銀行業務検定 財務2級 ④ 資産評価

資産の評価基準を扱う分野です。中心は有価証券の4区分で、売買目的有価証券(時価評価・評価差額は損益)、満期保有目的の債券(償却原価法)、子会社・関連会社株式(取得原価)、その他有価証券(純資産直入等)と、区分ごとに評価基準と評価差額の処理が異なる点が頻出です。強制評価減や実質価額の著しい低下時の処理、棚卸資産や固定資産の評価も出題されます。区分と処理の対応を表で整理して覚えるのが効率的です。

この分野の問題38問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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113売買目的有価証券の期末評価と評価差額の処理方法として正しいものはどれか。

  1. A時価法により評価し評価差額は当期の純損益として処理する
  2. B原価法により評価し評価差額は純資産に計上する
  3. C時価法により評価し評価差額は純資産直入法で処理する
  4. D償却原価法により評価し評価差額は当期の損失とする
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正解:A時価法により評価し評価差額は当期の純損益として処理する

売買目的有価証券は時価法により評価され、評価差額は当期の純損益として処理されます。

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114満期まで所有する意図をもって保有する社債その他の債券の評価基準はどれか。

  1. A時価法
  2. B原価法(償却原価法)
  3. C低価法
  4. D洗替法
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正解:B原価法(償却原価法)

満期保有目的の債券は原価法により評価し、取得価額と額面価額に差額がある場合は償却原価法を適用します。

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115子会社株式および関連会社株式の評価基準として正しくないものはどれか。

  1. A原価法により評価する
  2. B実質価額が著しく低下した場合は相当な減額を行う
  3. C評価差額は原則として全部純資産直入法により処理する
  4. D評価差額が生じた場合は当期の純損失とする場合がある
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正解:C評価差額は原則として全部純資産直入法により処理する

子会社株式や関連会社株式は原価法で評価され、純資産直入法が適用されるのはその他有価証券です。

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116その他有価証券の時価評価による評価差額の処理方法として認められているものはどれか。

  1. A全部純損益直入法と部分純損益直入法
  2. B償却原価法による期間配分
  3. C切放方式による当期損益計上
  4. D全部純資産直入法と部分純資産直入法
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正解:D全部純資産直入法と部分純資産直入法

その他有価証券の評価差額は洗替方式により、全部純資産直入法または部分純資産直入法のいずれかで処理します。

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117その他有価証券で時価が著しく下落し、回復の見込みがない場合の会計処理として適切なものはどれか。

  1. A減損処理を行い評価差額は当期の損失として処理する
  2. B翌期首に戻入処理を前提として減損処理を行わない
  3. C純資産の部に評価損として計上する
  4. D部分純資産直入法を適用して評価損部分のみ純資産に計上する
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正解:A減損処理を行い評価差額は当期の損失として処理する

時価が著しく下落し回復の見込みがない場合は減損処理し、評価差額は当期の純損失としなければなりません。

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118時価のない株式の実質価額が著しく低下した場合の処理として正しいものはどれか。

  1. A原価法を継続し注記のみ行う
  2. B相当な減額を行い評価差額は当期の純損失とする
  3. C純資産の部から直接控除する
  4. D市場価格がないため翌期に損失を繰り延べる
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正解:B相当な減額を行い評価差額は当期の純損失とする

時価のない株式は原価法ですが、実質価額が著しく低下した場合は相当な減額を行い、評価差額は当期の純損失とします。

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119IFRSにおける金融資産の区分は、2013年1月からのIFRS9適用により何分類となったか。

  1. A4分類
  2. B2分類
  3. C3分類
  4. D5分類
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正解:C3分類

IFRS9では金融資産を「償却原価」「FVOCIで測定」「FVTPLで測定」の3つに分類します(IAS39の4区分から整理されました)。

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120組込デリバティブの経済的特徴とリスクが主契約と異なる場合、日本基準ではどのように処理するか。

  1. A主契約に含めて償却原価法で評価する
  2. B単独のデリバティブとして時価評価し時価変動を純資産に計上する
  3. C例外なく一括して原価法で評価する
  4. D主契約と区分して処理する
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正解:D主契約と区分して処理する

日本基準では、組込デリバティブのリスクが主契約に及ばない場合には区分処理を行います。

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121ヘッジ会計の手法について、日本基準で認められているがIFRSでは認められていない簡便的な処理はどれか。

  1. A特例処理や振当処理
  2. Bキャッシュ・フロー・ヘッジ
  3. C繰延ヘッジ
  4. D公正価値ヘッジ
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正解:A特例処理や振当処理

