管理業務主任者 ① 民法・その他法令(前半)

管理業務の法的土台となる民法の総則分野を学びます。特別法と一般法の関係、契約の成立、諾成契約、債権と債務といった基本概念に加え、公序良俗・無効と取消し・心裡留保・虚偽表示・錯誤・詐欺・強迫など、意思表示に関するルールが中心です。マンション管理では区分所有者・管理組合・管理業者の間で多くの契約や意思表示が交わされるため、その効力を判断する基礎知識が問われます。専門用語の定義と要件を条文に沿って正確に押さえるのが得点のコツです。

この分野の問題59問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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1民法の規定に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. A民法の規定と異なる特約を定めた場合、民法の規定が特約よりも優先される。
  2. B親族編や相続編の規定は、取引上の自由が優先されるため、任意規定として定められている。
  3. C民法の規定はすべて強行規定であり、当事者の合意によって適用しないことはできない。
  4. D民法において、私人間のルールは個人の自由に委ねられており、多くの規定は任意規定である。
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正解:D民法において、私人間のルールは個人の自由に委ねられており、多くの規定は任意規定である。

民法には任意規定が多く、私人間の契約は原則として自由である。

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2特別法と一般法に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. A借地借家法が存在する場合、民法の規定は常に適用されない。
  2. B民法は特別法であり、区分所有法などの一般法よりも優先して適用される。
  3. C区分所有法は、民法の特別法であるが、所有権のルールについては民法が優先される。
  4. D一般法である民法は、特別の事情を考慮して定められた特別法があれば、特別法が優先される。
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正解:D一般法である民法は、特別の事情を考慮して定められた特別法があれば、特別法が優先される。

一般法である民法に対し、特別の事情を考慮して制定された特別法が優先して適用される。

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3契約の成立に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. A契約は、当事者の意思に関わらず、法定の方式に従った場合にのみ成立する。
  2. B契約は、目的物の引渡しが行われたときに成立する。
  3. C契約は、申込みと承諾の意思表示が合致したときに成立する。
  4. D契約は、契約書を作成しなければ成立しない。
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正解:C契約は、申込みと承諾の意思表示が合致したときに成立する。

民法上の契約は、諾成契約が多く、申込みと承諾の合致で成立する。

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4諾成契約に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. A目的物の引渡しが契約成立の要件である。
  2. B申込みと承諾の意思表示が合致したのみで成立する。
  3. C書面の作成が契約成立の要件である。
  4. D登記がなければ契約は成立しない。
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正解:B申込みと承諾の意思表示が合致したのみで成立する。

諾成契約は、合意のみで成立し、書面や引渡しは要件とならない。

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5債権と債務に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. A債務とは、ある特定の人に対する権利をいう。
  2. B売買契約が成立すると、売主と買主の双方に債権と債務が発生する。
  3. C債権債務は、契約によってのみ発生する。
  4. D債権とは、ある特定の人に対する義務をいう。
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正解:B売買契約が成立すると、売主と買主の双方に債権と債務が発生する。

売買契約成立により、売主は代金請求権(債権)と引渡義務(債務)、買主は引渡請求権(債権)と代金支払義務(債務)を負う。

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6公序良俗に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. A公序良俗に反する契約でも、当事者が合意していれば有効である。
  2. B人身売買などの公序良俗に反する法律行為は、無効である。
  3. C公序良俗とは、個人的な感情を意味する。
  4. D公序良俗に反する法律行為は、取り消すことができる。
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正解:B人身売買などの公序良俗に反する法律行為は、無効である。

公の秩序又は善良の風俗に反する法律行為は無効とされる。

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7無効と取消しの違いに関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. A取消しは、はじめから無効であったものとみなされる。
  2. B取消しは、誰でも主張することができる。
  3. C無効は、取消権者が追認をすることで有効とすることができる。
  4. D無効は、はじめから法律効果が生じない。
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正解:D無効は、はじめから法律効果が生じない。

無効は効果を生じず、取消しは原則として有効に生じた効果を遡及的に消滅させる。

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8心裡留保に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. A相手方が表意者の心裡留保を知っている場合、その意思表示は無効である。
  2. B心裡留保による意思表示は、常に無効である。
  3. C心裡留保による意思表示が有効な場合、第三者に対しては対抗できる。
  4. D心裡留保による意思表示が無効な場合、善意の第三者に対しても無効である。
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正解:A相手方が表意者の心裡留保を知っている場合、その意思表示は無効である。

