ペット栄養管理士 ② 基礎栄養学:ビタミン・ミネラル・エネルギー

ビタミン・ミネラルとエネルギー代謝を学ぶ分野です。脂溶性・水溶性ビタミンの種類と働き、カルシウムやリンなど主要ミネラルのバランス、欠乏症・過剰症が頻出です。あわせてエネルギー要求量の計算や代謝の基礎も問われます。ビタミン・ミネラルは種類が多く混同しやすいため、表で分類し、それぞれの生理作用と過不足の症状を結びつけて覚えるのが効率的な学習法です。

この分野の問題84問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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99正常な生命維持活動に微量摂取する必要がある有機化合物で体内や消化管内で十分に合成されない栄養素の総称はどれか

  1. Aアミノ酸
  2. Bビタミン
  3. Cミネラル
  4. D脂肪酸
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正解:Bビタミン

正常な活動維持に微量摂取する必要があり体内で十分合成できない有機化合物をビタミンと定義しています、

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100ビタミンの分類のうち水に溶けにくく脂肪に溶けやすい性質を持ち体内に蓄積しやすい特徴を有するグループの名称はどれか

  1. A水溶性ビタミン
  2. B脂溶性ビタミン
  3. C必須ビタミン
  4. D植物性ビタミン
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正解:B脂溶性ビタミン

水に溶けにくく脂肪に溶けやすいビタミンは脂溶性ビタミンに分類されます、

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101脂溶性ビタミンのグループに属する4つの成分の正しい組み合わせはどれか

  1. AビタミンB群とビタミンC
  2. BビタミンAとDとEとK
  3. CビタミンAとBとCとD
  4. Dカルシウムとリンとマグネシウム
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正解:BビタミンAとDとEとK

脂溶性ビタミンに該当するのはビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンKの4つです、

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102一般にビタミンAという場合を指す化学名であり食品中では脂肪酸エステルとして存在する物質はどれか

  1. Aチアミン
  2. Bレチノール
  3. Cトコフェロール
  4. Dコバラミン
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正解:Bレチノール

一般にビタミンAという場合はその化学名であるレチノールを指します、

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103植物性飼料中に含まれる動物体内でレチノールに変わりうる前駆物質のプロビタミンAとして正しいものはどれか

  1. Aカロテン
  2. Bカルニチン
  3. Cコレステロール
  4. Dアミラーゼ
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正解:Aカロテン

植物性原料に含まれるビタミンAの前駆物質(プロビタミンA)はカロテンです、

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104イヌなどの多くの動物と異なりカロテンをレチノールに変化させる酵素活性が著しく低いため食事から直接レチノールを摂取しなければならない動物はどれか

  1. Aウマ
  2. Bウシ
  3. Cネコ
  4. Dウサギ
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正解:Cネコ

ネコやミンクではプロビタミンAをレチノールに変化させる活性が著しく低いため食事からの摂取が必要です、

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105ビタミンAが利用される細胞内で変化したレチナールが眼球内でオプシンというタンパク質と結合して形成される物質はどれか

  1. Aキロミクロン
  2. Bロドプシン
  3. Cアルブミン
  4. Dトランスフェリン
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正解:Bロドプシン

レチナールがオプシンと結合するとロドプシンとなり視覚機能に関与します、

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106ビタミンAの欠乏によって引き起こされる特徴的な症状として代表的なものはどれか

  1. A高カルシウム血症
  2. B夜盲症(または眼球乾燥症)
  3. C脂肪肝
  4. D不整脈
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正解:B夜盲症(または眼球乾燥症)

ビタミンA欠乏は夜盲症、眼球乾燥症、皮膚障害などの原因となります、

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107ビタミンAを過剰摂取した際に引き起こされる中毒症状のうちイヌが他の動物と比較してかかりやすいとされている病態はどれか

  1. A低血糖症
  2. B自然骨折などのビタミンA中毒
  3. C急性膵炎
  4. D尿石症
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正解:B自然骨折などのビタミンA中毒

イヌは他の動物と比較してビタミンA中毒にかかりやすく自然骨折などの症状が知られています、

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108ビタミンDの別名として用いられる名称であり植物性のD2と動物性のD3があるものはどれか

  1. Aトコフェロール
  2. Bカルシフェロール
  3. Cコバラミン
  4. Dレチノール
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正解:Bカルシフェロール

ビタミンDはカルシフェロールとも呼ばれます、

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109イヌやネコの皮膚において他の動物と比較して濃度が低いために紫外線によるビタミンD3の合成量が少なく食事からの添加が必須とされる成分はどれか

