ネットワークスペシャリスト試験 ⑦ 信頼性・冗長化

止まらないネットワークを作るための技術を扱います。冗長構成の基本として、機器の二重化、経路の冗長化、電源系統の分離が対象です。第一ホップ冗長化プロトコルによるデフォルトゲートウェイの冗長化、リンクアグリゲーションによる帯域と可用性の確保、スパニングツリーの高速収束が頻出になります。あわせて障害検知の仕組み、切替時間の考え方、稼働率の計算、バックアップ回線の設計が問われます。計算問題が出やすい領域です。

この分野の問題54問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

クイズモードで挑戦 →

326動的リンクアグリゲーションと静的リンクアグリゲーションの障害検知の違いについて、正しい記述はどれか。

  1. A動的はLACPを用いて疎通確認し、静的は物理的なリンクダウンのみで判断する
  2. B動的は物理的なリンクダウンのみで判断し、静的はLACPを用いて疎通確認する
  3. C動的も静的もLACPを用いて疎通確認を行うが、間隔が異なる
  4. D動的も静的も物理的なリンクダウンのみで障害を検知する
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正解:A動的はLACPを用いて疎通確認し、静的は物理的なリンクダウンのみで判断する

動的リンクアグリゲーションはLACPを用いて疎通確認を行うが、静的なものは物理的なリンクダウン時のみ障害と判断する。

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327リンクアグリゲーションで集約できる物理リンクの最大本数はいくつか。

  1. A2本
  2. B8本
  3. C4本
  4. D16本
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正解:B8本

最大8本の物理リンクを集約することができる。

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328リンクアグリゲーションにおいて、複数の物理リンクへフレームを振り分けるための判断基準として使用されないものはどれか。

  1. A宛先IPアドレス
  2. B送信元MACアドレス
  3. CTCPシーケンス番号
  4. D宛先MACアドレス
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正解:CTCPシーケンス番号

フレームの振分けは、宛先MAC、送信元MAC、宛先IP、送信元IPといったアドレス情報に基づいて行われる。

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329メディアコンバータ(MC)を介して静的リンクアグリゲーションを構成している場合、対向側のMCとスイッチ間のリンクが断線したときのスイッチの挙動として正しいものはどれか。

  1. Aスイッチはリンクダウンを検知し、リンクアグリゲーションから除外する
  2. BSTPが作動してループを防止する
  3. CLACPフレームの未達により直ちに障害を検知する
  4. Dスイッチはリンクダウンしないため断線を検知できず、通信障害が発生する
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正解:Dスイッチはリンクダウンしないため断線を検知できず、通信障害が発生する

静的な場合はLACPを用いないため、MC先の断線ではリンクダウンせず、通信障害が発生する。

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330スタック接続された複数のスイッチにまたがってリンクアグリゲーション(クロススタック)を構成する利点として正しいものはどれか。

  1. A対向機器から見て1台の論理スイッチとして、異なる筐体のポートを1つのリンクに束ねられる
  2. B同一VLAN内のポートしか束ねられない
  3. CSTPを必ず無効化しなければ動作しない
  4. DBGPが稼働している必要がある
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正解:A対向機器から見て1台の論理スイッチとして、異なる筐体のポートを1つのリンクに束ねられる

スタックは複数筐体を論理1台として扱うため、異なる筐体のポートをまたいでリンクを束ね、筐体障害にも耐える冗長構成にできる。

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331EVPNマルチホーミング技術の利点として誤っているものはどれか。

  1. A異なるベンダーの機器で構成できる
  2. Bスタック接続されたスイッチでのみ使用できる
  3. C別々の拠点にあるスイッチで構成できる
  4. D3台以上のスイッチで構成できる
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正解:Bスタック接続されたスイッチでのみ使用できる

EVPNマルチホーミングは、従来スタック接続でのみ可能だった冗長化をスタック接続不要で実現できる。

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332STP(Spanning Tree Protocol)が防ぐ、ブロードキャストフレームがループ内を巡回し続ける状態を何と呼ぶか。

  1. Aスプリットブレインシンドローム
  2. Bマルチホーミング
  3. Cブロードキャストストーム
  4. Dルーティングループ
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正解:Cブロードキャストストーム

ブロードキャストドメインがループ状になると、フレームが巡回し続けるブロードキャストストームが発生する。

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333VRRPにおけるIPv4用の仮想MACアドレスの上位3オクテットはどれか。

