福祉住環境コーディネーター3級 ⑤ 福祉用具

杖・歩行器・車いすをはじめとする福祉用具を学ぶ、本検定で最も収録数の多い分野です。福祉用具法やISOの分類、T字杖・多脚杖・ロフストランドクラッチ・シルバーカーの特徴と適応、杖の適切な高さ、車いすの各部名称と構造、介護保険の貸与種目と特定福祉用具購入費の仕組みが頻出です。用具ごとの目的・適応・使用上の留意点をセットで押さえるのが効率的です。44問収録。

この分野の問題44問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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1571993年に制定された福祉用具法の正式名称に「福祉用具の研究開発及び普及の促進」が含まれているが、制定された西暦は何年か。

  1. A1993年
  2. B1985年
  3. C2000年
  4. D2015年
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正解:A1993年

福祉用具法は1993(平成5)年に制定されました。

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158国際標準化機構(ISO)による国際福祉用具分類における福祉用具の解釈として正しいものはどれか。

  1. A障害者専用の特製品のみを指し、汎用製品は含まれない
  2. B生活機能の改善に有用であれば一般の汎用製品も含めて広く福祉用具とする
  3. C介護保険で給付される19種目の用具のみを指す
  4. D手術などの治療に用いられる医療機器に限定される
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正解:B生活機能の改善に有用であれば一般の汎用製品も含めて広く福祉用具とする

ISOの分類では、生活機能の改善に有用であれば共用品や汎用製品も福祉用具に含まれます。

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159福祉用具の機能や目的による分類(介護機器と自立機器)の組み合わせとして適切なものはどれか。

  1. A電動車いすはすべて介護機器に分類される
  2. B歩行器は介護機器、つえは自立機器である
  3. C介助式車いすは介護機器、自走式車いすは自立機器である
  4. D介助式車いすは自立機器、自走式車いすは介護機器である
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正解:C介助式車いすは介護機器、自走式車いすは自立機器である

介助式車いすは介護機器、自分で操作する自走式車いすは自立機器に分類されます。

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160福祉用具の利用に際し、過度に頼りすぎることで発生するリスクとしてテキストが挙げているものはどれか。

  1. A福祉用具への依存は認知症を完全に予防する
  2. B福祉用具を使用しないことで発生する関節の拘縮のことである
  3. C用具の誤用による視力低下を引き起こす
  4. D生活不活発病(廃用症候群)を招く場合がある
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正解:D生活不活発病(廃用症候群)を招く場合がある

福祉用具に頼りすぎると、心身を使用しないことで機能が低下する廃用症候群を招く恐れがあります。

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161介護保険制度における、特定福祉用具購入費の同一年内の支給限度基準額はいくらか。

  1. A10万円
  2. B5万円
  3. C15万円
  4. D20万円
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正解:A10万円

特定福祉用具の購入費支給限度基準額は、同一年内で10万円と定められています。

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162介護保険の給付対象となる福祉用具のうち、「貸与(レンタル)」の対象となる品目はどれか。

  1. Aポータブルトイレ
  2. B歩行器
  3. C入浴用いす
  4. D移動用リフトの吊り具
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正解:B歩行器

歩行器は貸与品目です。入浴・排泄関連などの特定福祉用具は購入品目となります(令和6年度改定で固定用スロープ・歩行器〔歩行車除く〕・単点杖や多点杖の一部は貸与と販売の選択制対象)。

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163つえの素材として、軽量化を図るために主に使われているものはどれか。

  1. Aチタン合金
  2. Bスチール
  3. Cアルミニウム合金
  4. D特殊樹脂
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正解:Cアルミニウム合金

つえの素材は、軽量化を図るために主にアルミニウム合金が多く使われています。

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164T字型つえの特徴および適応として最も適切なものはどれか。

  1. A下肢の骨折で前腕を支持する必要がある人が使用する
  2. B歩行の安定性が著しく低下し体重を完全にかける人が使用する
  3. C握力がないため体を包み込んで支持する人が使用する
  4. D体重をかけやすく脳血管性障害による片麻痺などの人が使用する
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正解:D体重をかけやすく脳血管性障害による片麻痺などの人が使用する