  1. AプロビタミンD3(7-脱水素コレステロール)
  2. Bカルニチン
  3. Cタウリン
  4. Dグルコース
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正解:AプロビタミンD3(7-脱水素コレステロール)

イヌやネコの皮膚ではプロビタミンD3濃度が低いため紫外線による合成量が少なく食事からの補給が必須です、

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110肝臓で代謝された25-ヒドロキシビタミンDがさらに腎臓において水酸化を受けることによって初めて生成される生体内で作用する形態はどれか

  1. A活性型ビタミンD(1,25-ジヒドロキシビタミンD)
  2. BプロビタミンD
  3. Cレチニルエステル
  4. Dトコフェロールラジカル
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正解:A活性型ビタミンD(1,25-ジヒドロキシビタミンD)

腎臓での水酸化を経て生じる1,25-ジヒドロキシビタミンDを活性型ビタミンDと呼びます、

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111腎臓における活性型ビタミンDの形成を促進させる刺激であり血中カルシウム濃度低下に伴って分泌されるホルモンはどれか

  1. Aインスリン
  2. B副甲状腺ホルモン(PTH)
  3. Cカルシトニン
  4. Dガストリン
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正解:B副甲状腺ホルモン(PTH)

血中カルシウム低下に伴い分泌される副甲状腺ホルモン(PTH)は腎臓での活性型ビタミンD形成を促進します、

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112活性型ビタミンDが遺伝子発現を介して腸管や骨においてその吸収や沈着を促進させる2つの多量ミネラルの組み合わせはどれか

  1. Aナトリウムとカリウム
  2. Bカルシウムとリン
  3. Cマグネシウムと鉄
  4. D銅と亜鉛
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正解:Bカルシウムとリン

活性型ビタミンDは腸管におけるカルシウムとリンの吸収を促進します、

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113成長中の動物においてビタミンDが欠乏することによりカルシウムやリンの吸収が低下し骨の奇形を伴って発症する疾患はどれか

  1. A骨軟化症
  2. Bクル病
  3. C白内障
  4. D脂肪肝
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正解:Bクル病

成長中の動物でのビタミンD欠乏はクル病を発症させ成熟動物では骨軟化症を生じさせます、

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114ビタミンDの過剰摂取により血中の25-ヒドロキシビタミンD濃度が上昇し血管や心臓などの軟組織にカルシウムが異常沈着して陥る病態はどれか

  1. A低カルシウム血症
  2. B高カルシウム血症
  3. C高カリウム血症
  4. D高脂血症
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正解:B高カルシウム血症

ビタミンD過剰は高カルシウム血症や軟組織へのカルシウム異常沈着を引き起こします、

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115生体内で抗酸化作用を有しアルファ、ベータ、ガンマ、デルタのトコフェロール系化合物などが存在する脂溶性ビタミンはどれか

  1. AビタミンA
  2. BビタミンD
  3. CビタミンE
  4. DビタミンK
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正解:CビタミンE

抗酸化作用を有するトコフェロール系化合物などはビタミンEを指します、

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116魚油に多く含まれる多価不飽和脂肪酸を多く摂取した際体内で過酸化脂質が生成されやすくなり多量に消費されるため要求量が増加するビタミンはどれか

  1. AビタミンA
  2. BビタミンD
  3. CビタミンE
  4. DビタミンK
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正解:CビタミンE

多価不飽和脂肪酸は酸化されやすく過酸化を抑制するためにビタミンEが余分に必要となります、

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117イヌにおいてビタミンEが欠乏した際に引き起こされる骨格筋の弱化を伴う特徴的な病態はどれか

  1. Aクル病
  2. B退行性骨格筋萎縮
  3. C脂肪肝
  4. D黄疸
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正解:B退行性骨格筋萎縮

イヌのビタミンE欠乏症として脂質の過酸化による退行性骨格筋萎縮などが知られています、

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118血液凝固因子のプロトロンビンなどの合成や活性化に欠かせず植物由来のK1や微生物由来のK2があるビタミンはどれか

  1. AビタミンA
  2. BビタミンD
  3. CビタミンE
  4. DビタミンK
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正解:DビタミンK

血液凝固因子の合成に関連するビタミンはビタミンKです、

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119抗生物質の長期服用などによって体内でのビタミンKの要求量が増加する直接的な理由として正しいものはどれか

  1. A胃酸の分泌が阻害されて胃内のpHが変動するため
  2. B消化管内微生物によるビタミンK合成が抑制されるため
  3. C尿中へのビタミンKの排泄効率が急激に上昇するため
  4. D肝臓での脂溶性ビタミンの貯蔵量が一時的に増えるため
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正解:B消化管内微生物によるビタミンK合成が抑制されるため

