FP技能士2級 ⑦ 不動産

不動産の取引・法令・税金を扱う分野です。公示価格や基準地標準価格などの土地の価格、不動産登記、宅地建物取引業法の媒介契約、借地借家法、区分所有法が頻出です。都市計画法・建築基準法の用途地域・接道義務・建蔽率・容積率、不動産取得税・固定資産税・登録免許税といった取得や保有にかかる税金も重要です。法令上の制限と税金は数値が多いため、取得・保有・譲渡の段階ごとに関連知識を整理すると効率よく得点できます。

この分野の問題45問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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278公示価格の公表日はいつか。

  1. A1月1日
  2. B7月1日
  3. C9月下旬
  4. D3月下旬
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正解:D3月下旬

公示価格は毎年1月1日を基準日とし、3月下旬に公表されます。

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279基準地標準価格の価格判定の基準日はいつか。

  1. A毎年1月1日
  2. B毎年7月1日
  3. C毎年3月下旬
  4. D毎年9月下旬
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正解:B毎年7月1日

基準地標準価格の基準日は毎年7月1日です。

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280不動産の登記記録が備えられている場所として正しいものはどれか。

  1. A当該不動産の所在地である市区町村の役所
  2. B都道府県庁
  3. C裁判所
  4. D法務局(登記所)
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正解:D法務局(登記所)

不動産の登記記録は法務局(登記所)に備えられています。

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281借地借家法の適用範囲について正しいものはどれか。

  1. A居住用の不動産のみに適用され、事業用の不動産には適用されない。
  2. B事業用の不動産のみに適用され、居住用の不動産には適用されない。
  3. C法人が所有する不動産には適用されない。
  4. D居住用の不動産および事業用の不動産の両方に適用される。
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正解:D居住用の不動産および事業用の不動産の両方に適用される。

借地借家法は事業用の不動産についても適用されます。

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283不動産取得税の課税標準となるものはどれか。

  1. A実勢価格(時価)
  2. B固定資産税評価額
  3. C公示価格
  4. D相続税路線価
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正解:B固定資産税評価額

不動産取得税の課税標準は固定資産税評価額です。

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284宅地建物取引業者と結ぶ媒介契約のうち、同時に複数の業者に依頼できるものはどれか。

  1. A一般媒介契約のみ
  2. B専任媒介契約のみ
  3. C専属専任媒介契約のみ
  4. Dすべての媒介契約
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正解:A一般媒介契約のみ

同時に複数の業者に依頼できるのは一般媒介契約のみです。

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285区分所有法に基づく共用部分の持分割合は、原則として何によって決まるか。

  1. A専有部分の販売価格の割合
  2. B専有部分の床面積の割合
  3. C区分所有者の世帯人数の割合
  4. D平等に頭割りした割合
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正解:B専有部分の床面積の割合

共用部分の持分割合は、原則として専有部分の床面積の割合で決まります。

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286都市計画法における市街化区域の説明として正しいものはどれか。

  1. A市街化を抑制すべき区域
  2. B土地利用を整序することなくそのまま放置すれば将来の街づくりに支障が出る区域
  3. Cすでに市街地を形成している区域およびおおむね10年以内に優先的かつ計画的に市街化を図るべき区域
  4. D市街化区域でも市街化調整区域でもない区域
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正解:Cすでに市街地を形成している区域およびおおむね10年以内に優先的かつ計画的に市街化を図るべき区域

市街化区域は、すでに市街地を形成している区域や、おおむね10年以内に計画的な市街化を予定している区域です。

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287建築物の敷地は、原則として幅員何m以上の道路に何m以上接していなければならないか。

  1. A幅員2m以上の道路に4m以上
  2. B幅員4m以上の道路に2m以上
  3. C幅員4m以上の道路に4m以上
  4. D幅員6m以上の道路に2m以上
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正解:B幅員4m以上の道路に2m以上

接道義務により、建物の敷地は原則として幅員4m以上の道路に2m以上接している必要があります。

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288対象不動産が将来生み出すであろう純収益と最終的な売却価格から現在の価格を求める鑑定評価の方法はどれか。

