⑥ コンクリート構造物の耐久性

コンクリート技士 第293問

問題

コンクリートの水セメント比を小さくすることが劣化の抑制につながる理由として、正しくないものはどれか。

A組織が緻密になり塩化物イオンが侵入しにくくなる
B凍結の原因となるコンクリート中の水量が少なくなる
C組織が緻密になり二酸化炭素が侵入しにくくなる
D骨材に含まれる反応性鉱物そのものが無害な物質に変化する✓ 正解

正解

D:骨材に含まれる反応性鉱物そのものが無害な物質に変化する

解説

水セメント比を小さくしても骨材中の反応性鉱物自体は変化しません。アルカリシリカ反応の抑制は骨材の選定や低アルカリ形セメントの使用によります。

分野解説:⑥ コンクリート構造物の耐久性

長期にわたる性能維持を扱う分野です。中性化では進行の機構と鉄筋腐食への影響、進行深さの予測が中心になります。塩害では塩化物イオンの浸透と鉄筋腐食、許容される塩化物量が対象です。凍害では凍結融解作用とスケーリング、AE剤による対策が頻出になります。あわせてアルカリシリカ反応の機構と抑制対策、化学的侵食、疲労、火害も問われます。劣化機構ごとに原因と対策を対にして覚えるのが効率的です。

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コンクリート技士について

コンクリートの製造・施工・管理の専門資格

主催公益社団法人 日本コンクリート工学会
出題形式四肢択一式
試験時間120分(13:30〜15:30)
受験料受験料は改定されるため公式サイトで要確認
合格基準合格基準は年度により異なるため公式発表で要確認
難易度★★★★☆
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