FP技能士2級 ⑥ タックスプランニング

所得税を中心に税金のしくみを学ぶ分野です。10種類の各種所得の計算、総合課税と分離課税の区分、損益通算、所得控除(配偶者・扶養・医療費・基礎控除など)、税額控除(住宅ローン控除・配当控除)が頻出です。青色申告や確定申告の手続き、法人税・消費税の基礎も問われます。所得金額→課税所得→税額という計算の流れを軸に、どの段階でどの控除を適用するかを整理して押さえるのが得点のポイントです。

この分野の問題50問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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228所得税法における非永住者以外の居住者の課税対象の範囲として正しいものはどれか。

  1. A国内源泉所得のみ
  2. B国外源泉所得以外の所得および国内支払いの国外源泉所得のみ
  3. C国内源泉所得および国外から送金された国外源泉所得のみ
  4. Dすべての所得
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正解:Dすべての所得

非永住者以外の居住者はすべての所得が課税対象となる。

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229所得税において次の所得のうち総合課税の対象となるものはどれか。

  1. A不動産所得
  2. B退職所得
  3. C山林所得
  4. D土地・建物の譲渡所得
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正解:A不動産所得

不動産所得は総合課税の対象であり退職所得や山林所得、土地・建物の譲渡所得は分離課税の対象である。

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230所得税が非課税となる所得として正しいものはどれか。

  1. A月額20万円の通勤手当
  2. B勤務先を自己都合により退職して受け取った雇用保険の基本手当
  3. C宝石(譲渡価額50万円)の譲渡による所得
  4. D従業員宿舎の貸付けによる家賃収入
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正解:B勤務先を自己都合により退職して受け取った雇用保険の基本手当

雇用保険の基本手当などの社会保険の給付金は所得税の非課税所得となる。

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231上場株式等の配当所得について申告分離課税を選択した場合の取扱いで正しいものはどれか。

  1. A配当控除の適用を受けることができる
  2. B源泉徴収だけで課税関係を終了させなければならない
  3. C総合課税の所得として確定申告をしなければならない
  4. D上場株式等の譲渡損失との損益通算ができる
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正解:D上場株式等の譲渡損失との損益通算ができる

上場株式等の配当所得について申告分離課税を選択した場合配当控除の適用はないが上場株式等の譲渡損失との損益通算が可能となる。

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232アパート経営において事業的規模(貸家5棟以上またはアパート10室以上)で不動産の貸付けを行っている場合の所得分類として正しいものはどれか。

  1. A事業所得
  2. B不動産所得
  3. C雑所得
  4. D譲渡所得
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正解:B不動産所得

事業的規模であっても不動産の貸付けによる所得は不動産所得に分類される。

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233不動産所得の総収入金額に算入すべきものとして正しいものはどれか。

  1. A返還を要する敷金・保証金
  2. Bアパート売却による譲渡益
  3. C時間貸駐車場の保管責任を負う賃貸収入
  4. D礼金・更新料・返還を要しない敷金
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正解:D礼金・更新料・返還を要しない敷金

礼金や更新料、敷金・保証金のうち返還を要しないものは不動産所得の総収入金額に算入される。

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234事業所得の金額の計算における売上原価の算式として正しいものはどれか。

  1. A年初棚卸高+当年仕入高-年末棚卸高
  2. B年初棚卸高+当年仕入高+年末棚卸高
  3. C当年仕入高-年初棚卸高+年末棚卸高
  4. D年初棚卸高-当年仕入高+年末棚卸高
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正解:A年初棚卸高+当年仕入高-年末棚卸高

売上原価は「年初棚卸高+当年仕入高-年末棚卸高」の算式により計算する。

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235所得税において所得金額の計算上減価償却の対象とならない資産はどれか。

  1. A土地
  2. B建物
  3. C建物付属設備
  4. D車両
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正解:A土地

土地は時間の経過や使用によって価値が減少するものではないため減価償却の対象とならない。

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236個人事業主が減価償却資産の評価方法を選定しなかった場合の法定償却方法として正しいものはどれか。

  1. A建物等は定率法、その他の減価償却資産は定額法
  2. B建物等は定額法、その他の減価償却資産は定額法
  3. C建物を含めすべて定率法
  4. D建物等は定額法、その他の減価償却資産は定率法
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正解:B建物等は定額法、その他の減価償却資産は定額法

所得税において償却方法を選定しなかった場合の法定償却方法は建物等は定額法、その他の減価償却資産は定額法である。

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237個人事業主が支払った次の税金等のうち事業所得の必要経費に算入できるものはどれか。

