消防設備士乙種5類 ⑤ 機械の基礎(材料・荷重・応力)

金属材料(鋼・鋳鉄・非鉄金属)の特性、引張・圧縮・せん断・曲げなどの荷重の種類、応力とひずみの関係、安全率の考え方を学ぶ分野です。避難器具の支柱・取付具・滑車などの強度設計を理解する基礎となります。応力=力÷断面積などの計算問題は頻出のため、公式と単位を正確に押さえることが重要です。

この分野の問題79問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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263鉄鋼材料のうち炭素含有量が約2.14%から6.67%のものを何と呼ぶか。

  1. A純鉄
  2. B軟鋼
  3. C炭素鋼
  4. D鋳鉄
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正解:D鋳鉄

炭素含有量が2.14〜6.67%の鉄鋼を鋳鉄といい、これより炭素が少ないものを鋼と呼びます。

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264鋳鉄の一般的な性質として正しいものは次のうちどれか。

  1. A炭素鋼に比べて融点が高く溶接しやすい
  2. B引張強さや曲げ強さは大きいが圧縮には弱い
  3. C炭素鋼に比べて融点が低く鋳造性に優れている
  4. D展延性に優れており薄い板状に加工しやすい
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正解:C炭素鋼に比べて融点が低く鋳造性に優れている

鋳鉄は炭素鋼に比べて融点が低く湯流れが良いなどの鋳造性に優れていますが、引張に弱く展延性はありません。

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265鋳鉄の機械的性質に関する記述で誤っているものはどれか。

  1. A振動を吸収しやすい性質があるため機械の台などに用いられる
  2. B炭素鋼に比べて引張荷重には強いが圧縮荷重には極めて弱い
  3. Cねずみ鋳鉄は被削性に優れ摩擦にも強い
  4. D白鋳鉄は硬くて脆い性質がある
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正解:B炭素鋼に比べて引張荷重には強いが圧縮荷重には極めて弱い

鋳鉄は引張荷重には弱いですが、圧縮荷重には非常に強い(引張強さのおおむね3〜4倍)という特徴があります。

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266合金鋼の主な目的として最も適切なものはどれか。

  1. A炭素鋼からすべての不純物を完全に取り除き高純度化すること
  2. B鋳鉄に多量のマグネシウムを添加して軽量化を図ること
  3. C炭素鋼にニッケルやクロム等を加えて機械的性質や耐食性を向上させること
  4. D鉄とアルミニウムを主成分とし航空機などの材料にすること
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正解:C炭素鋼にニッケルやクロム等を加えて機械的性質や耐食性を向上させること

合金鋼は炭素鋼にニッケルやクロム等の特殊元素を添加し、強度や耐熱性や耐食性などを向上させた鋼です。

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267ステンレス鋼が優れた耐食性を持つ主な理由はどれか。

  1. A表面に緻密な酸化アルミニウムの被膜を形成するため
  2. Bクロムを含有し表面に緻密な不動態被膜を形成するため
  3. C内部に多量の炭素を含有し水分の浸透を防ぐため
  4. D表面に電気化学的な防食作用を持つ亜鉛メッキを施すため
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正解:Bクロムを含有し表面に緻密な不動態被膜を形成するため

ステンレス鋼はクロムを含有しており、空気中の酸素と結合して表面に強固な不動態被膜を形成するため錆びにくくなります。

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268炭素鋼において炭素含有量が増加した際の機械的性質の変化として正しいものはどれか。

  1. A引張強さと硬さが増加し伸びと絞りが減少する
  2. B硬さと絞りが増加し引張強さと伸びが減少する
  3. C伸びと絞りが増加し引張強さと硬さが減少する
  4. D引張強さと硬さが減少し伸びと絞りが増加する
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正解:A引張強さと硬さが増加し伸びと絞りが減少する

炭素鋼は炭素含有量が多くなるほど引張強さと硬さが増しますが、逆に伸びや絞りなどの展延性は低下し脆くなります。

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269炭素鋼の衝撃値(靱性)と炭素含有量の関係について正しい記述はどれか。

  1. A炭素含有量が増えるほど衝撃値は一貫して大きくなる
  2. B炭素含有量が増えるほど脆くなり衝撃値は小さくなる
  3. C炭素含有量が約1%に達するまで衝撃値は増加しその後減少する
  4. D炭素含有量にかかわらず衝撃値は常に一定である
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正解:B炭素含有量が増えるほど脆くなり衝撃値は小さくなる

炭素量が増加すると鋼は硬くなりますが同時に脆さが増すため、衝撃を吸収する能力である衝撃値は小さくなります。

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270鉄のさびに関する記述のうち正しいものはどれか。

  1. A赤さびは緻密な被膜となり鉄の内部を完全に保護する
  2. B黒さびは鉄を強熱した際に生じる緻密な被膜で内部を保護する
  3. C白さびは鉄が酸に触れた際に生じ急速に腐食を進行させる
  4. D青さびは鉄と空気中の窒素が反応して生じる無害な被膜である
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正解:B黒さびは鉄を強熱した際に生じる緻密な被膜で内部を保護する