原則有効だが、相手方が悪意又は有過失であれば無効となり、善意の第三者には対抗できない。

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9虚偽表示に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. A当事者間において、虚偽表示は無効である。
  2. B虚偽表示は、善意の第三者に対抗することができる。
  3. C虚偽表示による無効は、第三者に対しては主張できない。
  4. D当事者間において、虚偽表示は有効である。
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正解:A当事者間において、虚偽表示は無効である。

虚偽表示は当事者間では無効であり、善意の第三者に対抗できない。

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10錯誤に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. A相手方も錯誤を取り消すことができる。
  2. B錯誤による取り消しは、第三者の善意悪意を問わず常に対抗できる。
  3. C錯誤による意思表示は、表意者が取り消すことができる。
  4. D錯誤による意思表示は、無効である。
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正解:C錯誤による意思表示は、表意者が取り消すことができる。

錯誤は表意者が取り消すことができ、善意かつ無過失の第三者には対抗できない。

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11錯誤の取り消しに関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. A錯誤による取り消しは、表意者だけができる。
  2. B表意者に重大な過失がある場合でも、必ず取り消すことができる。
  3. C錯誤による取り消しは、相手方もできる。
  4. D錯誤による取り消しは、善意の第三者に対しても主張できる。
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正解:A錯誤による取り消しは、表意者だけができる。

錯誤を理由とする取り消しは表意者が行うものであり、第三者保護の規定がある。

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12詐欺による意思表示に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. A詐欺による意思表示は、常に無効である。
  2. B詐欺による取り消しは、善意かつ無過失の第三者にも対抗できる。
  3. C詐欺による取り消しは、第三者の保護を考慮しない。
  4. D詐欺による意思表示は、表意者が取り消すことができる。
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正解:D詐欺による意思表示は、表意者が取り消すことができる。

詐欺による意思表示は取り消すことができ、善意かつ無過失の第三者には対抗できない。

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13第三者による詐欺に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. A第三者による詐欺は、契約を無効にする。
  2. B相手方が第三者による詐欺の事実を知り、又は知ることができたときに限り、意思表示を取り消すことができる。
  3. C相手方が第三者による詐欺の事実を知らなくても、意思表示を取り消すことができる。
  4. D第三者が詐欺を行っても、本人に帰責性がなければ取り消すことはできない。
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正解:B相手方が第三者による詐欺の事実を知り、又は知ることができたときに限り、意思表示を取り消すことができる。

相手方が知得可能であった場合に限り、意思表示を取り消すことができる。

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14強迫による意思表示に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. A強迫による意思表示は、取り消すことができない。
  2. B強迫による意思表示は、当事者間でのみ無効となる。
  3. C強迫による意思表示は、詐欺と同様、善意かつ無過失の第三者には対抗できない。
  4. D強迫による意思表示は、表意者が取り消すことができ、善意かつ無過失の第三者にも対抗できる。
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正解:D強迫による意思表示は、表意者が取り消すことができ、善意かつ無過失の第三者にも対抗できる。

強迫による取消しは、善意かつ無過失の第三者に対しても対抗できる。

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15第三者による強迫に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. A相手方が善意かつ無過失であっても、表意者は意思表示を取り消すことができる。
  2. B第三者による強迫は、詐欺よりも表意者の保護が不要である。
  3. C強迫は、相手方が善意かつ無過失であれば取り消すことはできない。
  4. D相手方が強迫の事実を知っていた場合にのみ、取り消すことができる。
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正解:A相手方が善意かつ無過失であっても、表意者は意思表示を取り消すことができる。

強迫は詐欺よりも保護の必要性が高く、相手方の善意無過失を問わず取り消せる。

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16意思能力を有しない者が締結した契約の効力はどれか。

  1. A無効である。
  2. B条件付きで有効である。
  3. C有効である。
  4. D取り消すことができる。
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正解:A無効である。

自己の行為の結果を弁識する精神能力を欠く者が締結した契約は無効である。

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17制限行為能力者の制度に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. A制限行為能力者の行為は、すべて取り消すことができる。
  2. B成年被後見人、被保佐人、被補助人は、それぞれ家庭裁判所の審判を受けなければならない。
  3. C保護者は、制限行為能力者の行為を追認することはできない。
  4. D未成年者以外の制限行為能力者は、審判を受けなくても自動的に制限行為能力者となる。
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正解:B成年被後見人、被保佐人、被補助人は、それぞれ家庭裁判所の審判を受けなければならない。

