消防設備士乙種5類 ④ 機械の基礎(力学・運動・圧力)

消防設備士の基礎科目として、物理の基本概念を学ぶ分野です。力・速度・加速度・運動の法則、圧力(パスカル・ベルヌーイの定理)、仕事とエネルギー、てこの原理などが扱われます。避難器具の動作原理(重力・摩擦・遠心力など)を理解する土台になります。中学〜高校物理の復習レベルですが、計算問題が出題されるため公式の暗記と適用が必須です。

この分野の問題60問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

クイズモードで挑戦 →

203運動の第2法則(運動の法則)に関する記述として正しいものはどれか。

  1. A力は質量に比例し加速度に反比例する
  2. B加速度は力に比例し質量に反比例する
  3. C質量は力と加速度の積に比例する
  4. D加速度は質量に比例し力に反比例する
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正解:B加速度は力に比例し質量に反比例する

運動の第2法則では加速度は加えた力に比例し質量に反比例します(F=ma)。

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204運動の第3法則(作用・反作用の法則)における「作用」と「反作用」の関係について正しいものはどれか。

  1. A同一物体に対して2つの力が働く関係である
  2. B異なる2つの物体間に働き大きさが等しく逆向きである
  3. C作用する力の方が常に反作用の力より大きくなる
  4. D2つの力は互いに垂直な方向に働く
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正解:B異なる2つの物体間に働き大きさが等しく逆向きである

作用と反作用は異なる2つの物体間に働き同一作用線上で大きさが等しく逆向きの力です。

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205力を完全に表すために必要な「力の三要素」に含まれないものは次のうちどれか。

  1. A力の大きさ
  2. B力の向き
  3. C力の持続時間
  4. D力の作用点
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正解:C力の持続時間

力の三要素は力の大きさ・力の向き・力の作用点です。持続時間は含まれません。

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206「力のつり合い」の条件として誤っている記述はどれか。

  1. A力の作用線が一直線上にあること
  2. B力の作用点が2つの異なる物体に分かれていること
  3. C力の大きさが等しいこと
  4. D力の向きが互いに逆であること
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正解:B力の作用点が2つの異なる物体に分かれていること

力のつり合いは「同一の物体」に働く複数の力が打ち消し合う状態を指します。異なる物体に働く場合は作用・反作用です。

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207定滑車に関する記述として正しいものはどれか。

  1. A引く力を半減させることができる
  2. B荷物を引く距離を半分にすることができる
  3. C小さな力で重いものを持ち上げるための必須の道具である
  4. D力の大きさは変えず力の向きだけを変える
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正解:D力の大きさは変えず力の向きだけを変える

定滑車はロープを引く力の大きさを変えることはできず力の向きのみを変える役割を持ちます。

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208動滑車の原理を利用した記述として正しいものはどれか。

  1. A引く力は2倍になるが引く距離は半分で済む
  2. B引く力は半分になるがロープを引く距離は2倍になる
  3. C引く力も引く距離も半分になる
  4. D引く力は変わらないが重力の向きを反転できる
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正解:B引く力は半分になるがロープを引く距離は2倍になる

動滑車を使うと持ち上げる力は半分で済みますがロープを引く距離は2倍必要になります。

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2091つの定滑車と1つの動滑車を組み合わせて質量100kgの荷物を持ち上げる場合、ロープを引く力は理論上およそ何N必要か(重力加速度は9.8m/s2とし摩擦等は無視する)。

  1. A245N
  2. B490N
  3. C980N
  4. D1960N
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正解:B490N

動滑車1つで力は半分になります。荷物の重力は100×9.8=980Nなので引く力はその半分の490Nです。

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210質量5.0kgの物体に力を加えて2.0m/s2の加速度を生じさせた。このとき加えた力は何Nか。

  1. A2.5N
  2. B7.0N
  3. C10.0N
  4. D12.5N
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正解:C10.0N

運動方程式F=maよりF=5.0kg×2.0m/s2=10.0Nとなります。

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211等加速度運動において移動距離Sを求める公式として正しいものはどれか(初速度v0、加速度a、時間tとする)。

