情報セキュリティマネジメント ③ セキュリティ実装技術

実際に組織を守るための対策技術を学ぶ分野です。ファイアウォール(パケットフィルタリング)・IDS/IPS・WAF・UTM・EDRなど、防御の役割ごとに得意とする通信や攻撃が異なる点を押さえます。DMZの構成やアクセス制御ルール、ゼロトラストの考え方、SSL/TLS・IPsec・S/MIMEといった通信の暗号化プロトコル、無線LANのセキュリティ(WPA2/WPA3)、MDMやDLPによる端末・情報の管理も頻出です。各製品が「ネットワークのどこで何を守るか」を配置図でイメージすると、役割の違いを整理しやすくなります。

この分野の問題40問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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81ファイアウォールのパケットフィルタリングにおいて、通信の許可・拒否を判断するために監視する情報はどれか。

  1. Aプログラムの振る舞い
  2. Bパケットのヘッダ情報(IPアドレスやポート番号)
  3. Cパケットのデータ内容
  4. DWebアプリケーションの動作
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正解:Bパケットのヘッダ情報(IPアドレスやポート番号)

パケットフィルタリング型ファイアウォールは、パケットのヘッダ情報を基にフィルタリングを行います。

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82ファイアウォールの設定において、特定のIPアドレスからの接続のみを許可する場合に使用されるリストはどれか。

  1. Aブラックリスト
  2. B許可拒否リスト
  3. CMACアドレスリスト
  4. Dホワイトリスト
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正解:Dホワイトリスト

通過を許可する通信をまとめたリストを許可リスト(ホワイトリスト)と呼びます。

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83IDSとIPSの違いについて、最も適切な説明はどれか。

  1. AIDSは攻撃を検知して通知するが、IPSは検知した活動を自動的に阻止する。
  2. BIDSは攻撃を検知して阻止するが、IPSは通知のみを行う。
  3. CIDSは内部ネットワークを監視し、IPSは外部ネットワークを監視する。
  4. DIDSはソフトウェアであり、IPSはハードウェアである。
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正解:AIDSは攻撃を検知して通知するが、IPSは検知した活動を自動的に阻止する。

IDSは検知と通知を行い、IPSはIDSの機能に加えて自動的な阻止を行います。

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84WAF(Web Application Firewall)が防御の対象とする通信はどれか。

  1. AIPsec通信
  2. BWeb通信(HTTP・HTTPS)
  3. CMACアドレス通信
  4. DSSH通信
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正解:BWeb通信(HTTP・HTTPS)

WAFはWeb通信の内容を監視し、Webアプリケーションへの攻撃を防ぐシステムです。

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85WAFが防ぐことができる攻撃の例として、適切なものはどれか。

  1. Aポートスキャン
  2. Bランサムウェア感染
  3. CDoS攻撃
  4. DSQLインジェクション
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正解:DSQLインジェクション

WAFは、ファイアウォールなどでは防げないWebアプリケーションに特化した攻撃(SQLインジェクションなど)を防ぎます。

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86エンドポイント(PCやスマートフォンなど)に導入され、振る舞い検知機能によってマルウェア感染などを検知・対処するセキュリティ製品はどれか。

  1. AUTM
  2. BEDR
  3. CWAF
  4. DNIDS
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正解:BEDR

EDRはエンドポイントに導入され、振る舞い検知等でマルウェアに対処するソフトウェアです。

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87UTM(統合脅威管理)を導入する主なメリットはどれか。

  1. Aセキュリティ機能を集約し、一元管理による効率化と低コスト化が図れる。
  2. Bネットワークを物理的に分離し、ウイルスの侵入を完全に防ぐことができる。
  3. Cインターネット上のすべての通信を暗号化できる。
  4. D未知の脆弱性を自動的に修正するパッチを適用できる。
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正解:Aセキュリティ機能を集約し、一元管理による効率化と低コスト化が図れる。

UTMは複数のセキュリティ機能を集約し、一元管理できるため効率的かつ低コストで運用できます。

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88マルウェア対策ソフトの「ビヘイビア法(振る舞い検知)」の特徴として正しいものはどれか。

  1. Aプログラムの実際の動作を監視するため、未知のウイルスにも対応できる。
  2. Bウイルス定義ファイルに登録されたウイルスのみを検知する。
  3. Cウイルス定義ファイルの頻繁な更新が必須である。
  4. Dネットワーク上のパケットのヘッダ情報のみを監視する。
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正解:Aプログラムの実際の動作を監視するため、未知のウイルスにも対応できる。

