福祉住環境コーディネーター3級 ⑦ 住まいの整備

玄関・廊下・階段・トイレ・浴室など、場所ごとの具体的な整備手法を学ぶ実践分野です。上がりがまち段差の解消と縦手すり、玄関間口の有効寸法、段差を見分ける色彩、車いす通行に必要な開口部・廊下の有効寸法、階段の踏面と蹴上げ、手すりの設置高さや設置側、スロープ勾配、照明計画などが頻出です。⑥の基本技術を各部位へ適用する分野で、数値目安をまとめて覚えると得点しやすくなります。42問収録。

この分野の問題42問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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239玄関の上がりがまちの段差が大きく、一度での昇降が難しい場合に、踏台として設置し昇降を補助する木製の台を何というか。

  1. A式台
  2. B沓脱石
  3. C縁甲板
  4. D幅木
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正解:A式台

上がりがまちの段差解消が難しい場合、踏台として式台を設置すると昇降の負担を軽減できます。

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240高齢者や障害者の利用に配慮する場合、階段の寸法(踏面と蹴上げ)の目安として適切なものはどれか。

  1. A踏面150〜200mm、蹴上げ180〜230mm程度
  2. B踏面300〜330mm、蹴上げ110〜160mm程度
  3. C踏面200〜250mm、蹴上げ160〜210mm程度
  4. D踏面250〜300mm、蹴上げ140〜190mm程度
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正解:B踏面300〜330mm、蹴上げ110〜160mm程度

高齢者等の利用に配慮した階段の寸法は、踏面300〜330mm程度、蹴上げ110〜160mm程度が目安です。

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241道路から玄関までの高低差を解消するために設置するスロープの勾配として、標準的なものはどれか。

  1. A1/8〜1/10程度
  2. B1/20〜1/25程度
  3. C1/12〜1/15程度
  4. D1/30〜1/35程度
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正解:C1/12〜1/15程度

スロープの勾配は、標準としては1/12〜1/15程度が基本ですが、なるべく緩やかにします。

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242車いすを使用するためのスロープの設計において、適切でないものはどれか。

  1. Aスロープの傾斜部分は曲線ではなく直線形状にする。
  2. B車輪の転落を防ぐため、スロープの両端に50mm程度の立ち上がりを設ける。
  3. C出入り口前には方向転換等のため、内法寸法1,500mm×1,500mm以上の平坦部を確保する。
  4. D排水のため平坦部に水勾配を付ける場合は、1/50程度の勾配とする。
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正解:D排水のため平坦部に水勾配を付ける場合は、1/50程度の勾配とする。

車いすの操作に支障が出ないよう、平坦部に水勾配を付ける場合は1/100程度とします。

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243階段に手すりを片側のみ設置する場合、原則としてどちら側に設置すべきか。

  1. A下りるときの利き手側
  2. B上るときの利き手側
  3. C上るときの非利き手側
  4. D下りるときの非利き手側
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正解:A下りるときの利き手側

階段では上りよりも下りる際に転落事故が多く発生するため、下りるときの利き手側に設置します。

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244アプローチの夜間の安全性を高めるための照明計画として、不適切なものはどれか。

  1. A段差を見間違いにくくするため、足もと周辺は均一な明るさにする。
  2. B足もと灯は補助照明ではなく主照明とし、屋外灯の設置は省略する。
  3. C階段の上り口や下り口に足もと灯を設置して注意を促す。
  4. Dアプローチが長い場合は、屋外灯を設けて安全性を確保する。
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正解:B足もと灯は補助照明ではなく主照明とし、屋外灯の設置は省略する。

足もと灯はあくまで補助照明とし、照度を高めにしつつも、別に屋外灯を設置する必要があります。

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245玄関の上がりがまち段差を解消する際の高さの目安として、適切なものはどれか。

  1. A230mm以下
  2. B280mm以下
  3. C180mm以下
  4. D330mm以下
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正解:C180mm以下

玄関の上がりがまち段差は、昇降しやすいように180mm以下とします。

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246玄関の上がりがまち際に設置する縦手すりの高さとして、適切なものはどれか。

  1. A上端が土間床面から1,000mm程度、下端が土間床面から500mm程度
  2. B上端が玄関ホール床面から1,500mm程度、下端が土間床面から1,000mm程度
  3. C上端が玄関ホールに立った際の頭頂部より上方、下端が土間床面から300mm程度
  4. D上端が玄関ホールに立った際の肩より100mm程度上方、下端が土間床面から750〜800mm程度
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正解:D上端が玄関ホールに立った際の肩より100mm程度上方、下端が土間床面から750〜800mm程度