セフェム系などの抗生物質は消化管でのビタミンK合成を抑制するため要求量を増加させます、

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120ビタミンB群やビタミンCのように水に溶けやすく体内での蓄積量がわずかであるため日々の飼料によって補給する必要があるビタミンの総称はどれか

  1. A脂溶性ビタミン
  2. B水溶性ビタミン
  3. C必須ミネラル
  4. D揮発性脂肪酸
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正解:B水溶性ビタミン

ビタミンB群やCは水溶性ビタミンに分類され体内蓄積量が少ないため日々の補給が必要です、

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121水溶性ビタミンのうちチアミンとも呼ばれ糖質代謝の解糖系とTCA回路をつなぐチアミンピロリン酸としてエネルギー産生に不可欠なものはどれか

  1. AビタミンB1
  2. BビタミンB2
  3. Cナイアシン
  4. DビタミンB6
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正解:AビタミンB1

チアミン(ビタミンB1)はチアミンピロリン酸として糖質代謝に関与します、

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122ネコにおいてビタミンB1(チアミン)が欠乏した際に初期症状として現れる特徴的な神経症状はどれか

  1. A後肢の完全な麻痺
  2. B視覚の完全な喪失
  3. C頭部の腹部への屈曲
  4. D激しい全身の痙攣
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正解:C頭部の腹部への屈曲

ネコのビタミンB1欠乏症として瞳孔固定や麻痺を伴う頭部の腹部への屈曲などの神経症状が知られています、

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123生魚の臓器などに含まれビタミンB1を分解する性質を持つため、過剰摂取により二次的なチアミン欠乏症を引き起こす酵素はどれか

  1. Aペプシン
  2. Bリパーゼ
  3. Cチアミナーゼ
  4. Dマルターゼ
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正解:Cチアミナーゼ

チアミン分解酵素(チアミナーゼ)を多く含む食品を過剰摂取するとビタミンB1欠乏症を引き起こします、

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124リボフラビンとも呼ばれ脂肪からエネルギーを産生する代謝の際に必要不可欠でありFMNやFADなどの補酵素の前駆物質となる水溶性ビタミンはどれか

  1. AビタミンB1
  2. BビタミンB2
  3. Cナイアシン
  4. D葉酸
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正解:BビタミンB2

リボフラビン(ビタミンB2)はエネルギー代謝(特に脂肪からの産生)に不可欠なビタミンです、

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125ニコチン酸とニコチンアミドの総称であり多くの酸化還元反応の電子受容体としてエネルギー代謝に働く水溶性ビタミンはどれか

  1. AビタミンB1
  2. BビタミンB2
  3. Cナイアシン
  4. DビタミンB12
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正解:Cナイアシン

ナイアシンはNADやNADPとなり多くの酸化還元反応に関与します、

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126ネコにおいてナイアシン合成酵素系を有しているにもかかわらず他の動物に比べて食事からのナイアシン要求量が高くなる代謝上の理由はどれか

  1. Aトリプトファンを食事から全く摂取できないため
  2. B中間代謝産物の分解速度が非常に速いため
  3. C尿中へのナイアシン排泄量が常に大きく低下しているため
  4. D小腸粘膜でのナイアシン吸収が他の動物より過剰に高いため
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正解:B中間代謝産物の分解速度が非常に速いため

ネコは中間代謝産物の分解が速いためトリプトファンをナイアシン前駆物質として利用できず要求量が高くなります、

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127イヌにおいてナイアシンが著しく欠乏した際に発症する特徴的な疾患の名称はどれか

  1. Aクル病
  2. B黒舌病
  3. C脂肪肝
  4. D白内障
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正解:B黒舌病

イヌで発症した黒舌病がナイアシン補給により治癒したことがビタミン認知のきっかけとなりました、

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128ピリドキシンやピリドキサールなどの形態がありアミノ酸のアミノ基転移酵素の補酵素としてアミノ酸代謝に深く関与するビタミンはどれか

  1. AビタミンB1
  2. BビタミンB2
  3. Cナイアシン
  4. DビタミンB6
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正解:DビタミンB6

ビタミンB6はピリドキサールリン酸などとしてアミノ酸代謝(アミノ基転移反応など)の補酵素となります、

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129パントテン酸が体内で構成成分となり、脂肪やアミノ酸やグルコースからATPを産生する代謝で重要な役割を持つ補酵素はどれか

  1. AコエンザイムA(CoA)
  2. Bキロミクロン
  3. Cロドプシン
  4. Dアルブミン
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正解:AコエンザイムA(CoA)

パントテン酸はコエンザイムA(CoA)やホスホパンテテインの構成成分として代謝に重要です、

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130イヌにおいてパントテン酸が欠乏した際に肝臓内の脂質代謝異常によって引き起こされる代表的な病態はどれか

