コンクリート技士 ② 骨材

コンクリート体積の大部分を占める骨材を扱う分野です。細骨材と粗骨材の区分、粒度と粗粒率、最大寸法が施工性や単位水量に与える影響が中心になります。密度と吸水率、表面水率と含水状態(絶乾・気乾・表乾・湿潤)の区別は配合計算に直結する重要論点です。あわせて実積率と空隙率、すりへり減量、アルカリシリカ反応性の試験、砕石や再生骨材といった種類ごとの特徴が問われます。

この分野の問題48問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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51骨材がコンクリート容積に占めるおよその割合として正しいものはどれか。

  1. A3割
  2. B5割
  3. C9割
  4. D7割
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正解:D7割

コンクリートに使用される骨材はコンクリート容積のおよそ7割を占める主要な材料です。

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52JIS A 0203における粗骨材の定義として正しいものはどれか。

  1. A5mm網ふるいを質量で85%以上通る骨材
  2. B10mm網ふるいに質量で85%以上とどまる骨材
  3. C5mm網ふるいに質量で85%以上とどまる骨材
  4. D10mm網ふるいを質量で85%以上通る骨材
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正解:C5mm網ふるいに質量で85%以上とどまる骨材

粗骨材は5mm網ふるいに質量で85%以上とどまる骨材と定義されています。

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53細骨材の定義について、正しくないものはどれか。

  1. A10mm網ふるいを全部通る骨材
  2. B5mm網ふるいを質量で85%以上通る骨材
  3. Cおおよそ粒径が5mmより小さい骨材
  4. D5mm網ふるいを全部通る骨材
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正解:D5mm網ふるいを全部通る骨材

細骨材は10mm網ふるいを全部通り、5mm網ふるいを質量で85%以上通る骨材と定義されています。

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54コンクリートにおいて骨材が果たす主な役割として適切なものはどれか。

  1. Aセメントの強度を直接的に高める
  2. B水和反応を促進させる
  3. Cセメントペーストの流動性を抑制する
  4. Dコンクリート全体の乾燥による収縮を低減する
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正解:Dコンクリート全体の乾燥による収縮を低減する

セメントペーストは乾燥収縮が大きい難点があり、骨材にはコンクリート全体としての乾燥収縮を低減しひび割れを抑える役割があります。

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55川砂利と砕石を比較した場合のフレッシュコンクリートへの影響として正しいものはどれか。

  1. A川砂利は角張っているため流動性を低下させる
  2. B砕石は角張っているため流動性や材料分離に対する抵抗性を低下させる
  3. C砕石は丸みを帯びているため材料分離抵抗性を高める
  4. D川砂利は角張っているためセメント量を減らすことができる
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正解:B砕石は角張っているため流動性や材料分離に対する抵抗性を低下させる

砕石は角張った形状で、コンクリートの流動性や材料分離に対する抵抗性を低下させます。

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56海砂を骨材として使用する際、しっかりと洗浄しないと生じる現象はどれか。

  1. Aアルカリシリカ反応
  2. B塩化物イオンによる鋼材の腐食
  3. C有機不純物による硬化不良
  4. D乾燥収縮の増大
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正解:B塩化物イオンによる鋼材の腐食

海砂は塩分を含み、塩化物イオンによって鋼材が腐食して膨張する塩害を生じさせます。

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57溶融スラグ骨材の説明として正しいものはどれか。

  1. A一般廃棄物や下水汚泥、またはそれらの焼却灰を溶融して固化したもの
  2. B溶鉱炉でせん鉄と同時に生成する溶融スラグを冷却したもの
  3. C炉でフェロニッケルと同時に生成する溶融スラグを徐冷したもの
  4. D炉で銅と同時に生成する溶融スラグを水で急冷したもの
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正解:A一般廃棄物や下水汚泥、またはそれらの焼却灰を溶融して固化したもの

