1級土木施工管理技士(第一次検定) ③ コンクリート工

コンクリートの材料から施工、養生までを扱う分野です。セメントの種類と特性、骨材の品質、混和材料(AE剤・減水剤・フライアッシュ・高炉スラグ)の効果、配合設計における水セメント比と単位水量の考え方が基礎になります。施工面では、運搬・打込み・締固め・打継ぎ・養生の管理項目、寒中および暑中コンクリートの留意点、マスコンクリートの温度ひび割れ対策が頻出です。耐久性に関わる中性化・塩害・アルカリシリカ反応も押さえておきましょう。

この分野の問題47問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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90スランプ試験に用いるスランプコーンの高さとして正しいものはどれか

  1. A30cm
  2. B20cm
  3. C10cm
  4. D40cm
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正解:A30cm

スランプコーンの高さは30cmであり、引き抜いたときの沈下量をスランプ値として測定する。

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91細骨材の定義として「5mmふるいを質量で何%以上通過するもの」と定められているか

  1. A75%以上
  2. B85%以上
  3. C80%以上
  4. D90%以上
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正解:B85%以上

5mmふるいを質量で85%以上通過するものが細骨材、5mmふるいに85%以上留まるものが粗骨材である。

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92コンクリートの上面に水が浮かび上がる「ブリーディング」が品質に与える影響として正しいものはどれか

  1. A強度が向上する
  2. B水密性が向上する
  3. C耐久性が低下する
  4. D粘性が向上する
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正解:C耐久性が低下する

ブリーディングは強度、耐久性、水密性を悪くする原因となるため、適切に除去しなければならない。

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93ワーカビリティー(作業のしやすさ)を確保するための一般的な手法として、正しいものはどれか

  1. Aスランプ値を大きくする
  2. B細骨材率を大きくする
  3. C粗骨材の最大寸法を小さくする
  4. D単位水量を極端に大きくする
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正解:Aスランプ値を大きくする

所要の品質を確保できる範囲内で、スランプ値を大きく、細骨材率を小さく、粗骨材最大寸法を大きくするのが原則である。

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94マスコンクリートにおいて、水和熱による温度ひび割れを抑制するために推奨されるセメントはどれか

  1. A早強ポルトランドセメント
  2. B超早強ポルトランドセメント
  3. C中庸熱ポルトランドセメント
  4. D普通ポルトランドセメント
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正解:C中庸熱ポルトランドセメント

中庸熱ポルトランドセメントは水和熱の発生を少なくするように作られており、ダム等のマスコンクリートに適している。

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95早強ポルトランドセメントの特徴に関する記述のうち、誤っているものはどれか

  1. A普通セメントより粉末度が高い
  2. Bプレストレストコンクリート工事などに用いられる
  3. C初期強度が大きいため冬期の工事に適している
  4. D水和熱が小さくマスコンクリートに適している
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正解:D水和熱が小さくマスコンクリートに適している

早強ポルトランドセメントは水和熱が大きく、温度ひび割れのリスクが高まるためマスコンクリートには不向きである。

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96一般の鉄筋コンクリートに適用可能な「普通エコセメント」における塩化物イオン量の規定はどれか

  1. Aセメント質量の0.05%以下
  2. Bセメント質量の0.1%以下
  3. Cセメント質量の0.3%以下
  4. Dセメント質量の0.5%以下
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正解:Bセメント質量の0.1%以下

普通エコセメントの塩化物イオン量は、セメント質量の0.1%以下と規定されている。

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97再生骨材のクラスのうち、レディーミクストコンクリートの骨材として通常の骨材とほぼ同様に使用できるものはどれか

  1. A再生骨材L(低品質)
  2. B再生骨材M(中品質)
  3. C再生骨材H(高品質)
  4. D再生骨材S(超高品質)
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正解:C再生骨材H(高品質)

再生骨材Hは通常の骨材とほぼ同様の品質を有しており、レディーミクストコンクリートに使用可能である。

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98細骨材の品質に関する記述のうち、誤っているものはどれか

  1. A有機不純物を含んでいても強度が確保できればよい
  2. B絶乾密度は2.5g/cm3以上でなければならない
  3. C吸水率は3.5%以下でなければならない
  4. D粘土塊量は1.0%以下でなければならない
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正解:A有機不純物を含んでいても強度が確保できればよい

細骨材は有機不純物や塩化物などを有害量含まないものでなければならない。

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99AE剤を適切に使用することによって得られる効果として、正しいものはどれか

  1. A単位水量が増加する
  2. B乾燥収縮が増加する
  3. Cブリーディングが増加する
  4. D耐凍害性が向上する
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正解:D耐凍害性が向上する

