コンクリート技士 ④ フレッシュコンクリート

固まる前のコンクリートの性質を扱う分野です。ワーカビリティー、コンシステンシー、プラスチシティー、フィニッシャビリティーという用語の区別が出発点になります。スランプ試験とスランプフロー試験、空気量試験、単位容積質量の測定方法と判定が中心です。あわせてブリーディングとレイタンス、材料分離の原因と対策、凝結時間と温度の関係、圧送性が問われます。実務の品質管理に直結する重要分野です。

この分野の問題50問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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148フレッシュコンクリートの型枠への充填のしやすさと、充填の際の材料分離のしにくさを表す用語はどれか。

  1. Aフィニッシャビリティー
  2. Bプラスティシティー
  3. Cコンシステンシー
  4. Dポンパビリティー
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正解:Bプラスティシティー

型枠への充填のしやすさと材料分離のしにくさはプラスティシティーと呼ばれます。

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149コンクリート表面を仕上げる際の作業のしやすさを表す用語はどれか。

  1. Aフィニッシャビリティー
  2. Bプラスティシティー
  3. Cコンシステンシー
  4. Dポンパビリティー
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正解:Aフィニッシャビリティー

フィニッシャビリティーがよいとこて仕上げがしやすく表面を平滑に仕上げやすくなります。

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150フレッシュコンクリートの流動や変形に対する抵抗の度合いを表す用語はどれか。

  1. Aコンシステンシー
  2. Bプラスティシティー
  3. Cフィニッシャビリティー
  4. Dポンパビリティー
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正解:Aコンシステンシー

コンシステンシーは流動や変形に対する抵抗の度合いを表しやわらかさの指標となります。

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151コンクリート打込み作業の際に使用する、コンクリートポンプによる圧送のしやすさを表す用語はどれか。

  1. Aプラスティシティー
  2. Bポンパビリティー
  3. Cフィニッシャビリティー
  4. Dコンシステンシー
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正解:Bポンパビリティー

コンクリートポンプによる圧送のしやすさはポンパビリティーと呼ばれます。

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152次の用語の定義の組み合わせのうち、誤っているものはどれか。

  1. Aワーカビリティー:作業や施工の容易さを表す用語
  2. Bコンシステンシー:コンクリート表面を平滑に仕上げやすいことを表す用語
  3. Cプラスティシティー:型枠への充填のしやすさと材料分離のしにくさを表す用語
  4. Dポンパビリティー:コンクリートポンプによる圧送のしやすさを表す用語
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正解:Bコンシステンシー:コンクリート表面を平滑に仕上げやすいことを表す用語

コンシステンシーは流動や変形に対する抵抗の度合いです。表面仕上げのしやすさはフィニッシャビリティーです。

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153ワーカビリティーのよいコンクリートの説明として、最も適切なものはどれか。

  1. A材料分離を生じることなく運搬や打込みなどの作業が容易にできるコンクリート
  2. B材料分離を生じやすいが流動性が高く型枠への充填が容易にできるコンクリート
  3. C粘性が非常に高くコンクリートポンプによる圧送に特化したコンクリート
  4. Dブリーディング量が大きく表面の仕上げ作業が短時間で完了するコンクリート
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正解:A材料分離を生じることなく運搬や打込みなどの作業が容易にできるコンクリート

ワーカビリティーがよいとは材料分離を生じることなく作業が容易にできることを意味します。

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154材料分離によって粗骨材が一部に集中して空隙ができる欠陥を何と呼ぶか。

  1. Aエントラップトエア
  2. Bジャンカ(豆板)
  3. Cレイタンス
  4. Dプラスティシティー
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正解:Bジャンカ(豆板)

粗骨材が一部に集中して空隙ができる欠陥はジャンカ(豆板)と呼ばれます。

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155フレッシュコンクリートの材料分離を生じさせる主な力関係として正しいものはどれか。

  1. A材料を分離させようとする重力の作用と分離させないようにする粘着力の作用の相互関係
  2. B水とセメントの静電気的な反発力と骨材の摩擦力の相互関係
  3. Cセメントの凝結力と温度変化による膨張力の相互関係
  4. D微細な空気泡のボールベアリング効果と重力の相互関係
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正解:A材料を分離させようとする重力の作用と分離させないようにする粘着力の作用の相互関係

