調理師試験 ④ 食品衛生学

食中毒予防を中心とした食の安全を学ぶ、調理師にとって最重要の分野です。食品衛生法や食品安全基本法、食品衛生責任者・監視員の役割、細菌・ウイルス・自然毒・化学物質による食中毒の原因と予防、微生物の増殖条件(温度・水分活性)、食品添加物、器具の消毒などが頻出です。出題数が最も多く、実務にも直結します。食中毒は原因菌ごとに「特徴・原因食品・予防法」を一覧化して覚えるのが効果的で、得点源にしやすい分野です。全289問中57問を収録しています。

この分野の問題57問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

クイズモードで挑戦 →

第143問食品衛生法に基づく食品衛生の対象に含まれないものはどれか。

  1. A医薬品および医薬部外品
  2. B食品を取り扱う人
  3. C食品に関係する設備
  4. D調理器具や容器包装
正解と解説を見る

正解:A.医薬品および医薬部外品

食品衛生の対象には、医薬品医療機器等法で規定されている医薬品、医薬部外品および再生医療等製品は含まれません。

この問題の解説ページを開く →

第144問国の食品衛生機関において、食品衛生監視行政を担っているのはどこか。

  1. A検疫所
  2. B消費者庁
  3. C厚生労働省
  4. D国立保健医療科学院
正解と解説を見る

正解:C.厚生労働省

国の食品衛生行政のうち、食品衛生監視行政は厚生労働省が、食品衛生基準行政は消費者庁が担っています。

この問題の解説ページを開く →

第145問地方食品衛生行政の中心となり、食品衛生監視員が配属されている機関はどれか。

  1. A消費者庁
  2. B検疫所
  3. C保健所
  4. D衛生研究所
正解と解説を見る

正解:C.保健所

地方食品衛生行政の中心になるのは保健所で、食品衛生監視員が配属され、立ち入り検査などを行う権限が与えられています。

この問題の解説ページを開く →

第146問営業施設の食品衛生管理を行う「食品衛生責任者」に関する記述として、正しいものはどれか。

  1. A保健所に配置され、営業施設の監視や指導を行う。
  2. B製造や加工の際に衛生上の考慮がとくに必要な施設にのみ置くことが義務づけられている。
  3. C営業者から相談を受け、助言その他の活動を行う。
  4. Dすべての営業施設に置くことが義務づけられ、衛生上の管理・監督を行う。
正解と解説を見る

正解:D.すべての営業施設に置くことが義務づけられ、衛生上の管理・監督を行う。

食品衛生責任者は、食品衛生法施行規則により営業施設に置くことが義務づけられ、衛生上の管理・監督を行います。aは食品衛生監視員、bは食品衛生管理者、cは食品衛生推進員の説明です。

この問題の解説ページを開く →

第147問医師が食中毒の患者を診断した場合、最寄りの保健所長に届け出る義務があるが、いつまでに届け出なければならないか。

  1. A直ちに(24時間以内)
  2. B48時間以内
  3. C3日以内
  4. D1週間以内
正解と解説を見る

正解:A.直ちに(24時間以内)

