雑踏警備業務検定2級 ⑧ 応急措置2(護身・初動)

自分と周囲の安全を守る護身術と初動対応を学ぶ分野です。護身術の本来の目的(攻撃ではなく身を守り危害を防ぐこと)、凶器を持って近づく者への対応、夜間や相手が複数の場合の位置取りが頻出です。あわせて護身用具の携帯と使用に関するルール、その根拠となる警備業務実施の基本原則(警備業法の関連条文)、打撃を与える際の留意事項も問われます。過剰な実力行使を避けつつ危害を最小限に抑えるという原則を軸に、具体的な対応方法を結びつけて理解しましょう。出題数は40問です。

この分野の問題40問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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277護身術の本来の目的として、最も適切なものはどれか。

  1. A凶器を持った相手を完全に制圧すること
  2. B危険な状況を作らずいち早く遠ざかり身の安全を確保すること
  3. C実力を行使して不審者を現場で逮捕すること
  4. D武道や格闘技の技術を用いて相手を撃退すること
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正解:B危険な状況を作らずいち早く遠ざかり身の安全を確保すること

護身術は相手を制圧・撃退することだけではなく、身を守ることすべてを指し、技術力の行使は最終手段です。

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278凶器を手にして近づいてくる者に対する護身術の対応として、テキストに記載されていない不適切な行動はどれか。

  1. A大声を出したり相手を一喝する
  2. Bショッピングカート等を相手に衝突させる
  3. C相手が疲労するまで格闘技を用いて応戦する
  4. D地面の砂を蹴り上げたり消火器を噴霧する
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正解:C相手が疲労するまで格闘技を用いて応戦する

具体的な技術力を行使するのは最終的な手段であり、相手をひるませて一時退避するなどのリスクの少ない手段が護身術といえます。

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279護身術の留意事項として、夜間における位置取りで正しいものはどれか。

  1. A相手からよく見えるように、照明を正面から受けるように位置する
  2. B全体が暗くなるように、照明からできるだけ遠く離れた場所に位置する
  3. C相手の顔を確実に確認するため、相手に照明が当たるよう横に位置する
  4. D相手から見えにくくするために、照明を背にして逆光になるよう位置する
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正解:D相手から見えにくくするために、照明を背にして逆光になるよう位置する

夜間においては相手から見えにくくするために、照明を背にして逆光になるよう位置します。

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280相手が複数の場合における護身術の位置取りとして、適切なものはどれか。

  1. A相手に囲まれる形をあえて作り、全方向の動きを感知する
  2. B最も体格の大きい相手の正面に立ち、他は視界から外す
  3. C全員が視野に入るように位置し、死角に入られないようにする
  4. D1人を確実に制圧するため、他の相手には背を向ける
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正解:C全員が視野に入るように位置し、死角に入られないようにする

相手が複数の場合は、全員が視野に入るように位置し、死角に入られないようにすることが留意事項とされています。

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281護身用具を使用するにあたり、留意すべき警備業務実施の基本原則を定めた警備業法の条文はどれか。

  1. A警備業法第10条
  2. B警備業法第15条
  3. C警備業法第12条
  4. D警備業法第21条
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正解:B警備業法第15条

護身用具の使用にあたっては、警備業法第15条を踏まえ、特別に権限を与えられているものではないことに留意します。

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282警備員の護身用具の携帯について、正しいものはどれか。

  1. A都道府県公安委員会に届け出てあるものを、必要な場合に限り携帯する
  2. Bどのような状況でも常にすべての護身用具を携帯しなければならない
  3. C警察署長の口頭許可があれば、届出のない護身用具も携帯できる
  4. D護身用具の携帯は警備会社の独自判断のみで無制限に行える
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正解:A都道府県公安委員会に届け出てあるものを、必要な場合に限り携帯する

公安委員会規則で禁止・制限されていない場合で、かつ必要な場合に限り、届け出てある護身用具を携帯します。

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283護身用具を使用して相手に打撃を与える場合、留意すべき事項として最も不適切なものはどれか。

