ビジネスマネージャー検定 ⑦ 成果の検証・問題発見・問題解決

業務の成果を振り返り、問題を見つけて解決するプロセスを学ぶ分野です。成果の測定・検証の考え方、問題の発見・定義、原因分析、解決策の立案と評価といった一連の流れが中心です。「あるべき姿」と「現状」のギャップとして問題を捉える視点や、原因分析の手法が頻出になります。問題解決のステップを順序立てて理解し、各段階で使う思考法を結びつけて覚えることが学習のポイントです。

この分野の問題55問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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305損益計算書における「営業利益」を求めるための正しい計算式はどれか。

  1. A税引前当期純利益から法人税等を差し引く
  2. B売上高から売上原価を差し引く
  3. C売上総利益から販売費及び一般管理費を差し引く
  4. D経常利益から特別損失等を差し引く
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正解:C売上総利益から販売費及び一般管理費を差し引く

営業利益は、粗利(売上総利益)から販売費及び一般管理費を差し引いて求められます。

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306製造業における「製造原価」に含まれる費用として適切なものはどれか。

  1. A製品の販売促進にかかる費用
  2. B本社部門の従業員の給与
  3. C営業車両の減価償却費
  4. D製造施設・設備の水道光熱費
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正解:D製造施設・設備の水道光熱費

製造原価には原材料費、労務費、経費(製造設備の水道光熱費等)が含まれます。

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307キャッシュフローの観点から、企業が現金残高を確保するための工夫として適切なものはどれか。

  1. Aキャッシュインに関わらずキャッシュアウトを最大限に早める
  2. Bキャッシュインを遅く、キャッシュアウトを早くする
  3. Cキャッシュインとキャッシュアウトの時期を完全に一致させる
  4. Dキャッシュインを早く、キャッシュアウトを遅くする
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正解:Dキャッシュインを早く、キャッシュアウトを遅くする

現金の流れは、入金を早くし支払いを遅くすることが基本です。

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308過去のデータを比較する際、当期のデータを前期のデータで除して算出される指標はどれか。

  1. A構成比
  2. B損益分岐点比率
  3. C付加価値率
  4. D増減比
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正解:D増減比

増減比は、比較したい当期のデータを前期のデータで除して求められます。

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309在庫管理などで用いられる「ABC分析」についての適切な説明はどれか。

  1. A製品の品質を3段階で評価し、不良品の発生原因を特定する手法
  2. B過去3期分のデータを比較し、成長性が最も高い事業を特定する手法
  3. C構成比の大きさにより対象を区分し、重要度に応じた管理方式を適用する手法
  4. D固定費と変動費を分析し、損益分岐点となる販売数量を算出する手法
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正解:C構成比の大きさにより対象を区分し、重要度に応じた管理方式を適用する手法

ABC分析は構成比等で対象をABCに区分し、重要度に応じた管理を行う手法です。

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310中小企業庁などで採用されている、付加価値の「控除法」による算出式はどれか。

  1. A売上高 - 外部購入価値
  2. B売上総利益 - 販売管理費
  3. C営業利益 + 人件費等
  4. D経常利益 + 外部購入価値
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正解:A売上高 - 外部購入価値

控除法による付加価値は「売上高 - 外部購入価値」で計算されます。

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311日本銀行により採用されている付加価値の「集計法」で、経常利益に加算される項目として適切でないものはどれか。

  1. A減価償却費
  2. B外部購入価値
  3. C租税公課
  4. D人件費
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正解:B外部購入価値

集計法では、経常利益に人件費、賃借料、減価償却費、金融費用、租税公課を加算します。

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312新たに従業員1人を追加する場合に必要な売上増加額を計算する際、活用できる指標はどれか。

  1. A総資産利益率
  2. B労働分配率
  3. C安全余裕率
  4. D自己資本比率
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正解:B労働分配率

労働分配率と付加価値率を用いることで、増員に必要な売上増加額を計算できます。

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313総資産利益率(ROA)の説明として最も適切なものはどれか。

