家電製品アドバイザー(生活家電) ④ 調理家電(IHジャー炊飯器・IHクッキングヒーター・電子レンジ)

加熱のしくみが異なる調理家電をまとめて学ぶ分野です。IHジャー炊飯器では電磁誘導加熱の原理、でんぷんのアルファ化条件、圧力式による沸点上昇、内釜の多層構造が頻出です。電子レンジではマイクロ波の性質、突沸や庫内発火時の対処、過熱水蒸気やコンベクション方式、容器の使い分けが問われます。IHクッキングヒーターの加熱原理や安全機能も対象です。原理の理解に加え、突沸・発火・やけどなど事故防止の使い方は顧客対応でも重要なので確実に押さえましょう。

この分野の問題40問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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116IHジャー炊飯器の加熱コイルに流す高周波電流の周波数は約どれくらいか。

  1. A約50kHz
  2. B約25kHz
  3. C約100kHz
  4. D約10kHz
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正解:B約25kHz

IHジャー炊飯器は、加熱コイルに約25kHzの高周波電流を流し交番磁界を発生させます。

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117お米のでんぷんがアルファ化(糊化)し、消化しやすい状態になるために必要な完全アルファ化の条件はどれか。

  1. A80℃で30分間
  2. B98℃で20分間
  3. C100℃で10分間
  4. D120℃で5分間
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正解:B98℃で20分間

完全アルファ化には98℃で20分間が必要とされており、これにより消化しやすい状態に変化します。

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118圧力式IHジャー炊飯器において、1.2気圧の圧力をかけた場合の庫内の水の沸点は約何度になるか。

  1. A約98℃
  2. B約100℃
  3. C約105℃
  4. D約110℃
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正解:C約105℃

1.2気圧の圧力をかけると水の沸点は約105℃になり、100℃を超える高温炊飯が可能になります。

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119圧力式IHジャー炊飯器は消費生活用製品安全法により「特定製品」に指定されている。販売時に表示が義務付けられているマークはどれか。

  1. APSCマーク
  2. BSマーク
  3. CSGマーク
  4. DJISマーク
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正解:APSCマーク

圧力式炊飯器は特定製品としてPSCマークの表示が義務付けられています(SGマークは任意です)。

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120IHジャー炊飯器の内釜の基本的な多層構造における材質の役割として、正しいものはどれか。

  1. A銅が発熱し、土鍋素材が熱を吸収する。
  2. Bステンレスが発熱し、アルミニウムが熱を拡散する。
  3. Cフッ素樹脂が発熱し、セラミックスが熱を保持する。
  4. Dアルミニウムが発熱し、ステンレスが熱を拡散する。
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正解:Bステンレスが発熱し、アルミニウムが熱を拡散する。

発熱源となるステンレスと、熱拡散のための熱伝導率が高いアルミニウムを接合した多層構造が基本です。

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121炊飯に使用する水の種類がご飯に与える影響について、正しい記述はどれか。

  1. A水温が40℃以上の温水を使用すると、ニオイが抑えられ美味しく炊ける。
  2. B硬度100mg/L以上のミネラルウォーターを使用すると、ふっくらと柔らかく炊き上がる。
  3. CpH9以上のアルカリイオン水を使用すると、ご飯のべたつきや黄変の原因となる。
  4. D水道水を使用するとペクチンが結合しやすくなり、ご飯が硬く炊き上がる。
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正解:CpH9以上のアルカリイオン水を使用すると、ご飯のべたつきや黄変の原因となる。

アルカリ性が強いと米の表面の物質が変質して黄変しやすく、またミネラル分が多いと硬くパサついた仕上がりになります。

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122無洗米の計量と水加減に関する説明として、正しいものはどれか。

