ITパスポート ⑤ プロジェクト・サービスマネジメント・監査

システムの開発と運用を管理する視点を学ぶ分野です。プロジェクトマネジメント(スコープ・スケジュール・コストの制約、PMBOK、WBS、ステークホルダ)、ITサービスマネジメント(SLA、ITIL、サービスデスク)、システム監査や内部統制が頻出です。マネジメント系の中心分野で、管理の考え方が幅広く問われます。3つの制約の関係やSLAの意味など、それぞれの管理手法が「何を守るためのものか」を意識して整理すると理解が深まります。

この分野の問題54問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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245プロジェクトの特徴として最も適切な組み合わせはどれか。

  1. A無期性と普遍性
  2. B定常性と反復性
  3. C有期性と独自性
  4. D有期性と反復性
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正解:C有期性と独自性

プロジェクトは「期限がある(有期性)」ことと「成果物が唯一無二である(独自性)」という2つの特徴を持ちます。

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246プロジェクトマネジメントにおける「3つの制約」に含まれないものはどれか。

  1. Aリスク(危険性)
  2. Bスコープ(作業範囲)
  3. Cスケジュール(期限)
  4. Dコスト(費用)
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正解:Aリスク(危険性)

3つの制約はスコープ、スケジュール、コストであり、これらは密接に関わり合っています。

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247プロジェクトにおいて、顧客から機能追加の要求がありスコープが増大した。三角形の制約を維持するためにとるべき行動として適切なものはどれか。

  1. A要員の削減を行う
  2. B品質基準を低下させる
  3. Cスケジュールを延ばすかコストを増やす
  4. Dスコープの削減のみで対応する
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正解:Cスケジュールを延ばすかコストを増やす

3つの制約のいずれかが変化した場合、他の要素(スケジュールやコスト)を調整する必要があります。

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248プロジェクトに変更が生じた際、スコープ、スケジュール、コストへの影響を総合的に評価し、変更の実施可否を判断する会議体はどれか。

  1. Aプロジェクトチーム
  2. B品質管理委員会
  3. C変更管理委員会
  4. D経営戦略会議
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正解:C変更管理委員会

変更内容やリスクを評価し、実施の可否を判断する会議体を「変更管理委員会」といいます。

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249PMBOK(Project Management Body of Knowledge)の説明として最も適切なものはどれか。

  1. Aシステム監査のルールブック
  2. Bプログラミング言語の国際規格
  3. Cプロジェクトマネジメントの体系化された知識
  4. DITサービスマネジメントのベストプラクティス集
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正解:Cプロジェクトマネジメントの体系化された知識

PMBOKはアメリカのプロジェクトマネジメント協会が制作した、プロジェクトマネジメントの体系化された知識です。

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250PMBOKにおいて、プロジェクトを立ち上げる際に作成され、プロジェクトマネージャに権限を与える文書はどれか。

  1. Aプロジェクト憲章
  2. Bプロジェクト計画書
  3. CWBS
  4. DSLA
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正解:Aプロジェクト憲章

プロジェクトの目的などを記載し、プロジェクトマネージャの責任や権限を明確にする文書です。

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251プロジェクトから利益や損害を受ける可能性のあるすべての人を指す用語はどれか。

  1. Aステークホルダ
  2. Bプロジェクトチーム
  3. Cプロジェクトスポンサ
  4. D監査人
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正解:Aステークホルダ

経営者、メンバー、取引先、地域社会など、利害関係があるすべての人がステークホルダに含まれます。

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252プロジェクトマネジメントの10の知識エリアのうち、テストカバレッジなどを指標として利用し、成果物が期待される水準を満たしているか確認するものはどれか。

  1. Aプロジェクト品質マネジメント
  2. Bプロジェクト資源マネジメント
  3. Cプロジェクトスコープマネジメント
  4. Dプロジェクトリスクマネジメント
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正解:Aプロジェクト品質マネジメント

