証券外務員一種 ⑦ 証券税制

有価証券の取引にかかる税金のしくみを学ぶ分野です。所得税の基本構造、所得の計算期間や10種類への所得分類、非課税所得、納税義務者の区分がまず問われます。そのうえで株式・債券の譲渡益や配当・利子に対する課税、申告分離課税や源泉徴収の扱いが頻出テーマです。税制は用語と数字が多く混同しやすいため、所得の分類と課税方式を対応表で整理し、証券取引に関わる部分を中心に「どの所得がどう課税されるか」を筋道立てて押さえるのが効率的です。

この分野の問題38問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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251所得税法における個人の所得の計算期間として正しいものはどれですか。

  1. A1月1日から12月31日までの1年間
  2. B4月1日から翌年3月31日までの1年間
  3. C1月1日から6月30日までの半年間
  4. D年中いつでも任意の1年間
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正解:A1月1日から12月31日までの1年間

所得税とは個人の1月1日から12月31日までの1年間に生じた所得についてかかる税金です。

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252所得税法における「所得」の基本的な計算式として正しいものはどれですか。

  1. A収入金額 + 必要経費
  2. B収入金額 − 基礎控除
  3. C収入金額 − 支払税額
  4. D収入金額 − 必要経費
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正解:D収入金額 − 必要経費

所得とは個人が手にする収入金額から必要経費などを差し引いたものです。

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253所得税が課されない「非課税所得」に該当するものとして、テキストに記載されているものはどれですか。

  1. A会社に勤めてもらった給料(給与所得)
  2. B遺族の受ける年金や雇用保険の失業給付
  3. C商売をして得られたもうけ(事業所得)
  4. D知人や会社に対する貸付金の利子
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正解:B遺族の受ける年金や雇用保険の失業給付

遺族の受ける年金や雇用保険の失業給付などの所得には社会政策的な理由などから所得税がかかりません。

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254所得税の税率に関する説明として正しいものはどれですか。

  1. A5%から最高55%までの累進税率となっている
  2. B所得に関わらず一律15.315%の比例税率となっている
  3. C所得が多くなるほど税率が高くなる累進税率となっている
  4. D所得が一定額以上の人には課されない
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正解:C所得が多くなるほど税率が高くなる累進税率となっている

所得税の税率は5%から最高45%まで、所得が多くなるほど税率が高くなる累進税率となっています。

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255所得税の納税義務者である「非永住者」の定義として正しいものはどれですか。

  1. A国内に住所を有しておらず、かつ、現在まで引き続き1年以上居住する居所を有しない個人
  2. B日本の国籍を有しており、かつ、過去5年以内において国内に住所を有していた期間の合計が1年以下である個人
  3. C日本の国籍を有しておらず、かつ、過去10年以内において国内に住所または居所を有していた期間の合計が5年以下である個人
  4. D日本の国籍を有しておらず、かつ、国内に引き続き5年以上居住している個人
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正解:C日本の国籍を有しておらず、かつ、過去10年以内において国内に住所または居所を有していた期間の合計が5年以下である個人

非永住者とは日本の国籍を有しておらず、かつ過去10年以内において国内に住所または居所を有していた期間の合計が5年以下である個人をいいます。

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256所得税法において、個人の1年間の所得は性質の似ているものをグループとして何種類に分類されていますか。

  1. A10種類
  2. B7種類
  3. C5種類
  4. D12種類
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正解:A10種類

所得税法では、個人の1年間の所得を性質の似ているものをグループとして10種類に分類しています。

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257所得税の確定申告をする場合の所得金額計算上の収入金額は、どのような金額に基づいて計算されますか。

  1. A復興特別所得税のみを差し引いた金額
  2. B源泉徴収された後の金額(税引後の金額)
  3. C住民税のみを差し引いた金額
  4. D源泉徴収される前の金額(税引前の金額)
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正解:D源泉徴収される前の金額(税引前の金額)

確定申告をする場合の所得金額計算上の収入金額は、源泉徴収された所得税等があっても、それらが差し引かれる前の金額に基づいて計算されます。

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258所得税の課税方法において、原則的な方法とされているものはどれですか。