後見、保佐、補助開始の審判を受けることで制限行為能力者制度が適用される。

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18未成年者の法律行為に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. A未成年者が行った行為は、すべて法定代理人の同意がなければ取り消される。
  2. B未成年者は、いかなる場合も単独で有効な契約は結べない。
  3. C法定代理人の同意を得た行為は、未成年であることを理由に取り消すことができる。
  4. D単に権利を得る行為は、未成年者単独で行っても取り消すことはできない。
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正解:D単に権利を得る行為は、未成年者単独で行っても取り消すことはできない。

単に権利を得、又は義務を免れる行為等は取り消すことができない。

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19成年被後見人に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. A成年被後見人の行為は、成年後見人の同意を得れば取り消すことができない。
  2. B成年被後見人は、日常生活に関する行為であっても単独で行うことができない。
  3. C成年被後見人は、単独で法律行為をすることができない。
  4. D成年後見人の代理権は、居住用不動産の処分であっても家庭裁判所の許可は不要である。
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正解:C成年被後見人は、単独で法律行為をすることができない。

成年被後見人は単独で法律行為ができず、同意があっても取消対象となる。

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20成年後見人の居住用不動産処分に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. A成年後見人は、本人の同意があれば許可なく処分できる。
  2. B成年後見人は、本人のために自由に不動産を処分できる。
  3. C居住用建物の賃貸借解除には、許可は不要である。
  4. D居住用建物の売却には、家庭裁判所の許可が必要である。
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正解:D居住用建物の売却には、家庭裁判所の許可が必要である。

居住用不動産の売却や賃貸等には、家庭裁判所の許可が必須である。

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21制限行為能力者の詐術に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. A詐術を用いても、制限行為能力者は常に保護される。
  2. B詐術を用いた場合、行為そのものが有効になる。
  3. C制限行為能力者が詐術を用いた場合、取り消すことはできない。
  4. D詐術とは、保護者の同意を得ていると誤信させた場合を含まない。
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正解:C制限行為能力者が詐術を用いた場合、取り消すことはできない。

詐術を用いて相手方を誤信させた場合、取消権を喪失する。

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22代理の要件として、正しいものはどれか。

  1. A代理人は、本人のためにすることを示さなくても本人に効果が帰属する。
  2. B代理人が詐欺を受けた場合、代理人ではなく本人が判断して取り消さなければならない。
  3. C代理人が顕名をしない場合、原則として代理人自身のためにしたものとみなされる。
  4. D制限行為能力者は、代理人となることができない。
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正解:C代理人が顕名をしない場合、原則として代理人自身のためにしたものとみなされる。

顕名を欠いた場合、原則として代理人の行為となる。

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23代理人の代理行為の瑕疵に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. A錯誤による取り消しの判断は、本人を基準に行う。
  2. B心裡留保や詐欺の有無は、原則として代理人を基準に判断する。
  3. C代理行為の瑕疵は、一切考慮されない。
  4. D代理人が強迫を受けた場合、取り消すことができるのは代理人である。
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正解:B心裡留保や詐欺の有無は、原則として代理人を基準に判断する。

代理行為の効力は原則として代理人を基準に判断する。

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24代理権の消滅事由に関する記述として、正しいものはどれか。

  1. A本人が死亡しても、代理権は消滅しない。
  2. B代理人が死亡しても、代理権は消滅しない。
  3. C代理人が破産手続開始の決定を受けた場合、代理権は消滅する。
  4. D代理権は、一度授与されたら何があっても消滅しない。
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正解:C代理人が破産手続開始の決定を受けた場合、代理権は消滅する。

代理人の死亡、破産、後見開始の審判で代理権は消滅する。

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25無権代理に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. A本人が追認を拒絶した場合、無権代理行為は有効となる。
  2. B無権代理行為は、本人に当然に帰属する。
  3. C本人が追認をすれば、契約締結時にさかのぼって本人に効果が帰属する。
  4. D相手方は、無権代理人が代理権を有しないことを知っていた場合、取り消すことはできない。
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正解:C本人が追認をすれば、契約締結時にさかのぼって本人に効果が帰属する。