  1. A株主による自己資本を用いて、いかに効率的に利益を得ているかを分析する指標
  2. B流動資産が売上高として年に何回転するかという効率性を分析する指標
  3. C経営資源である総資産を活用して、いかに効率的に利益を得ているかを分析する指標
  4. D投資に対してどれだけの利益が得られたかという投下資本の効率を分析する指標
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正解:C経営資源である総資産を活用して、いかに効率的に利益を得ているかを分析する指標

ROAは総資産(組織の経営資源)を活用していかに効率的に利益を得ているかを示す指標です。

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314財務上の安全性を分析する指標のうち、総資本に対する純資産の割合を示すものはどれか。

  1. A負債比率
  2. B流動比率
  3. C自己資本比率
  4. D固定比率
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正解:C自己資本比率

自己資本比率は、総資本に対する自己資本(純資産)の割合を表します。

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315固定比率を算出する計算式として正しいものはどれか。

  1. A固定資産 ÷ 流動資産 × 100
  2. B固定資産 ÷ 純資産 × 100
  3. C固定負債 ÷ 総資本 × 100
  4. D固定負債 ÷ 純資産 × 100
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正解:B固定資産 ÷ 純資産 × 100

固定比率は「固定資産 ÷ 純資産 × 100」で計算され、過剰投資の有無を見ます。

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316企業の短期的な支払能力を表す「流動比率」について、一般に信用不安のリスクが低いとされる水準はどれか。

  1. Aマイナスとなっている状態
  2. B100%を超えている状態
  3. C0%に近接している状態
  4. D50%を下回っている状態
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正解:B100%を超えている状態

流動比率は高いほど良好であり、100%を超えていれば1年以内の信用不安リスクが低いとされます。

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317売上高総利益率(粗利益率)の計算式として正しいものはどれか。

  1. A売上総利益 ÷ 売上高 × 100
  2. B売上総利益 ÷ 総資産 × 100
  3. C売上高 ÷ 総資本 × 100
  4. D営業利益 ÷ 売上高 × 100
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正解:A売上総利益 ÷ 売上高 × 100

売上高総利益率は「売上総利益 ÷ 売上高 × 100」で計算されます。

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318売上原価率に関する記述として最も適切なものはどれか。

  1. A値が高いほど、製造プロセスが極めて効率的であることを示している
  2. B値が低いほど、無駄な経費が多く収益性が低いことを示している
  3. C値が高いほど、利益が圧迫されておらず良好であることを示している
  4. D値が低いほど、利益が圧迫されておらず良好であることを示している
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正解:D値が低いほど、利益が圧迫されておらず良好であることを示している

売上原価率は売上高に占める売上原価の割合で、低いほど利益が圧迫されず良好です。

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319「流動資産回転率」が表している内容として適切なものはどれか。

  1. A流動資産が効率的に売上に結びついているか
  2. B流動資産に対する流動負債の返済余裕があるか
  3. C流動資産が1年以内にどれだけ現金化されるか
  4. D流動資産の購入にどれだけの固定負債を充てたか
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正解:A流動資産が効率的に売上に結びついているか

流動資産回転率は、流動資産が売上高として年に何回転するか(効率性)を表します。

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320損益分岐点についての説明として最も適切なものはどれか。

  1. A売上高と総費用の額が等しく、利益も損失も発生しない水準
  2. B変動費の総額が固定費の総額を上回る売上高の水準
  3. C投資した資本が完全に回収できる当期純利益の水準
  4. D営業利益と経常利益の額が等しくなる売上高の水準
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正解:A売上高と総費用の額が等しく、利益も損失も発生しない水準