  1. Aやむを得ず使用する場合は、正当防衛の適用範囲内にとどめるように配意する
  2. B確実に相手を無力化するため、首から上の頭部を優先的に打撃する
  3. C相手に与える打撃は最小限とするように心がける
  4. D相手に奪取されたり、逆用されたりすることのないように注意する
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正解:B確実に相手を無力化するため、首から上の頭部を優先的に打撃する

護身用具を使用する場合は、首から下の部位を打つなど、相手に与える打撃は最小限とするように心がけます。

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284警備員が携帯できる警戒棒の基準として、正しいものはどれか。

  1. A長さ60cmを超え120cm以下、重さは長さに応じて630g以下
  2. B長さ40cmを超え100cm以下、重さは長さに応じて510g以下
  3. C長さ50cmを超え110cm以下、重さは長さに応じて570g以下
  4. D長さ30cmを超え90cm以下、重さは長さに応じて460g以下
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正解:D長さ30cmを超え90cm以下、重さは長さに応じて460g以下

警戒棒は、長さ30cmを超え90cm以下、かつ重さは長さに応じて460g以下の円棒と規定されています。

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285金属製の警戒棒の正しい握り方はどれか。

  1. A革ひもに手首を通し、すべての指で力いっぱい強く握りしめる
  2. B革ひもは使用せず、親指と人差し指のみで軽く握る
  3. C革ひもに手首を通し親指、人差し指、中指で固く握り、小指と薬指は添える
  4. D革ひもに手首を通し小指、薬指、中指で柔らかく握り、親指と人差し指は添える
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正解:D革ひもに手首を通し小指、薬指、中指で柔らかく握り、親指と人差し指は添える

金属製の警戒棒は、革ひもに手首を通し小指、薬指、中指で柔らかく握り、親指と人差し指は添えるようにします。

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286警戒棒の「基本の姿勢」における保持の角度として正しいものはどれか。

  1. A身体の垂直線に45度になるように保持する
  2. B身体の垂直線に平行になるように保持する
  3. C身体の垂直線に90度になるように保持する
  4. D地面に対して完全に水平になるように保持する
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正解:A身体の垂直線に45度になるように保持する

基本の姿勢では、警戒棒を身体の垂直線に45度になるように保持します。

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287警戒棒の「休めの姿勢」の動作として適切なものはどれか。

  1. A左足を約20cm横に開き、警戒棒を体の前面で水平に保つ
  2. B両足を揃えたまま、警戒棒を背中に回して両手で持つ
  3. C右足を約20cm横に開き、警戒棒を体の横に下ろす
  4. D右足を約半歩前に出し、警戒棒を両手で垂直に立てる
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正解:A左足を約20cm横に開き、警戒棒を体の前面で水平に保つ

休めの姿勢では、左足を約20cm横に開き、警戒棒を体の前面で水平に保ち、両腕は自然に垂らします。

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288徒手による護身術の「構え」において、最も重要なことはどれか。

  1. A相手の動きに素早く反応し、次の動きに備えること
  2. Bいかなる攻撃もはね返せるよう全身の筋肉を硬直させること
  3. C相手を威圧するために常に大声を出し続けること
  4. D一定の型を寸分違わず同じかたちで維持し続けること
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正解:A相手の動きに素早く反応し、次の動きに備えること

構えで最も重要なことは、相手の動きに素早く反応し、次の動きに備えることです。心の準備が必要です。

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289徒手による護身術の「正面の構え」に関する記述で、誤っているものはどれか。

  1. A両足の間隔は約二足長とし、両腕は腰に当てる
  2. B万が一襲われてもすぐに対応できる体勢である
  3. C基本の姿勢から左足、右足の順で約半歩前に進める
  4. D不審者に対して声かけを行うときなどに使用する体勢である
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正解:A両足の間隔は約二足長とし、両腕は腰に当てる

