1級建築施工管理技士(第一次検定) ⑪ 施工計画・工程管理

工事全体の段取りと進捗管理を扱う、施工管理法の中核分野です。施工計画では事前調査の項目、仮設計画、施工計画書の構成、施工体制台帳と施工体系図の作成、届出書類と提出先が対象になります。工程管理では各種工程表(バーチャート・ネットワーク式・曲線式)の特徴と使い分け、ネットワーク工程表のクリティカルパスと所要日数の計算、工期短縮とコストの関係が頻出です。ネットワーク計算は定番論点なので確実に得点したい領域です。

この分野の問題52問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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483総合施工計画書に記載する内容として、不適切なものはどれか。

  1. Aすべての工種別の詳細な工程表
  2. B工事関係図書の周知徹底の方法
  3. C現場の構成員と社内支援スタッフとの関わり方
  4. D主要品質のつくり込み方針
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正解:Aすべての工種別の詳細な工程表

総合施工計画書には総合実施工程表は記載するが、工種別の工程表は必要に応じ記載すればよい。

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484工種別施工計画書に関する記述として、最も適当なものはどれか。

  1. A工事の着工に先立ち、請負者がすべての工種について一括して作成しなければならない。
  2. B工種別施工計画に含まれる施工要領書は、必ず元請の建設業者が作成する。
  3. C現場の構成員と社内支援スタッフの関わり方を定めるために作成する。
  4. D施工方針に大きく関わる主要な工事について、総合施工計画書に基づき作成する。
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正解:D施工方針に大きく関わる主要な工事について、総合施工計画書に基づき作成する。

工種別施工計画書は総合施工計画書に基づき、主要な工事について作成する。施工要領書は専門工事業者が作成してもよい。

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485現場条件の事前調査における敷地境界の確認において、道路境界石が動くおそれがある場合の対応として適切なものはどれか。

  1. A境界ポイントの控えを近くの動かない場所へとり、復元ができるようにする。
  2. B境界石を一時的に撤去し、工事完了後に再設置する。
  3. C境界石をコンクリートで完全に固定し、動かないようにする。
  4. D敷地境界線を内側に変更し、境界石に影響を与えないようにする。
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正解:A境界ポイントの控えを近くの動かない場所へとり、復元ができるようにする。

道路境界石が動くおそれのある場合は、境界ポイントの控えを近くの動かない場所へとり、復元ができるようにする。

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486地下水汚染による周辺環境への影響が懸念される場合の事前調査と対応として、適切なものはどれか。

  1. A敷地内の試掘は行わず、周辺の既存井戸の水質データのみを参照して工事に着手する。
  2. Bセメント改良土の掘削時、湧水はそのまま公共下水道へ直接排出する。
  3. C地下水の排水能力を確認すれば、水質調査は省略できる。
  4. D敷地内の試掘を実施し、湧出する地下水の水質調査を行ったうえで対応を検討する。
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正解:D敷地内の試掘を実施し、湧出する地下水の水質調査を行ったうえで対応を検討する。

懸念される場合は敷地内の試掘を実施し、湧出する地下水の水質調査を行う。

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487木造以外の建築物で2以上の階数を有するものの工事を行う場合、周辺環境への影響を抑制するために設ける仮囲いの地盤面からの高さの基準はどれか。

  1. A2.0m以上
  2. B1.8m以上
  3. C3.0m以上
  4. D3.5m以上
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正解:B1.8m以上

工事現場の周囲には、地盤面からの高さが1.8m以上の仮囲いを設けなければならない。

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488道路を占用して仮囲いを設置する場合の歩道における占用可能な幅として、適切なものはどれか。

  1. A歩道幅員の1/8又は1mのうち大きい方
  2. B歩道幅員の1/8又は1mのうち小さい方
  3. C歩道幅員の1/3又は1mのうち小さい方
  4. D歩道幅員の1/3又は1mのうち大きい方
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正解:C歩道幅員の1/3又は1mのうち小さい方

