ネットワークスペシャリスト試験 ⑥ 設計・仮想化

ネットワークをどう設計するかを扱う分野です。階層型設計の考え方、アドレス設計とセグメント分割の方針、拠点間接続の形態が基礎になります。仮想化では、仮想スイッチと仮想マシンのネットワーク接続、オーバーレイネットワークによる論理分離、SDNによる制御とデータの分離、NFVによる機能の仮想化が中心テーマです。クラウド利用時の接続形態や責任分界点も問われます。要件から構成を導く思考が求められる領域です。

この分野の問題52問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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274データの整合性を保つ必要がある「更新処理」を行うシステムにおいて、アーキテクチャとして適している構成はどれか。

  1. A集中型又は機能分散型
  2. B負荷分散型のみ
  3. C完全分散型
  4. Dピアツーピア型
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正解:A集中型又は機能分散型

更新処理は最終的に1か所で管理する必要があるため、集中型又は機能分散型が適している。

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275集中型システムにおいて性能を向上させるための手段として、最も適切なものはどれか。

  1. Aスケールアウト
  2. Bスケールアップ
  3. Cローカルブレークアウト
  4. Dフェールオープン
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正解:Bスケールアップ

集中型では1か所の能力を増強させる「スケールアップ」によって性能を向上させる。

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276更新処理を行わないシステムにおいて、複数のサーバに処理を振り分けることで性能を向上させる手法を何と呼ぶか。

  1. Aスケールアップ
  2. Bフェールオーバ
  3. Cスケールアウト
  4. Dライブマイグレーション
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正解:Cスケールアウト

複数のサーバに処理を振り分けて性能向上を図る手法をスケールアウトと呼ぶ。

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277仮想マシンを冗長化し、主系から待機系へ切り替わる際、MACアドレスが変化しない構成において、スイッチのキャッシュを更新するために送信されるフレームはどれか。

  1. AGratuitous ARP
  2. BVRRP広告パケット
  3. CICMP Echo Request
  4. DRARP
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正解:DRARP

MACアドレスが変化しない構成では、待機系から仮想マシンのMACアドレスを送信元とするRARPフレームが送信される。

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278アクティブ/アクティブの冗長構成のうち、主系と待機系の双方で同じ処理を同時に実行し、常に同期をとることで切替え時間を極めて短くする方式はどれか。

  1. Aデュアル型
  2. Bインライン型
  3. Cロードバランシング型
  4. Dクラスタリング型
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正解:Aデュアル型

双方で同じ処理を同時に実行し同期をとる方式をデュアル型と呼ぶ。

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279IPS(侵入防御システム)などの通信を中継する「インライン型」の機器において、障害時に通信を遮断せず継続させるための状態を何と呼ぶか。

  1. Aアクティブ状態
  2. B素通し(フェールオープン)状態
  3. Cフェールクローズ状態
  4. Dスタンバイ状態
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正解:B素通し(フェールオープン)状態

機器が障害時に素通し状態になることで、中継機能は停止するが通信自体は継続できる。

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280クライアントが世界中に点在している場合、コンテンツ配信の宛先となるサーバを各所に分散配置する技術はどれか。

  1. ASDN
  2. BVDI
  3. CCDN
  4. DVPN
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正解:CCDN

CDN(Content Delivery Network)はサーバを分散配置し、広域でのコンテンツ配信を効率化する技術である。

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281本支店間のネットワークにおいて、特定のSaaSへの通信のみ支店から直接インターネットへアクセスさせ、本社のプロキシサーバの負荷を軽減する方式はどれか。

  1. Aリモートコピー
  2. Bフレームアグリゲーション
  3. Cライブマイグレーション
  4. Dローカルブレークアウト
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正解:Dローカルブレークアウト

特定のトラフィックだけ拠点から直接アクセスさせることで負荷を分散する方式をローカルブレークアウトと呼ぶ。

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282並行処理と並列処理の違いについて、正しい説明はどれか。

  1. A並行は見かけ上同時、並列は物理的に同時である
  2. B並行は物理的に同時、並列は見かけ上同時である
  3. C並行は単一スレッド専用、並列はマルチプロセス専用である
  4. D並行はハードウェア処理、並列はソフトウェア処理である
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正解:A並行は見かけ上同時、並列は物理的に同時である

並列は物理的に複数タスクを同時に処理し、並行は見かけ上同時に処理することを指す。

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283リモートコピーにおいて、リモート側でのデータ更新を待ってからサーバに更新完了報告を行う方式を何と呼ぶか。