正面の構えでは、両足の間隔は約一足長とし、両腕は自然に垂らし、相手を注視します。

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290徒手による護身術の「右の構え」の足の動かし方として正しいものはどれか。

  1. A基本の姿勢から右足を約一歩前に進め、両足を平行にする
  2. B基本の姿勢から左足を約半歩前に進め、右かかとを外側にずらす
  3. C基本の姿勢から右足を約半歩前に進め、左かかとをやや内側にずらす
  4. D基本の姿勢から両足を同時に左右に開き、腰を深く落とす
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正解:C基本の姿勢から右足を約半歩前に進め、左かかとをやや内側にずらす

右の構えは、基本の姿勢から右足を約半歩前に進め、左かかとをやや内側にずらします。

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291体さばきの「後ろさばき」の動作に関する記述で、適切なものはどれか。

  1. A相手が左手で腹部を突いてくるのを想定し、右足で後方に大きく跳躍する
  2. B打ち払った後の身構えにおいて、左手は腰に、右手は胸の高さに構える
  3. C相手との距離が遠い場合に、自ら相手に接近して組み付くための動作である
  4. D右足を左斜め後方に引くと同時に、左手刀で相手の前腕を打ち払い突きの軌道を逸らす
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正解:D右足を左斜め後方に引くと同時に、左手刀で相手の前腕を打ち払い突きの軌道を逸らす

後ろさばきは右足を左斜め後方に引き、左手刀で相手の前腕を打ち払います。身構えたときの左手は胸の高さ、右手は腰です。

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292相手に片手の手首をつかまれた際、体を回転させながら自分のひじを相手のひじに近づけて離脱する技を何というか。

  1. A片手内回し
  2. Bひじ寄せ
  3. C片手外回し
  4. D突き離し
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正解:Bひじ寄せ

片手の手首をつかまれた際、自分のひじを相手のひじに近づけて離脱する技は「ひじ寄せ」です。

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293離脱技「片手内回し」の動作として適切なものはどれか。

  1. A腕を内側から外側に回転させながら手刀で切り離す
  2. B相手のひじを自分のひじに押し当てて力任せに引き剥がす
  3. Cつかまれた手を振りほどき、即座に相手の胸部を突き飛ばす
  4. D腕を外側から内側に回転させながら手刀で相手の手首付近を切り離す
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正解:D腕を外側から内側に回転させながら手刀で相手の手首付近を切り離す

片手内回しは、腕を外側から内側に回転させながら手刀で相手の手首付近を切り離し、離脱する技です。

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294離脱技において、つかまれた手を右から左に半円を描くように外に返し、腕を内側から外側に回転させながら切り離す技はどれか。

  1. Aひじ寄せ
  2. B片手内回し
  3. C片手外回し
  4. D突き離し
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正解:C片手外回し

腕を内側から外側に回転させながら手刀で相手の手首付近を切り離す技は「片手外回し」です。

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295相手に前えり付近をつかまれそうになった際に行う離脱技はどれか。

  1. A両手突き
  2. Bひじ寄せ
  3. C胸部払い
  4. D突き離し
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正解:D突き離し

相手に前えり付近をつかまれそうになった際、相手の手を払いながら真後ろに突き離す技は「突き離し」です。

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296雑踏警備現場において、発生した負傷者が軽度であった場合の初動措置として適切なものはどれか。

  1. A救急蘇生法を行いながら救急車の到着を待つ
  2. B現場保存を行い、警察官の到着を待つ
  3. C救護所等に案内又は同行する
  4. D負傷者の周囲に空間を作り、そのまま放置して広報を続ける
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正解:C救護所等に案内又は同行する

負傷が軽度の場合は、救護所等に案内又は同行します。重度の場合は救急車の到着を待つなどの措置をとります。

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297迷子等を保護した現場で、保護者等であると申し出があった場合の対応として適切なものはどれか。