追認は遡及効を有し、相手方の善意が必要なのは取消権の要件である。

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26表見代理に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. A表見代理は、権限を越えた行為の場合には成立する余地がない。
  2. B表見代理は、無権代理であっても本人に効果が帰属する制度である。
  3. C表見代理が成立した場合、相手方は無権代理人に対する責任追及を選択することができない。
  4. D表見代理が成立するためには、相手方が代理権の欠缺について善意有過失であれば足りる。
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正解:B表見代理は、無権代理であっても本人に効果が帰属する制度である。

表見代理は本人の関与と相手方の善意無過失により効果帰属を認める制度であり、相手方に過失があれば成立せず、権限踰越の場合も成立し得る。

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27復代理に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. A委任による代理人は、やむを得ない事由があるときなどでなければ復代理人を選任できない。
  2. B復代理人を選任しても、代理人の代理権は消滅する。
  3. C復代理人は、代理人ではなく本人を代理する。
  4. D代理人は、いつでも自由に復代理人を選任できる。
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正解:A委任による代理人は、やむを得ない事由があるときなどでなければ復代理人を選任できない。

本人の許諾ややむを得ない事由がなければ選任できず、代理人の権限も消滅しない。

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28自己契約・双方代理に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. A自己契約は、債務の履行であれば本人に効果が帰属する。
  2. B双方代理は、本人の許諾があれば常に認められる。
  3. C自己契約及び双方代理は、常に有効である。
  4. D自己契約及び双方代理は原則禁止されており、行われた場合は無権代理となる。
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正解:D自己契約及び双方代理は原則禁止されており、行われた場合は無権代理となる。

自己契約・双方代理は無権代理となるが、債務の履行や事前の許諾があれば効果が生じる。

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29消滅時効に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. A消滅時効は、権利を行使することができることを知った時から10年で完成する。
  2. B時効利益の放棄は、時効完成前であっても可能である。
  3. C消滅時効が完成すれば、自動的に権利は消滅する。
  4. D消滅時効の効果を生じさせるには、時効の援用が必要である。
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正解:D消滅時効の効果を生じさせるには、時効の援用が必要である。

時効の援用により効力が生じ、遡及して権利が消滅する。

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30時効の完成猶予と更新に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. A時効の完成猶予とは、一定期間時効が完成しないことをいう。
  2. B承認は、時効完成後に行わなければ効力がない。
  3. C裁判上の請求による時効の完成猶予は、訴えの取り下げがあっても永久に続く。
  4. D時効の更新とは、時効の期間を少し延長することをいう。
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正解:A時効の完成猶予とは、一定期間時効が完成しないことをいう。

完成猶予は完成を先延ばしにし、更新は進行をゼロに戻す。

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31債務不履行の態様に関する記述として、正しいものはどれか。

  1. A履行が不能となることは、履行遅滞という。
  2. B債務者の責めに帰すべき事由によって履行ができないことは、履行不能という。
  3. C履行はされたが内容が不完全なことは、履行不能という。
  4. D履行期を過ぎても履行がないことは、不完全履行という。
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正解:B債務者の責めに帰すべき事由によって履行ができないことは、履行不能という。

債務者の責めに帰すべき事由で履行不能となることを履行不能という。

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32金銭債務の不履行に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. A金銭債務の不履行による損害賠償は、不可抗力をもって抗弁とすることができる。
  2. B金銭債務は、不履行があっても損害賠償請求はできない。
  3. C金銭債務の不履行であっても、損害の証明が必要である。
  4. D金銭債務の不履行の賠償額は、最初の時点における法定利率で定まる。
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正解:D金銭債務の不履行の賠償額は、最初の時点における法定利率で定まる。

金銭債務は損害証明が不要で、不可抗力も抗弁とならず、利率も法定利率による。

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33同時履行の抗弁権に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. A同時履行の抗弁権は、いかなる契約においても主張できる。
  2. B同時履行の抗弁権を行使すれば、債務不履行責任が生じる。
  3. C双務契約において、相手方が履行するまでは自己の債務の履行を拒むことができる。
  4. D相手方が債務を履行しなくても、自己の債務を履行しなければならない。
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正解:C双務契約において、相手方が履行するまでは自己の債務の履行を拒むことができる。

同時履行の抗弁権は、相手方の債務履行まで自己の履行を拒む正当な権利である。

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34契約の解除に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. A解除をすると、契約はさかのぼって効力を失う。
  2. B債権者に帰責事由がある場合でも、解除できる。
  3. C債務不履行が軽微であっても、常に解除できる。
  4. D解除をすると、契約は将来に向かって効力を失う。
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正解:A解除をすると、契約はさかのぼって効力を失う。