  1. A収益還元法
  2. B取引事例比較法
  3. C原価法
  4. D路線価方式
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正解:A収益還元法

将来の純収益等から現在の価格を求める方法は収益還元法です。

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289登録免許税の納税義務者として正しいものはどれか。

  1. A不動産を譲渡した人
  2. B不動産の所在する都道府県
  3. C不動産の登記を受ける人
  4. D登記手続きを行った司法書士
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正解:C不動産の登記を受ける人

登録免許税の納税義務者は、不動産の登記を受ける人です。

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290普通借地権の契約の存続期間は原則として最短で何年か。

  1. A10年
  2. B20年
  3. C30年
  4. D50年
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正解:C30年

普通借地権の存続期間は30年以上でなければなりません。

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291共有物の保存行為(共有物の修繕など)は誰が行うことができるか。

  1. A共有者全員の同意がなければ行うことができない
  2. B各共有者が単独で行うことができる
  3. C各共有者の持分の過半数の同意があれば行うことができる
  4. D共有者の人数の過半数の同意があれば行うことができる
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正解:B各共有者が単独で行うことができる

共有物の保存行為は、各共有者が単独で行うことができます。

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292相続によって不動産を取得した場合、不動産取得税はどうなるか。

  1. A課税されない
  2. B通常の税率で課税される
  3. C税率が半分に軽減されて課税される
  4. D相続から3年以内に譲渡した場合に限り課税される
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正解:A課税されない

相続や法人の合併によって不動産を取得した場合には、不動産取得税はかかりません。

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293都市計画税が課される対象となるのは、原則としてどのような不動産の所有者か。

  1. A全国すべての土地および家屋
  2. B市街化調整区域内にある土地および家屋
  3. C市街化区域内にある土地および家屋
  4. D非線引区域内にある土地および家屋
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正解:C市街化区域内にある土地および家屋

都市計画税は、原則として市街化区域内の土地および家屋の所有者に対して課されます。

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294土地の所有者が資金調達をし、土地活用のすべてをデベロッパー等の業者に任せてしまう事業手法はどれか。

  1. A事業受託方式
  2. B自己建設方式
  3. C土地信託方式
  4. D等価交換方式
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正解:A事業受託方式

土地所有者が資金調達し、企画から建設までを業者に任せるのは事業受託方式です。

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295不動産投資信託(J-REIT)から得られる収益分配金は、税法上どの所得に区分されるか。

  1. A不動産所得
  2. B事業所得
  3. C譲渡所得
  4. D配当所得
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正解:D配当所得

J-REITの収益分配金は配当所得に区分されます(配当控除は受けられません)。

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296評価替えの基準年度における宅地の固定資産税評価額は、前年の地価公示法による公示価格等の何%を目途として評定されているか。

  1. A70%
  2. B60%
  3. C80%
  4. D100%
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正解:A70%

固定資産税評価額の評価割合は、公示価格の70%を目途としています。

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297不動産登記の効力に関する説明として、正しいものはどれか。

  1. A登記には第三者への対抗力があるが、公信力は認められていない。
  2. B登記には公信力があり、登記を信頼して取引した者は常に保護される。
  3. C登記には対抗力も公信力もいっさい認められていない。
  4. D登記された権利は、いかなる場合も第三者に覆されることはない。
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正解:A登記には第三者への対抗力があるが、公信力は認められていない。

不動産登記には第三者に対する対抗力があるが、公信力はない。登記を信頼して取引しても、相手が真の権利者でなければ原則として権利を取得できない。

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298売主が種類または品質について契約内容に適合しない目的物を引き渡したことによる担保責任を追及するためには、買主は不適合を知った時からどのくらいの期間内に売主に通知しなければならないか(売主が引渡し時に善意無過失の場合)。

  1. A6ヵ月以内
  2. B2年以内
  3. C1年以内
  4. D5年以内
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正解:C1年以内

不適合を知った時から1年以内に売主に通知しなければ、担保責任を追及できなくなります。

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299宅地建物取引業者と締結する専任媒介契約および専属専任媒介契約の有効期間は、最長でどの期間に定められているか。

  1. A1ヵ月
  2. B6ヵ月
  3. C1年
  4. D3ヵ月
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正解:D3ヵ月

専任媒介契約および専属専任媒介契約の有効期間は最長で3ヵ月と定められています。

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300一般定期借地権の契約の存続期間はどのように定められているか。