ビヘイビア法はプログラムの動作を監視するため、未知のウイルスにも対応可能です。

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89従業員に貸与するスマートフォンなどのモバイルデバイスを一元的に管理し、リモートワイプなどの機能を提供する仕組みはどれか。

  1. AEDR
  2. BDLP
  3. CBYOD
  4. DMDM
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正解:DMDM

MDM(Mobile Device Management)はモバイルデバイスのセキュリティ設定やリモートワイプを一元管理します。

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90組織が正式に許可していないIT機器やクラウドサービスを、従業員が勝手に業務利用する状態を指す用語はどれか。

  1. Aダークネット
  2. BBYOD
  3. Cハニーポット
  4. DシャドーIT
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正解:DシャドーIT

許可を得ずに業務利用されているデバイスやサービスをシャドーITと呼びます。

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91DLP(Data Loss Prevention)の主な目的はどれか。

  1. A外部からの不正侵入をネットワークの入り口で遮断する。
  2. Bあらかじめ設定された基準をもとに機密情報を特定し、外部への漏えいを防ぐ。
  3. CWebサイトの改ざんを自動的に検知して修復する。
  4. D従業員のスマートフォンをリモートで初期化する。
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正解:Bあらかじめ設定された基準をもとに機密情報を特定し、外部への漏えいを防ぐ。

DLPは機密情報を監視し、外部への送信やコピーを制限して情報漏えいを防ぎます。

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92セキュリティ製品の「フォールスポジティブ(誤検知)」が多発した場合に発生しやすい問題はどれか。

  1. Aウイルス定義ファイルが自動的に削除される。
  2. B実際の脅威が見逃され、システムへの攻撃が成功する。
  3. C問題のない対象も脅威と判断されて通信が遮断され、システムの可用性が低下する。
  4. Dパスワードが外部に漏えいする。
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正解:C問題のない対象も脅威と判断されて通信が遮断され、システムの可用性が低下する。

フォールスポジティブは問題のない通信を遮断してしまうため、システムの可用性を低下させます。

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93Webサーバやメールサーバなど、外部からのアクセスが必要なシステムを配置するために、内部ネットワークから分離されたエリアを何と呼ぶか。

  1. ADMZ
  2. Bダークネット
  3. Cサンドボックス
  4. DUTM
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正解:ADMZ

DMZは外部からアクセスが必要なシステムを配置する、内部ネットワークから分離された領域です。

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94DMZを設けたネットワーク構成において、一般的なアクセス制御のルールのうち【誤っているもの】はどれか。

  1. A外部ネットワークからDMZへのアクセスは許可する。
  2. B外部ネットワークから内部ネットワークへの直接のアクセスは拒否する。
  3. C内部ネットワークからDMZへのアクセスは許可する。
  4. DDMZから内部ネットワークへのアクセスは許可する。
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正解:DDMZから内部ネットワークへのアクセスは許可する。

侵入された場合の影響を防ぐため、DMZから内部ネットワークへのアクセスは原則として拒否されます。

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95「誰も、何も信用せず常に検証する」という考え方を基本とし、利用者やデバイスの認証・認可を都度確認するセキュリティモデルはどれか。

  1. A多層防御
  2. Bゲートウェイセキュリティ
  3. Cエンドポイントセキュリティ
  4. Dゼロトラスト
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正解:Dゼロトラスト

ゼロトラストは、ネットワークの社内外を問わず常に認証・検証を行うセキュリティモデルです。

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96WPA2-PSKに関する記述のうち、正しいものはどれか。

  1. A接続のためには「事前共有鍵」と呼ばれるパスワードの入力が必要である。
  2. B暗号化を行わず、通信速度を最優先するプロトコルである。
  3. CPSKは「公開鍵暗号方式」を意味する。
  4. DWPA3よりも強固なセキュリティを提供する。
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正解:A接続のためには「事前共有鍵」と呼ばれるパスワードの入力が必要である。

WPA2-PSKの「PSK」は事前共有鍵を意味し、接続にはパスワードの入力が必要です。

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97Wi-Fiのアクセスポイントにおいて、ネットワーク名(SSID)が周囲の機器に自動で表示されないようにする設定はどれか。

  1. ASSIDステルス
  2. BMACアドレスフィルタリング
  3. CWPA3
  4. DIPsec
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正解:ASSIDステルス

SSIDステルスは、SSIDが周囲の機器に表示されないようにする補助的なセキュリティ機能です。

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98アプリケーション間の通信を暗号化するプロトコルであり、現在は脆弱性対策のため後継規格と併記して呼ばれることが多いものはどれか。