黒さび(四三酸化三鉄)は緻密で鉄の内部を保護します。一方、赤さびはきめが粗く腐食を進行させます。

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271切削工具や刃物に適している鋼材の条件として正しいものはどれか。

  1. A炭素含有量が比較的多い高炭素鋼を用いる
  2. B炭素含有量が極めて少ない極軟鋼を用いる
  3. C炭素を全く含まない純鉄にクロムをコーティングして用いる
  4. D軟鋼をベースに多量の硫黄を添加した快削鋼を用いる
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正解:A炭素含有量が比較的多い高炭素鋼を用いる

切削工具や刃物には強い硬さや耐摩耗性が求められるため、炭素含有量が多い高炭素鋼が適しています。

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272代表的なステンレス鋼である「18-8ステンレス鋼」の主な合金成分の組み合わせはどれか。

  1. A鉄・ニッケル18%・クロム8%
  2. B鉄・クロム18%・ニッケル8%
  3. C鉄・タングステン18%・モリブデン8%
  4. D鉄・アルミニウム18%・銅8%
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正解:B鉄・クロム18%・ニッケル8%

18-8ステンレス鋼はクロム18%とニッケル8%を含有する代表的なステンレス鋼であり耐食性に非常に優れています。

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273鋼の熱処理の一種である「焼入れ」の主な目的はどれか。

  1. A加工によって生じた内部のひずみを除去するため
  2. B硬さと強さを増大させるため
  3. C組織を均一化し標準状態にするため
  4. D硬さを少し下げて粘り強さを与えるため
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正解:B硬さと強さを増大させるため

焼入れは鋼を高温に加熱したのち急冷する操作であり、鋼の硬さ及び強さを増大させる目的で行われます。

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274焼入れを行った鋼の組織として現れる非常に硬い組織を何というか。

  1. Aフェライト
  2. Bパーライト
  3. Cオーステナイト
  4. Dマルテンサイト
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正解:Dマルテンサイト

オーステナイトの状態から急冷することで、組織は非常に硬いマルテンサイトに変化します。

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275鋼の熱処理の一種である「焼戻し」の主な目的はどれか。

  1. A加工によって生じた内部のひずみを除去するため
  2. B硬さと強さを最大まで引き上げるため
  3. C組織を均一化し標準状態にするため
  4. D焼入れによる脆さを緩和し粘り強さを与えるため
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正解:D焼入れによる脆さを緩和し粘り強さを与えるため

焼戻しは焼入れによって硬く脆くなった鋼を再加熱し、適度な硬さを保ちつつ粘り強さ(靱性)を与える操作です。

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276鋼の熱処理の一種である「焼なまし」の操作方法として正しいものはどれか。

  1. A加熱後に水や油の中で急激に冷却する
  2. B加熱後に空気中で徐々に冷却する
  3. C加熱後に炉の中などで極めてゆっくりと冷却する
  4. D加熱後に薬品を塗布して表面のみを急激に冷却する
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正解:C加熱後に炉の中などで極めてゆっくりと冷却する

焼なましは加工によって生じたひずみを除去し柔らかくする目的で行われ、加熱後は炉中などで徐冷します。

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277鋼の熱処理の一種である「焼ならし」の主な目的はどれか。

  1. A加工によって生じたひずみを除去し機械的性質を向上させ標準状態にする
  2. B鋼の表面のみを極端に硬化させ内部は柔らかく保つ
  3. C鋼を極めて柔らかくして切削などの機械加工を容易にする
  4. D焼入れで生じた脆さを取り除き適度な靱性を与える
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正解:A加工によって生じたひずみを除去し機械的性質を向上させ標準状態にする

焼ならしは鍛造や圧延などで不均一になった組織を均一化し、鋼を標準的な組織に整える目的で行われます。

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278焼なましと焼ならしの冷却方法の違いとして正しいものはどれか。

  1. A焼なましは水中で急冷し、焼ならしは油中で急冷する
  2. B焼なましは空気中で徐冷し、焼ならしは炉中で徐冷する
  3. C焼なましは炉中で徐冷し、焼ならしは空気中で徐冷する
  4. D焼なましは油中で急冷し、焼ならしは水中で急冷する
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正解:C焼なましは炉中で徐冷し、焼ならしは空気中で徐冷する

焼なましは炉中などで極めてゆっくり冷却し、焼ならしは空気中で徐冷するという冷却速度の違いがあります。

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279表面硬化処理の目的として最も適切なものはどれか。

  1. A鋼の内部まで完全に硬化させ全体の強度を最大化する
  2. B鋼の粘り強さを保持したまま表面だけを硬化させる
  3. C鋼の表面を柔らかくし内部のみを硬化させる
  4. D鋼の表面を酸化させて美しい装飾を施す
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正解:B鋼の粘り強さを保持したまま表面だけを硬化させる