歩道であれば歩道幅員の1/3又は1mのうち小さい方である。

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489鉄筋コンクリート造の工事において、工事ゲートの有効高さの計画として、適切なものはどれか。

  1. A積荷時の生コン車の高さを基準とし、有効高さを3.7mとする。
  2. B空荷時の生コン車が通過できる高さを考慮し、有効高さを3.8mとする。
  3. C積荷時と空荷時の中間値をとり、有効高さを3.5mとする。
  4. Dゲート上部に網を張る構造とするため、有効高さは制限されない。
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正解:B空荷時の生コン車が通過できる高さを考慮し、有効高さを3.8mとする。

空荷時の生コン車は高さが上がるため、空荷時が通過できる有効高さ3.8mとする必要がある。

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490仮設事務所や作業員詰所の計画に関する記述として、適切なものはどれか。

  1. A施工者用事務室と監理者用事務室は、コミュニケーションを図るため同一空間内に設ける。
  2. B作業員詰所は、火災防止の観点から小部屋方式を採用する。
  3. C作業員詰所は、職種数や作業員の増減に対応しにくいため大部屋方式を避ける。
  4. D作業員詰所は、衛生管理がしやすいため大部屋方式とする。
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正解:D作業員詰所は、衛生管理がしやすいため大部屋方式とする。

作業員詰所は、小部屋方式よりも大部屋方式の方が火災防止や衛生管理がしやすいため適している。

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491同時に就業する労働者の数が常時10人以内である場合の便所の設置に関する特例として、適切なものはどれか。

  1. A便所の設置は免除される。
  2. B男性用大便所と女性用便房をそれぞれ1個以上設ける必要がある。
  3. C男女兼用の小便所を2個設けることで足りる。
  4. D独立個室型の便所を1個設けることで足りる。
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正解:D独立個室型の便所を1個設けることで足りる。

常時10人以内である場合は、男女を区別しない独立個室型の便所を設けることで足りる(労働安全衛生規則第628条の2)。

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492ガスボンベ類の貯蔵小屋の構造として、適切なものはどれか。

  1. A1面を開口とし、他の3面は上部に開口部を設ける。
  2. B通気を良くするため、すべての面を開口とする。
  3. C2面を開口とし、他の2面は下部に開口部を設ける。
  4. D防火の観点から、四方を不燃材料の壁で完全に密閉する。
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正解:A1面を開口とし、他の3面は上部に開口部を設ける。

ガスボンベ類の貯蔵小屋の壁は、通気を良くするため1面を開口とし、他の3面は上部に開口部を設ける。

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493工事用の受電設備容量の算出において、工程表に基づいた電力量山積みのうち、実負荷として計画する割合はどれか。

  1. A70%
  2. B50%
  3. C40%
  4. D60%
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正解:D60%

工事用の動力負荷は、工程表に基づいた電力量山積みの60%を実負荷として計画する。

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494現場内の幹線ケーブルの埋設深さに関する記述として、適切なものはどれか。

  1. Aすべての場所で0.6m以上とする。
  2. B重量物が通過する道路下では0.6m以上、その他は0.3m以上とする。
  3. Cすべての場所で1.2m以上とする。
  4. D重量物が通過する道路下では1.2m以上、その他は0.6m以上とする。
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正解:D重量物が通過する道路下では1.2m以上、その他は0.6m以上とする。

重量物が通過する道路下ではその深さを1.2m以上、その他は0.6m以上とする。

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495溶接用ケーブル以外の屋外に使用する移動電線で、使用電圧が300V以下のものとして使用できないものはどれか。

  1. A4種キャブタイヤケーブル
  2. B1種キャブタイヤケーブル
  3. C3種キャブタイヤケーブル
  4. D2種キャブタイヤケーブル
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正解:B1種キャブタイヤケーブル

使用電圧が300V以下の屋側や屋外に使用する移動電線は、1種を使用せず2〜4種を使用する。

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496仮設の照明設備において、普通の作業の場合で常時就業させる場所の作業面の照度の基準として、適切なものはどれか。

