銀行業務検定 税務3級 ⑦ 法人税

法人税の所得計算と申告のしくみを扱う分野です。内国法人の納税義務、益金・損金の考え方と会計上の利益からの申告調整(加算・減算)、役員給与や交際費等の損金算入制限、減価償却の法定償却方法、租税公課の損金不算入、中小法人の軽減税率、青色申告制度、確定申告書の提出期限などが頻出です。会計上の利益と税務上の所得のズレを申告調整で調整するという基本構造を理解し、代表的な損金不算入項目を覚えることが得点につながります。

この分野の問題40問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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232内国法人の法人税の納税義務について、正しいものはどれか。

  1. A普通法人はすべての所得に対して課税される。
  2. B公益法人はすべての所得に対して課税される。
  3. C公共法人は収益事業にのみ課税される。
  4. D協同組合等は収益事業にのみ課税される。
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正解:A普通法人はすべての所得に対して課税される。

株式会社などの普通法人はすべての所得に対して法人税が課税されます。

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233中小法人の交際費等の損金算入限度額について、正しいものはどれか(定額控除限度額を選択した場合)。

  1. A年間400万円まで
  2. B年間800万円まで
  3. C年間1,000万円まで
  4. D支出額の50%まで
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正解:B年間800万円まで

期末資本金1億円以下の中小法人は、年800万円まで全額損金算入可能です。

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234役員給与のうち、原則として損金に算入されないものはどれか。

  1. A定期同額給与
  2. B事前確定届出給与
  3. C不相当に高額な役員退職給与
  4. D利益連動給与(一定の要件を満たすもの)
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正解:C不相当に高額な役員退職給与

不相当に高額な部分の金額は損金に算入されません。

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2352016年4月1日以後に取得した建物の法定償却方法はどれか。

  1. A定率法
  2. B級数法
  3. C生産高比例法
  4. D定額法
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正解:D定額法

建物、建物附属設備、構築物の法定償却方法は「定額法」のみです。

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236法人税の確定申告書の提出期限は、原則としていつか。

  1. A事業年度終了の日の翌日から2ヵ月以内
  2. B事業年度終了の日の翌日から1ヵ月以内
  3. C事業年度終了の日の翌日から3ヵ月以内
  4. D事業年度終了の日の属する年の翌年3月15日
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正解:A事業年度終了の日の翌日から2ヵ月以内

原則として事業年度終了の日の翌日から2ヵ月以内です。

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237法人税の所得金額の計算において、当期純利益に「加算」する項目はどれか。

  1. A受取配当等の益金不算入額
  2. B法人税額から控除される所得税額
  3. C減価償却の償却超過額の当期認容額
  4. D事業税の納付額
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正解:B法人税額から控除される所得税額

控除される所得税等は税額控除のため、別表四でいったん加算します(または損金不算入項目の加算)。

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238法人税の税額計算において、期末資本金1億円以下の中小法人の軽減税率(年800万円以下の部分)は何%か(適用除外事業者等を除く)。

  1. A23.2%
  2. B19%
  3. C15%
  4. D30%
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正解:C15%

中小法人の年800万円以下の所得に対する法人税率は15%です。

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239法人税における青色申告の承認の取消し事由に該当しないものはどれか。

  1. A帳簿書類の備え付けを行わなかった場合
  2. B税務署長の指示に従わなかった場合
  3. C2期連続して期限後申告となった場合
  4. D当期の決算が赤字になった場合
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正解:D当期の決算が赤字になった場合

赤字(欠損)であること自体は承認取消事由ではありません。

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240法人税の計算上、損金の額に算入されない租税公課はどれか。

  1. A法人税(本税)
  2. B固定資産税
  3. C印紙税
  4. D事業所税
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正解:A法人税(本税)

法人税、地方法人税、住民税などは損金不算入です。

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241期末資本金1億円以下の一定の中小法人に適用される法人税の特例について、誤っているものはどれか。

  1. A年800万円以下の所得金額に対して15%の軽減税率が適用される。
  2. Bこれらの特例は資本金5億円以上の大法人の完全子会社であっても常に適用される。
  3. C交際費等のうち、年800万円まで全額損金算入できる特例がある。
  4. D30万円未満の少額減価償却資産を全額損金算入できる特例がある(年300万円まで)。
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正解:Bこれらの特例は資本金5億円以上の大法人の完全子会社であっても常に適用される。

大法人の完全子会社など、一定の法人は中小法人の特例の適用対象外となります。

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242青色申告法人の欠損金の繰戻し還付について、正しいものはどれか。

