第113問売買目的有価証券の期末評価と評価差額の処理方法として正しいものはどれか。
- A時価法により評価し評価差額は当期の純損益として処理する
- B原価法により評価し評価差額は純資産に計上する
- C時価法により評価し評価差額は純資産直入法で処理する
- D償却原価法により評価し評価差額は当期の損失とする
資産の評価基準を扱う分野です。中心は有価証券の4区分で、売買目的有価証券(時価評価・評価差額は損益)、満期保有目的の債券(償却原価法)、子会社・関連会社株式(取得原価)、その他有価証券(純資産直入等)と、区分ごとに評価基準と評価差額の処理が異なる点が頻出です。強制評価減や実質価額の著しい低下時の処理、棚卸資産や固定資産の評価も出題されます。区分と処理の対応を表で整理して覚えるのが効率的です。
この分野の問題38問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。
クイズモードで挑戦 →正解:A.原価法(収益性の低下に応じ簿価を切り下げる方法)
会社法上の棚卸資産の評価方法は、トレーディング目的を除き、正味売却価額が下落した際に簿価を引き下げる原価法が基本です。
この問題の解説ページを開く →正解:C.資本的支出を別個に新規取得したものとして減価償却を行う
平成19年4月1日以降の資本的支出は、種類および耐用年数を同じくする減価償却資産を別個に新規取得したものとして減価償却します。
この問題の解説ページを開く →正解:D.社外にキャッシュが流出せずその額だけ資金が内部留保される効果
減価償却費は支出を伴わない費用であるため、利益を計上している限り、その額だけ資金が内部留保される効果があります。
この問題の解説ページを開く →正解:C.IFRSはリスク経済価値アプローチ、日本基準は数値基準で判定する
IFRSは貸手のリース分類等でリスク・経済価値アプローチ(実質判断)を用いるのに対し、日本基準は現在価値90%基準等の数値基準で判定する点に相違があります。
この問題の解説ページを開く →正解:C.減損処理後の帳簿価額に基づき毎期計画的・規則的に減価償却を実施する
減損処理を実施した資産についても、会計上は減損処理後の帳簿価額に基づき毎期計画的、規則的に減価償却を実施します。
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