第148問フレッシュコンクリートの型枠への充填のしやすさと、充填の際の材料分離のしにくさを表す用語はどれか。
- Aフィニッシャビリティー
- Bプラスティシティー
- Cコンシステンシー
- Dポンパビリティー
固まる前のコンクリートの性質を扱う分野です。ワーカビリティー、コンシステンシー、プラスチシティー、フィニッシャビリティーという用語の区別が出発点になります。スランプ試験とスランプフロー試験、空気量試験、単位容積質量の測定方法と判定が中心です。あわせてブリーディングとレイタンス、材料分離の原因と対策、凝結時間と温度の関係、圧送性が問われます。実務の品質管理に直結する重要分野です。
この分野の問題50問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。
クイズモードで挑戦 →正解:B.コンシステンシー:コンクリート表面を平滑に仕上げやすいことを表す用語
コンシステンシーは流動や変形に対する抵抗の度合いです。表面仕上げのしやすさはフィニッシャビリティーです。
この問題の解説ページを開く →正解:A.材料を分離させようとする重力の作用と分離させないようにする粘着力の作用の相互関係
材料分離は重力(分離させようとする力)と粘着力(分離させないようにする力)の相互関係で生じます。
この問題の解説ページを開く →正解:D.質量の大きい骨材やセメント粒子が沈み練り混ぜ水が微細な物質を伴って上昇する現象
時間の経過とともに質量の大きい材料が沈み軽量な練り混ぜ水が上昇する現象がブリーディングです。
この問題の解説ページを開く →正解:B.フレッシュコンクリートを横方向へ遠くに流すことで生じる現象である。
横方向へ遠くに流すことで生じるのは施工中の材料分離であり施工後のブリーディングではありません。
この問題の解説ページを開く →正解:D.粘性が低下し材料分離しやすくなりブリーディング量も増加する。
単位水量が多いと粘性が低下し流動性が高くなりますが粘着力が低下し材料分離やブリーディングが増加します。
この問題の解説ページを開く →正解:D.細骨材の粗粒率を大きくすると粘性が増加しブリーディング量が減少する。
粗粒率を大きくする(粒径の大きい骨材が多い)と粘性が減少し材料分離しやすくブリーディングも増加します。
この問題の解説ページを開く →正解:D.所要の流動性を保持しつつ単位水量を減らすことができ材料分離しにくい。
粒形・粒度のよい骨材を使用すると流動性を変えずに単位水量を減らせるため材料分離抵抗性が増します。
この問題の解説ページを開く →正解:D.AE剤はマイクロフィラー効果によってコンクリートの流動性を向上させる。
AE剤は独立した球形の微細な空気泡によるボールベアリング効果で流動性を高めます。マイクロフィラー効果はシリカフュームです。
この問題の解説ページを開く →正解:B.コーンを引き上げたときコンクリートの頂部が上昇した寸法を計測する。
スランプはコンクリートの頂部が「下がった寸法」を計測するものであり上昇するものではありません。
この問題の解説ページを開く →正解:C.骨材の全体的な質量が小さくなるためブリーディング量は低減する。
細骨材率を大きくする(粗骨材の割合が少ない)と骨材全体の質量が小さくなりブリーディング量が低減します。
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