第380問応答遅延を構成する「サービス時間」に含まれる要素の組み合わせとして正しいものはどれか。
- Aシリアル化遅延時間、伝播遅延時間、ノード内処理時間
- Bシリアル化遅延時間、待ち時間、RTT
- C伝送時間、待ち行列時間、処理時間
- Dシリアル化遅延時間、アクセス集中による遅延時間、ノード内処理時間
ネットワークの性能を評価し設計する分野です。帯域幅とスループットの違い、遅延の構成要素(伝送遅延・伝搬遅延・処理遅延・キューイング遅延)、ゆらぎの影響が基礎になります。トラフィック量の見積り、多重化と回線使用率、待ち行列の考え方による性能予測が中心テーマです。QoSでは優先制御と帯域制御の方式、シェーピングとポリシングの違いが問われます。計算問題が多く、公式を使える状態にしておくことが得点に直結します。
この分野の問題51問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。
クイズモードで挑戦 →正解:B.バッファで蓄積したデータを再生するため遅延やジッタが吸収されるから
端末側でパケットをバッファに一旦蓄積してから再生するため、蓄積時間を超えない限りの遅延やジッタは吸収される。
この問題の解説ページを開く →正解:A.上位のキューにパケットが到着し続けると全く送信されなくなる
上位キューから常にパケットを取り出すため、上位の通信が継続すると下位のパケットが転送されないリスクがある。
この問題の解説ページを開く →正解:B.まずキュー1を全て処理し、その後キュー2と3を3対1の割合で処理する
Priority Queuingが最優先されるため、キュー1を空にしてから、キュー2と3がWRRの重み付けに従って処理される。
この問題の解説ページを開く →正解:B.シェーピングは超過分をバッファに蓄積し、ポリシングは超過分を廃棄する
設定値を超過した際、シェーピングはバッファに蓄積して平準化し、ポリシングは超過分を廃棄する。
この問題の解説ページを開く →正解:C.印刷通信を平準化し、高品質が求められる他の通信に影響を与えないようにするため
一時的に大量に流れる印刷データを平準化することで、音声などの他通信への悪影響を回避する。
この問題の解説ページを開く →正解:C.経路上のルータが多数のフローの帯域を同時に管理せねばならず、負荷が大きすぎるため
各ルータがフローごとの状態を管理する必要があり、規模が大きくなるとルータの負荷が膨大になるためである。
この問題の解説ページを開く →正解:B.ECN (明示的輻輳制御)
ECN(Explicit Congestion Notification)はパケット廃棄を伴わずに輻輳を通知し、送信量制御を促す仕組みである。
この問題の解説ページを開く →正解:D.ECEとCWR
ECNの通信において、TCPヘッダ側ではECE(ECN-Echo)とCWR(Congestion Window Reduced)フラグが使われる。
この問題の解説ページを開く →正解:C.ウィンドウを縮小し、通信相手に通知するためTCPヘッダのCWRフラグを1にして送信する
送信元は輻輳を回避するためにウィンドウサイズを縮小し、その旨を知らせるCWRフラグをセットして送信する。
この問題の解説ページを開く →正解:D.下位4つの優先度は下のクラス、上位4つの優先度は上のクラスにマッピングされる
クラス数が2の場合、0〜3が下のクラス、4〜7が上のクラスというように分割してマッピングされる。
この問題の解説ページを開く →正解:A.VLANタグを挿入し、VLAN IDには0を格納して優先度を設定する
VLANを用いていない場合でも、VLAN ID「0」を持つVLANタグを挿入することで優先度フィールドのみを利用できる。
この問題の解説ページを開く →正解:D.端末が接続しているISP回線の帯域に起因するシリアル化遅延
CDNは端末側のISP帯域を太くするわけではないため、帯域幅とパケットサイズに依存するシリアル化遅延は改善できない。
この問題の解説ページを開く →正解:A.端末のDNSフルリゾルバ (端末に登録されたDNSサーバ)
CDNのDNSサーバは、問い合わせを行ってきた端末のDNSフルリゾルバのIPアドレスを基準にエッジサーバを選択する。
この問題の解説ページを開く →正解:B.端末から遠いエッジサーバが選択されてしまい、最適ではなくなる可能性がある
DNSフルリゾルバのIPを基準にするため、フルリゾルバが遠いと、端末にとっても遠いエッジサーバが選ばれるリスクがある。
この問題の解説ページを開く →正解:C.EDNS-Client-Subnet
EDNS-Client-Subnetは、DNSクライアントのサブネット情報を権威DNSへ通知することで、より正確な最寄りサーバ選択を実現する。
この問題の解説ページを開く →正解:C.TCPの再送処理による遅延が、リアルタイムな映像の乱れに直結するから
TCPはパケット損失時に再送やウィンドウサイズ縮小を行い遅延を招くため、リアルタイム性を損なう原因となる。
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