第二種衛生管理者 ⑦ 労働基準法

労働者の基本的な労働条件を定める法律を学ぶ分野です。労働時間・休憩・休日・時間外労働、年次有給休暇、賃金、年少者・妊産婦の保護、就業規則や労働契約に関する規定が問われます。衛生管理者試験では特に労働時間や休暇、母性保護に関する出題が多めです。日数・時間などの具体的な基準を正確に覚えることがポイント。身近な働き方のルールとして理解すると暗記が進みやすい分野です。

この分野の問題40問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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296業務上負傷し、療養のために休業する期間およびその後30日間は原則として解雇できないが、使用者が一定日数の平均賃金を支払う打切補償を行った場合は解雇できる。この打切補償の日数として正しいものはどれか。

  1. A300日分
  2. B800日分
  3. C1200日分
  4. D1500日分
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正解:C1200日分

業務上の傷病により療養のため休業している労働者が、療養開始後3年を経過しても傷病が治らない場合、使用者は平均賃金の1200日分を支払えば解雇することができます。

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297使用者が労働者を解雇しようとする場合、原則として何日前にその予告をしなければならないか。

  1. A10日前
  2. B14日前
  3. C30日前
  4. D60日前
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正解:C30日前

使用者は、少なくとも解雇の30日前に労働者に解雇予告をしなければなりません。

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298次の労働者のうち、原則として解雇の予告に関する規定が適用される者は誰か。

  1. A日々雇い入れられる者で、1カ月を超えて引き続き使用されるに至った者
  2. B2カ月以内の期間を定めて使用される者で、所定の期間内である者
  3. C季節的業務に4カ月以内の期間を定めて使用される者で、所定の期間内である者
  4. D試みの使用期間中の者で、雇い入れから14日以内である者
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正解:A日々雇い入れられる者で、1カ月を超えて引き続き使用されるに至った者

日々雇い入れられる者でも、1カ月を超えて引き続き使用されるに至った場合は解雇予告の規定が適用されます。

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299法定労働時間は原則として1週40時間、1日8時間であるが、特定の事業で常時10人未満の労働者を使用する場合、1週44時間まで労働させることができる特例がある。この特例の対象とならない事業はどれか。

  1. A商業(小売業など)
  2. B映画製作の事業
  3. C保健衛生業
  4. D接客・娯楽業
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正解:B映画製作の事業

商業、映画・演劇業(映画の製作の事業を除く)、保健衛生業、接客・娯楽業のうち常時10人未満の労働者を使用するものが対象です。

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300時間外労働等を行わせるために締結する労使協定(36協定)の労働者側の締結当事者として正しいものはどれか。

  1. A事業場に労働者の過半数で組織する労働組合がある場合はその労働組合、ない場合は労働者の過半数を代表する者
  2. B事業場に労働者の過半数で組織する労働組合がある場合はその労働組合、ない場合は使用者が指名した労働者代表
  3. C事業場の全労働者で組織する労働組合がある場合はその労働組合、ない場合は労働者の3分の2以上を代表する者
  4. D事業場の全労働者で組織する労働組合がある場合はその労働組合、ない場合は労働基準監督署長が指名した者
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正解:A事業場に労働者の過半数で組織する労働組合がある場合はその労働組合、ない場合は労働者の過半数を代表する者

労使協定は、労働者の過半数で組織する労働組合、または労働者の過半数を代表する者との書面による協定をいいます。

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30136協定を締結した場合でも、原則として時間外労働には限度時間が設けられている。この原則となる限度時間として正しいものはどれか。

  1. A1カ月30時間、1年240時間
  2. B1カ月45時間、1年360時間
  3. C1カ月60時間、1年480時間
  4. D1カ月80時間、1年720時間
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正解:B1カ月45時間、1年360時間

原則の限度時間は、1カ月45時間、1年360時間と定められています。

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302特別条項を定めた36協定を締結し、臨時的に限度時間を超えて労働させる必要がある場合でも、守らなければならない上限として誤っているものはどれか。

  1. A1カ月について100時間未満(休日労働を含む)
  2. B2カ月〜6カ月の各期間における1カ月当たりの平均が80時間以内(休日労働を含む)
  3. C1年について720時間以内(休日労働を含む)
  4. D1カ月45時間を超えることができる月数は年6回まで
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正解:C1年について720時間以内(休日労働を含む)

