食品表示検定 初級 食品表示の例・農畜水産加工品

農産・畜産・水産の加工品を例に、具体的な表示の実例を学ぶ分野です。ハム・ソーセージなどの食肉加工品、缶詰、漬物、水産加工品など、品目ごとの個別表示ルールや原料原産地表示の適用が頻出です。基本ルールが実際の商品でどう適用されるかを確認できます。代表的な品目ごとに表示の注意点を一覧化し、基本ルールと照らし合わせながら覚えると、応用が利く知識として定着しやすくなります。

この分野の問題25問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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91店内で複数の野菜を切断・混合して製造し、その場で販売するサラダミックスについて、原料原産地表示の扱いとして正しいものはどれか。

  1. A原材料名欄に国別重量順で必ず表示する
  2. B原料原産地名欄を設けて必ず表示する
  3. C輸入原料を使用した場合のみ表示する
  4. D原料原産地表示は要しない
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正解:D原料原産地表示は要しない

複数の野菜を切断して混合したサラダミックスは加工食品ですが、店内で製造又は加工し、その場で販売する場合は、食品表示基準上、原料原産地表示を要しません。ただし、仕入れた製品の切断、小分け、再包装等のみを行う場合はインストア加工に当たらず、表示が必要です。

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92加工食品における原料原産地表示の「国別重量順表示」において、国産品を表示する場合の原則的な方法はどれか。

  1. A国産である旨を表示
  2. B都道府県名を表示
  3. C主たる飼養地を表示
  4. D採取した水域を表示
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正解:A国産である旨を表示

加工食品の原則的な原料原産地表示は、国産品には「国産」と表示し、輸入品には原産国名を表示します。

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93複数の種類の食肉を混ぜ合わせた合挽肉の名称表示として適切なものはどれか。

  1. A食肉混合品
  2. B牛・豚合挽肉
  3. C合挽き食肉
  4. D混合加工肉
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正解:B牛・豚合挽肉

合挽肉の名称は、食肉の種類を混合比率の高い順に表示する一般的な名称で表記する必要があります。

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94加工食品の乾燥野菜及び果物において、原材料名欄への原料原産地表示に関する個別ルールがある場合、重量割合が50%以上の生鮮食品がある際の表示順として正しいものはどれか。

  1. A国別重量順
  2. B原材料の一般的な名称順
  3. C賞味期限の長い順
  4. D五十音順
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正解:A国別重量順

個別ルール対象の乾燥野菜・果物では、重量割合50%以上の原材料がある場合、原則として「国別重量順」で表示します。

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95漬物に使用される「漬け原材料」に関する説明として正しいものはどれか。

  1. A漬けられる農産物そのもの
  2. B漬け込み用の調味液や香辛料
  3. C添加物として使用されるもののみ
  4. D漬物製品の名称のこと
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正解:B漬け込み用の調味液や香辛料

漬け原材料とは、漬けられる農産物以外に使用する漬け込み用の調味液や香辛料等のことを指します。

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96納豆等の複数の加工食品で構成される製品の表示方法に関する説明として正しいものはどれか。

  1. Aすべての原材料をまとめて表示する
  2. B構成要素ごとにまとめて表示できる
  3. C最も重量割合の高い要素のみ表示する
  4. D構成要素の表示は認められていない
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正解:B構成要素ごとにまとめて表示できる

複数の加工食品で構成される製品は、構成要素ごとにまとめて表示することが可能です。

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97加熱食肉製品の表示において、加熱殺菌した後に容器包装に入れたものと定義される区分はどれか。

  1. A包装後加熱
  2. B加熱後包装
  3. C特定加熱食肉製品
  4. D非加熱食肉製品
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正解:B加熱後包装

加熱殺菌した後に容器包装に入れたものは「加熱後包装」と表示します。

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982025年3月28日に施行された食品表示基準の改正において、チルドハンバーグステーキの個別品目ごとの表示ルールの扱いとして正しいものはどれか。

  1. A廃止され、横断的な表示ルールが適用される
  2. B食肉含有率50%未満の製品だけ規制が強化された
  3. C冷凍食品の個別ルールに統合された
  4. D容器包装された食品の表示義務がなくなった
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正解:A廃止され、横断的な表示ルールが適用される