食品衛生法により、ただちに(食品衛生法施行規則において「24時間以内」と規定)最寄りの保健所長に届け出る義務があります。

この問題の解説ページを開く →

第148問食品の安全性の確保に関し、基本理念を定め、2003(平成15)年に制定された法律はどれか。

  1. A食品衛生法
  2. B健康増進法
  3. C食品安全基本法
  4. D地域保健法
正解と解説を見る

正解:C.食品安全基本法

2003年に、食品の安全性確保に関する基本理念・基本方針を定め、施策を推進していくことを目的として「食品安全基本法」が制定されました。

この問題の解説ページを開く →

第149問食品安全基本法における「リスクアナリシス」を構成する3要素に含まれないものはどれか。

  1. Aリスク回避
  2. Bリスク管理
  3. Cリスク評価
  4. Dリスクコミュニケーション
正解と解説を見る

正解:A.リスク回避

リスクアナリシスは、リスク評価(リスクアセスメント)、リスク管理(リスクマネジメント)、リスクコミュニケーションの3要素からなります。

この問題の解説ページを開く →

第150問科学的知見に基づき、食品健康影響評価(リスク評価)を行う機関として内閣府に設置されたのはどこか。

  1. A食品安全委員会
  2. B厚生労働省
  3. C消費者庁
  4. D検疫所
正解と解説を見る

正解:A.食品安全委員会

食品安全基本法に基づいて内閣府に設置された「食品安全委員会」が、科学的知見に基づく食品健康影響評価(リスク評価)を行います。

この問題の解説ページを開く →

第151問食品安全基本法における食品関連事業者の責務として正しいものはどれか。

  1. A国民の健康保護が最も重要であるという考えに基づき、必要な施策を総合的に策定する。
  2. B輸入食品の検疫や防疫を行う。
  3. C食品の安全性に関する知識と理解を深め、積極的に意見を述べる。
  4. D食品の安全性確保について最も重要な責任を負っていることを認識し、必要な措置を適切に行う。
正解と解説を見る

正解:D.食品の安全性確保について最も重要な責任を負っていることを認識し、必要な措置を適切に行う。

食品関連事業者は、食品の安全性確保について最も重要な責任を負っていることを認識し、必要な措置を適切に行うことが責務とされています。

この問題の解説ページを開く →

第152問病原微生物の大きさの比較として、正しい順序はどれか。

  1. A細菌 > ウイルス > リケッチア
  2. B細菌 > リケッチア > ウイルス
  3. Cリケッチア > ウイルス > 細菌
  4. Dウイルス > 細菌 > リケッチア
正解と解説を見る

正解:B.細菌 > リケッチア > ウイルス

大きさの比較は「細菌 > リケッチア > ウイルス」です。ウイルスが最も小さく、細菌が最も大きいです。

この問題の解説ページを開く →

第153問病原微生物の多くは酸素の有無にかかわらず増殖する。このような性質を持つ菌を何と呼ぶか。

  1. A偏性好気性菌
  2. B通性嫌気性菌
  3. C微好気性菌
  4. D偏性嫌気性菌
正解と解説を見る

正解:B.通性嫌気性菌

通性嫌気性菌は、酸素の有無にかかわらず増殖する菌で、多くの病原微生物(大腸菌など)がこれに該当します。

この問題の解説ページを開く →

第154問真菌(かび)類に関する記述として、正しいものはどれか。

  1. A病原性のかびは、アフラトキシンなどの強い発がん性をもつ「かび毒(マイコトキシン)」をつくるものがある。
  2. Bかびの至適pHは、細菌と同じく中性から弱アルカリ性である。
  3. C単細胞の生物で最下級に属する動物である。
  4. D大きさが0.001〜0.25μmであり、生きた細胞内でしか増殖できない。
正解と解説を見る

正解:A.病原性のかびは、アフラトキシンなどの強い発がん性をもつ「かび毒(マイコトキシン)」をつくるものがある。

かびの中には、こうじかびの一部が産生するアフラトキシンなど、強い発がん性をもつ「かび毒」をつくるものがあります。

この問題の解説ページを開く →

第155問ほとんどの細菌の至適温度(最も増殖しやすい温度)はどれか。

  1. A0〜10℃
  2. B30〜38℃
  3. C12〜18℃
  4. D55〜65℃
正解と解説を見る

正解:B.30〜38℃

ほとんどの細菌は中温菌であり、至適温度は30〜38℃です。

この問題の解説ページを開く →

第156問食品に含まれる水分のうち、微生物が増殖できる水分の量を表す用語はどれか。

  1. A水素イオン濃度
  2. B結合水
  3. C自由水
  4. D水分活性
正解と解説を見る

正解:D.水分活性

食品に含まれる水分のうち、微生物が増殖できる水分の量を「水分活性(Aw)」と呼びます。

この問題の解説ページを開く →

第157問食中毒の種類とその原因の組み合わせで、正しいものはどれか。

  1. A細菌性食中毒:ノロウイルス
  2. B自然毒食中毒:じゃがいもの芽
  3. Cウイルス性食中毒:アニサキス
  4. D化学性食中毒:ふぐ毒
正解と解説を見る

正解:B.自然毒食中毒:じゃがいもの芽

じゃがいもの芽は植物性自然毒による食中毒です。ノロウイルスはウイルス性、アニサキスは寄生虫、ふぐ毒は動物性自然毒です。

この問題の解説ページを開く →

第158問大量調理施設等において、万一の食中毒発生時に原因を特定するため、検食(検査のための食品)を保存することが義務づけられている。その保存条件として正しいものはどれか。