  1. A50ルクス以上
  2. B100ルクス以上
  3. C150ルクス以上
  4. D70ルクス以上
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正解:C150ルクス以上

普通の作業の場合で常時就業させる場所の作業面の照度は、150ルクス以上とする。

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497既製コンクリート杭の保管・仮置きに関する留意事項として、最も適切なものはどれか。

  1. A異径の杭を混ぜて積み重ね、隙間をなくして安定させる。
  2. Bやむを得ず2段以上に積む場合は同径のものを並べ、まくら材を同一鉛直面上にして置く。
  3. C平置きとし、上下の台木は互い違いになるように配置する。
  4. D角材を支持点として、積み重ね段数は最大6段までとする。
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正解:Bやむを得ず2段以上に積む場合は同径のものを並べ、まくら材を同一鉛直面上にして置く。

既製コンクリート杭はやむを得ず2段以上に積む場合は同径のものを並べ、まくら材を同一鉛直面上にして置く。

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498プレキャストコンクリートの床部材の保管方法として、適切な積み重ね段数の上限はどれか。

  1. A3段
  2. B6段
  3. C4段
  4. D10段
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正解:B6段

プレキャストコンクリートの床部材は、平置きとし、積み重ね段数は6段以下とする。

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499高力ボルトの保管方法として、不適切なものはどれか。

  1. A箱の積上げ高さを10段程度まで高くして省スペースを図る。
  2. B乾燥した場所に等級別・サイズ別等に整理して保管する。
  3. C工事現場受入れ時には包装を開封せずに保管する。
  4. D箱の積上げ高さは3〜5段にして保管する。
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正解:A箱の積上げ高さを10段程度まで高くして省スペースを図る。

高力ボルトの箱の積上げ高さは3〜5段にして保管する。

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500ALCパネルの保管方法に関する記述として、適切なものはどれか。

  1. A反りぐせを防止するため、直射日光を避けて縦置きにして保管する。
  2. B積上げ高さは1段を1.0m以下とし、3段までとする。
  3. C平坦で乾燥した場所に平積みとし、積上げ高さは制限なく積んでよい。
  4. D積上げ高さは1段を1.0m以下とし、2段までとする。
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正解:D積上げ高さは1段を1.0m以下とし、2段までとする。

ALCパネルは平積みとし、積上げ高さは1段を1.0m以下とし2段までとする。

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501輸送荷姿が木箱入りのガラスの保管方法として、不適切なものはどれか。

  1. A異寸法の木箱が混ざる場合は、小箱を先に置いて大箱を直接重ねる。
  2. B異寸法の木箱が混ざる場合は、大箱を先に置く。
  3. C日射熱吸収の大きいガラスへの養生材の張付けにあたっては熱割れしないことを確認する。
  4. D85度程度の角度で立置きする。
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正解:A異寸法の木箱が混ざる場合は、小箱を先に置いて大箱を直接重ねる。

異寸法の木箱が混ざる場合は、大箱を先に置いて小箱を後から直接重ねて保管する。

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502床シート類及びカーペットの保管方法として、適切な組み合わせはどれか。

  1. A床シート類は平積み、カーペットは縦置き
  2. B床シート類もカーペットも縦置き
  3. C床シート類は俵積み、カーペットは縦置き
  4. D床シート類は縦置き、カーペットは横に倒して俵積み
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正解:D床シート類は縦置き、カーペットは横に倒して俵積み

床シート類は縦置き、カーペットは横に倒して俵積みに保管する。

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503元請の建設業者が、目的物の引渡しの日から10年間保存しなければならない記録に含まれないものはどれか。

  1. A完成図
  2. B作業員詰所の配置計画図
  3. C請負契約の当事者が相互に交付した打合せ記録
  4. D施工体系図
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正解:B作業員詰所の配置計画図

10年間保存するのは完成図、打合せ記録、施工体系図である。作業員詰所の配置計画図は含まれない。

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504監理者の立会いのうえ施工すると指定された工事において、監理者の指示により立会いなく施工する場合の対応として、適切なものはどれか。