  1. A個人事業税
  2. B所得税
  3. C個人住民税
  4. D親族を被保険者とする生命保険料
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正解:A個人事業税

個人事業税や固定資産税は必要経費に算入できるが所得税や個人住民税は算入できない。

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238給与所得の金額を計算する際の算式として正しいものはどれか。

  1. A収入金額-必要経費
  2. B収入金額-基礎控除額
  3. C収入金額-給与所得控除額
  4. D収入金額-給与所得控除額-所得金額調整控除額
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正解:C収入金額-給与所得控除額

給与所得の金額は「収入金額-給与所得控除額」により計算される(該当者はさらに所得金額調整控除額を控除する)。

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239給与所得者が確定申告をしなければならないケースとして正しいものはどれか。

  1. Aその年の給与等の収入金額が1500万円を超える場合
  2. B給与所得・退職所得以外の所得が10万円ある場合
  3. C年末調整で生命保険料控除を受ける場合
  4. D給与を2か所以上から受け、年末調整されない給与収入と給与所得・退職所得以外の所得の合計が20万円を超える場合
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正解:D給与を2か所以上から受け、年末調整されない給与収入と給与所得・退職所得以外の所得の合計が20万円を超える場合

2か所以上から給与を受け、年末調整されない従たる給与と給与所得・退職所得以外の所得の合計が20万円を超える人は確定申告が必要である。年収2000万円超の人も同様である。

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240勤続年数25年4ヶ月の人が定年退職し退職金2000万円を受け取った。この場合の退職所得の金額として正しいものはどれか。

  1. A390万円
  2. B780万円
  3. C1220万円
  4. D610万円
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正解:A390万円

勤続年数は26年に切り上げられ退職所得控除額は800万円+70万円×(26-20)=1220万円となり退職所得は(2000万円-1220万円)×1/2=390万円となる。

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241役員として勤務した期間が5年以下の人が支払いを受ける特定役員退職手当等に係る退職所得の計算で正しいものはどれか。

  1. A(収入金額-退職所得控除額)×1/2
  2. B150万円+(収入金額-500万円)
  3. C通常の退職所得の2倍の金額
  4. D収入金額-退職所得控除額
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正解:D収入金額-退職所得控除額

特定役員退職手当等に係る退職所得の計算においては退職所得控除額を差し引いた金額に2分の1を掛けない。

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242所得税における山林所得の定義として所有期間が何年を超える山林を伐採・譲渡したものをいうか。

  1. A1年
  2. B5年
  3. C3年
  4. D10年
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正解:B5年

山林所得とは所有期間が5年を超える山林を伐採して売却したり立木のままで売却することによる所得をいう。

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243総合課税の対象となる譲渡所得において所有期間の短期と長期を判定する基準となる期間はどれか。

  1. A5年以内か5年超か
  2. B1年以内か1年超か
  3. C3年以内か3年超か
  4. D10年以内か10超か
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正解:A5年以内か5年超か

土地・建物・株式等以外の総合課税となる譲渡所得の短期・長期は所有期間が5年以内か5年超かで判定される。

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244土地・建物を譲渡した場合の譲渡所得において短期譲渡所得と長期譲渡所得を区分する基準日として正しいものはどれか。

  1. A譲渡した日
  2. B譲渡した年の12月31日時点
  3. C取得した日
  4. D譲渡した年の1月1日時点
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正解:D譲渡した年の1月1日時点

土地・建物の譲渡において短期か長期かは譲渡した年の1月1日時点における所有期間が5年以内か5年超かで判定する。

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245譲渡所得の計算において資産の取得費が不明な場合、譲渡収入金額の何%を取得費とすることができるか。

  1. A1%
  2. B10%
  3. C5%
  4. D50%
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正解:C5%

取得費が不明な場合や収入金額の5%に満たない場合には収入金額の5%を取得費とすることができる。

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246次の一時所得の例のうち所得税が課税(総合課税)されるものはどれか。

  1. A宝くじの当選金
  2. B生命保険の満期保険金
  3. Cノーベル賞の賞金
  4. D身体の傷害に起因して支払われる生命保険契約の保険金
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正解:B生命保険の満期保険金

生命保険の満期保険金や損害保険の満期返戻金は一時所得として総合課税の対象となる。

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247一時所得の金額を計算する際の特別控除額の最高限度額として正しいものはどれか。

  1. A10万円
  2. B50万円
  3. C38万円
  4. D65万円
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正解:B50万円

一時所得の金額の計算における特別控除額の限度は最高50万円である。

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248所得税において次の所得のうち損益通算の対象とすることができる損失はどれか。