  1. A約10gずつ、10℃以下で1週間以上保存する。
  2. B約50gずつ、常温で1週間以上保存する。
  3. C約100gずつ、5℃以下で3日間保存する。
  4. D約50gずつ、-20℃以下で2週間以上保存する。
正解と解説を見る

正解:D.約50gずつ、-20℃以下で2週間以上保存する。

検食は原材料・食品ごとに約50gずつ、-20℃以下で冷凍保存し、保存期間は2週間以上とされています。

この問題の解説ページを開く →

第159問2024年の統計において、発生件数が最も多かった食中毒の病因物質はどれか。

  1. A寄生虫
  2. Bウイルス
  3. C細菌
  4. D化学物質
正解と解説を見る

正解:A.寄生虫

2024年の食中毒発生状況では、寄生虫による食中毒の発生件数(34.2%)が最も多くなっています。

この問題の解説ページを開く →

第160問細菌性食中毒予防の三原則(要点)に含まれないものはどれか。

  1. A細菌をつけない
  2. B細菌を増やさない
  3. C細菌を乾燥させる
  4. D細菌を殺す
正解と解説を見る

正解:C.細菌を乾燥させる

細菌性食中毒予防の要点は「細菌をつけない」「細菌を増やさない」「細菌を殺す」の3つです。

この問題の解説ページを開く →

第161問感染型食中毒と毒素型食中毒の違いについて、正しい記述はどれか。

  1. A毒素型は食品中で細菌が増殖する際につくられた毒素で起こるため、潜伏期間が短い。
  2. B感染型は食品中で毒素がつくられるため、潜伏期間が短い。
  3. C感染型は食品内に付着した細菌が体内に入り産生した毒素によって起こる。
  4. D毒素型は体内で増殖した細菌が腸管に作用して起こるため、潜伏期間が長い。
正解と解説を見る

正解:A.毒素型は食品中で細菌が増殖する際につくられた毒素で起こるため、潜伏期間が短い。

食品内毒素型食中毒は、食品中で細菌が増殖するときにつくられた毒素によって起こるため、一般に潜伏期間が短いのが特徴です。

この問題の解説ページを開く →

第162問腸炎ビブリオに関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. A塩分がないと生存できないため、真水(流水)でよく洗うことが予防になる。
  2. B偏性嫌気性菌であり、空気のないところで増殖して毒素を出す。
  3. C海水中と同じ塩分濃度(2〜3%)のときによく増殖する。
  4. D10℃以下では増殖しにくく、冷蔵・冷凍保存が有効である。
正解と解説を見る

正解:B.偏性嫌気性菌であり、空気のないところで増殖して毒素を出す。

腸炎ビブリオは感染型の細菌であり、偏性嫌気性菌ではありません。偏性嫌気性菌で空気のないところで増殖して毒素を出すのはボツリヌス菌などです。

この問題の解説ページを開く →

第163問黄色ブドウ球菌が産生し、通常の加熱(熱、酸、アルカリ)に強い性質をもつ毒素はどれか。

  1. Aベロ毒素
  2. Bエンテロトキシン
  3. Cテトロドトキシン
  4. Dアフラトキシン
正解と解説を見る

正解:B.エンテロトキシン

黄色ブドウ球菌は「エンテロトキシン」という熱、酸、アルカリに強い毒素をつくります。

この問題の解説ページを開く →

第164問カンピロバクター食中毒の主な原因食品と潜伏期間の組み合わせとして、正しいものはどれか。

  1. A缶詰・真空パック / 12〜36時間
  2. B魚介類 / 12時間前後
  3. Cおにぎり・弁当 / 1〜6時間(短い)
  4. D鶏肉 / 2〜7日(比較的長い)
正解と解説を見る

正解:D.鶏肉 / 2〜7日(比較的長い)