玄関の手すりは、上端が玄関ホール床面に立った際の肩の高さより100mm程度上方、下端が土間床面から750〜800mm程度が適切です。

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247玄関にベンチや踏台を設置し、介助スペースなどの確保が必要な場合の歩行時の玄関間口の有効寸法として、適切なものはどれか。

  1. A1,650mm程度
  2. B750mm程度
  3. C950mm程度
  4. D1,200mm程度
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正解:A1,650mm程度

通常は1,200mm程度ですが、介助スペースの確保が必要な場合は1,650mm程度の有効寸法が必要です。

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248玄関の段差を見分けやすくするための色彩の仕上げとして、もっとも適切なものはどれか。

  1. A上がりがまちと屋内の床面を全く同じ色にする。
  2. B上がりがまちと屋内の床面を異なる色で仕上げる。
  3. C玄関土間と屋内の床面をすべて真っ黒に統一する。
  4. D玄関土間と屋内の床面をすべて真っ白に統一する。
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正解:B上がりがまちと屋内の床面を異なる色で仕上げる。

視力が低下した高齢者などが段差に気づきやすくするため、上がりがまちと屋内の床面は異なる色で仕上げるのが有効です。

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249自走用車いすを使用して有効寸法780mmの廊下から部屋へ入る場合、開口部の有効寸法として最低限必要な幅はどれか。

  1. A650mm以上
  2. B750mm以上
  3. C950mm以上
  4. D850mm以上
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正解:C950mm以上

自走用車いすの場合、方向転換やハンドリム操作が必要なため、開口部の有効寸法は950mm以上必要です。

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250和洋室間の床段差を解消するミニスロープの利用について、適切でない説明はどれか。

  1. A歩行移動では利用者が滑るおそれがあるため、滑り止め加工などを施す。
  2. B関節リウマチが進行した人では、足首の関節に負担がかかるため注意が必要である。
  3. C関節リウマチの場合は、ミニスロープ付近の壁面に手すりを設置するなどの対応が考えられる。
  4. Dすべての障害者にとってミニスロープは最も安全な段差解消法であるため、常に推奨される。
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正解:Dすべての障害者にとってミニスロープは最も安全な段差解消法であるため、常に推奨される。

ミニスロープは関節リウマチで足首に負担がかかるなど不適切な場合もあり、本人や医療機関と相談して決定する必要があります。

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251廊下に手すりを設置する場合、床面からの高さの目安として適切なものはどれか。

  1. A750〜800mm程度
  2. B550〜600mm程度
  3. C650〜700mm程度
  4. D850〜900mm程度
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正解:A750〜800mm程度

廊下などの伝い歩きの手すりは、床面から750〜800mm程度を目安に設置します。

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252廊下に手すりを取り付ける際の注意点として、適切なものはどれか。

  1. A構造柱を避け、表面の薄い合板のみに固定する。
  2. B構造柱などの頑強な部分を選び、下地補強を行ったうえで留める。
  3. C下地補強を行わずに石膏ボードに直接留める。
  4. D柱と柱の間にある間柱に木ねじで留める。
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正解:B構造柱などの頑強な部分を選び、下地補強を行ったうえで留める。

手すりには大きな荷重がかかるため、間柱留めは不適切であり、頑強な部分や下地補強を行った箇所に固定します。

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253車いすで屋内の廊下を移動する際の傷や汚れへの配慮として、もっとも適切なものはどれか。

  1. A傷が付きやすいクッションフロアを全面に採用する。
  2. B幅木は設置せず、壁と床を直角に仕上げる。
  3. C幅木を通常より高い位置(フットサポートの高さ)まで設ける。
  4. Dゴム跡を目立たなくするため、床を真っ白な色に塗装する。
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正解:C幅木を通常より高い位置(フットサポートの高さ)まで設ける。

車いすが壁などに当たって傷付かないように、幅木をフットサポートの高さに合わせて通常より高い位置まで設けます。

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254階段とトイレの配置計画における注意点として、適切なものはどれか。

  1. A寝室とトイレの間に階段を配置して移動距離を長くする。
  2. Bトイレの出入り口と階段の下り口を隣接させて利便性を高める。
  3. C階段の踊り場にトイレの扉を設置する。
  4. Dトイレの出入り口と階段の下り口は隣接させない。
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正解:Dトイレの出入り口と階段の下り口は隣接させない。

暗がりで誤って階段から転落する事故を防ぐため、少なくともトイレの出入口と階段の下り口は隣接させないようにします。

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255階段の手すりを構造的に連続させることが不可能で途切れる場合、端部間の空き距離はどれ以下にするべきか。