IFRSでは厳密なヘッジ会計が適用され、日本の為替予約の振当処理や特例処理のような簡便的な処理は認められていません。

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122外貨建金銭債権債務の決算時の為替換算として原則的な方法はどれか。

  1. A取引発生時の為替相場で換算する
  2. B期末時の為替相場(決算日レート)で換算する
  3. C期首時の為替相場で換算する
  4. D先物為替相場で換算する
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正解:B期末時の為替相場(決算日レート)で換算する

外貨建金銭債権債務の決算時の換算は、原則として期末時の為替相場で換算することとなります。

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123為替予約が全額個別に締結され、振当処理がなされている外貨建売掛金の決算時の円換算額はどのように計算するか。

  1. A取引発生時の為替レートを用いる
  2. B決算日の為替レートを用いる
  3. C予約レートを用いる
  4. D期首と期末の平均レートを用いる
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正解:C予約レートを用いる

為替予約が付され振当処理がなされている場合は、決算時においても予約レートによる円換算額を付します。

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124外貨建前受金の決算時における換算レートとして正しいものはどれか。

  1. A月平均為替相場
  2. B決算時の為替相場
  3. C予約為替相場
  4. D金銭授受時の為替相場
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正解:D金銭授受時の為替相場

前受金は金銭債務には該当せず将来財等を提供する収益性負債であるため、金銭授受時の為替相場による円換算額を付します。

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125棚卸資産の評価基準において、平成20年4月以降適用されている原則的な評価方法はどれか。

  1. A原価法(収益性の低下に応じ簿価を切り下げる方法)
  2. B時価法(期末の時価で評価する方法)
  3. C低価法(取得原価と時価の低い方で評価)
  4. D売価還元法(売価に原価率を乗じて評価)
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正解:A原価法(収益性の低下に応じ簿価を切り下げる方法)

会社法上の棚卸資産の評価方法は、トレーディング目的を除き、正味売却価額が下落した際に簿価を引き下げる原価法が基本です。

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126取得原価110円のA商品200個について、期末の正味売却価額が90円に低下していた場合、原価法による期末評価額はいくらか。

  1. A22000円
  2. B18000円
  3. C4000円
  4. D20000円
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正解:B18000円

取得単価110円と正味売却価額90円を比較し、低い90円で評価します。90円×200個=18,000円となります。

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127棚卸資産の単価の計算方法のうち、国際基準との調和の観点から制度上廃止されたものはどれか。

  1. A総平均法
  2. B移動平均法
  3. C後入先出法
  4. D先入先出法
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正解:C後入先出法

後入先出法は期末帳簿価額が時価とかけ離れやすいため、IFRSおよび日本基準ともに制度上廃止されました。

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128IFRSにおける棚卸資産の評価で、事務用消耗品の扱いは日本基準とどう異なるか。

  1. A日本基準もIFRSも棚卸資産に含める
  2. B日本基準もIFRSも棚卸資産に含めない
  3. C日本基準は含めないが、IFRSは含める
  4. D日本基準は含めるが、IFRSは含めない
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正解:D日本基準は含めるが、IFRSは含めない

日本基準では事務用消耗品を棚卸資産に含めますが、IFRSでは含めません。

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129減価償却費の計算において、旧定額法では残存価額を取得原価の何%として計算していたか。

  1. A10%
  2. B5%
  3. C1%
  4. D0%
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正解:A10%

平成19年改正前の旧定額法では、残存価額を取得価額の10%として計算していました。

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130平成19年4月1日以後に取得された減価償却資産について、最終的にどこまで償却できるか。

  1. A取得価額の10%まで
  2. B残存簿価1円まで
  3. C取得価額の5%まで
  4. D残存簿価0円まで
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正解:B残存簿価1円まで

平成19年税制改正により、償却可能限度額および残存価額が廃止され、残存簿価1円まで償却できるようになりました。

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131平成19年4月1日以降に行われた資本的支出の税務上の減価償却における取扱いはどれか。

  1. A既存資産の帳簿価額に加算し既存の残存期間で償却する
  2. B全額を支出時の当期費用として処理する
  3. C資本的支出を別個に新規取得したものとして減価償却を行う
  4. D既存資産とは別の耐用年数を適用して定率法でのみ償却する
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正解:C資本的支出を別個に新規取得したものとして減価償却を行う

平成19年4月1日以降の資本的支出は、種類および耐用年数を同じくする減価償却資産を別個に新規取得したものとして減価償却します。

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132減価償却の内部金融効果(自己金融効果)の説明として最も適切なものはどれか。

