銀行業務検定 財務2級 ③ 負債・純資産

負債と純資産の会計処理を扱う分野です。未払法人税等の計算、営業循環基準・ワン・イヤー・ルールによる流動・固定負債の区分、未払費用・未払金・前受金・預り金の使い分けが頻出です。純資産では、剰余金配当時の準備金積立(配当額の10分の1・資本金の4分の1が上限)、資本金の減少手続、自己株式の控除表示、分配可能額の規制などが問われます。会社法の数値基準を正確に押さえることが合否を分けます。

この分野の問題38問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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75損益計算書に計上される法人税、住民税および事業税の金額が意味するものはどれか。

  1. Aその事業年度の利益が負担すべき税金の総額
  2. B当期中に企業が実際に支払った税金の額
  3. C翌期に納付予定の確定申告による税金の額
  4. D予定納税による中間申告納税額の総額
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正解:Aその事業年度の利益が負担すべき税金の総額

損益計算書上の計上額は、実際の支払額ではなくその事業年度の課税所得に対する税金の総額を意味します。

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76貸借対照表の「未払法人税等」の計上額として正しい説明はどれか。

  1. A当期の法人税等の総額
  2. B当期の年税額から中間での予定納税額を控除した未払計上額
  3. C次期の中間申告で納付すべき予定納税額
  4. D前期の確定申告税額の2分の1
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正解:B当期の年税額から中間での予定納税額を控除した未払計上額

貸借対照表の未払法人税等は、当期の年税額から中間納付額を差し引いた決算日現在の未納額です。

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77決算日において未払計上された法人税等は、原則として決算日後何ヵ月以内に納付される予定の税額か。

  1. A1ヵ月
  2. B1年
  3. C2ヵ月
  4. D6ヵ月
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正解:C2ヵ月

税金未払額は、原則として決算日後2ヵ月(延長法人は3ヵ月)以内に納付される予定の税額です。

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78前期B/S未払法人税等105百万円、当期P/L法人税等258百万円、当期B/S未払法人税等146百万円のとき、当期中に支払った税金の金額はいくらか。

  1. A105百万円
  2. B146百万円
  3. C258百万円
  4. D217百万円
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正解:D217百万円

当期支払額=前期B/S未払+当期P/L計上額-当期B/S未払=105+258-146=217百万円となります。

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79法人税、住民税および事業税(所得割)は、企業における何を対象として課税されるか。

  1. A企業の利益(課税所得)
  2. B企業の売上高
  3. C企業の純資産額
  4. D企業の資本金
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正解:A企業の利益(課税所得)

法人税等の所得割は、企業の利益(課税所得)を対象として課税されます。

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80流動負債と固定負債を分ける基準のうち、営業取引によって生じた金銭債務に適用される基準はどれか。

  1. Aワン・イヤー・ルール(1年基準)
  2. B営業循環基準
  3. C当座比率基準
  4. D流動比率基準
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正解:B営業循環基準

買掛金や支払手形など、正常な営業循環にあるものは営業循環基準によりすべて流動項目とします。

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81機械購入代金などの営業外の金銭債務について、流動負債と固定負債を区分する基準はどれか。

  1. A営業循環基準
  2. B固定長期適合率
  3. Cワン・イヤー・ルール(1年基準)
  4. D正常営業基準
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正解:Cワン・イヤー・ルール(1年基準)

営業外の金銭債務にはワン・イヤー・ルールが適用され、1年以内に到来するものが流動負債となります。

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82支払手形のうち、営業取引によって生じた仕入債務で期日が決算期後1年を超えるものの貸借対照表上の取扱いはどれか。

  1. A全額を固定負債に計上する
  2. B偶発債務として注記のみ行う
  3. C資産の部から直接控除する
  4. D全額を流動負債に計上する
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正解:D全額を流動負債に計上する

仕入債務には営業循環基準が適用されるため、1年を超えるものでも全額流動負債に記載されます。

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83一定の契約に従い継続的に役務の提供を受ける場合、すでに提供された役務に対していまだ対価の支払が終わらないものを何というか。