  1. A骨軟化症
  2. B脂肪肝
  3. C尿石症
  4. D白内障
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正解:B脂肪肝

イヌにおけるパントテン酸欠乏症として脂肪肝や低コレステロール血症、成長低下などが認められます、

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131造血にかかわる因子として発見されDNAやアミノ酸の合成に関与しモノグルタミン酸型として小腸から吸収される水溶性ビタミンはどれか

  1. Aナイアシン
  2. Bパントテン酸
  3. C葉酸
  4. Dビオチン
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正解:C葉酸

葉酸は造血にかかわる因子でありDNAやアミノ酸合成の転移反応に寄与します、

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132活性を持つのはD型のみでありアセチルCoAカルボキシラーゼなどの補酵素としてカルボキシル基を転移させるが生の卵白に含まれるアビジンによって吸収が阻害されるビタミンはどれか

  1. Aパントテン酸
  2. B葉酸
  3. Cビオチン
  4. DビタミンB12
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正解:Cビオチン

ビオチンは生の卵白中に含まれるアビジンと結合することによってその吸収が抑制されます、

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133金属元素の一種であるコバルトを含む複雑な化合物であり葉酸のメチル基転移反応を助け欠乏すると二次的な葉酸欠乏を招くビタミンはどれか

  1. Aナイアシン
  2. Bパントテン酸
  3. Cビオチン
  4. DビタミンB12
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正解:DビタミンB12

コバルトを含むコバラミン(ビタミンB12)は葉酸の代謝(メチル基転移)に必要です、

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134生体膜の構成成分であるレシチンの成分となり体内での脂質の輸送を促進するほか神経伝達物質のアセチルコリンの前駆体ともなるビタミン様物質はどれか

  1. Aカルニチン
  2. Bタウリン
  3. Cコリン
  4. Dフルクトース
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正解:Cコリン

コリンはビタミン様物質に分類されレシチン(ホスファチジルコリン)やアセチルコリンの材料となります、

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135多くの動物においてコリンが欠乏した際に肝臓や腎臓に引き起こされる共通の病態として正しいものはどれか

  1. A高カルシウム血症と尿石症
  2. B脂肪肝と出血性腎不全
  3. C貧血と白内障
  4. D皮膚炎と自然骨折
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正解:B脂肪肝と出血性腎不全

多くの動物ではコリン欠乏により脂肪肝や出血性腎不全、成長抑制を生じます、

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136生体に含まれる元素のうち有機物の主要構成成分である炭素、窒素、酸素、水素を除いた元素の総称であり五大栄養素の一つはどれか

  1. A糖質
  2. Bビタミン
  3. Cミネラル
  4. Dアミノ酸
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正解:Cミネラル

有機物の主成分を除いた元素の総称をミネラル(無機質、鉱物質、灰分)と呼びます、

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137必須ミネラルのうち体内の存在量や1日の必要量が多いグループに分類されカルシウム、リン、カリウム、ナトリウム、マグネシウムなどが属するものはどれか

  1. A多量ミネラル
  2. B微量ミネラル
  3. C非必須ミネラル
  4. D金属タンパク質
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正解:A多量ミネラル

存在量や必要量が多いものを多量ミネラル(カルシウム、リン、カリウム、ナトリウム、塩素、硫黄、マグネシウム)と呼びます、

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138必須ミネラルのうち体内の存在量がごくわずかであるグループに分類され鉄、亜鉛、銅、ヨウ素、マンガン、セレン、クロムなどが属するものはどれか

  1. A多量ミネラル
  2. B微量ミネラル
  3. C必須有機物
  4. D電解質塩類
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正解:B微量ミネラル

体内の存在量がごく微量であるものを微量ミネラルと呼びます、

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139ミネラルが体内において細胞と細胞の間を通り受動的な単純拡散によって体内に移動する吸収経路の名称はどれか

  1. A細胞内経路
  2. B細胞間経路(細胞間隙経路)
  3. C能動輸送経路
  4. D飲細胞作用経路
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正解:B細胞間経路(細胞間隙経路)

細胞の間を通る移動を細胞間経路(または細胞間隙輸送)と呼びます、

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140小腸の上皮細胞を通過する細胞内輸送においてエネルギーを消費して濃度勾配に逆らった一方向への吸収を行うトランスポート形式はどれか

  1. A単純拡散
  2. B促進拡散
  3. C能動輸送
  4. D流動輸送
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正解:C能動輸送

エネルギー(ATP)を使って濃度勾配に逆らって積極的に吸収する機構を能動輸送と呼びます、

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141そのままでは細胞膜を通過できない巨大な高分子化合物を細胞膜の運動によって包み込むようにして取り込むエネルギー消費型の輸送形式はどれか