  1. A非同期式コピー
  2. B同期式コピー
  3. C差分転送方式
  4. Dスナップショット方式
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正解:B同期式コピー

リモート側での更新を待って報告する方式を同期式コピーと呼ぶ。

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284同期式リモートコピーの特徴として適切なものはどれか。

  1. Aネットワーク遅延の影響を受けずスループットが向上する
  2. Bリモート側の更新を待たないため、データ不一致のリスクが高い
  3. C障害発生直前のデータまで保証されるが、スループットが低下しやすい
  4. D非同期式に比べてネットワーク帯域を消費しない
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正解:C障害発生直前のデータまで保証されるが、スループットが低下しやすい

同期式はデータの信頼性が高い反面、遅延によりスループットが低下するトレードオフがある。

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285非同期式リモートコピーの欠点として適切なものはどれか。

  1. A処理の同期待ちが発生し性能が大きく低下する
  2. B光の速度による遅延の制約を強く受ける
  3. Cローカルストレージの書込み速度が極端に低下する
  4. Dネットワーク障害時にデータ不一致が生じ、信頼性確保に難がある
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正解:Dネットワーク障害時にデータ不一致が生じ、信頼性確保に難がある

非同期式はコピー中のネットワーク障害で不一致が生じる可能性があり、データの信頼性確保に課題がある。

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286ホストOS型仮想化とハイパーバイザ型仮想化の比較において、ハイパーバイザ型の特徴として正しいものはどれか。

  1. A仮想化機構の実現に特化したカーネルが動作し、オーバヘッドが小さい
  2. BホストOSを経由するためオーバヘッドが大きい
  3. CゲストOSを必要とせず、起動が数秒で完了する
  4. DホストOS上で単なるアプリケーションとして動作する
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正解:A仮想化機構の実現に特化したカーネルが動作し、オーバヘッドが小さい

ハイパーバイザ型は特化カーネルが直接ハードウェア上で動作するため、ホストOS型よりオーバヘッドが小さい。

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287コンテナ仮想化技術がハイパーバイザ型仮想化技術よりも優れている点として、不適切なものはどれか。

  1. AゲストOSが不要なためリソース消費が少ない
  2. B物理サーバと同等の完全な環境の独立性をもつ
  3. C起動時間が数秒と非常に短い
  4. Dイメージファイルのサイズが小さい
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正解:B物理サーバと同等の完全な環境の独立性をもつ

コンテナはOSカーネルを共有するため、完全には独立していない(ハイパーバイザ型に劣る)。

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288コンテナ仮想化技術の独立性に関する記述で、正しいものはどれか。

  1. Aコンテナごとに個別のOSカーネルをもつため完全に独立している
  2. B全てのコンテナでOSライブラリを共有しなければならない
  3. CホストOSのカーネルは全コンテナで共通だが、OSライブラリはコンテナごとに独自にもてる
  4. DゲストOSをインストールすることで完全な独立性を確保する
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正解:CホストOSのカーネルは全コンテナで共通だが、OSライブラリはコンテナごとに独自にもてる

コンテナはカーネルを共有するが、ライブラリは独自にもつことができ、異なる環境を構築できる。

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289コンテナのイメージファイルの構造について正しいものはどれか。

  1. A全てが書込み可能な単一のレイヤで構成される
  2. B下位レイヤは書込み可能で、最上位レイヤがReadOnlyである
  3. C各コンテナがイメージファイルの完全なコピーを独立して保持する
  4. D複数のレイヤで構成され、コンテナ生成時に最上位に書込み可能なレイヤが作られる
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正解:D複数のレイヤで構成され、コンテナ生成時に最上位に書込み可能なレイヤが作られる

イメージは複数のReadOnlyレイヤで構成され、コンテナ起動時に最上位に書込み可能なレイヤが追加される。

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290コンテナにおいて「ボリューム」を利用する利点として誤っているものはどれか。

  1. Aホストマシンのカーネルをコンテナ専用のカーネルに置き換えることができる
  2. B巨大なファイルをイメージに保存せずに済むため、イメージサイズを軽量に保てる
  3. C複数コンテナ間でデータを共有できる
  4. Dホストマシンの特定のディレクトリをマウントして読み書きできる
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正解:Aホストマシンのカーネルをコンテナ専用のカーネルに置き換えることができる

ボリュームはデータ保存や共有のための仕組みであり、カーネルを置き換える機能はない。

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291ホストマシンの8080番ポート宛ての通信を、コンテナの80番ポートへ転送する機能を何と呼ぶか。