  1. A申告分離課税
  2. B総合課税
  3. C源泉分離課税
  4. D確定申告不要制度
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正解:B総合課税

所得税の課税方法は原則として総合課税です。

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259損益通算の計算において、収入金額から必要経費を差し引いた結果マイナスになった場合でも、他のプラスの所得から差し引くことができない損失はどれですか。

  1. A不動産所得・事業所得の損失
  2. B配当所得・一時所得・雑所得の損失
  3. C譲渡所得・山林所得の損失
  4. D給与所得・退職所得の損失
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正解:B配当所得・一時所得・雑所得の損失

配当所得、一時所得、雑所得の損失の金額は、他のプラスの所得金額から差し引く(損益通算する)ことができません。

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260源泉分離課税に関する説明として正しいものはどれですか。

  1. A総合課税と合算して税額を精算する必要がある
  2. B確定申告を通じてのみ納税手続きを完了させる
  3. C源泉徴収だけで納税が終了するので確定申告は行わない
  4. D特定公社債等の利子等に必ず適用される
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正解:C源泉徴収だけで納税が終了するので確定申告は行わない

源泉分離課税は源泉徴収だけで納税が終了するため、確定申告は行いません。

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261東日本大震災からの復興を図るための復興特別所得税が課される期間として正しいものはどれですか。

  1. A2015年1月1日から2040年12月31日までの26年間
  2. B2013年1月1日から2037年12月31日までの25年間
  3. C2013年1月1日から2025年12月31日までの13年間
  4. D2020年1月1日から2045年12月31日までの26年間
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正解:B2013年1月1日から2037年12月31日までの25年間

復興特別所得税の課税期間は2013年1月1日から2037年12月31日までの25年間です。

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262申告納税における復興特別所得税の課税方法として正しいものはどれですか。

  1. A源泉徴収された後の利益の2.1%が課税される
  2. B各年分の総所得金額の2.1%が課税される
  3. C一律で20.315%の税率が課税される
  4. D各年分の所得税に係る基準所得税額の2.1%が課税される
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正解:D各年分の所得税に係る基準所得税額の2.1%が課税される

復興特別所得税は、所得や利益の2.1%ではなく、各年分の所得税に係る基準所得税額の2.1%が課税されます。

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2632013年1月1日から2037年12月31日までの期間における、上場株式の配当・譲渡益等に対する所得税(復興特別所得税を含む)と住民税の合計税率はどれですか。

  1. A15.315%
  2. B20.000%
  3. C20.315%
  4. D20.420%
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正解:C20.315%

上場株式の配当・譲渡益等に対する合計税率は20.315%(所得税及び復興特別所得税15.315%、住民税5%)です。

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264税法上の「利子所得」に含まれるものとして正しいものはどれですか。

  1. A公社債投資信託の収益の分配
  2. B学校債や組合債の利子
  3. C知人または会社に対する貸付金の利子
  4. D金貯蓄口座の収益金
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正解:A公社債投資信託の収益の分配

公社債投資信託の収益の分配は利子所得に含まれますが、学校債等の利子や貸付金利子、金貯蓄口座の収益金は雑所得等になります。

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265一般利子等(預貯金の利子など)に係る居住者への課税方法として正しいものはどれですか。

  1. A確定申告不要制度のみの適用
  2. B総合課税による確定申告
  3. C15.315%の所得税等のみによる申告分離課税
  4. D15.315%の所得税等と5%の住民税による源泉分離課税
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正解:D15.315%の所得税等と5%の住民税による源泉分離課税

一般利子等については、所得税及び復興特別所得税15.315%、住民税5%の税率による源泉分離課税とされています。

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266居住者等が支払いを受ける特定公社債等の利子等について選択できる課税方法として正しいものはどれですか。

  1. A一律での源泉分離課税のみ
  2. B15.315%(住民税5%)の税率による申告分離課税
  3. C総合課税としての確定申告
  4. D法人税との前払い精算
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正解:B15.315%(住民税5%)の税率による申告分離課税