  1. A立会いが省略されたため、特別な記録は残さず次工程に進む。
  2. B工事写真等の施工が適切に行われたことを証明する記録を整備して監理者に提出する。
  3. C元請業者内でのみ検査結果を共有し、監理者への提出は不要とする。
  4. D後日、目視による検査が不可能となる部分を解体して確認を行う。
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正解:B工事写真等の施工が適切に行われたことを証明する記録を整備して監理者に提出する。

監理者の立会いなく施工する場合は、工事写真等の証明する記録を整備して監理者に提出する。

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505杭地業の工事記録に関する記述として、不適切なものはどれか。

  1. A既製コンクリート杭のセメントミルク工法では、電動機の消費電流値を記録する。
  2. Bアースドリル工法では、所定の深さから排出される土により支持地盤を確認し記録する。
  3. C鋼杭の打込み工法では、全杭について掘削機駆動用電動機の消費電流値を記録する。
  4. D鋼杭の打込み工法では、全杭について最終貫入量等を測定し記録する。
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正解:C鋼杭の打込み工法では、全杭について掘削機駆動用電動機の消費電流値を記録する。

消費電流値を記録するのは既製コンクリート杭のセメントミルク工法である。鋼杭は最終貫入量等を測定する。

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506現場に搬入する加工された異形鉄筋の証明記録として、ミルシートと荷札の照合に加えて確認・記録すべき事項はどれか。

  1. A圧延マークの確認と写真記録
  2. Bトラックの運行記録
  3. Cさびの発生状況のスケッチ
  4. D摩擦面の処理状況の記録
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正解:A圧延マークの確認と写真記録

異形鉄筋の確認には、ミルシートと荷札の照合とともに、圧延マークを確認し写真で記録するとよい。

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507建築基準法に基づく「建築物除却届」の提出先と提出時期の組み合わせとして、正しいものはどれか。

  1. A市町村長 ―― 着工7日前
  2. B都道府県知事 ―― 完了後4日以内
  3. C警察署長 ―― 着工前
  4. D建築主事を経由して都道府県知事 ―― 着工前
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正解:D建築主事を経由して都道府県知事 ―― 着工前

建築物除却届は、施工者が建築主事を経由して都道府県知事へ、工事に着手する前に提出する。

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508道路法に基づく「道路占用許可申請書」の申請・届出者として定められているのは誰か。

  1. A建築主
  2. B道路を占用しようとする者(道路占用者)
  3. C道路管理者
  4. D工事監理者
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正解:B道路を占用しようとする者(道路占用者)

道路占用許可申請書は、道路を占用しようとする者が道路管理者へ着工前に提出する。

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509騒音規制法・振動規制法に基づく「特定建設作業実施届」の提出先として、正しいものはどれか。

  1. A都道府県知事
  2. B市町村長
  3. C労働基準監督署長
  4. D警察署長
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正解:B市町村長

特定建設作業実施届は、施工者が市町村長に対して着工7日前までに提出する。

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510労働安全衛生法に基づく届出のうち、工事開始30日前までに所轄労働基準監督署長に提出しなければならないものはどれか。

  1. A特定施設設置届
  2. B共同企業体代表者届
  3. C機械の設置届
  4. D作業員寄宿舎の設置届
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正解:C機械の設置届

機械の設置届は、工事開始30日前までに提出する届出である。

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511建設工事計画届(仕事開始14日前提出)の対象となる作業として、適切なものはどれか。

  1. A耐火建築物等に吹き付けられた石綿等の除去作業
  2. B高さ20mの建築物の解体作業
  3. C高さ又は深さが5mの地山の掘削作業
  4. D組立てから解体まで30日間設置する足場
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正解:A耐火建築物等に吹き付けられた石綿等の除去作業

建設工事計画届の対象には、耐火建築物等に吹き付けられた石綿等の除去作業が含まれる。

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512工程計画の立案方式に関する記述として、不適切なものはどれか。

