第143問食品衛生法に基づく食品衛生の対象に含まれないものはどれか。
- A医薬品および医薬部外品
- B食品を取り扱う人
- C食品に関係する設備
- D調理器具や容器包装
食中毒予防を中心とした食の安全を学ぶ、調理師にとって最重要の分野です。食品衛生法や食品安全基本法、食品衛生責任者・監視員の役割、細菌・ウイルス・自然毒・化学物質による食中毒の原因と予防、微生物の増殖条件(温度・水分活性)、食品添加物、器具の消毒などが頻出です。出題数が最も多く、実務にも直結します。食中毒は原因菌ごとに「特徴・原因食品・予防法」を一覧化して覚えるのが効果的で、得点源にしやすい分野です。全289問中57問を収録しています。
この分野の問題57問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。
クイズモードで挑戦 →正解:D.すべての営業施設に置くことが義務づけられ、衛生上の管理・監督を行う。
食品衛生責任者は、食品衛生法施行規則により営業施設に置くことが義務づけられ、衛生上の管理・監督を行います。aは食品衛生監視員、bは食品衛生管理者、cは食品衛生推進員の説明です。
この問題の解説ページを開く →正解:D.食品の安全性確保について最も重要な責任を負っていることを認識し、必要な措置を適切に行う。
食品関連事業者は、食品の安全性確保について最も重要な責任を負っていることを認識し、必要な措置を適切に行うことが責務とされています。
この問題の解説ページを開く →正解:A.病原性のかびは、アフラトキシンなどの強い発がん性をもつ「かび毒(マイコトキシン)」をつくるものがある。
かびの中には、こうじかびの一部が産生するアフラトキシンなど、強い発がん性をもつ「かび毒」をつくるものがあります。
この問題の解説ページを開く →正解:A.毒素型は食品中で細菌が増殖する際につくられた毒素で起こるため、潜伏期間が短い。
食品内毒素型食中毒は、食品中で細菌が増殖するときにつくられた毒素によって起こるため、一般に潜伏期間が短いのが特徴です。
この問題の解説ページを開く →正解:B.偏性嫌気性菌であり、空気のないところで増殖して毒素を出す。
腸炎ビブリオは感染型の細菌であり、偏性嫌気性菌ではありません。偏性嫌気性菌で空気のないところで増殖して毒素を出すのはボツリヌス菌などです。
この問題の解説ページを開く →正解:C.100個程度のごくわずかな菌量で発症し、ベロ毒素をつくる。
O157は100個程度とごくわずかな菌量で発症し、出血性大腸炎などを引き起こすベロ毒素をつくるのが特徴です。熱には弱く、75℃・1分以上で死滅します。
この問題の解説ページを開く →正解:C.毒素は熱に弱いが、菌(芽胞)は熱に強く、完全に死滅させることは難しい。
ボツリヌス菌は偏性嫌気性菌で、菌自体(芽胞)は熱に強いですが、産生される毒素は熱に弱いという特徴があります。神経障害(呼吸困難など)を起こします。
この問題の解説ページを開く →正解:A.さんまやさばなどの魚の腐敗過程で、ヒスチジンが細菌によって分解されて生じる。
ヒスタミンは、魚などに含まれるアミノ酸のヒスチジンが、腐敗の過程で細菌によって分解されることで発生します。
この問題の解説ページを開く →正解:C.甘味料
甘味料、着色料、保存料、酸化防止剤など8種の添加物を使用する場合は、物質名のほかに用途名を併記する必要があります。酸味料、調味料、乳化剤は一括名表示が認められます。
この問題の解説ページを開く →正解:C.炭水化物や脂質が微生物によって分解され、酸っぱい臭いや色の変化が起こること。
炭水化物や脂質が微生物によって分解されて食用に適さなくなることを「変敗」といいます。たんぱく質の分解は「腐敗」、酸化は「酸化」、有用なものは「発酵」です。
この問題の解説ページを開く →正解:B.貯蔵庫内の酸素を少なくし、二酸化炭素の量を増やして果実や野菜の呼吸作用を抑える。
CA貯蔵法は、酸素を少なくし二酸化炭素を増やした状態で保存し、果実や野菜の呼吸作用を抑えて長期保存する方法です。
この問題の解説ページを開く →正解:B.目的とする微生物(腐敗の原因となる細菌など)を殺すこと。
殺菌とは、目的とする微生物を殺すことです。すべての微生物を殺し無毒化して無菌状態にするのは「滅菌」です。
この問題の解説ページを開く →正解:C.洗浄力はないが殺菌力が強く、手指の消毒に最適である。
逆性石けんは洗浄力はありませんが殺菌力が強く、手指の消毒に適しています。普通の石けんと同時に使うと殺菌力がなくなるため注意が必要です。
この問題の解説ページを開く →正解:D.同一メニューを1回300食以上、または1日750食以上を提供する施設
大量調理施設衛生管理マニュアルは、同一メニューを1回300食以上または1日750食以上を提供する調理施設に適用されます。
この問題の解説ページを開く →正解:A.中心部が75℃で1分間以上
加熱調理食品は、中心部が75℃で1分間以上加熱されていることを確認します(ノロウイルス汚染のおそれがある場合は85〜90℃で90秒間以上)。
この問題の解説ページを開く →正解:D.30分以内に中心温度を20℃付近、又は60分以内に10℃付近まで下げる。
冷却する場合は、30分以内に中心温度を20℃付近、又は60分以内に10℃付近まで下げるよう工夫することが求められています。
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