T字型つえは体重をかけやすく、主に脳血管性障害による下肢の機能低下や片麻痺の人が使用します。

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165多脚つえ(多点つえ)の使用上の留意点として正しいものはどれか。

  1. A接地面が平らでないと安定しないため使用場所を選ぶ必要がある
  2. B砂利道などの未整地での使用に最も適している
  3. C軽量化のためキャスタが標準装備されている
  4. D振り子の原理で交互に進むため片麻痺には適さない
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正解:A接地面が平らでないと安定しないため使用場所を選ぶ必要がある

多脚つえは支持面積が広く安定しますが、平らな接地面でないと安定しないため場所を選びます。

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166ロフストランド・クラッチ(前腕固定型つえ)の構造的な特徴はどれか。

  1. A3から5脚に分かれており支持面積が広い
  2. B握り上部に前腕を支持するカフがあり握力の弱さをカバーできる
  3. C座面が付いており疲れた時に休むことができる
  4. Dフレームが斜めに変形し左右交互に前方に押し出しながら進む
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正解:B握り上部に前腕を支持するカフがあり握力の弱さをカバーできる

ロフストランド・クラッチは前腕を支持するカフがあり、握力の弱さをカバーできます。

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167利用者の身体に合わせた「つえの適切な高さ」の目安となる位置はどれか。

  1. A肘を真っ直ぐ伸ばした状態での肘関節の高さ
  2. B肩先から地面までの高さの半分の長さ
  3. C手首の高さあるいは足の付け根(大腿骨大転子)の高さ
  4. D腰骨の一番高い位置(腸骨稜)の高さ
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正解:C手首の高さあるいは足の付け根(大腿骨大転子)の高さ

つえの適切な高さは、手首の高さ、あるいは足の付け根(大腿骨大転子)が目安です。

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168交互型歩行器の特徴として「誤っているもの」はどれか。

  1. A歩行器のフレームが斜めに変形する
  2. B左右交互に前方に押し出しながら進む
  3. Cフレームを持ち上げる必要はない
  4. D片麻痺など半身の身体機能が低下している場合にも適している
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正解:D片麻痺など半身の身体機能が低下している場合にも適している

交互型歩行器は左右交互に押し出しながら進むため、片麻痺など半身の身体機能低下には適しません。

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169シルバーカーの特徴と使用上の留意点として適切なものはどれか。

  1. A体重をかけると前輪が浮いて転倒の恐れがあるため体重保持が必要な人には向かない
  2. B体重保持機能が必要な場合に最も適した用具である
  3. C屋内でのベッドからの立ち上がり補助を主目的とする
  4. D両手でハンドルを操作する重度の障害者用の電動車である
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正解:A体重をかけると前輪が浮いて転倒の恐れがあるため体重保持が必要な人には向かない

シルバーカーは体重をかけると前輪が浮いて転倒の恐れがあるため、体重保持が必要な人には不向きです。

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170車いすの基本構造において、「ティッピングレバー(バー)」はどのような目的に使われるか。

  1. A利用者が自ら操作して車輪にブレーキをかけるために使う
  2. B介助者が足で踏みキャスタを上げて段差を越えるために使う
  3. C背もたれの角度を無段階に調整するために使う
  4. D座面の高さを机の高さに合わせて昇降させるために使う
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正解:B介助者が足で踏みキャスタを上げて段差を越えるために使う

ティッピングレバーは段差を越える際、介助者が足で踏んで前輪(キャスタ)を上げるためのものです。

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171車いすからの移乗をスムーズに行うため、「アームサポート(肘当て)」に施される工夫はどれか。

  1. A後輪駆動を前輪駆動に切り替えるスイッチを内蔵する
  2. Bパンタグラフ式で座面ごと昇降する機能を内蔵する
  3. C移乗しやすいように着脱式や跳ね上げ式のものがある
  4. D悪路を走行する際の衝撃を吸収するサスペンションを付ける
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正解:C移乗しやすいように着脱式や跳ね上げ式のものがある

アームサポート(肘当て)は、着脱式や跳ね上げ式のものを選ぶと移乗がしやすくなります。

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172介助用標準形車いすの特徴として適切なものはどれか。

