食品表示検定 初級 加工食品の表示・期限と栄養

加工食品の期限表示と栄養成分表示を学ぶ分野です。「消費期限」と「賞味期限」の違いと使い分け、保存方法の表示、そして義務化された栄養成分表示(熱量・たんぱく質・脂質・炭水化物・食塩相当量)の基本ルールが頻出です。表示の単位や端数処理の考え方も問われます。混同しやすい消費期限・賞味期限の定義と、栄養成分表示の必須5項目は確実に暗記し、表示例とあわせて理解しておきましょう。

この分野の問題20問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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71計量法上の特定商品について、法定の内容量表示に使用する質量の単位として適切なものはどれか。

  1. Aグラム(g)
  2. Bオンス(oz)
  3. Cポンド(lb)
  4. Dガロン(gal)
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正解:Aグラム(g)

計量法上の特定商品の法定の内容量表示では、質量を表示する場合はグラム(g)又はキログラム(kg)等の法定計量単位を使用します。

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72消費期限の定義として最も適切なものはどれか。

  1. Aおいしさを保持できる期限
  2. B品質が劣化しにくい期限
  3. C安全に食べられる期限
  4. D製造から一定期間の期限
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正解:C安全に食べられる期限

消費期限は品質が急速に劣化する食品に対し、安全性を欠くこととなるおそれのない期限として設定されます。

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73賞味期限を表示する際、製造日から期限までの期間が3か月を超える場合に認められている表示方法はどれか。

  1. A「年月日」まで表示する
  2. B「年月」で表示する
  3. C「年」のみで表示する
  4. D「日」のみで表示する
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正解:B「年月」で表示する

製造日から賞味期限までの期間が3か月を超える場合は、年月で表示することが認められています。

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74消費期限や賞味期限の設定において、前提となっている保存状態はどれか。

  1. A開封後の状態で、推奨される方法で保存
  2. B開封前の状態で、表示された保存方法で保存
  3. Cどのような状態であっても温度管理下で保存
  4. D製造者が指定した場所で一定期間放置
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正解:B開封前の状態で、表示された保存方法で保存

期限表示は開封前の状態で、表示された保存方法に従って保存した場合が前提となります。

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75常温保存可能な牛乳や乳製品の保存方法の表示について正しいものはどれか。

  1. A常温保存と明記すれば省略可能
  2. B表示を省略することが可能
  3. C表示を省略することはできない
  4. D製造日を表示すれば省略可能
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正解:C表示を省略することはできない

常温で保存できる牛乳や乳製品については、保存方法の表示を省略することはできません。

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76輸入品の原産国名表示について正しい説明はどれか。

  1. A輸入者が任意で表示を決める
  2. B輸入後に国内で実質的な変更を行う場合も必要
  3. C包装を国内で詰め替えた場合は表示不要
  4. D国内で実質的な変更を行わずに販売される場合に表示する
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正解:D国内で実質的な変更を行わずに販売される場合に表示する

加工食品において原産国名が必要な輸入品とは、輸入後に国内で実質的な変更を加えずに販売される製品などを指します。

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77製造所固有記号を使用する際のルールとして正しいものはどれか。

  1. A記号の前に「+」を冠して表示する
  2. B記号を表示すれば他の情報は不要
  3. C記号は製造者が自由に作成可能
  4. D記号の有効期間は3年間である
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正解:A記号の前に「+」を冠して表示する

製造所固有記号を表示する際は、記号の前に「+」の記号を冠することが定められています。

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78栄養成分表示において「食塩相当量」の算出方法として正しいものはどれか。

  1. Aナトリウム量(mg)を2.54で割る
  2. Bナトリウム量(mg)に2.54を乗じて1000で割る
  3. Cナトリウム量(mg)に1000を乗じて2.54で割る
  4. Dナトリウム量(mg)を100で割って2.54を乗じる
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正解:Bナトリウム量(mg)に2.54を乗じて1000で割る

食塩相当量はナトリウム量に2.54を乗じ、1000で割ることで算出します。

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79栄養成分表示の対象となっている成分の表示値が「0(ゼロ)」であっても、表示事項として省略できないものはどれか。

  1. A飽和脂肪酸
  2. B必須アミノ酸
  3. C義務表示事項
  4. D推奨表示事項
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正解:C義務表示事項

一定値で表示する場合、栄養成分が微量で表示値が「0」であっても、義務表示事項そのものを省略することはできません。

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80特色のある原材料等について、強調表示(例:「○○使用」)を行う際、同種の原材料に占める割合が全量ではない場合に必須となる表示はどれか。