  1. A00-00-5A
  2. B00-00-5C
  3. C00-00-5F
  4. D00-00-5E
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正解:D00-00-5E

上位3オクテットがIANAに割り当てられたOUIの00-00-5Eである。

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334VRRPにおけるルータの優先度(プライオリティ)のデフォルト値はいくつか。

  1. A100
  2. B1
  3. C254
  4. D255
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正解:A100

設定可能な値は1〜254であり、デフォルトは100である。

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335VRRPにおいて、仮想IPアドレスと物理インタフェースのIPアドレスが一致しているルータの優先度は自動的にいくつになるか。

  1. A100
  2. B255
  3. C128
  4. D254
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正解:B255

IPアドレスが一致している場合、優先度は自動的に最高値の「255」となる。

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336VRRPにおいて、マスタルータがVRRP広告パケットを送信するデフォルトの間隔はどれか。

  1. A3秒間隔
  2. B5秒間隔
  3. C1秒間隔
  4. D10秒間隔
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正解:C1秒間隔

マスタルータはVRRP広告を定期的に送信する。デフォルトは1秒間隔である。

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337VRRPにおいて、バックアップルータがマスタルータに移行した際に、スイッチのMACアドレステーブルを更新するために送信するパケットはどれか。

  1. AHelloパケット
  2. BLACPフレーム
  3. CRSTパケット
  4. DGratuitous ARP
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正解:DGratuitous ARP

新マスタルータはGratuitous ARPパケットをブロードキャストし、L2SWのMACアドレステーブルを更新させる。

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338動的経路制御を行うルータにおいて、ルータ起動時に経路情報が収束するまでマスタルータへの切り替わりを待つための設定を何と呼ぶか。

  1. Aプリエンプトディレイ
  2. Bリンクステートトラッキング
  3. Cステートフルフェールオーバ
  4. DVRRPトリガ
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正解:Aプリエンプトディレイ

経路情報が収束するまで待機する時間をプリエンプトディレイと呼ぶ。

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339VRRP広告パケットの宛先IPアドレスとして使用されるIPマルチキャストアドレスはどれか。

  1. A224.0.0.1
  2. B224.0.0.18
  3. C224.0.0.5
  4. D224.0.0.9
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正解:B224.0.0.18

VRRP用のIPマルチキャストアドレスは224.0.0.18である。

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340VRRP広告パケットのIPヘッダにおけるプロトコル番号はいくつか。

  1. A89
  2. B115
  3. C112
  4. D123
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正解:C112

VRRP広告パケットのプロトコル番号は112である。

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341VRRPトリガ(VRRPトラッキング)の目的として最も適切なものはどれか。

  1. A異なるサブネット間で仮想ルータのMACアドレスを共有する
  2. BL3スイッチのスタック接続における同期を保つ
  3. CARPテーブルの更新を即座に行う
  4. D監視インタフェースがダウンした際に優先度を下げてマスタルータを切り替える
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正解:D監視インタフェースがダウンした際に優先度を下げてマスタルータを切り替える

監視側のインタフェースがダウンした際に、優先度を下げてバックアップに遷移させる仕組みである。

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342Gratuitous ARPパケットの送信元MACアドレスに設定されるものはどれか。

  1. A仮想MACアドレス
  2. B物理MACアドレス
  3. CブロードキャストMACアドレス
  4. DマルチキャストMACアドレス
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正解:A仮想MACアドレス

マスタルータ移行時、仮想MACアドレスを送信元とするGratuitous ARPを送信する。

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343オーナルータ(優先度255のルータ)に対するプリエンプトモードの動作として正しいものはどれか。

  1. Aプリエンプトモードが無効の場合はマスタルータにならない
  2. Bプリエンプトモードの有効・無効にかかわらず、稼働している限りマスタルータになる
  3. C他のルータが優先度255を設定した場合はラウンドロビンとなる
  4. Dプリエンプトディレイの時間が経過するまでバックアップとなる
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正解:Bプリエンプトモードの有効・無効にかかわらず、稼働している限りマスタルータになる

オーナルータはプリエンプトモードにかかわりなく、稼働している限りマスタルータになる。

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344レイヤ4方式のヘルスチェックについて正しい記述はどれか。