  1. A資金を外部から借り入れることで利息負担を軽減する効果
  2. B減価償却費を圧縮記帳することで当期の法人税を減少させる効果
  3. C補助金を受け取ることで資産の取得原価を減額する効果
  4. D社外にキャッシュが流出せずその額だけ資金が内部留保される効果
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正解:D社外にキャッシュが流出せずその額だけ資金が内部留保される効果

減価償却費は支出を伴わない費用であるため、利益を計上している限り、その額だけ資金が内部留保される効果があります。

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133平成28年4月1日以後の取得等について、建物附属設備の減価償却方法はどう見直されたか。

  1. A定率法が廃止され定額法のみとなった
  2. B定額法が廃止され生産高比例法となった
  3. C定額法と定率法の選択適用となった
  4. D定率法のみとなった
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正解:A定率法が廃止され定額法のみとなった

建物附属設備および構築物の減価償却方法について定率法が廃止され、定額法のみとなりました。

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134固定資産が火災等に遭い保険金収入を得た場合、法人税等の課税を繰り延べるための制度はどれか。

  1. A特別償却
  2. B圧縮記帳
  3. C減損処理
  4. D繰延ヘッジ
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正解:B圧縮記帳

保険差益に法人税等が課税されるのを繰り延べるため、固定資産に対して圧縮記帳という制度があります。

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135保険差益の圧縮記帳が適用できない資産はどれか。

  1. A機械装置
  2. B建物
  3. C棚卸資産
  4. D車両運搬具
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正解:C棚卸資産

圧縮記帳制度は固定資産にのみ適用されるため、棚卸資産に生じた保険差益には適用できません。

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136無形固定資産の償却における特徴として誤っているものはどれか。

  1. A残存価額は0である
  2. B原則として定額法により償却される
  3. C貸借対照表では取得価額から償却累計額を差し引いた残額を計上する
  4. D貸借対照表には償却累計額の注記が必ず必要となる
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正解:D貸借対照表には償却累計額の注記が必ず必要となる

無形固定資産の表示は直接控除法であり、有形固定資産とは異なり償却累計額の注記は必要としません。

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137日本基準における「のれん」の会計処理として正しいものはどれか。

  1. A20年以内の効果の及ぶ期間で規則的に償却する
  2. B償却を行わず毎期減損テストを実施する
  3. C取得時に全額を特別損失として計上する
  4. D負ののれんは純資産の部に直接計上する
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正解:A20年以内の効果の及ぶ期間で規則的に償却する

日本基準では借方残高ののれんは20年以内で規則的に償却します。償却しないのはIFRSの処理です。

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138所有権移転外ファイナンス・リース取引の借手におけるリース資産の減価償却方法として原則的なものはどれか。

  1. Aリース期間定率法(残存価額10%)
  2. Bリース期間定額法(残存価額ゼロ)
  3. C見積耐用年数による定額法
  4. D生産高比例法
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正解:Bリース期間定額法(残存価額ゼロ)

所有権移転外ファイナンス・リースのリース資産は、残存価額ゼロでリース期間にわたり定額での償却をします。

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139リース取引の分類において、IFRS(IFRS16の貸手分類等)と日本基準のファイナンス・リース判定の考え方の違いとして適切なものはどれか。

  1. AIFRSは数値基準、日本基準はリスク経済価値アプローチで判定する
  2. B両者とも数値基準のみで判定する
  3. CIFRSはリスク経済価値アプローチ、日本基準は数値基準で判定する
  4. D両者ともリスク経済価値アプローチのみで判定する
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正解:CIFRSはリスク経済価値アプローチ、日本基準は数値基準で判定する

IFRSは貸手のリース分類等でリスク・経済価値アプローチ(実質判断)を用いるのに対し、日本基準は現在価値90%基準等の数値基準で判定する点に相違があります。

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140固定資産の減損会計において、対象となる資産の単位(グルーピング)はどのように行うか。

  1. A企業全体を一つの単位とする
  2. B法的な所有権単位で個別に行う
  3. C会計上の事業部門ごとにのみ行う
  4. Dキャッシュ・フローを生み出す最小単位で行う
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正解:Dキャッシュ・フローを生み出す最小単位で行う

減損会計のグルーピングは、キャッシュ・フローを生み出す最小単位で行い、実務的には企業の管理区分を準用します。

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141減損損失の認識の判定プロセスとして正しいものはどれか。

