損保一般試験 基礎単位 保険契約の引受け

保険契約を引き受ける際の実務を学ぶ分野です。告知義務とその対応、契約の申込みから成立までの流れ、保険料の領収と計上、契約締結前の確認事項などが中心になります。告知義務違反による解除の扱いも重要です。引受けの各ステップで募集人が果たすべき役割を順を追って理解し、告知に関するルールは特に丁寧に押さえておくことが得点につながります。

この分野の問題31問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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183保険募集のステップ1である「保険募集人(代理店)の権限等に関する説明」において適切なものはどれか。

  1. A代理店が自らの権限や所属保険会社名を明示する
  2. B顧客のライフプランに基づき商品提案を実施する
  3. C顧客に対して健康状態の詳細な告知を要求する
  4. D保険料を現金で受領して専用口座に保管する
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正解:A代理店が自らの権限や所属保険会社名を明示する

ステップ1では募集人が保険契約の締結の代理または媒介を行う立場であることを明示します。

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184保険募集における「顧客の意向把握」の段階で行う対応として適切なものはどれか。

  1. A重要事項説明書を読み上げ署名をもらう
  2. B顧客に公的年金の受取試算などの情報提供を行う
  3. Cリスク状況を調査して引受の保険料率を決定する
  4. D保険会社の定める告知事項について質問する
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正解:B顧客に公的年金の受取試算などの情報提供を行う

顧客が自らのニーズに合致した商品を適切に選択できるよう公的保険制度を踏まえた情報提供を行います。

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185「商品提案および重要事項説明」において顧客にとって不利益となる情報の取り扱いとして適切なものはどれか。

  1. A契約を円滑に進めるため不利益となる情報は契約成立後に説明する
  2. B主な免責事由など不利益となる情報が掲載された部分を読むことの重要性を説明する
  3. Cパンフレットの目立つ場所に記載されていれば口頭での説明は省略できる
  4. D顧客から質問があった場合に限定して不利益となる事由を回答する
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正解:B主な免責事由など不利益となる情報が掲載された部分を読むことの重要性を説明する

契約締結に先立って顧客が理解するための十分な時間を確保し不利益となる情報が掲載された部分を読む重要性を説明します。

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186「告知の受領」に関する説明として正しいものはどれか。

  1. A告知内容に誤りがあっても保険金の支払いには影響しない
  2. B正確な告知がない場合保険金が支払われないことがあると説明する
  3. C顧客が多忙な場合は代理店が過去の契約履歴から推測して告知する
  4. D告知の受領は重要事項説明を行う前に完了させておく必要がある
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正解:B正確な告知がない場合保険金が支払われないことがあると説明する

正確に告知してもらわないと正しい保険料が算出できず保険金が支払われないなどの不利益を被る可能性があることを説明します。

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187代理店が顧客から保険料を受領したあとの取り扱いとして適切なものはどれか。

  1. A遅滞なく保険会社に送金するか専用の預貯金口座に保管する
  2. B代理店の事業資金決済用口座に入金して一時的に保管する
  3. C次回の保険契約更新時まで代理店の金庫内に厳重に保管する
  4. D顧客に代わって投資信託を購入し満期時に保険会社へ送金する
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正解:A遅滞なく保険会社に送金するか専用の預貯金口座に保管する

受領した保険料は遅滞なく保険会社に送金するか専用の預貯金口座に保管する必要があります。

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188「適合性の原則」に関する説明としてもっとも適切なものはどれか。

  1. A顧客の意向よりも保険会社が推奨する新商品の販売を最優先する原則
  2. B顧客の知識や経験や財産の状況および加入目的に応じた勧誘を行う原則
  3. C顧客に対して一切のリスク負担を負わせない商品を一律に提供する原則
  4. Dすべての顧客に対して同じ標準的な保険商品を提案して公平を保つ原則
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正解:B顧客の知識や経験や財産の状況および加入目的に応じた勧誘を行う原則

適合性の原則とは顧客の属性や加入目的に応じて経済的に過度の負担とならない範囲で保険商品を提供する原則のことです。

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189高齢者への保険募集における対応として適切なものはどれか。