  1. A無条件で直ちに迷子等をその者に引き渡す
  2. B警察官が到着するまでいかなる場合も引き渡しを拒否する
  3. C迷子等本人の表情や態度を観察し、不審な状況があれば原則として定められた場所へ同行する
  4. D迷子等の年齢に関わらず、身分証明書のコピーを提出させるまで引き留める
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正解:C迷子等本人の表情や態度を観察し、不審な状況があれば原則として定められた場所へ同行する

申し出があっても、迷子等本人の表情や態度を観察し、不審な状況があれば原則として迷子センター等へ同行します。

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298現場で泥酔者が不法行為を行ったり暴れている場合の対応として、最も不適切なものはどれか。

  1. A他に危害を加えるおそれがある場合は、警告・制止を行う
  2. B他に危害を加えるおそれがある場合でも、刺激しないよう一切声をかけず放置する
  3. C警察官到着までの間は、群集を近づけない措置を行う
  4. D緊急で警備員だけでの対応となった場合には、複数の警備員で行うことが望ましい
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正解:B他に危害を加えるおそれがある場合でも、刺激しないよう一切声をかけず放置する

泥酔者が他に危害を加えるおそれがある場合は、警告・制止を行わなければなりません。

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299不審物(爆発物)を発見した場合の三原則として正しいものはどれか。

  1. A触るな・踏むな・蹴飛ばすな
  2. B開けるな・運ぶな・蹴飛ばすな
  3. C触るな・嗅ぐな・揺らすな
  4. D近づくな・話すな・走るな
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正解:A触るな・踏むな・蹴飛ばすな

爆発物を発見した場合は、「触るな・踏むな・蹴飛ばすな」の三原則を心がけます。

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300脅迫電話(爆破予告等)を受けた際の対処要領として誤っているものはどれか。

  1. A落ち着いて、丁寧に聞き、話を中断させない
  2. B相手が自発的に話さない場合は、相手を刺激しないようすぐに電話を切る
  3. C受信後は直ちに主催者、警察機関等に連絡し、その後の指示を受ける
  4. Dわかっていても聞き取りにくい振りをし、相手に話を続けさせる
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正解:B相手が自発的に話さない場合は、相手を刺激しないようすぐに電話を切る

脅迫電話では、相手が話さなくてもどんどん質問し、ヒントをつかむよう心がけることが重要です。

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301爆破予告電話を受信した直後の対応として適切なものはどれか。

  1. Aパニックを防ぐため、会場の全来場者に直ちに拡声器で爆破予告の事実を広報する
  2. Bイベントを即座に中止し、理由を告げずに強引に観客を会場外へ退出させる
  3. C警察からの指示があるまでは、現場の警備員は一切動かず現状を維持する
  4. D可能な限り速やかに会場等の検索を開始するが、関係者以外の第三者にはみだりに漏らさない
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正解:D可能な限り速やかに会場等の検索を開始するが、関係者以外の第三者にはみだりに漏らさない

爆破予告電話受信時は速やかに検索を開始しますが、無用の不安や混乱を招くため、第三者にはみだりに漏らしてはいけません。

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302車両を使用した危険行為が発生した場合の警備員の初動措置として、適切なものはどれか。

  1. A警棒を用いて単独で走行中の車両を実力で停止させる
  2. B車両の前に立ちはだかり、身を呈して進行を阻止する
  3. C運転者を強く威嚇し、車から無理やり引きずり下ろす
  4. D警笛又は広報により、群集に対して危険が迫っていることを知らせる
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正解:D警笛又は広報により、群集に対して危険が迫っていることを知らせる

車両の危険行為には、まず警笛や広報で群集に危険を知らせ、警察への臨場要請や群集の一時停止・迂回等の措置を行います。

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303大地震が発生した際、警備員が第一にとるべき行動はどれか。

  1. A震動が収まるまで各自の身の安全を守る
  2. B震動中であっても直ちに建物の外へ観客を押し出す
  3. C警備隊本部に駆け込み状況報告を優先する
  4. D落下物の危険がある中、消火活動を最優先で開始する
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正解:A震動が収まるまで各自の身の安全を守る

