第248問壁や床などの薄い部材において、乾燥収縮ひび割れが発生する主な理由はどれか。
- A壁や床の面内に圧縮力が発生するため
- B水和熱の蓄積により膨張するため
- C乾燥による収縮が周囲の柱や梁に拘束されるため
- D柱や梁の変形に追従するため
長期にわたる性能維持を扱う分野です。中性化では進行の機構と鉄筋腐食への影響、進行深さの予測が中心になります。塩害では塩化物イオンの浸透と鉄筋腐食、許容される塩化物量が対象です。凍害では凍結融解作用とスケーリング、AE剤による対策が頻出になります。あわせてアルカリシリカ反応の機構と抑制対策、化学的侵食、疲労、火害も問われます。劣化機構ごとに原因と対策を対にして覚えるのが効率的です。
この分野の問題46問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。
クイズモードで挑戦 →正解:C.内部温度が降下する際に生じるのが内部拘束による温度ひび割れである
内部温度が降下する際に生じるのは、周囲の拘束によって部材が引っ張られる「外部拘束」による温度ひび割れです。
この問題の解説ページを開く →正解:A.PC鋼材により強く拘束される部材では鋼材に直角にひび割れが生じる
PC鋼材により強く拘束される部材では、PC鋼材に直角ではなく「沿って」ひび割れが生じる傾向があります。
この問題の解説ページを開く →正解:A.中性化はコンクリート自体に悪影響はないが、内部の鉄筋を腐食しやすくする
中性化はコンクリート自体に悪い影響を及ぼしませんが、アルカリ性が失われることで内部の鉄筋が腐食しやすくなります。
この問題の解説ページを開く →正解:B.雨によって表面に水がかかることで、二酸化炭素が入りやすくなり中性化が速まる
雨などで表面に水がかかると空隙が水で満たされ、二酸化炭素が入り込む余地がなくなり中性化は「遅く」なります。
この問題の解説ページを開く →正解:D.水分が蒸発して減少するため、中性化しにくくなる
空気が著しく乾燥している場合、空隙中の水分が蒸発して減少するため、二酸化炭素が水に溶け込めず中性化しにくくなります。
この問題の解説ページを開く →正解:B.鉄筋腐食 → 腐食膨張によるひび割れ発生 → 鉄筋の断面欠損
最初に鉄筋が腐食し、腐食膨張によりひび割れが発生した後、鉄筋の断面欠損が進展して構造物の性能が低下します。
この問題の解説ページを開く →正解:A.外部からの侵入と、内部からの侵入の両方
塩化物イオンは、海水等の外部から侵入する場合と、コンクリート製造時に使用する骨材等のように内部から侵入する場合があります。
この問題の解説ページを開く →正解:D.塩化物イオンが鉄筋を腐食させ、錆の体積膨張によりひび割れが生じる
コンクリート中に入り込んだ塩化物イオンによって鉄筋が腐食し、錆の体積膨張によってひび割れやはく落が生じます。
この問題の解説ページを開く →正解:B.屋外で雨によってコンクリート表面に頻繁に水がかかる場合
コンクリート表面に水がかかると空隙が水で満たされ、二酸化炭素の入り込む余地がなくなるため中性化の進行は遅くなります。
この問題の解説ページを開く →正解:A.湿潤状態にある場合の方が気乾状態よりも進行しにくい
アルカリシリカ反応による膨張は水分を吸収して生じるため、湿潤状態の方が進行し「やすく」、気乾状態の方が進行しにくくなります。
この問題の解説ページを開く →正解:D.骨材に含まれる反応性鉱物そのものが無害な物質に変化する
水セメント比を小さくしても骨材中の反応性鉱物自体は変化しません。アルカリシリカ反応の抑制は骨材の選定や低アルカリ形セメントの使用によります。
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