特定公社債等の利子等については、他の所得と区別して15.315%(住民税5%)の税率による申告分離課税を選択することができます。

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267「障害者等の少額預金の利子所得等の非課税(マル優)」において、非課税とされる元本の上限額(1人あたり)はいくらですか。

  1. A350万円
  2. B100万円
  3. C500万円
  4. D550万円
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正解:A350万円

障害者等のマル優および特別マル優は、それぞれ1人あたり元本(または額面)350万円以内が非課税とされています。

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268「財形住宅貯蓄」と「財形年金貯蓄」の利子所得の非課税制度において、両方をあわせた1人あたりの累積元本の非課税最高限度額はいくらですか。

  1. A350万円
  2. B500万円
  3. C550万円
  4. D1000万円
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正解:C550万円

財形住宅貯蓄と財形年金貯蓄をあわせて、1人あたり累積元本550万円まで非課税の取扱いを受けることができます。

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269次の金融商品等の収益のうち、税法上の利子所得には該当しないが、所得税・復興特別所得税15.315%および住民税5%の税率による源泉分離課税とされるものはどれですか。

  1. A預貯金の利子
  2. B公社債の利子
  3. C抵当証券の利息
  4. D公社債投資信託の収益の分配
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正解:C抵当証券の利息

抵当証券の利息は税法上「雑所得」にあたりますが、一般利子等と同様に20.315%の税率による源泉分離課税とされます。

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270配当所得の原則的な課税制度として正しいものはどれですか。

  1. A税率5%の一律比例課税
  2. B確定申告を一切行わない源泉分離課税のみ
  3. C他の所得と完全に区分して行う申告分離課税のみ
  4. D源泉徴収のうえ、確定申告を通じて納税する仕組み(総合課税)
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正解:D源泉徴収のうえ、確定申告を通じて納税する仕組み(総合課税)

居住者が受け取る配当所得の原則的な課税制度は、源泉徴収のうえ、確定申告を通じて納税する総合課税とされています。

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271配当所得の範囲に関する記述のうち、配当所得に「含まれないもの」として正しいものはどれですか。

  1. A公募株式投資信託の収益の分配
  2. B法人から受ける剰余金の配当
  3. CETF(上場投資信託)から受ける分配金
  4. D信用取引により生じた配当調整額による所得
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正解:D信用取引により生じた配当調整額による所得

土地信託による配当や、信用取引により生じた配当調整額による所得は、配当所得に含まれません。

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272株式の配当所得の計算において、その年に支払う元本取得のために要した負債利子がある場合、どのような取り扱いになりますか。

  1. A収入金額とは別に給与所得から負債利子を控除できる
  2. B収入金額から元本所有期間に対応する負債利子を控除できる
  3. Cすでに譲渡した株式等に係る負債利子もすべて控除できる
  4. D負債利子は一切控除することができない
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正解:B収入金額から元本所有期間に対応する負債利子を控除できる

配当所得の計算では、収入金額からその年に支払う元本取得のために要した負債利子(所有期間対応分)を控除することができます。

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273配当控除に関する記述として正しいものはどれですか。

  1. A申告分離課税を選択した場合でも配当控除が利用できる
  2. B外国株式の配当は配当控除の適用を受けられない
  3. C確定申告を行わなくても自動的に配当控除が適用される
  4. D控除しきれない金額がある場合は全額が還付の対象となる
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正解:B外国株式の配当は配当控除の適用を受けられない

外国株式は配当控除の適用を受けられません。また、総合課税として確定申告を行わなければ配当控除は受けられません。

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274個人の課税総所得金額等が1000万円以下である場合、株式等および特定株式投資信託に係る配当所得の所得税における配当控除率はいくらですか。

  1. A2.8%
  2. B10.0%
  3. C5.0%
  4. D15.315%
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正解:B10.0%

課税総所得金額等が1000万円以下である場合、株式等および特定株式投資信託に係る配当所得の控除率は、所得税は10%(住民税は2.8%)です。

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275上場株式等の配当所得について申告分離課税として確定申告を選択した場合、可能となる取り扱いはどれですか。