  1. A未払費用
  2. B未払金
  3. C前受収益
  4. D預り金
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正解:A未払費用

未払賃金や未払利息など、時の経過に伴い当期の費用として発生しているものが未払費用です。

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84固定資産や有価証券などの購入代金のように、特定の契約等により既に確定している債務で支払が終わっていないものを示す勘定科目はどれか。

  1. A買掛金
  2. B未払金
  3. C未払費用
  4. D前受金
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正解:B未払金

未払金は営業外取引による確定債務であり、継続的役務の対価である未払費用とは区別されます。

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85将来引き渡すべき商品等の代価の前受額をいい、一般に営業取引上のものであるため流動負債として計上されるものはどれか。

  1. A預り金
  2. B前受収益
  3. C前受金
  4. D未払金
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正解:C前受金

前受金は商品等の代価の前受額であり、流動資産の前渡金に対応する勘定科目です。

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86従業員の源泉所得税など、他人から金銭を受け入れ、後日原則として返還や納付を要するものはどれか。

  1. A仮受金
  2. B前受金
  3. C未払費用
  4. D預り金
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正解:D預り金

預り金は、営業取引に関する保証金や源泉所得税など、後日返還等を要するものを指します。

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87買掛金の支払に充当した裏書譲渡手形の貸借対照表における表示方法として正しいものはどれか。

  1. A負債に計上せず個別注記表に偶発債務として注記する
  2. B流動負債に計上する
  3. C固定負債に計上する
  4. D受取手形から直接控除したうえで負債にも計上する
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正解:A負債に計上せず個別注記表に偶発債務として注記する

会社計算規則に従い貸借対照表の負債には計上せず、偶発債務の一種として裏書手形譲渡高を注記します。

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88会社法において、役員に対する金銭債務の記載方法として要求されているものはどれか。

  1. A他の債務と必ず区分して表示する
  2. B区分記載は求めないが総額を注記する
  3. C営業取引の債務に含めて表示し注記は行わない
  4. D資本の部から控除して表示する
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正解:B区分記載は求めないが総額を注記する

関係会社への債務は区分表示か注記が必要ですが、役員への債務は区分記載は求めず総額の注記を求めています。

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89資本金を減少する際、原則として株主総会の特別決議が必要であるが、例外として普通決議でよいとされているケースはどれか。

  1. A準備金の減少を伴う場合
  2. B自己株式を取得する場合
  3. C欠損の填補の場合
  4. D新株発行を同時に行う場合
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正解:C欠損の填補の場合

原則は特別決議ですが、欠損填補の場合は株主総会の普通決議でよいとされています。

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90剰余金の配当をする場合、会社法により資本準備金または利益準備金として積み立てることが義務付けられている配当額の割合はどれか。

  1. A2分の1
  2. B3分の1
  3. C4分の1
  4. D10分の1
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正解:D10分の1

剰余金の配当をする場合、配当額の10分の1を準備金として計上しなければなりません。

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91剰余金の配当をする際、準備金の積立の上限として会社法で定められている基準はどれか。

  1. A利益準備金と資本準備金の合計額が資本金の4分の1に達するまで
  2. B利益準備金と資本準備金の合計額が資本金の2分の1に達するまで
  3. C利益準備金が利益剰余金の額に達するまで
  4. D純資産額が300万円に達するまで
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正解:A利益準備金と資本準備金の合計額が資本金の4分の1に達するまで

会社法上、準備金の合計額が資本金の4分の1に達するまで積立てが強制されます。

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92剰余金の配当の財源が利益剰余金である場合に、積み立てるべき勘定科目はどれか。

  1. A資本準備金
  2. B利益準備金
  3. Cその他利益剰余金
  4. D任意積立金
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正解:B利益準備金

財源が利益剰余金の場合は利益準備金に、資本剰余金の場合は資本準備金に積み立てます。

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93資本金2億円、資本準備金2,000万円、利益準備金4,800万円の会社が2,400万円の配当を実施する。積立が必要な準備金の額はいくらか。