高周波焼入れ等の表面硬化処理は、鋼の内部の粘り強さを保持したまま表面のみを硬くして耐摩耗性を高める目的で行われます。

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280炭素鋼の状態図において高温で現れる炭素を多く固溶する組織を何というか。

  1. Aフェライト
  2. Bパーライト
  3. Cオーステナイト
  4. Dセメンタイト
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正解:Cオーステナイト

鉄を高温状態にしたときに現れる組織をオーステナイトと呼び、炭素を多量に固溶できる性質を持ちます。

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281熱処理の操作に関する説明として誤っているものはどれか。

  1. A焼入れは鋼をかたく強くするために行う
  2. B焼なましは材料のひずみを取り除くために行う
  3. C焼戻しは材料をさらに硬くするために行う
  4. D焼ならしは材料の組織を均一化するために行う
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正解:C焼戻しは材料をさらに硬くするために行う

焼戻しは焼入れによる脆さを取り除き粘り強さを与えるために行うものであり、さらに硬くするためのものではありません。

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282鉄と炭素の合金である炭素鋼の常温における純鉄に近い柔らかい組織を何というか。

  1. Aフェライト
  2. Bセメンタイト
  3. Cオーステナイト
  4. Dマルテンサイト
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正解:Aフェライト

フェライトは炭素をほとんど含まない純鉄に近い組織であり、非常に柔らかく展延性に富んでいます。

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283純銅の一般的な性質として正しいものはどれか。

  1. A電気や熱の伝導率が極めて低く断熱材に適している
  2. B展延性が大きく加工しやすいが鉄鋼に比べて強度は低い
  3. Cアルカリ性の水溶液に弱いが酸性の水溶液には溶けない
  4. D比重が鉄よりも軽く航空機の主要構造材として用いられる
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正解:B展延性が大きく加工しやすいが鉄鋼に比べて強度は低い

銅は電気や熱の伝導率が高く展延性に優れ加工しやすいですが、鉄鋼に比べて強度や硬さは劣ります。

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284銅と亜鉛の合金であり加工性が良く日用品や機械部品に広く使われるものを何というか。

  1. A青銅
  2. B白銅
  3. C黄銅
  4. Dジュラルミン
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正解:C黄銅

銅に亜鉛を加えた合金は黄銅(真鍮)と呼ばれ、黄金色を持ち加工しやすいため様々な用途に広く用いられます。

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285銅とスズの合金であり耐食性や耐摩耗性に優れ歯車などに用いられるものを何というか。

  1. A黄銅
  2. B洋白
  3. C丹銅
  4. D青銅
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正解:D青銅

銅にスズを加えた合金は青銅(ブロンズ)と呼ばれ、黄銅よりも耐食性や耐摩耗性に優れています。

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286アルミニウムの一般的な性質として正しいものはどれか。

  1. A比重は鉄の約3分の1と非常に軽い金属である
  2. Bアルカリ性の水溶液には強い耐食性を示すが酸には溶けやすい
  3. C電気や熱の伝導性が鉄よりも劣っている
  4. D空気中では表面から徐々に黒色に変色し内部まで腐食が進行する
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正解:A比重は鉄の約3分の1と非常に軽い金属である

アルミニウムの比重は約2.7であり鉄の約3分の1と非常に軽い金属(軽金属)です。

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287アルミニウムの空気中における変化として正しいものはどれか。

  1. A空気中の水分と反応して赤褐色の脆いさびを生じる
  2. B常温の空気中では全く反応せず金属光沢を長期間保つ
  3. C空気中の酸素と結合して表面に緻密な酸化被膜を形成する
  4. D空気中の窒素と反応して青緑色の被膜を形成する
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正解:C空気中の酸素と結合して表面に緻密な酸化被膜を形成する

アルミニウムは空気中で酸素と反応し表面に緻密な酸化被膜を形成するため、内部の腐食を防ぎます。

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288ジュラルミンを構成する主な金属成分の組み合わせとして正しいものはどれか。

  1. Aアルミニウムに亜鉛とスズと鉛を加えた合金
  2. Bアルミニウムに銅とマグネシウムとマンガンを加えた合金
  3. Cアルミニウムに鉄とニッケルとクロムを加えた合金
  4. Dアルミニウムにチタンとバナジウムとモリブデンを加えた合金
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正解:Bアルミニウムに銅とマグネシウムとマンガンを加えた合金

ジュラルミンはアルミニウムに銅やマグネシウムやマンガンなどを加えた合金で軽量かつ高強度です。

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289マグネシウムの性質として正しいものはどれか。

  1. A実用金属材料の中で最も軽く振動吸収性や切削加工性に優れている
  2. B鉄よりも融点が高く超高温での使用に耐えられる
  3. C空気中では絶対に燃焼しないため極めて安全な材料である
  4. D酸には強いがアルカリ性の水溶液には激しく反応して溶ける
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正解:A実用金属材料の中で最も軽く振動吸収性や切削加工性に優れている

