① IC総論・市場調査・環境への取組み
25問インテリアコーディネーターの役割やコーディネートの流れといった総論に加え、市場調査・流通・マーケティングの基礎、SDGsや省エネ・環境配慮の動向を扱う導入分野です。上代・下代などの商取引用語、GMSやフランチャイズといった小売業態、太陽光発電やエネファーム・パッシブソーラーなどの環境技術、建築物省エネ法の動向が頻出します。用語が幅広く現代的なテーマも多いので、基本語句とその意味をセットで整理して押さえておきましょう。
② インテリア関連の法規・規格・制度
25問住まいづくりに関わる法規・規格・制度を横断的に学ぶ分野です。建築基準法の採光・換気・天井高・階段寸法・内装制限、都市計画法の用途地域、品確法やPL法・消費者保護、バリアフリー法やCP・PSCなどの各種マークが問われます。数値基準や制度名が多く暗記量が多いのが特徴で、「1/7以上の採光」「天井高2.1m以上」など代表的な基準値を数字とセットで覚えることが得点の近道です。
③ インテリアと造形・建築とインテリアの歴史
40問本検定で最も出題数が多い分野の一つで、造形の基礎と国内外の建築・インテリアの歴史を扱います。黄金比・白銀比やユニティ・グラデーションなどの造形原理、寝殿造・書院造・数寄屋造など日本建築の様式、ギリシャ・ゴシック・ルネサンスからバウハウス・近代建築までの西洋様式、名作椅子とデザイナーが頻出です。様式名・人物・代表作を年代順に結びつけて整理すると混同を防げます。
④ 建築構造の基礎知識・リフォーム
30問住宅を支える構造と材料、リフォームの基礎知識を学ぶ分野です。針葉樹・広葉樹の違いや含水率・背割りなど木材の性質、合板・OSBなどの木質建材、在来軸組構法の筋交い・通し柱、ベタ基礎・布基礎、ホールダウン金物や羽子板ボルトなどの接合金物が頻出します。木材の特性と構造部材の役割を図とあわせて理解し、耐震補強の考え方まで押さえておくと実務にも直結する知識になります。
⑤ 平面計画・人間工学・寸法計画
35問人体寸法や動作を根拠に空間を計画する分野です。身長を基準とした略算寸法や身体の重心、パーソナルスペースやホールの対人距離といった人間工学、家具や動線に必要な寸法計画が中心テーマです。数値と行動特性を扱うため、代表的な寸法の目安と、なぜその寸法が必要かという根拠をセットで理解することが重要です。人の動きをイメージしながら学ぶと定着しやすく、実際のプランニングにも応用できます。
⑥ 室内環境計画
25問熱・湿気・空気・音など、室内の快適性を左右する物理的環境を扱う分野です。伝導・対流・放射といった熱の伝わり方、熱貫流率や熱容量、コールドドラフトや結露のメカニズムと防湿層、PMVなどの温熱指標が頻出します。専門用語と単位が多いため、現象の仕組みを図で理解し、断熱・気密・換気・結露対策を一連の流れとして整理すると、混同せずに得点しやすくなります。
⑦ 住宅設備
35問給排水・給湯・電気・空調など、住宅を機能させる設備を学ぶ分野です。高置水槽方式などの給水方式、ウォーターハンマーやクロスコネクション、先分岐・さや管ヘッダーといった給湯配管、排水トラップの封水、エネファームなどの給湯・発電設備が頻出します。設備は仕組みと注意点をセットで問われるため、各方式の特徴と長所短所を整理し、トラブル防止の観点から理解しておくと知識が定着します。
⑧ 内装材・造作・建具・エクステリア
35問床・壁・天井を仕上げる内装材から、造作・建具・エクステリアまで幅広く扱う分野です。御影石のバーナー仕上げや目地の種類、タフテッドカーペットやコンポジションビニル床タイル、グリッパー工法、シーラーなどの下地処理が頻出します。材料名・製法・施工法が多く紛らわしいため、素材ごとに特徴と使用箇所を対応づけ、実際の内装をイメージしながら整理すると覚えやすくなります。
⑨ 色彩・照明計画
35問色彩理論と照明計画を扱う分野です。可視光線の波長、加法混色・減法混色、色相・明度・彩度の三属性、マンセル表色系の表記ルール、無彩色の扱いなど色彩の基礎が中心で、あわせて照明の種類や配光・演色性なども問われます。表色系の記号や混色の仕組みは論理的に理解すれば確実に得点でき、色の見え方と光源特性を結びつけて学ぶと、実際のカラーコーディネートにも応用できます。
⑩ 家具・寝具・ファブリックス・窓装飾・プレゼン・業務
40問本検定で出題数が多い総まとめ的な分野で、家具・寝具・ファブリックス・窓装飾からプレゼンテーション・業務知識までを扱います。人体系・準人体系・建物系の家具分類、椅子の座面高やクッションの三層構造、Sバネやウェービングテープなどの構造、寝具・カーテン・図面や見積りといった実務知識が頻出します。範囲が広いため、家具の分類と各アイテムの基本仕様を軸に整理して押さえましょう。