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① 民法・その他法令(前半)

管理業務主任者44

問題

賃貸借における不動産賃借権の対抗要件として、正しいものはどれか。

A土地の賃借人は、その土地上に自己名義の登記ある建物を有していても、土地賃借権を第三者に対抗できない。
B建物の賃貸借の場合、引渡しを受ければ、登記がなくても新賃貸人に対抗できる。✓ 正解
C賃貸人は、賃借人に対し賃借権設定登記に協力する義務を当然に負う。
D建物賃借人は、賃借権の登記を備えなければ、引渡しを受けても新賃貸人に賃借権を対抗できない。

正解

B建物の賃貸借の場合、引渡しを受ければ、登記がなくても新賃貸人に対抗できる。

解説

建物の賃貸借は引渡しにより対抗力が生じ、借地は借地上の登記ある建物の所有により対抗できる。賃貸人に賃借権登記への協力義務は当然には認められない。

分野解説:① 民法・その他法令(前半)

管理業務の法的土台となる民法の総則分野を学びます。特別法と一般法の関係、契約の成立、諾成契約、債権と債務といった基本概念に加え、公序良俗・無効と取消し・心裡留保・虚偽表示・錯誤・詐欺・強迫など、意思表示に関するルールが中心です。マンション管理では区分所有者・管理組合・管理業者の間で多くの契約や意思表示が交わされるため、その効力を判断する基礎知識が問われます。専門用語の定義と要件を条文に沿って正確に押さえるのが得点のコツです。

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