マグネシウムは比重が1.7で実用金属中で最も軽く、振動吸収性や切削加工性に優れていますが燃焼しやすい欠点があります。

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290ダイカスト鋳造法の説明として最も適切なものはどれか。

  1. A溶かした金属を精密な金型に高圧で注入し短時間で大量生産する方法
  2. B金属の粉末を高温で焼き固めて複雑な部品を製造する方法
  3. C金属の塊を叩いて所定の形状に成形する伝統的な加工法
  4. D砂で作った鋳型に溶融金属を重力のみでゆっくり流し込む方法
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正解:A溶かした金属を精密な金型に高圧で注入し短時間で大量生産する方法

ダイカストは溶融した金属を精密な金型内に高圧で注入し、短時間で精度の高い製品を大量生産する鋳造法です。

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291低融点合金が主に利用される消防用設備等の部品はどれか。

  1. A消火ポンプのインペラ
  2. B連結送水管の送水口
  3. Cスプリンクラーヘッドの感熱部
  4. D避難はしごの固定具
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正解:Cスプリンクラーヘッドの感熱部

ビスマスや鉛やスズなどを組み合わせた低融点合金は低い温度で溶けるためスプリンクラーの感熱部などに用いられます。

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292チタンの性質に関する記述として正しいものはどれか。

  1. A鉄よりも重く極めて加工しやすい
  2. B熱伝導性が高く耐熱性が低い
  3. C鋼より軽くアルミニウムより重いが耐食性に極めて優れる
  4. D空気中の酸素と激しく反応しすぐに発火する
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正解:C鋼より軽くアルミニウムより重いが耐食性に極めて優れる

チタンは比重が鋼とアルミニウムの中間程度で、強度が極めて高く耐食性・耐熱性に優れています。

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293物理学における「仕事」の定義として正しいものはどれか。

  1. A物体に加えた力とその力の方向に物体が移動した距離の積
  2. B物体の質量とその物体が移動した速度の積
  3. C物体に加えた力とその力が作用した時間の積
  4. D物体の質量と重力加速度の積
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正解:A物体に加えた力とその力の方向に物体が移動した距離の積

仕事は物体に加えた力とその力の方向に移動した距離の積で表されます(W = F × L)。

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294仕事の単位である「ジュール(J)」と同じ意味を持つ単位の組み合わせはどれか。

  1. AN/m
  2. Bkg・m/s
  3. CW/s
  4. DN・m
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正解:DN・m

仕事は力(N)と距離(m)の積であるため、1ジュールは1ニュートンメートル(N・m)と同じ大きさを表します。

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295単位時間あたりに行う仕事の割合を表す「仕事率(動力)」の単位はどれか。

  1. Aジュール
  2. Bパスカル
  3. Cワット
  4. Dニュートン
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正解:Cワット

1秒間に行う仕事の量を仕事率といい、単位にはワット(W)またはジュール毎秒(J/s)が用いられます。

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296高い位置にある物体が持っているエネルギーを求める公式はどれか(質量m、重力加速度g、高さhとする)。

  1. AE = 1/2 × mv^2
  2. BE = m / v^2
  3. CE = mgh
  4. DE = F × L
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正解:CE = mgh

ある高さにある物体が重力によって落下する際に仕事をする能力を位置エネルギーといい、E = mgh で表されます。

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297運動している物体が持っているエネルギーを求める公式はどれか(質量m、速度vとする)。

  1. AE = mgh
  2. BE = 1/2 × mv^2
  3. CE = 1/2 × mh^2
  4. DE = mv
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正解:BE = 1/2 × mv^2

質量mの物体が速度vで運動しているときの運動エネルギーは速度の2乗に比例し、E = 1/2 × mv^2 で表されます。

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298摩擦や空気抵抗がない場合、物体の位置エネルギーと運動エネルギーの和が常に一定に保たれる法則を何というか。

  1. A慣性の法則
  2. Bエネルギー保存の法則
  3. C作用・反作用の法則
  4. D力学的エネルギー保存の法則
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正解:D力学的エネルギー保存の法則

抵抗力が働かない場合に物体の位置エネルギーと運動エネルギーの和が常に一定であることを力学的エネルギー保存の法則といいます。

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299質量10kgの物体を水平な床に沿って一定の速度で5m移動させた。このとき物体を引く力が常に20Nであった場合、この力がした仕事は何Jか。

  1. A10 J
  2. B50 J
  3. C100 J
  4. D200 J
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正解:C100 J

仕事は力×移動距離なので、20N × 5m = 100J となります。質量は仕事の計算には直接使いません。

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300ある機械が400Jの仕事を10秒間で行った。この機械の仕事率は何Wか。