  1. AS = v0 + at
  2. BS = v0t + at2
  3. CS = v0t + (1/2)at2
  4. DS = (1/2)v0t + at2
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正解:CS = v0t + (1/2)at2

等加速度運動の移動距離は S = v0t + (1/2)at2 で求められます。

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212直線上を静止状態から加速度3m/s2で動き出した物体が4秒間に移動する距離は何mか。

  1. A12m
  2. B24m
  3. C36m
  4. D48m
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正解:B24m

公式 S = v0t + (1/2)at2 に v0=0とa=3とt=4 を代入すると S = 0 + (1/2)×3×16 = 24m となります。

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213力のモーメントの単位として国際単位系(SI)で正しいものはどれか。

  1. AN/m
  2. BPa
  3. CJ/s
  4. DN・m
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正解:DN・m

力のモーメントは力の大きさと腕の長さの積で表されるため単位はニュートンメートル(N・m)を用います。

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214点Oから60cm離れた点に直角に30Nの力を加えたとき、点Oのまわりの力のモーメントの大きさはいくらか。

  1. A18 N・m
  2. B180 N・m
  3. C1800 N・m
  4. D2.0 N・m
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正解:A18 N・m

距離はメートルに直して計算します。M = F×L = 30N × 0.60m = 18N・m です。

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215「偶力」に関する説明として正しいものはどれか。

  1. A同一の作用線上にある大きさが等しく逆向きの2つの力
  2. B互いに平行で逆向きに働く大きさが等しい一対の力
  3. C物体を平行移動させる働きのみを持つ一対の力
  4. D作用点が完全に一致している2つの力
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正解:B互いに平行で逆向きに働く大きさが等しい一対の力

偶力とは互いに平行で逆向きに働く大きさが等しい一対の力であり物体を回転させる働きを持ちます。

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216長さLの単純ばりの中央(L/2の位置)に集中荷重Wが作用している。このとき左右の支点AとBに生じる反力RAとRBの大きさはどうなるか。

  1. ARA = W、RB = 0
  2. BRA = 0、RB = W
  3. CRA = W/4、RB = 3W/4
  4. DRA = W/2、RB = W/2
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正解:DRA = W/2、RB = W/2

荷重が中央に作用しているため左右の支点には等しく半分の荷重が分散されRAとRBはともにW/2となります。

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217はりの支点の種類のうち、垂直方向および水平方向の移動は制限されるが自由な回転はできる構造のものを何というか。

  1. A可動支点
  2. Bピン支点
  3. C固定端
  4. D自由端
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正解:Bピン支点

垂直方向および水平方向の移動は拘束されるが、回転は自由にできる支点をピン支点といいます。

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218はりの種類のうち「片持ばり」の説明として正しいものはどれか。

  1. A両端が固定支点と可動支点で支持されているはり
  2. B両端が完全に固定されているはり
  3. C一端のみが固定され他端を自由にしたはり
  4. D3点以上の支点で支持されているはり
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正解:C一端のみが固定され他端を自由にしたはり

片持ばりは一端のみを壁などに固定し他端を自由に空中に突き出した構造のはりです。

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219はりに作用する荷重のうち、はりのある区間に一様に等しく加わる荷重を何というか。

  1. A集中荷重
  2. B等変分布荷重
  3. C動荷重
  4. D等分布荷重
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正解:D等分布荷重

はりの長さに沿って一定の割合で一様に加わる荷重を等分布荷重といいます。

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220長さLの片持ばりの自由端に集中荷重Wが作用している。固定端における曲げモーメントの最大値はどれか。

  1. AW×L
  2. BW×L/2
  3. CW×L/4
  4. DW×L/8
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正解:AW×L

片持ばりの自由端に集中荷重が作用する場合、固定端での曲げモーメントが最大となりその値はW×Lです。

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221単純ばりの中央に集中荷重が作用しているとき、このはりの曲げモーメント図(BMD)の形状はどのようになるか。