  1. AIPsec/VPN
  2. BHTTP/HTTPS
  3. CSSL/TLS
  4. DS/MIME
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正解:CSSL/TLS

元はSSLでしたが、TLSが新たに開発され、現在はSSL/TLSと呼ばれています。

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99主にVPN(仮想プライベートネットワーク)で使用され、IPパケット自体を暗号化・メッセージ認証してネットワーク間の通信全体を保護するプロトコルはどれか。

  1. ASSL/TLS
  2. BHTTPS
  3. CIPsec
  4. DSSH
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正解:CIPsec

IPsecはIP通信を暗号化するプロトコルで、主にVPNで企業間の安全な通信を実現します。

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100電子メールの暗号化とデジタル署名の機能を提供するプロトコルはどれか。

  1. ASSH
  2. BS/MIME
  3. CHTTPS
  4. DWPA3
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正解:BS/MIME

S/MIMEは電子メールの暗号化とデジタル署名を行うためのプロトコルです。

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101SSHの仕組みを利用して、ファイルを暗号化して安全に転送するためのプロトコルはどれか。

  1. ASMTP
  2. BFTP
  3. CTFTP
  4. DSFTP
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正解:DSFTP

SFTPはSSH上で動作し、ファイルを暗号化して転送するプロトコルです。

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102データベースのセキュリティ対策に関する記述のうち、【誤っているもの】はどれか。

  1. Aデータを暗号化することで、データファイルの盗難による情報漏えいを防げる。
  2. Bユーザごとにロールを設定し、必要最小限のアクセス許可を与えることが重要である。
  3. Cアクセスログを記録・保護することで、否認防止性を高めることができる。
  4. Dデータ暗号化を行えば、SQLインジェクションなどのアプリケーションを介した攻撃も完全に防げる。
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正解:Dデータ暗号化を行えば、SQLインジェクションなどのアプリケーションを介した攻撃も完全に防げる。

データベースの暗号化はファイルの盗難には有効ですが、正規の経路を悪用するSQLインジェクションは防げません。

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103サイバー攻撃手法やマルウェアの調査を目的として、意図的に脆弱性を持たせて設置される「おとり」のコンピュータはどれか。

  1. Aサンドボックス
  2. Bハニーポット
  3. Cダークネット
  4. Dゼロトラスト
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正解:Bハニーポット

ハニーポットは攻撃者を引き付け、攻撃手法を調査するために設置されるおとりのシステムです。

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104マルウェアの詳細な調査などを、実環境に影響を与えないように隔離されたテスト用環境で行う仕組みはどれか。

  1. ADMZ
  2. Bハニーポット
  3. Cダークネット
  4. Dサンドボックス
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正解:Dサンドボックス

サンドボックスは実環境から隔離された安全なテスト用環境のことです。

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105割り当てられているが通常は利用されていないIPアドレス空間であり、ここを出入りする通信を監視することで潜在的な脅威を検出できるものはどれか。

  1. Aサンドボックス
  2. Bホワイトリスト
  3. Cダークネット
  4. DDMZ
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正解:Cダークネット

ダークネットは未使用のIPアドレス空間であり、監視することでマルウェアやDDoS攻撃の兆候を検出できます。

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106NIDSとHIDSの違いとして正しいものはどれか。

  1. ANIDSはWebアプリケーションへの攻撃を防ぎ、HIDSはデータベースへの攻撃を防ぐ。
  2. BNIDSは通信の阻止まで行い、HIDSは通信の通知のみを行う。
  3. CNIDSはネットワークを監視する機器であり、HIDSはコンピュータを監視するソフトウェアである。
  4. DNIDSは内部ネットワークに設置され、HIDSはDMZに設置される。
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正解:CNIDSはネットワークを監視する機器であり、HIDSはコンピュータを監視するソフトウェアである。

NIDS(Network-based)はネットワーク上の機器、HIDS(Host-based)はコンピュータ上のソフトウェアです。

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107パーソナルファイアウォールの説明として最も適切なものはどれか。

  1. A企業全体のネットワークを外部の攻撃から守る物理的な専用機器である。
  2. B個々のコンピュータにソフトウェアとしてインストールするタイプのファイアウォールである。
  3. CWeb通信の内容だけを監視し、特定の攻撃を遮断するシステムである。
  4. Dパケットのヘッダ情報を見ずに、プログラムの振る舞いのみを監視する。
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正解:B個々のコンピュータにソフトウェアとしてインストールするタイプのファイアウォールである。