品質を管理し、レビューなどを実施するのは「プロジェクト品質マネジメント」です。

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253WBS(Work Breakdown Structure)に関する説明として適切なものはどれか。

  1. Aシステム開発のプロセスを順次・選択・繰り返しで表した図
  2. Bプロジェクトの作業を細かい作業単位に階層的に分割した図
  3. Cプロジェクトの進捗状況を時間軸に沿って視覚的に表した表
  4. Dアクティビティ間の依存関係を矢印で精密に図示したもの
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正解:Bプロジェクトの作業を細かい作業単位に階層的に分割した図

WBSはプロジェクトという大きな作業を、時間やコストが見積もれる大きさまで階層状に分割した図です。

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254WBSにおいて、最も小さく分割された作業単位を何と呼ぶか。

  1. Aダミー作業
  2. Bワークパッケージ
  3. Cマイルストーン
  4. Dインシデント
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正解:Bワークパッケージ

WBSの最小作業単位をワークパッケージと呼び、一般的には8〜80時間程度で完了する大きさにします。

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255プロジェクトの進捗管理において、横軸に時間、縦軸にタスクを取り、タスクの所要期間を長さで表して予定と実績を記入する図はどれか。

  1. Aアローダイアグラム
  2. Bガントチャート
  3. Cプレシデンスダイアグラム
  4. DWBS
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正解:Bガントチャート

進捗状況を視覚的に表す図であり、予定と実績の比較に便利ですが、複雑な依存関係の把握には不向きです。

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256アローダイアグラムにおいて、所要日数が0日であり、作業間の依存関係のみを表すために破線で記述されるものはどれか。

  1. Aクリティカルパス
  2. Bマイルストーン
  3. Cワークパッケージ
  4. Dダミー作業
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正解:Dダミー作業

ダミー作業は所要日数がゼロですが、先行作業と後続作業の依存関係を正しく表現するために使われます。

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257アローダイアグラムを使った分析において、プロジェクト全体を完了するまでに「最も時間のかかる経路」を何と呼ぶか。

  1. Aエスカレーションパス
  2. B最短経路
  3. Cクリティカルパス
  4. D代替経路
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正解:Cクリティカルパス

この経路上の作業が遅れるとプロジェクト全体が遅れるため、スケジュール管理において最重要視されます。

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258アローダイアグラムでは「先行作業が終了すれば後続作業を開始できる」という依存関係しか表現できないが、「先行作業が開始されたら後続作業を開始できる」などの複雑な関係を表現できる図法はどれか。

  1. Aガントチャート
  2. Bプレシデンスダイアグラム法
  3. CPERT
  4. DWBS
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正解:Bプレシデンスダイアグラム法

アクティビティ間の依存関係をより精密に図示する手法がプレシデンスダイアグラム法です。

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259プロジェクト資源マネジメントにおいて、メンバーを増員する際に最も注意すべき点はどれか。

  1. A作業の依存関係が変化すること
  2. Bハードウェアの調達コストが増加すること
  3. C新人とベテランでは作業効率が異なること
  4. DWBSの階層が深くなること
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正解:C新人とベテランでは作業効率が異なること

人的資源の計算問題でも問われるように、新人メンバーはベテランと作業効率が異なる点を考慮して工数計算を行います。

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260プロジェクトリスクマネジメントにおいて、リスクに関わる作業をスコープから外すなどして、被害が出る可能性をなくす対応策はどれか。

  1. Aリスク転嫁
  2. Bリスク軽減
  3. Cリスク受容
  4. Dリスク回避
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正解:Dリスク回避

リスクを取らない(作業をしない)ことで被害の発生を根本から防ぐ方法をリスク回避といいます。

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261リスクがある作業を外部委託したり、保険を掛けたりすることで、リスクを自社から他社へ移す対応策はどれか。

  1. Aリスク軽減
  2. Bリスク受容
  3. Cリスク回避
  4. Dリスク転嫁
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正解:Dリスク転嫁

第三者にリスクの責任や負担を移転する対応策をリスク転嫁といいます。

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262不具合が起こる可能性を減らすために、より多くのテストを実施したり、安定した技術を使ったりするリスク対応策はどれか。

