① 法令1(保安法・容器規則)
50問高圧ガス保安法の目的・定義と容器保安規則を扱う、法令科目の土台となる分野です。高圧ガスの定義(圧縮ガス35度1MPa以上・液化ガス0.2MPa等)、第一種/第二種製造者の許可・届出、貯蔵所の区分、容器の充てん基準・再検査期間・刻印・塗色(水素は赤、液化炭酸ガスは緑)などが頻出です。数値や区分の暗記が中心となるため、許可・届出の要否や容器区分を表で整理し、繰り返し確認して確実に得点したい分野です。出題数50問。
② 法令2(各規則・技術上の基準)
50問一般高圧ガス保安規則・コンビナート等保安規則など各規則が定める製造・消費・貯蔵の技術上の基準を扱う分野です。保安距離や設備距離、危害予防規程、保安統括者・保安技術管理者・保安係員など保安責任者の選任、完成検査・保安検査・定期自主検査、貯槽の充てん90%基準、防液堤や漏えい検知警報設備などが頻出です。細かな要件が多いため、届出・検査の手続きと設備基準の数値をセットで押さえることが得点の鍵になります。出題数50問。
③ 法令3(年度別過去問)
50問法令科目(①②)の内容を、実際の出題形式に近い過去問スタイルで横断的に演習する分野です。高圧ガスの定義や適用除外、製造・貯蔵・販売・消費の許可と届出、容器規則、保安距離や保安責任者の選任など、法令全般の論点がまんべんなく問われます。①②で個別に学んだ知識が本番でどう問われるかを確認する総仕上げの位置づけです。間違えた論点を①②に戻って復習し、正誤判断の精度を高めるのに役立てましょう。出題数50問。
④ 保安管理1(燃焼爆発・ガス性質・材料・計測・設備)
50問保安管理技術科目の前半で、燃焼・爆発の理論と高圧ガスの性質、材料・計測・設備の基礎を扱う分野です。爆発限界や最小発火エネルギー、化学量論組成、消炎距離・最大安全すき間、爆ごう、静電気対策、金属材料の特性や計測機器、圧力容器・熱交換器などの設備が頻出です。現象の理由まで理解しておくと応用問題に強くなります。燃焼・爆発の基礎概念を用語ごとに整理し、設備・材料の知識と結びつけて学ぶのが効果的です。出題数50問。
⑤ 保安管理2(ポンプ・シール・電気・保安装置・防災・運転・伝熱)
50問保安管理技術科目の後半で、機器の運転管理と防災に関わる実務的な内容を扱う分野です。遠心ポンプの特性やキャビテーション・NPSH・並列運転、軸封(シール)、防爆など電気設備、安全弁・破裂板などの保安装置、防災設備、プラントの運転操作、伝熱の基礎が頻出です。ポンプや伝熱は原理を押さえると設問の意図をつかみやすくなります。機器ごとにトラブルと対策をセットで整理し、現場での安全運転の視点で理解を深めましょう。出題数50問。
⑥ 学識1(単位・気体の性質・熱力学・反応速度)
50問学識科目の前半で、化学・物理の計算基礎を扱う分野です。SI単位(Pa・J・W・Nなどの組立て)、理想気体の状態方程式やボイル・シャルルの法則、気体の性質、熱力学第一・第二法則やエンタルピー、反応速度と反応次数などが頻出です。乙種化学は計算問題が多く、公式を正確に使いこなす力が問われます。単位の定義と気体・熱力学の基本式を確実に覚え、例題を反復して計算に慣れておくことが得点につながる分野です。出題数50問。
⑦ 学識2(燃焼と化学反応・化学平衡・反応熱)
50問学識科目の中盤で、化学反応そのものの定量的な取り扱いを学ぶ分野です。化学反応式の係数決定(未定係数法)、燃焼反応と量論計算、化学平衡と平衡定数・ルシャトリエの原理、反応熱・生成熱・ヘスの法則などが頻出です。乙種化学の中心となる計算分野で、反応式を正しく書き係数を合わせる力が土台になります。反応式の作り方と平衡・熱化学の法則を手を動かして練習し、計算手順を体に染み込ませることが合格への近道です。出題数50問。
⑧ 学識3(気体の特徴・発火爆発・化学物質各論)
50問学識科目の後半で、個々の高圧ガスの性質と各論を扱う分野です。可燃性・支燃性(塩素など)・毒性・自然発火性(モノシラン等)といったガスの分類、空気との比重(塩素・硫化水素は空気より重い等)、発火・爆発の特性、水素・酸素・アンモニア・塩素・アセチレンなど主要ガスの性質や製法が頻出です。ガスごとの特徴を一覧で整理し、危険性と取扱い上の注意を結びつけて覚えると、法令・保安管理の理解とも相乗効果が生まれます。出題数50問。