2025年3月28日施行の食品表示基準改正により、チルドハンバーグステーキの個別品目ごとの表示ルールは廃止され、横断的な表示ルールが適用されます。なお、2030年3月31日までに製造又は加工等される加工食品には、従前の例によることができる経過措置があります。

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99牛乳のパッケージにおける「切り欠き」に関する記述として正しいものはどれか。

  1. A製造日を識別するためのもの
  2. B視覚障害者が牛乳を識別するためのもの
  3. C製品の開封口を指すもの
  4. D常温保存可能品であることを示すもの
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正解:B視覚障害者が牛乳を識別するためのもの

切り欠きは視覚障害のある方が牛乳を容易に識別できるように付けられているものです。

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100ナチュラルチーズの表示において、飲食に供する際に加熱が必要なソフト及びセミハードのものに必要な表示はどれか。

  1. A包装後加熱殺菌した旨
  2. B飲食に供する際に加熱する旨
  3. Cナチュラルチーズである旨
  4. D賞味期限を省略する旨
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正解:B飲食に供する際に加熱する旨

加熱が必要なナチュラルチーズは、飲食に供する際に加熱する旨を表示する必要があります。

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101加工食品の原料原産地表示制度において、重量割合が上位2位以下の原材料の原産地表示について正しいものはどれか。

  1. A義務対象ではないが、任意で原産地を表示できる
  2. B最上位原材料と同様に必ず表示する
  3. C重量割合が10%未満の場合だけ必ず表示する
  4. D任意であっても表示することはできない
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正解:A義務対象ではないが、任意で原産地を表示できる

国内で製造された加工食品では、原則として重量割合上位1位の原材料の原産地表示が義務です。上位2位以下の原材料についても、事業者が任意で原産地を表示することができます。

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102食品、添加物等の規格基準上、乾燥食肉製品、非加熱食肉製品及び特定加熱食肉製品以外の食肉製品はどの区分に該当するか。

  1. A乾燥食肉製品
  2. B特定加熱食肉製品
  3. C加熱食肉製品
  4. D非加熱食肉製品
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正解:C加熱食肉製品

食品、添加物等の規格基準では、乾燥食肉製品、非加熱食肉製品及び特定加熱食肉製品以外の食肉製品を「加熱食肉製品」としています。

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103牛乳の超高温瞬間殺菌法(UHT)の処理条件の例として適切なものはどれか。

  1. A100℃で1分間
  2. B120℃〜130℃で2〜3秒間
  3. C150℃で10秒間
  4. D80℃で5分間
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正解:B120℃〜130℃で2〜3秒間

牛乳の超高温瞬間殺菌法(UHT)の処理条件の例として、120℃から130℃で2秒から3秒間の加熱殺菌があります。

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104アイスクリーム類の分類において、乳固形分15.0%以上、かつ乳脂肪分8.0%以上のものを指す名称はどれか。

  1. Aアイスクリーム
  2. Bアイスミルク
  3. Cラクトアイス
  4. D氷菓
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正解:Aアイスクリーム

乳固形分15.0%以上かつ乳脂肪分8.0%以上はアイスクリームに該当します。

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105「無塩せき」ソーセージの説明として正しいものはどれか。

  1. A食塩を一切使用せずに製造したもの
  2. B発色剤等を使用しないで塩漬けを行ったもの
  3. C乾燥工程を省いて製造したもの
  4. D保存料を添加したもの
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正解:B発色剤等を使用しないで塩漬けを行ったもの

無塩せきとは発色剤等を使用せずに塩漬けを行う製法を指します。

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106うなぎ加工品における「原料原産地」の表示方法として正しいものはどれか。

  1. A名称の次に括弧書きで表示
  2. B内容量欄に併記して表示
  3. C販売者名欄の横に表示
  4. D賞味期限欄の横に表示
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正解:A名称の次に括弧書きで表示

うなぎ加工品では、原材料名欄の「うなぎ」の名称の次に括弧書きで原料原産地を表示します。

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107内容重量が300gを超える農産物漬物で、漬けた原材料が多数ある場合に「その他」と表示できる条件として正しいものはどれか。