  1. A雑所得の金額の計算上生じた損失
  2. B一時所得の金額の計算上生じた損失
  3. C別荘の譲渡による譲渡所得の金額の計算上生じた損失
  4. D不動産所得の金額の計算上生じた損失
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正解:D不動産所得の金額の計算上生じた損失

損益通算できる損失は不動産所得、事業所得、山林所得、譲渡所得で生じた損失に限定されており、別荘など生活に通常必要でない資産の譲渡損失は除外される。

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249不動産所得の金額の計算上生じた損失のうち他各種所得の金額と損益通算できないものはどれか。

  1. Aアパートの建物の減価償却費
  2. B土地を取得するために要した借入金の支払利子相当額
  3. C別生計の親族に支払った適正な給与
  4. D賃貸不動産に係る火災保険料
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正解:B土地を取得するために要した借入金の支払利子相当額

不動産所得の損失のうち土地を取得するための借入金の利子相当額は損益通算の例外として他所得と相殺できない。

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250青色申告者が損益通算をしても控除しきれなかった純損失の金額を翌年以降何年間繰り越すことができるか。

  1. A1年間
  2. B5年間
  3. C3年間
  4. D10年間
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正解:C3年間

損益通算をしても控除しきれなかった純損失の金額は青色申告者の場合翌年以降3年間にわたって繰り越すことができる。

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251上場株式等の譲渡損失の金額を確定申告により損益通算できる相手方として正しいものはどれか。

  1. A総合課税を選択した上場株式等の配当所得
  2. B非上場株式の譲渡所得
  3. C申告分離課税を選択した上場株式等の配当所得
  4. D一般公社債等の利子所得
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正解:C申告分離課税を選択した上場株式等の配当所得

上場株式等の譲渡損失は申告分離課税を選択した上場株式等の配当所得や特定公社債等の利子等と損益通算できる。

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252所得控除のうち人的控除の年齢要件などの現況を判定する基準日として正しいものはどれか。

  1. Aその年の1月1日
  2. Bその年の4月1日
  3. C申告書を提出する日
  4. Dその年の12月31日
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正解:Dその年の12月31日

人的控除の年齢要件などの現況判定はその年の12月31日時点の現況で行う。

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253所得税における配偶者控除の適用を受けようとする場合、納税者本人の合計所得金額がいくらを超えると適用対象外となるか。

  1. A500万円
  2. B900万円
  3. C1000万円
  4. D2500万円
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正解:C1000万円

納税者本人の合計所得金額が1000万円を超える場合には配偶者控除および配偶者特別控除の適用を受けることはできない。

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254所得税における配偶者控除の対象となる「控除対象配偶者」の要件として正しいものはどれか。

  1. A青色事業専従者として給与の支払いを受けていないこと
  2. B民法に規定する配偶者または内縁関係にある者
  3. C配偶者の合計所得金額が103万円以下であること
  4. D納税者本人と生計を一にしていないこと
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正解:A青色事業専従者として給与の支払いを受けていないこと

配偶者控除の対象は民法上の配偶者であり生計を一にし、合計所得金額が58万円以下で事業専従者でない人である。

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255控除対象扶養親族のうち、その年の12月31日現在の年齢が「19歳以上23歳未満」の者に係る扶養控除の額(基本)として正しいものはどれか。

  1. A63万円
  2. B38万円
  3. C48万円
  4. D58万円
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正解:A63万円

19歳以上23歳未満の控除対象扶養親族は特定扶養親族に該当し扶養控除額は63万円となる。

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256納税者が生計を一にする配偶者の負担すべき国民年金保険料を支払った場合、その支払った金額に係る社会保険料控除の取扱いで正しいものはどれか。

  1. A納税者の社会保険料控除の対象とはならない
  2. B支払った金額の2分の1に限り納税者の社会保険料控除の対象となる
  3. C支払った社会保険料の全額を納税者の社会保険料控除として控除できる
  4. D支払った金額の一部の金額(最高5万円)が控除対象となる
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正解:C支払った社会保険料の全額を納税者の社会保険料控除として控除できる

納税者が生計を一にする配偶者やその他の親族に係る社会保険料を支払った場合はその全額を納税者の社会保険料控除として控除できる。

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257年末時点で未払いの医療費がある場合、その未払い分に係るその年分の医療費控除の取扱いで正しいものはどれか。