  1. A上場株式等の譲渡損と損益通算ができる
  2. B配当控除の適用を受けることができる
  3. C源泉分離課税として確定申告が不要になる
  4. D住民税の税率が1.4%に引き下げられる
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正解:A上場株式等の譲渡損と損益通算ができる

申告分離課税として確定申告を選択すると、上場株式等の譲渡損と損益通算ができますが、配当控除の適用はできなくなります。

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276配当所得の確定申告不要制度の特例において、対象から「除外されるもの(適用できないもの)」はどれですか。

  1. A公募株式等証券投資信託の収益の分配
  2. B内国法人等から支払いを受ける上場株式等の配当等
  3. C大口株主等が支払いを受ける配当等
  4. D特定口座の源泉徴収選択口座内の配当等
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正解:C大口株主等が支払いを受ける配当等

内国法人から支払いを受ける大口株主等が支払いを受ける配当等は、確定申告不要制度の対象から除外されます。

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277確定申告不要制度における「大口株主等」の保有割合の基準として正しいものはどれですか。

  1. A発行済株式の総数等の3%以上を保有する個人株主
  2. B発行済株式の総数等の5%以上を保有する個人株主
  3. C発行済株式の総数等の10%以上を保有する個人株主
  4. D発行済株式の総数等の50%超を保有する個人株主
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正解:A発行済株式の総数等の3%以上を保有する個人株主

大口株主等とは、内国法人の発行済株式の総数または出資の総額の3%以上を有する個人株主などを指します。

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278居住者等が「一般株式等(非上場株式など)」を譲渡した場合の課税方式として正しいものはどれですか。

  1. A上場株式等の譲渡所得と合算して損益通算する
  2. B原則として総合課税の対象となり累進税率を適用する
  3. C源泉徴収だけで課税関係が完結する源泉分離課税とする
  4. D総合課税の方式によらず、他の所得と区分して申告分離課税とする
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正解:D総合課税の方式によらず、他の所得と区分して申告分離課税とする

一般株式等の譲渡に係る譲渡所得等については、総合課税の方式によらず、他の所得と区分して申告分離課税とされています。

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279上場株式等に係る譲渡所得等の金額の計算において、損失(譲渡損失)が生じた場合の損益通算に関する記述として正しいものはどれですか。

  1. A給与所得や不動産所得などすべての所得から控除できる
  2. B一般株式等の譲渡による所得との間で通算できる
  3. C他の上場株式等の譲渡所得や申告分離課税を選択した上場株式等の配当所得等と通算できる
  4. D損益通算は一切認められていない
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正解:C他の上場株式等の譲渡所得や申告分離課税を選択した上場株式等の配当所得等と通算できる

上場株式等の譲渡損失は、他の上場株式等の譲渡所得のほか、申告分離課税を選択した上場株式等の配当所得等とも損益通算できます。

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280上場株式等を譲渡したことにより生じた譲渡損失のうち、その年に控除しきれなかった金額は、一定の要件を満たせば翌年以後何年間繰越控除ができますか。

  1. A翌年以後3年間
  2. B翌年以後1年間
  3. C翌年以後5年間
  4. D翌年以後7年間
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正解:A翌年以後3年間

上場株式等に係る譲渡損失の金額は、一定の要件を満たせば、その年の翌年以後3年以内にわたり繰越控除が可能です。

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281所得税法上、同一銘柄の株式を数回にわたって異なる値段で取得し、その一部を譲渡した場合の譲渡原価(取得費)はどのような方法で計算しますか。

  1. A総平均法に準ずる方法
  2. B先入先出法
  3. C個別対応法のみ
  4. D移動平均法のみ
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正解:A総平均法に準ずる方法

所得税法上、株式等の譲渡原価は「総平均法に準ずる方法」により計算します(ただし信用取引等は個別対応)。

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282特定口座のうち、金融商品取引業者等が年間の損益計算や税金の源泉徴収、納税までを投資家に代わって行い、原則として確定申告を不要とする口座はどれですか。