  1. A利用者自身が駆動輪をハンドリムで操作して自走する
  2. Bバッテリーが搭載されておりモーターで駆動する
  3. Cティルト機構を備え体の角度を変えることができる
  4. D駆動輪が小さく強固さに欠けるため未整地の屋外には適さない
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正解:D駆動輪が小さく強固さに欠けるため未整地の屋外には適さない

介助用標準形車いすは小径で強固さに欠けるため、整地されていない屋外での使用には適しません。

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173標準形電動車いすを操作するために一般的に用いられる部分はどれか。

  1. Aジョイスティックレバー
  2. B足踏みペダル
  3. Cティッピングバー
  4. Dリモコンスイッチ
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正解:Aジョイスティックレバー

標準形電動車いすは、コントロールボックスのジョイスティックレバーで操作を行います。

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174リクライニング式などの座位変換形車いすの使用目的として適切なものはどれか。

  1. A起立性のめまいを誘発するため急性期のみに限定して使用する
  2. B持続して座位を保つことが困難な人などの耐久性を高めるために用いる
  3. C洗体時の立ち座りを補助し入浴動作を安全に行うために用いる
  4. D段差解消のためにキャスタを自動で持ち上げるために用いる
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正解:B持続して座位を保つことが困難な人などの耐久性を高めるために用いる

リクライニング式などの座位変換形車いすは、持続して座位を保てない人の耐久性を高める目的で使われます。

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175車いす利用者の段差解消に用いるスロープが、介護保険の貸与対象となるための条件はどれか。

  1. Aアルミニウム合金製で折りたたみ可能なものに限る
  2. B屋内に常時設置し床に固定されているものに限る
  3. C取り付けに際し工事を伴わないものに限る
  4. D高低差が50cm以上の段差解消に用いられるものに限る
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正解:C取り付けに際し工事を伴わないものに限る

介護保険の貸与対象となるスロープは、取り付けに際し工事を伴わないものに限られます。

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176スロープを導入する際、高低差とスロープの長さの関係についての説明で正しいものはどれか。

  1. A高低差が大きい場合でもスロープの長さは一定である
  2. B勾配を急にすることで車いすでの移動がスムーズになる
  3. C下肢装具を装着している場合は急勾配の方が移動しやすい
  4. D高低差が大きい場所で勾配を緩やかにしようとするとスロープが長くなる
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正解:D高低差が大きい場所で勾配を緩やかにしようとするとスロープが長くなる

高低差が大きい場所でスロープの勾配を緩やかにしようとすると、長いスロープが必要になります。

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177段差解消機の特徴として正しいものはどれか。

  1. A車いすに乗ったまま垂直に昇降し比較的大きな段差を解消する装置である
  2. B階段に固定させたレールにいすを取り付けたものである
  3. Cゴムのキャタピラーで階段を一段ずつ昇降する機器である
  4. D浴槽の縁に設置して出入りを安全に助けるボードである
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正解:A車いすに乗ったまま垂直に昇降し比較的大きな段差を解消する装置である

段差解消機は車いすなどに乗ったまま垂直に昇降し、スロープが設置できない比較的大きな段差に用います。

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178可搬型(自走式)階段昇降機の安全な使用および介護保険での取り扱いに関する記述で正しいものはどれか。

  1. Aエレベーターのある共同住宅でのみ使用が許可される
  2. B操作する介護者の訓練や安全指導員による指導が必要である
  3. Cレール設置工事が必要であり賃貸住宅では使用できない
  4. Dいすの肘掛けにあるスイッチで利用者本人のみが操作する
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正解:B操作する介護者の訓練や安全指導員による指導が必要である

可搬型階段昇降機は、操作する介護者の訓練や安全指導員による指導が貸与の条件となっています。

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179移動用リフトのうち、架台の上に組み立てられたレールに沿って懸吊装置が走行し、設置工事が不要なものはどれか。

  1. A天井走行式リフト
  2. B床走行式リフト
  3. C据置式リフト
  4. D機器設置式リフト
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正解:C据置式リフト

据置式リフトは架台の上にレールを組み立てるため、設置工事が不要な移動用リフトです。

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180移動用リフトを介護保険で利用する際の取り扱いとして正しいものはどれか。