  1. Aその年分の医療費控除の対象に含めて計算する
  2. B未払いであっても医師の領収書があればその年分の対象となる
  3. C上限20万円までであればその年分の対象に含めることができる
  4. Dその年分の医療費控除の対象とはならず実際に支払った年分の対象となる
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正解:Dその年分の医療費控除の対象とはならず実際に支払った年分の対象となる

医療費控除は当年中に「支払った」医療費が対象となるため年末時点で未払いの医療費はその年分の医療費控除の対象とならない。

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258人間ドックの費用が医療費控除の対象となるケースとして正しいものはどれか。

  1. A健康維持のために毎年定期的に人間ドックを受診した場合
  2. B人間ドックの結果、特に異常が見つからなかった場合
  3. C人間ドックにより重大な疾病が発見され、引き続きその疾病の治療を行った場合
  4. D自己都合で受診し全額自己負担した場合
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正解:C人間ドックにより重大な疾病が発見され、引き続きその疾病の治療を行った場合

人間ドックや健康診断の費用は原則対象外だが重大な疾病が見つかり引き続き治療を行った場合は医療費控除の対象となる。

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259確定申告をすることによって適用を受ける必要があり、年末調整では受けることができない所得控除の組み合わせとして正しいものはどれか。

  1. A社会保険料控除・生命保険料控除・地震保険料控除
  2. B医療費控除・雑損控除・寄附金控除
  3. C配偶者控除・扶養控除・基礎控除
  4. D小規模企業共済等掛金控除・障害者控除・寡婦控除
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正解:B医療費控除・雑損控除・寄附金控除

医療費控除、雑損控除、寄附金控除は年末調整では受けることができず確定申告をする必要がある。

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260ふるさと納税において確定申告をせずに寄附金控除が受けられるワンストップ特例制度を利用できる年間の寄附先自治体数の上限はいくつか。

  1. A3自治体まで
  2. B6自治体まで
  3. C5自治体まで
  4. D制限なし
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正解:C5自治体まで

ワンストップ特例制度を利用できるのは1年間で寄附先が5自治体までの場合に限られる。

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261住宅借入金等特別控除(住宅ローン控除)の適用を受けるための合計所得金額の要件として正しいものはどれか。

  1. A1000万円以下
  2. B2000万円以下
  3. C2500万円以下
  4. D3000万円以下
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正解:B2000万円以下

住宅ローン控除の適用を受けようとする者のその年分の合計所得金額は原則として2000万円以下でなければならない(床面積40㎡以上50㎡未満は1000万円以下)。

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262給与所得者が住宅ローン控除の適用を受ける際、最初の年(初年度)の手続きとして正しいものはどれか。

  1. A勤務先への書類提出による年末調整でのみ適用可能
  2. B必ず確定申告をしなければならない
  3. C税務署への申請書の提出のみで確定申告は不要
  4. D初年度から年末調整と確定申告のいずれかを選択できる
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正解:B必ず確定申告をしなければならない

給与所得者であっても住宅ローン控除の最初の年分については確定申告をしなければならない。2年目以降は年末調整で適用可能である。

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263住宅ローン控除の対象となる住宅ローンの要件として、返済期間(契約による償還期間)は何年以上のものでなければならないか。

  1. A10年以上
  2. B5年以上
  3. C15年以上
  4. D20年以上
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正解:A10年以上

住宅ローン控除の対象となるのは返済期間が10年以上の住宅ローンに限られる。

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264所得税の原則的な確定申告期間として正しいものはどれか。

  1. Aその年の12月1日から12月31日まで
  2. B翌年の2月16日から3月15日まで
  3. C翌年の1月1日から2月15日まで
  4. D翌年の3月1日から3月31日まで
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正解:B翌年の2月16日から3月15日まで

所得税の確定申告期間は原則として翌年の2月16日から3月15日までの間である。

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265確定申告をした後に所得税を過大に納付していたことが判明した場合、申告期限から何年以内に限り更正の請求をすることができるか。

  1. A1年以内
  2. B2年以内
  3. C5年以内
  4. D3年以内
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正解:C5年以内

所得税を過大に納付していた場合に減額を求める更正の請求は申告期限から5年以内に限り行うことができる。

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2661月16日以降新たに業務を開始した者がその年分から青色申告の適用を受けようとする場合の「青色申告承認申請書」の提出期限はどれか。

  1. A業務を開始した日から2ヶ月以内
  2. B業務を開始した日から1ヶ月以内
  3. C業務を開始した日から3ヶ月以内
  4. Dその年の12月31日まで
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正解:A業務を開始した日から2ヶ月以内