大地震発生時は、各自の身の安全を守ることが第一であり、震動が収まり次第、応急措置等の次の行動に移ります。

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304消火器の適応火災の区分において、「B火災」が示すものはどれか。

  1. A普通火災用
  2. B電気火災用
  3. C油火災用
  4. Dガス火災用
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正解:C油火災用

火災の区分において、A火災は普通火災用、B火災は油火災用、電気火災は電気火災用と定められています。

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305粉末消火器の機能に関する記述として誤っているものはどれか。

  1. A主成分としてリン酸アンモニウム及び重炭酸ナトリウム等の粉末を使用する
  2. B放射時間は約30秒から60秒と長めに設計されている
  3. C消火原理は窒息効果と抑制効果である
  4. D放射距離は約3メートルから8メートルである
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正解:B放射時間は約30秒から60秒と長めに設計されている

粉末消火器の放射時間は約7秒〜16秒であり、30秒〜60秒ではありません。

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306屋外で粉末消火器を使用する場合の留意点として、正しいものはどれか。

  1. A燃焼物の上方に向けて広く散布するように放射する
  2. B風による飛散を利用するため、風下から火元に向けて放射する
  3. C風による消火剤の飛散を防止するため風上から放射する
  4. D水と同じ浸透力があるため、表面の火が消えれば再燃の心配はない
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正解:C風による消火剤の飛散を防止するため風上から放射する

屋外で使用する場合は、風による消火剤の飛散を防止するため風上から放射します。

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307避難誘導の現場に、警察官や消防士等がいる場合の警備員の対応として適切なものはどれか。

  1. A警備計画を優先し、警察官の指示を無視して誘導を続ける
  2. B警察官職務執行法や消防法の規定によって、その指示に従う
  3. C警察官に指示を出し、警備員の指揮下で行動させる
  4. D誘導業務を完全に放棄し、全責任を警察官に押し付ける
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正解:B警察官職務執行法や消防法の規定によって、その指示に従う

現場に警察官や消防士等がいれば、警察官職務執行法や消防法の規定によりその指示に従う必要があります。

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308多人数の避難誘導を行う際の広報や指示の要領として、適切なものはどれか。

  1. A避難者が多数の場合は、少人数のグループに分け、避難させる
  2. B効率を上げるため、全員を一つの大きな集団として一斉に移動させる
  3. Cパニックを避けるため、危険の具体的な内容は一切伝えない
  4. D目印の案内は控え、各自の判断で安全な方向へ逃げるよう指示する
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正解:A避難者が多数の場合は、少人数のグループに分け、避難させる

避難者が多数の場合は、少人数のグループに分け、避難させるのが基本的事項です。

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309現場保存の範囲に関する記述として、正しいものはどれか。

  1. A保存範囲は狭ければ狭いほどよく、遺留品の周囲半径1メートル以内に限定する
  2. B犯罪又は事故が発生した地点だけでなく、関係者の行動範囲と考えられる場所のすべてが対象となる
  3. C事件の当事者や被害者であれば、現場保存範囲内に自由に立ち入らせてもよい
  4. D現場保存は警察官が行う活動であり、警備員が保存範囲を確保する必要はない
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正解:B犯罪又は事故が発生した地点だけでなく、関係者の行動範囲と考えられる場所のすべてが対象となる

現場保存の範囲は、発生地点だけでなく、関係者の行動範囲と考えられる場所のすべてが対象となります。

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310警察官へ現場を引き継ぐ際の報告における留意点として、最も不適切なものはどれか。

  1. A常に筆記用具を携帯し、知り得た情報をできる限りメモをしておく
  2. B現場保存の措置を行った時間、範囲とその方法を正確に報告する
  3. C現場に到着した警察官に知り得た情報のすべてを正確に報告する
  4. D現場の情報が不足している場合は、自身の憶測を交えて詳細に報告する
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正解:D現場の情報が不足している場合は、自身の憶測を交えて詳細に報告する