  1. AICMPを使用してIPアドレス単位でチェックする
  2. B特定のアプリケーションコマンドを使用しレスポンスをチェックする
  3. CTCPコネクション確立を試みることでポート単位でチェックする
  4. DHTTPリクエストの内容を解析して死活を判定する
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正解:CTCPコネクション確立を試みることでポート単位でチェックする

レイヤ4方式はTCPコネクション確立を試みることで、ポート単位でチェックする。

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345最もコネクション数の少ないサーバへ振り分ける負荷分散の振分け方式はどれか。

  1. Aラウンドロビン
  2. B比重
  3. Cルール
  4. D最小コネクション数
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正解:D最小コネクション数

最もコネクション数の少ないサーバへ振り分ける方式は「最小コネクション数」である。

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346DSR(Direct Server Return)方式の負荷分散において、サーバからクライアント端末への応答パケットの経路として正しいものはどれか。

  1. A負荷分散装置(LB)を経由せず、直接クライアント端末へ返信される
  2. B負荷分散装置(LB)を経由してクライアント端末へ返信される
  3. C内部DNSサーバを経由してクライアント端末へ返信される
  4. Dルータを経由せずに同一セグメントのクライアントへ返信される
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正解:A負荷分散装置(LB)を経由せず、直接クライアント端末へ返信される

DSR方式は、LBを経由せずに応答パケットを直接クライアント端末へ返信する方式である。

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347DSR方式において、LBがクライアントからパケットを受信し、振り分け先サーバへ転送する際のIPアドレスの扱いはどうなるか。

  1. A送信元IPアドレスのみVIPに書き換える
  2. B送信元IPアドレスも宛先IPアドレスも変更せずに転送する
  3. C宛先IPアドレスのみサーバの実IPに書き換える
  4. D送信元IPアドレスと宛先IPアドレスの両方を書き換える
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正解:B送信元IPアドレスも宛先IPアドレスも変更せずに転送する

LBはリクエストパケットを受け取ると、送信元・宛先IPアドレスを変更せずにサーバに転送する。

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348DSR方式を構成するために、振り分け先のサーバに設定する必要があるものはどれか。

  1. ALBの内部IPアドレス
  2. BLBのMACアドレス
  3. CVIPアドレス(仮想IPアドレス)
  4. D送信元クライアントのMACアドレス
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正解:CVIPアドレス(仮想IPアドレス)

DSR方式では、振り分け先サーバが返信パケットの送信元となるため、サーバにもVIPアドレスを設定する必要がある。

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349DSR方式において、サーバのループバックインタフェースに設定するARP応答の振る舞いとして正しいものはどれか。

  1. AVIPに対するARP要求に常に応答する
  2. BLBからのARP要求にのみ応答する
  3. CクライアントからのARP要求にのみ応答する
  4. DVIPに対するARP要求には応答しないように設定する
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正解:DVIPに対するARP要求には応答しないように設定する

ルータがVIP宛のARP要求を送信した際、LBのみが応答するように、サーバのループバックインタフェースはARP応答しないように設定する。

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350負荷分散装置において、実際のアクセス元であるクライアントのIPアドレスをサーバに通知するために用いられるHTTPヘッダーはどれか。

  1. AX-Forwarded-For
  2. BUser-Agent
  3. CReferer
  4. DAuthorization
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正解:AX-Forwarded-For

実際のアクセス元IPアドレスを通知する目的で、HTTPヘッダーフィールドの「X-Forwarded-For」が用いられる。

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351負荷分散装置において、暗号化されたHTTPS通信のCookieの内容からセッションIDを識別するために必要な機能はどれか。

  1. Aステートフルフェールオーバ
  2. BTLSアクセラレーション機能
  3. CDNSラウンドロビン
  4. Dリンクステートトラッキング
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正解:BTLSアクセラレーション機能

HTTPSの場合、パケットを解析するために負荷分散装置で復号する必要があり、この機能をTLSアクセラレーション機能という。

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352セッション情報を引き継がないフェールオーバ構成で、待機系が仮想IPを引き継いだ直後に、クライアントの既存TCPコネクションを整理させるために送信するパケットはどれか。

  1. ARSTフラグをオンにしたパケット
  2. BSYNフラグをオンにしたパケット
  3. CFINフラグをオンにしたパケット
  4. DACKフラグのみのパケット
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正解:ARSTフラグをオンにしたパケット