材料分離は重力(分離させようとする力)と粘着力(分離させないようにする力)の相互関係で生じます。

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156材料分離についての記述として、誤っているものはどれか。

  1. A材料分離は施工後にのみ発生し運搬や打込みなどの施工中には発生しない。
  2. Bコンクリートを構成する材料の質量の違いが大きいほど材料分離を生じやすい。
  3. C材料相互をつなぎとめる粘性が小さいほど材料分離を生じやすくなる。
  4. D施工中の材料分離はコンクリートを過度に振動させたりすることで生じる。
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正解:A材料分離は施工後にのみ発生し運搬や打込みなどの施工中には発生しない。

材料分離は施工中(運搬や打込みなど)に発生するものと施工後に発生するものがあります。

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157コンクリートの打込み終了後に生じるブリーディングのメカニズムとして正しいものはどれか。

  1. A水とセメントが化学反応を起こし体積が急激に膨張する現象
  2. B微細な空気泡がコンクリート内部で結合し大きな空洞を作る現象
  3. C温度低下により練り混ぜ水が凍結しコンクリート表面がひび割れる現象
  4. D質量の大きい骨材やセメント粒子が沈み練り混ぜ水が微細な物質を伴って上昇する現象
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正解:D質量の大きい骨材やセメント粒子が沈み練り混ぜ水が微細な物質を伴って上昇する現象

時間の経過とともに質量の大きい材料が沈み軽量な練り混ぜ水が上昇する現象がブリーディングです。

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158ブリーディングに関する説明として、誤っているものはどれか。

  1. A打込み終了後の施工後に発生する材料分離である。
  2. Bフレッシュコンクリートを横方向へ遠くに流すことで生じる現象である。
  3. C単位水量を少なくすることでブリーディング量は減少する。
  4. D水とともに気泡や軽く微細な物質が上昇して生じる。
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正解:Bフレッシュコンクリートを横方向へ遠くに流すことで生じる現象である。

横方向へ遠くに流すことで生じるのは施工中の材料分離であり施工後のブリーディングではありません。

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159ブリーディングによってコンクリート表面上に浮き上がった微細物質からなる、取り除くべき脆弱な層を何と呼ぶか。

  1. Aエントレインドエア
  2. Bジャンカ
  3. Cスランプ
  4. Dレイタンス
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正解:Dレイタンス

ブリーディングで表面に浮き上がった微細物質の脆弱な層をレイタンスと呼びます。

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160ブリーディングの際、コンクリート内部で上昇するものはどれか。

  1. A気泡や軽く微細な物質を伴った練り混ぜ水
  2. B質量の大きい粗骨材やセメント粒子
  3. Cコンクリート中のアルカリ成分と反応した骨材
  4. Dボールベアリング効果を持つフライアッシュ
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正解:A気泡や軽く微細な物質を伴った練り混ぜ水

ブリーディングでは質量の大きい材料が沈み練り混ぜ水が気泡や微細な物質を伴って上昇します。

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161単位セメント量を少なくした場合のフレッシュコンクリートへの影響として正しいものはどれか。

  1. A粘性が高くなりブリーディング量が減少する。
  2. B流動性が低下し作業性が著しく悪化する。
  3. Cセメントの凝結が早まり施工時間が短くなる。
  4. D粘性が低くなり材料分離しやすくなる。
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正解:D粘性が低くなり材料分離しやすくなる。

単位セメント量が少ないと粘性が低下し流動性が高くなりますが材料分離しやすくなります。

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162セメントの粉末度を低く(比表面積を小さく)した場合のコンクリートの性状として誤っているものはどれか。

  1. A粘着力が増加し材料分離しにくくなる。
  2. Bセメントの凝結が遅くなる。
  3. Cフレッシュコンクリートは粘性が低くなる。
  4. Dブリーディング量が増加する。
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正解:A粘着力が増加し材料分離しにくくなる。

粉末度を低くすると粘着力が低下するため材料分離しやすくなります。

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163セメントの粉末度を高く(比表面積を大きく)した場合の変化として正しいものはどれか。

  1. Aブリーディング量が増加する。
  2. B材料分離しやすくなる。
  3. Cコンクリートの粘性が増し材料分離しにくくなる。
  4. Dスランプ値が小さくなる傾向がある。
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正解:Cコンクリートの粘性が増し材料分離しにくくなる。