  1. ANAPT
  2. Bポートフォワーディング
  3. Cローカルブレークアウト
  4. DMACアドレス変換
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正解:Bポートフォワーディング

ホストマシンの特定ポートへの通信をコンテナのポートへ転送する機能をポートフォワーディングという。

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292複数のコンテナを協調動作させ、クラスタリングや負荷分散などコンテナ群全体を管理する技術を何と呼ぶか。

  1. Aローリングアップデート
  2. Bマイクロサービスアーキテクチャ
  3. Cコンテナオーケストレーション
  4. Dライブマイグレーション
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正解:Cコンテナオーケストレーション

複数コンテナの統合管理やスケーリングを行う技術をコンテナオーケストレーションと呼ぶ。

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293マイクロサービスアーキテクチャの特徴として最も適切なものはどれか。

  1. A全ての機能を単一の巨大なコンテナに集約する
  2. Bハイパーバイザ型の仮想マシンでのみ実現可能である
  3. C同期式リモートコピーを必須とするアーキテクチャである
  4. Dサービス全体を小さなサービスに分割し、相互に協調動作させる
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正解:Dサービス全体を小さなサービスに分割し、相互に協調動作させる

サービスを細かく機能分割し、それぞれをコンテナ等で動かして協調させる設計手法である。

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294仮想マシンの冗長化方式である「アクティブ/スタンバイ方式」の特徴はどれか。

  1. Aプライマリの障害時にセカンダリで仮想マシンを再起動するため、切替に数分かかる
  2. B物理サーバ間を専用ネットワークで結び、動作情報を常時転送する
  3. Cセカンダリサーバには常にプライマリと同等の負荷がかかっている
  4. D切替時間がほぼゼロである
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正解:Aプライマリの障害時にセカンダリで仮想マシンを再起動するため、切替に数分かかる

共有ストレージから構成情報を読み出して再起動するため、切替に数分程度の時間がかかる。

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295仮想マシンの冗長化方式である「デュアル方式」の特徴として正しいものはどれか。

  1. Aセカンダリサーバの平時の負荷はほとんどゼロである
  2. B動作情報を常時転送して同期をとるため、切替時間がほぼゼロである
  3. Cストレージを共有し、障害時に再起動を行う
  4. Dコンテナ仮想化技術でのみ利用可能な冗長化方式である
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正解:B動作情報を常時転送して同期をとるため、切替時間がほぼゼロである

デュアル方式は常に同期をとるため、切替時間はほぼゼロだがセカンダリにも負荷がかかる。

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296仮想マシンのフェールオーバ時、L2スイッチのMACアドレステーブルを更新するために送信されるRARPフレームの宛先MACアドレスは何に設定されるか。

  1. A仮想マシンのMACアドレス
  2. BL2スイッチのMACアドレス
  3. Cブロードキャストアドレス
  4. DデフォルトゲートウェイのMACアドレス
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正解:Cブロードキャストアドレス

同一サブネット内の全スイッチに学習させるため、宛先はブロードキャストアドレスに設定される。

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297ライブマイグレーションの実行手順において、差分が転送されるデータはどれか。

  1. Aストレージ上の仮想ディスクイメージ
  2. BゲストOSのインストールファイル
  3. CホストOSのカーネルデータ
  4. D仮想マシンのメモリとレジスタの差分データ
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正解:D仮想マシンのメモリとレジスタの差分データ

実行中に変化するメモリとレジスタのスナップショット及びその差分データが転送される。

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298ライブマイグレーションを安定して実行するためのネットワーク設計として適切なものはどれか。

  1. A他のトラフィックの影響を受けないよう、ライブマイグレーション専用のネットワークを構築する
  2. B業務用のデータトラフィックと同じネットワーク帯域を共有させる
  3. Cインターネット経由でのみマイグレーションを実行する
  4. D帯域を節約するため、管理用ネットワークと完全に統合する
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正解:A他のトラフィックの影響を受けないよう、ライブマイグレーション専用のネットワークを構築する

遅延や帯域不足を防ぐため、ライブマイグレーション専用のネットワークを設けるのが適切である。

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299仮想環境のキャパシティ設定について、物理サーバ3台でシステムを運用する場合の考え方として適切なものはどれか。

