証券外務員二種 ⑤ 金融商品取引法ほか

証券業務を規律する金融商品取引法などのルールを学ぶ、収録数が最も多い分野です。有価証券の定義(第一項・第二項)、金融商品取引業の種類と登録・最低資本金、外務員登録と登録拒否要件、行為規制(適合性の原則・断定的判断の提供の禁止・損失補塡の禁止など)、インサイダー取引や相場操縦といった不公正取引の禁止が頻出です。禁止行為と例外、登録・届出の区別が問われやすいので、「何が禁止で何が義務か」を条文の趣旨とあわせて整理しましょう。全43問収録しています。

この分野の問題43問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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161金融商品取引法上の有価証券に該当しないものはどれか。

  1. A貸付信託の受益証券
  2. Bカバード・ワラント
  3. C抵当証券
  4. D国内CD(譲渡性預金証書)
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正解:D国内CD(譲渡性預金証書)

小切手、個人の発行する約束手形及び国内CDは金融商品取引法上の有価証券ではありません。(国内CDは預金です)。

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162金融商品取引法上の有価証券のうち、第二項有価証券に分類されるものはどれか。

  1. A国債証券
  2. B資産流動化法に規定する特定社債券
  3. C集団投資スキーム持分(ファンド持分等のみなし有価証券)
  4. D株券または新株予約権証券
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正解:C集団投資スキーム持分(ファンド持分等のみなし有価証券)

国債証券・特定社債券・株券等は第一項有価証券、集団投資スキーム持分(みなし有価証券)は第二項有価証券に区分されます。

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163金融商品取引業者が私設取引システム(PTS)運営業務を行う場合、原則として内閣総理大臣のどのような手続きが必要か。

  1. A登録
  2. B届出
  3. C認可
  4. D承認
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正解:C認可

私設取引システム(PTS)運営業務を金融商品取引業者が行う場合には、原則として内閣総理大臣の認可が必要となります。

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164第一種金融商品取引業を行うための最低資本金の額として正しいものはどれか。

  1. A500万円
  2. B5,000万円
  3. C1,000万円
  4. D1億円
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正解:B5,000万円

第一種金融商品取引業および投資運用業の最低資本金は5,000万円と定められています。

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165内閣総理大臣が外務員の登録を拒否しなければならない要件として正しいものはどれか。

  1. A監督上の処分により外務員の登録を取り消され、その取消しの日から3年を経過しない者
  2. B監督上の処分により外務員の登録を取り消され、その取消しの日から7年を経過しない者
  3. C監督上の処分により外務員の登録を取り消され、その取消しの日から5年を経過しない者
  4. D監督上の処分により外務員の登録を取り消され、その取消しの日から10年を経過しない者
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正解:C監督上の処分により外務員の登録を取り消され、その取消しの日から5年を経過しない者

監督上の処分により外務員の登録を取り消され、その取消しの日から5年を経過しない者は登録を拒否されます。

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166外務員の法的地位に関する説明として、正しいものはどれか。

  1. A外務員の行為の効果は、金融商品取引業者等には直接帰属しない。
  2. B外務員が社内ルールの制限を超えた権限外の行為を行い、顧客がその制限を知っていた(悪意であった)場合、金融商品取引業者等は責任を負わない。
  3. C金融商品取引業者等は、外務員が金商法に違反する悪質な行為を行った場合、代理権の範囲外であることを理由に監督責任を免れることができる。
  4. D外務員は、所属する金融商品取引業者等に代わって、裁判上の行為を行う権限を有するものとみなされる。
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正解:B外務員が社内ルールの制限を超えた権限外の行為を行い、顧客がその制限を知っていた(悪意であった)場合、金融商品取引業者等は責任を負わない。

顧客が悪意(事情を知っていた)である場合、金融商品取引業者等は責任を負いません。外務員は一切の「裁判外」の行為を行う権限を有します。

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167金融商品取引業者等が広告等を行う場合、表示しなければならない事項として定められていないものはどれか。

  1. A金融商品取引業者等の商号、名称または氏名
  2. B代表者の氏名及び経歴
  3. C手数料等に関する事項
  4. D金融商品取引業者等である旨及び登録番号
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正解:B代表者の氏名及び経歴

広告等の表示事項に、代表者の氏名及び経歴は含まれていません。商号、登録番号、手数料等、リスク情報などを表示する必要があります。

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168契約締結前交付書面にクーリング・オフの規定の適用の有無について記載する際、義務付けられている文字の大きさはどれか。