セッション情報を引き継がない構成では既存コネクションを継続できないため、RSTを送ってクライアントに再接続を促す。ステートフルフェールオーバはセッションを引き継ぐためRSTは不要。

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353クラスタシステムにおいて、死活監視専用ネットワークの障害などが原因で、両方のサーバがアクティブになってしまう状態を何というか。

  1. Aブロードキャストストーム
  2. Bルーティングループ
  3. Cマルチホーミング
  4. Dスプリットブレインシンドローム
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正解:Dスプリットブレインシンドローム

両サーバがアクティブになってしまう状態をスプリットブレインシンドロームという。

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354クラスタシステムにおいて、フェールオーバ時にMACアドレスをクライアントに学習させるために用いられるパケットはどれか。

  1. AGratuitous ARPパケット
  2. BVRRP広告パケット
  3. CLACPフレーム
  4. Dビーコンパケット
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正解:AGratuitous ARPパケット

切替え先のMACアドレスをGratuitous ARPパケットでブロードキャストし、クライアントのARPテーブルを更新させる。

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355DSR方式で利用できない負荷分散の仕組みはどれか。

  1. A送信元IPアドレスに基づく負荷分散
  2. BCookieなどアプリケーション層の情報に基づいた負荷分散
  3. Cポート番号に基づく負荷分散
  4. D最小コネクション数に基づく負荷分散
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正解:BCookieなどアプリケーション層の情報に基づいた負荷分散

LBはSYNパケット受信時に振り分け先を決定するため、アプリケーション層の情報に基づいた負荷分散はできない。

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356NICチーミングにおいて、リンクステートトラッキング機能の役割として正しいものはどれか。

  1. A下位リンクの障害を検知して上位リンクをダウンさせる
  2. B上位と下位のリンクを同時にアクティブにする
  3. C上位リンクの障害を検知して下位リンクを強制的にリンクダウンさせる
  4. D定期的にARP要求を送信してリンク切断を検知する
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正解:C上位リンクの障害を検知して下位リンクを強制的にリンクダウンさせる

リンクステートトラッキングは、上位ポートのリンク状態に追随させ、上位リンク障害時に下位リンクをダウンさせる。

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357NICチーミングにおいて、定期的に相互に接続性を監視し、リンク切断を検知するために送信されるブロードキャストパケットを何と呼ぶか。

  1. AHelloパケット
  2. BGratuitous ARP
  3. CLACPフレーム
  4. Dビーコン
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正解:Dビーコン

NIC間でビーコンと呼ばれるブロードキャストパケットを定期的に送信して相互に監視する仕組みがある。

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358マルチホーミング技術を利用してインターネット接続回線を冗長化する場合、BGPを利用した構成は通常どのようになるか。

  1. Aアクティブ/スタンバイ型
  2. Bアクティブ/アクティブ型
  3. Cラウンドロビン型
  4. DDSR型
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正解:Aアクティブ/スタンバイ型

BGPを利用した場合、通常、アクティブ/スタンバイ型の冗長構成になる。

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359マルチホーミング装置(MH装置)を利用した構成において、通常どの構成となるか。

  1. Aアクティブ/スタンバイ型
  2. Bアクティブ/アクティブ型
  3. Cスタティックルート型
  4. Dステートフル型
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正解:Bアクティブ/アクティブ型

MH装置を利用した場合、アクティブ/アクティブの冗長化構成になる。

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360マルチホーミング装置によるアウトバウンドトラフィックの負荷分散において、送信元IPアドレスはどのように処理されるか。

  1. A変更されず、社内のプライベートIPアドレスのまま送信される
  2. B常に固定のVIPアドレスに書き換えられる
  3. CNAT機能により、選択されたアップリンクポートのIPアドレスに書き換えられる
  4. D宛先IPアドレスに書き換えられる
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正解:CNAT機能により、選択されたアップリンクポートのIPアドレスに書き換えられる

NATによって送信元IPアドレスがアップリンクポートのIPアドレスに書き換えられることで、同一ポートに返信が戻る。

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361マルチホーミング環境において、上位階層ドメインのDNSサーバのNSレコードに二つのIPアドレスを登録する目的は何か。

