第45問標準貫入試験において、N値を求めるために用いるドライブハンマーの質量と落下高さの組み合わせとして、正しいものはどれか。
- A質量63.5kg・落下高さ76cm
- B質量50.0kg・落下高さ76cm
- C質量50.0kg・落下高さ50cm
- D質量63.5kg・落下高さ100cm
掘削から盛土までの土工事全般を扱います。土量変化率による土量計算、建設機械の選定とトラフィカビリティ、盛土の締固め管理(含水比・締固め度・施工含水比)、法面保護工の種類と適用条件が頻出です。軟弱地盤対策としては、サンドドレーンやサンドコンパクションパイル、深層混合処理などの工法別の原理と適用地盤を整理しておく必要があります。土量計算は毎年のように問われるため、変化率の使い方を確実にしておきましょう。
この分野の問題45問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。
クイズモードで挑戦 →正解:D.ベーンせん断試験 ── 軟弱な粘性土の非排水せん断強さの測定
ベーンせん断試験は、十字型のベーンを地中に押し込み、回転させることで軟弱な粘性土のせん断強さを求める試験である。
この問題の解説ページを開く →正解:C.標準貫入試験に比べて、硬質な支持層の確認に最も適している。
スウェーデン式サウンディング試験は人力または小型機械で行うため、硬質な地盤や礫層の深部までの調査には適していない。
この問題の解説ページを開く →正解:A.地盤に剛な載荷板を置き、荷重を与えて地盤の反力係数や支持力を求める。
平板載荷試験は、直径30cm等の載荷板に荷重を加え、荷重と沈下量の関係から地盤の支持特性を求める。
この問題の解説ページを開く →正解:C.削孔水の影響がなくなるまで十分に時間を置き、水位が安定してから測定する。
ボーリング中の水や泥水の影響を避けるため、水位が自然状態に回復するのを待ってから測定する必要がある。
この問題の解説ページを開く →正解:B.標準貫入試験のサンプラーで採取した試料は、乱れの少ない試料として圧密試験に用いられる。
標準貫入試験で採取される試料は「乱れた試料」であり、圧密試験や力学試験には適さない。
この問題の解説ページを開く →正解:B.ばっ気乾燥や石灰などの安定処理材の混合により、トラフィカビリティーを改善する。
高含水比の粘性土は建設機械の走行性が悪いため、天日乾燥(ばっ気)や安定処理材の添加によって土質を改良する。
この問題の解説ページを開く →正解:D.岩塊の最大寸法を制限し、間隙を細粒分で充填するように敷き均す。
岩塊等の盛土では、大きな空隙が残ると沈下の原因となるため、細粒分を充填しながらブルドーザ等で均一に敷き均す。
この問題の解説ページを開く →正解:C.シルトは、圧縮性が小さく凍上現象も起こりにくいため、盛土材料として極めて優れている。
シルトは圧縮性が高く、毛管作用による吸水が大きいため凍上を起こしやすく、盛土材料としては不良である。
この問題の解説ページを開く →正解:C.品質管理における「品質規定方式」は、あらかじめ定めた締固め度(Dc)などの基準値に適合するように管理する方式である。
品質規定方式は現場密度等から求めた締固め度等の品質指標を基準値と比較する管理方式である。
この問題の解説ページを開く →正解:A.作業効率を上げるため、一層の敷き均し厚さは可能な限り厚くし、重機で長時間転圧する。
一層の敷き均し厚さを厚くしすぎると、深部まで締固めエネルギーが伝わらず不均一な盛土となるため不適切である。
この問題の解説ページを開く →正解:C.盛土全体の支持力の均一性や不良箇所の有無を確認する。
大型のタイヤローラーやダンプトラックを走行させてたわみ量を観察し、軟弱箇所を検出するのがプルーフローリングである。
この問題の解説ページを開く →正解:D.地山の勾配が1:4より急な場合は、段差(段切り)を設けて盛土と地山をなじませる。
急勾配の地山に盛土をする際は、すべり破壊を防ぐため段切りを行い、地山と盛土の密着性を高める必要がある。
この問題の解説ページを開く →正解:B.作業効率を優先し、大型の振動ローラーを用いて構造物ぎりぎりまで強力に締め固める。
