第229問酢飯に使われる「合わせ酢」が持つ、食中毒菌の増殖を抑える主な成分はどれか。
- A酢酸
- Bクエン酸
- Cリンゴ酸
- D酒石酸
生の魚介を扱う寿司ならではの衛生知識を学ぶ分野です。酢・ガリ・わさびが持つ抗菌成分(酢酸、アリルイソチオシアネート等)の働き、酢締めで身が白くなる理由といった食材の科学に加え、アニサキス・腸炎ビブリオ・ノロウイルスなど代表的な食中毒の原因と予防が中心テーマです。アニサキスを死滅させる冷凍・加熱条件、腸炎ビブリオが好む塩分環境、ノロウイルスの加熱条件など、厚生労働省の指針に沿った数値・条件が問われます。38問と出題数が多く、原因物質ごとに対策をセットで押さえることが重要です。
この分野の問題38問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。
クイズモードで挑戦 →正解:C.白身魚:本来の筋肉は白く、餌の甲殻類由来の色素で赤く見えるため
サケは遺伝的には白身魚であり、餌であるオキアミなどから摂取したアスタキサンチンが筋肉に蓄積して赤く見えています。
この問題の解説ページを開く →正解:B.共有の布タオルを使うと、前の人の菌が手へ再付着するリスクがあるため
複数人で同じ布タオルを共有すると交差汚染(二次汚染)の原因になるため、使い捨てのペーパーが推奨されます。
この問題の解説ページを開く →正解:C.冷蔵庫に入れるとデンプンが老化して硬くなり、酢の効果で菌も繁殖しにくいため
シャリは冷蔵するとお米が硬くなり食感が悪くなります。酢の抗菌効果があるため、室温でも一定時間の衛生維持が可能です。
この問題の解説ページを開く →正解:A.冷凍すれば、すでに魚の中にできてしまったヒスタミンを完全に消去できる。
ヒスタミンは熱にも低温にも非常に安定しているため、冷凍しても一度生成されたものは消えません。事前の温度管理がすべてです。
この問題の解説ページを開く →正解:A.ノロウイルス ―― マグロの赤身
ノロウイルスの主な原因は二枚貝の生食や、感染者を介した二次汚染であり、マグロ自体がノロウイルスを保有しているわけではありません。
この問題の解説ページを開く →正解:B.10℃以下の環境であっても、ゆっくりと増殖を続けることができる細菌
多くの食中毒菌は10℃以下で増殖が鈍りますが、低温細菌は冷蔵環境でも増殖できるため、冷蔵庫の過信は禁物です。
この問題の解説ページを開く →正解:C.加熱しない生食用食材への、他からの有害な菌の交差汚染を防ぐため
他の食材(生の肉類や土のついた野菜など)から、生食する魚介類へ菌が移る「二次汚染(交差汚染)」を防ぐためにまな板を分けます。
この問題の解説ページを開く →正解:A.サバは死後、内臓の消化酵素が非常に強いため、自己消化により身が速く軟化すること
サバなどの青魚は酵素の働きが活発で、死後に自己消化が早く進み、身が傷みやすいため衛生管理(速やかな冷却と内臓除去)が重要です。
この問題の解説ページを開く →正解:B.一般的な加熱調理(鍋で煮る、揚げるなど)では、毒素はまったく破壊されない。
テトロドトキシンは耐熱性が非常に高く、一般的な加熱調理では分解されません。そのため、資格を持った者が毒性部位を確実に除去する必要があります。
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