1年について720時間以内という制限には、休日労働は含まれません。

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303労働時間が8時間を超える場合、使用者は労働時間の途中に少なくともどれだけの休憩時間を与えなければならないか。

  1. A45分
  2. B60分
  3. C75分
  4. D90分
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正解:B60分

労働時間が6時間を超える場合は少なくとも45分、8時間を超える場合は少なくとも1時間の休憩時間が必要です。

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304休憩時間に関する次の記述のうち、原則として誤っているものはどれか。

  1. A休憩時間は、労働時間の途中に与えなければならない。
  2. B休憩時間は、事業場の労働者に一斉に与えなければならない。
  3. C休憩時間は、労働者に自由に利用させなければならない。
  4. D休憩時間は、労使協定があれば労働時間の最初や最後に与えることができる。
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正解:D休憩時間は、労使協定があれば労働時間の最初や最後に与えることができる。

休憩時間は労働時間の途中に与える必要があり、最初や最後に与えることはできません。

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305使用者は、労働者に対して原則としてどの程度の休日を与えなければならないか。

  1. A毎週少なくとも1回の休日
  2. B毎月少なくとも4回の休日
  3. C半年で少なくとも24回の休日
  4. D1年で少なくとも100回の休日
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正解:A毎週少なくとも1回の休日

使用者は、労働者に毎週少なくとも1回の休日を与えなければなりません。

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306休日の振替と代休に関する記述のうち、正しいものはどれか。

  1. A休日の振替をした場合、元々の休日に労働させても休日労働としての割増賃金は発生しない。
  2. B代休を与えた場合、すでに行われた休日労働についての割増賃金の支払義務は消滅する。
  3. C休日の振替を行うには、事後の労働者の同意があれば足りる。
  4. D代休は、あらかじめ振替日を特定して休日の変更を行う措置である。
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正解:A休日の振替をした場合、元々の休日に労働させても休日労働としての割増賃金は発生しない。

休日の振替はあらかじめ休日と労働日を交換するため休日労働にはなりませんが、代休は休日労働が行われた後に休みを与えるものであり割増賃金の支払義務が生じます。

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307次のうち、労働基準法の労働時間、休憩および休日に関する規定が適用除外とならない者は誰か。

  1. A農業・水産業に従事する者
  2. B監督もしくは管理の地位にある者
  3. C機密の事務を取り扱う者
  4. D林業の事業に従事する者
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正解:D林業の事業に従事する者

林業の事業に従事する者については、労働時間等の規定が適用されます。

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308労働基準法の管理監督者であっても、適用が除外されず、事業主に義務が課される規定の組み合わせはどれか。

  1. A時間外労働の割増賃金と深夜業の割増賃金
  2. B休憩の付与と年次有給休暇の付与
  3. C深夜業の割増賃金と年次有給休暇の付与
  4. D法定休日の付与と時間外労働の割増賃金
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正解:C深夜業の割増賃金と年次有給休暇の付与

管理監督者であっても、深夜業および年次有給休暇の規定は適用されます。

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309法定休日労働に対する割増賃金の割増率として正しいものはどれか。

  1. A2割5分以上
  2. B3割以上
  3. C3割5分以上
  4. D5割以上
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正解:C3割5分以上

法定休日労働に対する割増率は3割5分以上と定められています。

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310次の賃金のうち、割増賃金の算定基礎となる賃金から除外できないものはどれか。

  1. A家族手当
  2. B通勤手当
  3. C住宅手当
  4. D役職手当
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正解:D役職手当

役職手当は割増賃金の基礎から除外することができません。家族手当等は個人的な事情に基づくため除外可能です。

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311延長された労働時間が1カ月60時間を超え、かつその60時間を超える労働が深夜(午後10時〜午前5時)に行われた場合、その部分の割増率として正しいものはどれか。

  1. A5割以上
  2. B6割以上
  3. C7割5分以上
  4. D8割5分以上
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正解:C7割5分以上

1カ月60時間超の割増率5割以上と、深夜業の割増率2割5分以上を合わせた7割5分以上となります。

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312フレックスタイム制を採用する場合、清算期間の上限はどれか。

  1. A1カ月
  2. B3カ月
  3. C6カ月
  4. D1年
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正解:B3カ月

フレックスタイム制の清算期間の上限は3カ月となっており、柔軟な働き方が可能です。

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313事業場外労働に係るみなし労働時間制に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. A適用される場合、休憩に関する規定は適用されなくなる。
  2. B適用される場合、休日に関する規定は適用されなくなる。
  3. C適用される場合、深夜業に関する規定は適用されなくなる。
  4. D適用される場合でも、休憩、休日、深夜業の規定は適用される。
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正解:D適用される場合でも、休憩、休日、深夜業の規定は適用される。