損益分岐点は、売上高と総費用が等しくなり収支ゼロとなる水準です。

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321損益分岐点比率の計算式として正しいものはどれか。

  1. A損益分岐点売上高 ÷ 実際の売上高 × 100
  2. B損益分岐点売上高 ÷ (実際の売上高 + 固定費) × 100
  3. C実際の売上高 ÷ 損益分岐点売上高 × 100
  4. D(実際の売上高 - 損益分岐点売上高) ÷ 実際の売上高 × 100
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正解:A損益分岐点売上高 ÷ 実際の売上高 × 100

損益分岐点比率は「損益分岐点売上高 ÷ 実際の売上高 × 100」で計算されます。

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322安全余裕率に関する説明として適切なものはどれか。

  1. A高ければ高いほど、売上が減少しても利益を確保できる抵抗力がある
  2. B100%を超える場合、その事業は現時点で赤字であることを表している
  3. C低ければ低いほど、不況に対する抵抗力が強く経営が安定している
  4. D実際の売上高に占める固定費の割合を示し、低いほど安全である
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正解:A高ければ高いほど、売上が減少しても利益を確保できる抵抗力がある

安全余裕率は実際の売上高と損益分岐点の差の割合であり、高いほど安全です。

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323損益構造を改善し利益を出しやすくする方法として、適切でないものはどれか。

  1. A販売数量を増やして売上高を増加させる
  2. B仕入価格を見直して変動費を減少させる
  3. C売上に貢献しない設備を売却して固定費を減少させる
  4. D単価を下げて変動費率を増加させる
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正解:D単価を下げて変動費率を増加させる

利益を出しやすくするには、売上の増加、変動費の削減、固定費の削減が必要です。

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324意思決定会計において、既に発生が決まっており生産量の増減に関わらない費用はどれか。

  1. A固定費
  2. B仕入原価
  3. C変動費
  4. D材料費
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正解:A固定費

固定費は売上高や生産量の増減に関わらず一定に発生する費用です。

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325新たな特別注文を受けるか否かの意思決定において、考慮すべき費用の考え方はどれか。

  1. A注文に関わらず発生する固定費は考慮せず、増加する変動費と収益を比較する
  2. B変動費は無視し、固定費が回収できるかどうかのみを基準として意思決定を行う
  3. C固定費を全生産量で割り掛けた単価を算出し、必ず変動費に加算して判定する
  4. D新規注文により全社的な固定費も連動して増加するものとみなして計算する
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正解:A注文に関わらず発生する固定費は考慮せず、増加する変動費と収益を比較する

追加受注の意思決定では、固定費は発生済みと考え、増分収益と増分変動費で判断します。

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326貸借対照表(B/S)の構成要素として、右側に表示される資金の調達源泉を示すものはどれか。

  1. A資本金および有形固定資産
  2. B負債および純資産
  3. C流動資産および固定資産
  4. D営業収益および営業外収益
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正解:B負債および純資産

貸借対照表の右側には、資金の調達源泉である負債と純資産が表示されます。

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327貸借対照表の「流動負債」に分類されるものはどれか。

  1. A1年以内に支払わなければならない買掛金や短期借入金
  2. B1年以内に現金化できる受取手形や棚卸資産
  3. C1年を超えて支払わなければならない社債や長期借入金
  4. D会社法上積立てが必要な資本準備金や利益準備金
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正解:A1年以内に支払わなければならない買掛金や短期借入金

流動負債は1年以内に支払わなければならない負債です。

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328損益計算書における「経常利益」の説明として正しいものはどれか。

  1. A売上高から売上原価を差し引いた本業の粗利益
  2. B税引前当期純利益から法人税等の税金を差し引いた最終的な利益
  3. C営業利益に営業外収益や営業外費用を加減した日常的な儲け
  4. D経常利益から固定資産の売却益などの特別利益を加減した儲け
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正解:C営業利益に営業外収益や営業外費用を加減した日常的な儲け

経常利益は営業利益に本業以外の日常的な収益・費用を加減したものです。

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329キャッシュフロー計算書において、商品の仕入代金の支払いが分類される項目はどれか。