  1. Aラウンドロビンにより負荷を分散するため
  2. B内部DNSと外部DNSを同期させるため
  3. Cセッション情報を共有するため
  4. D一方のルート障害時でも他方のルート経由で名前解決クエリをMH装置に届かせるため
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正解:D一方のルート障害時でも他方のルート経由で名前解決クエリをMH装置に届かせるため

一方のルートに障害が発生しても、他方のルートを経由して名前解決クエリがMH装置に着信できるようにするため。

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362BFD(Bidirectional Forwarding Detection)の主な目的はどれか。

  1. A二つの機器間の経路の可用性の迅速な検出
  2. Bパケットの暗号化
  3. Cサーバの死活監視
  4. DMACアドレスの学習
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正解:A二つの機器間の経路の可用性の迅速な検出

BFDは、二つの機器間の経路の可用性を検出するプロトコルであり、迅速な検出が特徴である。

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363OSPFとBFDを連携させる最大のメリットはどれか。

  1. Aルーティングテーブルのサイズを縮小できる
  2. BOSPFのHelloパケットよりも迅速にルータの障害を検知し迂回経路に切り替えられる
  3. COSPFの設定が不要になる
  4. D異なるベンダー間でOSPFを動作させることができる
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正解:BOSPFのHelloパケットよりも迅速にルータの障害を検知し迂回経路に切り替えられる

BFDに検知を委ねることで、OSPF単体のHelloパケットを用いたときより迅速な障害対応を実現できる。

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364BFDの情報が格納されるトランスポート層のプロトコルはどれか。

  1. ATCP
  2. BICMP
  3. CUDP
  4. DSCTP
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正解:CUDP

プロトコルスタック上、トランスポート層はUDPとなり、そのペイロード部分にBFDの情報を格納する。

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365レイヤ7方式のヘルスチェックの弱点として正しいものはどれか。

  1. Aアプリケーションがダウンしていても正常と判定してしまう
  2. BIPアドレス単位の監視しかできない
  3. CTCPコネクションの確立状態を確認できない
  4. D負荷が若干高くなる
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正解:D負荷が若干高くなる

上位レイヤのチェックは負荷が若干高くなるという弱点がある。

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366負荷分散の「ルール」に基づく振分け方式の例として適切なものはどれか。

  1. ACookieに格納されたセッションIDに基づいて振り分ける
  2. B最もレスポンスが速いサーバに振り分ける
  3. C全てのサーバに均等に振り分ける
  4. D優先度が最も高いサーバに振り分ける
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正解:ACookieに格納されたセッションIDに基づいて振り分ける

ルールの例として、Cookieに格納されたセッションIDに基づく負荷分散や、混雑時のSorryサーバへの振り分けがある。

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367スタック接続されたスイッチの弱点として該当するものはどれか。

  1. A論理的に1台のスイッチとして動作する
  2. Bソフトウェアのアップグレード時に再起動を同時に行うため停止時間が生じる
  3. C対向の機器でNICチーミングが可能である
  4. Dインターリンクで接続された複数の機器を一元管理できる
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正解:Bソフトウェアのアップグレード時に再起動を同時に行うため停止時間が生じる

ソフトウェアをアップグレードする際、再起動を同時に行わなければならないため両方とも停止時間がかかるのが弱点である。

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368STPにおいて、やり取りされるフレームの名称はどれか。

  1. ALACP
  2. BBFD
  3. CBPDU
  4. DVRRP広告
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正解:CBPDU

STPでやり取りされるフレームをBPDU(Bridge Protocol Data Unit)という。

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369アプリケーションサーバ間でセッション情報を共有するための方式で用いられる専用サーバはどれか。

  1. ASorryサーバ
  2. BDNSサーバ
  3. C認証サーバ
  4. Dインメモリストアサーバ
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正解:Dインメモリストアサーバ

アプリケーションサーバ間でセッション情報を共有するためのインメモリストアサーバを別途設置する方式がある。

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370OSPFのHelloパケットによる死活監視のデフォルト間隔(ブロードキャストネットワーク時)はいくつか。

  1. A10秒
  2. B1秒
  3. C3秒
  4. D30秒
正解と解説を見る

正解:A10秒

OSPF Helloパケットによる死活確認の間隔はデフォルトで10秒である。

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371DSR方式を用いた負荷分散において、振り分け先決定タイミングとして正しいものはどれか。