  1. A400mm以下
  2. B200mm以下
  3. C600mm以下
  4. D800mm以下
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正解:A400mm以下

空き距離が400mmを超えると、手放し状態で数歩移動することになり危険なため、400mm以下となるようにします。

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256階段の手すりの端部(先端)の処理として、最も適切なものはどれか。

  1. Aそのまま切りっぱなしにする。
  2. B衣服の袖口が引っかからないよう、壁側に曲げ込んで納める。
  3. Cエンドキャップでカバーするだけで済ませる。
  4. D先端を床に向かって垂直に伸ばす。
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正解:B衣服の袖口が引っかからないよう、壁側に曲げ込んで納める。

衣服の袖口を引っかけたり身体をぶつけたりするのを防ぐため、手すり端部は壁側に曲げ込んで納めます。

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257家庭内事故を防ぐための子どもに対する住環境整備の配慮として、適切でないものはどれか。

  1. Aテーブルや家具の角に緩衝材を取り付ける。
  2. B開き戸の吊り元部分のすきまにカバーを取り付ける。
  3. C浴室での転落を防ぐため、常に浴槽に貯め湯をしておく。
  4. Dベランダの柵の手前に、よじ登れるような台を置かない。
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正解:C浴室での転落を防ぐため、常に浴槽に貯め湯をしておく。

浴室での浴槽への転落や溺水事故を防ぐため、浴室の扉に鍵をかけ、貯め湯はしないようにします。

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258トイレにおいて介助が必要な場合、便器の側方および前方に確保すべき有効寸法の目安はどれか。

  1. A200mm以上
  2. B300mm以上
  3. C800mm以上
  4. D500mm以上
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正解:D500mm以上

介助者が前傾姿勢となり動作しやすくするため、便器側方および前方に500mm以上のスペースを確保します。

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259トイレに設置する縦手すりの位置について、適切なものはどれか。

  1. A便器の先端から250〜300mm程度前方の側面に設置する。
  2. B便器の先端から250〜300mm程度後方の側面に設置する。
  3. C便器の中心線から左右とも350mmの位置に設置する。
  4. D便器の座面から220〜250mm程度上方に設置する。
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正解:A便器の先端から250〜300mm程度前方の側面に設置する。

トイレの縦手すりは立ち座り用として、便器の先端から250〜300mm程度前方の側面に設置します。

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260車いすを使用する場合、トイレの横手すりの高さの目安として最も適切なものはどれか。

  1. A床面から300mm程度の高さ
  2. B車いすのアームサポート(肘当て)と同じ高さ
  3. C車いすのフットサポートと同じ高さ
  4. D立位の肩の高さより100mm上方
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正解:B車いすのアームサポート(肘当て)と同じ高さ

横手すりは座位保持に使い、車いす使用の場合はアームサポート(肘当て)と同じ高さを目安とします。

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261トイレの戸の選び方として、最も適切なものはどれか。

  1. A内開き戸を基本とする。
  2. Bアコーディオンカーテンを基本とする。
  3. C引き戸を基本とし、やむを得ない場合は外開き戸とする。
  4. D敷居段差のある開き戸を基本とする。
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正解:C引き戸を基本とし、やむを得ない場合は外開き戸とする。

中で倒れた場合に救助しやすくするため、引き戸を基本とし、開き戸の場合は外開き戸とします。

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262洗面・脱衣室で、いすに座った姿勢での動作や介助者のスペースを確保するために必要な内法寸法の目安はどれか。

  1. A間口・奥行きとも1,200mm程度
  2. B間口・奥行きとも1,400mm程度
  3. C間口・奥行きとも1,800mm程度
  4. D間口・奥行きとも1,650mm程度
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正解:D間口・奥行きとも1,650mm程度

洗面・脱衣室にはベンチ等を置いて座って動作できるよう、間口・奥行きとも内法寸法1,650mm程度のスペースを確保します。

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263洗面カウンターの鏡の設置について、車いす使用者や立位の両方に対応できる範囲として適切なものはどれか。

  1. A床面から800〜1,750mm
  2. B床面から500〜1,000mm
  3. C床面から1,200〜2,000mm
  4. D床面から1,500〜2,200mm
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正解:A床面から800〜1,750mm

いすに座った姿勢でも立位でも胸から上が映るよう、床面から800〜1,750mmの範囲をカバーできる高さにします。

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264浴室の出入り口の段差は、車いすの移動や転倒防止を考慮すると何mm以下に抑えることが望ましいか。