  1. A使用割合の併記
  2. B製造方法の記載
  3. C成分表示の省略
  4. D製造者の名称
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正解:A使用割合の併記

特色のある原材料等を使用した旨を強調して表示する場合、使用割合が100%でなければ、製品に占める割合又は同一の種類の原材料に占める割合を表示する必要があります。

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81表示禁止事項に関する記述として誤っているものはどれか。

  1. A実際のものより著しく優良であると誤認させる表示は禁止される
  2. B内容物を誤認させる絵や写真は表示してはならない
  3. C食品表示基準と矛盾する用語を表示してはならない
  4. D景品表示法において価格の表示は一切禁じられている
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正解:D景品表示法において価格の表示は一切禁じられている

景品表示法では不当に顧客を誘引する有利誤認表示を制限していますが、価格の表示自体が禁じられているわけではありません。

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82食品として販売に供する物について、健康保持増進効果等に関する虚偽又は誇大な表示を禁止している法律はどれか。

  1. A計量法
  2. B健康増進法
  3. C薬機法
  4. D製造物責任法
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正解:B健康増進法

健康増進法では、食品として販売に供する物について、健康保持増進効果等に関する虚偽又は誇大な表示を禁止しています。

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83賞味期限を「年月」で表示した場合、期限はいつまでとなるか。

  1. Aその月の15日まで
  2. Bその月の末日まで
  3. Cその月の月初めまで
  4. D翌月の1日まで
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正解:Bその月の末日まで

賞味期限を月単位で表示した場合、その月の末日までが賞味期限となります。

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84開封後の食品の保存方法について、表示されている期限に関する説明として正しいものはどれか。

  1. A開封後も表示期限まで安全である
  2. B開封後は表示期限にかかわらず早めに食べきる
  3. C開封後は期限の倍の期間まで安全である
  4. D冷蔵保存すれば期限が延長される
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正解:B開封後は表示期限にかかわらず早めに食べきる

開封後の日持ちについては消費者が判断することになるため、一度開封した食品は期限にかかわらず早めに食べきることが大切です。

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85製造所固有記号制度の目的として正しいものはどれか。

  1. A製造者の住所を秘匿するため
  2. B包材を共有化し効率化を図るため
  3. C製造所の所在地を消費者に知らせないため
  4. D表示の責任を製造所へ転嫁するため
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正解:B包材を共有化し効率化を図るため

同一製品を複数の工場で製造する場合、製造所を記号化することで包材を共有化できるメリットがあります。

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86栄養成分表示の「熱量」の単位として正しいものはどれか。

  1. AJ(ジュール)
  2. Bg(グラム)
  3. Ckcal(キロカロリー)
  4. DkJ(キロジュール)
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正解:Ckcal(キロカロリー)

食品表示基準では、熱量の単位は「kcal」と定められています。

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87特定の栄養成分や熱量に関する強調表示(栄養強調表示)を行う際に適用されるものはどれか。

  1. A食品表示基準
  2. B消費税法
  3. C計量法
  4. D薬機法
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正解:A食品表示基準

栄養強調表示を行う場合は、食品表示基準の適用となり、表示した栄養成分を含めた表示が義務付けられます。

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88食品表示基準で栄養成分表示を省略できる対象として誤っているものはどれか。

  1. A酒類
  2. B小規模事業者が販売するもの
  3. C容器包装の面積がおおむね30cm2以下のもの
  4. D製造者が大規模な工場で製造したもの
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正解:D製造者が大規模な工場で製造したもの

製造者の規模にかかわらず、販売者の規模が小規模であるなどの条件を満たす場合に省略が認められます。

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89「うす塩味」という表示の扱いとして正しいものはどれか。

  1. A栄養表示に該当するため成分表示が必要
  2. B栄養表示に該当しないため成分表示は不要
  3. C健康増進法により全面的に認められない
  4. D特定の条件でのみ成分表示が必要
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正解:B栄養表示に該当しないため成分表示は不要

味覚に関する表示(うす塩味や甘さ控えめなど)は栄養表示には該当しません。

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90「原産地」という用語の説明として正しいものはどれか。

  1. A加工食品が製造された国を指す
  2. B食品の内容に実質的な変更が加えられた場所を指す
  3. C農林水産物が生産や収穫された場所を示す
  4. D輸入者が製品を詰め合わせた場所を指す
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正解:C農林水産物が生産や収穫された場所を示す

原産地は農林水産物が生産や収穫された場所を示すもので、原産国とは区別されます。

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