  1. AクライアントからのHTTP GETリクエストを受け取ったとき
  2. BクライアントからのSYNパケットを受け取ったとき
  3. CサーバからのSYN-ACKパケットを受け取ったとき
  4. Dスリーウェイハンドシェイクが完了したとき
正解と解説を見る

正解:BクライアントからのSYNパケットを受け取ったとき

DSR方式ではTCPコネクションはPCとサーバ間で張られるため、LBの振り分け決定はSYNパケット受信時に行われる。

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372クラスタシステムにおける共有ディスクを用いた死活監視の手法はどのようなものか。

  1. APingを共有ディスクに送信する
  2. B待機系が定期的にディスクをフォーマットする
  3. C主系が共有ディスクをロックし、ロックされている間は主系が稼働していると判断する
  4. Dディスクの空き容量を監視する
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正解:C主系が共有ディスクをロックし、ロックされている間は主系が稼働していると判断する

主系が共有ディスクをロックしておき、ロックが解除されていない限り主系が稼働していると判断する。

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373VRRPのプリエンプトモードが有効な場合、優先度が低いマスタルータはどのような条件でバックアップルータに遷移するか。

  1. A自身のVRRP広告パケットが破棄されたとき
  2. B一定時間Gratuitous ARPを受信しなかったとき
  3. CPCからのARP要求が途絶えたとき
  4. D自分より優先度の高いルータからVRRP広告を受信したとき
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正解:D自分より優先度の高いルータからVRRP広告を受信したとき

自分より高い優先度をもつ広告パケットを受信した場合、速やかにバックアップルータとなる。

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374レイヤ3方式のヘルスチェックの特徴として正しいものはどれか。

  1. AICMPを使用してIPアドレス単位で確認する
  2. BTCPポート番号を指定して確認する
  3. CHTTPレスポンスのステータスコードを確認する
  4. DDNSの名前解決を利用して確認する
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正解:AICMPを使用してIPアドレス単位で確認する

レイヤ3方式はICMPを使用し、サーバをIPアドレス単位でチェックする。

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375リンクの集約によって冗長化とトラフィック分散を実現するIEEE802.1AXの技術名称はどれか。

  1. ASTP
  2. Bリンクアグリゲーション
  3. CVRRP
  4. DNICチーミング
正解と解説を見る

正解:Bリンクアグリゲーション

リンクを複数本集約して冗長化と分散を実現する仕組みはリンクアグリゲーションである。

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376NICチーミングにおいて、チーム内の物理NICを異なるスイッチに接続する場合の注意事項はどれか。

  1. ALACPを使用しなければならない
  2. B常にアクティブ/アクティブ構成となる
  3. C通常はリンクアグリゲーション機能を使用できない
  4. DSTPを無効にする必要がある
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正解:C通常はリンクアグリゲーション機能を使用できない

異なるスイッチに接続した場合、通常はリンクアグリゲーション機能を使用できない。

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377負荷分散装置の「比重」方式の特徴はどれか。

  1. A最もレスポンスが速いサーバに振り分ける
  2. Bコネクション数が最小のサーバに優先的に振り分ける
  3. C全てのサーバに均等に振り分ける
  4. Dあらかじめサーバに設定した比重(レシオ値)の割合に応じて振り分ける
正解と解説を見る

正解:Dあらかじめサーバに設定した比重(レシオ値)の割合に応じて振り分ける

比重方式は、あらかじめサーバに設定した比重(レシオ値)の割合に応じて振り分ける方式である。

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378BFDのHelloパケットの送信間隔の設定範囲として正しいものはどれか。

  1. A300ミリ秒〜255,000ミリ秒
  2. B10秒〜300秒
  3. C1秒〜255秒
  4. D1ミリ秒〜100ミリ秒
正解と解説を見る

正解:A300ミリ秒〜255,000ミリ秒

BFDはHelloパケットの間隔を300ミリ秒〜255,000ミリ秒の範囲で設定できる。

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379アプリケーションレベル(レイヤ7)のヘルスチェックで用いられる監視方法はどれか。

  1. Apingコマンドの投入
  2. B特定のURLへのHTTPリクエスト発行とレスポンス確認
  3. CTCPコネクションの確立
  4. DMACアドレステーブルの参照
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正解:B特定のURLへのHTTPリクエスト発行とレスポンス確認

レイヤ7方式は特定のURLへHTTPリクエストを発行し、レスポンス内容まで確認する。

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