みなし労働時間制が適用される場合でも、休憩、休日、深夜業に関する規定は適用されます。

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314雇入れの日から起算して6カ月間継続勤務した労働者に対して、所定の要件を満たした場合に付与される年次有給休暇の最低日数はどれか。

  1. A5労働日
  2. B10労働日
  3. C15労働日
  4. D20労働日
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正解:B10労働日

出勤率が全労働日の8割以上ある場合、10日の年次有給休暇が付与されます。

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315年次有給休暇の出勤率の算定において、全労働日から除外して算出する(出勤したものとはみなさない)期間はどれか。

  1. A業務上負傷し療養のため休業した期間
  2. B育児休業または介護休業を取得した期間
  3. C産前産後の女性が休業した期間
  4. D法令に基づく要件を満たさない私傷病による休職期間
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正解:D法令に基づく要件を満たさない私傷病による休職期間

業務上の負傷、育児・介護休業、産前産後の休業期間は、出勤したものとみなして算出されます。

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316使用者が労働者に対して、年次有給休暇のうち5日について時季を指定して取得させなければならない対象者の条件として正しいものはどれか。

  1. A年次有給休暇が年5日以上付与される労働者
  2. B年次有給休暇が年10日以上付与される労働者
  3. C年次有給休暇が年15日以上付与される労働者
  4. D年次有給休暇が年20日以上付与される労働者
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正解:B年次有給休暇が年10日以上付与される労働者

年10日以上の年次有給休暇が付与される労働者に対し、5日について時季を指定して取得させることが義務づけられています。

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317労使協定により年次有給休暇を計画的に付与する場合、労働者が自由に取得できる日数として残しておかなければならない日数はどれか。

  1. A3日
  2. B5日
  3. C7日
  4. D10日
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正解:B5日

年次有給休暇のうち5日を超える部分についてのみ、計画的に付与することができます。

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318アルバイト等への年次有給休暇の比例付与の対象となる労働者の条件として正しいものはどれか。

  1. A1週間の所定労働時間が30時間未満、かつ1週間の所定労働日数が4日以下の者
  2. B1週間の所定労働時間が30時間未満、かつ1週間の所定労働日数が5日以下の者
  3. C1週間の所定労働時間が35時間未満、かつ1週間の所定労働日数が4日以下の者
  4. D1週間の所定労働時間が35時間未満、かつ1週間の所定労働日数が5日以下の者
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正解:A1週間の所定労働時間が30時間未満、かつ1週間の所定労働日数が4日以下の者

比例付与の対象は、1週間の所定労働時間が30時間未満、かつ1週間の所定労働日数が4日以下の者などです。

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319年次有給休暇を取得した期間中の賃金として、就業規則等に定めておく必要がない(法律上認められていない)ものはどれか。

  1. A労働基準法の平均賃金
  2. B所定労働時間労働した場合に支払われる通常の賃金
  3. C健康保険法に定める標準報酬月額の30分の1に相当する額
  4. D最低賃金法に基づく最低賃金額
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正解:D最低賃金法に基づく最低賃金額

年次有給休暇中の賃金は、平均賃金、通常の賃金、または標準報酬月額の30分の1のいずれかによらなければなりません。

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320産前産後の女性が労働基準法の規定によって休業する期間およびその後30日間の解雇に関する例外として、行政官庁の認定を受ければ解雇できる事由はどれか。

  1. A労働者の能力不足が著しい場合
  2. B労働者が配置転換を拒否した場合
  3. C経営悪化による人員削減の場合
  4. D天災事変その他やむを得ない事由のために事業の継続が不可能となった場合
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正解:D天災事変その他やむを得ない事由のために事業の継続が不可能となった場合

天災事変その他やむを得ない事由のために事業の継続が不可能となり、その事由について行政官庁の認定を受けた場合は解雇の例外となります。

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321労働基準法において特別な保護規定が設けられている「年少者」として定義されている年齢はどれか。