  1. A通常の炊飯用計量カップで量る場合、精白米より米の正味量が多くなるため、水加減を5〜10%多めにする。
  2. B通常の炊飯用計量カップで量る場合、精白米より米の正味量が多くなるため、水加減を5〜10%少なめにする。
  3. C無洗米専用カップで量る場合、精白米より米の正味量が少なくなるため、水加減を10%多めにする。
  4. D無洗米専用カップで量る場合、精白米より米の正味量が少なくなるため、水加減を10%少なめにする。
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正解:A通常の炊飯用計量カップで量る場合、精白米より米の正味量が多くなるため、水加減を5〜10%多めにする。

無洗米は肌ぬかが取れている分、1カップに入る正味量が多くなるため、通常のカップで量る際は水を多めにします。

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123IHジャー炊飯器の保温機能について、正しい説明はどれか。

  1. A低め保温は約70〜75℃に保ち、長時間の風味保持に最も適している。
  2. B高め保温は約80〜85℃に保ち、ご飯の乾燥や変色を完全に防ぐ。
  3. C高め保温は約70〜75℃で菌の増殖を抑え、衛生性に優れている。
  4. D低め保温は約60〜65℃に保ち、衛生面に最も優れる。
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正解:C高め保温は約70〜75℃で菌の増殖を抑え、衛生性に優れている。

高め保温(70〜75℃)は衛生性に優れますが風味が落ちやすく、低め保温(60〜65℃)は風味保持に優れますが菌増殖のリスクがあります。

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124IHジャー炊飯器の蒸気噴き出しを抑制する方式のメリットとして、間違っているものはどれか。

  1. A蒸気による臭いや湿気が減るため、リビングなどにも置きやすい。
  2. B子供が触っても蒸気によるやけどの危険性が減る。
  3. C吹きこぼれを抑制するため火力調節が不要になり、連続沸騰による炊き上げが可能となる。
  4. D蒸気の排出を抑えるために火力を常に弱める必要があり、消費電力を大幅に抑えられる。
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正解:D蒸気の排出を抑えるために火力を常に弱める必要があり、消費電力を大幅に抑えられる。

蒸気抑制方式は吹きこぼれを抑えられるため、火力を弱める必要がなく連続沸騰によるふっくらとした炊き上げが可能です。

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125IHジャー炊飯器の安全装置に関する説明で、正しいものはどれか。

  1. Aヒーター加熱式には温度ヒューズと電流ヒューズの両方が必ず用いられる。
  2. B電磁誘導加熱(IH)式はマイコン制御が完全なため、物理的なヒューズは用いられない。
  3. C圧力式IHジャー炊飯器には圧力ヒューズのみが用いられ、温度ヒューズは搭載されていない。
  4. D電磁誘導加熱(IH)式では、過熱時の温度ヒューズに加え、過電流で作動する電流ヒューズが用いられる。
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正解:D電磁誘導加熱(IH)式では、過熱時の温度ヒューズに加え、過電流で作動する電流ヒューズが用いられる。

IH式では過熱時の温度ヒューズに加えて、過電流から保護するための電流ヒューズが併用されています。

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126炊飯器の省エネ基準達成率の算出において、水加減や炊き方の違いによる不公平をなくすため、目標基準値の補正に用いられる指標はどれか。

  1. A蒸発水量
  2. B炊飯時の平均温度
  3. C最大消費電力
  4. D内釜の重量
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正解:A蒸発水量

蒸発水量が多いほど目標基準値は大きくなるように補正され、不公平が生じないようになっています。

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127ご飯をおいしく冷凍保存・解凍するための注意点として、間違っているものはどれか。

  1. A冷凍の他の食品を傷めないよう、炊き上がったご飯の粗熱が取れて冷ましてからラップで包む。
  2. B解凍ムラができないよう、1杯分ずつ小分けにして平たく包む。
  3. C空気が入ると霜が付いてべちゃつくため、ラップでぴったり包む。
  4. D解凍時はレンジで加熱後、1度取り出してほぐしながら余分な水分を飛ばす。
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正解:A冷凍の他の食品を傷めないよう、炊き上がったご飯の粗熱が取れて冷ましてからラップで包む。