  1. A240万円
  2. B200万円
  3. C0円
  4. D5,000万円
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正解:C0円

準備金合計6,800万円がすでに資本金の4分の1(5,000万円)に達しているため、積立ては不要(0円)です。

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94時価発行増資を実施した場合、会社法上、払込金額のうち資本金に組み入れないことができる限度額はいくらか。

  1. A払込金額の全額
  2. B払込金額の4分の1
  3. C払込金額の3分の1
  4. D払込金額の2分の1
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正解:D払込金額の2分の1

原則は全額資本金ですが、例外として払込金額の2分の1までを資本金に組み入れず資本準備金にできます。

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95発行価額700円で8万株の時価発行増資を実施した。会社法の最低額を資本金とした場合、資本準備金に積み立てられる総額はいくらか。

  1. A2,800万円
  2. B1,400万円
  3. C5,600万円
  4. D0円
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正解:A2,800万円

1株の2分の1(350円)を資本準備金とできるため、350円×8万株=2,800万円となります。

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96自己株式を取得した場合の貸借対照表上の表示方法として正しいものはどれか。

  1. A負債の部にマイナス表示する
  2. B純資産の部の株主資本の末尾から控除する形式で表示する
  3. C流動資産の部に有価証券として計上する
  4. D投資その他の資産に計上する
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正解:B純資産の部の株主資本の末尾から控除する形式で表示する

自己株式は取得原価で記帳し、純資産の部の株主資本の末尾から控除(マイナス)する形式で表示します。

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97自己株式の消却手続きをした際、帳簿価額を控除する科目の優先順位として正しいものはどれか。

  1. A繰越利益剰余金から控除し、できない場合はその他資本剰余金から減額する
  2. B資本金から直接控除する
  3. Cその他資本剰余金から控除し、できない場合は繰越利益剰余金から減額する
  4. D利益準備金から直接控除する
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正解:Cその他資本剰余金から控除し、できない場合は繰越利益剰余金から減額する

自己株式の消却時はその他資本剰余金から控除し、できないときに繰越利益剰余金から減額します。

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98株式会社が株主に対して剰余金の配当を行うことができないのは、純資産がいくらを下回る場合か。

  1. A100万円
  2. B1,000万円
  3. C500万円
  4. D300万円
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正解:D300万円

会社法458条により、純資産が300万円を下回る場合には剰余金の配当を行うことができません。

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99配当可能額の算定において、最終の事業年度末日現在の剰余金の額から控除(分配規制)される項目はどれか。

  1. A自己株式の帳簿価額
  2. B任意積立金
  3. Cその他利益剰余金
  4. D資本剰余金
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正解:A自己株式の帳簿価額

自己株式の帳簿価額は分配規制がかかるため、分配可能額の算定において控除事項となります。

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100分配可能額を算定する際の基準となる時点はいつか。

  1. A株主総会の招集通知日
  2. B配当の効力発生日
  3. C当事業年度の期末日
  4. D前事業年度の期末日
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正解:B配当の効力発生日

剰余金は期末日の額ではなく、分配時(配当の効力発生日)の額を捉えて分配可能額を算定します。

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101貸借対照表の純資産の部の株主資本のうち、資本金、資本剰余金および自己株式を除いた残額を何というか。

  1. A利益準備金
  2. B評価・換算差額等
  3. C利益剰余金
  4. D任意積立金
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正解:C利益剰余金

資産合計から負債合計を引いた純資産のうち、資本金・資本剰余金・自己株式を除いた残額が利益剰余金です。

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102資産合計1,118百万円、負債合計694百万円、資本金100百万円のとき、利益剰余金合計額はいくらか(資本剰余金等は無いとする)。

  1. A694百万円
  2. B524百万円
  3. C424百万円
  4. D324百万円
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正解:D324百万円

純資産合計は1,118-694=424百万円。ここから資本金100百万円を引いた324百万円が利益剰余金です。

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103任意積立金のうち、目的が具体的でない積立金(別途積立金など)の取崩しについて正しい記述はどれか。