  1. A原材料が3種類以上の場合
  2. B原材料が5種類以上の場合
  3. C原材料が10種類以上の場合
  4. D原材料が15種類以上の場合
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正解:B原材料が5種類以上の場合

内容重量が300gを超える農産物漬物で、漬けた原材料が5種類以上ある場合は、重量割合の高いものから順に4種類以上を表示し、それ以外を「その他」と表示できます。内容重量300g以下の場合は、4種類以上あるときに上位3種類以上を表示するルールです。

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108牛乳の成分調整牛乳の表示において表示する項目はどれか。

  1. A無脂乳固形分のみ
  2. B乳脂肪分のみ
  3. C無脂乳固形分と乳脂肪分
  4. Dタンパク質とカルシウム
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正解:C無脂乳固形分と乳脂肪分

成分調整牛乳は乳脂肪分や無脂乳固形分の割合を表示する必要があります。

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109加工地をあたかも原料原産地であるかのように誤認させる表示が制限されている理由として正しいものはどれか。

  1. A加工費用の表示が不透明になるため
  2. B産地名の意味を誤認させる可能性があるため
  3. C賞味期限が短くなるため
  4. D輸送コストを考慮する必要があるため
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正解:B産地名の意味を誤認させる可能性があるため

加工地を原料原産地と誤認させるような表示は、産地名の意味を誤認させるものとして食品表示基準で制限されています。

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110豆腐用凝固剤として「にがり」の表記が認められる条件はどれか。

  1. A塩化マグネシウムまたは粗製海水塩化マグネシウムを使用した場合
  2. B大豆を全量使用した場合
  3. C遺伝子組換え大豆を使用した場合
  4. D凝固剤を複数使用した場合
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正解:A塩化マグネシウムまたは粗製海水塩化マグネシウムを使用した場合

塩化マグネシウムまたは粗製海水塩化マグネシウムを使用した場合に限り「にがり」と付記可能です。

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111「ベビーリーフ」が生鮮食品に該当する判断基準として正しいものはどれか。

  1. Aカットして詰め合わせていること
  2. B摘み取ったままの状態で判別できること
  3. C調味液に漬け込んでいること
  4. D加熱処理を施していること
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正解:B摘み取ったままの状態で判別できること

個々の幼葉を判別できる状態であれば生鮮食品として扱われます。

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112アイスクリーム類の保存方法について、賞味期限と保存方法の表示を省略できる条件はどれか。

  1. A品質の変化が極めて少ない場合
  2. B内容量が50ml以下の場合
  3. C全国販売されている場合
  4. Dカップ入りではない場合
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正解:A品質の変化が極めて少ない場合

アイスクリーム類は品質変化が極めて少ないとして賞味期限等の表示省略が認められています。

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113非加熱食肉製品のうち、肉塊のみを原料食肉とし、水分活性が0.95以上のものの保存温度はどれか。

  1. A10℃以下
  2. B4℃以下
  3. C常温以下
  4. D冷凍状態
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正解:B4℃以下

非加熱食肉製品は原則として10℃以下で保存しますが、肉塊のみを原料食肉とするもので水分活性が0.95以上のものは、4℃以下で保存する必要があります。

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114個別品目ルールが適用されない一般用加工食品で、原材料としてパン粉とでん粉を使用した場合の基本的な表示方法として適切なものはどれか。

  1. A使用した原材料を重量割合の高い順に一般的な名称で表示する
  2. B必ず「つなぎ(パン粉、でん粉)」とまとめて表示する
  3. C重量割合にかかわらず五十音順で表示する
  4. D「その他」とまとめて表示する
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正解:A使用した原材料を重量割合の高い順に一般的な名称で表示する

一般用加工食品の原材料名は、個別ルールがない限り、使用した原材料を重量割合の高い順に一般的な名称で表示します。旧来のチルドハンバーグステーキ等にあった「つなぎ(...)」の個別表示ルールを一般の加工食品すべてに当てはめることはできません。

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115牛乳の「種類別名称」を表示する際、乳飲料において義務付けられている活字の大きさはどれか。

  1. A10.5ポイント以上
  2. B14ポイント以上
  3. C8ポイント以上
  4. D12ポイント以上
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正解:B14ポイント以上

乳飲料は「乳飲料」と14ポイント以上の活字で表示することが義務付けられています。

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