  1. A4 W
  2. B40 W
  3. C400 W
  4. D4000 W
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正解:B40 W

仕事率は仕事÷時間で求められるため、400J ÷ 10s = 40W となります。

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301質量2kgの物体が高さ5mの場所にあるとき、この物体が持つ重力による位置エネルギーは約何Jか(重力加速度を9.8m/s2とする)。

  1. A10 J
  2. B49 J
  3. C98 J
  4. D196 J
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正解:C98 J

位置エネルギー E = mgh = 2kg × 9.8m/s2 × 5m = 98J となります。

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302質量と重力の関係について、質量1kgの物体に働く重力の大きさは約何Nか。

  1. A1 N
  2. B9.8 N
  3. C100 N
  4. D980 N
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正解:B9.8 N

質量1kgの物体にはたらく重力(力)は、重力加速度9.8m/s2をかけて約9.8Nとなります。

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303摩擦力の働く向きについて正しい記述はどれか。

  1. A常に重力と同じ下向きに働く
  2. B物体が運動しようとする方向と同じ向きに働く
  3. C物体が運動しようとする方向と逆向きに働く
  4. D接触面に対して常に垂直な方向に働く
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正解:C物体が運動しようとする方向と逆向きに働く

摩擦力は接触する面において、物体が運動する方向または運動しようとする方向と逆向きに働きます。

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304最大静止摩擦力(F)と垂直抗力(N)の関係を表す公式として正しいものはどれか(静止摩擦係数をμとする)。

  1. AF = N / μ
  2. BF = μ + N
  3. CF = μ × N
  4. DF = μ^2 × N
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正解:CF = μ × N

最大静止摩擦力は垂直抗力に比例し、F = μN(静止摩擦係数×垂直抗力)で表されます。

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305同一の接触面における静止摩擦係数と動摩擦係数の大小関係として正しいものはどれか。

  1. A常に静止摩擦係数の方が動摩擦係数より大きい
  2. B常に動摩擦係数の方が静止摩擦係数より大きい
  3. C物体の速度によってどちらが大きくなるか変わる
  4. D両者は常に等しい値をとる
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正解:A常に静止摩擦係数の方が動摩擦係数より大きい

一般に物体を動き出させるのに必要な力の方が、動いている物体を引き続ける力よりも大きいため、静止摩擦係数>動摩擦係数となります。

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306摩擦力の大きさと接触面積の関係について正しい記述はどれか。

  1. A接触面積が広いほど摩擦力は比例して大きくなる
  2. B接触面積が狭いほど摩擦力は反比例して大きくなる
  3. C摩擦力は接触面積の広さには関係しない
  4. D接触面積が極端に狭い場合のみ摩擦力がゼロになる
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正解:C摩擦力は接触面積の広さには関係しない

摩擦力は接触面の状態と垂直抗力によって決まり、見かけの接触面積の大小には関係しません。

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307摩擦係数(μ)の単位として正しいものはどれか。

  1. AN (ニュートン)
  2. BJ (ジュール)
  3. CPa (パスカル)
  4. D単位はない(無次元)
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正解:D単位はない(無次元)

摩擦係数は力と力の比(摩擦力÷垂直抗力)であるため単位を持たない無次元数です。

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308水平な床の上に置かれた質量50kgの物体を動かそうとした。静止摩擦係数が0.4の場合、物体が動き出す直前の最大静止摩擦力は約何Nか(重力加速度を9.8m/s2とする)。

  1. A20 N
  2. B98 N
  3. C196 N
  4. D490 N
正解と解説を見る

正解:C196 N

垂直抗力N = 50kg×9.8 = 490N。最大静止摩擦力F = μN = 0.4 × 490N = 196N となります。

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309斜面上に置かれた物体が滑り落ちようとするとき、摩擦力の大きさに直接影響を与える力はどれか。

  1. A斜面に平行な成分の重力
  2. B斜面に垂直な成分の重力(垂直抗力)
  3. C空気抵抗力
  4. D物体の浮力
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正解:B斜面に垂直な成分の重力(垂直抗力)

摩擦力は接触面を垂直に押し付ける力である垂直抗力に比例するため、斜面に垂直な成分の重力が直接影響します。

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310機械の可動部において摩擦を減らすための一般的な方法として誤っているものはどれか。

  1. A潤滑油やグリースを給油する
  2. B接触面をできるだけ粗く加工する
  3. C滑り摩擦を転がり摩擦に置き換える軸受を使用する
  4. D接触圧力を下げる設計にする
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正解:B接触面をできるだけ粗く加工する

摩擦を減らすためには接触面を平滑(滑らか)にする必要があり、粗く加工すると摩擦は増大します。

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311メートルねじの呼びを表す際に、ねじの直径の前に付ける記号はどれか。