  1. A満15歳未満
  2. B満16歳未満
  3. C満18歳未満
  4. D満20歳未満
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正解:C満18歳未満

労働基準法における「年少者」とは、男女を問わず満18歳未満の者をいいます。

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322満15歳に達した日以後の最初の3月31日が終了するまでの児童を使用する場合、労働基準監督署長の許可を受ける等の一定の要件を満たせば就業させることができる最低年齢は原則としてどれか(映画の製作等の事業を除く)。

  1. A満12歳以上
  2. B満13歳以上
  3. C満14歳以上
  4. D満15歳以上
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正解:B満13歳以上

児童の労働が許される原則的な要件として、満13歳以上であり、非工業的業種で軽易な業務であることなどが定められています。

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323使用者は、多胎妊娠の場合を除き、出産予定の女性が休業を請求した場合、産前何週間以内の者を就業させてはならないか。

  1. A4週間
  2. B6週間
  3. C8週間
  4. D10週間
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正解:B6週間

産前休業として、使用者は6週間(多胎妊娠は14週間)以内に出産する予定の女性が休業を請求した場合、就業させることはできません。

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324産後の女性の就業に関する記述として、正しいものはどれか。

  1. A産後8週間を経過しない女性は、いかなる理由があっても就業させてはならない。
  2. B産後6週間を経過した女性が請求し、医師が支障がないと認めた業務には就業させることができる。
  3. C産後4週間を経過した女性が請求し、使用者が認めた場合はすべての業務に就業させることができる。
  4. D産後8週間を経過しない女性であっても、本人が同意すればすべての業務に就業させることができる。
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正解:B産後6週間を経過した女性が請求し、医師が支障がないと認めた業務には就業させることができる。

産後8週間は原則として就業禁止ですが、産後6週間を経過した女性が請求した場合、医師が支障がないと認めた業務に就かせることは可能です。

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325妊娠中の女性が請求した場合における軽易な業務への転換に関する記述として、正しいものはどれか。

  1. A使用者は、本人の請求の有無にかかわらず、直ちに軽易な業務へ転換させなければならない。
  2. B使用者は、本人が請求した場合、新たに軽易な業務を創設して与えなければならない。
  3. C使用者は、本人が請求した場合、原則として既存の軽易な業務に転換させなければならない。
  4. D使用者は、本人が請求した場合でも、業務の都合により転換を拒否することができる。
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正解:C使用者は、本人が請求した場合、原則として既存の軽易な業務に転換させなければならない。

妊娠中の女性が請求した場合には軽易な業務に転換させる義務がありますが、新たに業務を創設してまで与える義務はありません。

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326妊産婦(妊娠中および産後1年を経過しない女性)が請求した場合の労働時間等の制限に関する記述として、正しいものはどれか。

  1. A管理監督者の地位にある妊産婦については、本人が請求しても深夜業の制限は適用されない。
  2. Bフレックスタイム制による労働については、妊産婦から請求があっても適用の制限は設けられていない。
  3. C36協定を締結している事業場であれば、妊産婦が請求しても休日労働をさせることができる。
  4. D妊産婦の請求による時間外労働の制限は、産後6カ月を経過した時点で効力を失う。
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正解:Bフレックスタイム制による労働については、妊産婦から請求があっても適用の制限は設けられていない。

フレックスタイム制については、妊産婦の請求による法定労働時間を超える労働の禁止制限の適用外となります。

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327生後満1年に達しない生児を育てる女性が請求できる「育児時間」として、原則的な付与基準はどれか。

  1. A1日1回、少なくとも30分
  2. B1日1回、少なくとも60分
  3. C1日2回、それぞれ少なくとも30分
  4. D1日2回、それぞれ少なくとも60分
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正解:C1日2回、それぞれ少なくとも30分

育児時間は、原則として1日2回、それぞれ少なくとも30分を請求することができます。

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328生理休暇に関する記述として、正しいものはどれか。

  1. A生理日の就業が著しく困難な女性が休暇を請求した場合、使用者はその者を就業させてはならない。
  2. B使用者は、女性労働者に対して毎月1日の生理休暇を有給で強制的に付与する義務がある。
  3. C生理休暇の取得日数は、就業規則により年間10日までと上限をあらかじめ設定できる。
  4. D就業が困難であっても、医師の診断書が提出されない限り使用者は生理休暇を与える必要はない。
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正解:A生理日の就業が著しく困難な女性が休暇を請求した場合、使用者はその者を就業させてはならない。