  1. A説明に時間をかけないよう複雑な商品は避けて手短に契約を締結する
  2. B理解が不十分と思われる場合は親族等の同席を求めて十分に説明する
  3. C認知判断能力に関わらず本人が希望すれば即座にすべての契約手続きを完了させる
  4. D高齢者への不当な差別を避けるため若年層と全く同じ手順で機械的に対応する
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正解:B理解が不十分と思われる場合は親族等の同席を求めて十分に説明する

高齢者の認知判断能力等を確認し必要に応じて親族等を交えて十分に説明したうえで意思確認を行います。

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190高齢者に対する「電話による保険募集」に関する記述として正しいものはどれか。

  1. A対面募集より手続きが簡略化できるため保険会社は電話募集を積極的に推奨している
  2. B高齢者の表情を確認できないため原則として高齢者への電話募集は例外なく禁じられている
  3. C本人の認知判断能力に問題がなく本人から電話での契約希望があるケース等に限定される
  4. D電話口での返事が「はい」であれば説明内容を十分に理解したとみなして契約を進める
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正解:C本人の認知判断能力に問題がなく本人から電話での契約希望があるケース等に限定される

電話による保険募集は本人から電話での契約締結の希望があるケースなどに限定して行う必要があります。

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191障がい者に対する保険募集において障害者差別解消法で求められている対応はどれか。

  1. A障がいの有無に関わらず統一された書式のみで筆談等の個別対応を行わない
  2. B障がいを理由とした不当な差別的取扱いの禁止および合理的な配慮の提供を行う
  3. C障がい者専用の特別に割引された特別な保険商品のみを案内して契約する
  4. D手続きに時間がかかるため障がい者の契約手続きは代理店ではなく保険会社に一任する
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正解:B障がいを理由とした不当な差別的取扱いの禁止および合理的な配慮の提供を行う

障害者差別解消法では不当な差別的取扱いの禁止と状態に応じた必要かつ合理的な配慮の提供が求められています。

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192障がい者に対して「合理的な配慮」を提供する際に対応が困難な場合の手続きとして適切なものはどれか。

  1. A代理店の判断で一方的に契約を謝絶し以後の連絡を行わないようにする
  2. B理由を告げずに他の代理店を紹介しそちらで対応してもらうように促す
  3. C正当な理由や過重な負担がある場合は本人にその理由を丁寧に説明し理解を得る
  4. Dいかなる理由があっても本人が希望する対応を実施するまで契約を保留する
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正解:C正当な理由や過重な負担がある場合は本人にその理由を丁寧に説明し理解を得る

合理的な配慮が過重な負担となるなどの正当な理由で困難な場合は本人にその理由を丁寧に説明し理解を得るよう努めます。

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193「アンダーライティング」の主たる目的として適切なものはどれか。

  1. A顧客のライフプランを作成し家計の見直しを行うこと
  2. B代理店への手数料率を計算し営業目標を設定すること
  3. C契約に関するリスク状況を調査し引受可否と契約条件を決定すること
  4. D保険契約締結後に顧客に対して新商品を電話で案内し続けること
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正解:C契約に関するリスク状況を調査し引受可否と契約条件を決定すること

アンダーライティングとはリスク状況を調査し引受の可否および契約条件と保険料率を決定することです。

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194アンダーライティングにおける「不良契約の排除」について対象となるハザード(危険)の組み合わせとして正しいものはどれか。

  1. A道徳的節度の欠如によるハザードと事故防止意識の欠如によるハザード
  2. B地震や台風などによる自然ハザードと建物の老朽化による物理的ハザード
  3. C株価の暴落による金融ハザードと為替相場の変動による経済的ハザード
  4. D保険会社の経営悪化による信用ハザードとシステムの障害による技術ハザード
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正解:A道徳的節度の欠如によるハザードと事故防止意識の欠如によるハザード

モラルリスク(道徳的節度の欠如)やモラールリスク(事故防止意識の欠如)などの人的ハザードを排除することが目的です。

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195損害保険において保険契約者または被保険者が「告知」すべき事項に該当するものはどれか。

  1. A代理店の営業実績や過去における他の顧客の保険金支払状況
  2. B保険の対象の所在地や建物の構造および前契約における事故の有無
  3. C保険会社の財務健全性やアンダーライティングの具体的な審査基準
  4. D顧客が利用している金融機関の口座残高や年間の正確な手取り収入
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正解:B保険の対象の所在地や建物の構造および前契約における事故の有無