ご飯は炊き上がったばかりの熱々のうちにラップで包むことで水分を逃さず、おいしく冷凍できます。

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128電子ジャー炊飯器の「年間消費電力量」を算出する際、測定して足し合わせる項目に含まれないものはどれか。

  1. A1回当たりの炊飯時消費電力量
  2. B1時間当たりの保温時消費電力量
  3. C保温を伴わない再加熱時の消費電力量
  4. D1時間当たりの待機時消費電力量
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正解:C保温を伴わない再加熱時の消費電力量

年間消費電力量は、炊飯時・保温時・タイマー予約時・待機時の各消費電力量を実態回数に基づいて合算します。

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129IHクッキングヒーターの加熱原理において、磁場の変化によって金属製の鍋底に発生する電流を何というか。

  1. A直流電流
  2. B渦電流
  3. C暗電流
  4. D迷走電流
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正解:B渦電流

加熱コイルから発生した交番磁界により、金属製の鍋底に「渦電流」が生じ、その電気抵抗で発熱します。

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130オールメタル対応IHでアルミニウム等の非磁性金属を加熱する際、高周波電流の周波数はおよそどの帯域まで上げられるか。

  1. A20kHz〜30kHz
  2. B10kHz〜15kHz
  3. C120kHz〜150kHz
  4. D60kHz〜90kHz
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正解:D60kHz〜90kHz

非磁性金属は電気抵抗が小さいため、周波数を60kHz〜90kHzに上げて表皮効果を高め、発熱しやすくします。

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131IHクッキングヒーターのトッププレートに採用されており、耐熱性や耐衝撃性に優れているガラス素材はどれか。

  1. A結晶化セラミックガラス
  2. B石英ガラス
  3. Cホウケイ酸ガラス
  4. D強化プラスチックガラス
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正解:A結晶化セラミックガラス

フラットでお手入れがしやすく、耐熱性や耐水性に優れた結晶化セラミックガラスが使用されています。

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132ラジエントヒーターに関する説明で、正しいものはどれか。

  1. A電磁誘導を利用するため、鍋底が磁性体でなければ使用できない。
  2. Bニクロム線を発熱させるため、IHで使えないアルミ鍋や耐熱ガラス鍋も使用できる。
  3. C火力がIHヒーターより強いため、立ち上がりが非常に早くお湯がすぐ沸く。
  4. Dトッププレートに汚れが焼き付かないため、直接魚焼き網を置いて調理できる。
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正解:Bニクロム線を発熱させるため、IHで使えないアルミ鍋や耐熱ガラス鍋も使用できる。

ヒーター自体が発熱するため非磁性素材の鍋も使えますが、直接網を置くと焼き付くため網焼きはできません。

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133オールメタル対応IHの加熱コイルにおける、非磁性金属の発熱性を高めつつ熱損失を抑える工夫はどれか。

  1. A銅線の線径を約0.05mmと細くし、素線数を増やしてコイル表面積を増加させている。
  2. Bコイルを上下2層構造にし、上層のみで非磁性金属を加熱する仕組みにしている。
  3. Cコイルの分割数を減らして中央部に集中させ、一点に高周波電流を流している。
  4. D銅線の線径を約0.3mmと太くし、素線数を減らして抵抗を小さくしている。
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正解:A銅線の線径を約0.05mmと細くし、素線数を増やしてコイル表面積を増加させている。

細い銅線を約1200〜1600本より合わせて表面積を増やすことで、高周波電流によるコイル自身の熱損失を抑えています。

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134IHクッキングヒーターの赤外線センサーの特徴として、サーミスターと比較して正しいものはどれか。

