第223問PPDACサイクルの最初のステップ「Problem」で行う適切な操作はどれか。
- A問題の明確化
- B実験や調査の計画
- Cデータの収集
- Dデータの分析
データをどう集めるかを扱う分野です。Problem・Plan・Data・Analysis・ConclusionからなるPPDACサイクル、問題の明確化、実験研究と観察研究の違い、介入の有無、標本調査と全数調査、無作為抽出や標本の代表性、調査における偏りの原因が頻出です。統計的問題解決の一連の流れを理解しているかが問われます。計算より考え方を問う出題が中心なので、PPDACの各段階で何をするか、実験と観察の違いを言葉で説明できるように整理しましょう。
この分野の問題36問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。
クイズモードで挑戦 →正解:B.「運動」の定義と「健康」の定義
「この運動をする」とはどういうことかという運動そのものの定義と、「健康になる」ということの意味(健康の定義)を明確にする必要があります。
この問題の解説ページを開く →正解:B.対象者をグループに分けて一方に特定の指導を行いもう一方には別の指導を行うなどある部分に対して介入すること。
実験研究における介入とは、実験室ですべてをコントロールすることではなく、グループに分けて一方に特定の指導を行うなどある部分に対して介入することを想定しています。
この問題の解説ページを開く →正解:B.日本の平均寿命を考えるためにそれぞれの人の生死のデータを収集すること
日本の平均寿命を考える場合にそれぞれの人の生死のデータを収集することは、介入を行わない観察研究の例です。
この問題の解説ページを開く →正解:B.原因の部分を対象者が自分で選択するためなぜそのような選択をしたのかという点
観察研究では原因の部分を対象者が自分で選択するため、なぜそのような選択をしたのかという点が問題になる場合があり、解釈の際に気をつける必要があります。
この問題の解説ページを開く →正解:C.実験結果の差は処理の有無だけによると考えることができ処理の効果を統計的に判定できるようにするため。
処理の有無以外の条件をできるだけ一致させることで、実験結果の差は処理の有無だけによると考えることができ、処理の効果が統計的に有意であるか否かを判定できます。
この問題の解説ページを開く →正解:C.人間の体は自己修復機能が働いて薬を用いていなくても効果が現れることがあるから。
人間の体は自己修復機能が働いて薬を用いていなくても効果が現れることがあるため(プラセボ効果)、薬の本来の効果を調べるにはプラセボとの違いを評価する必要があります。
この問題の解説ページを開く →正解:D.発生が偶然と考えられるような偶然誤差の大きさの評価を行うため
実験の繰り返し(反復)を行い、発生が偶然と考えられるような偶然誤差の大きさの評価を行うことが重要です。
この問題の解説ページを開く →正解:A.ミカンの糖度を調べるとそのミカンは商品として使えなくなるから。
ミカンの糖度を調べるとそのミカンは商品として使えなくなるため、全数調査を行うことはできず標本調査が行われます。
この問題の解説ページを開く →正解:D.非標本誤差は全数調査の場合にも生じ、全数調査の方が管理することが難しい場合が多い。
非標本誤差は全数調査の場合にも生じ、標本調査の場合の非標本誤差よりも管理することが難しい場合が多いです。
この問題の解説ページを開く →正解:A.強い意見を持った人は回答する傾向にあるが、満足していたり強い意見を持たなかったりする人はあまり回答しないから。
自発的に回答する調査では、強い意見を持った人は回答する傾向にありますが、そうでない人はあまり回答しないため偏りが生じます。
この問題の解説ページを開く →正解:C.母集団に含まれる個体に全て異なる番号をつけてその番号を等確率で抽出する。
単純無作為抽出法では、母集団に含まれる個体に全て異なる番号をつけて、その番号を等確率で抽出します。
この問題の解説ページを開く →正解:C.発生された実数の間にはある数学的な関係があるため擬似乱数と呼ばれることもある。
コンピュータで発生させた乱数は、実際には発生された実数の間にある数学的な関係があるため、擬似乱数と呼ばれることもあります。
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