自動車保険の車両情報や事故歴および火災保険の建物の構造などが告知を必要とする事項の例です。

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196保険募集人(代理店)の「告知受領権」に関する説明として正しいものはどれか。

  1. A損害保険代理店には告知受領権がないため顧客は直接保険会社に告知する義務がある
  2. B代理店が過失によって告知事項の事実を知らなかった場合でも保険会社は契約を解除できる
  3. C代理店が告知受領権を有していることについて顧客等に説明を行う必要がある
  4. D顧客が口頭で告知を行えば代理店はそれを書面に記録する義務を一切負わない
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正解:C代理店が告知受領権を有していることについて顧客等に説明を行う必要がある

代理店が告知の受領権を有していることについて顧客に説明します。代理店の過失で事実を知らなかった場合保険会社は契約解除できません。

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197危険度の高いリスクに対する「逆選択への対応」として保険会社が提示する適切な契約条件の例はどれか。

  1. A免責金額を設定したり保険金額を縮小てん補にしたりする
  2. B危険度が高いほど無条件で保険料を大幅に割り引いて引き受ける
  3. C告知事項をすべて免除し迅速に契約を成立させるようにする
  4. D保険契約期間を通常の数倍に延長し長期的な保障を提供する
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正解:A免責金額を設定したり保険金額を縮小てん補にしたりする

逆選択に対応するため危険度の高いリスクには免責金額の設定や縮小てん補などの条件を設定することが重要です。

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198契約締結の際「他の保険契約等の有無」を確認する主な理由として適切なものはどれか。

  1. A顧客の資産状況を把握し投資信託などの他の金融商品を販売するため
  2. B支払われる保険金が過大となり不正利用につながることを防止するため
  3. C他の保険会社の契約を解約させ自社の保険契約に切り替えさせるため
  4. D代理店が受領する保険料の集金業務を他社と共同で行うことができるため
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正解:B支払われる保険金が過大となり不正利用につながることを防止するため

同じ保険の対象に複数の契約がある場合保険金が過大とならないよう確認し保険制度の不正利用を防止します。

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199損害保険(傷害保険を除く)における「被保険利益」に関する説明として正しいものはどれか。

  1. A被保険利益が存在しなくても当事者の合意があれば保険契約は有効に成立する
  2. B被保険利益とは代理店が保険契約を獲得することによって得られる営業手数料のことである
  3. C財物を対象とする契約において保険の対象が実在し顧客が所有者であるかを確認するために重要である
  4. D顧客が過去に受け取った保険金の総額を指しこの金額に応じて次回の保険料が割引される
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正解:C財物を対象とする契約において保険の対象が実在し顧客が所有者であるかを確認するために重要である

損害保険は損害をてん補する契約であるため被保険利益がなければ契約が成立しません。所有者であるか等の確認が重要です。

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200保険契約者と被保険者が異なる「第三者のためにする保険契約」に関する説明として適切なものはどれか。

  1. A被保険者の同意がない保険契約はいかなる場合であっても直ちに犯罪とみなされる
  2. B保険金受取人が被保険者の法定相続人である場合などでも例外なく被保険者の同意が必要である
  3. C未成年者を被保険者とする場合は保険金額の上限を設けるなど保険会社により制限が設けられている
  4. D保険契約者は常に被保険利益を有しているため契約者と被保険者の関係を確認する必要はない
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正解:C未成年者を被保険者とする場合は保険金額の上限を設けるなど保険会社により制限が設けられている

未成年者を被保険者とする場合や同意がない場合は保険金額の上限が設定されるなどの制限があります。

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201自動車保険における「保険事故歴の確認」について正しい記述はどれか。

  1. A過去の事故歴は個人情報であるため代理店から顧客に質問してはならない
  2. B前契約における事故件数や内容は保険料を決定するうえで告知事項となっている
  3. C保険会社を変更した場合過去の事故歴はリセットされるため確認は不要である
  4. D事故歴の確認は契約成立後に行い相違があれば次回の更新時に修正する
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正解:B前契約における事故件数や内容は保険料を決定するうえで告知事項となっている