  1. Aリフト本体も吊り具もすべて購入品目となる
  2. Bリフト本体は購入対象だが吊り具部分は貸与対象である
  3. C据置式リフトのみが保険給付の対象外となる
  4. Dリフト本体は貸与対象だが身体を包む吊り具部分は購入対象である
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正解:Dリフト本体は貸与対象だが身体を包む吊り具部分は購入対象である

移動用リフト本体は貸与対象ですが、身体に適合させる「吊り具」部分は購入対象となります。

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181特殊寝台(介護用ベッド)を導入する際の本来の利用目標として適切なものはどれか。

  1. A端座位を経て車いすへ移乗し寝たきりから解放されること
  2. B一日中ベッド上で快適に生活し続けること
  3. C褥瘡の治療のために絶対安静を保つこと
  4. D家族の介護負担をゼロにし一人で生活すること
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正解:A端座位を経て車いすへ移乗し寝たきりから解放されること

介護用ベッドはベッド上の生活を促すものではなく、端座位を経て寝たきりから解放されることが目標です。

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182特殊寝台(介護用ベッド)を利用する際の事故防止についての記述で「誤っているもの」はどれか。

  1. A高さ調節機能により本人がベッドから立ち上がりやすい高さにできる
  2. B認知症高齢者でもサイドレールとヘッドボードの隙間に挟まる事故は起きない
  3. C急な動きで転落事故が起こらないように注意が必要である
  4. D背上げ機能を使うことで座位姿勢を保持できる
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正解:B認知症高齢者でもサイドレールとヘッドボードの隙間に挟まる事故は起きない

サイドレールとヘッドボードの間に頭や手足を挟む事故の危険があるため、十分な配慮が必要です。

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183スライディングボードの主な使用目的はどれか。

  1. A浴槽の縁をまたぐための踏み台として使用する
  2. B階段を安全に昇降するためのキャタピラ式ボードである
  3. Cベッドから車いすへ座ったまま横方向に身体を滑らせて移乗する
  4. D歩行器の前輪に取り付けて摩擦を減らし歩行をスムーズにする
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正解:Cベッドから車いすへ座ったまま横方向に身体を滑らせて移乗する

スライディングボードは、滑りやすい素材を利用して座ったまま横方向に身体を滑らせて移乗する用具です。

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184スライディングボード等の移乗用具を導入する際の留意点として適切なものはどれか。

  1. A購入費用が高額なため介護保険の対象外であることを説明する
  2. B常にベッドに固定しておく必要があるため配置スペースを考慮する
  3. C利用者本人の筋力が完全になければ使用してはならない
  4. D移乗動作には危険が伴うため介護者の技術的な能力を含めて検討する
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正解:D移乗動作には危険が伴うため介護者の技術的な能力を含めて検討する

ボード等を用いた移乗動作には危険が伴うため、介護者の技術的な能力も含めて導入を検討します。

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185床ずれ防止用具の基本的な目的と仕組みとして正しいものはどれか。

  1. A身体の特定の場所に長時間圧力をかけないようにして体圧を分散させること
  2. B関節の拘縮を防ぐため定期的に電気刺激を与えること
  3. C寝返りを防止して睡眠中の姿勢を完全に固定すること
  4. D皮膚を冷却して末梢血管の血流を減少させること
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正解:A身体の特定の場所に長時間圧力をかけないようにして体圧を分散させること

床ずれ防止用具は、身体の特定の場所に圧力が長時間かからないよう体圧を分散させる目的で使用します。

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186床ずれ(褥瘡)とその予防に関する記述として「誤っているもの」はどれか。

  1. Aウレタンやエア、水など体圧分散機能を持つ素材が使われる
  2. B日本褥瘡学会は円座(ドーナツ型クッション)を使用するよう強く勧めている
  3. C長時間皮膚を圧迫することで血行が悪くなり壊死を起こす状態である
  4. D使用する人の身体機能や状況を踏まえて最適な用具を選ぶ必要がある
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正解:B日本褥瘡学会は円座(ドーナツ型クッション)を使用するよう強く勧めている