  1. A15mm以下
  2. B5mm以下
  3. C30mm以下
  4. D50mm以下
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正解:B5mm以下

国の基準では20mm以下ですが、車いすの使用などを視野に入れると5mm以下に抑えることが望ましいとされています。

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265浴室の段差を洗い場にすのこを敷いて解消する場合、浴槽へのまたぎ越しを考慮した浴槽縁の高さ(すのこからの高さ)の目安はどれか。

  1. A200〜250mm程度
  2. B300〜350mm程度
  3. C400〜450mm程度
  4. D500〜550mm程度
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正解:C400〜450mm程度

すのこを敷いた状態でまたいで越せるように、浴槽縁の高さはすのこから400〜450mm程度とします。

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266浴室に設置する手すりの太さと素材として、適切な組み合わせはどれか。

  1. A直径18〜22mm、ステンレスなどの金属製
  2. B直径38〜42mm、表面を研磨した木製
  3. C直径48〜52mm、クッション性の高いスポンジ製
  4. D直径28〜32mm、水に強い樹脂被覆製
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正解:D直径28〜32mm、水に強い樹脂被覆製

浴室の手すりは、水に強く握った感触がよい樹脂被覆製が望ましく、太さは直径28〜32mm程度が適しています。

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267高齢者や障害者に適した浴槽のタイプと寸法の目安として、適切なものはどれか。

  1. A和洋折衷式浴槽(長さ1,100〜1,300mm、深さ500mm)
  2. B和式浴槽(長さ800mm、深さ600mm)
  3. C洋式浴槽(長さ1,500mm、深さ400mm)
  4. Dユニットバス専用大型浴槽(長さ1,600mm、深さ600mm)
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正解:A和洋折衷式浴槽(長さ1,100〜1,300mm、深さ500mm)

浴槽内で姿勢が保持しやすく出入りしやすい、長さ1,100〜1,300mm、横幅700〜800mm、深さ500mm程度の和洋折衷式が適しています。

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268浴室の暖房・換気設備に関する説明として、適切でないものはどれか。

  1. A入浴中の温風式暖房は、濡れた肌に直接当たると気化熱で寒く感じるため使用しない。
  2. B入浴中も常に換気扇を強で回し続け、浴室内の温度を可能な限り下げるよう努める。
  3. C浴室内の暖気を外部に排出して室温を下げないよう、熱交換型換気扇を採用する。
  4. D浴室や洗面・脱衣室は、急激な室温変化による負担を減らすため事前に暖房しておく。
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正解:B入浴中も常に換気扇を強で回し続け、浴室内の温度を可能な限り下げるよう努める。

冬期の入浴ではヒートショックを防ぐために室温を保つ必要があり、温度を下げるような換気は不適切です。

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269高齢者や障害者が調理しやすいキッチンの配置や仕切りのくふうとして、適切なものはどれか。

  1. A動線を長くして運動量を増やす。
  2. B部屋として完全に壁と建具で仕切る。
  3. C壁や建具ではなく、ハッチやカウンターで仕切る。
  4. D流し台、調理台、コンロを分散させて配置する。
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正解:C壁や建具ではなく、ハッチやカウンターで仕切る。

作業動線を短くし、家族とコミュニケーションを取りやすくするため、ハッチやカウンターで仕切るのが有効です。

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270キッチンにおいて、頻繁に使用する調理器具や調味料の収納場所として最も安全で利便性の高い配置はどれか。

  1. A踏み台が必要な天井近くの吊り戸棚
  2. B床下収納などの極端に低い位置
  3. C扉が重く深い奥行きのある床置きの棚
  4. D目線の高さ(アイレベル)のオープンな収納
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正解:D目線の高さ(アイレベル)のオープンな収納

腰をかがめず視線の届く高さで出し入れできるよう、目線の高さにオープンな収納スペースを設けます。

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271調理機器の選定について、電磁調理器の特徴として誤っているものはどれか。

  1. A使用できる鍋の材質や形状に制限がない。
  2. B磁気によって鍋自体を発熱させる仕組みである。
  3. C火を使わないため衣服への着火リスクは低いが、使用直後の天板には余熱が残るため注意が必要である。
  4. D鍋を下ろした直後は、鍋からの余熱で天板が熱くなっていることがある。
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正解:A使用できる鍋の材質や形状に制限がない。

電磁調理器(IH)は使用できる鍋が限られるため、事前に確認する必要があります。

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272車いすで調理を行う場合、キッチンカウンターの高さの目安として適切なものはどれか。

  1. A600〜650mm程度
  2. B740〜800mm程度
  3. C850〜900mm程度
  4. D950〜1,000mm程度
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正解:B740〜800mm程度

