第1問1985年にアメリカが貿易赤字を是正するために主導し、結果として急速な円高を招いた合意はどれか。
- Aプラザ合意
- Bスミソニアン合意
- Cブレトンウッズ協定
- Dルーブル合意
日本語教育を取り巻く社会・文化・地域の事情を学ぶ分野です。世界と日本の日本語教育の現状、言語政策、在留外国人や多文化共生、日本語教育を必要とする人々の背景が頻出です。日本語教員が活動する社会的な文脈を理解することが重視されます。制度や統計、政策の動向を含む幅広いテーマを扱うため、日本語教育の社会的意義と現場の多様性を意識しながら、キーワードを整理して押さえることが学習のポイントです。
この分野の問題55問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。
クイズモードで挑戦 →正解:C.1986年から1990年頃にかけてバブル景気が発生しその後失われた10年に突入した。
日本は1980年代後半にバブル景気を迎えましたが、1990年代のバブル崩壊後は長期的な停滞期である「失われた10年」に入りました。
この問題の解説ページを開く →正解:B.1967年の議定書により地域的・時間的制約が取り除かれ幅広い保護が可能となった。
1951年の条約には地域的・時間的制約がありましたが、1967年の議定書によってそれが取り除かれより幅広い保護が可能となりました。
この問題の解説ページを開く →正解:B.世界の言語数は3000から7000ほど存在し多くが消滅の危機にある。
世界の言語数は3000から7000ほどと言われており、その多くは消滅の危機にさらされているとされています。
この問題の解説ページを開く →正解:B.日本は外来文化を模倣するだけでなく自国の風土や価値観と調和させ再構築してきた。
日本の文化の特筆すべき特徴として、外来文化の柔軟な受容と自国の風土や価値観との独自の融合が挙げられます。
この問題の解説ページを開く →正解:C.身分や地位に基づいて認められ就労の制限が比較的少ない。
居住資格は身分や地位に基づくものであり、活動資格とは異なり就労や居住の制限が少なく生活が長期にわたり安定する傾向があります。
この問題の解説ページを開く →正解:A.1983年に留学生受け入れ10万人計画が打ち出され2003年に目標を達成した。
1983年に10万人計画が打ち出されて2003年に達成し、その後2008年には30万人計画が策定されました。
この問題の解説ページを開く →正解:C.技能実習制度は、経過措置を伴いながら2027年4月1日に育成就労制度へ移行する予定である。
出入国在留管理庁によれば、育成就労制度は一部規定を除き令和9年(2027年)4月1日に施行されます。技能実習制度は経過措置を伴って廃止され、人材育成と人材確保を目的とする制度へ移行します。
この問題の解説ページを開く →正解:C.候補者は自国での資格取得や実務経験を有していることが前提となっている。
EPAに基づく受け入れは、候補者が自国ですでに資格や実務経験を有していることが前提となります。国家試験に合格しなかった場合は原則帰国となります。
この問題の解説ページを開く →正解:B.2018年に外国人材の受入れ・共生のための総合的対応策が策定された。
2018年12月に、在留資格「特定技能」の創設を踏まえて「外国人材の受入れ・共生のための総合的対応策」が策定されました。
この問題の解説ページを開く →正解:B.これまでの国際交流や国際協力に加えて地域における多文化共生の推進が必要となった。
2006年のプラン策定の背景には、従来の「国際交流」や「国際協力」に加えて「地域における多文化共生」の推進が新たに必要となったことが挙げられます。
この問題の解説ページを開く →正解:D.日本語を母語としない人々にも理解しやすいよう語彙や文構造を簡素化した日本語である。
やさしい日本語は、日本語を母語としない人にも理解しやすいように語彙や表現、文構造を簡素化したものであり、災害情報等にも広く活用されています。
この問題の解説ページを開く →正解:B.災害時に外国人被災者のニーズと支援情報を結びつけるコーディネーターの養成を行っている。
総務省は災害発生時に行政などが発信する情報と外国人被災者のニーズを結びつける「災害時外国人支援情報コーディネーター」の養成研修等を実施しています。
この問題の解説ページを開く →正解:C.令和7年度調査では、公立学校における日本語指導が必要な児童生徒は84,759人で過去最多となっている。
文部科学省の令和7年度調査では、公立学校における日本語指導が必要な児童生徒は84,759人で、前回の令和5年度調査から増加し過去最高となっています。
この問題の解説ページを開く →正解:A.2012年に従来の外国人登録制度が廃止され新たな在留管理制度が導入された。
2012年7月に従来の「外国人登録制度」が廃止され、新たな在留管理制度が導入されるとともに在留カードが発行されるようになりました。
この問題の解説ページを開く →正解:D.バイリンガル教育法
アメリカでは1968年に連邦レベルで「バイリンガル教育法」が成立し、少数言語を母語とする子どもたちの教育機会を保障するプログラムが支援されました。
この問題の解説ページを開く →正解:A.イマージョン・プログラム
カナダの「フレンチ・イマージョン・プログラム」は、算数や理科などの教科を第二言語であるフランス語で学ぶことで、高度な言語習得を目指すものです。
この問題の解説ページを開く →正解:B.CEFRのB1レベル