  1. A単純拡散
  2. B担体拡散
  3. C促進拡散
  4. D流動輸送(飲細胞作用)
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正解:D流動輸送(飲細胞作用)

巨大分子を包み込むように取り込む機構を流動輸送(またはピンサイトーシス、飲細胞作用)と呼びます、

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142幼哺乳動物が小腸などにおいて初乳中の巨大な免疫抗体をアミノ酸に分解せずにそのままの大きさで体内に取り込む際に用いる吸収機構はどれか

  1. A単純拡散
  2. B促進拡散
  3. C能動輸送
  4. D流動輸送(飲細胞作用)
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正解:D流動輸送(飲細胞作用)

初乳中の免疫抗体が巨大分子のまま取り込まれるのは流動輸送(飲細胞作用)の機構によるものです、

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143ミネラル同士のバランスによってお互いの利用性や吸収効率が変化する栄養学的な現象を何というか

  1. Aミネラル糊化
  2. Bミネラル相互作用
  3. Cミネラル同化
  4. Dミネラル恒常性
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正解:Bミネラル相互作用

ミネラル間の関係で利用性や吸収率が変化することをミネラル相互作用と呼びます、

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144植物中に含まれ多量に摂取すると多量ミネラルや微量ミネラルと結合して不溶性の沈殿を作りその吸収を強く阻害する有機酸の成分はどれか

  1. Aアスコルビン酸
  2. Bフィチン酸
  3. C酢酸
  4. Dプロピオン酸
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正解:Bフィチン酸

植物中に含まれるフィチン酸はミネラルと結合して不溶性の沈殿を作り、吸収を阻害します。

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145体内の活性部位においてミネラルの過剰や欠乏が生じないように吸収・蓄積・排泄の各場面において体内環境を一定の範囲に維持する機構はどれか

  1. A糊化機構
  2. B相互作用機構
  3. C恒常性維持機構(ホメオスターシス)
  4. Dキレート機構
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正解:C恒常性維持機構(ホメオスターシス)

体内での過剰や欠乏を防ぎ常に自己の内容を一定に保つ仕組みを恒常性維持機構(ホメオスターシス)と呼びます、

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146動物の体内にあるカルシウムの約99パーセントが存在しヒドロキシアパタイトの形で構成されている主要な貯蔵部位はどれか

  1. A血液と体液
  2. B細胞内液
  3. C骨と歯
  4. D肝臓と腎臓
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正解:C骨と歯

動物体内にあるカルシウムの99%は骨と歯に存在し貯蔵庫としての機能を果たしています、

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147血中カルシウム濃度が低下した際に分泌が促進され骨からのカルシウム溶出の促進や腎臓での活性型ビタミンD形成を促進して血中濃度を上昇させるホルモンはどれか

  1. Aインスリン
  2. B副甲状腺ホルモン(PTH)
  3. Cカルシトニン
  4. Dグルカゴン
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正解:B副甲状腺ホルモン(PTH)

血清カルシウム低下によって分泌が促進され濃度を上昇させるのは副甲状腺ホルモン(PTH)です、

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148副甲状腺ホルモンとはまったく逆の作用を持ち血中カルシウム濃度が高くなった際に分泌されて骨吸収を抑制し血中カルシウム濃度を低下させる甲状腺由来のホルモンはどれか

  1. Aインスリン
  2. B副甲状腺ホルモン(PTH)
  3. Cカルシトニン
  4. Dガストリン
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正解:Cカルシトニン

カルシトニンは骨吸収を抑制するなどして血中カルシウム濃度を低下させる働きを持ちます、

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149古い骨が破骨細胞によって分解・破壊される骨吸収と新しい骨が作られる骨形成が絶えず繰り返されて強度が保たれる骨の代謝回転現象を何というか

  1. A糊化加工
  2. B骨のリモデリング
  3. Cキレート結合
  4. D能動輸送
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正解:B骨のリモデリング

骨が形成と吸収を繰り返して新しいものに置き換わるプロセスを骨のリモデリングと呼びます、

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150体内のリンの約80パーセントがカルシウムとともに骨を構成する際の化学的な結晶形態の名称として正しいものはどれか

  1. Aモノグリセリド
  2. Bヒドロキシアパタイト
  3. Cメタロチオネイン
  4. Dセルロプラスミン
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正解:Bヒドロキシアパタイト