  1. A8ポイント以上の大きさ
  2. B10ポイント以上の大きさ
  3. C12ポイント以上の大きさ
  4. D14ポイント以上の大きさ
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正解:C12ポイント以上の大きさ

枠の中に12ポイント以上の大きさの文字・数字を用いて明瞭・正確に記載することが義務付けられています。

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169金融商品取引業者等が、有価証券の売買に関する注文を受けたとき、あらかじめ顧客に対し自らが相手方となって売買を成立させるか、媒介・取次ぎ・代理して行うかを明らかにしなければならない義務を何というか。

  1. A最良執行義務
  2. B適合性原則の遵守義務
  3. C分別管理義務
  4. D取引態様の事前明示義務
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正解:D取引態様の事前明示義務

自らが相手方となるか(仕切注文)、媒介等して行うか(委託注文)の別を明らかにする義務を「取引態様の事前明示義務」といいます。

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170損失補填等の禁止に関する記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. A顧客から要求して金融商品取引業者等に損失補填を約束させた場合、顧客も処罰の対象となる。
  2. B業務上のミスなどの事故に起因する損失を補填する場合であっても、内閣総理大臣の確認の有無にかかわらず損失補填の禁止に該当し処罰される。
  3. C金融商品取引業者等が第三者を通じて損失補填を行うことも禁止されている。
  4. Dあらかじめ定めた額の利益が生じなかった場合に、これを補足するために財産上の利益を提供する旨を約束する行為も禁止されている。
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正解:B業務上のミスなどの事故に起因する損失を補填する場合であっても、内閣総理大臣の確認の有無にかかわらず損失補填の禁止に該当し処罰される。

その補填が事故に起因するものであり内閣総理大臣から確認を受けている場合等は、事故処理として扱われるため損失補填には該当しません。

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171特定投資家との間の取引において、適用除外とされない(適用される)行為規制はどれか。

  1. A断定的判断の提供等の禁止
  2. B最良執行方針等に係る書面交付義務
  3. C契約締結前の書面交付義務
  4. D不招請勧誘の禁止
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正解:A断定的判断の提供等の禁止

損失補填の禁止や断定的判断の提供等の禁止といった市場の公正確保を目的とする行為規制は、特定投資家に対しても適用除外とされません。

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172断定的判断の提供による勧誘に関する記述として、正しいものはどれか。

  1. A断定的判断の提供による勧誘は禁止されており、結果の如何にかかわらず、断定的な表現を使って勧誘すること自体が違法行為となる。
  2. B断定的判断を提供して勧誘を行った結果、予測が的中して顧客の利益につながった場合は、違法性が阻却される。
  3. C「必ず」や「きっと」といった言葉を使わなければ、断定的判断の提供とはみなされない。
  4. D株式等の有価証券取引にのみ適用され、デリバティブ取引等には適用されない。
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正解:A断定的判断の提供による勧誘は禁止されており、結果の如何にかかわらず、断定的な表現を使って勧誘すること自体が違法行為となる。

断定的判断を提供して勧誘すること自体が違法であり、結果が的中し利益につながったとしても違法性はなくなりません。

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173金融商品取引業者等が、顧客から有価証券の委託売買の注文を受け、それを成立させる前に、自己の計算で同一銘柄を顧客と同等以上の有利な価格で売買する行為を何というか。

  1. Aフロントランニング
  2. B仮装取引
  3. Cスキャルピング
  4. D馴合取引
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正解:Aフロントランニング

顧客の注文の前(front)を走っているとの意味で、フロントランニングといわれ、禁止されています。

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174金融商品取引業者が、顧客の同意を得ずに、顧客の計算で有価証券の売買を行うことを何というか。

  1. A仮名取引
  2. B無断売買
  3. C過当取引
  4. Dフロントランニング
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正解:B無断売買

顧客の同意を得ずに顧客の計算で売買する行為を無断売買といい、金商法で禁止されています。

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175投資運用業において、特定の金融商品等の価格変動を利用して、自己または第三者の利益を図る目的で正当な根拠を有しない取引を行うことを内容とした運用を指す用語はどれか。

  1. A自己取引
  2. B運用財産相互間取引
  3. Cスカルピング行為
  4. Dフロントランニング
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正解:Cスカルピング行為

自己または権利者以外の第三者の利益を図る目的をもって正当な根拠を有しない取引を行う運用はスカルピング行為とよばれ、禁止されています。

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176投資者保護基金が、破綻した金融商品取引業者の一般顧客に対して行う補償の限度額はいくらか。