かつて予防に使われたドーナツ型の円座は、血行を悪化させるため日本褥瘡学会も使用しないよう勧めています。

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187ポータブルトイレの利用を検討する目安となる身体状況として適切なものはどれか。

  1. A自力での歩行が完全に自立していること
  2. B尿意や便意が全くなく排泄のコントロールができないこと
  3. Cベッドサイドなどで端座位をとることが可能であること
  4. D常時寝たきりで寝返りも打てない状態であること
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正解:Cベッドサイドなどで端座位をとることが可能であること

ポータブルトイレは、ベッドサイドで端座位(足をおろして座る姿勢)がとれる場合に使用を検討します。

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188ポータブルトイレを設置する際の注意点として適切なものはどれか。

  1. A寝室の中央など移動動線を遮る場所に設置する
  2. B洗浄便座リモコンは介助者のみが届く位置に取り付ける
  3. C歩行器を使用している場合は手すりとの組み合わせを避ける
  4. D移乗や立ち上がりの際にトイレごと転倒しないよう固定方法に留意する
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正解:D移乗や立ち上がりの際にトイレごと転倒しないよう固定方法に留意する

移乗や立ち上がる際にバランスを崩してトイレごと転倒しないよう、確実な固定方法に留意します。

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189立ち上がり補助便座(昇降機構付き便座)の主な機能はどれか。

  1. A便座部分を電動で駆動し臀部を押し上げて立ち上がりやすくする
  2. B和式便器の上にかぶせて洋式の便座とする
  3. C微生物の働きを利用して汚物のにおいを処理する
  4. D膀胱内の状態を感知し排尿の機会を通知する
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正解:A便座部分を電動で駆動し臀部を押し上げて立ち上がりやすくする

立ち上がり補助便座は、便座部分が電動で昇降し、臀部を押し上げて立ち上がりを補助します。

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190片麻痺がある利用者がバスボードを使用して浴槽へ出入りする場合、適切な設置および利用方法はどれか。

  1. A必ず麻痺側から浴槽に入れるように設置する
  2. B片麻痺がある場合は健側から浴槽に入れるように設置する
  3. C浴槽の底に沈めて座面の高さを補うために使用する
  4. D水栓の真上に設置して操作を容易にする
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正解:B片麻痺がある場合は健側から浴槽に入れるように設置する

片麻痺がある利用者の場合、浴槽への出入りは健側(病状のない側)から入れるようにバスボードを設置します。

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191入浴関連用具である「シャワー用車いす」の特徴はどれか。

  1. A電動モーターで駆動し屋外の未整地でも走行できる
  2. Bキャタピラ式で浴室の大きな段差を自動で昇降できる
  3. C部屋で脱衣をすませて段差がなければそのまま浴室に乗り入れて洗体できる
  4. D入浴後にそのまま特殊寝台として就寝に利用できる
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正解:C部屋で脱衣をすませて段差がなければそのまま浴室に乗り入れて洗体できる

シャワー用車いすは小さく防水性があり、段差がなければベッドサイドから浴室まで直接乗り入れられます。

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192発声や発語が困難な人が用いる「携帯用会話補助装置」の特徴として正しいものはどれか。

  1. A文字を音声に変換する機能のみを持つ視覚障害者用機器である
  2. B電話回線を利用して点字データを送受信する装置である
  3. C耳にかけて音を増幅させる聴覚障害者専用の機器である
  4. D文字盤に文章表示機能と音声機能が付いた機器である
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正解:D文字盤に文章表示機能と音声機能が付いた機器である

携帯用会話補助装置は、文字盤に文章表示機能と音声機能が付いており、発語が困難な人が用います。

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193コミュニケーション支援用具の活用に関する考え方として「誤っているもの」はどれか。

  1. A一つの優れた機器があれば全てのコミュニケーション能力を完全に補完できる
  2. B視覚情報を触覚情報に変換して伝達する機器も活用される
  3. C緊急時や非常時のコミュニケーション手段も十分検討しておく必要がある
  4. D補聴器とファックスなど複数の補完・代替手段を組み合わせることが重要である
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正解:A一つの優れた機器があれば全てのコミュニケーション能力を完全に補完できる