パーソナルファイアウォールは、ネットワーク機器ではなく個々のPCにインストールされるソフトウェアです。

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108マルウェア対策ソフトの「パターンマッチング法」の弱点として正しいものはどれか。

  1. A誤検知が非常に多く、正常なプログラムを削除してしまう確率がビヘイビア法より高い。
  2. B動作が重いため、サーバーOS以外にはインストールできない。
  3. Cウイルス定義ファイルに登録されていない新しい未知のウイルスは検知できない。
  4. D暗号化された通信内のマルウェアは、定義ファイルがあっても絶対に検知できない。
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正解:Cウイルス定義ファイルに登録されていない新しい未知のウイルスは検知できない。

パターンマッチング法はシグネチャコードと照合するため、定義ファイルにない未知のウイルスは検知できません。

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109情報セキュリティ製品の精度に関する用語「フォールスネガティブ」の意味として正しいものはどれか。

  1. A問題のない対象を、誤って脅威であると判断してしまうこと。
  2. B問題のある対象を、誤って脅威でないと判断してしまうこと。
  3. Cウイルス定義ファイルが古く、スキャンが実行できない状態のこと。
  4. Dパスワードを複数回間違え、アカウントがロックアウトされること。
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正解:B問題のある対象を、誤って脅威でないと判断してしまうこと。

フォールスネガティブ(検知漏れ)は、実際の脅威を見逃して無害と判断してしまうことです。

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110従業員の個人所有端末を業務にも利用できるようにする仕組みを指す略語はどれか。

  1. ABYOD
  2. BDLP
  3. CMDM
  4. DUTM
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正解:ABYOD

BYOD(Bring Your Own Device)は、従業員の個人端末を業務利用することです。

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111セキュリティ対策を「入口対策・内部対策・出口対策」のように多層で組み合わせる主な目的はどれか。

  1. A通信速度を向上させるため
  2. Bログの保存容量を節約するため
  3. Cセキュリティ機器の購入費用を削減するため
  4. Dある層を突破されても別の層で被害を食い止めるため
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正解:Dある層を突破されても別の層で被害を食い止めるため

多層防御は、ある層を突破されても別の層で脅威を食い止めることを目的に複数の対策を組み合わせます。

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112利用者に直接ではなく「役割(ロール)」に権限を割り当て、利用者をロールに紐づけて管理するアクセス制御方式はどれか。

  1. A強制アクセス制御(MAC)
  2. Bロールベースアクセス制御(RBAC)
  3. C任意アクセス制御(DAC)
  4. Dルールベースアクセス制御
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正解:Bロールベースアクセス制御(RBAC)

RBACは役割に権限を割り当て、利用者を役割に紐づけることで権限管理を簡素化する方式です。

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113ファイアウォール、IDS/IPS、WAFの違いに関する記述のうち、【誤っているもの】はどれか。

  1. Aファイアウォールを導入すれば、WAFやIDS/IPSが防ぐすべての攻撃を遮断できるため併用は不要である。
  2. BIDS/IPSはパケットの内容も監視し、ファイアウォールで防げないDoS攻撃などを検知・遮断できる。
  3. CWAFはWeb通信の内容を監視し、クロスサイトスクリプティングなどの攻撃を防ぐ。
  4. DファイアウォールはIPアドレスやポート番号などのヘッダ情報で通信を制御する。
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正解:Aファイアウォールを導入すれば、WAFやIDS/IPSが防ぐすべての攻撃を遮断できるため併用は不要である。

ファイアウォールでは通信内容に基づく攻撃(Webアプリへの攻撃など)は防げないため、複数システムの併用が必要です。

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114「エンドポイントセキュリティ」と「ゲートウェイセキュリティ」の違いについて適切な説明はどれか。

  1. Aエンドポイントセキュリティはハードウェアによる対策、ゲートウェイセキュリティはソフトウェアによる対策である。
  2. Bエンドポイントセキュリティはルータの対策、ゲートウェイセキュリティはサーバーの対策である。
  3. Cエンドポイントセキュリティは端末上の対策、ゲートウェイセキュリティはネットワーク経路上の対策である。
  4. Dエンドポイントセキュリティは外部からの攻撃対策、ゲートウェイセキュリティは内部不正の対策である。
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正解:Cエンドポイントセキュリティは端末上の対策、ゲートウェイセキュリティはネットワーク経路上の対策である。