  1. A1,000万円
  2. B500万円
  3. C1,500万円
  4. D2,000万円
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正解:A1,000万円

投資者保護基金は、一般顧客の請求に基づき、1,000万円を限度として補償の支払いを行います。

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177投資者保護基金による補償の対象に含まれないものはどれか。

  1. A適格機関投資家など一般顧客に該当しない者の債権
  2. B顧客が証券会社に預託した上場株券
  3. C顧客が証券会社に預託した国債等の債券
  4. D顧客が買い付けた投資信託の受益権
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正解:A適格機関投資家など一般顧客に該当しない者の債権

投資者保護基金が補償するのは一般顧客の資産であり、適格機関投資家等のプロの顧客は補償対象外です(一般顧客1人あたり1,000万円が限度)。

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178金融商品取引所を株式会社として設立する場合、公共性確保のため定められている資本の最低額はいくらか。

  1. A1億円
  2. B10億円
  3. C5億円
  4. D50億円
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正解:B10億円

金融商品取引所を株式会社として設立する場合、資本の最低額は10億円と定められています。

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179自己が行う有価証券の売付けと同時期に、同価格で他人が買付けを行うことをあらかじめ通謀して行う取引を何というか。

  1. A見せ玉
  2. B仮装取引
  3. C馴合取引
  4. D空売り
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正解:C馴合取引

同時期・同価格で他人が反対の売買を行うことをあらかじめ通謀して行う取引を「馴合取引」といいます。

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180内部者取引規制の対象となる「会社関係者」に含まれない者はどれか。ただし、情報を受領した者(第一次情報受領者)としての条件は考慮しないものとする。

  1. Aその上場会社の親会社・子会社の役員等
  2. Bその上場会社に対して許認可権や立入検査権を有する者
  3. Cその上場会社と契約を締結している取引銀行や公認会計士
  4. D会社関係者ではなくなってから3年が経過した元役員
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正解:D会社関係者ではなくなってから3年が経過した元役員

以前会社関係者であり、会社関係者でなくなってから「1年以内」の者は規制対象ですが、3年経過した者は単独では会社関係者に該当しません。

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181内部者取引規制における「重要事実の公表」と認められる要件として正しいものはどれか。

  1. A重要事実が2つ以上の報道機関に対して公開され、かつ、公開したときから12時間以上経過した場合
  2. B重要事実が1つの報道機関に対して公開され、かつ、公開したときから12時間以上経過した場合
  3. C重要事実が2つ以上の報道機関に対して公開され、かつ、公開したときから24時間以上経過した場合
  4. D重要事実が適時開示情報伝達システム(TDnet)へ掲載され、かつ、掲載したときから12時間以上経過した場合
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正解:A重要事実が2つ以上の報道機関に対して公開され、かつ、公開したときから12時間以上経過した場合

2つ以上の報道機関に対して公開され、12時間以上経過した場合、公表されたと認められます。なお、TDnetへの掲載の場合は12時間ルールは適用されず直ちに公表となります。

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182上場会社等の役員や主要株主が自社株等を買付け後何箇月以内に売付けをして利益を得た場合、会社はその利益の提供を請求できるか。

  1. A1か月以内
  2. B6か月以内
  3. C3か月以内
  4. D12か月以内
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正解:B6か月以内

買付けをした後6か月以内に売付けをして利益を得たときは、上場会社等はその者に対し利益の提供を請求できます。

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183有価証券の募集または売出しに際し、発行会社による有価証券届出書を内閣総理大臣が受理した場合、原則として何日を経過した日にその効力が発生するか。

  1. A5日
  2. B7日
  3. C15日
  4. D10日
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正解:C15日

届出を内閣総理大臣が受理すると、原則として、その日から15日を経過した日にその効力が発生します。

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184有価証券の販売時に、目論見書の交付が例外として免除されるケースはどれか。

  1. A投資経験が1年未満の一般投資家に販売する場合
  2. B過去に別の銘柄の有価証券を購入したことがある顧客に販売する場合
  3. C金融商品取引業者の従業員に販売する場合
  4. D適格機関投資家に取得させ、または売り付ける場合
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正解:D適格機関投資家に取得させ、または売り付ける場合

適格機関投資家に取得させ、または売り付ける場合は、例外として目論見書を交付しなくてよいとされています。

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185有価証券報告書の提出義務に関する記述として、正しいものはどれか。