AE剤は微細な空気泡を分布させることで、ワーカビリティーの改善や耐凍害性の向上をもたらす。

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100フライアッシュを混和材として用いたコンクリートの特徴として、正しいものはどれか

  1. A初期強度発現が非常に早い
  2. Bポゾラン活性により長期強度が増進する
  3. Cアルカリシリカ反応を促進する
  4. D単位水量が増加しワーカビリティーが悪化する
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正解:Bポゾラン活性により長期強度が増進する

フライアッシュは球形粒子によるボールベアリング効果で単位水量を減らし、ポゾラン活性で長期強度を高める。

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101膨張材をコンクリート1m3あたり20〜30kg程度使用する主な目的はどれか

  1. Aアルカリシリカ反応を抑制するため
  2. B初期強度を飛躍的に高めるため
  3. C収縮に起因するひび割れを低減するため
  4. Dコンクリートの自重を軽くするため
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正解:C収縮に起因するひび割れを低減するため

膨張材は硬化過程での膨張により、乾燥収縮や硬化収縮によるひび割れ発生を抑制する効果がある。

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102水セメント比の設定に関する記述のうち、正しいものはどれか

  1. A強度・耐久性・水密性から定まる値のうち最も小さい値とする
  2. B水セメント比を大きくするほど水密性は高くなる
  3. C水セメント比の増加とともに透水係数は指数関数的に減少する
  4. D水セメント比を大きくするほど強度は高くなる
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正解:A強度・耐久性・水密性から定まる値のうち最も小さい値とする

水セメント比は、要求される品質から定まる値のうち最も小さいものを採用する。

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103レディーミクストコンクリート(アジテータトラック使用)の運搬時間に関するJIS規定で正しいものはどれか

  1. A練混ぜ開始から1.0時間以内に荷卸しする
  2. B練混ぜ開始から1.5時間以内に荷卸しする
  3. C練混ぜ開始から2.0時間以内に荷卸しする
  4. D練混ぜ開始から2.5時間以内に荷卸しする
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正解:B練混ぜ開始から1.5時間以内に荷卸しする

アジテータトラックを使用する場合、練混ぜ開始から1.5時間以内に荷卸しを完了しなければならない。

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104JISによるコンクリートの表示「普通-21-8-20N」において、「8」が示す項目はどれか

  1. A呼び強度
  2. B粗骨材の最大寸法
  3. Cセメントの種類
  4. Dスランプ値
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正解:Dスランプ値

左から「コンクリートの種類」「呼び強度」「スランプ値」「粗骨材最大寸法」「セメントの種類」を表す。

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105高所から縦シュートを用いてコンクリートを下ろす際、材料分離を防ぐための落差の制限はどれか

  1. A1.5m以下
  2. B1.0m以下
  3. C2.0m以下
  4. D2.5m以下
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正解:A1.5m以下

縦シュートを用いる場合、吐出口から打込み面までの落下の高さは1.5m以下を標準とする。

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106外気温が25℃を超える場合、コンクリートの練混ぜから打ち終わるまでの時間の限度はどれか

  1. A1.0時間以内
  2. B1.5時間以内
  3. C2.0時間以内
  4. D2.5時間以内
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正解:B1.5時間以内

外気温が25℃以下のときは2.0時間以内、25℃を超えるときは1.5時間以内を標準とする。

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107棒状バイブレータによるコンクリートの締固めにおいて、1箇所あたりの挿入時間の標準はどれか

  1. A1〜3秒程度
  2. B40〜60秒程度
  3. C20〜30秒程度
  4. D5〜15秒程度
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正解:D5〜15秒程度

締固めの時間は、表面に光沢が現れるまでの5〜15秒程度を標準とする。

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108厚壁の部材と、薄壁または鉄筋のかぶり部分の締固めに適したバイブレータの組み合わせとして正しいものはどれか

  1. A棒状バイブレータのみを使用する
  2. B型枠バイブレータのみを使用する
  3. C厚壁は棒状・薄壁は型枠バイブレータを使用する
  4. D厚壁は型枠・薄壁は棒状バイブレータを使用する
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正解:C厚壁は棒状・薄壁は型枠バイブレータを使用する

厚壁には内部振動機(棒状)、薄壁やかぶり部分には型枠バイブレータの使用が適している。

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109コンクリートの打ち継ぎに関する記述のうち、誤っているものはどれか

  1. A打継目はせん断力の大きな位置に設けるのを原則とする
  2. B打継面は部材の圧縮方向と直角に設けるのを原則とする
  3. C水平打継目ではレイタンスや品質の悪いコンクリートを取り除く
  4. D鉛直打継目では表面を粗にし十分に吸水させてから打ち継ぐ
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正解:A打継目はせん断力の大きな位置に設けるのを原則とする