  1. A積上方式は、工事内容が複雑な場合や施工実績が少ない工事に多く用いられる。
  2. B割付方式は、工期が制約されている場合や工事内容が比較的容易な工事に用いられる。
  3. C算出した工期が指定工期を超える場合、クリティカルパス以外の作業を中心に短縮を図る。
  4. D工程計画は、各作業の手順計画を立ててから日程計画を決定する。
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正解:C算出した工期が指定工期を超える場合、クリティカルパス以外の作業を中心に短縮を図る。

工期を短縮する場合は、クリティカルパス上に位置する作業を中心に検討を行う。

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513総合工程表作成上の留意事項として、適切なものはどれか。

  1. A搬入車両の能力は考慮せず、現場内の作業スペースのみを基準に計画する。
  2. B工区の分割は、作業数量よりも作業面積が完全に一致するように計画する。
  3. Cマイルストーンは工事の完了日のみを設定し、途中経過には設定しない。
  4. D工事用機械が連続して稼働できるよう作業手順を定め、不稼働をできるだけ少なくする。
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正解:D工事用機械が連続して稼働できるよう作業手順を定め、不稼働をできるだけ少なくする。

工事用機械が連続して作業を実施し得るように作業手順を定め、不稼働を少なくする。

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514工期とコストの関係において、工期の短縮に伴って増加する費用はどれか。

  1. A金利
  2. B共通仮設費
  3. C直接費
  4. D管理費
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正解:C直接費

労務費、材料費、仮設費等の直接費は、工期の短縮に伴って増加する。

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515直接費が最大となる工期と費用の組み合わせとして、正しいものはどれか。

  1. Aノーマルタイム ―― ノーマルコスト
  2. Bクラッシュタイム ―― ノーマルコスト
  3. Cクラッシュタイム ―― クラッシュコスト
  4. Dノーマルタイム ―― クラッシュコスト
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正解:Cクラッシュタイム ―― クラッシュコスト

直接費が最大となる工期をクラッシュタイム、費用をクラッシュコストという。

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516総工事費が最小となる施工速度を何というか。

  1. A標準速度
  2. B経済速度
  3. C特急速度
  4. D突貫速度
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正解:B経済速度

総工事費が最小となる施工速度を経済速度といい、このときの工期が最適工期となる。

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517突貫工事がコストの急増につながる要因として、不適切なものはどれか。

  1. A型枠支保工材等の使用量が施工量に完全に比例して一定になるため。
  2. B1交代から2交代等への増加に伴い、現場経費が増加するため。
  3. C材料の手配が間に合わず、労務の手待ちが生じるため。
  4. D残業手当等の割増賃金が発生し、労務費が比例的でなく増加するため。
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正解:A型枠支保工材等の使用量が施工量に完全に比例して一定になるため。

型枠支保工材等の消耗役務材料は、使用量が施工量に比例せず急増するためコストが急増する。

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518品質・工程・原価の一般的関連性を示す記述として、適切なものはどれか。

  1. A品質を良くすれば、原価は安くなり工期も早くなる。
  2. B品質の良いものを施工すれば、施工(工程)は遅くなる。
  3. C施工速度を極端に速めると、原価は下がり続ける。
  4. D工程と品質の関係は、相互に影響を全く与えない。
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正解:B品質の良いものを施工すれば、施工(工程)は遅くなる。

品質の良いものを施工すれば施工(工程)は遅くなり、品質を落とせば工程は早くなる相反する性質がある。

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519ガントチャートの特徴として、正しいものはどれか。

  1. A各作業の進捗度だけが判明する。
  2. B作業に必要な日数が一目で判明する。
  3. C各作業の順序関係が明確に表現できる。
  4. Dクリティカルパスが容易に確認できる。
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正解:A各作業の進捗度だけが判明する。

ガントチャートは各作業の進捗度だけが判明し、それ以外は何もわからない。

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520バーチャート(横線工程表)の欠点として、最も適切なものはどれか。