骨や歯の中のリンやカルシウムはヒドロキシアパタイトの形で存在しています。

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151多量ミネラルであるマグネシウムが欠乏した際に引き起こされる特徴的な症状であり異常な刺激感受性や筋肉の強直性痙攣を伴う病態の名称はどれか

  1. A白内障
  2. Bテタニー
  3. C脂肪肝
  4. D黒舌病
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正解:Bテタニー

マグネシウム欠乏になると成長抑制のほか異常な刺激感受性やテタニー(痙攣など)が生じます、

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152イヌやネコにおいて食事中のマグネシウムやリンやアンモニウムが高濃度であるときに尿中で結晶化して発生しやすい尿石の一般的な名称はどれか

  1. Aシュウ酸カルシウム
  2. Bストルバイト
  3. C尿酸塩
  4. Dシスチン石
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正解:Bストルバイト

食事中のマグネシウムが高い場合にはリン酸マグネシウム型(ストルバイト)の結石(尿石症)の原因となります、

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153細胞外液中に多く存在して浸透圧や水分代謝を維持するナトリウムイオンと細胞内液中に多く存在して拮抗関係にある主要な1価の陽イオンはどれか

  1. Aカルシウムイオン
  2. Bカリウムイオン
  3. Cマグネシウムイオン
  4. D鉄イオン
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正解:Bカリウムイオン

ナトリウム(細胞外液の主成分)とカリウム(細胞内液の主成分)は細胞膜の内外で拮抗の関係にあります、

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154動物体内において2価の第一鉄と3価の第二鉄の間で電子の受け渡しを行うことにより酸素の運搬や生命維持の機能を果たす微量ミネラルはどれか

  1. A亜鉛
  2. B
  3. C
  4. Dマンガン
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正解:B

鉄は体内で二価と三価の状態を行き来することで、酸素の受け渡しや酸化還元反応の触媒として機能します。

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155細胞内で過剰な鉄による毒性が生じないように鉄と結合して肝臓や脾臓の組織内に安全に鉄を貯蔵する可溶性タンパク質の名称はどれか

  1. Aアミロース
  2. Bフェリチン
  3. Cアルブミン
  4. Dキロミクロン
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正解:Bフェリチン

鉄は細胞内に入るとアボフェリチンと結合してフェリチンを形成し貯蔵鉄となります、

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156鉄と特異的に結合して血液中を各組織へ安全に輸送する役割を持つ血漿中の鉄結合タンパク質はどれか

  1. Aヘモグロビン
  2. Bトランスフェリン
  3. Cメタロチオネイン
  4. Dミオグロビン
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正解:Bトランスフェリン

血流中へ運ばれる鉄はトランスフェリンやラクトフェリンといった鉄結合タンパク質(輸送鉄)と結合します、

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157非ヘム鉄の吸収率を高める作用があり、鉄の利用に関係する水溶性ビタミンはどれか

  1. AビタミンB1
  2. BビタミンB2
  3. Cアスコルビン酸(ビタミンC)
  4. Dパントテン酸
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正解:Cアスコルビン酸(ビタミンC)

アスコルビン酸(ビタミンC)は非ヘム鉄の吸収率を高め、鉄の利用に関係します。

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158イヌが過剰な酸化障害によってヘモグロビンの変性を起こし激しい溶血性貧血を引き起こす原因となるチオ硫酸化合物を含んだ食品はどれか

  1. Aトウモロコシ
  2. B大豆加工品
  3. Cタマネギ
  4. D鶏卵
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正解:Cタマネギ

イヌのタマネギ中毒はチオ硫酸化合物による酸化障害の結果ハインツ小体を形成し溶血性貧血を引き起こします、

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159動物体内で200種類以上もの金属タンパク質の補因子として機能し欠乏すると皮膚・毛の異常や繁殖低下を招く微量ミネラルはどれか

  1. A
  2. B亜鉛
  3. C
  4. Dヨウ素
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正解:B亜鉛

亜鉛は体内で200以上もの金属タンパク質の補因子として代謝経路の酵素に関与しています、

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160亜鉛の輸送系と一部が共通しているため消化管上皮細胞の受容体において亜鉛と吸収の段階で直接的な拮抗(競合阻害)を起こしやすい微量ミネラルはどれか

  1. Aカルシウム
  2. B
  3. Cカリウム
  4. Dヨウ素
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正解:B

亜鉛と銅の吸収が拮抗しあうのはその一部が共通の輸送系(メタロチオネインなど)を共有しているためです、

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161主として小腸上部で吸収され血液中ではセルロプラスミンと結合して運搬されるが欠乏すると鉄の利用能が低下して貧血を引き起こす微量ミネラルはどれか