  1. A全体にわたり一定の高さの長方形
  2. B放物線状の曲線
  3. Cサインカーブのような波形
  4. D荷重位置を頂点とする三角形
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正解:D荷重位置を頂点とする三角形

単純ばりの中央に集中荷重が作用する場合の曲げモーメント図は中央が最大となる三角形の形になります。

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222単純ばりに等分布荷重が作用しているとき、このはりの曲げモーメント図(BMD)の形状はどのようになるか。

  1. A長方形
  2. B三角形
  3. C放物線
  4. D台形
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正解:C放物線

等分布荷重を受ける単純ばりの曲げモーメント図は中央で最大となる放物線(二次曲線)を描きます。

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223はりの任意の断面に仮想的に切断を入れたとき、断面の「左側部分を押し上げる」ように働くせん断力の符号は法令や慣例上どちらに定められているか。

  1. A正(+)
  2. B負(-)
  3. Cゼロ
  4. D荷重の種類により変わる
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正解:A正(+)

せん断力は断面の左側部分を上げる(右側部分を下げる)ように働く場合を正(+)と定めます。

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224部材に外力が作用したとき、これに抵抗して部材内部に生じる単位面積当たりの力を何というか。

  1. Aせん断力
  2. B曲げモーメント
  3. C応力
  4. D弾性力
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正解:C応力

外力に抵抗して部材内部に生じる抵抗力の単位面積当たりの大きさを応力と呼びます。

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225応力(σ)と荷重(W)と断面積(A)の関係を表す公式として正しいものはどれか。

  1. Aσ = W × A
  2. Bσ = W / A
  3. Cσ = A / W
  4. Dσ = (W × A) / 2
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正解:Bσ = W / A

応力は荷重を断面積で割った値(σ = W / A)で定義されます。

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226応力の単位「Pa(パスカル)」と同じ次元を持つ単位は次のうちどれか。

  1. AN・m
  2. Bkg/m3
  3. CJ/s
  4. DN/m2
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正解:DN/m2

パスカル(Pa)は単位面積当たりの力を表すため N/m2 と同じ意味の単位です。

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227断面積が 0.05m2 の部材に 1500N の引張荷重が作用しているとき、部材に生じる引張応力は何Paか。

  1. A75 Pa
  2. B300 Pa
  3. C30000 Pa
  4. D75000 Pa
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正解:C30000 Pa

応力は荷重を断面積で割るため 1500N / 0.05m2 = 30000 Pa となります。

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2281つの定滑車を用いて質量20kgの物体を一定の速度で引き上げるのに必要な最小の力は何Nか(重力加速度9.8m/s2とし滑車やロープの摩擦等は無視する)。

  1. A98 N
  2. B196 N
  3. C392 N
  4. D20 N
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正解:B196 N

定滑車は力の大きさを変えないため物体にかかる重力 20kg × 9.8m/s2 = 196N と同じ力が必要です。

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229部材の軸に垂直な断面に対して平行な方向にずれを生じさせるように働く荷重を何というか。

  1. A引張荷重
  2. B圧縮荷重
  3. Cせん断荷重
  4. D曲げ荷重
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正解:Cせん断荷重

断面に沿ってすべらせる(はさみで切るような)方向に作用する荷重をせん断荷重といいます。

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230「連続ばり」の特徴として正しいものはどれか。

  1. A1つの支点のみで支えられている
  2. B2つの支点で支えられている
  3. C両端が壁などに完全に埋め込まれている
  4. D3点以上の支点で支持されている
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正解:D3点以上の支点で支持されている

3点以上の多数の支点で支持されているはりを連続ばりと呼びます。

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231支点Aと支点Bの距離が6mの単純ばりにおいて、Aから2mの位置に60Nの集中荷重が下向きに働いている。支点Bの反力RBの大きさはいくらか。