溶融スラグ骨材は一般廃棄物や下水汚泥などを溶融して固化したコンクリート用骨材です。

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58人工骨材と特徴の組み合わせで誤っているものはどれか。

  1. A銅スラグ細骨材 - 水で急冷して粒度調整した細骨材
  2. B電気炉酸化スラグ骨材 - 鉄分を除去し粒度調整した骨材
  3. C再生骨材 - 品質によってH、M、Lの区分がある
  4. D高炉スラグ骨材 - フェロニッケルと同時に生成するスラグを冷却した骨材
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正解:D高炉スラグ骨材 - フェロニッケルと同時に生成するスラグを冷却した骨材

高炉スラグ骨材は溶鉱炉でせん鉄と同時に生成する溶融スラグを冷却した骨材です。

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59軽量骨材が用いられるコンクリートの例として最も適当なものはどれか。

  1. A原子力発電所の放射線遮蔽用コンクリート
  2. B屋上のアスファルト防水を保護する保護コンクリート
  3. C鋼材腐食を防止する高耐久コンクリート
  4. D乾燥収縮を極限まで抑えるマスコンクリート
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正解:B屋上のアスファルト防水を保護する保護コンクリート

軽量骨材は質量の軽減に効果があり、屋上の防水を保護する保護コンクリートなどに用いられます。

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60重量骨材を使用する目的として正しいものはどれか。

  1. A放射線が透過しにくくするため
  2. Bコンクリートの質量を軽減するため
  3. Cコンクリートの乾燥収縮を防ぐため
  4. Dアルカリシリカ反応を抑制するため
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正解:A放射線が透過しにくくするため

密度が大きい重量骨材は放射線が透過しにくいため、遮蔽用コンクリートに用いられます。

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61骨材の品質条件として「物理的、化学的に安定である」ことが求められる理由として誤っているものはどれか。

  1. A日常的な高温や低温、湿潤や乾燥により容易に変形しないようにするため
  2. Bセメントのアルカリ分に対して容易に反応しないようにするため
  3. C弾性係数を下げてコンクリートの流動性を高めるため
  4. D外部からの化学物質に対して化学的に不安定な状態を避けるため
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正解:C弾性係数を下げてコンクリートの流動性を高めるため

物理的・化学的安定性は温度や湿度変化への耐久性や化学反応を防ぐためであり、弾性係数低下のためではありません。

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62骨材の弾性係数に関する記述として正しいものはどれか。

  1. A骨材の弾性係数が大きいほど、乾燥による収縮を小さくできる
  2. B弾性係数が大きいほど、骨材は変形しやすい
  3. C骨材の弾性係数が小さいと、乾燥による収縮を小さくできる
  4. D弾性係数と乾燥収縮には相関関係がない
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正解:A骨材の弾性係数が大きいほど、乾燥による収縮を小さくできる

弾性係数が大きい(変形しにくい)骨材を使用すると、コンクリートの乾燥による収縮を小さくできます。

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63骨材の強度とコンクリート強度の関係について正しいものはどれか。

  1. A骨材の強度が低くても、水セメント比が適切ならコンクリート強度は高くなる
  2. Bコンクリート強度は骨材の強度に全く依存しない
  3. C骨材の強度が低いと、コンクリートの強度が骨材の強度で決まることがある
  4. D骨材の強度がコンクリート強度よりも高すぎるとひび割れの原因になる
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正解:C骨材の強度が低いと、コンクリートの強度が骨材の強度で決まることがある

骨材の強度が低いと骨材が最初に壊れるため、コンクリートの強度が骨材の強度で決まってしまいます。

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64粒形が偏平だったり細かったりする骨材を使用した場合の影響として正しいものはどれか。

  1. A材料分離に対する抵抗性が低下する
  2. Bフレッシュコンクリートの流動性が向上する
  3. C実積率が高くなる
  4. Dセメントペーストの量を少なくできる
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正解:A材料分離に対する抵抗性が低下する

偏平や角張った骨材は、コンクリートの流動性や材料分離に対する抵抗性を低下させます。

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65骨材の粒度分布に関する説明で誤っているものはどれか。