  1. A10年以上30年未満
  2. B30年以上50年未満
  3. C期間の定めなし
  4. D50年以上
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正解:D50年以上

一般定期借地権の存続期間は50年以上で定めなければなりません。

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301定期借家契約における期間中の中途解約に関する説明として、正しいものはどれか。

  1. Aどのような建物であっても、借主は1ヵ月前に予告すれば自由に中途解約ができる。
  2. B原則として中途解約は不可であるが、床面積が200㎡以上の事業用建物の場合は、やむを得ない事情があるときに限り貸主から中途解約が可能である。
  3. C原則として中途解約は不可であるが、床面積が200㎡未満の居住用建物の場合は、やむを得ない事情があるときに限り借主から中途解約が可能である。
  4. Dいかなる理由や建物の要件であっても、契約期間が終了するまで中途解約は一切認められない。
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正解:C原則として中途解約は不可であるが、床面積が200㎡未満の居住用建物の場合は、やむを得ない事情があるときに限り借主から中途解約が可能である。

定期借家契約の中途解約は原則不可ですが、床面積200㎡未満の居住用建物でやむを得ない事情がある場合は借主から可能です。

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302区分所有建物の建替えを決議する場合、集会においてどのような決議要件を満たす必要があるか。

  1. A区分所有者および議決権の各過半数
  2. B区分所有者および議決権の各4分の3以上
  3. C区分所有者全員の同意
  4. D区分所有者および議決権の各5分の4以上
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正解:D区分所有者および議決権の各5分の4以上

建替えの決議には、区分所有者および議決権の各5分の4以上の賛成が必要です。

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303都市計画区域内において開発許可が不要となる開発行為として、正しいものはどれか。

  1. A図書館など公益上必要な建築物を建築するための行為
  2. B市街化調整区域内で面積が2,000㎡の宅地を造成する行為
  3. C市街化区域内で面積が1,500㎡の宅地を造成する行為
  4. D非線引区域内で面積が4,000㎡の宅地を造成する行為
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正解:A図書館など公益上必要な建築物を建築するための行為

図書館など公益上必要な建築物を建築するための開発行為は、規模にかかわらず開発許可が不要です。

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304地域A(建蔽率60%、敷地面積200㎡)と地域B(建蔽率50%、敷地面積300㎡)にまたがって建物を建てる場合、この敷地に建てられる建物の最大建築面積はいくらか。

  1. A250㎡
  2. B280㎡
  3. C270㎡
  4. D300㎡
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正解:C270㎡

最大建築面積は各地域の面積に建蔽率を掛けて合計します。200㎡×60%+300㎡×50%=270㎡です。

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305指定容積率が300%、前面道路の幅員が5mである第1種住居地域(法定乗数4/10)にある敷地の容積率の上限はいくらか。

  1. A240%
  2. B200%
  3. C300%
  4. D500%
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正解:B200%

前面道路幅員による制限(5m×4/10=200%)と指定容積率(300%)を比較し、小さいほうの200%が上限となります。

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306取得費が不明な土地を8,000万円で譲渡し、譲渡費用に400万円かかった場合、概算取得費を用いた譲渡所得の金額はいくらか。

  1. A7,600万円
  2. B8,000万円
  3. C8,400万円
  4. D7,200万円
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正解:D7,200万円

取得費が不明な場合、譲渡収入の5%(400万円)を概算取得費とします。譲渡所得=8,000万円-(400万円+400万円)=7,200万円です。

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307特定居住用財産の買換えの特例の適用を受けるための旧居住用財産の要件について、譲渡した年の1月1日時点での所有期間と居住期間の条件として正しいものはどれか。

  1. A所有期間5年超かつ居住期間5年以上
  2. B所有期間5年超かつ居住期間10年以上
  3. C所有期間10年超かつ居住期間5年以上
  4. D所有期間10年超かつ居住期間10年以上
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正解:D所有期間10年超かつ居住期間10年以上

本特例の適用には、譲渡した年の1月1日時点の所有期間が10年超であり、かつ居住期間が10年以上である必要があります。

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308土地の有効活用の事業手法のうち、入居予定のテナントから保証金等を預かって建物の建設資金にあてる方式はどれか。