  1. A10N
  2. B20N
  3. C40N
  4. D60N
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正解:B20N

点Aのまわりのモーメントのつり合いより、60N×2m = RB×6m となり、RB = 120/6 = 20N です。

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232単純ばりの中央に下向きの集中荷重Wが働いている場合、せん断力図(SFD)の形状はどうなるか。

  1. A左半分が正で右半分が負の長方形
  2. B左半分が負で右半分が正の長方形
  3. C全体が正の大きな三角形
  4. D全体が負の放物線
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正解:A左半分が正で右半分が負の長方形

単純ばりの中央集中荷重の場合、左側の反力により左半分のせん断力は正(+)となり中央で荷重Wにより下がり右半分は負(-)となる長方形の図になります。

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233せん断応力 (τ) を求めるための計算式として正しいものはどれか。ただし荷重をW、断面積をAとする。

  1. Aτ = W / A
  2. Bτ = W × A
  3. Cτ = A / W
  4. Dτ = W^2 / A
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正解:Aτ = W / A

せん断応力は断面に平行に働く荷重を断面積で割った値で表されます。

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234せん断応力とせん断ひずみの関係において、比例定数であるGを何と呼ぶか。

  1. A縦弾性係数
  2. B横弾性係数
  3. Cポアソン比
  4. D体積弾性係数
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正解:B横弾性係数

せん断応力とせん断ひずみの比を表す定数Gは横弾性係数またはせん断弾性係数と呼ばれます。

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235直径dの丸棒がせん断荷重Wを受けて切断されるとき、せん断応力を求める式として正しいものはどれか。

  1. AW / (πd^2 / 4)
  2. BW / (πd)
  3. CW / (πd^2)
  4. DW / (πd^3 / 4)
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正解:AW / (πd^2 / 4)

丸棒の断面積Aはπd^2/4であり、せん断応力はW/Aで計算されるためW/(πd^2/4)となります。

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236板厚tの鋼板に直径dの丸穴をパンチで打ち抜くとき、せん断抵抗を受ける断面積Aを表す式として正しいものはどれか。

  1. AA = πd^2 / 4
  2. BA = πdt
  3. CA = πd^2t
  4. DA = dt
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正解:BA = πdt

打ち抜き時にせん断される面は円柱の側面部分になるため、面積は円周(πd)×板厚(t)で求められます。

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237断面係数Zが表す性質として最も適切なものはどれか。

  1. A材料の引張に対する強さ
  2. B材料の曲げに対する強さ
  3. C材料のねじりに対する強さ
  4. D材料の圧縮に対する強さ
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正解:B材料の曲げに対する強さ

断面係数Zは曲げに対する強さを表す値であり、この数値が大きいほど同じ応力でも大きな曲げモーメントに耐えられます。

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238長方形断面(幅b、高さh)の断面係数Zを求める式として正しいものはどれか。

  1. A(b^2h) / 6
  2. B(bh^2) / 6
  3. C(bh^3) / 12
  4. D(b^2h^2) / 6
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正解:B(bh^2) / 6

幅bと高さhの長方形断面の断面係数Zはbh^2/6で表されます。

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239はりに曲げモーメントMが作用しているとき、生じる最大の曲げ応力σmaxを求める式はどれか。ただし断面係数をZとする。

  1. Aσmax = M × Z
  2. Bσmax = M / Z
  3. Cσmax = Z / M
  4. Dσmax = M + Z
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正解:Bσmax = M / Z

はりに生じる最大の曲げ応力は、曲げモーメントMを断面係数Zで割った値(M/Z)で求められます。

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240はりに曲げモーメントが作用して曲がったとき、内部において引張応力も圧縮応力も生じない面を何と呼ぶか。

  1. A基準面
  2. B応力面
  3. C中立面
  4. D比例面
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正解:C中立面

曲げを受けたはりの中で引張も圧縮も受けず応力がゼロになる面を中立面と呼びます。

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241物体に荷重を加えたときに生じる変形量を、元の長さで割った割合を何と呼ぶか。