打継目は、できるだけせん断力の小さな位置に設けることを原則とする。

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110日平均気温が15℃以上のとき、普通ポルトランドセメントを用いたコンクリートの湿潤養生期間の標準はどれか

  1. A3日間
  2. B7日間
  3. C5日間
  4. D9日間
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正解:C5日間

普通セメントの場合は5日間、早強セメントは3日間、混合セメントB種は7日間が標準である。

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111寒中コンクリートの養生において、初期凍害を防止するために保つべき温度の基準として正しいものはどれか

  1. A初期凍害防止強度まで0℃以上、その後2日間は-2℃以上
  2. B初期凍害防止強度まで5℃以上、その後2日間は0℃以上
  3. C初期凍害防止強度まで10℃以上、その後2日間は5℃以上
  4. D初期凍害防止強度まで15℃以上、その後2日間は10℃以上
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正解:B初期凍害防止強度まで5℃以上、その後2日間は0℃以上

コンクリート温度は初期凍害防止強度まで5℃以上、さらに2日間は0℃以上に保つことを標準とする。

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112鉄筋の組立て前に、鉄筋表面の浮き錆などを清掃して取り除く主な目的はどれか

  1. A鉄筋の自重を軽くするため
  2. B鉄筋の曲げ加工を容易にするため
  3. Cセメントの水和熱を抑制するため
  4. Dコンクリートとの付着を阻害しないようにするため
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正解:Dコンクリートとの付着を阻害しないようにするため

鉄筋表面の浮き錆や油類などは、コンクリートとの付着強度が低下する原因となるため除去する。

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113型枠に接するスペーサーの材質として、原則として使用すべきものはどれか

  1. A亜鉛めっきを施した鋼製スペーサー
  2. Bモルタル製またはコンクリート製スペーサー
  3. C防腐処理を施した木製スペーサー
  4. D発泡樹脂製の軽量スペーサー
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正解:Bモルタル製またはコンクリート製スペーサー

型枠に接する箇所に鋼製を用いると腐食の原因となるため、本体と同等以上の品質のモルタル製・コンクリート製を用いる。

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114鉄筋を保持するために配置するスペーサーの数に関する記述のうち、誤っているものはどれか

  1. A柱では1m2当たり10個以上を目安とする
  2. B床版では1m2当たり4個以上を目安とする
  3. C壁では1m2当たり2〜4個程度を目安とする
  4. Dはりでは1m2当たり4個以上を目安とする
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正解:A柱では1m2当たり10個以上を目安とする

ウェブ、壁、柱では1m2当たり2〜4個程度を目安に配置する。

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115鉄筋の重ね継手において、重ね合わせ長さの最小値として規定されているのはどれか

  1. A鉄筋直径の10倍以上
  2. B鉄筋直径の15倍以上
  3. C鉄筋直径の40倍以上
  4. D鉄筋直径の20倍以上
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正解:D鉄筋直径の20倍以上

重ね継手の長さは原則として鉄筋直径の20倍以上とする。これは下限であり、鉄筋種別・コンクリート強度・継手の集中度により必要長は増える。

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116型枠に作用するコンクリートの側圧に関する記述のうち、側圧が「大きく」なる条件はどれか

  1. Aコンクリートの打上がり速度が大きくなるほど大きくなる
  2. Bコンクリートのスランプが小さくなるほど大きくなる
  3. Cコンクリートの温度が高くなるほど大きくなる
  4. Dコンクリートの単位重量が小さいほど大きくなる
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正解:Aコンクリートの打上がり速度が大きくなるほど大きくなる

側圧は、温度が低いほど、スランプが大きいほど、打上がり速度が速いほど、単位重量が重いほど大きくなる。

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117コンクリート構造物に計画的にひび割れを生じさせる「ひび割れ誘発目地」を設ける際、推奨される断面欠損率はどれか

  1. A10%程度以上
  2. B30%程度以上
  3. C50%程度以上
  4. D80%程度以上
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正解:C50%程度以上

目地部のひび割れ幅が過大とならないよう、断面欠損率を50%程度以上に設定するのがよい。

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118プラスティック収縮ひび割れが発生する主な原因として、適切なものはどれか

  1. Aセメントの水和熱による内部温度上昇
  2. B硬化前に表面からの水分蒸発量がブリーディング速度を上回る
  3. C湿潤養生完了後の長期的な乾燥
  4. D設計荷重を超える過度な車両通行
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正解:B硬化前に表面からの水分蒸発量がブリーディング速度を上回る

