第81問SDGs(持続可能な開発目標)の達成期限として設定されている年はどれか。
- A2020年
- B2025年
- C2030年
- D2050年
脱炭素を進めるための政策・制度の枠組みを学ぶ分野です。カーボンプライシング(炭素税・排出量取引)、再生可能エネルギー関連制度、各種規制や支援策など、脱炭素を後押しする仕組みが問われます。それぞれの制度が「どのように排出削減を促すのか」という狙いを理解することが重要です。経済的手法と規制的手法の違いなど、制度の分類と特徴を整理して覚えると、世界・日本の具体的な動向を学ぶ際の土台になります。
この分野の問題70問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。
クイズモードで挑戦 →正解:C.他の多くの目標達成を困難にする横断的な課題である
異常気象などの影響は他のゴールの達成を困難にするため、気候変動はSDGsの諸課題を増幅させる横断的な課題と位置づけられています。
この問題の解説ページを開く →正解:D.年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)がPRIに署名した
2015年に日本のGPIFがPRI(責任投資原則)に署名したことで、国内におけるESG投資への注目度が飛躍的に高まりました。
この問題の解説ページを開く →正解:A.ESGへの取り組みが企業の利益を損なうという批判
反ESGの動きは、ESGへの取り組みが企業の利益を損なう、あるいは特定の政治的な思想に基づいているといった批判に根ざしています。
この問題の解説ページを開く →正解:B.経営戦略やガバナンス体制など企業の対応姿勢を示す定性的な情報
記述情報とは、GHG排出量などの定量情報に加え、経営戦略、ガバナンス体制、将来の目標設定などを示す定性的な情報を指します。
この問題の解説ページを開く →正解:D.企業の特定のサステナビリティ目標の達成度合いに応じて金利などの融資条件が変動する仕組みを持つ。
企業のサステナビリティに関する特定の目標の達成度合いに応じて、金利等の融資条件が変動する仕組みを持つ融資や債券です。
この問題の解説ページを開く →正解:D.気候関連のリスクと機会が、組織の事業や財務計画に与える実際の影響および潜在的な影響
「戦略」では、気候関連のリスクと機会が組織の事業、戦略、財務計画に与える実際の影響および潜在的な影響について開示します。
この問題の解説ページを開く →正解:B.ISSBは国際基準を提供し、SSBJは日本の状況に合わせた開示基準を策定する国内機関である。
ISSBは国際的な統一基準の提供を目的とし、SSBJはそれと連携しつつ日本の状況に合わせた国内基準を策定する専門機関です。
この問題の解説ページを開く →正解:A.2015年に設立され、2023年に解散してその役割はISSB基準に組み込まれた。
TCFDは2015年に設立され、提言公表などを経て2023年に解散し、その役割はISSBに統合されました。
この問題の解説ページを開く →正解:B.回答企業には情報開示のレベルに応じてAからDのスコアが付与されAリスト企業は高く評価される。
CDPの評価システムでは、回答企業に対して情報開示のレベルや環境パフォーマンスに応じてAからDの「CDPスコア」が付与されます。
この問題の解説ページを開く →正解:C.国連環境計画(UNEP)
SBTiはCDP、国連グローバル・コンパクト(UNGC)、世界資源研究所(WRI)、世界自然保護基金(WWF)の4機関で運営されており、UNEPは含まれません。
この問題の解説ページを開く →正解:D.トランジションローン/ボンド
トランジションローン/ボンドは、現時点でGHG排出量が多い産業が低炭素化に向けた移行戦略を実行するための資金調達を支援するものです。
この問題の解説ページを開く →正解:C.企業価値の向上と投資家や消費者からの評価向上
SBT認定は企業の気候変動対策への真剣な取り組みを示すものであり、ブランド価値や投資家からの評価向上につながります。
この問題の解説ページを開く →正解:A.基準年から5〜10年先を目標年限とし、Scope1、2、3すべてを対象とする。
SBTiでは、Scope1、2、3すべてを対象とし、基準年から5〜10年先を目標年限とした排出削減目標の設定を推奨しています。
この問題の解説ページを開く →正解:B.年間の電力消費量が大きく、グローバルまたは国内で認知度が高いこと
RE100は、グローバルまたは国内で認知度が高く、年間100ギガワット時以上の大きな電力消費量を持つ企業などを主な対象としています。