車いすに座った状態での膝の高さやアームサポートの高さを考慮し、740〜800mm程度とします。

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273車いすでの調理に配慮したシンク(流し)の仕様として、適切なものはどれか。

  1. A水はねを防ぐため、標準より深い250mm程度のシンクにする。
  2. B直水栓を採用し、水流を強くする。
  3. C膝入れスペースを確保するため、120〜150mm程度の浅いシンクにする。
  4. D膝入れスペースの奥行きは50mm程度とする。
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正解:C膝入れスペースを確保するため、120〜150mm程度の浅いシンクにする。

車いすの膝を奥まで入れやすくするため、シンクの深さは浅めの120〜150mm程度とし、水はね防止のため泡沫水栓を採用します。

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274車いす使用者が就寝する1人用の寝室の広さとして、必要な広さの目安はどれか。

  1. A3畳
  2. B4.5畳
  3. C6畳
  4. D8畳
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正解:D8畳

ベッドでの就寝を基本とし、車いす使用者の1人用寝室では、移動や移乗のスペースを考慮して8畳は必要です。

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275寝室の床仕上げ材として、汚れに強くクッション効果があるため推奨される素材の組み合わせはどれか。

  1. Aコルク床とタイルカーペット
  2. B大理石と磁器タイル
  3. C畳と無垢フローリング
  4. Dコンクリート打ちっ放しと長尺シート
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正解:Aコルク床とタイルカーペット

寝室の床仕上げには、質感に暖かみと弾力性があるコルク床や、汚れた部分だけ張り替え可能なタイルカーペットが適しています。

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276寝室の収納への配慮に関する説明のうち、誤っているものはどれか。

  1. A扉は開閉時に身体があおられないよう、引き戸を原則とする。
  2. B奥行きが深い収納(600mm以上)は、物が落ちないよう下枠(建具枠)を100mm程度高くする。
  3. C引き戸が設置できない場合は、折れ戸を選ぶとよい。
  4. D布団を出し入れする押し入れの中棚の高さは、使いやすい750mm程度を目安とする。
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正解:B奥行きが深い収納(600mm以上)は、物が落ちないよう下枠(建具枠)を100mm程度高くする。

奥行きが深い収納では、収納内部まで足を踏み込めるように下枠(建具枠)段差をなくします。高くするのは誤りです。

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277寝室の照明の配慮として、最も適切なものはどれか。

  1. A部屋全体を均一に明るくするため、強い直接照明のみを設置する。
  2. B読書灯として、光源が直接目に入る角度にスポットライトを設置する。
  3. Cベッド上の利用者の目に直接光源が入らないよう、間接照明やシェード付きを選ぶ。
  4. D睡眠を妨げないよう、寝室には照明器具を一切設置しない。
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正解:Cベッド上の利用者の目に直接光源が入らないよう、間接照明やシェード付きを選ぶ。

ベッド上の利用者がまぶしくないよう、直接光源が見えない間接照明にしたり、シェード付きの器具を選んだりします。

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278高齢者の清掃動作の負担を減らすための住環境整備として、不適切なものはどれか。

  1. A雑巾を使ったしゃがみ姿勢での拭き掃除の代わりに、長い柄の付いたペーパーシートを用いる。
  2. B清掃道具をしまう収納は、道具の出し入れ時に転落する危険を避けるため、階段の下り口付近には設けない。
  3. C収納内部のフックや棚をくふうし、家族にも清掃道具の位置が一目でわかるようにする。
  4. D掃除機はできるだけ大きく重いものを選び、一度に広範囲を清掃できるようにする。
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正解:D掃除機はできるだけ大きく重いものを選び、一度に広範囲を清掃できるようにする。

重い掃除機を持っての移動は動作困難の要因となるため、負担を取り除くくふうが必要です。

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279洗濯に関する住環境整備の配慮として、車いす使用者が洗濯物を干す場合の物干しの高さの目安はどれか。

  1. A1,000mm程度
  2. B800mm程度
  3. C1,500mm程度
  4. D1,800mm程度
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正解:A1,000mm程度

物干しは肩の高さより低めにし、車いす使用の場合は1,000mm程度のものを設置します。

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280すべての住宅において、寝室や階段を中心に設置が法律等で義務付けられている緊急時の備えはどれか。

  1. A自動火災報知設備(業務用)
  2. B住宅用火災警報器
  3. Cスプリンクラー設備
  4. D非常用エレベーター
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正解:B住宅用火災警報器

すべての住宅で、寝室や階段を中心に住宅用火災警報器の設置が義務付けられています。

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