打ち込み後、コンクリートが硬化する前に表面が急激に乾燥することで発生する不規則なひび割れである。

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119コンクリートの乾燥収縮ひび割れを抑制するための対策として、誤っているものはどれか

  1. A単位水量をできるだけ少なくする
  2. B骨材に付着している粘土の量を少なくする
  3. C空気量を各種材料に応じた適切な値(6%以下など)にする
  4. Dブリーディング中に過度なならし作業を行う
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正解:Dブリーディング中に過度なならし作業を行う

ブリーディング段階での過度なならしは、表面近くにペーストが集まり乾燥収縮ひび割れを助長する。

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120コンクリート中に含まれる塩化物イオンの総量は、鉄筋腐食防止のため原則として何kg/m3以下とするか

  1. A0.10kg/m3以下
  2. B0.60kg/m3以下
  3. C0.30kg/m3以下
  4. D1.20kg/m3以下
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正解:C0.30kg/m3以下

コンクリート内部の鋼材を腐食から保護するため、塩化物イオン総量は原則として0.30kg/m3以下とする。

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121コンクリートの中性化(アルカリ性の低下)に関する記述のうち、正しいものはどれか

  1. A常時乾燥している環境より、乾燥・湿潤を繰り返す方が中性化は速い
  2. B中性化残り(未中性化部分)が10mm以上あれば鋼材腐食は軽微である
  3. Cフライアッシュを用いたコンクリートは、普通セメントより中性化が遅い
  4. D中性化深さは、供用期間(年)に比例して直線的に深くなる
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正解:B中性化残り(未中性化部分)が10mm以上あれば鋼材腐食は軽微である

中性化残りが10mm程度あれば腐食は軽微だが、それ以下になると腐食のリスクが高まる。

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122アルカリシリカ反応(ASR)を抑制するための対策として、誤っているものはどれか

  1. A高炉セメントB種(スラグ混合率40%以上)を使用する
  2. Bコンクリート中のアルカリ総量を3.0kg/m3以下とする
  3. CフライアッシュセメントB種を使用する
  4. D膨張材を標準使用量(20〜30kg/m3)添加する
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正解:D膨張材を標準使用量(20〜30kg/m3)添加する

膨張材にはアルカリシリカ反応を抑制する効果はない。

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123日平均気温が何℃以下になると予想される場合に「寒中コンクリート」として施工すべきか

  1. A0℃以下
  2. B10℃以下
  3. C4℃以下
  4. D15℃以下
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正解:C4℃以下

日平均気温が4℃以下になることが予想される場合は、寒中コンクリートとしての施工を行う。

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124暑中コンクリートにおいて、練上がり温度の上昇が単位水量に与える影響として正しいものはどれか

  1. A10℃の上昇に対し単位水量が2〜5%増加する傾向にある
  2. B10℃の上昇に対し単位水量が10%減少する傾向にある
  3. C温度が上昇しても単位水量は変化しない
  4. D温度が上昇すると粘性が下がるため単位水量は減る
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正解:A10℃の上昇に対し単位水量が2〜5%増加する傾向にある

温度上昇に伴いスランプが低下するため、所要のスランプを得るための単位水量が増加する。

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125暑中コンクリートの施工および養生に関する規定のうち、誤っているものはどれか

  1. A打込み時のコンクリート温度の上限は35℃以下を標準とする
  2. B練混ぜ水の温度を下げるより骨材の温度を下げる方が効果的である
  3. C減水剤などは遅延形のものを用いるのが有効である
  4. D練混ぜ開始から打ち終わるまでの時間は2.0時間以内とする
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正解:D練混ぜ開始から打ち終わるまでの時間は2.0時間以内とする

暑中コンクリートでは、練混ぜ開始から打ち終わるまでの時間を1.5時間以内とする原則がある。

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126マスコンクリートのパイプクーリングにおいて、通水用の水とコンクリート温度の差の目安はどれか

  1. A5℃以下
  2. B10℃以下
  3. C20℃以下
  4. D40℃以下
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正解:C20℃以下

温度差が大きすぎると局所的なひび割れの原因となるため、温度差は20℃以下を目安とする。

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127高強度コンクリートの自己収縮ひずみに関する記述として、正しいものはどれか

  1. A水セメント比が小さいほど大きくなる
  2. B水セメント比が大きいほど大きくなる
  3. Cスランプを大きくするほど小さくなる
  4. D気温が低いほど大きくなる
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正解:A水セメント比が小さいほど大きくなる

自己収縮ひずみは水セメント比の小さい範囲で大きくなるため、高強度コンクリートでは特に注意が必要である。

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128スラグ細骨材(コンクリート用)の特徴として正しいものはどれか