カンピロバクターは鶏肉などから感染し、潜伏期間が2〜7日と他の食中毒より比較的長いのが特徴です。

この問題の解説ページを開く →

第165問腸管出血性大腸菌O157に関する記述として、正しいものはどれか。

  1. A豚肉に多く存在し、0〜4℃の低温でも増殖する。
  2. B熱に強く、100℃で加熱しても死滅しない。
  3. C100個程度のごくわずかな菌量で発症し、ベロ毒素をつくる。
  4. D潜伏期間が非常に短く、食後3時間以内に発症する。
正解と解説を見る

正解:C.100個程度のごくわずかな菌量で発症し、ベロ毒素をつくる。

O157は100個程度とごくわずかな菌量で発症し、出血性大腸炎などを引き起こすベロ毒素をつくるのが特徴です。熱には弱く、75℃・1分以上で死滅します。

この問題の解説ページを開く →

第166問ボツリヌス菌食中毒の特徴として、正しいものはどれか。

  1. A好気性菌であり、空気の多いところでよく増殖する。
  2. B主な症状は激しい下痢と腹痛であり、神経障害は起こさない。
  3. C毒素は熱に弱いが、菌(芽胞)は熱に強く、完全に死滅させることは難しい。
  4. D黄色ブドウ球菌と同じく化膿した傷から感染することが多い。
正解と解説を見る

正解:C.毒素は熱に弱いが、菌(芽胞)は熱に強く、完全に死滅させることは難しい。

ボツリヌス菌は偏性嫌気性菌で、菌自体(芽胞)は熱に強いですが、産生される毒素は熱に弱いという特徴があります。神経障害(呼吸困難など)を起こします。

この問題の解説ページを開く →

第167問ウイルス性食中毒の代表であるノロウイルスに関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. A食品中では増殖せず、人間の腸管内で増殖する。
  2. Bかきなどの二枚貝からの感染や、感染者の便や吐物からの二次汚染が多い。
  3. C熱に強いため、85〜90℃で90秒間以上加熱しても死滅しない。
  4. D症状が回復した後も、感染者の便からウイルスが排泄されることがある。
正解と解説を見る

正解:C.熱に強いため、85〜90℃で90秒間以上加熱しても死滅しない。

ノロウイルスは熱に弱く、85〜90℃で90秒間以上の加熱調理で死滅します。

この問題の解説ページを開く →

第168問毒きのこによる食中毒の有毒物質として、間違っているものはどれか。

  1. Aムスカリン
  2. Bソラニン
  3. Cアマニタトキシン(アマトキシン)
  4. Dイボテン酸
正解と解説を見る

正解:B.ソラニン

ソラニンはじゃがいもの発芽部分や緑色になった部分に含まれる有毒物質です。きのこの毒ではありません。

この問題の解説ページを開く →

第169問ふぐの有毒成分であり、熱に強く、水にも溶けにくい神経毒はどれか。

  1. Aシガトキシン
  2. Bテトラミン
  3. Cヒスタミン
  4. Dテトロドトキシン
正解と解説を見る

正解:D.テトロドトキシン

ふぐの有毒成分はテトロドトキシンです。

この問題の解説ページを開く →

第170問アレルギー様食中毒の原因物質である「ヒスタミン」は、どのようにして発生するか。

  1. Aさんまやさばなどの魚の腐敗過程で、ヒスチジンが細菌によって分解されて生じる。
  2. Bふぐの肝臓や卵巣に蓄積されたプランクトンの毒素が変化して生じる。
  3. Cじゃがいもの発芽部分に日光が当たることで生成される。
  4. D熱帯魚が有毒なサンゴを食べることで筋肉中に蓄積される。
正解と解説を見る