  1. A有価証券報告書は、事業年度ごとにその事業年度経過後1か月以内に内閣総理大臣に提出されなければならない。
  2. B資本金が3億円以上で株主数が500人以上の非上場会社は、すべて有価証券報告書の提出義務を負う。
  3. C有価証券報告書に記載される財務諸表は、自社の監査役の監査を受けていれば公認会計士の監査証明は不要である。
  4. D有価証券報告書は、事業年度ごとにその事業年度経過後3か月以内に内閣総理大臣に提出されなければならない。
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正解:D有価証券報告書は、事業年度ごとにその事業年度経過後3か月以内に内閣総理大臣に提出されなければならない。

有価証券報告書は事業年度経過後3か月以内に提出が必要です。財務諸表は監査法人の監査証明が必要であり、非上場会社は資本金5億円以上等の要件があります。

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186株券等の大量保有報告書(5%ルール)の提出期限は、大量保有者となった日から何日以内か。

  1. A3日以内
  2. B7日以内
  3. C5日以内
  4. D14日以内
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正解:C5日以内

大量保有者となった日から5日以内に大量保有報告書を内閣総理大臣に提出する必要があります。

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187大量保有報告書を提出すべき者が、その後株券等保有割合が何パーセント以上増減した場合に変更報告書を提出しなければならないか。

  1. A1%以上
  2. B0.5%以上
  3. C2%以上
  4. D3%以上
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正解:A1%以上

株券等保有割合が1%以上増減した場合等には、その日から5日以内に変更報告書を提出しなければなりません。

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188金融サービス提供法における重要事項の説明義務違反に基づく損害賠償責任の特徴として、正しいものはどれか。

  1. A故意または過失がある場合にのみ責任を負う(過失責任)。
  2. B故意または過失の有無を問わず責任を負う(無過失責任)。
  3. C損害額の立証責任は顧客側にある。
  4. D因果関係の立証責任は顧客側にある。
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正解:B故意または過失の有無を問わず責任を負う(無過失責任)。

金融サービス提供法では、重要事項の説明を行わなかった場合、故意または過失の有無を問わず責任を負う「無過失責任」を定めており、立証責任も業者側に転換されています。

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189消費者契約法において、事業者が消費者に対して事実と異なることを告げ、消費者がそれを事実であると誤認して契約の申込みをした場合、消費者はどうすることができるか。

  1. A契約の無効を主張できるが、取消しはできない。
  2. B契約金額の半額の返還のみを請求できる。
  3. C契約の取消しを行うことができる。
  4. D消費者庁に対して罰則の適用を求めることしかできない。
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正解:C契約の取消しを行うことができる。

重要事項の不実告知により誤認した場合、消費者は消費者契約法に基づき契約の取消しを行うことができます。

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190消費者契約法に基づく取消権は、原則として追認することができる時から何年間行使しない場合に消滅するか。

  1. A6か月間
  2. B5年間
  3. C3年間
  4. D1年間
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正解:D1年間

取消権は、追認することができる時から1年間行使しない場合、または消費者契約の締結時から5年を経過した場合に消滅します。

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191犯罪収益移転防止法において、個人の取引時確認に用いられる有効期限のない本人確認書類は、提示を受ける日の前何箇月以内に作成されたものでなければならないか。

  1. A1か月以内
  2. B3か月以内
  3. C12か月以内
  4. D6か月以内
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正解:D6か月以内

有効期限のない証明書については、提示または送付を受ける日の前6か月以内に作成されたものに限られます。

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192次のうち、個人情報保護法における「要配慮個人情報」に該当しないものはどれか。

  1. A人種
  2. B本籍地の都道府県(門地を含まない単なる出身地情報としての都道府県名)
  3. C犯罪の経歴
  4. D病歴
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正解:B本籍地の都道府県(門地を含まない単なる出身地情報としての都道府県名)

要配慮個人情報には、人種、信条、社会的身分、病歴、犯罪の経歴などが含まれます。

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193「特定の個人を識別することができないように個人情報を加工して得られる個人に関する情報であって、当該個人情報を復元することができないようにしたもの」を何というか。

  1. A個人データ
  2. B匿名加工情報
  3. C仮名加工情報
  4. D要配慮個人情報
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正解:B匿名加工情報

特定の個人を識別できないように加工し、復元できないようにした情報を「匿名加工情報」といいます。

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194第一種金融商品取引業者が、内閣総理大臣への届出や承認なしに行うことのできる「付随業務」に該当しないものはどれか。

