第177問鋼材の応力ーひずみ曲線において、応力とひずみの比例関係を超えても、引張力を除くと元の伸び量に戻ることのできる限界点を何というか。
- A弾性限度
- B比例限度
- C上降伏点
- D下降伏点
鋼構造物とコンクリート構造物を扱う分野です。鋼構造では、溶接(開先形状・溶接欠陥・非破壊検査)、高力ボルト接合の締付け管理とすべり係数、部材の運搬と架設工法(ベント式・片持ち式・ケーブルエレクション)が問われます。コンクリート構造では、鉄筋の加工と組立て、プレストレストコンクリートの緊張管理、支承と伸縮装置が対象です。あわせて鋼材の防食(塗装・溶融亜鉛めっき・耐候性鋼材)も出題されます。
この分野の問題40問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。
クイズモードで挑戦 →正解:A.主要構造部材と同等以上の耐候性能を有する耐候性高力ボルトを使用する。
耐候性鋼橋に用いる高力ボルトは、主要構造部材と同等以上の耐候性能を有する耐候性高力ボルトを使用する必要がある。
この問題の解説ページを開く →正解:C.閉鎖された空間で結露が生じやすい環境では、普通鋼材と同様に内面用塗装仕様を適用する。
閉鎖空間など適度な乾湿の繰り返しが得られず耐候性鋼材の適用環境とならない場合は、普通鋼材と同様に内面用塗装仕様を適用する。
この問題の解説ページを開く →正解:B.主要部材を冷間加工で曲げ加工する場合、亀裂を防ぐために局所的に大きなひずみを与える必要がある。
冷間加工では亀裂が生じるおそれがあるため、局所的に大きなひずみを与えないように注意する必要がある。
この問題の解説ページを開く →正解:A.断面に考慮する突合せ溶接継手では、ビード表面にピットがあってはならない。
部分溶込みやすみ肉では1継手3個または1mにつき3個まで許容されるが、突合せ溶接継手ではピットがあってはならない。
この問題の解説ページを開く →正解:C.アンダーカットは、ビード幅を基準にした余盛り高さが規定内であればそのまま仕上げをしなくてよい。
余盛り高さが規定の範囲内なら仕上げ不要という記述は開先溶接の余盛りのことであり、アンダーカットには当てはまらない。
この問題の解説ページを開く →正解:D.外観検査に不合格となったスタッドジベルは、全数ハンマー打撃による15度の曲げ検査を行う。
不合格となったスタッドジベルは全数ハンマー打撃による曲げ検査を行い、曲げたままにしておく。
この問題の解説ページを開く →正解:A.トラス橋 ─ 部材と継手が少なく応力が単純なため、キャンバー調整が容易である。
トラス橋は部材と継手の数が多く複雑な応力で構成されているため、キャンバー調整は難しい。
この問題の解説ページを開く →正解:C.供用中の道路に近接するベントと架設橋桁は、ワイヤーロープや固定治具で固定するのが有効である。
道路に近接する場合、受け点位置でズレが生じないようワイヤーロープや固定治具で固定するのが有効である。
この問題の解説ページを開く →正解:B.I形断面の鋼板橋は水平曲げ剛度やねじり剛度が高いため、桁を1本のみで仮置きしても横倒れ座屈の心配はない。
I形断面の鋼板橋は水平曲げ剛度やねじり剛度が低いため、桁1本のみでの仮置きや吊り上げは横倒れ座屈に注意が必要である。
この問題の解説ページを開く →正解:C.片持部床版の張出し量が大きくなると、コンクリート打込み時の振動の影響が大きくなるため、堅固な型枠支保工を組み立てる。
片持部床版では振動やたわみの影響が大きいため、十分に堅固な支保工を組み立てることが重要である。
この問題の解説ページを開く →正解:B.中央径間中央部を先に打設し、次に中間支点部、最後に端支点部と打設していく。
連続桁では打設に伴う曲げモーメントを小さくするため、中央径間中央部から中間支点部、端支点部と打設する。
この問題の解説ページを開く →正解:D.化学的侵食 ─ ひび割れ、スケーリング、ポップアウト
スケーリングやポップアウトは「凍害」や「物理的劣化」の特徴である。化学的侵食は変色やコンクリートはく落などが特徴である。
この問題の解説ページを開く →正解:D.シラン系表面含浸材は、細孔が充填されるためコンクリート内部からの水蒸気透過が不可能になる。
シラン系表面含浸材は細孔が充填されないため、コンクリート内部からの水蒸気透過が可能である。
この問題の解説ページを開く →正解:C.電気防食工法をアルカリシリカ反応と塩害が複合した構造物に適用すると、アルカリシリカ反応を促進することがある。
電気防食工法はアルカリシリカ反応を促進することがあるため注意が必要である。
この問題の解説ページを開く →正解:A.床版下面増厚工法の下地処理では、既設コンクリート表面の劣化したコンクリートを残したままモルタルを吹き付ける。
下地処理では劣化部分のみを除去し、コンクリート表面の活性化をはかる必要がある。
この問題の解説ページを開く →正解:B.連続繊維の種類によっては紫外線に暴露されると強度が低下するものがあるため取扱いに注意する。
紫外線で強度が低下するものがあるため取扱いに注意する。重ね継手長は200mm程度とする。
この問題の解説ページを開く →正解:C.PC鋼材の緊張 → コンクリート打設 → コンクリート硬化後に緊張力を解放し圧縮力を導入
プレテンション方式は、打設前にPC鋼材を緊張させ、コンクリート硬化後に緊張力を緩めて圧縮力を導入する方式である。
この問題の解説ページを開く →正解:B.緊張により生じるコンクリートの最大圧縮応力度の1.7倍以上
ポストテンション方式の緊張時に必要なコンクリート圧縮強度は、一般に最大圧縮応力度の1.7倍以上とする。
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