  1. A当期に生じた欠損金額を、過去5年間に開始した事業年度に繰り戻せる。
  2. B白色申告法人であっても特例として適用できる。
  3. C当期に生じた欠損金額を、その事業年度開始の日前1年以内に開始した事業年度に繰り戻して法人税額の還付請求ができる。
  4. D還付請求できるのは消費税のみである。
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正解:C当期に生じた欠損金額を、その事業年度開始の日前1年以内に開始した事業年度に繰り戻して法人税額の還付請求ができる。

青色申告法人は、当期の欠損金を前期(前1年以内)の所得に繰り戻して法人税の還付を請求できます。

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243法人税における寄附金の損金算入に関する記述のうち、全額が損金算入されるものはどれか。

  1. A日本赤十字社に対する一般寄附金
  2. B認定NPO法人に対する寄附金
  3. C町内会のお祭りに対する寄附金
  4. D国や地方公共団体に対する寄附金
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正解:D国や地方公共団体に対する寄附金

国や地方公共団体に対する寄附金および指定寄附金は、その全額が損金算入されます。

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244内国法人が納付した租税公課のうち、所得の金額の計算上、損金算入されないものはどれか。

  1. A法人税および法人住民税
  2. B印紙税
  3. C法人事業税
  4. D固定資産税
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正解:A法人税および法人住民税

法人税や法人住民税、各種加算税などのペナルティは損金不算入となります。

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245法人税法上の繰延資産(任意償却)に該当しないものはどれか。

  1. A創立費
  2. Bソフトウェアの購入代金
  3. C開発費
  4. D開業費
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正解:Bソフトウェアの購入代金

ソフトウェアは無形固定資産であり、繰延資産には該当しません。

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246株式会社の設立登記費用や発起人報酬などの「創立費」は、税務上どのように取り扱われるか。

  1. A発生時に全額損金算入しなければならない。
  2. B無形固定資産として法定耐用年数で償却する。
  3. C任意償却の繰延資産として、支出した事業年度以後の任意の時期に損金経理により償却できる。
  4. D均等償却の繰延資産として、5年で償却しなければならない。
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正解:C任意償却の繰延資産として、支出した事業年度以後の任意の時期に損金経理により償却できる。

創立費は任意償却の繰延資産であり、法人の任意の額を損金経理により償却できます。

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247取得価額200万円、耐用年数4年の資産を期首に取得した。定率法(償却率0.500)を採用する場合の初年度の減価償却限度額はいくらか。

  1. A25万円
  2. B50万円
  3. C200万円
  4. D100万円
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正解:D100万円

期首取得のため12ヶ月分。200万円×0.500 = 100万円となります。

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248内国普通法人が他の内国法人(保有割合2%の非支配目的株式等)から配当金100万円を受け取った。負債利子はないものとした場合、受取配当等の益金不算入額はいくらか。

  1. A20万円
  2. B0円
  3. C50万円
  4. D100万円
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正解:A20万円

保有割合5%以下の非支配目的株式等の場合、受取配当等の20%が益金不算入となります。

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249法人税の所得金額の計算において、企業会計上の当期純利益に加算(益金算入・損金不算入)される項目はどれか。

  1. A減価償却超過額の当期認容額
  2. B損金経理した法人税および法人住民税
  3. C受取配当等の益金不算入額
  4. D過去の欠損金の当期控除額
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正解:B損金経理した法人税および法人住民税

損金経理した法人税や住民税は税務上損金とならないため、当期純利益に加算して所得を計算します。

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250法人税の納税義務に関する記述で、誤っているものはどれか。

  1. A株式会社や合同会社などの普通法人は、すべての所得に対して法人税が課される。
  2. B公益社団法人やNPO法人などの公益法人等は、収益事業から生じた所得のみ課税される。
  3. C人格のない社団等(町内会など)は、法人税を納める義務は一切ない。
  4. D地方公共団体などの公共法人は、法人税の納税義務がない。
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正解:C人格のない社団等(町内会など)は、法人税を納める義務は一切ない。

人格のない社団等であっても、収益事業を行う場合にはその所得に対して法人税が課税されます。

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251法人が支出した交際費等のうち、原則として損金不算入となるものはどれか。

  1. A従業員の慰安旅行の費用
  2. Bカレンダーや手帳の制作・配布費用
  3. C会議に際して提供した1人1,500円の弁当代
  4. D得意先の役員を接待するためのゴルフプレー代
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正解:D得意先の役員を接待するためのゴルフプレー代

ゴルフプレー代など得意先に対する接待・供応の費用は交際費等に該当し、原則として損金不算入です。

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252寄附金の損金算入に関する記述として、正しいものはどれか。

  1. A財務大臣が指定する指定寄附金は、その全額が損金に算入される。
  2. B日本赤十字社に対する一般の寄附金は全額損金算入される。
  3. C国や地方公共団体に対する寄附金は、一定の限度額までしか損金算入できない。
  4. D100%完全支配関係にあるグループ法人に対する寄附金は、全額損金算入される。
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正解:A財務大臣が指定する指定寄附金は、その全額が損金に算入される。

