第48問木造在来軸組構法において、柱の脚部近くの土台にアンカーボルトを設置する主な目的として正しいものはどれか。
- A土台の乾燥収縮による変形を防ぐため
- B地震等の水平力による柱の浮き上がりを防ぐため
- C土台と基礎の間の通気を確保するため
- D柱の座屈を防ぐため
建築物の骨組みと基礎の構造的な考え方を扱います。地盤の種類と許容応力度、直接基礎と杭基礎の使い分け、不同沈下の原因、鉄筋コンクリート造の柱・梁・床・耐力壁の設計上の留意点、鉄骨造の接合方法、木造の軸組と耐力壁・接合金物などが対象です。構造種別ごとに「どこが弱点になり、それをどう補うか」という視点で整理すると、条文的な暗記に頼らず解答できるようになります。
この分野の問題50問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。
クイズモードで挑戦 →正解:A.コンクリートの設計基準強度が高くなると、付着力に対する許容応力度は高くなる。
コンクリートの設計基準強度が高くなると、鉄筋との付着力が増すため、許容応力度も高くなります。
この問題の解説ページを開く →正解:D.圧縮側の鉄筋量を増やすことで、クリープによるたわみを小さくするため。
梁は引張側だけでなく圧縮側にも主筋を配筋する複筋梁とすることで、クリープによるたわみが小さくなります。
この問題の解説ページを開く →正解:C.引張力を負担する筋かいは厚さ1.5cm以上で幅9cm以上、圧縮力を負担する筋かいは厚さ3cm以上で幅9cm以上
筋かいは、引張力を負担するものは厚さ1.5cm以上で幅9cm以上、圧縮力を負担するものは厚さ3cm以上で幅9cm以上とします。
この問題の解説ページを開く →正解:A.筋かいには欠込みをしてはならないが、たすき掛けにするためやむを得ない場合に必要な補強を行ったときはこの限りでない。
筋かいには欠込みをしてはなりませんが、たすき掛けにするためにやむを得ない場合で必要な補強を行ったときは認められます。
この問題の解説ページを開く →正解:A.鋼材は不燃材料であるが、高温で強度が失われるため耐火被覆を施す必要がある。
鋼材は不燃材料ですが、高温で強度が失われるため耐火性能に優れているとはいえず、耐火被覆を施す必要があります。
この問題の解説ページを開く →正解:C.1階には屋根と2階部分の荷重が加わるため、1階の方が2階より大きな値となる。
1階には屋根と2階部分の荷重が加わり、見付け面積も大きいため地震力や風圧力を大きく受けます。そのため1階の方が大きな値となります。
この問題の解説ページを開く →正解:A.地震力などの水平荷重に対して、建築物にねじれが生じないようにつり合いよく配置する。
筋かいを入れた軸組は、水平荷重に対して建築物にねじれが生じないようにつり合いよく配置します。
この問題の解説ページを開く →正解:C.部材を高力ボルトで締め付け、材間圧縮力により得られる部材間に生じる摩擦力で応力を伝達する。
摩擦接合は、高力ボルトの締め付けによる材間圧縮力により生じる摩擦力で応力を伝達する接合方法です。
この問題の解説ページを開く →正解:B.接合する母材の端部を切り取り、全断面を完全に溶け込ませることで、溶接部の強度を母材と同等以上とする。
完全溶込み溶接は、接合する母材の端部を適当な角度に切り取り(開先)、全断面を完全に溶け込ませる溶接です。
この問題の解説ページを開く →正解:C.ボルト締め、かすがい打ち、込み栓打ち等により、存在応力を伝えるように緊結する。
構造耐力上主要な部分の継手・仕口は、ボルト締め等により存在応力を伝えるように緊結します。
この問題の解説ページを開く →正解:B.ナットの溶接や二重にするなど、戻り止めの措置が必要となる。
普通ボルトを用いた接合は、基本的には支圧接合となり、ナットの溶接や二重にするなどの戻り止めの措置が必要です。
この問題の解説ページを開く →正解:B.水平荷重を耐力壁や軸組に伝達できるよう、水平剛性をできるだけ高くする。
床などの水平構面は、水平荷重を耐力壁や軸組に伝達できるよう水平剛性をできるだけ高くします。
この問題の解説ページを開く →正解:C.コンクリートは圧縮力に強く引張力に弱いため、引張力に強い鉄筋で補強する。
コンクリートは圧縮力に強く引張力に弱いため、これを引張力に強い鉄筋で補強したのがRC構造です。
この問題の解説ページを開く →正解:A.溶接の全長から、始端と終端のそれぞれのサイズ(S)を足した長さを除いた長さである。
隅肉溶接の有効長さは、溶接の全長から始終端の各サイズ(S)を除いた長さ(全長 - 2S)となります。
この問題の解説ページを開く →正解:B.高力ボルトの締付けを先に行う場合に限り、両者の許容耐力を加算できる。
高力ボルトの摩擦接合と隅肉溶接を併用するとき、高力ボルトの締付けを先に行う場合は、接合部の許容耐力として両者の許容耐力を加算できます。
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