  1. A粒度分布が適度でないと材料分離が生じやすくなる
  2. B大小の骨材が適度に分布していると空隙は少なくなる
  3. C同じ大きさの骨材ばかりが詰まった容器は空隙が少なくなる
  4. D骨材粒子間の空隙が少ないとセメントと水の量を減らすことができる
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正解:C同じ大きさの骨材ばかりが詰まった容器は空隙が少なくなる

同じ大きさの骨材ばかりが詰まった容器は空隙が多くなります。大小が混ざり合うことで空隙が少なくなります。

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66陸砂や山砂に含まれる有機不純物が一定量以上含まれた場合の影響はどれか。

  1. A鋼材が腐食して膨張する
  2. B水和反応が正常に行われず凝結を妨げる
  3. Cアルカリシリカ反応を促進させる
  4. D骨材の弾性係数が低下する
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正解:B水和反応が正常に行われず凝結を妨げる

有機不純物を一定量以上含むと、水和反応が正常に行われず凝結を妨げるなど硬化不良を起こします。

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67硬化コンクリートの品質を著しく低下させる要因として、骨材に含まれる微細な粒子に該当しないものはどれか。

  1. A高炉スラグ
  2. Bシルト
  3. C粘土
  4. D死石
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正解:A高炉スラグ

粘土やシルトの微細粒子や、軟石や死石などの弱い粒子が一定量以上含まれると品質が低下します。高炉スラグは人工骨材です。

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68骨材の比重に関する説明として正しくないものはどれか。

  1. A物質の密度と水(4℃)の密度の比である
  2. B比重が1より小さければ水に沈む
  3. C質量が同じ水(4℃)と物質を比べたときの重さの比である
  4. D比重が1より大きければ水に沈む
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正解:B比重が1より小さければ水に沈む

比重が1より小さければ水に浮き、1より大きければ沈みます。

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69骨材の含水状態のうち「絶乾状態」の説明として正しいものはどれか。

  1. A105℃の温度で一定の質量になるまで乾燥し、骨材中に水がほとんどない
  2. B表面に水はなく、骨材内部の空隙に一部水を含む
  3. C表面に水はなく、骨材内部の空隙が水で満たされている
  4. D表面に水があり、骨材内部の空隙も水で満たされている
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正解:A105℃の温度で一定の質量になるまで乾燥し、骨材中に水がほとんどない

絶乾状態(絶対乾燥状態)は、105℃で一定の質量になるまで乾燥した状態です。

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70骨材の含水状態のうち「気乾状態」の説明として正しいものはどれか。

  1. A表面に水はなく内部の空隙が水で満たされている
  2. B骨材を空気中で乾燥し、表面に水はなく内部の空隙に一部水を含む
  3. C105℃の温度で一定の質量になるまで乾燥した状態
  4. D表面に水があり内部の空隙も水で満たされている
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正解:B骨材を空気中で乾燥し、表面に水はなく内部の空隙に一部水を含む

気乾状態(空気中乾燥状態)は、表面に水はなく、内部の空隙に一部水を含む状態です。

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71骨材の含水状態について誤っている組み合わせはどれか。

  1. A絶乾状態 - 骨材中に水がほとんどない
  2. B表乾状態 - 表面に水はなく骨材内部が水で満たされている
  3. C湿潤状態 - 表面に水があり骨材内部も水で満たされている
  4. D気乾状態 - 骨材内部の空隙が水で満たされている
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正解:D気乾状態 - 骨材内部の空隙が水で満たされている

気乾状態は骨材内部の空隙に「一部」水を含む状態です。水で満たされているのは表乾状態です。

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72骨材の「吸水量」が指す水分量として正しいものはどれか。