正解:A.さんまやさばなどの魚の腐敗過程で、ヒスチジンが細菌によって分解されて生じる。

ヒスタミンは、魚などに含まれるアミノ酸のヒスチジンが、腐敗の過程で細菌によって分解されることで発生します。

この問題の解説ページを開く →

第171問動物性自然毒である「シガテラ毒」の原因となる魚はどれか。

  1. Aひめえぞぼら
  2. Bおにかます
  3. Cいしなぎ
  4. Dあぶらそこむつ
正解と解説を見る

正解:B.おにかます

シガテラ毒の原因となるのは、熱帯や亜熱帯でとれるおにかます、ばらふえだいなどの魚です。

この問題の解説ページを開く →

第172問次のうち、食品の製造過程で誤って混入し、化学性食中毒の大きな事件の原因となった物質(毒物)はどれか。

  1. Aテトロドトキシン
  2. Bヒスタミン
  3. Cヒ素やPCB(ポリ塩化ビフェニル)
  4. Dソラニン
正解と解説を見る

正解:C.ヒ素やPCB(ポリ塩化ビフェニル)

森永ヒ素ミルク事件(ヒ素)やカネミ油症事件(PCB)など、毒物の混入によって化学性食中毒が起こりました。

この問題の解説ページを開く →

第173問日本で野菜類から感染する代表的な寄生虫であり、小腸に寄生して腹痛や虫垂炎などを起こすものはどれか。

  1. A回虫
  2. Bアニサキス
  3. C旋毛虫
  4. D横川吸虫
正解と解説を見る

正解:A.回虫

野菜類から感染する代表的な寄生虫は回虫です。

この問題の解説ページを開く →

第174問豚肉の生食や生焼けが原因で感染し、小腸や筋肉に寄生して筋肉痛などを引き起こす寄生虫はどれか。

  1. A旋毛虫(トリヒナ)
  2. B有鉤条虫
  3. Cアニサキス
  4. D肝吸虫
正解と解説を見る

正解:A.旋毛虫(トリヒナ)

旋毛虫(トリヒナ)は豚肉や熊肉から感染し、小腸や筋肉に寄生して筋肉痛などを引き起こします。有鉤条虫も豚肉から感染しますが、症状が異なります。

この問題の解説ページを開く →

第175問あじ、さば、いかなどの魚介類から感染し、胃腸壁に寄生して激しい腹痛を引き起こす寄生虫はどれか。

  1. Aクドア・セプテンプンクタータ
  2. B肺吸虫
  3. C横川吸虫
  4. Dアニサキス
正解と解説を見る

正解:D.アニサキス

アニサキスはあじ、さば、いかなどから感染し、胃や腸壁に寄生して腹痛を起こします。

この問題の解説ページを開く →

第176問養殖ヒラメの筋肉中に寄生し、食後数時間で一過性のおう吐や下痢を発症させる寄生虫はどれか。

  1. Aトキソプラズマ
  2. Bクドア・セプテンプンクタータ
  3. Cサルコシスティス・フェアリー
  4. Dクリプトスポリジウム
正解と解説を見る

正解:B.クドア・セプテンプンクタータ

クドア・セプテンプンクタータは養殖ヒラメの筋肉中に寄生する粘液胞子虫類です。

この問題の解説ページを開く →

第177問寄生虫の感染予防策として、誤っているものはどれか。

  1. A多くの寄生虫は熱に強いため、70℃程度の加熱では死滅しない。
  2. B生の魚介や食肉を扱った調理器具はよく消毒する。
  3. Cアニサキスや旋毛虫は凍結に弱いため、冷凍保存が有効である。
  4. D野菜は水道水でよく振り洗いする。
正解と解説を見る

