン界面活性剤
カチオン(陽イオン)界面活性剤は、マイナスに帯電しやすい毛髪に吸着して帯電防止や柔軟効果を発揮するため、リンスやヘアコンディショナーに使われます。
この問題の解説ページを開く →正解:B.泡立ちが少ないため、食洗機専用洗剤などにも使われる。
非イオン界面活性剤はイオン界面活性剤と比べて泡立ちが少ないという特徴があり、乳化剤のほか、泡立ちを抑えたい食洗機用洗剤などにも使われます。
この問題の解説ページを開く →正解:B.最初に肌に触れるのが水なのでみずみずしく、水で簡単に洗い流せる。
O/W型は外側に水があるため、みずみずしく肌になじみ、水で簡単に洗い流せるのが特徴です。牛乳などがこの例です。
この問題の解説ページを開く →正解:B.外側に油があるため汗で流れにくく、ウォータープルーフの日焼け止めなどに使われる。
W/O型は外側に油があるため汗や水に強く、ウォータープルーフタイプのリキッドファンデーションや日焼け止めに使われます。バターがこの例です。
この問題の解説ページを開く →正解:B.親油基が油汚れを包み込み、親水基が水になじんで汚れをはがし落とす。
界面活性剤の「親油基」が油汚れに向かって包み込むように集まり、外側に向いた「親水基」が水になじむことで汚れを表面からはがし落とします。
この問題の解説ページを開く →正解:D.エステル油
カルボキシ基と水酸基が結合(エステル結合)して合成された油性成分をエステル油と呼び、トリエチルヘキサノインやミリスチン酸イソプロピルなどが該当します。
この問題の解説ページを開く →正解:B.高級脂肪酸のカルボキシ基と高級アルコールの水酸基がエステル結合した構造
ロウ(ワックス)は、高級脂肪酸のカルボキシ基と高級アルコールの水酸基が結合した構造の成分が主成分となっている天然の油性成分です。
この問題の解説ページを開く →正解:C.高級脂肪酸 + 強アルカリ性の成分(水酸化Naなど)
中和法は、高級脂肪酸を強アルカリ性の成分で中和することで、石ケンと水ができる製法です(油脂を使うのはケン化法です)。
この問題の解説ページを開く →正解:C.炭素(C)がいくつもつながっている炭素鎖が「長い」という意味。
高級アルコールなどの「高級」とは値段が高いという意味ではなく、炭素がいくつもつながっている炭素鎖が長いことを意味します。
この問題の解説ページを開く →正解:A.加水分解コラーゲンは分子を小さくしたものを指す
加水分解は分子を小さくする処理で、加水分解コラーゲンは低分子化したコラーゲンを指します。ゼラチンはタンパク質由来です。
この問題の解説ページを開く →正解:B.エキスとともに微量に入ってきたもの
全成分表示でBGが1%以下と思われる位置にある場合は、植物エキスの抽出溶媒として使われたものがエキスとともに入ってきたものと読み解けます。
この問題の解説ページを開く →正解:A.医薬部外品の場合、「水」「精製水」「常水」と表示名称が異なる場合がある。
化粧品における表示名称は「水」ですが、医薬部外品では「水」「精製水」「常水」と表示名称が異なる場合があります。
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