  1. Aトッププレートの温度のみを検知するため応答が緩やかで、予熱調理には不向きである。
  2. B鍋底の温度を直接検知するため温度変化の検知が早く、鍋を離して戻した際も瞬時に高温加熱ができる。
  3. Cサーミスターよりも温度検知に時間がかかるため、炒め物などの高温調理には適していない。
  4. D鍋を一度トッププレートから離すと、元の温度設定に戻るまで数分間の待機時間が必要になる。
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正解:B鍋底の温度を直接検知するため温度変化の検知が早く、鍋を離して戻した際も瞬時に高温加熱ができる。

赤外線センサーはガラス越しに鍋底の温度を直接検知するため、温度変化への応答が非常に早いのが特長です。

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135IHクッキングヒーターのグリル部に搭載されている「パラジウム触媒」の役割として、正しいものはどれか。

  1. A煙を特殊な活性炭フィルターに物理的に吸着させ、外部への排出を完全に防ぐ。
  2. B庫内に水分を噴射して煙を冷却し、水滴として凝縮させて排出を防ぐ。
  3. Cマイクロ波を照射して、庫内のニオイ成分を焼き切り無臭化する。
  4. D煙の主成分である炭化水素を水と二酸化炭素に分解し、煙やニオイを除去する。
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正解:D煙の主成分である炭化水素を水と二酸化炭素に分解し、煙やニオイを除去する。

触媒用ヒーターで加熱されたパラジウム触媒を通すことで、煙(炭化水素)を水と二酸化炭素に分解します。

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136消防庁等の基準を満たす「特定安全IH調理器」を設置する際、レンジフードファンのグリスフィルターとの間に確保すべき離隔距離はどれか。

  1. A30cm以上
  2. B60cm以上
  3. C45cm以上
  4. D100cm以上
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正解:B60cm以上

火災安全対策の一環として、特定安全IH調理器とグリスフィルターとの離隔距離は自主基準で60cm以上と定められています。

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137IHクッキングヒーターでのアルミ・銅鍋の使用に関する注意点として、正しいものはどれか。

  1. A鍋が重すぎると加熱できないため、調理物と合わせて500g以下で使用する。
  2. B鍋が動かないよう、調理物と合わせて約1kg(メーカーにより約700g)以上で使用する。
  3. C底面が丸い中華鍋の形状のものが、IHの磁力線を最も効率よく吸収できる。
  4. D底面の反りが3mm以上あるものが、熱膨張時の変形に耐えられるため推奨される。
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正解:B鍋が動かないよう、調理物と合わせて約1kg(メーカーにより約700g)以上で使用する。

アルミや銅の鍋は軽く、過熱により変形しやすいため、食材を含めて一定の重量(約1kg以上)で使う必要があります。

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138オールメタル対応IHでアルミニウム等の「非磁性金属」を加熱した場合の加熱効率は、鉄鍋等の「磁性金属」と比較してどうなるか。

  1. A鉄鍋と全く同じ加熱効率で調理できる。
  2. B消費電力が少なくなるため、加熱効率は15%〜30%程度高くなる。
  3. C周波数を上げるため、鉄鍋に比べて加熱効率は50%以上高くなる。
  4. D電気抵抗が小さいため、鉄鍋に比べて加熱効率は15%〜30%程度低くなる。
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正解:D電気抵抗が小さいため、鉄鍋に比べて加熱効率は15%〜30%程度低くなる。

非磁性金属は電気抵抗が小さく発熱しにくいため、周波数を上げても鉄などの磁性鍋に比べ加熱効率は劣ります。

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139IHクッキングヒーターの「高温注意ランプ」の動作に関する説明で、正しいものはどれか。

  1. Aトッププレートが安全な温度に下がるまでは、本体の電源スイッチを切っても点灯(または点滅)したままになる。
  2. B加熱中のみ点灯し、電源を切った後は数秒間点滅して自動的に消灯する。
  3. Cグリル使用時のみ点灯し、上面のIHヒーター使用時は点灯しない。
  4. D電源を切ると、トッププレートの温度に関わらず即座に消灯する。
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正解:Aトッププレートが安全な温度に下がるまでは、本体の電源スイッチを切っても点灯(または点滅)したままになる。