  1. A図表の作成が非常に複雑である。
  2. B各作業の開始日と終了日が明確にならない。
  3. C先行作業、並列作業、後続作業の相互関係や影響が把握しにくい。
  4. D工期に影響する作業が常に視覚的に強調される。
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正解:C先行作業、並列作業、後続作業の相互関係や影響が把握しにくい。

バーチャートは各作業の順序関係や関連を明確に表現できないため、相互関係が把握しにくい。

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521Sチャート(曲線式工程表)におけるバナナ曲線に関する記述で、工程の進捗が遅れている状態を示すものはどれか。

  1. A出来高比率が上方許容限界曲線と下方許容限界曲線の間にある状態
  2. B出来高比率が上方許容限界曲線の上にある状態
  3. C出来高比率が下方許容限界曲線の下にある状態
  4. D出来高比率がSカーブの頂点に達した状態
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正解:C出来高比率が下方許容限界曲線の下にある状態

下方許容限界曲線の下にある場合は、工程の進捗が遅れていることを示す。

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522ネットワーク工程表の特徴として、不適切なものはどれか。

  1. A作業の手順や作業の所要日数がすべてわかる。
  2. B複雑な計算が不要なため、バーチャートよりも作成が極めて容易である。
  3. Cバーチャート工程表と併用することで緻密な管理ができる。
  4. D全体の工程を最も強く支配する経路をあらかじめ確認できる。
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正解:B複雑な計算が不要なため、バーチャートよりも作成が極めて容易である。

ネットワーク工程表は作成が複雑であるが、手順や所要日数、工期に影響する作業が判明する。

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523山積工程表において、1日当たりの所要人員のピークが投入可能な限度を超えないよう、作業の開始日を前後に移動させて調整する手法を何というか。

  1. A山積み
  2. Bクラッシング
  3. Cマイルストーン
  4. D山崩し
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正解:D山崩し

所要量のピークが限度を超えないよう作業を移動して平準化する手法を山崩しという。山積みは所要量をグラフ化する作業そのものを指す。

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524タクト工程表に関する記述として、適切なものはどれか。

  1. A設定したタクト期間で終わらない作業は、タクト期間の整数倍に設定する。
  2. B一つの作業の遅れは他の作業に全く影響を与えない。
  3. C作業の所要期間を変動させながら、各作業班がランダムに移動する。
  4. D習熟効果による生産性の向上は見込めない。
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正解:A設定したタクト期間で終わらない作業は、タクト期間の整数倍に設定する。

終わることができない作業は、作業期間をタクト期間の整数倍(2倍、3倍等)に設定する。

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525ネットワーク工程表における「ダミー」の性質として、正しいものはどれか。

  1. A作業日数は常に1日として計算される。
  2. B実線の矢印(→)で表示される。
  3. Cクリティカルパス上には絶対に配置されない。
  4. D作業時間は0で、相互関係を結びつける方向と着点しかない。
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正解:D作業時間は0で、相互関係を結びつける方向と着点しかない。

ダミーは破線で表示され、架空の作業のため作業時間は0である。

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526ネットワーク工程表の「最早開始時刻(EST)」を求める際の計算方法として、適切なものはどれか。

  1. A終点から引き算を行い、複数経路がある場合は小さい方を採用する。
  2. B始点から足し算を行い、複数経路がある場合は大きい方を採用する。
  3. C始点から足し算を行い、複数経路がある場合は小さい方を採用する。
  4. D終点から引き算を行い、複数経路がある場合は大きい方を採用する。
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正解:B始点から足し算を行い、複数経路がある場合は大きい方を採用する。

最早開始時刻は始点から足し算を行い、複数経路がある場合は大きい方を採用する。

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527「最遅終了時刻(LFT)」の定義として、最も適切なものはどれか。

  1. A工期に影響のない範囲で、最も遅く作業を開始してもよい時刻。
  2. Bある作業に、先行作業が終了次第、最も早く開始できる時刻。
  3. C全体予定工期を遅らせないように作業を終わらせておくべき時刻。
  4. D各結合点が許される最も早い時刻。
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正解:C全体予定工期を遅らせないように作業を終わらせておくべき時刻。