  1. A割引前将来キャッシュ・フロー総額が帳簿価額を下回る場合に認識する
  2. B割引後将来キャッシュ・フロー総額が帳簿価額を下回る場合に認識する
  3. C正味売却価額が帳簿価額を下回る場合に無条件で認識する
  4. D使用価値が帳簿価額を下回る場合に無条件で認識する
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正解:A割引前将来キャッシュ・フロー総額が帳簿価額を下回る場合に認識する

減損損失は、割引前将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を下回る場合に認識されます。

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142減損損失を測定する際、帳簿価額から何まで減額するか。

  1. A備忘価額(1円)
  2. B回収可能価額
  3. C正味売却価額のみ
  4. D使用価値のみ
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正解:B回収可能価額

減損損失を認識すべき資産について、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、その差額を減損損失とします。

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143日本基準とIFRSにおける減損損失の戻入れの取扱いの違いはどれか。

  1. A日本基準もIFRSも原則として戻入れを行う
  2. B日本基準は戻入れを行うが、IFRSは行わない
  3. CIFRSはのれんを除き戻入れを行うが、日本基準は行わない
  4. D日本基準もIFRSも絶対に戻入れを行わない
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正解:CIFRSはのれんを除き戻入れを行うが、日本基準は行わない

日本基準では減損処理の戻入れは行いませんが、IFRSではのれんを除いて戻入れ処理が求められます。

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144減損会計における将来キャッシュ・フローの見積期間の上限は何年とされているか。

  1. A5年
  2. B10年
  3. C耐用年数まで無制限
  4. D20年
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正解:D20年

減損会計における将来キャッシュ・フローの見積期間は、経済的耐用年数にかかわらず20年が上限となります。

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145減損の兆候の有無の判定事象として例示されていないものはどれか。

  1. A一時的な市場価格の軽微な下落
  2. B回収可能価額を著しく低下させる変化が生じた見込み
  3. C経営環境が著しく悪化した見込み
  4. D営業活動から生ずる損益が継続してマイナスになる見込み
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正解:A一時的な市場価格の軽微な下落

減損の兆候には市場価格の「著しい」下落が含まれますが、一時的・軽微な下落は減損の兆候とは認定されません。

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146固定資産の減損会計において、回収可能価額の定義として正しいものはどれか。

  1. A正味売却価額と使用価値のいずれか低い方の金額
  2. B正味売却価額と使用価値のいずれか高い方の金額
  3. C正味売却価額と割引前将来キャッシュ・フローの平均額
  4. D使用価値と取得価額の差額
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正解:B正味売却価額と使用価値のいずれか高い方の金額

減損損失の測定段階における回収可能価額は、正味売却価額と使用価値の高い方の金額と定義されています。

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147減損処理を実施した固定資産の、その後の会計処理(減価償却)はどうなるか。

  1. A減損前の帳簿価額に基づいて減価償却を継続する
  2. B減価償却は中止し毎期減損テストのみを行う
  3. C減損処理後の帳簿価額に基づき毎期計画的・規則的に減価償却を実施する
  4. D耐用年数を強制的に半分にして減価償却を行う
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正解:C減損処理後の帳簿価額に基づき毎期計画的・規則的に減価償却を実施する

減損処理を実施した資産についても、会計上は減損処理後の帳簿価額に基づき毎期計画的、規則的に減価償却を実施します。

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148投資不動産の評価について、IFRSでは公正価値モデルと何モデルが規定されているか。

  1. A時価モデル
  2. B再評価モデル
  3. C償却モデル
  4. D原価モデル
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正解:D原価モデル

IFRSの投資不動産については、毎期末に公正価値で評価する公正価値モデルと、原価モデルが規定されています。

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149減損会計における将来キャッシュ・フローの見積りでの注意事項として正しいものはどれか。

  1. A利息の支払や法人税等の支払を含めずに見積もる
  2. B現在の使用状況等を考慮せず理想的な事業計画で見積もる
  3. C利息の支払や法人税等の支払を含めて見積もる
  4. D割引率には企業の資金調達コストのみをそのまま用いる
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正解:A利息の支払や法人税等の支払を含めずに見積もる

キャッシュ・フローの見積りには、利息の支払、法人税等の支払・還付を含めないこととされています。

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150Q社株式(非上場)の帳簿価額1億円に対し、資産状態の著しい悪化により1株1円の備忘価額に評価を切り下げた。この有価証券評価損の損益計算書における表示区分はどれか。

  1. A売上原価
  2. B営業外費用または特別損失
  3. C販売費及び一般管理費
  4. D純資産の部へ直接控除
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正解:B営業外費用または特別損失

株式の価値が著しく低下した結果の臨時的かつ巨額の評価損であるため、営業外費用または特別損失に計上されます。

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