一つの機器で完全に補完することは難しいため、複数の補完・代替手段を組み合わせて対応することが重要です。

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194関節リウマチ等で腕の関節可動域に制限がある人が、カーテンの開け閉めなどに使う自助具はどれか。

  1. A固定式爪切り
  2. Bリーチャー
  3. Cストッキングエイド
  4. Dボタンエイド
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正解:Bリーチャー

リーチャーは先端がマジックハンド状になっており、関節の動きに制限がある人が物を取るのに使います。

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195ストッキングエイド(靴下・ソックスエイド)を使用するための適用条件として適切なものはどれか。

  1. A視覚障害者が衣類の色を識別するために用いる
  2. Bベッドから車いすへ座ったまま移乗する際に用いる
  3. C操作する手指や肩にある程度の筋力や関節可動域が残っている必要がある
  4. D関節リウマチ等で上肢が全く動かない人を対象に作られている
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正解:C操作する手指や肩にある程度の筋力や関節可動域が残っている必要がある

ストッキングエイドは便利ですが、操作する手指や肩に最低限の筋力や関節可動域が必要です。

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196自助具の製作や使用のための訓練に、主に関わっている専門職は誰か。

  1. A社会福祉士(SW)
  2. B理学療法士(PT)
  3. C介護支援専門員(ケアマネジャー)
  4. D作業療法士(OT)
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正解:D作業療法士(OT)

自助具は市販品では使いにくいことも多く、用具の製作や訓練には主に作業療法士(OT)が携わります。

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197政府の開発プロジェクトでも重点分野となっている「見守りロボット」の主な機能はどれか。

  1. Aセンサーで利用者の状態を観測し異常を感知すれば警報を発する
  2. Bベッドから車いすへの移乗をパワーアシストする
  3. C電動歩行車として水平移動時の片流れ防止などを行う
  4. Dアニマル・セラピーを参考にメンタルケアを行う
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正解:Aセンサーで利用者の状態を観測し異常を感知すれば警報を発する

見守りロボットは、感圧センサーや人感センサーを利用して異常を感知し、警報を発する機能を持ちます。

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198移乗支援ロボット(装着型)の機能として正しいものはどれか。

  1. Aベッドサイドに固定され完全自動で利用者を抱え上げて入浴させる
  2. B介護者が装着し空気圧やモーターでパワーアシストを行い介護負担を軽減する
  3. C利用者の排泄タイミングを予測してポータブルトイレを自動搬送する
  4. D弱視の利用者の代わりに本や新聞の文字を読み上げる
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正解:B介護者が装着し空気圧やモーターでパワーアシストを行い介護負担を軽減する

装着型の移乗支援ロボットは、人工筋肉やモーターを利用して介護者の抱え上げ動作をパワーアシストします。

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199介護目的として実用化された「コミュニケーションロボット」の例として適切なものはどれか。

  1. A上り坂でアシスト制御を行う車いす型ロボット
  2. B空気圧による人工筋肉で介護者の腰痛を予防するロボット
  3. Cアニマル・セラピーを参考に開発されたアザラシ型のロボット
  4. D視覚情報を触覚情報に変換して伝えるロボット
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正解:Cアニマル・セラピーを参考に開発されたアザラシ型のロボット

アニマル・セラピーを参考にしたアザラシ型ロボット「パロ」などは、コミュニケーション支援に分類されます。

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200特殊寝台の付属品である「ベッド用グリップ(ベッド用手すり)」の使用目的として適切なものはどれか。

  1. Aノブボルトをゆるめて特殊寝台全体を折りたたむための取っ手である
  2. B利用者がベッドから転落しないように取り付ける柵(サイドレール)である
  3. Cボトムの角度を調節するために手動で回すクランクである
  4. Dベッドの側面に取り付け座位保持や立ち上がり移乗の際の支えとして使う
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正解:Dベッドの側面に取り付け座位保持や立ち上がり移乗の際の支えとして使う

ベッド用グリップ(手すり)はベッド側面に取り付け、座位保持や立ち上がり移乗の際の支えとして使用します。

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