調理後はヒーターを切ってもトッププレートが約50〜60℃以上の熱を持っていれば、火傷防止のためにランプは点灯し続けます。

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140IHクッキングヒーターにおける土鍋の使用について、正しいものはどれか。

  1. A原則として故障や火力低下の原因となるため使えないが、100V卓上用でSGマーク(100V)付きのものは使用可としている。
  2. B「IH用」の表示がある市販の土鍋であれば、200VのIHクッキングヒーターでも高火力で使用できる。
  3. C土鍋は磁性体を含む粘土で作られているため、表示の有無に関わらず全て使用できる。
  4. DSGマークの有無に関わらず、IHクッキングヒーターでは土鍋は一切加熱できない。
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正解:A原則として故障や火力低下の原因となるため使えないが、100V卓上用でSGマーク(100V)付きのものは使用可としている。

土鍋はIH機器の故障原因になりやすいですが、100V卓上型専用でSGマーク認定を受けた一部のものは使用可能です。

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141IHのトッププレートの汚れを防ぐ目的で市販されている「汚れ防止マット」について、正しい説明はどれか。

  1. Aトッププレートの傷を防ぐ効果が高いため、IHメーカーも使用を強く推奨している。
  2. Bオールメタル対応IHに限り、非磁性金属の加熱効率を補う目的でのみ使用が許可されている。
  3. C使用すると鍋とヒーターの密着性が高まり、加熱効率が上がり省エネ効果が期待できる。
  4. D鍋底の温度を正確に検知できず、空だき防止機能が働かなくなり油が発火する恐れがあるため使用を禁止している。
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正解:D鍋底の温度を正確に検知できず、空だき防止機能が働かなくなり油が発火する恐れがあるため使用を禁止している。

センサーと鍋の間にマットが入ることで正しい温度測定ができず、過熱による火災事故の原因となるため禁止されています。

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142IHクッキングヒーターの卓上型を据え付ける際の電源コンセントの注意点として、正しいものはどれか。

  1. A延長コードは使用してはならないが、定格15A以上のテーブルタップであれば安全に使用できる。
  2. B卓上型であっても、必ず単相3線式200Vの専用回路に接続しなければならない。
  3. C消費電力が小さいため、他の家電製品と同一のコンセントでタコ足配線しても問題ない。
  4. D定格15A以上のコンセントを単独で使用し、発熱の危険があるためテーブルタップは使わない。
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正解:D定格15A以上のコンセントを単独で使用し、発熱の危険があるためテーブルタップは使わない。

大電流が流れるため、定格15A以上のコンセントを単独で使用し、発熱や火災の原因となるテーブルタップは厳禁です。

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143電子レンジのマイクロ波加熱において、水分子の向きのズレが抵抗となってエネルギーが熱に変わる現象を何というか。

  1. A渦電流損失
  2. Bヒステリシス損失
  3. C誘電損失
  4. Dジュール熱
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正解:C誘電損失

マイクロ波による電界変化に水分子が追従しきれず生じるズレが抵抗となり、熱に変わる現象を誘電損失と呼びます。

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144電子レンジのマグネトロンから放射され、食品の加熱に使用されるマイクロ波の周波数はどれか。

  1. A25kHz
  2. B60kHz
  3. C2.45GHz
  4. D5.0GHz
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正解:C2.45GHz

電子レンジのマイクロ波は、世界共通で2.45GHzという特定の周波数が利用されています。

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145過熱水蒸気加熱において、300℃〜400℃の過熱水蒸気が食品表面で結露し水に戻る際に生じる、大きな加熱エネルギーを何というか。