解除は遡及効を有し、契約締結前の状態に復帰させる。

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35解除前の第三者に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. A登記がなくても、解除前の第三者は保護される。
  2. B解除前の第三者は、登記を備えていなければ解除の効果を対抗される。
  3. C解除がなされると、いかなる第三者も保護されない。
  4. D解除前の第三者は、常に保護される。
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正解:B解除前の第三者は、登記を備えていなければ解除の効果を対抗される。

解除前の第三者は、登記を備えることで保護される。

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36契約類型と性質に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. A消費貸借は、原則として要物・片務契約である。
  2. B贈与は、有償・双務・諾成契約である。
  3. C売買は、有償・片務・諾成契約である。
  4. D請負は、有償・片務・要物契約である。
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正解:A消費貸借は、原則として要物・片務契約である。

消費貸借は原則として要物・片務契約であり、借りた物と同種・同等・同量の物を返還する。売買は有償・双務・諾成、請負は有償・双務・諾成、贈与は無償・片務・諾成である。

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37売買の契約不適合責任に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. A契約不適合責任には、追完請求権、代金減額請求権、損害賠償請求権、解除権がある。
  2. B契約不適合責任を免除する特約は、いかなる場合も無効である。
  3. C損害賠償請求権は、売主の帰責事由に関わらず請求できる。
  4. D契約不適合責任は、売主の帰責事由がなければ一切追及できない。
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正解:A契約不適合責任には、追完請求権、代金減額請求権、損害賠償請求権、解除権がある。

種類・品質等の適合に関する責任は、買い主に多様な請求権を認めている。

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38売主の契約不適合責任の通知期間に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. A引渡しから1年以内に通知しなければならない。
  2. B不適合を知った時から6か月以内に通知しなければならない。
  3. C数量の不適合についても、1年以内の通知が必須である。
  4. D不適合を知った時から1年以内に通知しなければならない。
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正解:D不適合を知った時から1年以内に通知しなければならない。

種類・品質に関する不適合は、知った時から1年以内の通知が必要である。

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39契約不適合責任を負わない特約に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. A売主が第三者のために権利を設定して不適合が生じた場合、責任を負わない特約があれば責任を免れる。
  2. B契約不適合責任は任意規定であるため、原則として免除特約は可能である。
  3. C売主が不適合を知りながら告げなかった場合でも、責任を免れる特約は有効である。
  4. D免除特約は、いかなる場合も無効である。
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正解:B契約不適合責任は任意規定であるため、原則として免除特約は可能である。

任意規定であるため免除特約は可能だが、悪意等の場合は免責されない。

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40手付に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. A手付解除ができるのは、買主のみである。
  2. B履行に着手した後は、手付解除をすることはできない。
  3. C売主が手付解除をする場合、手付金の倍額を提供する必要はない。
  4. D手付は、常に解約手付とみなされる。
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正解:B履行に着手した後は、手付解除をすることはできない。

相手方が履行に着手すると手付解除権は消滅する。

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41手付解除と債務不履行に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. A買主が債務不履行を理由に解除した場合、手付を放棄しなければならない。
  2. B債務不履行による解除は、手付を放棄して行うものである。
  3. C解約手付による解除は、損害賠償請求の対象とならない。
  4. D解約手付による解除がなされた場合、債務不履行による損害賠償請求ができる。
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正解:C解約手付による解除は、損害賠償請求の対象とならない。

合意による解約手付解除と、債務不履行による解除は別個の制度である。

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42賃貸借の定義に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. A賃貸借は、物を無償で使用させる契約である。
  2. B賃貸借は、賃料の支払いがなくても成立する。
  3. C賃貸借は、賃料を支払うことを要件とする契約である。
  4. D賃貸借の終了時に、物を返還する義務はない。
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正解:C賃貸借は、賃料を支払うことを要件とする契約である。

賃料を支払うこと及び返還することが要件である。

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43賃貸借における修繕に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. A賃貸人は、賃貸物の維持保全行為を拒むことができる。
  2. B賃借人は、修繕が必要な場合、賃貸人に通知し、相当期間経過後に修繕ができる。
  3. C賃借人は、いかなる場合も勝手に修繕を行うことはできない。
  4. D賃貸人は、賃借人が破損させても修繕する義務がある。
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正解:B賃借人は、修繕が必要な場合、賃貸人に通知し、相当期間経過後に修繕ができる。