  1. Aリスク回避
  2. Bリスク転嫁
  3. Cリスク軽減
  4. Dリスク受容
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正解:Cリスク軽減

リスクの発生確率を下げたり被害額を小さくしたりする努力をリスク軽減といいます。

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263被害額よりもリスク対応費用のほうが高額である場合などに、「何もしない」という対応を選択するリスク対応策はどれか。

  1. Aリスク受容
  2. Bリスク転嫁
  3. Cリスク軽減
  4. Dリスク回避
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正解:Aリスク受容

対応コストが見合わない場合などに、リスクをそのまま受け入れることをリスク受容といいます。

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264プロジェクトマネジメントとサービスマネジメントの違いについて、正しくない記述はどれか。

  1. Aプロジェクトマネジメントは一回限りの活動である
  2. Bサービスマネジメントの対象は有形の製品を生み出すことである
  3. Cサービスマネジメントは定期的な活動である
  4. Dプロジェクトマネジメントの関連書籍はPMBOKガイドである
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正解:Bサービスマネジメントの対象は有形の製品を生み出すことである

サービスマネジメントは有形のモノではなく、サービスの品質を維持・改善する定期的な活動です。

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265ITサービスマネジメントのベストプラクティス(最良の事例)がまとめられた書籍群はどれか。

  1. APMBOK
  2. BITIL
  3. CSLA
  4. DWBS
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正解:BITIL

ITIL(Information Technology Infrastructure Library)には、実際に効果のあったITサービスマネジメントの事例がまとめられています。

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266SLM(サービスレベル管理)でサービスレベルを維持・改善するために主に用いられる手法はどれか。

  1. APDCA
  2. BPERT
  3. CBCM
  4. DSLA
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正解:APDCA

計画(Plan)、実行(Do)、評価(Check)、改善(Act)のサイクルを繰り返す手法が用いられます。

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267サービス提供者と利用者の間で取り決めたサービスレベル(サービスの品質や範囲)を明文化した合意書はどれか。

  1. Aプロジェクト憲章
  2. BWBS
  3. CSLA
  4. DITIL
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正解:CSLA

SLA(Service Level Agreement)を作成することで、サービスの範囲と品質が明確になり、提供者と利用者の認識を合わせることができます。

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268SLMのPDCAサイクルにおいて、サービスの稼働状況を監視・測定し、設定した目標値と実績を比較してレビューを行うプロセスはどれか。

  1. APlan(計画)
  2. BCheck(評価)
  3. CAct(改善)
  4. DDo(実行)
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正解:BCheck(評価)

測定や比較、レビューといった活動は、PDCAの「評価(Check)」に該当します。

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269ユーザーが求めるサービスレベルのうち、「サービスを使いたいときに、使えること」を確保するための活動を何というか。

  1. A変更管理
  2. Bインシデント管理
  3. C構成管理
  4. D可用性管理
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正解:D可用性管理

サービスの提供時間や稼働率などを維持し、いつでも利用できる状態(可用性)を保つ活動です。

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270サービスサポートにおいて、PCが起動しないなどの「正常に業務を遂行できない状況」から、サービスを可能な限り迅速に復旧させる活動はどれか。

  1. Aインシデント管理
  2. B問題管理
  3. C変更管理
  4. D構成管理
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正解:Aインシデント管理

根本原因の解決よりも、まずは一時的な回避策などでサービスの継続を優先する活動です。

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271インシデント管理と問題管理の違いとして、最も適切な記述はどれか。

  1. Aインシデント管理は迅速な復旧を優先し、問題管理は根本原因を究明し再発を防止する。
  2. Bインシデント管理はソフトウェアを対象とし、問題管理はハードウェアを対象とする。
  3. Cインシデント管理は根本原因を究明し、問題管理は迅速な復旧を目指す。
  4. D両者に違いはなく、同じプロセスの別名である。
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正解:Aインシデント管理は迅速な復旧を優先し、問題管理は根本原因を究明し再発を防止する。