比表面積が大きいとコンクリートの粘性が増し材料分離しにくくなりブリーディングも減少します。

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164単位水量を多くした場合のフレッシュコンクリートへの影響として正しいものはどれか。

  1. A粘性が増加し材料分離しにくくなりブリーディング量も減少する。
  2. B流動性は低下するが材料分離に対する抵抗力は向上する。
  3. C流動性と材料分離抵抗性の両方が同時に向上しワーカビリティーがよくなる。
  4. D粘性が低下し材料分離しやすくなりブリーディング量も増加する。
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正解:D粘性が低下し材料分離しやすくなりブリーディング量も増加する。

単位水量が多いと粘性が低下し流動性が高くなりますが粘着力が低下し材料分離やブリーディングが増加します。

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165粗骨材の最大寸法を大きくした場合のフレッシュコンクリートへの影響として正しいものはどれか。

  1. A流動性が低下し材料分離しにくくなる。
  2. B粘性が増加しブリーディング量が減少する。
  3. C粘性が低下し材料分離しやすくなる。
  4. Dワーカビリティーが著しく改善され単位水量が増加する。
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正解:C粘性が低下し材料分離しやすくなる。

粗骨材の最大寸法を大きくすると粘性が低下し材料分離しやすくなります。

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166細骨材率を小さくした場合(粗骨材の割合を多くした場合)のコンクリートの性状として正しいものはどれか。

  1. A粘性が増加し材料分離しにくくなる。
  2. B粘性が低下し材料分離しやすくなる。
  3. Cスランプ値が小さくなりブリーディング量が減少する。
  4. D全体的な質量が小さくなりブリーディング量が低減する。
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正解:B粘性が低下し材料分離しやすくなる。

細骨材率を小さくすると粘性が低下し材料分離しやすくなります。

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167ワーカビリティーに影響を与える要因の記述で、誤っているものはどれか。

  1. A粗骨材の最大寸法を大きくすると粘性が減少し材料分離しやすい。
  2. B単位水量を少なくすると粘性が増加し材料分離しにくい。
  3. C細骨材率を小さくすると粘性が減少し材料分離しやすい。
  4. D細骨材の粗粒率を大きくすると粘性が増加しブリーディング量が減少する。
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正解:D細骨材の粗粒率を大きくすると粘性が増加しブリーディング量が減少する。

粗粒率を大きくする(粒径の大きい骨材が多い)と粘性が減少し材料分離しやすくブリーディングも増加します。

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168骨材の粒形を球形に近くし、粒度分布を良くした場合のコンクリートの性状として適切なものはどれか。

  1. A粘性が極端に低下するためブリーディング量が大幅に増加する。
  2. B流動性が失われるためワーカビリティーを保つために単位水量を増やす必要がある。
  3. C骨材の質量が増加するため材料分離が著しく発生しやすくなる。
  4. D所要の流動性を保持しつつ単位水量を減らすことができ材料分離しにくい。
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正解:D所要の流動性を保持しつつ単位水量を減らすことができ材料分離しにくい。

粒形・粒度のよい骨材を使用すると流動性を変えずに単位水量を減らせるため材料分離抵抗性が増します。

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169フライアッシュがコンクリートの流動性を向上させる主な理由はどれか。

  1. Aマイクロフィラー効果
  2. B静電気的な反発力
  3. Cボールベアリング効果
  4. D空気連行性能
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正解:Cボールベアリング効果

フライアッシュは球状の粒子でありボールベアリング効果によって流動性を向上させます。

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170シリカフュームがコンクリートの流動性を向上させる主なメカニズムはどれか。

  1. Aボールベアリング効果
  2. B空気連行性能
  3. Cマイクロフィラー効果
  4. D静電気的な反発力
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正解:Cマイクロフィラー効果

シリカフュームはマイクロフィラー効果により粘性の高いコンクリートの流動性を向上させます。

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171混和材料の影響についての説明として、誤っているものはどれか。

  1. Aフライアッシュはボールベアリング効果によって流動性を向上させる。
  2. B減水剤はセメント粒子に吸着して静電気的な反発力により流動性を向上させる。
  3. CAE減水剤はAE剤と減水剤の特性を併せ持つ化学混和剤である。
  4. DAE剤はマイクロフィラー効果によってコンクリートの流動性を向上させる。
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正解:DAE剤はマイクロフィラー効果によってコンクリートの流動性を向上させる。