生理日の就業が著しく困難な女性が休暇を請求したときは、その者を生理日に就業させてはならないと定められています。

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329就業規則を作成し、行政官庁に届け出なければならないのは、事業場において常時何人以上の労働者を使用する場合か。

  1. A5人以上
  2. B10人以上
  3. C30人以上
  4. D50人以上
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正解:B10人以上

常時10人以上の労働者を使用する使用者は、就業規則を作成し、所轄労働基準監督署長に届け出なければなりません。

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330就業規則の作成義務の基準となる「常時10人以上の労働者」の人数の算定方法として、正しいものはどれか。

  1. A企業全体の労働者数を合算して算定し、パートタイマーは人数に含めない。
  2. B企業全体の労働者数を合算して算定し、パートタイマーも人数に含める。
  3. C個々の事業場単位で算定し、パートタイマーは人数に含めない。
  4. D個々の事業場単位で算定し、パートタイマーも人数に含める。
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正解:D個々の事業場単位で算定し、パートタイマーも人数に含める。

就業規則の作成義務は企業単位ではなく個々の事業場単位で判断し、パートタイマー等の非正規労働者も人数に含めて算定します。

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331使用者が就業規則を作成または変更する際の手続きに関する記述として、正しいものはどれか。

  1. A事業場の全労働者の同意を得た書面を添付して届け出なければならない。
  2. B事業場の労働者の過半数を代表する者等の同意を得て届け出なければならない。
  3. C事業場の労働者の過半数を代表する者等の意見を聴き、その意見書を添付して届け出なければならない。
  4. D事業場の全労働者に内容を説明すれば、行政官庁への届出や意見書の添付は不要である。
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正解:C事業場の労働者の過半数を代表する者等の意見を聴き、その意見書を添付して届け出なければならない。

就業規則の作成・変更にあたっては、労働者の過半数で組織する労働組合または労働者の過半数を代表する者の意見を聴く必要があり、同意までは求められません。

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332就業規則に必ず記載しなければならない「絶対的必要記載事項」に該当するものはどれか。

  1. A退職手当の決定、計算および支払いの方法に関する事項
  2. B安全および衛生に関する事項
  3. C労働者の食費や作業用品等の負担に関する事項
  4. D賃金(臨時の賃金等を除く)の決定、計算および支払いの方法に関する事項
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正解:D賃金(臨時の賃金等を除く)の決定、計算および支払いの方法に関する事項

退職手当、安全衛生、食費負担などは制度として行う場合に記載が必要な相対的必要記載事項であり、賃金の決定や支払方法に関する事項は絶対的必要記載事項です。

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333就業規則で労働者に対して減給の制裁を定める場合、その1回の額の限度として正しいものはどれか。

  1. A平均賃金の1日分の半額を超えないこと
  2. B平均賃金の1日分を超えないこと
  3. C平均賃金の2日分の半額を超えないこと
  4. D平均賃金の2日分を超えないこと
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正解:A平均賃金の1日分の半額を超えないこと

減給の制裁は、1回の額が平均賃金の1日分の半額を超えてはならないと制限されています。

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334就業規則と法令・労働協約との関係に関する記述として、正しいものはどれか。

  1. A就業規則は、法令又は当該事業場について適用される労働協約に反してはならない。
  2. B個別の労働契約は、労働者に有利であっても就業規則を上回る労働条件を定めることができない。
  3. C就業規則が法令又は労働協約に反していても、所轄労働基準監督署長へ届け出れば有効となる。
  4. D労働協約で定めれば、労働基準法に違反する労働条件も有効となる。
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正解:A就業規則は、法令又は当該事業場について適用される労働協約に反してはならない。

労働基準法第92条は、就業規則が法令又は当該事業場について適用される労働協約に反してはならないと定めています。法令に違反する労働条件は、労働協約や届出によって有効になるものではありません。

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335労働契約において、就業規則で定める基準に達しない労働条件を定めた場合、その部分の取り扱いとして正しいものはどれか。

  1. A当該労働契約のすべてが直ちに無効となる。
  2. B労働者が個別に合意していれば、その労働条件は有効となる。
  3. Cその部分は無効となり、無効となった部分は法令で定める最低基準が適用される。
  4. Dその部分は無効となり、無効となった部分は就業規則で定める基準が適用される。
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正解:Dその部分は無効となり、無効となった部分は就業規則で定める基準が適用される。

労働契約法により、就業規則に達しない労働条件を定めた労働契約はその部分が無効となり、無効となった部分は就業規則で定める基準によります。

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