  1. A株主総会の決議を経なければ処分できない
  2. B取締役会の決議のみで自由に取崩せる
  3. C取崩しは一切認められない
  4. D使用目的外であっても自由に取崩せる
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正解:A株主総会の決議を経なければ処分できない

目的積立金の目的外取崩しや別途積立金の取崩しは、株主総会の決議を経る必要があります。

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104その他有価証券の時価評価によって生じる評価差額で、純資産の部に直接計上すべきものはどこに区分記載されるか。

  1. A株主資本の利益剰余金
  2. B評価・換算差額等の内訳項目
  3. C株主資本の資本剰余金
  4. D負債の部の長期負債
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正解:B評価・換算差額等の内訳項目

純資産の部に直接計上する評価差額は、評価・換算差額等の内訳項目として区分記載されます。

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105貸借対照表の純資産の部の一会計期間における変動額の変動事由を報告するために作成される財務諸表はどれか。

  1. Aキャッシュ・フロー計算書
  2. B包括利益計算書
  3. C株主資本等変動計算書
  4. D損益計算書
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正解:C株主資本等変動計算書

会社法に伴い採用され、純資産の部の一会計期間における増減の内容を示すのが株主資本等変動計算書です。

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106「繰越利益剰余金」に関する説明として正しいものはどれか。

  1. A常にプラスの金額で計上されなければならない
  2. B資本取引から生じた剰余金である
  3. C法定準備金の一種である
  4. Dプラスではなくマイナスとなることもある
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正解:Dプラスではなくマイナスとなることもある

期首留保利益から配当等を除き当期利益を加えた額ですが、業績等によりマイナスとなることもあります。

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107金銭の支払はあったが、処理すべき科目や金額が確定しないものについて使われる勘定科目で、期末に他科目へ振り替えるべきものはどれか。

  1. A仮払金
  2. B未払金
  3. C前払費用
  4. D仮受金
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正解:A仮払金

内容や金額が未確定な金銭支払いは仮払金とし、期末時点では極力整理して明確な科目に振り替えます。

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108会社法において、関係会社に対する金銭債務の記載方法として正しいものはどれか。

  1. A営業取引の債務のみ区分表示する
  2. B営業取引か否かを問わず他の金銭債務と区別して記載するか注記する
  3. C関係会社株式と相殺して純額で表示する
  4. D負債総額の10%を超える場合のみ注記する
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正解:B営業取引か否かを問わず他の金銭債務と区別して記載するか注記する

関係会社への債務は営業取引上のものであるかないかを問わず、区別して記載するか注記を要求されています。

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109利益準備金は利益の留保されたものであるが、会社法によりその積立てが強制される主な目的はどれか。

  1. A従業員の退職金支払いに備えるため
  2. B将来の設備投資の財源とするため
  3. C債権者の保護をはかるため
  4. D株主への配当を最大化するため
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正解:C債権者の保護をはかるため

利益準備金は、会社法が債権者の保護をはかるため一定割合の留保を強制するものです。

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110自己株式処分差益が生じた場合、会計上の取扱いとしてどの科目に計上するか。

  1. A特別利益
  2. B営業外収益
  3. C繰越利益剰余金
  4. Dその他資本剰余金
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正解:Dその他資本剰余金

自己株式処分差益および処分差損は、その他資本剰余金に計上(または控除)します。

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111準備金の減少にあたり、原則として必要とされる手続きはどれか。

  1. A債権者保護の手続き
  2. B裁判所の許可
  3. C従業員代表の同意
  4. D金融庁への届出
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正解:A債権者保護の手続き

準備金の減少には、資本金を増加させる場合などを除き、原則として債権者保護の手続きが必要です。

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112新株発行と同時に資本金額の減少をする場合で、減少後の資本金が減少前を下回らない場合、特例としてどの決議でよいか。

  1. A監査役会決議
  2. B取締役会決議(取締役の決定)
  3. C株主総会の特別決議
  4. D株主総会の普通決議
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正解:B取締役会決議(取締役の決定)

新株発行と同時で資本金が減少しない場合は、例外的に取締役会決議(取締役の決定)でよいとされています。

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