  1. AM
  2. BW
  3. CG
  4. DR
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正解:AM

メートルねじの呼びはアルファベットの「M」の後にねじの直径(mm)を付けて表します(例:M10)。

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312ねじの「ピッチ」の定義として正しいものはどれか。

  1. Aねじを1回転させたときに軸方向に進む距離
  2. B隣り合うねじ山の頂点から頂点までの軸方向の距離
  3. Cねじの山の頂点を通る仮想の円柱の直径
  4. Dねじ山の角度の半分の角度
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正解:B隣り合うねじ山の頂点から頂点までの軸方向の距離

ピッチとは隣り合うねじ山(または谷)同士の軸方向の距離を指します。

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313ねじの「リード」の定義として正しいものはどれか。

  1. Aねじ山の頂点と谷底の高さの差
  2. B隣り合うねじ山の頂点から頂点までの距離
  3. Cねじを1回転させたときに軸方向に進む距離
  4. Dねじの谷底を通る仮想の円柱の直径
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正解:Cねじを1回転させたときに軸方向に進む距離

リードとはねじを1回転させたときに、ねじが軸方向に進む距離を指します。

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314一条ねじにおけるリード(l)とピッチ(p)の関係として正しいものはどれか。

  1. Al = p
  2. Bl = 2p
  3. Cl = p / 2
  4. Dl = p^2
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正解:Al = p

一条ねじの場合はねじを1回転させるとピッチ1つ分進むため、リードとピッチは等しくなります。

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315ねじの寸法を表す「有効径」の説明として正しいものはどれか。

  1. Aねじの山の頂点を通る仮想の円柱の直径
  2. Bねじの谷底を通る仮想の円柱の直径
  3. Cねじ山とねじ溝の幅が等しくなるような仮想の円柱の直径
  4. Dボルトとナットが完全に密着した際の接触面積
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正解:Cねじ山とねじ溝の幅が等しくなるような仮想の円柱の直径

有効径は山の幅と溝の幅がちょうど等しくなる部分を通る仮想の円筒の直径であり、ねじの強度計算などに用いられます。

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316鋳鉄のような脆性材料を設計する際、一般的に材料の基準強さとして用いられる値はどれか。

  1. A比例限度
  2. B弾性限度
  3. C降伏点
  4. D破壊強さ
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正解:D破壊強さ

脆性材料は明確な降伏点を持たないため、一般に破壊強さを基準強さとして用います。

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317機械の組み立てで用いられる「押さえボルト(タップボルト)」の一般的な使用方法として正しいものはどれか。

  1. A部品の貫通穴に通し反対側からナットで締め付ける
  2. B一端を部品に深く植え込み他端をナットで締め付ける
  3. C一方の部品の貫通穴を通し、もう一方の部品のねじ穴(めねじ)に直接ねじ込む
  4. D頭部のリングにワイヤーを掛けて重量物を移動させる
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正解:C一方の部品の貫通穴を通し、もう一方の部品のねじ穴(めねじ)に直接ねじ込む

押さえボルトは一方の部品に貫通穴をあけ、もう一方の部品に作られためねじに直接ねじ込んで固定します。ナットは使いません。

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318「植込みボルト(スタッドボルト)」の特徴として正しいものはどれか。

  1. A頭部が六角形をしておりスパナで締め付けるためのボルト
  2. B両端にねじが切られており一端を本体に植え込み他端をナットで締めるボルト
  3. C頭部に穴があいておりワイヤーを通して緩み止めを行うボルト
  4. D頭部がリング状になっており吊り上げ専用として用いるボルト
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正解:B両端にねじが切られており一端を本体に植え込み他端をナットで締めるボルト

植込みボルトは頭部がなく両端にねじが切られており、一端を機械本体に植え込み、もう一端で部品をナットで固定します。

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319「アイボルト」の主な使用目的として正しいものはどれか。

  1. A狭い場所での部品の仮止め
  2. B高圧配管のフランジの強固な接合
  3. Cモーターや機械などの重量物を吊り上げるためのフック掛け
  4. D異なる直径のねじ穴同士の変換接続
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正解:Cモーターや機械などの重量物を吊り上げるためのフック掛け

アイボルトは頭部がリング状(目玉状)になっており、そこにワイヤーやフックを掛けて重量物を吊り上げるために使用します。

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320機械の振動などによるねじの緩みを防ぐための方法として誤っているものはどれか。

  1. A座金(ワッシャー)を入れる
  2. Bダブルナット(二重ナット)で締め付ける
  3. C割りピンを挿入する
  4. Dピッチの非常に粗い多条ねじを使用する
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正解:Dピッチの非常に粗い多条ねじを使用する

ピッチが粗いねじや多条ねじはリード角が大きいため緩みやすくなります。緩み止めには座金や割りピンやダブルナットを用います。

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321機械要素である「軸受(ベアリング)」の主な役割はどれか。

  1. A回転運動を直線運動に変換する
  2. B複数の軸同士を強固に結合して動力を伝達する
  3. C回転する軸を支え摩擦抵抗を減らして滑らかに回転させる
  4. D流体の圧力を利用して動力を増幅する
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正解:C回転する軸を支え摩擦抵抗を減らして滑らかに回転させる