構造物周辺で大型重機を用いると、構造物に過大な土圧や振動を与えて損傷する恐れがあるため小型機械を使用する。
この問題の解説ページを開く →正解:A.軟弱な粘土地盤上の沈下は、間隙水が排出されて起きる圧密沈下が主体となる。
粘性土地盤では間隙水がゆっくりと排出されることで体積が減少する「圧密沈下」が長期間発生する。
この問題の解説ページを開く →正解:C.構造物の建設前にあらかじめ盛土荷重を載荷し、沈下を終わらせておく工法である。
プレローディング(事前載荷)工法は、将来の荷重と同等以上の荷重を事前にかけ、残留沈下をなくす工法である。
この問題の解説ページを開く →正解:D.超軽量な材料を用いることで、軟弱地盤への荷重や構造物への土圧を大幅に軽減する。
EPS工法は、土の約1/100の重さである発泡スチロールブロックを盛土材料として使い、荷重や土圧を軽減する。
この問題の解説ページを開く →正解:B.盛土本体の荷重を軽減し、すべり動力モーメントそのものを減少させる。
押え盛土は側方の重量で「抵抗モーメント」を増やすものであり、本体の「動力モーメント(滑ろうとする力)」を減らすわけではない。
この問題の解説ページを開く →正解:B.ジオテキスタイルの高い圧縮強度を利用して盛土の沈下を防ぐ。
ジオテキスタイル(樹脂製の網や布)は「引張強さ」によって土を補強するものであり、圧縮強度を期待するものではない。
この問題の解説ページを開く →正解:B.ブルドーザの後部に装着した爪で、軟岩や中硬岩をかき起こす作業である。
リッパ(かき起こし用の爪)は、発破を必要としない程度の軟岩から中硬岩の掘削にブルドーザ等に取り付けて用いられる。
この問題の解説ページを開く →正解:A.土砂法面の表面浸食を防止し、景観を保全するために植生工が広く用いられる。
土砂法面の風化や雨水による浸食を防ぐ目的には、植物の根の緊縛力を利用する植生工(種子散布など)が適している。
この問題の解説ページを開く →正解:C.落石防護網(覆式)は、斜面全体を強く締め付け、岩石の風化や剥落の発生を完全に抑止する工法である。
落石防護網(覆式)は落石のエネルギーを減衰させ安全に斜面下へ導くものであり、風化や剥落自体を完全に抑止するわけではない。
この問題の解説ページを開く →正解:B.法面肩部からの雨水流入を防ぐため、切土上部に天端排水溝(截水溝)を設ける。
切土法面では、地山からの地表水が法面に流れ込むのを防ぐため、法面上部に截水溝(天端排水溝)を設置する。
この問題の解説ページを開く →正解:A.一般に高さが5m〜10mごとに設けられ、点検や排水施設の設置スペースとなる。
大規模な法面では、安定性の確保と点検、排水溝の設置などを目的として、高さ5〜10mごとに幅1〜2m程度の小段を設ける。
この問題の解説ページを開く →正解:B.締固め土量 = ほぐした土量 ×(C / L)
「ほぐした土量=地山土量×L」「締固め土量=地山土量×C」の関係から、締固め土量=ほぐした土量×(C/L)となる。
この問題の解説ページを開く →正解:D.切土と盛土の土量配分、および平均運搬距離の算出。
土積曲線(マスカーブ)は、工事区間内の土量の過不足、配分計画、運搬距離などを視覚的に把握・計画するために用いる。
この問題の解説ページを開く →正解:A.運搬距離が長く、公道を走行する必要がある場合は、ダンプトラックを使用する。
ダンプトラックは長距離運搬や公道走行に適している。ブルドーザは数10m、スクレーパは中長距離(数百m〜数km未満)に適する。
この問題の解説ページを開く →正解:C.一般的な土では、ほぐした土量は地山土量より大きくなるため、ほぐし率 L は1.0より大きい。
地山を掘削して「ほぐす」と空気の隙間が増えて体積が膨張するため、ほぐし率Lは1.0より大きくなる(例:1.1〜1.3)。
この問題の解説ページを開く →正解:D.コーンペネトロメーター試験から得られるコーン指数によって評価される。
トラフィカビリティーは土の走行性を表し、コーン指数(qc)などを指標として機械の適用性を判定する。コーン指数が大きいほど良好。
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