  1. A亜鉛
  2. B
  3. Cマンガン
  4. Dセレン
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正解:B

銅はヘモグロビンの構成成分ではないがその合成(鉄の酸化利用)に不可欠であり欠乏すると貧血を起こします、

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162消化管内で銅と強固に結合することによって不溶性の複合体を形成し小腸上皮からの銅の体内への吸収を著しく抑制する微量ミネラルの名称はどれか

  1. Aナトリウム
  2. Bカリウム
  3. Cモリブデン
  4. Dカルシウム
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正解:Cモリブデン

モリブデン(Mo)は消化管内で銅と複合体を形成することによりその吸収を強く抑制します、

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163広く全身に分布するが特に甲状腺に多く集積され甲状腺ホルモンの不可欠な構成成分となる微量ミネラルはどれか

  1. A
  2. B亜鉛
  3. Cヨウ素
  4. Dマンガン
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正解:Cヨウ素

ヨウ素は甲状腺に多く分布し甲状腺ホルモンの重要な構成成分となります、

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164ヨウ素の摂取量が極端に不足した際に甲状腺ホルモンの供給が適切に行われなくなることによって動物の体に現れる臨床症状として正しいものはどれか

  1. A神経の過剰な興奮
  2. B高カルシウム血症
  3. C活力の低下
  4. D骨の異常な軟化
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正解:C活力の低下

ヨウ素が欠乏すると甲状腺機能が低下し体のだるさや活力の低下、発育不全などが現れます、

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165肝臓、骨、腎臓に多く存在し各種代謝における様々な酵素の補因子として働き欠乏すると軟骨形成異常による骨格異常を引き起こす微量ミネラルはどれか

  1. A
  2. B亜鉛
  3. Cマンガン
  4. Dセレン
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正解:Cマンガン

マンガンは各種代謝の酵素補因子であり軟骨形成をするムコ多糖の合成にも関与するため欠乏すると骨格異常が生じます、

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166ビタミンEなどと共同して細胞や生体膜を過酸化障害から守る抗酸化酵素グルタチオンペルオキシダーゼの構成成分として不可欠な微量ミネラルはどれか

  1. A
  2. B亜鉛
  3. Cマンガン
  4. Dセレン
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正解:Dセレン

セレン(Se)は生体膜を過酸化障害から守るグルタチオンペルオキシダーゼの不可欠な構成成分です、

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167必須ミネラルの一つとして扱われ、インスリンの活性を高めて糖質の代謝を促進する作用を持つ3価のイオンはどれか

  1. Aコバルト
  2. Bセレン
  3. Cクロム
  4. Dマンガン
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正解:Cクロム

クロム(三価)はインスリン作用を増強し、糖の代謝や利用を促進する因子として考えられています。

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168食品やペットフードに含まれるすべての化学的燃焼エネルギーの総称であり爆発的に熱量を測定する際のベースとなるエネルギーの名称はどれか

  1. A総エネルギー(GE)
  2. B可消化エネルギー(DE)
  3. C代謝エネルギー(ME)
  4. D正味エネルギー(NE)
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正解:A総エネルギー(GE)

ペットフードや食餌に含まれるすべての化学的燃焼エネルギーのことを総エネルギー(GE)と呼びます、

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169総エネルギー(GE)から動物の糞便として排泄されたエネルギーを差し引いた段階の消化吸収された分のエネルギーの名称はどれか

  1. A総エネルギー(GE)
  2. B可消化エネルギー(DE)
  3. C代謝エネルギー(ME)
  4. D正味エネルギー(NE)
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正解:B可消化エネルギー(DE)

総エネルギーから糞排泄エネルギー(FE)を差し引いたものを可消化エネルギー(DE)と呼びます、

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170可消化エネルギー(DE)から尿中に排泄された窒素化合物のエネルギーおよび消化管ガスエネルギーを差し引いたイヌやネコのフードの設計で広く使われるエネルギーの名称はどれか

  1. A総エネルギー(GE)
  2. B可消化エネルギー(DE)
  3. C代謝エネルギー(ME)
  4. D正味エネルギー(NE)
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正解:C代謝エネルギー(ME)

DEから尿中エネルギー(UE)およびガスエネルギーを差し引いたものを代謝エネルギー(ME)と呼びます、

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171動物が生きているだけで消費する最低限の生命維持に必要なエネルギー量をアルファベット3文字の略称で何というか

  1. ARER
  2. BMER
  3. CBER
  4. DDER
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正解:CBER

最低限の生命維持に必要なエネルギー量を基礎代謝(BM)または基礎エネルギー要求量(BER)と呼びます、

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172食餌という条件を除外して任意による採食は許し眠らずに安静にしている条件下で消費される安静時エネルギー要求量のアルファベット略称はどれか