正解:A.多くの寄生虫は熱に強いため、70℃程度の加熱では死滅しない。

ほとんどの寄生虫は、70℃・1分程度の加熱で死滅するため、加熱調理は有効な予防法です。

この問題の解説ページを開く →

第178問食品衛生法において、食品添加物の指定を行うのは誰か。

  1. A厚生労働大臣
  2. B都道府県知事
  3. C内閣総理大臣
  4. D保健所長
正解と解説を見る

正解:C.内閣総理大臣

食品添加物は食品衛生法の規制対象となり、内閣総理大臣が指定したもの以外は使用が禁止されています。

この問題の解説ページを開く →

第179問タール色素製剤(着色料)の使用基準として、使用が禁止されている食品はどれか。

  1. A鮮魚介類、食肉、野菜
  2. B清涼飲料水
  3. Cカステラ、スポンジケーキ
  4. Dキャンディー
正解と解説を見る

正解:A.鮮魚介類、食肉、野菜

タール色素製剤は、鮮魚介類、食肉、野菜、豆類、わかめ類などへの使用が禁止されています。

この問題の解説ページを開く →

第180問食品添加物の表示において、物質名のほかに「用途名」も併記しなければならない添加物はどれか。

  1. A調味料
  2. B酸味料
  3. C甘味料
  4. D乳化剤
正解と解説を見る

正解:C.甘味料

甘味料、着色料、保存料、酸化防止剤など8種の添加物を使用する場合は、物質名のほかに用途名を併記する必要があります。酸味料、調味料、乳化剤は一括名表示が認められます。

この問題の解説ページを開く →

第181問食品中の残留農薬等に対する規制について、残留基準が設定されていない農薬等が一定量以上含まれる食品の販売等を原則禁止する制度を何というか。

  1. Aネガティブリスト制
  2. Bポジティブリスト制
  3. Cキャリーオーバー制
  4. DHACCPシステム
正解と解説を見る

正解:B.ポジティブリスト制

2006年に導入された「ポジティブリスト制」は、基準が設定されていない農薬等が一律基準以上含まれる食品の販売等を原則禁止する制度です。

この問題の解説ページを開く →

第182問食品添加物の「防かび剤(防ばい剤)」の使用が認められている対象食品はどれか。

  1. A精米と小麦粉
  2. B食肉と魚肉ねり製品
  3. C国産のすべての野菜と果実
  4. Dかんきつ類とバナナ
正解と解説を見る

正解:D.かんきつ類とバナナ

防かび剤(オルトフェニルフェノール、イマザリルなど)は、かんきつ類とバナナ(一部りんごやももなど)にかぎって使用が認められています。

この問題の解説ページを開く →

第183問食品の「変敗」に関する説明として、正しいものはどれか。

  1. Aたんぱく質が微生物によって分解され、アンモニア臭など不快な臭を放つこと。
  2. B酸化酵素や酸素の作用で、食品の色が悪くなったりビタミンが損失すること。
  3. C炭水化物や脂質が微生物によって分解され、酸っぱい臭いや色の変化が起こること。
  4. D微生物の作用によって、食品に特有の風味が出て、酒などの製造に利用されること。
正解と解説を見る