通知や催告を経た場合など、一定条件下で賃借人の修繕が認められる。

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44賃貸借における不動産賃借権の対抗要件として、正しいものはどれか。

  1. A土地の賃借人は、その土地上に自己名義の登記ある建物を有していても、土地賃借権を第三者に対抗できない。
  2. B建物の賃貸借の場合、引渡しを受ければ、登記がなくても新賃貸人に対抗できる。
  3. C賃貸人は、賃借人に対し賃借権設定登記に協力する義務を当然に負う。
  4. D建物賃借人は、賃借権の登記を備えなければ、引渡しを受けても新賃貸人に賃借権を対抗できない。
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正解:B建物の賃貸借の場合、引渡しを受ければ、登記がなくても新賃貸人に対抗できる。

建物の賃貸借は引渡しにより対抗力が生じ、借地は借地上の登記ある建物の所有により対抗できる。賃貸人に賃借権登記への協力義務は当然には認められない。

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45敷金に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. A賃借人は、敷金を賃料債務の弁済に充てるよう請求することができる。
  2. B敷金は、賃貸借終了の返還まで賃料債務を担保する金銭である。
  3. C敷金返還債務は、賃貸人が変わっても新賃貸人には承継されない。
  4. D賃貸人は、賃借物の返還を受ける前に敷金を返還しなければならない。
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正解:B敷金は、賃貸借終了の返還まで賃料債務を担保する金銭である。

敷金は担保目的の金銭であり、返還は目的物返還後である。

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46敷金の承継に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. A賃貸人が交代した場合、未払賃料等を控除した残額が新賃貸人に承継される。
  2. B賃貸人が変更しても、敷金は新賃貸人に承継されない。
  3. C賃借人が変更した場合、敷金返還請求権は新賃借人に承継される。
  4. D敷金は、常に旧賃借人に返還されなければならない。
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正解:A賃貸人が交代した場合、未払賃料等を控除した残額が新賃貸人に承継される。

賃貸人交代時は新賃貸人が承継するが、賃借人交代時は承継されない。

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47賃借権の譲渡・転貸に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. A承諾を得て賃借権を譲渡した場合、譲渡人は賃貸借関係に残る。
  2. B賃借権の譲渡は、賃貸人の承諾がなくても自由に行える。
  3. C承諾を得て転貸した場合、転借人は賃貸人に直接支払う義務は負わない。
  4. D承諾なしに転貸を行った場合、賃貸人は直ちに解除できる。
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正解:D承諾なしに転貸を行った場合、賃貸人は直ちに解除できる。

無断での譲渡・転貸は原則として解除事由となる。

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48賃貸借の終了と転貸借に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. A期間満了による終了の場合、賃貸人が転借人に通知すれば転貸借も終了する。
  2. B合意解除がなされた場合、転借人は常に転貸借の終了を対抗される。
  3. C合意解除の当時、賃貸人に解除権があれば転借人に対抗できる。
  4. D債務不履行解除がなされた場合、賃貸人は転借人に催告しなければならない。
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正解:C合意解除の当時、賃貸人に解除権があれば転借人に対抗できる。

債務不履行解除では催告不要、期間満了時は通知後6か月で終了する。

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49定期建物賃貸借に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. A期間は必ず1年以上でなければならない。
  2. B説明をしなくても、契約の更新がない旨は有効である。
  3. C契約を締結するには、公正証書等の書面又は電磁的記録が必要である。
  4. D契約の更新は、いかなる場合も認められる。
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正解:C契約を締結するには、公正証書等の書面又は電磁的記録が必要である。

期間に制限はなく1年未満も可。更新は無く、書面等での契約と説明が必須。

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50定期建物賃貸借の中途解約に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. Aいかなる場合でも、中途解約は認められない。
  2. B中途解約は、賃貸人からのみ可能である。
  3. C居住用で200㎡未満の建物で、やむを得ない事情がある場合に限り、解約できる。
  4. D床面積が200㎡以上の建物であれば、いかなる理由でも解約できる。
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正解:C居住用で200㎡未満の建物で、やむを得ない事情がある場合に限り、解約できる。

