第267問寿司屋で職人が寿司を握る、客の目の前にある作業スペースを指す業界用語はどれか。
- Aつけ場
- Bネタ場
- C板場
- Dシャリ場
寿司屋での用語・マナー・味わい方を学ぶ分野です。職人の作業場を指す「つけ場」、わさびの「なみだ」、玉子焼きの「ギョク」、会計の「お愛想」、仏教由来の「シャリ」など隠語の意味と由来が中心テーマです。醤油を「むらさき」と呼ぶ理由、粉茶が使われる背景、淡白なネタから濃厚なネタへ進める食べ方の理由、握りを崩さず食べる作法、「おまかせ」「お決まり」「お好み」といった注文スタイルの違いも問われます。37問と出題数が多く、用語と実際の場面を結びつけて覚えると得点が安定します。
この分野の問題37問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。
クイズモードで挑戦 →正解:C.渋みと香りが強く、ネタの脂を流して口の中をさっぱりさせるから
粉茶は短時間で濃く渋みのあるお茶が出るため、脂のあるネタの後でも口の中をさっぱりとリセットできます。
この問題の解説ページを開く →正解:C.高貴な色である「紫」を、当時は高級品だった醤油に例えたから
江戸時代において醤油は非常に高価な調味料であり、最高位の高貴な色である「むらさき」と呼んで珍重されました。
この問題の解説ページを開く →正解:A.その日に仕入れた最高の旬や、おすすめのネタを最適な順で楽しめる
「おまかせ」は、プロである職人がその日の仕入れ状況から最高のネタを厳選し、バランス良い構成で提供してくれる注文方法です。
この問題の解説ページを開く →正解:D.濃厚なネタの後に淡白なネタを食べると、味がぼやけて繊細な旨味が分からなくなるから
脂の強いネタや甘いタレのネタを先に食べると口の中に味が残り、その後に白身などの淡白で繊細なネタを食べても味が感じられなくなってしまいます。
この問題の解説ページを開く →正解:B.職人がふんわりと空気を含ませて握ったシャリを、崩さずに口へ運べるから
職人が口の中でほどけるように柔らかく握った寿司は、箸で強く挟むと崩れやすいため、手で優しく持つことで形を保ったまま綺麗に食べられます。
この問題の解説ページを開く →正解:C.寿司を横に倒し、ネタの先端に少しだけ醤油をつける
シャリに醤油をつけると崩れたり塩分が強くなりすぎたりするため、寿司を少し横に傾けてネタの側に少量の醤油をつけるのが基本です。
この問題の解説ページを開く →正解:D.ガリを醤油に浸し、それを刷毛(はけ)のように使ってネタの上に塗る
軍艦巻きはひっくり返すとネタがこぼれるため、ガリに醤油を含ませてネタの上にトントンと落とすようにしてつけるのがスマートな作法とされます。
この問題の解説ページを開く →正解:B.職人が置いた「つけ台」の上の寿司下駄を、自分の手元に勝手に引き動かす
つけ台に置かれた寿司下駄や皿は、職人が作業しやすい位置や美しく見える配置を計算して置いているため、客が勝手に動かすのはマナー違反です。
この問題の解説ページを開く →正解:C.寿司は魚の繊細な風味や磯の香り、酢飯の香りを五感で楽しむものだから
寿司屋(特にカウンター)では、魚やシャリの繊細な香りを味わうことが重要であり、強い香水の匂いは他のお客様やお店の迷惑になります。
この問題の解説ページを開く →正解:D.一口で食べるには大きいので、箸で寿司を2つに引きちぎって分ける
握り寿司はシャリとネタのバランスが命であり、一口で食べることを前提に作られているため、ちぎって分割するのは不作法とされます。
この問題の解説ページを開く →正解:A.職人が握ってつけ台に置いた寿司を、スマホに夢中で何分も放置する
握り寿司は職人が「今が一番美味しい温度・状態」で提供しているため、出されたらすぐに食べるのが最大の和の作法でありマナーです。
この問題の解説ページを開く →正解:C.「タネ(材料)」という言葉を逆さにした業界の倒語(とうご)
仕入れの「種(タネ)」をひっくり返して「ネタ」と呼んだのが始まりで、寿司の具材を指す言葉として定着しました。
この問題の解説ページを開く →正解:D.高価な一枚板の檜(ひのき)のカウンターを、傷つけないようにするため
寿司屋のカウンターには大変貴重な最高級の檜などが使われていることが多く、時計や指輪が当たって凹みや傷がつくのを防ぐための配慮です。
この問題の解説ページを開く →正解:C.「おまかせ」は職人が内容を決めるが、「お好み」は客自身が食べたいネタを選ぶ
「おまかせ」は職人がその日の一押しを順に提供し、「お好み」は客が自分の食べたいものをその都度指定して注文する点が根本的な違いです。
この問題の解説ページを開く →正解:D.わさびの爽快な香りが醤油の水分で飛びやすく、魚の生臭さを消す効果が薄れるから
わさびは醤油に完全に溶かすと香りが揮発して弱まってしまうため、本来はネタの上に少し乗せてから醤油をつけるのが良いとされています。
この問題の解説ページを開く →正解:A.職人が本日の仕入れから「これがおすすめです」と提案してくれた旬のネタを拒否し、自分の我流のこだわりだけを強く主張し続ける
職人のおすすめは、その日最も状態が良いネタであるため、頑なに拒否して自己主張ばかりするのはお店の雰囲気を壊す「野暮」な行為とされます。
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