AE剤は独立した球形の微細な空気泡によるボールベアリング効果で流動性を高めます。マイクロフィラー効果はシリカフュームです。

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172減水剤がセメント粒子を分散させ、コンクリートの流動性を向上させる主な働きはどれか。

  1. Aボールベアリング効果
  2. Bマイクロフィラー効果
  3. C静電気的な反発力
  4. Dエントラップトエアの連行
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正解:C静電気的な反発力

減水剤や高性能減水剤はセメント粒子に吸着して静電気的な反発力により分散させる働きがあります。

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173AE剤がコンクリートの流動性を向上させる理由はどれか。

  1. Aセメントの比表面積を大きくする効果
  2. Bエントレインドエアのボールベアリング効果
  3. C練り混ぜ水の粘性を高める効果
  4. D骨材の粒度分布を均一化する効果
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正解:Bエントレインドエアのボールベアリング効果

AE剤はエントレインドエア(独立した微細な空気泡)を生じさせそのボールベアリング効果で流動性を高めます。

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174AE剤の使用量を一定とした場合、コンクリート中の空気量が増加する要因として正しいものはどれか。

  1. Aセメント量が少なくなる
  2. Bセメントの比表面積が小さくなる
  3. Cコンクリートの温度が高くなる
  4. D水セメント比が小さくなる
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正解:Cコンクリートの温度が高くなる

セメント量が多くなる、比表面積が大きくなる、温度が高くなるなどの要因で空気量は増加します。

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175AE剤の使用量を一定とした場合、コンクリート中の空気量が増加する要因として誤っているものはどれか。

  1. Aセメント量が多くなる
  2. Bセメントの比表面積が大きくなる
  3. Cセメントの粉末度を低くする(粗くする)
  4. Dコンクリートの温度が高くなる
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正解:Cセメントの粉末度を低くする(粗くする)

比表面積が大きい(粉末度が高い)と空気量が増加します。低く(小さく)すると空気量は増加しません。

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176気泡間隔係数に関する説明として正しいものはどれか。

  1. A値が大きいほど微細な気泡が多く存在しコンクリートの耐凍害性が向上する。
  2. B値が小さいほどエントレインドエアが少なくワーカビリティーが低下する。
  3. C値が大きいほどエントラップトエアが多く存在し強度が増加する。
  4. D値が小さいほど微細な気泡が多く存在しコンクリートの耐凍害性が向上する。
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正解:D値が小さいほど微細な気泡が多く存在しコンクリートの耐凍害性が向上する。

気泡間隔係数が小さいほど微細な気泡が多く存在しコンクリートの耐凍害性は向上します。

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177ワーカビリティーの良否を判断するため、一般に代替特性値として用いられる指標はどれか。

  1. A空気量
  2. B気泡間隔係数
  3. Cスランプ
  4. D粗粒率
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正解:Cスランプ

ワーカビリティーを測定できる単一な試験方法はないため一般に代替特性値としてスランプが用いられます。

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178スランプ試験に用いるスランプコーンの高さはどれか。

  1. A300mm
  2. B200mm
  3. C250mm
  4. D350mm
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正解:A300mm

スランプ試験に用いるスランプコーンの高さは300mmです。

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179スランプコーンにフレッシュコンクリートを詰める際の方法として、誤っているものはどれか。

  1. Aコンクリートをほぼ等しい量の2層に分ける。
  2. Bコンクリートをほぼ等しい量の3層に分ける。
  3. C各層を突き棒で25回ずつ突く。
  4. D材料の分布に偏りがないようにする。
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正解:Aコンクリートをほぼ等しい量の2層に分ける。

コンクリートはほぼ等しい量の「3層」に分けて詰めます。「2層」ではありません。

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180スランプコーンにコンクリートを詰める際の一般的な方法はどれか。

  1. A2層に分け各層を30回ずつ突く
  2. B4層に分け各層を20回ずつ突く
  3. C一気に頂部まで詰め表面を50回突く
  4. D3層に分け各層を25回ずつ突く
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正解:D3層に分け各層を25回ずつ突く

コンクリートをほぼ等しい量の3層に分け各層を突き棒で25回ずつ突くのが一般的な手順です。

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181スランプ試験において、各層を25回突くことで材料の分離を生じるおそれがある場合の対応として正しいものはどれか。