エンドポイント(PC等の端末)での対策に対し、ファイアウォールなど経路上での対策をゲートウェイセキュリティと呼びます。

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115SSL/TLSとIPsecの暗号化の対象範囲の違いとして適切なものはどれか。

  1. ASSL/TLSはハードウェアで暗号化処理を行い、IPsecはソフトウェアで暗号化処理を行う。
  2. BSSL/TLSは内部ネットワークのみで使用され、IPsecはインターネットのみで使用される。
  3. CSSL/TLSは特定のアプリケーション間の通信内容を暗号化し、IPsecはネットワーク間の通信全体(IPパケット)を暗号化する。
  4. DSSL/TLSはデータベースの保存ファイルを暗号化し、IPsecはメールの添付ファイルを暗号化する。
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正解:CSSL/TLSは特定のアプリケーション間の通信内容を暗号化し、IPsecはネットワーク間の通信全体(IPパケット)を暗号化する。

SSL/TLSはWebブラウザ等特定のアプリ間通信を保護し、IPsecはVPN等でネットワーク全体の通信を保護します。

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116拒否リスト(ブラックリスト)方式のファイアウォール設定として正しい挙動はどれか。

  1. Aすべての通信を一旦保留し、管理者が手動で許可・拒否を判断する。
  2. Bリストに記載された特定のIPアドレスからの通信のみを許可し、他はすべて拒否する。
  3. Cリストに記載された特定のIPアドレスからの通信のみを拒否し、他はすべて許可する。
  4. Dウイルスが含まれているパケットのみを自動的にリスト化して拒否する。
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正解:Cリストに記載された特定のIPアドレスからの通信のみを拒否し、他はすべて許可する。

拒否リスト(ブラックリスト)は、通過を拒否する通信をまとめたリストであり、それ以外は許可されます。

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117IDSとIPSの機能に関する記述のうち、【誤っているもの】はどれか。

  1. ANIDSはネットワーク上を流れるデータを監視する仕組みである。
  2. BHIPSはネットワークの境界に設置され、外部からの不正アクセスを通知するソフトウェアである。
  3. CNIPSは侵入を検知すると自動的に阻止するシステムである。
  4. DHIDSはコンピュータにインストールされ、ファイル整合性などを監視するソフトウェアである。
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正解:BHIPSはネットワークの境界に設置され、外部からの不正アクセスを通知するソフトウェアである。

HIPS(Host-based IPS)は個々のコンピュータ上にインストールされるものであり、ネットワーク境界に設置されるものではありません。

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118マルウェア対策における「ビヘイビア法」に関する記述のうち、【正しくないもの】はどれか。

  1. Aシグネチャコードを用いてファイルに変更が加わったかを確認する。
  2. Bウイルス定義ファイルにない未知のウイルスにも対応できる。
  3. C振る舞い検知とも呼ばれ、AIを活用する製品もある。
  4. Dプログラムの実際の動作を監視してウイルス感染を判断する。
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正解:Aシグネチャコードを用いてファイルに変更が加わったかを確認する。

シグネチャコードを用いるのは「パターンマッチング法」であり、ビヘイビア法ではありません。

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119情報セキュリティの用語に関する説明のうち、【誤っているもの】はどれか。

  1. ABYODは、従業員が個人所有の端末を業務に利用することである。
  2. BシャドーITは、組織が許可していないIT機器を従業員が勝手に業務利用することである。
  3. CMDMは、組織内のマルウェアの振る舞いを検知して遠隔から駆除するシステムである。
  4. DDLPは、機密情報を自動的に特定し、外部への送信を制限するシステムである。
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正解:CMDMは、組織内のマルウェアの振る舞いを検知して遠隔から駆除するシステムである。

MDMはモバイルデバイスを一元管理するシステムです。マルウェアの振る舞い検知はEDRやマルウェア対策ソフトの役割です。

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120DMZの構成に関する説明として【不適切なもの】はどれか。

  1. A内部ネットワークが侵入された場合、DMZへの影響を最小限にするための隔離エリアである。
  2. BWebサーバやメールサーバなど外部アクセスが必要なサーバが配置される。
  3. Cインターネットと内部ネットワークの中間に位置するエリアである。
  4. D外部ネットワークからDMZへのアクセスは許可されるように設定される。
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正解:A内部ネットワークが侵入された場合、DMZへの影響を最小限にするための隔離エリアである。

DMZは、「DMZが侵入された場合」に内部ネットワークへの影響を最小限にとどめるためのエリアです(逆ではありません)。

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