  1. A建設協力金方式
  2. B自己建設方式
  3. C等価交換方式
  4. D事業受託方式
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正解:A建設協力金方式

テナントから保証金を預かり建設資金にあてる方式は建設協力金方式です。

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309不動産投資において、借入金を用いることで自己資本に対する投資利回りが高くなる「レバレッジ効果」が働くための条件はどれか。

  1. A借入金の金利が、対象不動産から得られる利回り(投資の収益率)よりも低いこと
  2. B借入金の金利が、対象不動産から得られる利回り(投資の収益率)よりも高いこと
  3. C借入金の金利と、対象不動産から得られる利回り(投資の収益率)が等しいこと
  4. D自己資金の額が借入金の額を上回っていること
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正解:A借入金の金利が、対象不動産から得られる利回り(投資の収益率)よりも低いこと

レバレッジ効果は、借入金の金利が投資の収益率よりも低い場合に自己資本に対する利回りが向上する効果です。

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310農地法において、農地を宅地などに転用する目的で購入する場合、原則として都道府県知事等の許可が必要だが、市街化区域内の農地の場合はどのような手続きとなるか。

  1. Aあらかじめ都道府県知事に届け出れば許可は不要となる
  2. Bあらかじめ農業委員会に届け出れば許可は不要となる
  3. Cいかなる区域でも必ず都道府県知事等の許可が必要となる
  4. D許可や事前の届け出は一切不要で自由に取引できる
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正解:Bあらかじめ農業委員会に届け出れば許可は不要となる

市街化区域内の農地を転用目的で権利移動する場合、あらかじめ農業委員会に届け出れば都道府県知事等の許可は不要です。

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311不動産投資の尺度である借入金償還余裕率(DSCR)を算出するための計算式として正しいものはどれか。

  1. A年間収入合計 ÷ 投下資本
  2. B(年間収入合計 - 諸経費) ÷ 投下資本
  3. C元利金返済前キャッシュフロー(年間) ÷ 元利金返済額(年間)
  4. D現金手取額(年間) ÷ 自己資本
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正解:C元利金返済前キャッシュフロー(年間) ÷ 元利金返済額(年間)

借入金償還余裕率(DSCR)は、元利金返済前の年間キャッシュフローを元利金返済額で割って計算します。

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312居住用財産の軽減税率の特例について、軽減税率(所得税10%、住民税4% ※復興特別所得税を除く)が適用されるのは、課税長期譲渡所得金額のうちどの部分か。

  1. A3,000万円以下の部分
  2. B6,000万円以下の部分
  3. C5,000万円以下の部分
  4. D1億円以下の部分
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正解:B6,000万円以下の部分

軽減税率が適用されるのは、譲渡益から特別控除を引いた後の課税長期譲渡所得金額のうち6,000万円以下の部分です。

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313「空き家にかかる譲渡所得の特別控除(3,000万円控除)」の適用要件となる家屋の建築時期として正しいものはどれか。

  1. A1981年6月1日以降に建築された家屋であること
  2. B2000年5月31日以前に建築された家屋であること
  3. C建築時期の制限はない
  4. D1981年5月31日以前に建築された家屋であること
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正解:D1981年5月31日以前に建築された家屋であること

空き家の譲渡特例は、1981年5月31日以前に建築された家屋(旧耐震基準の家屋)であることが要件の一つです。

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314相続税や贈与税の計算の基礎となる相続税路線価の評価割合は、地価公示法による公示価格の何%を目途として評定されているか。

  1. A70%
  2. B90%
  3. C80%
  4. D100%
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正解:C80%

相続税路線価の評価割合は公示価格の80%です(固定資産税評価額は70%と間違えないように注意)。

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315建物を新築した場合の不動産登記について正しいものはどれか。

  1. A完成後1ヵ月以内に所有権保存登記をしなければならない。
  2. B完成後1年以内に所有権保存登記をしなければならない。
  3. C完成後1ヵ月以内に表題登記をしなければならない。
  4. D完成後1年以内に表題登記をしなければならない。
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正解:C完成後1ヵ月以内に表題登記をしなければならない。

建物を新築した場合には、新たに不動産が生じたことを示す表題登記を1ヵ月以内に申請する義務があります。

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316不動産の仮登記の効力に関する説明として正しいものはどれか。