インシデントは「症状」に対する迅速な応急処置であり、問題管理は「原因(ウイルスなど)」を特定・排除する活動です。

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272IT資産(ハードウェア、ソフトウェア、ドキュメントなど)を正確に把握し、ライセンス違反などの不正使用を防止するサービスサポートのプロセスはどれか。

  1. Aリリース及び展開管理
  2. B構成管理
  3. Cインシデント管理
  4. D変更管理
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正解:B構成管理

システムを構成する資産を管理台帳に記録し、不正使用防止や正確な構成の維持を行います。

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273セキュリティパッチの適用など、システムの変更による影響を評価し、変更を承認して実施計画を立てる活動はどれか。

  1. A問題管理
  2. Bリリース及び展開管理
  3. C変更管理
  4. Dサービスデスク
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正解:C変更管理

変更によるサービス中断のリスクを最小限に抑えるため、綿密な計画と承認を行うプロセスです。

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274変更管理で承認されたシステムの変更を、実際に本番環境へ実装する活動はどれか。

  1. Aリリース及び展開管理
  2. B問題管理
  3. Cインシデント管理
  4. D構成管理
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正解:Aリリース及び展開管理

利用者に通知を行い、失敗時の影響を抑える施策(並行運用など)を準備した上で実装を行います。

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275サービスデスクに関する説明として、最も適切なものはどれか。

  1. Aトラブルなどの問い合わせを受け付ける単一の窓口である
  2. Bトラブルの根本原因を究明し恒久対策を行う単一の窓口である
  3. C問い合わせを受け付ける複数の窓口を分散させた機能である
  4. Dシステムの開発を専門に行う部門である
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正解:Aトラブルなどの問い合わせを受け付ける単一の窓口である

サービスデスクは、利用者のトラブル対応や問い合わせを一括して受け付ける単一の窓口です。

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276サービスデスクで対応しきれない技術的に高度な問い合わせを、上位の管理者や技術部門などに引き継ぐことを何というか。

  1. Aエスカレーション
  2. Bリリース
  3. Cモニタリング
  4. Dヒアリング
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正解:Aエスカレーション

一次受付から二次受付、三次受付へとバトンを引き継ぐ仕組みです。

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277サービスデスクへの問い合わせ件数を減らし、利用者が自分で問題を解決できるようにするためにWebサイト等に用意されるものはどれか。

  1. ASLA
  2. BWBS
  3. CFAQ
  4. DBCP
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正解:CFAQ

FAQ(Frequently Asked Questions)は、よくある質問とその答えをまとめたものです。

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278ユーザーからの質問に対して、ソフトウェアがリアルタイムで自動的に応答する仕組みを何というか。

  1. ARPA
  2. BIoT
  3. Cチャットボット
  4. DUPS
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正解:Cチャットボット

「チャット」と「ボット(ロボット)」を組み合わせた言葉で、AIを活用して自然な対話を行うものもあります。

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279ファシリティマネジメントの目的として含まれないものはどれか。

  1. A耐震対策などの安全性
  2. B入退出管理などの機密性
  3. C電力消費削減などのコスト最適化
  4. Dシステム開発の要件定義
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正解:Dシステム開発の要件定義

ファシリティマネジメントは建物や設備(ファシリティ)の最適化であり、ソフトウェア要件定義は含みません。

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280停電時にコンピュータへ「一時的に」電力を供給する装置はどれか。

  1. A自家発電装置
  2. BUPS(無停電電源装置)
  3. Cサージ保護デバイス
  4. Dセキュリティワイヤ
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正解:BUPS(無停電電源装置)

UPSは停電後すぐに電力を供給しますが、短時間しか持たないため、その間に安全にシャットダウン等を行います。

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281長時間の停電が発生した際にシステムに電力を供給するが、稼働開始までに一定の時間がかかるためUPSとの併用が必須となる設備はどれか。