  1. A平時は各サーバのリソースを100%使い切るように設計する
  2. B1台がダウンしても残り2台で性能劣化なく処理できるよう、平時は各サーバの負荷を50〜60%に抑える
  3. C1台ダウン時は必ず一部の仮想マシンを停止させる前提でサイジングする
  4. D物理サーバがダウンした場合は、クラウド上のコンテナに自動変換されるよう設計する
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正解:B1台がダウンしても残り2台で性能劣化なく処理できるよう、平時は各サーバの負荷を50〜60%に抑える

冗長性を考慮し、障害時でもリソースが不足しないよう余裕を見込んだサイジングを行う。

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300シンクライアント(TC)環境において、物理サーバ上の仮想PCからTCへ主に転送される情報はどれか。

  1. AOSのシステムファイルとデバイスドライバ
  2. B仮想マシンのイメージファイル全体
  3. C仮想PCの画面情報(描画差分など)
  4. Dアプリケーションのソースコード
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正解:C仮想PCの画面情報(描画差分など)

シンクライアント環境では、TCから操作情報が送られ、サーバからは画面情報が転送される。

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301シンクライアント環境での画面転送に用いられる、データ転送量を削減するための仕組みはどれか。

  1. Aフレームアグリゲーション
  2. B同期式リモートコピー
  3. Cポートフォワーディング
  4. D差分転送やデータ圧縮
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正解:D差分転送やデータ圧縮

画面の変化した部分(差分)だけを送ったり、データを圧縮したりすることで伝送情報量を削減する。

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302物理サーバのNICが単一障害ポイントにならないよう、複数のNICを束ねて冗長化・負荷分散する技術を何と呼ぶか。

  1. ANICチーミング
  2. BTCP/IPオフロード
  3. Cライブマイグレーション
  4. Dスプリットブレインシンドローム
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正解:ANICチーミング

NICを複数束ねて冗長化や負荷分散を行う技術をNICチーミングと呼ぶ。

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303NICの負荷を軽減するため、通信処理の一部をCPUの代わりにNICのハードウェアで実行させる機能を何と呼ぶか。

  1. ANICチーミング
  2. BTCP/IPオフロード機能
  3. Cフレームアグリゲーション
  4. DMACアドレステーブル更新
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正解:BTCP/IPオフロード機能

TCP/IPの処理をNICで実行し、サーバのCPU負荷を下げる機能をTCP/IPオフロード機能という。

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304新技術を学習する際のアプローチとして、推奨される順番はどれか。

  1. A1.新技術の設計事例 2.従来技術の設計事例 3.要素技術
  2. B1.従来技術の設計事例 2.新技術の設計事例 3.要素技術
  3. C1.要素技術 2.従来技術の設計事例 3.新技術の設計事例
  4. D1.新技術の設計事例 2.要素技術 3.従来技術の設計事例
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正解:C1.要素技術 2.従来技術の設計事例 3.新技術の設計事例

まず要素技術を理解し、次に従来技術の設計事例を学び、その土台の上に新技術の事例を学ぶことが推奨される。

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305管理用ネットワークの設計において、推奨される構成はどれか。

  1. Aデータトラフィックが流れる業務ネットワークと同一セグメントにする
  2. Bライブマイグレーション用ネットワークと完全に共有する
  3. C物理的には接続せずUSBメモリ等で管理する
  4. D他のトラフィックの影響を受けないよう、データ用のネットワークから分離し、冗長化する
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正解:D他のトラフィックの影響を受けないよう、データ用のネットワークから分離し、冗長化する

管理用ネットワークは影響を受けないよう分離し、さらに冗長化することが推奨される。

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306システム基盤のアーキテクチャ設計において、「更新処理の要否」が集中型・分散型の判断基準となる理由は何か。

  1. Aデータの整合性を保つため、最終的にどこか1か所で管理する必要があるため
  2. B更新処理は非同期で行う必要があるため
  3. C更新処理を行うと必ずネットワーク遅延が発生するため
  4. D更新処理は分散型でしか実行できないため
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正解:Aデータの整合性を保つため、最終的にどこか1か所で管理する必要があるため

データの整合性を保つため、更新処理は1か所(集中型や機能分散型)で管理する必要がある。

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307アクティブ/スタンバイ構成(MACアドレスが変化するケース)において、切替時に送信されるGratuitous ARPフレームの送信元プロトコルアドレスは何になるか。

  1. A主系サーバの物理IPアドレス
  2. B主系の仮想IPアドレス
  3. C待機系サーバの物理IPアドレス
  4. Dブロードキャストアドレス
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正解:B主系の仮想IPアドレス