  1. A気化熱
  2. B凝縮熱
  3. C輻射熱
  4. D融解熱
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正解:B凝縮熱

過熱水蒸気が食品表面で冷やされて水になる際に放出される「凝縮熱(約539cal/g)」を利用して急速加熱します。

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146電子レンジのトップランナー基準における目標年度はいつに設定されているか。

  1. A1999年度
  2. B2020年度
  3. C2013年度
  4. D2008年度
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正解:D2008年度

電子レンジは2006年の法改正で特定機器に追加され、目標年度は2008年度に設定された基準が現在も適用されています。

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147インバーター方式の電子レンジの特長として、正しいものはどれか。

  1. Aマグネトロンの動作電力を変えることで、低出力から高出力までマイクロ波の出力レベルを連続して制御できる。
  2. Bマイクロ波の出力を変えられないため、強いマイクロ波を間欠的に放射して平均的に弱くしている。
  3. C消費電力が常に最大値で一定であり、煮込み料理などの細かな出力調整には向いていない。
  4. D消費電力が大きすぎるため、レンジ加熱とオーブン加熱の同時使用はできない。
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正解:Aマグネトロンの動作電力を変えることで、低出力から高出力までマイクロ波の出力レベルを連続して制御できる。

出力レベルを自由にコントロールできるため、煮込み解凍から一気加熱まで幅広く対応でき、オーブンとの同時加熱も可能です。

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148電子レンジで使用される電波(マイクロ波)の性質として、正しい組み合わせはどれか。

  1. A水や油に反射され、陶磁器やガラスに吸収され、金属を透過する。
  2. B油に最もよく吸収され、水やガラスを透過し、金属類に吸収される。
  3. C水を透過し、陶磁器に吸収され、金属に反射される。
  4. D水に吸収されて熱に変わり、陶磁器やガラスを透過し、金属類に反射される。
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正解:D水に吸収されて熱に変わり、陶磁器やガラスを透過し、金属類に反射される。

マイクロ波は極性のある水に吸収されて発熱し、陶器・ガラスを通り抜け、金属には当たって反射します。

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149過熱水蒸気加熱(オーブン)の健康・調理効果に関する説明として、正しいものはどれか。

  1. A庫内の酸素濃度が高まるため、食品表面の酸化が促進されて香ばしく仕上がる。
  2. B凝縮水が食品の内部に浸透して留まるため、食品全体の塩分濃度が高くなる。
  3. C庫内の酸素濃度が極めて低くなりビタミンCの破壊や油脂の酸化が抑制される。
  4. D空気加熱(通常のオーブン)よりも熱伝達効果が小さいため、食品がゆっくりと加熱される。
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正解:C庫内の酸素濃度が極めて低くなりビタミンCの破壊や油脂の酸化が抑制される。

過熱水蒸気により庫内酸素濃度が0.1%以下に下がる(低酸素加熱)ため、ビタミンCの破壊や油の酸化が防げます。

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150オーブンレンジに搭載される「赤外線アレイセンサー」の特長として、正しいものはどれか。

  1. A庫内底面全体をマス目ごとに瞬時に測定し、温度の違う2品を同時に温められる。
  2. B庫内の空気温度を検出し、ヒーターのON/OFF制御のみを行う。
  3. C食品の重量のみを正確に測定し、食品の種類に関わらず最適な加熱時間を割り出す。
  4. D庫内の湿度を検知して、食品から出る水蒸気の量をもとに加熱時間を決定する。
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正解:A庫内底面全体をマス目ごとに瞬時に測定し、温度の違う2品を同時に温められる。

MEMS技術を用いたアレイセンサーは、多数の画素で同時に広範囲の温度を測定でき、冷凍と冷蔵の同時温めなどを可能にします。

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151電子レンジでコーヒーなどの飲み物や、カレーなどとろみのある食品を加熱した際に内容物が突然飛び散る「突沸」を防ぐ対策として、適切なものはどれか。