  1. A絶乾状態から気乾状態になるまでに内部に含む水分量
  2. B絶乾状態から表乾状態になるまでに内部に含む水分量
  3. C表乾状態から湿潤状態になるまでに表面に付着する水分量
  4. D絶乾状態から湿潤状態になるまでに全体に含む水分量
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正解:B絶乾状態から表乾状態になるまでに内部に含む水分量

吸水量は、絶乾状態から表乾状態になるまでに骨材内部に含むことのできる水分量です。

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73骨材の「含水量」の構成要素として正しい式はどれか。

  1. A有効吸水量 + 表面水量
  2. B気乾含水量 + 有効吸水量
  3. C気乾含水量 + 表面水量
  4. D吸水量 + 表面水量
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正解:D吸水量 + 表面水量

含水量は、吸水量と表面水量を合わせた水分量(絶乾から湿潤までの全体水分量)です。

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74骨材の「吸水率」を算出するための分母となる値はどれか。

  1. A気乾状態の骨材質量
  2. B表乾状態の骨材質量
  3. C絶乾状態の骨材質量
  4. D湿潤状態の骨材質量
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正解:C絶乾状態の骨材質量

吸水率は絶乾状態の骨材質量に対する吸水量として百分率で表します。

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75骨材の「表面水率」を算出するための分母となる値はどれか。

  1. A表乾状態の骨材質量
  2. B絶乾状態の骨材質量
  3. C湿潤状態の骨材質量
  4. D気乾状態の骨材質量
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正解:A表乾状態の骨材質量

表面水率は表乾状態の骨材質量に対する表面水量として百分率で表します。

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76湿潤状態の骨材質量が510g、表乾状態の骨材質量が500gであった場合、表面水量は何gか。

  1. A500g
  2. B510g
  3. C10g
  4. D1010g
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正解:C10g

表面水量は湿潤状態から表乾状態の質量を差し引いた値(510g - 500g = 10g)です。

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77表乾状態の骨材質量が408g、絶乾状態の骨材質量が400gの場合、吸水率は何%か。

  1. A2.0%
  2. B1.96%
  3. C2.04%
  4. D8.0%
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正解:A2.0%

(408g - 400g) / 400g * 100 = 8 / 400 * 100 = 2.0% です。

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78骨材の「かさ容積」について正しくないものはどれか。

  1. Aある容積の容器に骨材を詰めたときの空隙を含む容積である
  2. B骨材の実容積と骨材間の空隙の容積を加えたものである
  3. C実容積の和である絶対容積とは異なる概念である
  4. D骨材の実容積のみを指す容積である
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正解:D骨材の実容積のみを指す容積である

かさ容積は空隙を含む容積であり、実容積のみを指すのは絶対容積です。

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79コンクリート中で骨材が実際に占める容積(一つ一つの骨材の実容積の和)を何というか。

  1. Aかさ容積
  2. B表面容積
  3. C絶対容積
  4. D見掛け容積
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正解:C絶対容積

コンクリート中で骨材が実際に占める容積は、一つ一つの骨材の実容積の和である絶対容積です。

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80実積率に関する説明として誤っているものはどれか。

  1. A単位のかさ容積中の骨材の実容積の割合である
  2. B角張った骨材や偏平な骨材は実積率が高くなる
  3. C容器に満たした骨材の絶対容積の、その容器の容積に対する百分率である
  4. Dどれくらいすき間なく詰めることができるかを表す
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正解:B角張った骨材や偏平な骨材は実積率が高くなる

角張った骨材や偏平な骨材などの粒形のよくない骨材は、実積率が低くなります。

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81粗粒率についての説明として最も適切なものはどれか。

  1. A粒径の小さい骨材が多いほど値が大きくなる
  2. B骨材の密度を表す指標であり実積率と比例する
  3. C全てが通るふるいのうち最小寸法の呼び寸法で表される
  4. D粒度を表す指標でありふるいの通りにくさともいえる
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正解:D粒度を表す指標でありふるいの通りにくさともいえる