最遅終了時刻(LFT)は、全体予定工期を遅らせないように作業を終わらせておくべき時刻である。

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528フリーフロート(FF)に関する記述として、不適切なものはどれか。

  1. A作業の中で使い切ると、後続作業のフロートを減少させる。
  2. B自由に使っても後続作業や全体工期に影響を及ぼさない余裕時間である。
  3. C結合点に入る作業がひとつだけの場合、その作業のフリーフロートは0となる。
  4. D後続作業の最早開始時刻(EST)から先行作業の最早開始時刻と所要日数を引いて求める。
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正解:A作業の中で使い切ると、後続作業のフロートを減少させる。

フリーフロートはその作業の中で使い切っても、後続作業のフロートに全く影響を与えない。

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529ディペンデントフロート(DF)を求める計算式として、正しいものはどれか。

  1. ADF = LFT - EST
  2. BDF = FF + TF
  3. CDF = TF - FF
  4. DDF = LFT - EFT
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正解:CDF = TF - FF

ディペンデントフロートは、トータルフロートからフリーフロートを差し引いて求められる(DF=TF-FF)。

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530トータルフロート(TF)が0の作業に関する記述として、正しいものはどれか。

  1. Aその作業のフリーフロートは0になるとは限らない。
  2. Bその作業はクリティカルパス上にはない。
  3. Cその作業内で最大限の余裕日数を持つ。
  4. Dその作業ではフリーフロートもディペンデントフロートも0になる。
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正解:Dその作業ではフリーフロートもディペンデントフロートも0になる。

TFが0であれば、FFもDFも0となり、余裕日数がない状態(クリティカルパス)となる。

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531クリティカルパスに関する記述として、不適切なものはどれか。

  1. A開始から終了までの各作業の経路で最も長い日数を要する経路である。
  2. B必ずしもひとつとは限らず、2通り以上の場合がある。
  3. C工期を短縮する場合は、クリティカルパス以外の作業の所要時間を短縮する。
  4. D各イベントにおいて最早開始時刻(EST)と最遅終了時刻(LFT)が等しくなる経路である。
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正解:C工期を短縮する場合は、クリティカルパス以外の作業の所要時間を短縮する。

工期を短縮するときは、クリティカルパス上の作業の所要時間を短縮する必要がある。

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532工程管理における進捗度管理の一般的な手順として、正しい順序はどれか。

  1. A進捗評価 → 進捗測定 → 進捗是正 → 変更計画
  2. B変更計画 → 進捗評価 → 進捗測定 → 進捗是正
  3. C進捗測定 → 進捗評価 → 進捗是正 → 変更計画
  4. D進捗是正 → 進捗測定 → 変更計画 → 進捗評価
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正解:C進捗測定 → 進捗評価 → 進捗是正 → 変更計画

一般的な手順は、進捗測定→進捗評価→進捗是正→変更計画の順である。

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533PCa(プレキャスト)化工法の効果として、適切なものはどれか。

  1. A現場作業の削減と能率向上により工期短縮が図れる。
  2. B現場での型枠解体作業が増加し、品質が安定する。
  3. C工場生産を行わないため、運搬費用が大幅に削減される。
  4. D天候の影響を受けやすくなるため、工期は延長される。
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正解:A現場作業の削減と能率向上により工期短縮が図れる。

PCa化工法は工場生産することで現場作業の削減と能率向上により工期短縮が図れる。

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534先組工法に関する記述として、最も適当なものはどれか。

  1. A柱や梁の鉄筋をあらかじめ組立て設置することで作業の効率化を図る。
  2. B鉄骨の節ごとに建方を行っていく方式で、横割り方式ともいう。
  3. C下地と仕上げが一体化されたシステム天井を導入する工法である。
  4. D1階の床や梁を先行施工し、これらを支保工として利用する。
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正解:A柱や梁の鉄筋をあらかじめ組立て設置することで作業の効率化を図る。

先組工法は、柱や梁の鉄筋を工場や現場であらかじめ組立て設置する工法である。

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