軸受は回転する軸を正確な位置で支え、摩擦をできるだけ小さくして滑らかな回転運動を維持する機械要素です。

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322軸に対して直角な方向(軸の半径方向)に働く荷重を何と呼ぶか。

  1. Aスラスト荷重
  2. Bラジアル荷重
  3. Cねじり荷重
  4. D座屈荷重
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正解:Bラジアル荷重

軸の長さ方向に対して直角(半径方向)に作用する荷重をラジアル荷重と呼びます。

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323軸の長さ方向(軸に平行な方向)に働く荷重を何と呼ぶか。

  1. Aラジアル荷重
  2. Bスラスト荷重
  3. C曲げ荷重
  4. Dせん断荷重
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正解:Bスラスト荷重

軸の長さ方向(平行方向)に作用する荷重、すなわち軸を押し込む・引き抜く方向に働く荷重をスラスト荷重と呼びます。

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324滑り軸受(ジャーナル軸受)の特徴として転がり軸受と比較して正しい記述はどれか。

  1. A起動時の摩擦抵抗が非常に小さい
  2. B高速回転時に騒音や振動が大きくなりやすい
  3. C衝撃荷重に強く構造が簡単である
  4. D潤滑油が全く不要である
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正解:C衝撃荷重に強く構造が簡単である

滑り軸受は面で接触するため衝撃荷重に強く構造も簡単ですが、起動摩擦が大きく潤滑油の管理が重要になります。

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325転がり軸受の特徴として滑り軸受と比較して正しい記述はどれか。

  1. A起動時の摩擦抵抗が小さく高速回転に適している
  2. B構造が単純で自作が容易である
  3. C衝撃荷重に対する耐性が極めて高い
  4. D接触面積が広いため重荷重を支えるのに最適である
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正解:A起動時の摩擦抵抗が小さく高速回転に適している

転がり軸受は玉やころが転がるため起動時の摩擦抵抗が非常に小さく、規格化されており交換も容易です。

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326滑り軸受と転がり軸受の比較において、一般的に「高速回転」で「起動摩擦が小さい」のはどちらか。

  1. A常に滑り軸受
  2. B常に転がり軸受
  3. Cスラスト荷重がかかる場合のみ滑り軸受
  4. D潤滑油の有無に関わらず両者同じ
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正解:B常に転がり軸受

転がり摩擦は滑り摩擦に比べて極めて小さいため、転がり軸受の方が起動摩擦が小さく高速回転に向いています。

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327「深溝玉軸受」の一般的な特徴として正しいものはどれか。

  1. Aスラスト荷重のみを受けることができる
  2. Bラジアル荷重のみを受けることができる
  3. Cラジアル荷重とある程度のスラスト荷重の両方を受けることができる
  4. D回転運動を直線運動に変換することができる
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正解:Cラジアル荷重とある程度のスラスト荷重の両方を受けることができる

深溝玉軸受は最も一般的な転がり軸受で、ラジアル荷重だけでなく両方向のある程度のスラスト荷重も受けることができます。

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328「円筒ころ軸受」の特徴として玉軸受と比較して正しい記述はどれか。

  1. A玉軸受よりも大きなラジアル荷重を受けることができる
  2. B玉軸受よりも大きなスラスト荷重を受けることができる
  3. C玉軸受よりも高速回転に極めて適している
  4. D点接触であるため摩擦抵抗が玉軸受より小さい
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正解:A玉軸受よりも大きなラジアル荷重を受けることができる

円筒ころ軸受は線接触となるため点接触の玉軸受よりも接触部が広く、より大きなラジアル荷重に耐えることができます。

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329「スラスト玉軸受」の使用目的として正しいものはどれか。

  1. A大きなラジアル荷重を支えるため
  2. B軸に平行な方向のスラスト荷重を支えるため
  3. C軸のたわみを自動的に調整するため
  4. D高速で往復する直線運動を支えるため
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正解:B軸に平行な方向のスラスト荷重を支えるため

スラスト玉軸受は玉を挟み込むような構造をしており、軸方向(スラスト方向)の荷重のみを支えるために使用されます。

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330ボイルの法則に関する説明として正しいものはどれか。

  1. A圧力が一定のとき気体の体積は絶対温度に比例する
  2. B温度が一定のとき一定量の気体の体積は圧力に反比例する
  3. C体積が一定のとき気体の圧力は絶対温度に反比例する
  4. D気体の体積は圧力と絶対温度の積に比例する
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正解:B温度が一定のとき一定量の気体の体積は圧力に反比例する

ボイルの法則は、温度が一定であれば気体の体積は圧力に反比例して変化するという法則です。

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331シャルルの法則に関する説明として正しいものはどれか。