正解:C.炭水化物や脂質が微生物によって分解され、酸っぱい臭いや色の変化が起こること。

炭水化物や脂質が微生物によって分解されて食用に適さなくなることを「変敗」といいます。たんぱく質の分解は「腐敗」、酸化は「酸化」、有用なものは「発酵」です。

この問題の解説ページを開く →

第184問鮮度のよい魚を鑑別するポイントとして、誤っているものはどれか。

  1. A身が硬く、透明感があり、水に浮く。
  2. B眼球に張りがあり澄んでいる。
  3. Cえらが鮮紅色で、ヒダが硬い。
  4. D魚体がまっすぐ硬直し、尾がピンとしている。
正解と解説を見る

正解:A.身が硬く、透明感があり、水に浮く。

新鮮な魚は身が硬く、水に沈みます。鮮度が落ちるとガスが発生して水に浮くようになります。

この問題の解説ページを開く →

第185問鶏卵の鑑別において、新鮮な卵の特徴として正しいものはどれか。

  1. A殻の表面がつるつるしてつやがある。
  2. B割ると卵黄が盛り上がって張りがある。
  3. C光に透かしてみると暗く見える。
  4. D振ると中で水のような音がする。
正解と解説を見る

正解:B.割ると卵黄が盛り上がって張りがある。

新鮮な卵は卵黄が盛り上がって張りがあり、卵白が流れにくいです。殻の表面はザラザラしており、光に透かすと明るく見えます。

この問題の解説ページを開く →

第186問食品の保存方法のうち「CA貯蔵法(ガス貯蔵法)」の原理はどれか。

  1. A食品を無酸素状態にし、酸化作用や微生物の増殖を抑える。
  2. B貯蔵庫内の酸素を少なくし、二酸化炭素の量を増やして果実や野菜の呼吸作用を抑える。
  3. C食品に油脂やパラフィンなどを塗って被膜をつくり、空気を遮断する。
  4. D特殊な袋に食品を密封し、加圧しながら100℃以上で加熱殺菌を行う。
正解と解説を見る

正解:B.貯蔵庫内の酸素を少なくし、二酸化炭素の量を増やして果実や野菜の呼吸作用を抑える。

CA貯蔵法は、酸素を少なくし二酸化炭素を増やした状態で保存し、果実や野菜の呼吸作用を抑えて長期保存する方法です。

この問題の解説ページを開く →

第187問ボツリヌス菌などの「偏性嫌気性菌」の増殖を抑えることができない保存法はどれか。

  1. A低温貯蔵法
  2. B乾燥法
  3. C加圧加熱殺菌法
  4. D無酸素法
正解と解説を見る

正解:D.無酸素法

無酸素法(真空包装など)は空気を遮断しますが、偏性嫌気性菌は酸素がない環境で増殖するため、無酸素法では増殖を抑えることができません。

この問題の解説ページを開く →

第188問消毒の方法について、「殺菌」の定義として正しいものはどれか。

  1. A病原微生物をすべて殺し、微生物がつくる毒素も完全に無毒化すること。
  2. B目的とする微生物(腐敗の原因となる細菌など)を殺すこと。
  3. C食品から異物や汚れを水で洗い落とすこと。
  4. D食品を低温に保ち、微生物の増殖を一時的に止めること。
正解と解説を見る

正解:B.目的とする微生物(腐敗の原因となる細菌など)を殺すこと。

殺菌とは、目的とする微生物を殺すことです。すべての微生物を殺し無毒化して無菌状態にするのは「滅菌」です。

この問題の解説ページを開く →

第189問化学的消毒法に用いる「逆性石けん」の特徴として、正しいものはどれか。

  1. A洗浄力が非常に強く、油汚れを落とすのに適している。
  2. B普通の石けんと同時に使用すると、殺菌力が強まる。
  3. C洗浄力はないが殺菌力が強く、手指の消毒に最適である。
  4. D腐食作用があり、金属の消毒には不向きである。
正解と解説を見る