  1. Aサージ保護デバイス
  2. Bスマートグリッド
  3. C自家発電装置
  4. Dフリーアクセスフロア
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正解:C自家発電装置

UPSが数分間電力を補っている間に自家発電装置を起動させ、長時間の電力供給を確保します。

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282床下にネットワーク配線などを収納する空間を作り、その上に取り外し可能な床パネルを敷き詰めた構造を何というか。

  1. Aフリーアドレス
  2. Bフリーアクセスフロア
  3. Cフリースペース
  4. Dフリースポット
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正解:Bフリーアクセスフロア

配線の変更が容易になるため、頻繁に設備の入れ替えがあるオフィスやデータセンターで用いられます。

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283落雷などによって瞬間的に発生する高い電圧(過電圧)から、コンピュータなどの電子機器を守るための機器はどれか。

  1. AUPS
  2. Bサージ保護デバイス
  3. Cセキュリティワイヤ
  4. D自家発電装置
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正解:Bサージ保護デバイス

サージ(過電圧)からシステムを保護するデバイスです。

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284システム監査の目的として、最も適切なものはどれか。

  1. Aサービスレベル合意書(SLA)を作成すること
  2. Bシステムの開発コストを削減すること
  3. C不正アクセスを行った犯人を特定し処罰すること
  4. D情報システムのリスクに適切に対応しているかを評価すること
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正解:D情報システムのリスクに適切に対応しているかを評価すること

企業が情報システムのリスクに適切に対応しているかを、独立した第三者が評価して目標達成に寄与することが目的です。

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285システム監査において、監査人が守るべき行為規範(ルール)として定められているものはどれか。

  1. Aシステム管理基準
  2. BITIL
  3. Cコーポレートガバナンスコード
  4. Dシステム監査基準
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正解:Dシステム監査基準

「システム管理基準」が企業が従うべき実践規範であるのに対し、「システム監査基準」は監査人が従うルールです。

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286システム監査における監査人の「独立性」に関する説明として正しいものはどれか。

  1. A被監査部門の業務に精通した社内部署の管理者が行うべきである。
  2. B監査対象のシステムを開発した当事者が行うべきである。
  3. C監査人が自らシステムの改善作業を主体的に実施すべきである。
  4. D被監査部門と利害関係のない独立した第三者が行うべきである。
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正解:D被監査部門と利害関係のない独立した第三者が行うべきである。

監査人は、被監査部門と利害関係のない独立した立場であることが求められます(身内は不可)。

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287システム監査の流れにおいて、監査報告書の改善命令に基づいて実際に「改善活動」を行うのは誰か。

  1. A被監査部門
  2. B依頼人(経営者)
  3. C監査人
  4. D社外取締役
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正解:A被監査部門

被監査部門が改善活動を行い、監査人はその状況をモニタリング(フォローアップ)するのみで主体的な改善は行いません。

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288大規模な災害などが発生した場合でも、企業活動を継続するための経営手法(事前の計画・準備を含む)を何というか。

  1. ASLM(サービスレベル管理)
  2. BBPR(業務プロセスリエンジニアリング)
  3. CBCM(事業継続管理)
  4. Dコーポレートガバナンス
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正解:CBCM(事業継続管理)

BCMは経営手法全体を指し、その中で策定される具体的な計画がBCP(事業継続計画)です。

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289株主や社外取締役などのステークホルダが、経営者の企業私物化や不祥事を防ぐために経営を監視する仕組みを何というか。

  1. AITガバナンス
  2. B内部統制
  3. C職務分掌
  4. Dコーポレートガバナンス
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正解:Dコーポレートガバナンス

企業を外部・上層から健全に保つための企業統治の仕組みです。社外取締役の登用などが強化施策となります。

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290社内のすべての人が業務を健全化する活動であり、その整備と運用の最終的な責任を経営者が負う仕組みはどれか。