  1. A応力
  2. Bひずみ
  3. Cヤング率
  4. Dポアソン比
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正解:Bひずみ

単位長さ当たりの変形の割合をひずみ(縦ひずみ)と呼びます。

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242軟鋼の応力とひずみの関係を示す線図において、応力とひずみが完全な比例関係を保つ最大の応力点を何というか。

  1. A降伏点
  2. B弾性限度
  3. C引張強さ
  4. D比例限度
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正解:D比例限度

フックの法則が成り立ち応力とひずみが直線的に比例する最大の点を比例限度といいます。

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243軟鋼の引張試験において、荷重を増やさなくてもひずみが急激に増加し始める点を何というか。

  1. A比例限度
  2. B弾性限度
  3. C降伏点
  4. D破断点
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正解:C降伏点

弾性限度を超えてさらに荷重を増やすと、荷重が一定または減少しても変形が進行する降伏点に達します。

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244軟鋼の応力ひずみ線図において、材料が耐えられる最大の応力(曲線の最高点)を何というか。

  1. A降伏点
  2. B引張強さ
  3. C弾性限度
  4. D破断応力
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正解:B引張強さ

材料が破断するまでに加わる最大の応力(極限強さ)を引張強さと呼びます。

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245比例限度内において、応力はひずみに比例するという法則を何というか。

  1. Aニュートンの法則
  2. Bパスカルの原理
  3. Cフックの法則
  4. Dボイルの法則
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正解:Cフックの法則

応力とひずみが正比例の関係にあることをフックの法則と呼びます。

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246引張応力または圧縮応力と、縦ひずみとの間の比例定数である縦弾性係数を別の名称で何と呼ぶか。

  1. Aヤング率
  2. Bポアソン比
  3. C体積弾性率
  4. D剛性率
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正解:Aヤング率

引張や圧縮に関するフックの法則の比例定数である縦弾性係数はヤング率とも呼ばれます。

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247鋳鉄やコンクリートなどの脆性材料の応力ひずみ線図の特徴として正しいものはどれか。

  1. A降伏点が明確に現れ大きく伸びてから破断する
  2. B降伏点が明確に現れずわずかな変形で破断する
  3. C比例限度を超えると応力が減少に転じる
  4. Dひずみが増加しても応力は一定のまま推移する
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正解:B降伏点が明確に現れずわずかな変形で破断する

鋳鉄などの脆性材料は降伏点がはっきりと現れず、塑性変形がほとんどないまま突然破断します。

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248材料に荷重を加えた後、荷重を取り除いても元に戻らずに残る変形を何というか。

  1. A弾性ひずみ
  2. B熱ひずみ
  3. C永久ひずみ
  4. D弾性変形
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正解:C永久ひずみ

弾性限度を超えて荷重を加え取り除いた後に残る変形を永久ひずみ(塑性ひずみ)と呼びます。

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249建築物などの自重のように、大きさと向きが一定で時間的に変化しない荷重を何というか。

  1. A動荷重
  2. B静荷重
  3. C交番荷重
  4. D衝撃荷重
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正解:B静荷重

静かに作用して大きさと向きが時間的に変化しない荷重を静荷重といいます。

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250ハンマで材料を打つときのように、極めて短い時間に瞬間的に加わる荷重を何というか。

  1. A繰返し荷重
  2. B交番荷重
  3. C静荷重
  4. D衝撃荷重
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正解:D衝撃荷重

極めて短い時間に急激に作用する荷重を衝撃荷重と呼びます。

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251クランクシャフトのように、引張と圧縮の荷重が周期的に交互に繰り返して作用する荷重を何というか。

  1. A繰返し荷重
  2. B交番荷重
  3. C衝撃荷重
  4. D静荷重
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正解:B交番荷重

荷重の大きさと向きが周期的に変化し引張と圧縮が交互に働くものを交番荷重といいます。

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252荷重の大きさと向きは一定周期で変動するが、常に同じ方向(例えば引張のみ)に作用する荷重を何というか。