  1. A経常活動によるキャッシュフロー
  2. B投資活動によるキャッシュフロー
  3. C財務活動によるキャッシュフロー
  4. D営業活動によるキャッシュフロー
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正解:D営業活動によるキャッシュフロー

商品の仕入や売上回収は、本業に関する「営業活動によるキャッシュフロー」に分類されます。

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330キャッシュフロー計算書における「財務活動によるキャッシュフロー」に該当するものはどれか。

  1. A災害による損害賠償金の支払いや保険金の受け取り
  2. B新製品開発のための設備投資や保有する有価証券の売却
  3. C株式の発行や借入による資金調達、および配当金の支払い
  4. D製品の販売による代金回収や仕入先への買掛金の支払い
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正解:C株式の発行や借入による資金調達、および配当金の支払い

資金調達や返済、配当金の支払いなどは財務活動によるキャッシュフローです。

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331安定性の高い企業のキャッシュフローの傾向として、一般的なものはどれか。

  1. A全てのキャッシュフローの項目が大幅なプラスとなっている
  2. B営業活動によるC/Fがマイナスで、投資・財務活動によるC/Fがプラス
  3. C財務活動によるC/Fのみがプラスで、他はゼロに等しい
  4. D営業活動によるC/Fがプラスで、投資・財務活動によるC/Fがマイナス
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正解:D営業活動によるC/Fがプラスで、投資・財務活動によるC/Fがマイナス

安定企業は営業で稼いだ資金(プラス)を投資や借入返済(マイナス)に充てます。

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332有事の際(パンデミック等)に企業が確保すべき「手元流動性比率」が表すものは何か。

  1. A緊急時に金融機関から追加で借入れができる限度枠
  2. B1年以内に返済しなければならない流動負債の総額
  3. C全資産に占める固定資産の割合と流動資産の比率
  4. D即座に利用可能で柔軟に対応できる現金や現金同等物の保有量
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正解:D即座に利用可能で柔軟に対応できる現金や現金同等物の保有量

手元流動性比率は即座に利用可能な現金や現金同等物の保有量を示す指標です。

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333マネジャーが認識すべき「問題」の定義として、最も適切なものはどれか。

  1. Aチームの「現在の状況」と「本来あるべき姿・目標」との間のギャップ
  2. B顧客から寄せられたクレームや職場での労働災害そのもの
  3. C従業員が日常業務において抱いている個人的な不満やストレス
  4. D競合他社と比較して自社の売上が劣っている状況のすべて
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正解:Aチームの「現在の状況」と「本来あるべき姿・目標」との間のギャップ

問題とは、現状と本来あるべき姿や目標とのギャップを指します。

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334問題を発見するための第一歩として、推奨される心構えはどれか。

  1. Aトラブルが起きた際、その場限りの迅速な処理に専念すること
  2. B顧客など相手の立場に立ち、事実を客観的に観察すること
  3. C他部署の責任を追及し、自部署の無実を証明すること
  4. D自らの過去の成功体験に固執し、従来のやり方を貫くこと
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正解:B顧客など相手の立場に立ち、事実を客観的に観察すること

相手(顧客など)の立場に立ち客観的に事実を観察することが問題発見の第一歩です。

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335心理学における「馴化(じゅんか)」の現象が業務に与える影響として適切なものはどれか。

  1. A同じ業務を繰り返すことで慣れが生じ、問題に気づかなくなる
  2. B厳しいノルマを課すことで、従業員のストレスが限界を超える
  3. C新しいメンバーが加わることで、既存メンバーのモチベーションが低下する
  4. D刺激に変化を与えることで、業務に対する敏感な反応を取り戻す
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正解:A同じ業務を繰り返すことで慣れが生じ、問題に気づかなくなる

馴化とは、刺激を繰り返し受けることで反応が鈍化し、問題に気づきにくくなる現象です。

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336生産現場における問題発見・分析に用いられる「4M」に含まれない要素はどれか。

  1. AMoney(資金)
  2. BMan(人)
  3. CMachine(機械)
  4. DMethod(方法)
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正解:AMoney(資金)