ドイツの統合講習では、語学講習の終了時に入国者のためのドイツ語テスト(DTZ)を受験し、CEFRのB1レベル程度の言語能力を習得することが目標とされています。
この問題の解説ページを開く →正解:D.良い英語を話そう運動
シンガポール政府は、シングリッシュではなく正しい英語を話すことを推奨するため、2000年から「良い英語を話そう運動(SGEM)」を実施しています。
この問題の解説ページを開く →正解:B.オーストラリアン・カリキュラム
2009年から開発が始まり、2015年にLanguages(言語)分野が公開された「オーストラリアン・カリキュラム」は、全国統一の教育内容を定めたものです。
この問題の解説ページを開く →正解:D.日本語教育推進法
2019年に「日本語教育の推進に関する法律(日本語教育推進法)」が施行され、地域の実情に応じた施策の策定と実施が地方公共団体の責務とされました。
この問題の解説ページを開く →正解:B.学校教育における国語は日本語であり実質的な公用語と言える。
日本では法令で公用語を定めてはいませんが、法令や公文書の記述、学校教育における「国語」は日本語であり、実質的な公用語として機能しています。
この問題の解説ページを開く →正解:A.コロンボ・プラン
1954年から日本は、アジア太平洋地域の経済社会開発のための国際援助計画である「コロンボ・プラン」に基づき、各国の研修生や留学生を受け入れ始めました。
この問題の解説ページを開く →正解:A.成績は合否判定ではなくスコア(得点)で示される。
日本留学試験(EJU)の成績は合否判定ではなくスコア(得点)で示され、日本語のほかに理科、総合科目、数学などの試験があります。
この問題の解説ページを開く →正解:C.国際交流基金日本語基礎テスト
国際交流基金日本語基礎テスト(JFT-Basic)は、主に就労目的の外国人を対象とし「特定技能1号」の取得に必要な日本語能力(A2レベル相当)の確認手段として活用されています。
この問題の解説ページを開く →正解:A.高等教育機関では英語などと併せて学び2つの学位を取得できるダブルメジャー制の導入が増えている。
中国の高等教育機関では、実用的なスキルを求める声に応える形で、英語などと併せて学び2つの学位が取得できるダブルメジャー制の導入などが増えています。
この問題の解説ページを開く →正解:B.中等教育機関における日本語学習者数は急速に進む少子化の影響で減少傾向にある。
韓国の日本語学習者の約7割は中学生および高校生ですが、急速に進む少子化の影響などにより全体の学習者数は減少傾向にあります。
この問題の解説ページを開く →正解:A.2023年からのムルデカ・カリキュラム本格導入により高校1年生で外国語が選択できなくなる懸念がある。
インドネシアでは2023年からのムルデカ・カリキュラム導入により、10年生(高校1年生に相当)で外国語が選択できなくなることに伴う学習者の減少が懸念されています。
この問題の解説ページを開く →正解:B.2023年9月から小学校3年生での日本語科目が正式科目として導入された。
ベトナムでは国家外国語プロジェクトに基づき、2023年9月から日本語科目が小学校3年生の正式科目として導入されました。
この問題の解説ページを開く →正解:A.初等・中等教育段階の学習者の割合が最も多く全体の約96%を占める。
オーストラリアの日本語学習者は初等・中等教育段階の割合が最も多く、全体の96%を占めています。
この問題の解説ページを開く →正解:C.新型コロナウイルスの流行や政変による経済の低迷に伴い海外就労を目指す若者の学習者が増大した。
ミャンマーではコロナ禍や2021年の政変による経済低迷により、海外での就労を目指す若者が増え、それに伴い日本語学習者も拡大しています。
この問題の解説ページを開く →正解:A.ボランティアが全体の約半数を占めている。
令和5年度の調査によれば、国内の日本語教師の内訳はボランティアが全体の約半数(50%)を占めており、年齢層は60代や50代が中心です。
この問題の解説ページを開く →正解:D.出身地域はアジア地域が圧倒的多数を占め全体の8割を超えている。
国内の日本語学習者の出身地域はアジア地域が全体の84.6%を占めており、国別では中国、ネパール、ベトナムの順に多くなっています。
この問題の解説ページを開く →正解:A.2024年4月に文部科学省総合教育政策局に「日本語教育課」が新設され文化庁から業務が移管された。
長年にわたり文化庁が担ってきた日本語教育に関する業務は、2024年4月に文部科学省に新設された「日本語教育課」に移管されました。
この問題の解説ページを開く →正解:A.日本語教師や日本語教育研究者の団体であり同種の団体の中では国内最大規模である。
日本語教育学会は日本語教師や研究者の団体として国内最大規模を誇り、研究大会の開催や学会誌の刊行などを行っています。
この問題の解説ページを開く →正解:C.日本国際教育支援協会(JEES)
日本国際教育支援協会(JEES)は、国内での日本語能力試験のほか、日本語教育能力検定試験の実施や留学生への援助・交流事業を行っています。
この問題の解説ページを開く →正解:A.国際協力機構(JICA)
国際協力機構(JICA)は日本の政府開発援助(ODA)を担い、海外協力隊の日本語教育隊員を世界各地に派遣して授業実践や現地教師への協力を行っています。
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