粗粒率は粒度を表す指標で、ふるいの通りにくさ(大きい骨材が多いほど値が大きくなる)を示します。

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82粗粒率が大きい骨材の特徴として正しいものはどれか。

  1. A粒径の小さい骨材が多い
  2. B粒形が角張っている
  3. C粒形が球形に近い
  4. D粒径の大きい骨材が多い
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正解:D粒径の大きい骨材が多い

粗粒率はふるいの通りにくさともいえ、粒径の大きい骨材が多いほど値が大きくなります。

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83粗粒率の算出において、各ふるいにとどまる質量分率の合計に加算されないふるいの呼び寸法はどれか。

  1. A40mm
  2. B10mm
  3. C25mm
  4. D2.5mm
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正解:C25mm

粗粒率の算出には、80、40、20、10、5、2.5、1.2、0.6、0.3、0.15mmの10個のふるいが用いられ、25mmは含みません。

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84骨材の最大寸法の定義として正しいものはどれか。

  1. A質量で90%以上が通るふるいのうち最小寸法のふるいの呼び寸法
  2. B質量で85%以上が通るふるいのうち最小寸法のふるいの呼び寸法
  3. C質量で90%以上が通るふるいのうち最大寸法のふるいの呼び寸法
  4. D全てが通るふるいのうち最小寸法のふるいの呼び寸法
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正解:A質量で90%以上が通るふるいのうち最小寸法のふるいの呼び寸法

骨材の最大寸法は、そのほとんど全部(質量で90%以上)が通るふるいのうち最小寸法のふるいの呼び寸法とします。

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85ある粗骨材のふるい分け試験で、25mmふるいにとどまる質量分率が4%、20mmふるいにとどまる質量分率が30%であった。この骨材の最大寸法はどれか。

  1. A25mm
  2. B30mm
  3. C20mm
  4. D15mm
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正解:A25mm

25mmふるいにとどまる質量分率が4%(通る質量分率96%)なので、90%以上が通る最小の呼び寸法は25mmです。

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86細骨材の粗粒率を算出する際、ふるいを通る質量の分率が与えられている場合、どのように計算すべきか。

  1. Aふるいを通る質量分率をそのまま合計して100で割る
  2. Bふるいを通る質量分率の平均値を求める
  3. C100から各ふるいを通る質量分率を引いた値のうち最大のものを選ぶ
  4. D100から各ふるいを通る質量分率を引いた値を合計して100で割る
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正解:D100から各ふるいを通る質量分率を引いた値を合計して100で割る

粗粒率はふるいにとどまる質量分率から求めるため、100%から通る質量分率を差し引いた値を合計して100で割ります。

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87JIS A 1102(骨材のふるい分け試験方法)の目的として誤っているものはどれか。

  1. A骨材の粒度分布を求める
  2. B細骨材の有機不純物量を求める
  3. Cコンクリートに使用する骨材として適当かどうか判定する
  4. D細骨材の粗粒率や粗骨材の最大寸法を求める
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正解:B細骨材の有機不純物量を求める

細骨材の有機不純物量は JIS A 1105 で試験されます。JIS A 1102 は粒度分布や粗粒率、最大寸法を求める試験です。

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88JIS A 1103(骨材の微粒分量試験方法)において、微粒分として測定される粒子が通過するふるいの目開きはどれか。

  1. A75μm
  2. B0.15mm
  3. C5mm
  4. D1.2mm
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正解:A75μm

骨材に含まれる公称目開き75μm(0.075mm)ふるいを通過する微粒分の絶乾質量を測定します。

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89JIS A 1104(骨材の単位容積質量および実積率試験方法)に用いる試料の状態として、原則として規定されているのはどれか。

  1. A湿潤状態
  2. B表乾状態
  3. C絶乾状態
  4. D気乾状態
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正解:C絶乾状態

骨材は水分を吸収すると重量が増えるため、試験に用いる試料は完全に乾燥させた絶乾状態とすることが規定されています。

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90粗骨材の単位容積質量および実積率試験において、特例として許容されている試料の状態はどれか。