4MはMan、Machine、Material、Methodの4要素です。

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337常に時間に追われ忙しくしているメンバーについて、マネジャーが持つべき視点はどれか。

  1. A業務量が十分である証拠なので、現状のまま放置する
  2. B仕事の段取りや割り振りに問題が潜んでいないか見直す
  3. C最も会社に貢献していると高く評価し、他のメンバーの手本とする
  4. D忙しさは個人の能力不足が原因であると即座に断定する
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正解:B仕事の段取りや割り振りに問題が潜んでいないか見直す

忙しくしている背景には、段取りや業務分担の問題が潜んでいる可能性があります。

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338業務の効率化について、経費削減が企業にもたらす効果の適切な説明はどれか。

  1. A無駄な経費の削減は、利益の観点で売上増と同等の効果をもたらす
  2. B経費を削減しても売上が増えなければ最終利益に影響は与えない
  3. C効率化による経費削減は短期的な効果しかなく長期的な価値はない
  4. D経費削減は従業員のモチベーション低下を招くため利益を圧迫する
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正解:A無駄な経費の削減は、利益の観点で売上増と同等の効果をもたらす

削減した無駄な経費はそのまま利益となるため、売上増と同等の効果があります。

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339業務効率化における「AIの導入」の効果として適切でないものはどれか。

  1. A競争環境に関わらず、自社のみのペースで導入を先送りできる
  2. B膨大なデータを瞬時に分析し、市場の動向把握に役立てられる
  3. C人間がより創造的で戦略的な業務に集中できるようになる
  4. Dルーティン業務をAIに行わせることで業務全体の生産性が向上する
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正解:A競争環境に関わらず、自社のみのペースで導入を先送りできる

競合がAIを活用する中で導入しない場合、競争から取り残されるリスクがあります。

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340「問題解決の7ステップ」の最初のステップ(ステップ1)はどれか。

  1. A真の原因の探究
  2. B改善計画の立案
  3. C改善目標の設定
  4. D問題を明確化するための現状把握
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正解:D問題を明確化するための現状把握

問題解決の最初のステップは、現状を客観的なデータで把握することです。

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341ステップ1で重視される「三現主義」を構成する3つの要素はどれか。

  1. A現場、現在、現象
  2. B現行、現場、現実
  3. C現金、現物、現実
  4. D現場、現物、現実
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正解:D現場、現物、現実

三現主義は現場に行き、現物を確認し、現実を直視する姿勢を指します。

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342現状把握において「数値・データ」を用いる利点として最も適切なものはどれか。

  1. A問題の原因を外部環境のせいにしやすくなる
  2. B勘や経験に頼るよりも常に短時間で結論を導き出すことができる
  3. C誰が見ても問題とわかり、解決したか否かを客観的に評価できる
  4. Dデータを集める手間がかかるため、問題解決を先延ばしにできる
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正解:C誰が見ても問題とわかり、解決したか否かを客観的に評価できる

数値化することで客観性が担保され、事後の効果検証も容易になります。

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343ステップ2「真の原因の探究」で、原因の掘り下げに用いられる手法はどれか。

  1. AHOWツリーを活用し「どのように」を繰り返す
  2. BKGIを設定し「目標達成度」を評価する
  3. CABC分析を活用し「優先度」を3段階に分ける
  4. DWHYツリーなどを活用し「なぜ」を繰り返す
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正解:DWHYツリーなどを活用し「なぜ」を繰り返す

原因の探究には、WHY(なぜ)を繰り返して根本原因を特定するWHYツリーが有効です。

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344真の原因を探究する際、漏れや重複がないかを確認するためのフレームワークとして有用なものはどれか。

  1. A4MやQCD
  2. BROAやROE
  3. CKGIやKPI
  4. DB/SやP/L
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正解:A4MやQCD

要因をMECEに洗い出すために、4MやQCDなどのフレームワークが活用されます。

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345ステップ3「改善目標の設定」で用いられる「KGI」とは何を意味するか。