  1. A沸点を下げるため、加熱前に塩や砂糖を大量に加える。
  2. B加熱時間を長めに設定し、沸騰状態を長く維持して圧力を逃がす。
  3. C加熱しすぎないよう時間を短めにし、取り出す前に少し時間をおいてからかき混ぜる。
  4. D開口部の小さい細長い容器に入れ、強火で一気に内部まで加熱する。
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正解:C加熱しすぎないよう時間を短めにし、取り出す前に少し時間をおいてからかき混ぜる。

突沸は過加熱状態や局所的な熱の集中で起きるため、加熱時間を短くし、刺激を与えず少し待ってから混ぜるのが安全です。

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152オーブンレンジの「コンベクション方式」によるオーブン加熱の説明として、正しいものはどれか。

  1. A庫内に蒸気を発生させて充満させ、食品を加湿しながら蒸し上げる方式である。
  2. B下部からの強いヒーター熱のみを利用し、食品の底面をパリッと焼き上げる方式である。
  3. Cマイクロ波とヒーター熱を交互に切り替えて、内部と外部から同時に加熱する方式である。
  4. Dファンで熱風を循環させ、庫内全体の温度を短時間でむらなく上昇させる方式である。
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正解:Dファンで熱風を循環させ、庫内全体の温度を短時間でむらなく上昇させる方式である。

熱風をファンで循環させることで焼きむらをなくし、油を使わない揚げ物調理も可能になる高度なオーブン方式です。

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153電子レンジとオーブン・グリルの「容器の使い分け」について、正しい説明はどれか。

  1. A陶磁器はオーブンでは使用できるが、電子レンジではマイクロ波を反射するため使用できない。
  2. Bアルミホイルは電子レンジでもオーブンでも電波を反射しないため安全に使用できる。
  3. Cプラスチック容器は電子レンジで使えるものがあるが、オーブン加熱では熱で溶けるため使用できない。
  4. Dガラス容器は電子レンジでは使えるが、オーブンでは耐熱ガラスであっても一切使用できない。
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正解:Cプラスチック容器は電子レンジで使えるものがあるが、オーブン加熱では熱で溶けるため使用できない。

プラスチックはマイクロ波を透過するためレンジでは使えますが、オーブンの高温ヒーター熱では溶けてしまうため不可です。

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154食品の加熱しすぎにより、電子レンジ庫内で食品などが発火(燃えた)した場合の正しい対処法はどれか。

  1. A庫内の温度を下げるためすぐにドアを開け、直接水をかけて消火する。
  2. B煙を逃がすためにドアを少しだけ開け、動作を止めずに加熱が終了するまで待つ。
  3. C庫内に酸素が入らないようドアは開けずに取消ボタンを押して電源プラグを抜く。
  4. Dマイクロ波で火を吹き飛ばすため、レンジの出力を最大にして数秒間加熱を続ける。
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正解:C庫内に酸素が入らないようドアは開けずに取消ボタンを押して電源プラグを抜く。

ドアを開けると酸素が入り火勢が強まるため、ドアを閉めたまま電源を絶ち、鎮火を待つのが鉄則です。

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155電子レンジの自動調理(センサーによる自動加熱)に関する注意点として、正しいものはどれか。

  1. A100g未満の少量の食品は重量センサーが過剰反応するため、必ず自動調理機能を用いて加熱しなければならない。
  2. B100g未満の少量の食品は赤外線センサーが検知しにくく発火の恐れがあるため、自動調理は避け手動で加熱する。
  3. C赤外線センサーは少量の食品ほど正確に表面温度を測れるため、少量の温めには自動調理が最も適している。
  4. D100g未満の食品はマイクロ波を全く吸収しないため、電子レンジでの加熱自体を行ってはならない。
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正解:B100g未満の少量の食品は赤外線センサーが検知しにくく発火の恐れがあるため、自動調理は避け手動で加熱する。

100g未満など少なすぎる食品はセンサーがうまく温度や重量を捉えられず、過加熱から発火につながる危険があります。

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