前契約期間中の事故件数やその内容はノンフリート等級の判定に用いるため正確な告知事項となっています。

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202代理店が独自に募集文書を作成する場合の手続きとして正しいものはどれか。

  1. A代理店の代表者が内容を確認すれば保険会社の承認を得ずに自由に使用できる
  2. B顧客にとって有利な情報のみを記載する場合に限り事前の承認なく使用できる
  3. C保険会社の審査を要する文書については使用する前に保険会社の承認を受ける
  4. D他の代理店が作成した文書をコピーして使用する場合は一切の審査が免除される
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正解:C保険会社の審査を要する文書については使用する前に保険会社の承認を受ける

独自に募集文書を作成する場合はルールを遵守し審査を要するものは使用前に保険会社の承認を受けます。

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203「意向確認書面」の役割としてもっとも適切なものはどれか。

  1. A顧客が保険商品の内容を理解するために必要な情報を詳細に記載した書面
  2. B申込みを行おうとする保険商品が顧客の意向に合致しているかを最終的に確認するための書面
  3. C顧客に対して注意喚起すべき不利益事項のみを抜粋して記載した書面
  4. D保険契約者が保険料の支払いを滞納した場合に代理店が送付する督促の書面
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正解:B申込みを行おうとする保険商品が顧客の意向に合致しているかを最終的に確認するための書面

意向確認書面は選択した保険商品が顧客の意向に合致しているかどうかを最終的に確認するためのものです。

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204保険契約申込書の作成時における「代筆・代印」の取り扱いとして正しいものはどれか。

  1. A顧客が怪我で字を書けない場合に限り代理店による代筆が認められている
  2. B顧客の家族が同席しており家族からの明確な口頭での依頼があれば代印できる
  3. C契約手続きを迅速に進めるため事前に顧客の了承を得ていれば代筆や代印は可能である
  4. Dいかなる理由があってもルールに反して代筆または他人名義印による押印をしてはならない
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正解:Dいかなる理由があってもルールに反して代筆または他人名義印による押印をしてはならない

同意の取付けに関するルールに反して代筆または他人名義印による押印をしてはなりません。

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205保険業法で禁止されている「特別利益の提供」に該当するおそれがある行為はどれか。

  1. A顧客の意向に沿った複数の保険商品のパンフレットを無料で提供すること
  2. B保険契約の締結を条件として保険料を代理店の権限で一部割り引くこと
  3. C重要事項説明書を読みやすく拡大コピーして高齢の顧客に渡すこと
  4. D顧客の指定した銀行口座からの口座振替によって保険料を受領すること
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正解:B保険契約の締結を条件として保険料を代理店の権限で一部割り引くこと

保険料の割引や割戻しは特別利益の提供に該当し法律で禁止されています。

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206顧客に物品等を提供する場合「特別利益の提供」に該当しないための判断基準として考慮すべき事項はどれか。

  1. A物品の提供が社会通念上相当であり換金性が低く保険料の割引に該当しないか
  2. B顧客が他社の保険契約を解約して自社に乗り換えるための直接的な動機となるか
  3. C提供する物品が代理店の在庫処分であり代理店の財務状況改善に寄与するか
  4. D物品の提供が保険会社の役員のみに限定されており一般の顧客には知られないか
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正解:A物品の提供が社会通念上相当であり換金性が低く保険料の割引に該当しないか

物品等の提供は社会相当性や使途および換金性などに照らして総合的に判断する必要があります。

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207団体契約を募集する際の注意点として適切なものはどれか。

  1. A団体割引を適用するために架空の被保険者を登録して定足数を満たす
  2. B加入者要件を満たさない個人であっても代理店の裁量で団体に組み込む
  3. C団体契約者としての適格性に欠ける団体とは契約を締結しないようにする
  4. D団体の構成員であれば本人の同意を得ずに全員を強制的に被保険者とする
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正解:C団体契約者としての適格性に欠ける団体とは契約を締結しないようにする

団体契約においては団体契約者としての適格性に欠ける団体と契約を締結してはなりません。

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208「共同保険契約」において引受けを行った各保険会社の責任の負い方として正しいものはどれか。