居住用200㎡未満かつ、やむを得ない事由がある場合の賃借人からの解約権。

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51定期建物賃貸借の終了通知に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. A通知を欠いた場合、その終了を賃借人に対抗できる。
  2. B通知は、いつでも行うことができる。
  3. C期間が1年以上であれば、満了の1年前から6か月前までに通知しなければならない。
  4. D期間が1年以上あれば、期間満了直前でも通知できる。
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正解:C期間が1年以上であれば、満了の1年前から6か月前までに通知しなければならない。

1年以上の契約は、通知期間内に終了通知を行わなければ終了を対抗できない。

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52使用貸借の特徴に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. A使用貸借は、借主の死亡によって終了する。
  2. B引渡しを受ければ、第三者への対抗力がある。
  3. C使用貸借は、有償契約である。
  4. D使用貸借は、借地借家法の適用がある。
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正解:A使用貸借は、借主の死亡によって終了する。

使用貸借は無償、借地借家法適用外、死亡で終了する。

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53請負契約の特徴に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. A請負人は、自らの手で完成させなければならない。
  2. B報酬は、目的物の引渡し前でなければ請求できない。
  3. C注文者は、完成前であっても解除することはできない。
  4. D請負契約において、下請負を禁止する特約は有効である。
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正解:D請負契約において、下請負を禁止する特約は有効である。

仕事の完成が目的であり、禁止特約は有効。下請負も原則可。

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54請負契約における注文者の解除権に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. A注文者は、仕事の完成前であっても解除することはできない。
  2. B注文者は、仕事の完成前ならいつでも、損害を賠償して解除できる。
  3. C注文者は、完成後はいつでも解除できる。
  4. D注文者が破産した場合のみ、注文者は解除できる。
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正解:B注文者は、仕事の完成前ならいつでも、損害を賠償して解除できる。

完成前であれば、賠償を前提に注文者はいつでも解除できる。

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55請負人の契約不適合責任に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. A請負契約には売買の契約不適合責任の規定が準用される。
  2. B損害賠償請求は、請負人の帰責事由がない場合でもできる。
  3. C請負人は、注文者が不適合を知った時から6か月以内に通知がなければ責任を負わない。
  4. D請負契約に不適合責任の規定はない。
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正解:A請負契約には売買の契約不適合責任の規定が準用される。

請負契約は有償であり、売買の契約不適合責任が準用される。

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56請負人が第三者に損害を与えた場合に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. A原則として、請負人が責任を負い、注文者は責任を負わない。
  2. B請負人は、故意であっても責任を負わない。
  3. C注文者は、指示や指図に過失があっても責任を負わない。
  4. D請負人と注文者は、常に連帯して責任を負う。
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正解:A原則として、請負人が責任を負い、注文者は責任を負わない。

請負人の不法行為責任が原則であり、注文者は原則責任を負わない。

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57請負人が契約不適合責任を免れるケースに関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. A請負人は、注文者の指示が不適当であることを知っていたら責任を免れない。
  2. B注文者の指図が不適当であることを請負人が知っていた場合、責任は免れる。
  3. C不適合が注文者の与えた指示によるものであっても、請負人は責任を負う。
  4. D注文者の材料が不適当であることを請負人が知っていた場合でも、責任を免れる。
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正解:A請負人は、注文者の指示が不適当であることを知っていたら責任を免れない。

請負人は指示不適合を知っていたら、免責特約がなくても責任を負う。

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58民法上の契約に関する論点として、正しいものはどれか。

  1. A制限行為能力者は、代理人となることはできるが、契約行為はできない。
  2. B契約は、当事者の合意があればどのような内容でも必ず有効である。
  3. C賃借権の譲渡は、賃借人の自由である。
  4. D売買契約において、不適合責任を追及する期限は、売主が不適合を知っていたか否かで変わる場合がある。
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正解:D売買契約において、不適合責任を追及する期限は、売主が不適合を知っていたか否かで変わる場合がある。

売主が悪意又は重過失の場合は、通知期間の制限が適用されないことがある。

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59請負契約の報酬支払時期に関する記述として、正しいものはどれか。

  1. A報酬は、注文者が利益を受けなくても全額支払う必要がある。
  2. B報酬支払と仕事完成は同時履行関係にない。
  3. C報酬は、仕事完成後(引渡し同時履行)に支払うのが原則である。
  4. D報酬は、仕事の完成前であっても支払わなければならない。
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正解:C報酬は、仕事完成後(引渡し同時履行)に支払うのが原則である。

完成後、目的物引渡しとの同時履行が原則である。

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