この問題の解説ページを開く →正解:D.Promote(促進する)
LEAPアプローチは、Locate(発見する)、Evaluate(診断する)、Assess(評価する)、Prepare(準備する)の4つのフェーズから成ります。
この問題の解説ページを開く →正解:D.排出量の上限をあらかじめ設定するため、社会全体の総排出量を目標値内に収めやすい。
排出量の上限をあらかじめ設定して総排出量を管理する仕組みは、炭素税ではなく排出量取引制度(ETS)の特徴です。
この問題の解説ページを開く →正解:C.価格は見えにくいものの、再生可能エネルギー導入支援などを通じて間接的に削減を促す。
暗黙的カーボンプライシングは、価格は見えにくいものの、FIT/FIP制度などを通じて間接的にCO2削減を促す手法です。
この問題の解説ページを開く →正解:C.将来の炭素価格の負担に対する見通しを立てやすく、排出削減に向けた長期的な投資計画を策定しやすくなること
炭素税により将来の炭素価格の負担に対する見通しが立てやすくなり、排出削減に向けた長期的な投資計画(省エネ設備導入や再生可能エネルギーへの転換など)が策定しやすくなります。
この問題の解説ページを開く →正解:B.キャップ・アンド・トレード方式
排出量取引制度(ETS)は、排出量に上限(キャップ)を設け、その範囲内で排出枠を取引(トレード)するため、キャップ・アンド・トレード方式とも呼ばれます。
この問題の解説ページを開く →正解:B.制度の設計や運用に高い行政コストがかかること
排出量取引制度の政府にとってのデメリットとして、制度の設計、排出量のモニタリング、検証、報告、市場の監視など、制度の導入と運用を行う高い行政コストがかかることが挙げられます。
この問題の解説ページを開く →正解:D.化石燃料の新規採掘による削減量
J-クレジットの対象となる活動には、再生可能エネルギー由来の削減量、省エネルギー由来の削減量、森林吸収由来の吸収量、工業プロセス等由来の削減量があり、化石燃料の新規採掘は含まれません。
この問題の解説ページを開く →正解:B.売電価格に対し電力市場価格に一定の補助額(プレミアム)を上乗せする。
FIP制度は、市場価格に一定のプレミアム(補助額)を上乗せして交付することで、市場への統合を促す仕組みです。
この問題の解説ページを開く →正解:C.企業の生産拠点が規制の緩い国へ移転するだけで、世界全体の総排出量には変化が生じない。
炭素リーケージは、排出の場所が変わるだけで世界全体の排出量に変化がなく、厳しい規制を採る国の産業が衰退する現象を指します。
この問題の解説ページを開く →正解:D.国境を越える労働者の移動を制限し、国内における環境関連分野の雇用を独占的に保護する。
CBAMの主な目的は炭素リーケージの抑制、公平性の確保、国際的な排出削減の促進であり、労働者の移動制限は目的ではありません。
この問題の解説ページを開く →正解:A.WTO(世界貿易機関)の差別禁止原則などのルールと整合するかどうかについて国際的な議論の対象となっている。
CBAMは、輸入品の排出量の正確な測定の難しさや、WTOルールとの整合性、途上国への影響などが課題として議論されています。
この問題の解説ページを開く →正解:B.インターナル・カーボンプライシング
インターナル・カーボンプライシング(ICP)とは、企業が社内で独自に設定し、意思決定や投資評価に脱炭素の視点を組み込む仕組みです。
この問題の解説ページを開く →正解:D.国や自治体が課す環境関連の税金を合法的に免除されるための手続きとして、社内での炭素価格設定が法的義務となっているため。
ICPは企業が自主的に導入するものであり、導入によって外部の炭素税などの税金が法的義務として免除されるものではありません。
この問題の解説ページを開く →正解:B.2023年10月から移行期間に入り、2026年からは対象セクターからの輸入品に対する本格的な適用が段階的に始まる予定である。
EUは世界に先駆けてCBAMの導入を進めており、2023年10月から移行期間、2026年から本格適用が段階的に開始される予定です。
この問題の解説ページを開く →正解:A.事実上の国境炭素税がグローバルに拡大する可能性があり、世界のサプライチェーン全体での脱炭素化が加速されることが期待されている。
EUのCBAM導入は他国にも同様の措置を検討させる動きを促し、グローバルなサプライチェーン全体での脱炭素化を加速させると期待されています。
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