1月16日以後新たに業務を開始した場合は業務を開始した日から2ヶ月以内に青色申告承認申請書を提出しなければならない。

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267青色申告者が備え付ける帳簿書類の保存期間として原則的な期間はどれか。

  1. A3年間
  2. B5年間
  3. C10年間
  4. D7年間
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正解:D7年間

青色申告の要件として一定の帳簿書類を備えて適正に記録し7年間保存する必要がある。

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268法人税における内国法人の納税義務の範囲として正しいものはどれか。

  1. A日本国内で稼いだ国内源泉所得のみ
  2. B日本国外で稼いだ国外源泉所得のみ
  3. C国内源泉所得および国外源泉所得のすべての所得
  4. D資本金の額が1億円以下の部分の所得のみ
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正解:C国内源泉所得および国外源泉所得のすべての所得

内国法人は日本国内で稼いだ所得(国内源泉所得)と海外で稼いだ所得(国外源泉所得)のいずれについても納税義務を負う。

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269法人税の計算における所得金額の算式として正しいものはどれか。

  1. A収益-費用
  2. B益金-損金
  3. C営業利益+営業外収益
  4. D当期純利益-法人税等
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正解:B益金-損金

法人税における所得金額(税法上の利益)は「益金-損金」の算式により計算される。

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270期末資本金の額が1億円以下の中小法人が支出した交際費等のうち、損金算入限度額として正しいものはどれか。

  1. A年間交際費等支出額のうち500万円以下の全額
  2. B年間交際費等支出額のうち1000万円以下の全額
  3. C年間交際費等支出額のうち800万円以下の全額
  4. D交際費等は一切損金に算入できない
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正解:C年間交際費等支出額のうち800万円以下の全額

資本金の額が1億円以下の法人では年間交際費等支出額のうち800万円以下の全額を損金の額に算入することができる(または飲食費の50%)。

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271法人税において損金の額に算入することができる租税公課として正しいものはどれか。

  1. A法人税の本税
  2. B法人住民税の本税
  3. C法人事業税
  4. D制裁的な意味のある罰科金
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正解:C法人事業税

法人事業税や固定資産税、印紙税などは損金算入できるが法人税や法人住民税の本税、罰科金などは損金不算入である。

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272法人税の確定申告書の提出期限は、原則として各事業年度終了の日の翌日から何ヶ月以内か。

  1. A1ヶ月以内
  2. B2ヶ月以内
  3. C3ヶ月以内
  4. D6ヶ月以内
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正解:B2ヶ月以内

法人税の確定申告および納付は原則として各事業年度終了の日の翌日から2ヶ月以内に行わなければならない。

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273財務分析の指標において流動比率(%)を求める算式として正しいものはどれか。

  1. A流動負債÷流動資産×100
  2. B当座資産÷流動負債×100
  3. C固定資産÷自己資本×100
  4. D流動資産÷流動負債×100
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正解:D流動資産÷流動負債×100

流動比率は「流動資産÷流動負債×100」の算式によって計算される。

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274消費税の課税対象とならない非課税取引に該当するものとして正しいものはどれか。

  1. A土地の譲渡および1ヶ月以上の貸付け
  2. B事務所用建物の貸付け
  3. C居住用建物の譲渡
  4. Dパンや牛乳などの飲食料品の譲渡
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正解:A土地の譲渡および1ヶ月以上の貸付け

土地の譲渡や貸付け(1ヶ月未満を除く)は消費税の非課税取引に該当する。居住用建物の貸付けは非課税だが譲渡は課税である。

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275消費税の納税義務が免除される免税事業者となる判定において個人事業者の「基準期間」とはいつの期間を指すか。

  1. Aその年の前々年
  2. Bその年の前年
  3. Cその年の1月1日から6月30日まで
  4. D過去すべての期間
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正解:Aその年の前々年

個人事業者における消費税の基準期間とはその年の「前々年」をいう(法人の場合は前々事業年度)。

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276消費税の簡易課税制度を選択することができるのは、基準期間における課税売上高がいくら以下の場合か。

  1. A1000万円以下
  2. B3000万円以下
  3. C500万円以下
  4. D5000万円以下
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正解:D5000万円以下

基準期間における課税売上高が5000万円以下の場合、原則課税に代えて簡易課税制度を選択することができる。

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277消費税の確定申告および納付の期限として個人事業者の場合の期限はいつまでか。

  1. A翌年の3月31日まで
  2. B翌年の2月16日まで
  3. C翌年の3月15日まで
  4. D翌年の5月31日まで
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正解:A翌年の3月31日まで

消費税の確定申告期限は、個人の場合は課税期間の翌年1月1日から3月31日までである。

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