  1. A一般口座
  2. B簡易申告口座
  3. C源泉徴収口座
  4. D非課税口座
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正解:C源泉徴収口座

特定口座のうち「源泉徴収口座(源泉徴収選択口座)」を選択した場合、金融商品取引業者等が源泉徴収および納税を行うため確定申告が不要になります。

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283特定口座を開設している金融商品取引業者等が、翌年1月31日までに税務署に提出し、特定口座開設者に交付しなければならない書類はどれですか。

  1. A上場株式配当等の支払通知書
  2. B特定口座年間取引報告書
  3. C所得税確定申告書B
  4. D財産評価明細書
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正解:B特定口座年間取引報告書

金融商品取引業者等は、翌年1月31日までに「特定口座年間取引報告書」を税務署に提出し、開設者に交付する必要があります。

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284特定口座において「源泉徴収あり(源泉徴収選択口座)」か「源泉徴収なし」かを選択する届出書は、原則としていつまでに提出する必要がありますか。

  1. Aその年の12月31日まで
  2. Bその年最初に特定口座に係る上場株式等の譲渡または差金決済を行うときのいずれか早い日まで
  3. C特定口座を開設した日から1か月以内
  4. D翌年の確定申告期間中(2月16日から3月15日)まで
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正解:Bその年最初に特定口座に係る上場株式等の譲渡または差金決済を行うときのいずれか早い日まで

源泉徴収選択届出書は、特定口座ごと、かつ年ごとに、その年最初に譲渡や差金決済を行うときのいずれか早い日までに行う必要があります。

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285NISA(少額投資非課税制度)において、「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の年間投資枠の組み合わせとして正しいものはどれですか。

  1. Aつみたて投資枠:120万円 / 成長投資枠:240万円
  2. Bつみたて投資枠:40万円 / 成長投資枠:120万円
  3. Cつみたて投資枠:100万円 / 成長投資枠:200万円
  4. Dつみたて投資枠:240万円 / 成長投資枠:120万円
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正解:Aつみたて投資枠:120万円 / 成長投資枠:240万円

NISA口座において、つみたて投資枠で投資できる金額は年間120万円まで、成長投資枠は年間240万円までです。

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286NISA(少額投資非課税制度)における「非課税保有限度額(総枠)」およびそのうちの「成長投資枠」の内数制限として正しいものはどれですか。

  1. A総枠1800万円・うち成長投資枠1200万円
  2. B総枠1200万円・うち成長投資枠600万円
  3. C総枠1500万円・うち成長投資枠1000万円
  4. D総枠2000万円・うち成長投資枠1200万円
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正解:A総枠1800万円・うち成長投資枠1200万円

NISAの非課税保有限度額は全体で1800万円であり、そのうち成長投資枠は1200万円までと定められています。

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287先物取引(市場デリバティブ取引や店頭デリバティブ取引)の差金等決済によって生じた所得の課税に関する記述として正しいものはどれですか。

  1. A損失が生じた場合、その年の他の雑所得から無条件で全額控除され繰越はできない
  2. B原則として総合課税の雑所得となり、最高45%の累進税率が適用される
  3. C上場株式等の譲渡所得と損益通算することができる
  4. D他の所得と区分し、15.315%(住民税5%)の税率による申告分離課税が適用される
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正解:D他の所得と区分し、15.315%(住民税5%)の税率による申告分離課税が適用される

先物取引による雑所得等の金額については、他の所得と区分し、15.315%(住民税5%)の税率による申告分離課税が適用されます(上場株式等との通算は不可)。

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288相続税法(財産評価基本通達)における上場株式の評価において、課税時期の最終価額よりも低ければ評価額として採用できる「最終価額の月平均額」の対象期間はどれですか。

  1. A課税時期の前年1年間の各月
  2. B課税時期の属する月以前6か月間
  3. C課税時期の属する年の1年間
  4. D課税時期の属する月以前3か月間
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正解:D課税時期の属する月以前3か月間

上場株式は、課税時期の最終価額が、課税時期の属する月以前3か月間の毎日の最終価額の各月ごとの平均額のうち最も低い価額を超える場合、その最も低い価額によって評価します。

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