  1. Aシステム監査
  2. Bファシリティマネジメント
  3. CITガバナンス
  4. D内部統制
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正解:D内部統制

内部統制はコーポレートガバナンスを実現するためにも不可欠な、社内からの健全化活動です。

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291業務の不正や誤りを防ぐために、経費の申請者と承認者を分けるなど、担当者の役割や権限を明確に分ける仕組みを何というか。

  1. Aモニタリング
  2. B職務分掌
  3. Cエスカレーション
  4. Dリリース
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正解:B職務分掌

担当者間で相互にけん制(チェック)が働くため、リスクを軽減できます。

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292内部統制において、内部統制が有効に機能していることを継続的に評価するプロセスを何というか。

  1. Aエスカレーション
  2. Bモニタリング
  3. Cヒアリング
  4. Dレビュー
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正解:Bモニタリング

設定された統制が正しく運用されているかを監視し続ける活動です。

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293ITガバナンスの説明として最も適切なものはどれか。

  1. AITサービスマネジメントのベストプラクティスをまとめたもの
  2. B情報セキュリティに特化して行われる外部監査
  3. C停電時にITシステムを保護するための設備計画
  4. DITを適切に活用して、企業をあるべき姿に導くための仕組みを企業に組み込むこと
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正解:DITを適切に活用して、企業をあるべき姿に導くための仕組みを企業に組み込むこと

コーポレートガバナンスのうち、ITに関連する統治をITガバナンスと呼びます。

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294企業が競争優位性を構築するためにITガバナンスを実現する手段として、内部統制のうちITを利用する部分を何というか。

  1. A変更管理
  2. Bシステム監査
  3. C可用性管理
  4. DIT統制
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正解:DIT統制

IT統制は、ITガバナンスという目的を達成するための具体的な手段(内部統制の一部)です。

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295プロジェクトスケジュールマネジメントにおいて、作業項目の順序関係や依存関係を表し、最も時間のかかる経路を発見できる手法はどれか。

  1. Aアローダイアグラム(PERT)
  2. BWBS
  3. Cガントチャート
  4. Dマイルストーンチャート
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正解:Aアローダイアグラム(PERT)

作業の流れを矢印で表し、クリティカルパスなどを特定するのに用いられます。

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296インシデント管理において、最も重要視される対応はどれか。

  1. A一時的な回避策であっても、可能な限り迅速にサービスを復旧させること
  2. B利用者に情報を提供せず、裏でこっそり解決すること
  3. Cインシデントの根本原因を徹底的に調査すること
  4. D障害を起こしたハードウェアの責任部署を特定すること
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正解:A一時的な回避策であっても、可能な限り迅速にサービスを復旧させること

問題管理とは異なり、インシデント管理はサービスの迅速な継続(復旧)を最優先とします。

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297サービスデスクのKPI(重要業績評価指標)において、顧客満足度を高めるために「値が小さい(短い)方が良い」指標はどれか。

  1. ASLAで合意された目標時間内に対応が完了した割合
  2. B利用者が担当者につながるまでに費やした時間
  3. C1回の問い合わせで解決できた件数の割合
  4. DFAQのページビュー数
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正解:B利用者が担当者につながるまでに費やした時間

つながるまでの時間や、二次担当へエスカレーションされた割合は、小さい(少ない)方が顧客満足度が高くなります。

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298システム監査の流れに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. A監査人は監査計画を立案し、監査終了後に自らシステムの改善を行う。
  2. B監査においてヒアリングを行えば、裏付けとなる証拠(監査証拠)の収集は不要である。
  3. C内部監査は公認会計士やコンサルタント会社などの外部の第三者が行う。
  4. D依頼人(経営者)は、監査報告書をもとに被監査部門へ改善命令を出す。
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正解:D依頼人(経営者)は、監査報告書をもとに被監査部門へ改善命令を出す。

監査人は自ら改善を行わず、依頼人(経営者)が改善命令を出し、被監査部門が改善を実施します。証拠収集も必須です。

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