  1. A幹事会社がすべての責任を負い他の参加会社は一切の責任を免除される
  2. B各保険会社は引受割合に応じて個別に責任を負い連帯して責任を負うことはない
  3. C各保険会社が均等に全額の連帯責任を負い顧客はどの会社にも全額請求できる
  4. D事故が発生した都道府県に本店がある保険会社が優先して全額の支払い責任を負う
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正解:B各保険会社は引受割合に応じて個別に責任を負い連帯して責任を負うことはない

共同保険では各保険会社は引受割合に応じて個別に責任を負い連帯することはありません。

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209共同保険の引受けにあたり独占禁止法で禁じられている行為はどれか。

  1. A幹事会社が契約を取りまとめ保険証券の発行や保険料の領収を行うこと
  2. Bあらかじめ保険会社間で話し合って引受割合や同一の保険料率を決定すること
  3. C各保険会社がそれぞれ独自に算定した保険料率を顧客に提示して選択を促すこと
  4. D顧客に対して引受保険会社名とその引受割合を重要事項説明書で明示すること
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正解:Bあらかじめ保険会社間で話し合って引受割合や同一の保険料率を決定すること

あらかじめ保険会社間で引受割合や同一の保険料率を決定して提示することは不当な取引制限(カルテル)に該当し禁止されています。

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210保険会社が代理店に対して行う「過度の便宜供与の禁止」の主な趣旨はどれか。

  1. A代理店の経営状態を悪化させ保険会社の直販体制を強化するため
  2. B代理店が特定の保険商品を優先的に推奨し顧客の適切な商品選択が阻害されるのを防ぐため
  3. C代理店に支払う手数料を削減し保険会社の利益を最大化するため
  4. D代理店が独自に開発した保険商品を販売することを全面的に禁止するため
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正解:B代理店が特定の保険商品を優先的に推奨し顧客の適切な商品選択が阻害されるのを防ぐため

過度の便宜供与の見返りとして特定の保険商品が優先的に推奨され顧客の適切な商品選択の機会が阻害されることを防ぐためです。

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211代理店等に対する不適切な便宜供与の行為類型である「約定する行為(ニギリ)」に該当するものはどれか。

  1. A代理店が自ら解決すべき事案について保険会社に照会して回答を得ること
  2. B代理店が経営基盤を強化するため独自に外部の経営コンサルタントを雇うこと
  3. C便宜供与等の実績に応じて代理店が所属保険会社間の保険取引の調整を行うこと
  4. D保険会社の業務遂行上必要な範囲で適正な価格で代理店から備品を購入すること
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正解:C便宜供与等の実績に応じて代理店が所属保険会社間の保険取引の調整を行うこと

便宜供与等の実績に応じて代理店が保険取引の調整を行ったり挙績の配分を認識して便宜を図ることは約定する行為にあたります。

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212保険会社と代理店間の取引において一般的に「過度の便宜供与」に該当しないと考えられるケースはどれか。

  1. A保険会社が代理店の達成目標を設定し達成時に高額な物品を無償提供する
  2. B代理店が担うべき契約更新手続きを保険会社の社員が恒常的に代行して処理する
  3. C保険会社の業務運営上必要であり価格や数量が社会通念上妥当な範囲での物品の取引
  4. D代理店の実績に報いるため代理店が所有する社用車を保険会社が相場より著しく高く買い取る
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正解:C保険会社の業務運営上必要であり価格や数量が社会通念上妥当な範囲での物品の取引

業務運営上の必要性があり価格や数量が適正で社会通念に照らして妥当なものは過度の便宜供与には該当しません。

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213「第三者のためにする保険契約」において被保険者の同意がなくても契約の有効性が認められる合理的な理由の例として適切なものはどれか。

  1. A夫が妻を被保険者として自分を受取人とする高額な死亡保険を内緒で契約する場合
  2. B倉庫会社が荷主のために預かっている寄託貨物に対して火災保険を契約する場合
  3. C代理店が営業成績を上げるため架空の人物を被保険者として保険契約を捏造する場合
  4. D企業が従業員を被保険者とし企業自身を受取人とする保険を従業員に無断で契約する場合
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正解:B倉庫会社が荷主のために預かっている寄託貨物に対して火災保険を契約する場合

倉庫会社が荷主のために寄託貨物に火災保険を契約する場合などは合理的な理由がある場合として確認のうえ取り扱われます。

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