報告は事実に基づき正確に行う必要があり、憶測に基づく内容にならないようにしなければなりません。

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311(資料2より)雑踏警備業務を行う場所が2以上の区域に区分されている場合、区域ごとに配置すべき警備員の基準はどれか。

  1. A雑踏警備業務1級検定合格警備員1人
  2. B施設警備業務2級検定合格警備員2人以上
  3. C雑踏警備業務1級又は2級検定合格警備員1人以上
  4. D交通誘導警備業務2級検定合格警備員1人以上
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正解:C雑踏警備業務1級又は2級検定合格警備員1人以上

区域ごとに区分されている場合、それらの区域ごとに雑踏警備業務1級又は2級検定合格警備員1人以上を配置します。

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312(資料3より)携帯できる護身用具「警戒じょう(非金属製)」の規格として、正しいものはどれか。

  1. A長さ30cmを超え90cm以下であること
  2. B長さ90cmを超え130cm以下であること
  3. C長さ50cmを超え100cm以下であること
  4. D長さ100cmを超え150cm以下であること
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正解:B長さ90cmを超え130cm以下であること

警戒じょうの形状は、長さ90cmを超え130cm以下の棒と規定されています。

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313(資料3より)警戒棒及び警戒じょうの携帯制限に関する記述として、正しいものはどれか。

  1. A施設警備業務においては、いかなる施設でも無制限に携帯できる
  2. B私服で警戒にあたる場合は、必ず携帯しなければならない
  3. C部隊を編成する場合は携帯不可であるが、公営競技場での部隊編成は携帯可能である
  4. D機械警備業務においては、いかなる場合も携帯が完全に禁止されている
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正解:C部隊を編成する場合は携帯不可であるが、公営競技場での部隊編成は携帯可能である

警戒棒及び警戒じょうは部隊を編成する場合は携帯不可ですが、公営競技場での部隊編成は携帯可能です(資料3の注釈)。

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314(資料4より)2001年に発生した「明石市民夏まつり花火大会歩道橋事故」の主な原因現象として挙げられているものはどれか。

  1. A地震発生に伴う建物の倒壊と津波への恐怖による混乱
  2. B平均密度5人/㎡以下の低密度空間での突発的な暴動
  3. C会場内のガス管破裂による大規模なパニック逃走
  4. D群集雪崩と呼ばれる限界群集波動現象による転倒
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正解:D群集雪崩と呼ばれる限界群集波動現象による転倒

2001年の明石市民夏まつり事故は、限界群集波動現象(群集雪崩)による転倒で犠牲者を出しました。

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315(資料4より)「超高密度群集滞留」の目安となる群集密度はどれか。

  1. Aおおむね密度10人/1平方メートル以上
  2. Bおおむね密度8人/1平方メートル以上
  3. Cおおむね密度3人/1平方メートル以上
  4. Dおおむね密度15人/1平方メートル以上
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正解:Aおおむね密度10人/1平方メートル以上

「超高密度群集滞留」とは、おおむね密度10人/㎡以上に高密度化し、パニック等が発生する可能性が高くなる状態です。

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316(資料4より)1995年の「神戸ルミナリエ」において、高密度群集滞留が発生したにもかかわらず雑踏事故を回避できた理由として記載されているものはどれか。

  1. A目的が鎮魂であり、誘導に対する来場者の協力姿勢が強かったため
  2. B警察官が数万人規模で動員され、強制的に群集を解散させたため
  3. C会場が広大な平野部であり、ボトルネックとなる通路が一切なかったため
  4. Dイベント開始直後に大雨が降り、来場者が自主的に早期帰宅したため
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正解:A目的が鎮魂であり、誘導に対する来場者の協力姿勢が強かったため

目的が鎮魂という厳粛なものであり、誘導に対する来場者の協力姿勢が強く、事故を回避できたと記載されています。

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