正解:C.洗浄力はないが殺菌力が強く、手指の消毒に最適である。

逆性石けんは洗浄力はありませんが殺菌力が強く、手指の消毒に適しています。普通の石けんと同時に使うと殺菌力がなくなるため注意が必要です。

この問題の解説ページを開く →

第190問食器やふきんの消毒に適している「次亜塩素酸ナトリウム」はどの消毒剤の仲間か。

  1. Aアルコール
  2. B塩素剤
  3. Cクレゾール
  4. D逆性石けん
正解と解説を見る

正解:B.塩素剤

次亜塩素酸ナトリウムは塩素剤の一種であり、食器、器具、ふきん、野菜の殺菌などに広く使われます。

この問題の解説ページを開く →

第191問食品の製造工程において、危害要因分析(HA)に基づき重要管理点(CCP)を決定し、衛生管理を徹底する手法を何というか。

  1. Aコールドチェーン
  2. Bポジティブリスト制
  3. Cリスクコミュニケーション
  4. DHACCP
正解と解説を見る

正解:D.HACCP

HACCP(ハサップ)は、製造工程での重要管理点における衛生管理を徹底し、食品の安全性を確保するための管理手法です。

この問題の解説ページを開く →

第192問HACCPシステムを導入するための「7原則」の最初のステップ(原則1)はどれか。

  1. A管理基準(CL)の設定
  2. B重要管理点(CCP)の決定
  3. C危害要因分析(HA)の実施
  4. Dモニタリング方法の設定
正解と解説を見る

正解:C.危害要因分析(HA)の実施

HACCPプランの7原則の最初は、「危害要因分析(HA)の実施」です。

この問題の解説ページを開く →

第193問「大量調理施設衛生管理マニュアル」が適用される調理施設の基準はどれか。

  1. A同一メニューを1回50食以上、または1日100食以上を提供する施設
  2. B同一メニューを1回100食以上、または1日300食以上を提供する施設
  3. C同一メニューを1回500食以上、または1日1000食以上を提供する施設
  4. D同一メニューを1回300食以上、または1日750食以上を提供する施設
正解と解説を見る

正解:D.同一メニューを1回300食以上、または1日750食以上を提供する施設

大量調理施設衛生管理マニュアルは、同一メニューを1回300食以上または1日750食以上を提供する調理施設に適用されます。

この問題の解説ページを開く →

第194問大量調理施設衛生管理マニュアルにおいて、加熱調理食品の中心部温度の管理基準として正しいものはどれか。

  1. A中心部が75℃で1分間以上
  2. B中心部が60℃で1分間以上
  3. C中心部が85℃で30秒間以上
  4. D中心部が100℃で5分間以上
正解と解説を見る

正解:A.中心部が75℃で1分間以上

加熱調理食品は、中心部が75℃で1分間以上加熱されていることを確認します(ノロウイルス汚染のおそれがある場合は85〜90℃で90秒間以上)。

この問題の解説ページを開く →

第195問調理後の食品の冷却について、食中毒菌の増殖を防ぐためにマニュアルで推奨されている温度管理はどれか。

  1. A常温で自然冷却させ、2時間以内に10℃以下にする。
  2. B65℃以上のまま冷蔵庫に入れ、徐々に温度を下げる。
  3. C氷水につけて直ちに0℃まで急冷する。
  4. D30分以内に中心温度を20℃付近、又は60分以内に10℃付近まで下げる。
正解と解説を見る

正解:D.30分以内に中心温度を20℃付近、又は60分以内に10℃付近まで下げる。

冷却する場合は、30分以内に中心温度を20℃付近、又は60分以内に10℃付近まで下げるよう工夫することが求められています。

この問題の解説ページを開く →

第196問食品異物のうち、かび、木片、わらなどはどの分類に該当するか。

  1. A動物性異物
  2. B化学性異物
  3. C鉱物性異物
  4. D植物性異物
正解と解説を見る

正解:D.植物性異物

かび、木片、わらなどは「植物性異物」に分類されます。

この問題の解説ページを開く →

第197問冷蔵保存の温度(冷蔵法)として一般的なものはどれか。

  1. A0〜10℃
  2. B-3〜0℃
  3. C-20〜-15℃
  4. D10〜20℃
正解と解説を見る

正解:A.0〜10℃

冷蔵法は0〜10℃(5℃以下が望ましい)で保存する方法です。

この問題の解説ページを開く →

第198問缶詰の鑑別法において、不良品とみなされる特徴はどれか。

  1. Aふたや底がわずかにへこんでいる。
  2. B缶をたたくと澄んだ音がする。
  3. C表面に印字された賞味期限が新しい。
  4. Dふたや底が膨らんでいる。
正解と解説を見る

正解:D.ふたや底が膨らんでいる。

ふたや底が膨らんでいる缶詰は、腐敗によるガスが発生している証拠であり、不良品です。

この問題の解説ページを開く →

第199問アルコール(エタノール)を用いた化学的消毒法において、最も消毒力が強いとされる濃度はどれか。

  1. A10%
  2. B30%
  3. C70%
  4. D100%(純アルコール)
正解と解説を見る

正解:C.70%

アルコールは、純アルコール(100%)よりも70%程度に薄めたほうが消毒力が強くなります。

この問題の解説ページを開く →
← 調理師試験の全分野一覧へ戻る