待機系サーバが仮想IPアドレスを引き継ぐため、送信元プロトコルアドレスには仮想IPアドレスが設定される。

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308コンテナ仮想化において「オーケストレーション」ツールであるKubernetesの主な役割はどれか。

  1. A個々のコンテナのOSカーネルをエミュレートする
  2. B物理サーバのハードウェア障害を物理的に修復する
  3. C複数コンテナを協調動作させ、大規模システムでの管理や負荷分散を行う
  4. Dコンテナ内のアプリケーションのソースコードをコンパイルする
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正解:C複数コンテナを協調動作させ、大規模システムでの管理や負荷分散を行う

Kubernetesは複数のコンテナを協調動作させ、管理や負荷分散を行うオーケストレーションツールである。

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309Ajaxによる非同期処理がもたらす主なメリットはどれか。

  1. Aデータの信頼性が極めて高くなる
  2. Bサーバ側のデータベースが不要になる
  3. C通信経路の暗号化が自動的に行われる
  4. D画面遷移を伴わずにデータを取得・書換えでき、応答性が向上する
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正解:D画面遷移を伴わずにデータを取得・書換えでき、応答性が向上する

ブラウザ上で非同期通信を行い、画面遷移なしで動的に書き換えることで応答性を向上させる。

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310ある仮想マシンが物理サーバを移動しRARPフレームを送信した。これを受信したL2スイッチの挙動として正しいものはどれか。

  1. A受信したポートと送信元MACアドレスの対応を学習し、アドレステーブルを更新する
  2. B宛先がブロードキャストであるため破棄する
  3. C元のポートのMACアドレスエントリを永久にロックする
  4. DホストOSに対してARP要求を転送する
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正解:A受信したポートと送信元MACアドレスの対応を学習し、アドレステーブルを更新する

RARPフレームを受信したスイッチは、その送信元MAC(VMのMAC)と受信ポートの対応を学習しテーブルを更新する。

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311デュアル方式の仮想マシン冗長化における「ハートビートパケット」の主な役割は何か。

  1. A外部ネットワークへの経路情報の通知
  2. Bプライマリ・セカンダリ間の障害検知と同期
  3. Cクライアントへのコンテンツ配信
  4. Dコンテナイメージの差分転送
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正解:Bプライマリ・セカンダリ間の障害検知と同期

2台のサーバ間でハートビートパケットを交換し、障害検知や動作情報の同期を行う。

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312コンテナのベースとなるイメージが「軽量」である理由として適切なものはどれか。

  1. AホストOSのファイルシステムを全て圧縮して保持しているため
  2. Bアプリケーションの実行を全てクラウド上の別サーバに委譲しているため
  3. C独自のOSカーネルを持たず、必要なファイル群(レイヤ)のみで構成されるため
  4. Dデータがメモリ上にしか存在せず、ストレージに保存されないため
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正解:C独自のOSカーネルを持たず、必要なファイル群(レイヤ)のみで構成されるため

ゲストOSを含まず、複数で共有可能なレイヤ構造をとるため、イメージサイズが軽量になる。

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313スプリットブレインシンドロームを防ぐための物理サーバの信頼性設計として適切なものはどれか。

  1. Aハートビートパケットの交換経路を単一の専用線のみにする
  2. B物理サーバ間の同期を非同期式リモートコピーに切り替える
  3. C全ての仮想マシンをコンテナに移行する
  4. D障害検知のためのハートビートパケット交換の経路(方法)を複数設ける
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正解:D障害検知のためのハートビートパケット交換の経路(方法)を複数設ける

ネットワーク分断による両系稼働(スプリットブレイン)を防ぐため、障害検知の経路は複数設けるべきである。

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314仮想化においてネットワーク管理者とサーバ管理者の間で管理の分担が曖昧になる原因として適切なものはどれか。

  1. A物理サーバ内に仮想的なネットワーク機能が組み込まれ、境界が分かりにくくなるため
  2. Bルータのルーティングプロトコルが仮想化に対応していないため
  3. CTCP/IPオフロード機能によってMACアドレスが隠蔽されるため
  4. Dコンテナのイメージファイルが暗号化されているため
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正解:A物理サーバ内に仮想的なネットワーク機能が組み込まれ、境界が分かりにくくなるため

仮想化機構自体が仮想スイッチなどのネットワーク機能を持つため、物理と仮想のどちらを基準にするか境界が曖昧になりやすい。

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315システム全体を停止させずに、複数のコンテナを何回かに分けて徐々に新しいバージョンへ入れ替える手法を何というか。

