第137問良質な支持層の目安となるN値として正しい組み合わせはどれか。
- A砂質土・砂礫で30以上、粘性土層で20以上
- B砂質土・砂礫で20以上、粘性土層で20以上
- C砂質土・砂礫で20以上、粘性土層で30以上
- D砂質土・砂礫で30以上、粘性土層で30以上
構造物を支える基礎の設計と施工を扱います。直接基礎の支持力と沈下、既製杭の打込み工法と埋込み工法、場所打ちコンクリート杭(オールケーシング・リバース・アースドリル)の施工手順と孔壁保護の方法が中心です。ケーソン基礎の沈設方法、土留め工の種類(親杭横矢板・鋼矢板・地下連続壁)と支保工形式、掘削時のヒービング・ボイリングといった異常現象も繰り返し問われます。工法ごとの適用地盤と管理項目をセットで覚えるのが効率的です。
この分野の問題40問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。
クイズモードで挑戦 →正解:D.掘削したときに出たずりで埋め戻さず、貧配合のコンクリートを打設する
掘削したときに出たずりで埋め戻してはならず、岩盤と同様の強度の貧配合のコンクリートを打設するとよい。
この問題の解説ページを開く →正解:B.同じ添加量の室内配合における強度よりも小さくなること
基礎地盤を現場で安定処理した改良土の強度は、一般に同じ添加量の室内配合における強度よりも小さくなることを考慮して施工しなければならない。
この問題の解説ページを開く →正解:A.摩擦杭基礎は、基礎底面の支持力を加算せずに周面摩擦力により支持力を得る
摩擦杭基礎は、周面摩擦力により所要の支持力が得られるように根入れ深さを確保し、基礎底面の支持力は加算しない。
この問題の解説ページを開く →正解:B.杭の先端外側に補強バンドを取り付け、周面摩擦力を減少させる
硬質地盤への打込みを容易にするには、鋼管の先端外側の補強バンドを取り付ける。これにより周面摩擦力を減少させる働きがある。
この問題の解説ページを開く →正解:A.バイブロハンマモータの電流値や貫入速度から動的支持力を推定して決定する
試験杭施工時に、支持層におけるバイブロハンマモータの電流値や貫入速度などから動的支持力算定式を用いて支持力を推定し、打止め位置を決定する。
この問題の解説ページを開く →正解:D.吸引現象防止のため、貧配合の安定液を噴出しながらゆっくりと引き上げる
中掘り杭工法における根固め球根築造後のオーガの引上げ時は、吸引現象防止のため貧配合の安定液を噴出しながらゆっくりと引き上げる。
この問題の解説ページを開く →正解:C.28日圧縮強度が 1.5 N/mm2 以上
杭体と杭周面のソイルセメント柱間の付着力がより確実に得られるように、28日圧縮強度が1.5N/mm2以上とするのが望ましい。
この問題の解説ページを開く →正解:A.回転速度、付加する押込み力を一定に保ち、回転トルクの増加により確認する
回転速度、付加する押込み力を一定に保ち、回転トルク(回転抵抗値)とN値の変化を対比し、支持層上部よりも回転トルクが増加していることにより確認する。
この問題の解説ページを開く →正解:A.溶着金属の急冷を避けるため、少なくとも200℃程度まで自然放熱させた後に行う
現場溶接完了後の杭の打込みは、溶着金属の急冷を避けるため、少なくとも200℃程度まで自然放熱させた後に行う。
この問題の解説ページを開く →正解:C.掘削 → スライム処理(一次) → 鉄筋かごの建込み → スライム処理(二次) → コンクリート打設
一般に、「掘削」→「スライム処理(一次処理)」→「鉄筋かごの建込み」→「スライム処理(二次処理)」→「コンクリートの打設」の手順で行われる。
この問題の解説ページを開く →正解:D.深さ方向に3〜5m間隔、同一深さに4〜6箇所程度
スペーサーは鉄筋かご挿入時にはずれないようにし、深さ方向に3〜5m間隔、同一深さに4〜6箇所程度を目安に取付ける。
この問題の解説ページを開く →正解:B.コンクリート上面より常に2m以上下げておく
孔壁土砂が崩れコンクリート中に混入することを防ぐため、ケーシングチューブ下端はコンクリート上面より常に2m以上下げておく。
この問題の解説ページを開く →正解:D.ケーシングチューブを孔内掘削底面よりケーシングチューブ径以上先行圧入させる
ヒービング現象が発生するような軟弱な粘性土地盤では、ケーシングチューブを孔内掘削底面よりケーシングチューブ径以上先行圧入させて掘削する。
この問題の解説ページを開く →正解:A.孔内水位を地下水位より2m以上高く保持する
リバース工法は、スタンドパイプを建込み、孔内水位を地下水位より2m以上高く保持し、孔壁に水圧をかけて崩壊を防ぎながら掘削を行う。
この問題の解説ページを開く →正解:B.泥水循環時に粗粒子の沈降が期待でき、一次孔底処理により泥水中のスライムはほとんど処理できる
泥水循環時に粗粒子の沈降が期待でき、一次孔底処理により泥水中のスライムはほとんど処理できる。二次孔底処理では、鉄筋かご建込み後、コンクリート打設前に沈積した物を処理する。
この問題の解説ページを開く →正解:C.周面摩擦による分担支持を期待せず、基礎底面のみで支持する
ケーソン基礎は、沈設時に基礎周面の摩擦抵抗を低減する措置がとられるため、鉛直荷重に対しては周面摩擦による分担支持を期待せず基礎底面のみで支持することを原則とする。
この問題の解説ページを開く →正解:A.すきまが生じやすいため、モルタルやコンクリートを裏込めする
腹起しと土留め壁との間は、すきまが生じやすく密着しない場合が多いため、土留め壁と腹起しの間にモルタルやコンクリートを裏込めする。
この問題の解説ページを開く →正解:C.腹起しの付近あるいは中間杭付近とし、同一線上に並ばないように千鳥配置とする
ジャッキの取付け位置は腹起しの付近あるいは中間杭付近とし、同一線上に並ばないように千鳥配置とする。
この問題の解説ページを開く →正解:D.切ばりの段数を減らして応力を分散させる
土留め壁の応力度が許容値を超えると予測される場合、切ばりや腹起しの段数を増やす、切ばりにプレロードを導入するなどの対策がある。
この問題の解説ページを開く →正解:C.水頭差を低減させるため、ディープウェルやウェルポイントにより背面側の地下水位を低下させる
ボイリング対策としては、水頭差を低減させるため、ディープウェルやウェルポイントにより背面側の地下水位を低下させるなどの方法がある。
この問題の解説ページを開く →正解:B.地盤が粘性土等の難透水層のとき、難透水層下面に上向きの水圧が作用し掘削底面が浮き上がる
盤ぶくれとは、地盤が粘性土等の難透水層のとき、難透水層下面に上向きの水圧が作用し、掘削底面が浮き上がり、最終的にはボイリング状の破壊に至る現象。
この問題の解説ページを開く →正解:B.継手位置は中間杭付近に設けるとともに、継手部にはジョイントプレートなどを取り付けて補強する
継手を用いる場合には、継手位置は中間杭付近に設けるとともに、継手部にはジョイントプレートなどを取り付けて補強する。
この問題の解説ページを開く →正解:D.土留め壁に作用している荷重を鋼材や松丸太などを用いて本体構造物に受け替えるなどして、土留め壁の変形を防止する
切ばりを撤去する際は、土留め壁に作用している荷重を鋼材や松丸太などを用いて本体構造物に受け替えるなどして、土留め壁の変形を防止する。
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