  1. A衝撃荷重
  2. B交番荷重
  3. C静荷重
  4. D繰返し荷重
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正解:D繰返し荷重

周期的に大きさが変わるが荷重の向きが反転せず一定方向のみに働く荷重を繰返し荷重といいます。

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253実際の機械や構造物を設計する際に、材料が破壊されないよう安全を見込んで設定する許される最大の応力を何というか。

  1. A基準強さ
  2. B破壊応力
  3. C許容応力
  4. D極限強さ
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正解:C許容応力

材料が破壊されない範囲で実際に部材に生じることが許される最大の応力を許容応力といいます。

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254材料の基準強さを許容応力で割った値であり、設計上の余裕度を表す数値を何というか。

  1. Aポアソン比
  2. B安全率
  3. Cひずみ率
  4. D弾性率
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正解:B安全率

安全率=材料の基準強さ÷許容応力 であり、不測の事態に備えて部材を安全に設計するための係数です。

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255軟鋼のような延性材料を設計する際、一般的に材料の基準強さとして用いられる値はどれか。

  1. A比例限度
  2. B降伏点
  3. C引張強さ
  4. D破断応力
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正解:B降伏点

軟鋼のような延性材料では著しい変形が始まる降伏点を基準強さとして安全率を計算します。

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256鋳鉄やコンクリートのような脆性材料を設計する際、一般的に材料の基準強さとして用いられる値はどれか。

  1. A比例限度
  2. B弾性限度
  3. C降伏点
  4. D引張強さ
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正解:D引張強さ

脆性材料は明確な降伏点を持たず突然破壊するため極限強さである引張強さを基準強さとします。

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257安全率の設定に関して、荷重の種類による一般的な大小関係として正しい記述はどれか。

  1. A静荷重の安全率は衝撃荷重より大きくする
  2. B繰返し荷重の安全率は静荷重より小さくする
  3. C衝撃荷重の安全率は静荷重や繰返し荷重よりも大きくする
  4. D荷重の種類にかかわらず安全率は常に同じ値にする
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正解:C衝撃荷重の安全率は静荷重や繰返し荷重よりも大きくする

衝撃荷重は材料への負担が予測しにくく破壊のリスクが高いため、静荷重より安全率を大きく設定します。

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258降伏点が340MPaの材料を安全率5で設計する場合、許容応力はいくらになるか。

  1. A34 MPa
  2. B68 MPa
  3. C170 MPa
  4. D1700 MPa
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正解:B68 MPa

許容応力は基準強さを安全率で割って求めるため 340MPa ÷ 5 = 68MPa となります。

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259材料に一定の荷重を長時間加え続けると、時間とともにひずみが増加していく現象を何というか。

  1. Aクリープ
  2. B疲労
  3. C座屈
  4. Dリラクゼーション
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正解:Aクリープ

一定の荷重下で時間が経過するにつれてひずみが増加する現象をクリープと呼びます。

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260金属材料のクリープ現象について正しい記述はどれか。

  1. A低温になるほど発生しやすい
  2. B高温になるほど発生しやすい
  3. C温度に関係なく一定の速度で進行する
  4. D荷重が変動する時にのみ発生する
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正解:B高温になるほど発生しやすい

金属材料のクリープは高温状態で顕著に発生しやすく、温度が高いほど進行が早くなります。

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261ある一定の温度において、長時間荷重を加えてもクリープ破断を生じない最大の応力を何と呼ぶか。

  1. A疲労限度
  2. Bクリープ限度
  3. C比例限度
  4. D弾性限度
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正解:Bクリープ限度

一定温度で長時間荷重を加えても、クリープによる破断を生じない最大の応力をクリープ限度といいます。

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262断面積が200mm^2の材料に引張荷重を加える。この材料の許容応力が60MPaであるとき、安全にかけられる最大荷重は何Nか。

  1. A1200 N
  2. B3000 N
  3. C12000 N
  4. D30000 N
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正解:C12000 N

最大荷重Wは許容応力σ×断面積Aで求められます。W = 60(N/mm^2) × 200(mm^2) = 12000 N となります。

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