  1. A信用取引に付随する金銭の貸付け
  2. B累積投資契約の締結
  3. C投資助言業務
  4. D有価証券に関する顧客の代理
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正解:C投資助言業務

投資助言業務は投資助言・代理業に分類される金融商品取引業そのものであり、付随業務ではありません。

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195MRFのキャッシング業務における貸付期間として正しいものはどれか。

  1. A貸付けが行われた日の翌営業日までの間
  2. B解約請求日から3営業日後まで
  3. C貸付けが行われた日から1週間以内
  4. D貸付けが行われた日から1か月以内
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正解:A貸付けが行われた日の翌営業日までの間

MRFの解約代金相当額を貸し付けるキャッシング業務の貸付期間は、「貸付けが行われた日の翌営業日までの間」です。

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196株式累積投資契約において、金融商品取引業者が顧客との間で取り交わす1顧客の1銘柄に係る買付金額の上限として正しいものはどれか。

  1. A200万円未満
  2. B100万円未満
  3. C500万円未満
  4. D1,000万円未満
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正解:A200万円未満

株式累積投資契約のうち、1顧客の1銘柄に係る買付金額は、200万円未満にしなければならないと定められています。

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197株式累積投資による買付けがインサイダー取引規制の適用除外となるための要件として、誤っているものはどれか。

  1. A一定の計画に従っていること。
  2. B各顧客の1銘柄に対する払込金の合計額が1か月当たり200万円に満たないこと。
  3. C個別の投資判断に基づくものであること。
  4. D継続的に行われること。
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正解:C個別の投資判断に基づくものであること。

適用除外となるためには、「個別の投資判断に基づくものではないこと」が要件となります。

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198金融商品仲介業者が顧客に与えた損害の賠償責任は、原則として誰が負うか。

  1. A金融商品仲介業者自身のみが負う
  2. B所属金融商品取引業者等が負う
  3. C顧客の自己責任であり、誰も負わない
  4. D内閣総理大臣が補償する
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正解:B所属金融商品取引業者等が負う

金融商品仲介業者の所属金融商品取引業者等は、原則として、金融商品仲介業者が顧客に与えた損害の賠償責任を負います。

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199第一項有価証券の「売出し」とは、すでに発行された有価証券の売付けの申込み等の勧誘のうち、多数の者を相手方として行う場合をいうが、この「多数の者」とは何名以上を指すか。

  1. A10名以上
  2. B500名以上
  3. C100名以上
  4. D50名以上
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正解:D50名以上

第一項有価証券の売出しにおいては、多数の者(50名以上)を相手方として行う場合をいいます。第二項有価証券の場合は500名以上です。

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200証券金融会社の主たる業務のうち、金融商品取引業者に対し国債等の公社債を担保に一時的に必要とする資金を貸し付ける業務を何というか。

  1. A公社債貸付け
  2. B貸借取引貸付け
  3. C一般貸付け
  4. D債券貸借の仲介
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正解:A公社債貸付け

公社債を担保に公社債の売買等のため一時的に必要とする資金を貸し付けることを「公社債貸付け」といいます。

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201金融商品取引業者が、顧客の有価証券売買の注文について最も有利な条件で執行するために定める方針を何というか。

  1. A分別管理方針
  2. B適合性方針
  3. C勧誘方針
  4. D最良執行方針
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正解:D最良執行方針

顧客の注文を最良の条件で執行するための方針を最良執行方針といい、あらかじめ定めて書面交付等を行います。

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202犯罪収益移転防止法において、取引時確認を行った場合、確認記録を作成し何年間保存する必要があるか。

  1. A3年間
  2. B5年間
  3. C10年間
  4. D7年間
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正解:D7年間

確認記録は、所定の取引終了日から7年間保存する必要があります。

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203個人データに関する義務において、個人情報取扱事業者が本人の同意を得ずに第三者に個人データを提供できるケースとして、誤っているものはどれか。

  1. Aグループ企業内でマーケティング目的で自由に共有する場合
  2. B人の生命、身体または財産の保護のために必要がある場合
  3. C法令等に基づく場合
  4. D個人データの取扱いを利用目的の達成に必要な範囲内で委託する場合
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正解:Aグループ企業内でマーケティング目的で自由に共有する場合

委託や合併等は第三者提供の制限が適用されませんが、単にグループ企業内という理由だけで無条件に提供することはできず、共同利用の手続き等が必要です。

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