  1. A温度が一定のとき気体の体積は圧力に反比例する
  2. B体積が一定のとき気体の圧力は絶対温度に反比例する
  3. C圧力が一定のとき一定量の気体の体積は絶対温度に比例する
  4. D気体の圧力は体積と絶対温度の積に比例する
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正解:C圧力が一定のとき一定量の気体の体積は絶対温度に比例する

シャルルの法則は、圧力が一定であれば気体の体積は絶対温度に比例して変化するという法則です。

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332ボイル・シャルルの法則を表す関係式として正しいものはどれか(圧力をP、体積をV、絶対温度をTとする)。

  1. AP × V × T = 一定
  2. B(P × T) / V = 一定
  3. C(P × V) / T = 一定
  4. D(V × T) / P = 一定
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正解:C(P × V) / T = 一定

ボイルの法則とシャルルの法則をまとめたボイル・シャルルの法則は (P × V) / T = 一定 で表されます。

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333セルシウス温度(℃)を絶対温度(K)に変換する式として正しいものはどれか。

  1. AT(K) = t(℃) + 100
  2. BT(K) = t(℃) + 273
  3. CT(K) = t(℃) × 273
  4. DT(K) = t(℃) - 273
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正解:BT(K) = t(℃) + 273

絶対温度(K)はセルシウス温度(℃)に273を足した数値になります(正確には273.15ですが実用上は273)。

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334標準大気圧(1気圧)を示す水銀柱の高さは何mmHgか。

  1. A100 mmHg
  2. B760 mmHg
  3. C1013 mmHg
  4. D10000 mmHg
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正解:B760 mmHg

1気圧(1atm)は水銀柱を76cm(760mm)押し上げる圧力に等しく、760mmHgと表されます。

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335標準大気圧(1気圧)をSI単位系のパスカル(Pa)で表した値として最も近いものはどれか。

  1. A約 100 Pa
  2. B約 1,000 Pa
  3. C約 10,000 Pa
  4. D約 101,300 Pa
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正解:D約 101,300 Pa

1気圧(1atm)は約1013hPaであり、パスカルに換算すると約101,325Paとなります。

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336温度が一定のまま、ある気体の圧力を2倍に圧縮した。このとき気体の体積はどうなるか。

  1. A2倍になる
  2. B変化しない
  3. C2分の1になる
  4. D4分の1になる
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正解:C2分の1になる

ボイルの法則により温度一定で圧力を2倍にすると、体積は圧力に反比例するため2分の1になります。

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337圧力が一定のまま、ある気体の絶対温度を2倍に加熱した。このとき気体の体積はどうなるか。

  1. A2分の1になる
  2. B変化しない
  3. C2倍になる
  4. D4倍になる
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正解:A2分の1になる

シャルルの法則により圧力一定で絶対温度を2倍にすると、体積は絶対温度に比例するため2倍になります。

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338ある気体を27℃から54℃に加熱した。圧力が一定である場合、体積は正確に2倍になるか。

  1. Aセルシウス温度が2倍になったので体積も正確に2倍になる
  2. B絶対温度は300Kから327Kへの変化なので2倍にはならない
  3. C圧力が一定であれば温度変化に関わらず体積は不変である
  4. D体積は2分の1に減少する
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正解:B絶対温度は300Kから327Kへの変化なので2倍にはならない

体積は「絶対温度」に比例するため、セルシウス温度が27℃(300K)から54℃(327K)になっても絶対温度は2倍ではなく体積も2倍にはなりません。

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339密閉された頑丈な金属容器内に気体が入っている。この容器を加熱して絶対温度を2倍にしたとき、容器内の圧力はどうなるか。

  1. A変化しない
  2. B2分の1になる
  3. C2倍になる
  4. D4倍になる
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正解:C2倍になる

密閉容器で体積が一定の場合、ボイル・シャルルの法則(PV/T=一定)より、絶対温度Tが2倍になれば圧力Pも2倍になります。

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340鋳鉄の炭素量と性質の関係について、ひっかけとして誤っている記述はどれか。

  1. A炭素量が多いほど振動を吸収しにくくなる
  2. B炭素量が多いほど融点が低く鋳造しやすい
  3. C炭素量が多いほど引張強さは弱くなる
  4. D炭素量が多いほど脆くなる
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正解:A炭素量が多いほど振動を吸収しにくくなる

鋳鉄は炭素量が多く組織内に黒鉛を含むため、鋼に比べて振動を吸収しやすい(減衰能が高い)のが正しい特徴です。

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341ステンレス鋼が錆びにくい理由として正しい成分構成はどれか。

  1. A鉄に亜鉛を18%・スズを8%含有している
  2. B鉄にクロムを18%・ニッケルを8%含有している
  3. C鉄にアルミニウムを18%・銅を8%含有している
  4. D鉄に炭素を18%・タングステンを8%含有している
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正解:B鉄にクロムを18%・ニッケルを8%含有している

代表的な18-8ステンレス鋼は、鉄にクロム約18%とニッケル約8%を含有させることで高い耐食性を持たせています。

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