  1. A重要目標達成指標(目標達成を評価する基準や達成度の数値)
  2. B損益分岐点比率(実際の売上高に占める損益分岐点の割合)
  3. C重要業績評価指標(目標達成プロセスごとの実行度合いの数値)
  4. D総資産利益率(総資産を活用していかに利益を得ているかの指標)
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正解:A重要目標達成指標(目標達成を評価する基準や達成度の数値)

KGIはKey Goal Indicatorsの略で、最終的な目標達成を評価する指標です。

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346クレーム対応の改善において、「マニュアル理解度テストの合格率」はどの指標に該当するか。

  1. AKGI(重要目標達成指標)
  2. BQCD(品質・費用・納期)
  3. CROIC(投下資本利益率)
  4. DKPI(重要業績評価指標)
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正解:DKPI(重要業績評価指標)

プロセスごとの実行度合いを測る指標であるため、KPIに該当します。

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347ステップ4「改善計画の立案」において、対応策を絞り込む際の重要な判断基準はどれか。

  1. A真の原因解消に有効であることと、予算範囲内で実行可能なコストであること
  2. Bチームメンバーが最も楽に実行でき、現状の業務手順を変えないこと
  3. C競合他社がまだ実施していない、画期的な最新技術を導入すること
  4. Dコストがどれだけかかっても、最も劇的な効果が見込まれること
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正解:A真の原因解消に有効であることと、予算範囲内で実行可能なコストであること

対応策は、有効性とともにコスト(実現可能性)を考慮して選択します。

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348改善計画を立案する際、対応策を洗い出すために有効なロジックツリーはどれか。

  1. AWHEREツリー
  2. BWHYツリー
  3. CWHATツリー
  4. DHOWツリー
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正解:DHOWツリー

方法を探求し対応策を洗い出す際にはHOWツリーが用いられます。

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349改善計画の対応策を選択した後、決定すべき事項として適切でないものはどれか。

  1. A実行の期限
  2. B対応策の優先順位
  3. C問題が発生した際の責任者の処分内容
  4. D実行の担当者
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正解:C問題が発生した際の責任者の処分内容

対応策決定後は、優先順位、担当者、期限を決めることが重要です。

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350ステップ5「改善計画の実施」における留意点として最も適切なものはどれか。

  1. A効果がすぐに出なくても、まずは立案した対応策を最後まで実施する
  2. Bメンバーからの報告は不要とし、マネジャーの感覚で進捗を判断する
  3. C一つの要因への対策で結果が出ない場合、真の原因ではなかったと即断する
  4. D予定より遅れている場合は、すぐに計画を中止し別の問題を探す
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正解:A効果がすぐに出なくても、まずは立案した対応策を最後まで実施する

結果がすぐに出ない場合でも、まずは最後まで実施し切ることが重要です。

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351問題解決策を実行する際の「進捗管理」の目的として適切なものはどれか。

  1. A計画通りのスケジュールを経営陣に報告するための書類を作成すること
  2. Bメンバーの怠慢を監視し、人事評価の減点材料を集めること
  3. C一度決めたスケジュールはいかなる場合も変更不可と徹底すること
  4. D予定と実績の差を確認し、遅れがある場合は早期に対策を講じること
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正解:D予定と実績の差を確認し、遅れがある場合は早期に対策を講じること

進捗管理は、予定と実績の差から遅れを早期に発見し対策を講じるために行います。

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352ステップ6「効果の確認」において、目標に達していた場合に行うべき重要な確認は何か。

  1. Aその目標達成が、講じた対応策の結果として生じたものであるか否か
  2. B次の期にさらに高い目標数値を設定できるか否か
  3. C目標達成によってどれだけの特別利益が損益計算書に計上されるか
  4. D他のチームも同様の目標を達成できているか否か
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正解:Aその目標達成が、講じた対応策の結果として生じたものであるか否か