  1. A湿潤状態
  2. B表乾状態
  3. C気乾状態
  4. D飽和状態
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正解:C気乾状態

JIS A 1104 において、粗骨材の場合は気乾状態でもよいとされています。

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91JIS A 1105(細骨材の有機不純物試験方法)で用いる試料の含水状態として規定されているものはどれか。

  1. A絶乾状態
  2. B気乾状態
  3. C表乾状態
  4. D湿潤状態
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正解:B気乾状態

細骨材の有機不純物試験では、空気中で乾燥させた状態(気乾状態)の試料を用います。

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92細骨材の有機不純物試験方法において、試料に加える溶液はどれか。

  1. A3%水酸化カルシウム溶液
  2. B3%水酸化ナトリウム溶液
  3. C3%硫酸ナトリウム溶液
  4. D3%塩化ナトリウム溶液
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正解:B3%水酸化ナトリウム溶液

気乾状態の試料に3%に調整した水酸化ナトリウム溶液を加えてよくふり混ぜ、24時間以上静置します。

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93JIS A 1122(硫酸ナトリウムによる骨材の安定性試験方法)によって評価する骨材の性能はどれか。

  1. A耐火性
  2. B耐摩耗性
  3. C耐塩害性
  4. D耐凍害性
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正解:D耐凍害性

硫酸ナトリウムの結晶圧を与えることで凍結時の膨張圧を再現し、骨材の耐凍害性を評価します。

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94骨材の安定性試験において、損失質量分率が大きい骨材を使用したコンクリートの特徴として正しいものはどれか。

  1. A耐凍害性が低下する
  2. B乾燥収縮が小さくなる
  3. C強度が向上する
  4. D流動性が低下する
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正解:A耐凍害性が低下する

損失質量分率が大きい骨材ほど耐凍害性が低く、その骨材を使用したコンクリートの耐凍害性も低下します。

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95ポップアウト現象の説明として正しいものはどれか。

  1. A鉄筋が錆びてコンクリート表面に赤錆が浮き出る現象
  2. Bコンクリート表面に白い粉が析出する現象
  3. Cコンクリート内部の膨張圧によって表面が部分的にはがれる現象
  4. Dコンクリートが急速に乾燥して細かいひび割れが生じる現象
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正解:Cコンクリート内部の膨張圧によって表面が部分的にはがれる現象

ポップアウトは、コンクリート内部の膨張圧によって表面が部分的にはがれる現象です。

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96JIS A 1145(骨材のアルカリシリカ反応性試験方法)における化学法で判定に用いる比較対象はどれか。

  1. A溶出したカルシウム量と水和熱
  2. B発生した炭酸ガス量と水分量
  3. C消費された水酸化ナトリウム量と溶出したシリカ量
  4. D損失質量分率と弾性係数
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正解:C消費された水酸化ナトリウム量と溶出したシリカ量

反応によって消費された水酸化ナトリウム量と溶出したシリカ量を比較して判定します。

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97モルタルバー法(JIS A 1146)によるアルカリシリカ反応性試験では、何を測定して判定するか。

  1. Aモルタルバーの圧縮強度
  2. Bモルタルバーの長さ変化
  3. Cモルタルバーの質量変化
  4. Dモルタルバーの吸水率
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正解:Bモルタルバーの長さ変化

実際にモルタルの供試体(モルタルバー)を作成して、その長さ変化を測定することによって判定します。

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98次のうち、アルカリシリカ反応によって生成される物質の特徴として正しいものはどれか。

  1. A収縮性物質であり空隙を増やす
  2. B防水性物質でありコンクリートの耐久性を向上させる
  3. C接着性物質であり骨材とセメントの付着力を高める
  4. D膨張性物質であり有害なひび割れを発生させる可能性がある
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正解:D膨張性物質であり有害なひび割れを発生させる可能性がある

反応性骨材が生成する膨張性物質によって、コンクリートに有害なひび割れを発生させる可能性があります。

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