  1. A多孔質であり保水性が非常に大きい
  2. B表面組織が滑らかであるため天然砂より保水性が小さい
  3. C天然砂と比較して吸水率が極めて高い
  4. D形状が角ばっているためワーカビリティーが向上する
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正解:B表面組織が滑らかであるため天然砂より保水性が小さい

スラグ細骨材はガラス質で粒の表面組織が滑らかであるため、天然の細骨材よりも保水性が小さい特徴がある。

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129コンクリートの再振動を行う時期として、最も適切なものはどれか

  1. A打込み直後のブリーディングが始まる前
  2. Bコンクリートが硬化しバイブレータが挿入できなくなった後
  3. C上層のコンクリートを打ち込む直前
  4. D締固めが可能な範囲でできるだけ遅い時期
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正解:D締固めが可能な範囲でできるだけ遅い時期

沈みひび割れの防止などのための再振動は、締固めが可能な範囲でできるだけ遅い時期に行うのがよい。

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130膨張コンクリートの養生に関する記述のうち、誤っているものはどれか

  1. A所要の強度と膨張力を得るために湿潤養生が極めて重要である
  2. B表面が乾燥するとひび割れの原因となるため水分の逸散を防ぐ
  3. C膜養生の方が湿潤養生よりも初期養生の効果が高い
  4. D早強セメントを用いた場合より湿潤養生期間を長くするのが一般的である
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正解:C膜養生の方が湿潤養生よりも初期養生の効果が高い

初期養生の効果は、膜養生よりも給水・散水による湿潤養生の方が高い。

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131ガス圧接継手における鉄筋の切断および端面加工の時期として正しいものはどれか

  1. A圧接作業当日に行う
  2. B圧接作業の前日までに行う
  3. C圧接作業の1週間前までに行う
  4. D加工時期に制限はないが錆を防ぐ
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正解:A圧接作業当日に行う

鉄筋の切断および圧接端面の加工は圧接作業当日に行い、作業直前に状態を確認する。

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132細骨材の有機不純物試験において、有害量が含まれているかどうかを判定する基準はどれか

  1. A細骨材の沈降速度
  2. B試験液の色(標準色と比較)
  3. C骨材の表面水率
  4. D粘土塊の含有質量
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正解:B試験液の色(標準色と比較)

砂に含まれる有機不純物は、有機不純物試験方法による試験液の色によって判定する。

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133コンクリートの運搬に用いるシュートに関する記述のうち、誤っているものはどれか

  1. A縦シュートを用いることを標準とする
  2. B斜めシュートを用いる場合は落差を1.5m以下とする
  3. Cシュートの吐出口にバッフルプレートを設けると分離防止に有効である
  4. D斜めシュートは材料分離が起こりにくいため推奨される
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正解:D斜めシュートは材料分離が起こりにくいため推奨される

斜めシュートは縦シュートに比べて材料分離が起こりやすいため、縦シュートの使用を標準とする。

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134マスコンクリートの温度制御養生において、内外部の温度差を抑制するための配慮として正しいものはどれか

  1. A散水により表面を急激に冷却する
  2. B内部に冷水を流して急速に温度を下げる
  3. C表面を断熱性の高い材料で保温する
  4. D外気温との差を30℃以上に保つ
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正解:C表面を断熱性の高い材料で保温する

部材内外の温度差を小さくするため、断熱性の高い材料で保温し、緩やかに外気温に近づける配慮が必要である。

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135コンクリートの配合設計において、単位水量の設定に関する原則として正しいものはどれか。

  1. A作業に適する範囲内でできるだけ少なくする
  2. B作業性を高めるためできるだけ多くする
  3. C粗骨材の最大寸法にかかわらず一定の値とする
  4. D水セメント比が決まれば任意に設定してよい
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正解:A作業に適する範囲内でできるだけ少なくする

単位水量が多いほど乾燥収縮やブリーディングが増大するため、所要のワーカビリティーが得られる範囲でできるだけ少なくする。

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136コンクリートの配合において細骨材率を大きくした場合に生じる影響として正しいものはどれか。

  1. A所要のスランプを得るための単位水量が減少する
  2. B所要のスランプを得るための単位水量が増加する
  3. C所要のスランプを得るための単位セメント量が減少する
  4. D所要のスランプを得ても材料分離が著しく起こりやすくなる
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正解:B所要のスランプを得るための単位水量が増加する

細骨材率を大きくすると同じスランプを得るのに必要な単位水量および単位セメント量が増加するため、材料分離しない範囲でできるだけ小さくする。

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