  1. ABER
  2. BRER
  3. CMER
  4. DDER
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正解:BRER

眠らずに安静にしている条件下で消費されるエネルギー量を安静時エネルギー要求量(RER)と呼びます、

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173健康な成体が日常的な活動をしながら体重を維持するために必要な維持エネルギー要求量のアルファベット略称はどれか

  1. ABER
  2. BRER
  3. CMER
  4. DDER
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正解:CMER

健康な成体が体重を維持するために必要なエネルギー量を維持エネルギー要求量(MER)と呼びます。

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174妊娠、授乳、成長、労働などすべてのライフステージの実用的な1日当たりの総エネルギー要求量を指すアルファベット略称はどれか

  1. ABER
  2. BRER
  3. CMER
  4. DDER
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正解:DDER

実用的な1日当たりのエネルギー要求量の総和を1日当たりのエネルギー要求量(DER)と呼びます、

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175動物のあらゆる生理的現象やエネルギー要求量が体重の単純な比例ではなく体重の0.75乗などのアロメトリー式で表される際の体重の呼称はどれか

  1. A乾燥体重
  2. B代謝体重
  3. C粗体重
  4. D脂肪体重
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正解:B代謝体重

体重を0.75乗などした体重の数値をメタボリックボディサイズ(代謝性体型、代謝体重)と呼びます、

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176ヒトにおける三大栄養素のエネルギー値を表すもので炭水化物・脂肪・タンパク質がそれぞれ4・9・4kcal/gとして定義されている値の名称はどれか

  1. AAtwaterの生理的燃料価(PFV)
  2. B修正Atwater係数
  3. Cボンブカロリーメーター値
  4. Dメタボリックボディサイズ値
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正解:AAtwaterの生理的燃料価(PFV)

ヒトにおける三大栄養素のエネルギー値(4・9・4)をAtwaterの生理的燃料価(PFV)と呼びます、

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177イヌやネコの消化率を考慮してペットフードの代謝エネルギー計算用に修正され炭水化物3.5・脂肪8.5・タンパク質3.5kcal/gとした係数の名称はどれか

  1. A生理的燃料価(PFV)
  2. B修正Atwater係数
  3. C総エネルギー係数
  4. D正味カロリー係数
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正解:B修正Atwater係数

イヌやネコの低い消化率を反映して3.5・8.5・3.5とした値を修正Atwater係数と呼びます、

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178ペットフードの保証成分表示から炭水化物の割合を推定計算式で求める際100パーセントから差し引くべき5つの一般成分に含まれないものはどれか

  1. A粗タンパク質と粗脂肪
  2. B水分と粗灰分
  3. C粗繊維
  4. D可溶無窒素物(NFE)
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正解:D可溶無窒素物(NFE)

NFEの算出は「100-(水分+粗灰分+粗タンパク質+粗脂肪+粗繊維)」の計算式によって求めます、

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179成熟動物の体の約65パーセントを構成しそのうちの約3分の2が細胞内に存在して代謝や化学反応の優れた溶媒として機能する最も重要な物質はどれか

  1. A中性脂肪
  2. Bコレステロール
  3. C水分
  4. Dグリコーゲン
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正解:C水分

成熟動物の全体の約65%が水分であり優れた溶媒として代謝を可能にしています、

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180消化・吸収された栄養素が体内で酸化・代謝されるプロセスの副産物として生体内で生成される水分の名称はどれか

  1. A飲水
  2. B食餌中水分
  3. C代謝水
  4. D通過液
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正解:C代謝水

栄養素が体内で酸化される際に生じる水を代謝水(metabolic water)と呼びます、

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181元来は砂漠地帯で進化したため尿細管からの水の再吸収能力が非常に高く少ない飲水量でも耐えられるがそれゆえに尿石症のリスクが高くなりやすい動物はどれか

  1. Aイヌ
  2. Bネコ
  3. Cウマ
  4. Dブタ
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正解:Bネコ

ネコは元来砂漠地帯で進化したため尿濃縮力が高いですが尿量の少なさは尿結石が多発する原因となります、

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182ドライフードを主食とするイヌやネコにおいてウェットフードを給与している場合と比較して体全体の水分出納バランスに起こる変化として正しいものはどれか

  1. A糞中への排泄割合が増加する
  2. B尿中への排泄割合が増加する
  3. C尿中への排泄割合が大きく変わらず水分摂取量だけが増える
  4. D糞中への排泄割合が減り尿中への排泄割合が増える
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正解:A糞中への排泄割合が増加する

ドライフードでは総水分摂取量が低くなりやすく、ウェットフードと比べて水分排泄が尿より糞へ寄りやすくなります。

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