  1. Aコンクリートを2層に分けて詰めるように変更する。
  2. B突き棒の代わりに木づちでコーンの側面を叩く。
  3. C分離を生じない程度に突き数を減らす。
  4. Dそのまま25回突きスランプ測定後に補正計算を行う。
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正解:C分離を生じない程度に突き数を減らす。

25回突くことで材料分離を生じるおそれがあるときは分離を生じない程度に突き数を減らします。

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182スランプ試験において、スランプコーンを引き上げた際のフレッシュコンクリートの直径の広がりを示す指標はどれか。

  1. Aプラスティシティー
  2. Bブリーディング量
  3. Cフロー値
  4. D気泡間隔係数
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正解:Cフロー値

フレッシュコンクリートの直径の広がりをフロー値といいやわらかさや流動性の程度の指標となります。

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183スランプの測定方法に関する説明で、誤っているものはどれか。

  1. AJIS A 1101に規定されている試験方法である。
  2. Bコーンを引き上げたときコンクリートの頂部が上昇した寸法を計測する。
  3. Cスランプコーンと呼ばれる円台形の器具を使用する。
  4. D頂部までコンクリートを詰めコーンを引き上げた後の下がり具合を見る。
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正解:Bコーンを引き上げたときコンクリートの頂部が上昇した寸法を計測する。

スランプはコンクリートの頂部が「下がった寸法」を計測するものであり上昇するものではありません。

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184スランプ値が大きいコンクリートの一般的な傾向として正しいものはどれか。

  1. A粘性が大きくやわらかいコンクリートである。
  2. B材料分離しやすい傾向にある。
  3. Cコンクリートポンプによる圧送が極めて困難になる。
  4. D単位水量が著しく小さく設定されている。
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正解:B材料分離しやすい傾向にある。

スランプ値が大きいコンクリートほど材料分離しやすい傾向にあります。

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185スランプ値が大きくなる要因として、適切でないものはどれか。

  1. A細骨材率が大きくなる
  2. B単位水量が大きくなる
  3. Cセメントの比表面積が大きくなる
  4. D細骨材率が小さくなる
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正解:A細骨材率が大きくなる

スランプ値が大きくなる要因として「細骨材率が小さくなる」と記載されており「大きくなる」は誤りです。

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186骨材や練混ぜ水に糖類や腐植土などの不純物が混入した場合、コンクリートの凝結はどうなるか。

  1. A早まる
  2. B影響なし
  3. C瞬時に硬化する
  4. D遅れる
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正解:D遅れる

糖類や腐植土などの不純物が混入すると硬化不良を生じやすくなり凝結が遅くなります。

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187フレッシュコンクリートの凝結に関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. A周囲の温度やコンクリートの温度が高いほど凝結は早まる。
  2. B糖類が練混ぜ水に混入すると凝結は早まる。
  3. C水セメント比を大きくするとセメント量が減るため凝結が遅くなる。
  4. D直射日光にさらされると凝結は早まる。
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正解:B糖類が練混ぜ水に混入すると凝結は早まる。

糖類や腐植土などの不純物が混入すると凝結は「遅れる」ため誤りです。

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188水セメント比を大きくした場合、フレッシュコンクリートの凝結への影響として正しいものはどれか。

  1. A水和反応が促進され凝結は早まる。
  2. Bセメント量が減るため凝結は遅くなる。
  3. C粘性が高まり凝結時間は変化しない。
  4. Dブリーディングが減少し凝結は早まる。
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正解:Bセメント量が減るため凝結は遅くなる。

水セメント比を大きくするとセメント量が減るので凝結も遅くなります。

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189コンクリートの粘性と材料分離の関係について、誤っているものはどれか。

  1. A細骨材の粗粒率が大きいほど粘性が増加し材料分離を生じにくい。
  2. B単位セメント量が少ないほど粘性が低下し材料分離を生じやすい。
  3. C粗骨材の最大寸法が大きいほど使用する骨材が大きくなり材料分離しやすい。
  4. Dスランプが大きいほど粘性が小さく材料分離しやすい。
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正解:A細骨材の粗粒率が大きいほど粘性が増加し材料分離を生じにくい。

粗粒率が大きい(粒径の大きい骨材が多い)と粘性が低下し材料分離しやすくなります。

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190細骨材率を大きくした場合のブリーディング量への影響とその理由として正しいものはどれか。