  1. Aスケールアップ
  2. Bローリングアップデート
  3. Cライブマイグレーション
  4. Dデュアル方式
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正解:Bローリングアップデート

サービスを継続しながら順次コンテナをアップデートしていく手法をローリングアップデートという。

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316データの差分を転送する方式が主に検討される状況として最も適切なものはどれか。

  1. A転送データが数バイトの短い制御コマンドである場合
  2. B同一LAN内で1Gbpsの十分な広帯域が確保されている場合
  3. C大容量データを狭帯域のWAN回線経由でリモートバックアップする場合
  4. Dローカルブレークアウトを利用してSaaSへアクセスする場合
正解と解説を見る

正解:C大容量データを狭帯域のWAN回線経由でリモートバックアップする場合

大容量かつ帯域が狭い状況(リモートバックアップ等)において、転送時間を短縮するために差分転送が検討される。

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317コンテナ仮想化において「chroot」よりも強力とされるLXC(Linux Container)の特徴はどれか。

  1. Aプロセスが認識するルートディレクトリを制限する機能しか持たない
  2. BゲストOSを完全にインストールし、ハイパーバイザとして動作する
  3. C物理サーバ間でメモリ状態を完全に同期する機能を持つ
  4. Dルートディレクトリの制限に加え、CPUやNICなどリソースの隔離機能も持つ
正解と解説を見る

正解:Dルートディレクトリの制限に加え、CPUやNICなどリソースの隔離機能も持つ

LXCはchrootのようなディレクトリ制限だけでなく、リソースの隔離機能なども持つため強力である。

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318サーバ上の仮想デスクトップを端末から利用する、デスクトップ仮想化基盤を何と呼ぶか。

  1. AVDI
  2. BCDN
  3. CSDN
  4. DVLAN
正解と解説を見る

正解:AVDI

VDI(Virtual Desktop Infrastructure)はサーバ上の仮想デスクトップを端末から利用する仕組みである。

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319ハードウェア上で直接動作するハイパーバイザの分類はどれか。

  1. AType2(ホスト型)
  2. BType1(ネイティブ型)
  3. Cコンテナ型
  4. Dエミュレータ型
正解と解説を見る

正解:BType1(ネイティブ型)

ハードウェア上で直接動作するハイパーバイザをType1(ネイティブ型)と呼ぶ。

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320ある時点の仮想マシンやディスクの状態を保存し、後で復元できるようにする機能を何と呼ぶか。

  1. Aライブマイグレーション
  2. Bスケールアウト
  3. Cスナップショット
  4. Dチーミング
正解と解説を見る

正解:Cスナップショット

ある時点の状態を保存し復元できる機能をスナップショットという。

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321実際の使用量に応じて物理容量を割り当て、見かけ上大きな容量を提供するストレージ技術を何と呼ぶか。

  1. Aストライピング
  2. B重複排除
  3. Cミラーリング
  4. Dシンプロビジョニング
正解と解説を見る

正解:Dシンプロビジョニング

必要に応じて物理容量を割り当てるストレージ技術をシンプロビジョニングという。

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322利用者がOSやミドルウェアを自由に構築でき、仮想サーバやストレージを提供するクラウドサービス区分はどれか。

  1. AIaaS
  2. BPaaS
  3. CSaaS
  4. DDaaS
正解と解説を見る

正解:AIaaS

仮想サーバやストレージなどのインフラを提供する区分がIaaSである。

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323ネットワーク機器の制御機能とデータ転送機能を分離し、ソフトウェアで集中制御する技術を何と呼ぶか。

  1. AVPN
  2. BSDN
  3. CCDN
  4. DNAT
正解と解説を見る

正解:BSDN

制御(コントロールプレーン)とデータ転送を分離し集中制御する技術をSDNという。

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324L2セグメントをL3ネットワーク上に拡張し、24ビットの識別子で多数の仮想ネットワークを収容する技術はどれか。

  1. AVLAN
  2. BMPLS
  3. CVXLAN
  4. DSTP
正解と解説を見る

正解:CVXLAN

VXLANはL2をL3上にオーバーレイし、24ビットのVNIで多数の仮想網を収容する。

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325N台の稼働系に対し1台の予備機を用意する冗長化構成を何と呼ぶか。

  1. Aフルメッシュ
  2. Bアクティブ/アクティブ
  3. Cデイジーチェーン
  4. DN+1冗長
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正解:DN+1冗長

N台の稼働系に1台の予備を備える構成をN+1冗長という。

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