  1. A将来の本登記のために順位を保全する効力があり、第三者に対する対抗力もある。
  2. B将来の本登記のために順位を保全する効力はあるが、第三者に対する対抗力はない。
  3. C将来の本登記の要件が整ったものとみなされ、直ちに本登記と同様の公信力を持つ。
  4. D一定期間経過後に自動的に本登記へと移行する効力を持つ。
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正解:B将来の本登記のために順位を保全する効力はあるが、第三者に対する対抗力はない。

仮登記は順位を保全できますが、本登記ではないため第三者に対する対抗力はありません。

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317買主が売主に解約手付を交付した売買契約において、契約の解除ができなくなる時期として正しいものはどれか。

  1. A契約締結日から起算して8日が経過したとき
  2. B買主が金融機関の住宅ローン審査を通過したとき
  3. C売主または買主の相手方が契約の履行に着手したとき
  4. D不動産の登記識別情報が発行されたとき
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正解:C売主または買主の相手方が契約の履行に着手したとき

解約手付による契約解除は、相手方が契約の履行に着手するまでは可能ですが、着手した後はできなくなります。

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318宅地建物取引業法において、宅地建物取引業者が自ら売主となり、宅地建物取引業者ではない者が買主となる売買契約における手付金の額の制限はどれか。

  1. A売買代金の5%を超えてはならない
  2. B売買代金の20%を超えてはならない
  3. C売買代金の10%を超えてはならない
  4. D売買代金の30%を超えてはならない
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正解:B売買代金の20%を超えてはならない

宅建業者が自ら売主となる場合、受領できる手付金の額は代金の20%を超えてはならないと制限されています。

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319宅地建物取引業者が自ら売主となる契約において、買主がクーリングオフにより契約の解除ができる期間はどれか。

  1. A業者が書面でクーリングオフができる旨を告げた日から14日以内
  2. B業者が書面でクーリングオフができる旨を告げた日から8日以内
  3. C契約を締結した日から起算して8日以内
  4. D契約を締結した日から起算して14日以内
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正解:B業者が書面でクーリングオフができる旨を告げた日から8日以内

クーリングオフができる期間は、業者が書面で撤回等ができる旨を告げた日から8日以内です(単に契約締結日からではありません)。

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320建築基準法上の2項道路においてセットバックが必要な場合、セットバック部分の敷地面積の取り扱いとして正しいものはどれか。

  1. A建蔽率および容積率を算定する際の敷地面積から除外して計算する
  2. B建蔽率を算定する際のみ敷地面積に算入できる
  3. C容積率を算定する際のみ敷地面積に算入できる
  4. D建蔽率および容積率を算定する際に敷地面積に算入できる
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正解:A建蔽率および容積率を算定する際の敷地面積から除外して計算する

セットバック部分の面積は道路とみなされるため、建蔽率や容積率を計算する際の敷地面積から除外しなければなりません。

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321印紙税が課される契約書に印紙を貼付したものの、消印をしなかった場合の効力やペナルティとして正しいものはどれか。

  1. A契約は無効となり、過怠税は課されない。
  2. B契約は無効となり、印紙の額面金額と同額の過怠税が課される。
  3. C契約自体は有効であり、過怠税などのペナルティは一切ない。
  4. D契約自体は有効であるが、印紙の額面金額と同額の過怠税が課される。
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正解:D契約自体は有効であるが、印紙の額面金額と同額の過怠税が課される。

消印がない場合でも契約自体は有効ですが、ペナルティとして印紙の額面金額と同額の過怠税が課されます。

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322居住用財産を譲渡した場合の特例の併用について、正しいものはどれか。

  1. A「3,000万円の特別控除」と「軽減税率の特例」は、要件を満たせば重複して適用できる。
  2. B「3,000万円の特別控除」と「軽減税率の特例」は、重複して適用できない。
  3. C「特定居住用財産の買換えの特例」と「3,000万円の特別控除」は、重複して適用できる。
  4. D特例はいかなる組み合わせであっても、すべて重複して適用することができない。
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正解:A「3,000万円の特別控除」と「軽減税率の特例」は、要件を満たせば重複して適用できる。

居住用財産の「3,000万円特別控除」と「軽減税率の特例」は併用が可能です(買換え特例とは併用できません)。

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