  1. A粗骨材の割合が増えるためブリーディング量は増大する。
  2. B骨材の全体的な質量が大きくなるためブリーディング量は増大する。
  3. C骨材の全体的な質量が小さくなるためブリーディング量は低減する。
  4. D練り混ぜ水が蒸発しやすくなるためブリーディング量は低減する。
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正解:C骨材の全体的な質量が小さくなるためブリーディング量は低減する。

細骨材率を大きくする(粗骨材の割合が少ない)と骨材全体の質量が小さくなりブリーディング量が低減します。

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191ブリーディングを低減させる方法として、誤っているものはどれか。

  1. A細骨材率を小さくする。
  2. B細骨材の粗粒率を小さくする。
  3. C水セメント比を小さくする。
  4. D石灰石微粉末を使用して単位粉体量を多くする。
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正解:A細骨材率を小さくする。

細骨材率を「大きくする」ことで骨材全体の質量が小さくなりブリーディング量が低減します。

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192石灰石微粉末を使用して単位粉体量を多くした場合のコンクリートへの影響として正しいものはどれか。

  1. Aコンクリートの粘性が大きくなりブリーディング量が減少する。
  2. Bコンクリートの粘性が小さくなりブリーディング量が増大する。
  3. C流動性が極端に向上し材料分離しやすくなる。
  4. D凝結が早まりスランプ値が大きくなる。
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正解:Aコンクリートの粘性が大きくなりブリーディング量が減少する。

単位粉体量が多くなるとコンクリートの粘性が大きくなりブリーディング量が減少します。

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193エントラップトエアに関する説明で、誤っているものはどれか。

  1. Aコンクリートを練り混ぜる際に自然に取り込まれた空気泡である。
  2. B微細で独立した球形であるため耐凍害性の改善効果がある。
  3. C気泡が比較的大きく形状も不規則である。
  4. Dワーカビリティーの改善効果はない。
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正解:B微細で独立した球形であるため耐凍害性の改善効果がある。

エントラップトエアは大きく不規則な形状であり耐凍害性やワーカビリティーの改善効果はありません。

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194AE剤を用いたコンクリートについて、誤っているものはどれか。

  1. Aエントレインドエアが多いほどブリーディング量は減少する。
  2. Bエントレインドエアが多いほど気泡間隔係数は小さくなる。
  3. Cエントレインドエアが多いほど所要のワーカビリティーを得るのに必要な単位水量を減らせる。
  4. Dエントレインドエアが少ないほど耐凍害性は向上する。
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正解:Dエントレインドエアが少ないほど耐凍害性は向上する。

エントレインドエアには耐凍害性を高める効果がありその量が少ないと耐凍害性は「低下」します。

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195人工軽量骨材を使用したコンクリートのスランプに関する記述として正しいものはどれか。

  1. A普通骨材を使用したコンクリートに比べスランプは等しくなる。
  2. B骨材が重いためスランプは大きくなる。
  3. C普通骨材に比べて軽いのでスランプは小さくなる。
  4. D水分を吸収するためスランプの測定は不可能である。
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正解:C普通骨材に比べて軽いのでスランプは小さくなる。

人工軽量骨材は普通骨材に比べて軽いのでコンクリートの下がる力(重力)が弱くスランプは小さくなります。

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196単位水量が小さくなった場合のスランプへの影響として正しいものはどれか。

  1. Aコンクリートの粘性が低下してスランプは小さくなる。
  2. Bコンクリートの流動性が向上してスランプは大きくなる。
  3. Cボールベアリング効果が高まりスランプは大きくなる。
  4. Dコンクリートの粘性が増加してスランプは小さくなる。
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正解:Dコンクリートの粘性が増加してスランプは小さくなる。

単位水量が小さくなるとコンクリートの粘性が増加しやわらかさが失われるためスランプは小さくなります。

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197コンクリートの打込み作業中(施工中)の材料分離の主な原因はどれか。

  1. A打込み終了後に時間の経過とともに粗骨材が沈降すること
  2. Bコンクリートを過度に振動させたり高所から落下させたりすること
  3. C細骨材の粗粒率を極端に小さく設定しすぎたこと
  4. D単位粉体量を多くしすぎて粘性が高まりすぎたこと
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正解:Bコンクリートを過度に振動させたり高所から落下させたりすること

施工中の材料分離は過度な振動や高所からの落下などにより生じます。

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