問題の再発を防ぐため、目標達成が対策の効果によるものか因果関係を確認します。

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353ステップ7「成果の定着化」で行うべき具体的なアクションはどれか。

  1. A目標が達成されたため、マニュアル類はすべて破棄し各自の裁量に任せる
  2. B従来の作業方法に戻しても問題が起きないか、再度テストを実施する
  3. C成果を出した一部の優秀なメンバーに特別ボーナスを支給して終了する
  4. D新しい作業方法を策定してマニュアル化し、チーム全体で訓練を実施する
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正解:D新しい作業方法を策定してマニュアル化し、チーム全体で訓練を実施する

再発防止のため、新しい手順をマニュアル化し訓練を通じて現場に定着させます。

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354改善策がチーム全体に定着したと判断できる状態はどれか。

  1. Aマネジャーが新しい作業方法を文書化し、メンバーにメールで一斉送信した状態
  2. B新たな作業方法の継続的な実施により、今まで以上の効果が得られることが確認できた状態
  3. C改善目標を一度でも達成でき、チーム内で完了の打ち上げを行った状態
  4. Dチームメンバーが新しい手順について一切の質問をしなくなった状態
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正解:B新たな作業方法の継続的な実施により、今まで以上の効果が得られることが確認できた状態

現場で新手順が継続的に実施され、安定して効果が出ていることを確認して定着とみなします。

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355A社は付加価値率40%、労働分配率50%である。従業員1人(人件費600万円)を増員する場合、必要な売上増加額はいくらか。

  1. A3,000万円
  2. B1,500万円
  3. C4,800万円
  4. D1,200万円
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正解:A3,000万円

必要な売上増加額 = 人件費 ÷ (付加価値率 × 労働分配率) = 600万 ÷ (0.4 × 0.5) = 3,000万円となります。

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356損益分岐点売上高が600万円、実際の売上高が800万円の場合、安全余裕率は何%か。

  1. A75%
  2. B133%
  3. C33%
  4. D25%
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正解:D25%

安全余裕率 = (800万 - 600万) ÷ 800万 × 100 = 25% となります。

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357「自己資本利益率(ROE)」の説明として正しいものはどれか。

  1. A総資本に占める売上高の割合を示し、資産の回転速度を測る指標
  2. B組織の経営資源である「総資産」を用いてどれだけ効率的に利益を得ているかの指標
  3. C自己資本(株主による資金)を用いてどれだけ効率的に利益を得ているかの指標
  4. D投資に対してどれだけの利益が得られたかという投下資本の効率の指標
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正解:C自己資本(株主による資金)を用いてどれだけ効率的に利益を得ているかの指標

ROEは自己資本(株主資本)をいかに効率よく利益に結びつけているかを示す指標です。

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358「流動比率」と「固定比率」に関する説明で正しいものはどれか。

  1. A流動比率も固定比率も、一般に値が低いほど良好と評価される
  2. B流動比率は一般に値が低いほど良好であり、固定比率は値が高いほど良好である
  3. C流動比率は一般に値が高いほど良好であり、固定比率は値が低いほど良好である
  4. D流動比率も固定比率も、一般に値が高いほど良好と評価される
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正解:C流動比率は一般に値が高いほど良好であり、固定比率は値が低いほど良好である

短期支払能力を示す流動比率は高い方が良く、過剰投資を示す固定比率は低い方が良いです。

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359問題発見の枠組みである「QCD」の構成要素として正しい組み合わせはどれか。

  1. A品質 (Quality)、費用 (Cost)、開発 (Development)
  2. B数量 (Quantity)、費用 (Cost)、納期 (Delivery)
  3. C品質 (Quality)、費用 (Cost)、納期 (Delivery)
  4. D品質 (Quality)、顧客 (Customer)、納期 (Delivery)
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正解:C品質 (Quality)、費用 (Cost)、納期 (Delivery)

QCDはQuality(品質)、Cost(費用)、Delivery(納期)の頭文字をとったものです。

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