国・地方公共団体への寄附金と指定寄附金は全額損金算入されます。完全支配関係間の寄附金は全額損金不算入(受領側は益金不算入)です。

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253青色申告書を提出する中小企業者等が適用を受けられる「少額減価償却資産の特例」の取得価額の要件はどれか。

  1. A10万円未満
  2. B30万円未満
  3. C20万円未満
  4. D50万円未満
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正解:B30万円未満

取得価額30万円未満の減価償却資産について、年間合計300万円を限度に全額損金算入が認められます。

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254法人税の所得金額の計算上、当期純利益に加算(別表4の加算項目)すべきものはどれか。

  1. A減価償却費の償却超過額の当期認容額
  2. B受取配当等の益金不算入額
  3. C損金経理をした法人税等の額
  4. D過去の欠損金の当期控除額
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正解:C損金経理をした法人税等の額

損金経理をした法人税等(法人税、住民税など)は税務上損金に算入されないため、当期純利益に加算します。

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255法人税の納税義務者について、公益財団法人が法人税を納める必要があるのはどのような場合か。

  1. Aすべての所得について課税される。
  2. B一切課税されない。
  3. C会費収入がある場合に限り課税される。
  4. D収益事業から生じた所得がある場合に限り課税される。
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正解:D収益事業から生じた所得がある場合に限り課税される。

公益法人等(公益財団法人等)は、原則として収益事業から生じた所得に対してのみ法人税が課されます。

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256法人が役員に対して支給する給与のうち、損金算入の対象とならないものはどれか。

  1. A利益の状況に応じて期末に決定した任意の賞与
  2. B事前確定届出給与
  3. C業績連動給与(一定の要件を満たすもの)
  4. D定期同額給与
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正解:A利益の状況に応じて期末に決定した任意の賞与

任意の役員賞与など、定期同額や事前確定等の要件を満たさない給与は損金不算入となります。

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257青色申告書を提出する中小企業者等が取得した少額減価償却資産について、取得価額の全額をその事業年度の損金に算入できる特例の対象となる取得価額の上限はいくらか。

  1. A10万円未満
  2. B30万円未満
  3. C20万円未満
  4. D50万円未満
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正解:B30万円未満

中小企業者等の少額減価償却資産の取得価額の損金算入の特例は、取得価額30万円未満が対象です(年間300万円限度)。

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258法人税の確定申告書の提出期限は、原則として事業年度終了の日の翌日から何か月以内か。

  1. A1か月
  2. B3か月
  3. C2か月
  4. D6か月
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正解:C2か月

法人税の確定申告書は、原則として事業年度終了の日の翌日から2か月以内に提出する必要があります。

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259法人税の別表四における所得金額の計算において、企業会計上の当期純利益に加算(加算留保・加算社外流出)すべき項目はどれか。

  1. A受取配当等の益金不算入額
  2. B減価償却超過額の当期認容額
  3. C納税充当金から支出した事業税
  4. D役員給与の損金不算入額
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正解:D役員給与の損金不算入額

役員給与の損金不算入額は、企業会計上の費用(利益のマイナス)ですが、税法上損金とならないため加算調整します。

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260交際費等の損金不算入制度において、期末資本金が1億円以下の中小法人が定額控除限度額として全額損金算入できる金額は年額いくらか。

  1. A800万円
  2. B600万円
  3. C400万円
  4. D1,000万円
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正解:A800万円

中小法人は、交際費等のうち年額800万円までの全額、または飲食費の50%のいずれか有利な方を損金算入できます。

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261法人の欠損金の繰越控除制度について、青色申告法人が生じた欠損金は原則として何年間繰り越すことができるか(平成30年4月1日以後開始事業年度)。

  1. A5年
  2. B10年
  3. C9年
  4. D7年
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正解:B10年

青色申告法人の欠損金は、発生した事業年度から10年間にわたり繰り越して所得と相殺できます。

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262原則として、法人税の納税義務がない法人はどれか。

  1. A普通法人
  2. B協同組合等
  3. C公共法人
  4. D収益事業を営む公益財団法人
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正解:C公共法人

国や地方公共団体などの「公共法人」は、法人税法上、納税義務がない法人と規定されています。

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263法人税法における「交際費等」に該当しないものはどれか。

  1. A取引先への接待目的の飲食代
  2. B得意先に対する中元・歳暮の品物代
  3. C事業に関係のある者への慶弔費
  4. D自社の従業員のみで行う慰安旅行の費用
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正解:D自社の従業員のみで行う慰安旅行の費用

従業員の慰安のために行われる運動会や旅行などの費用は「福利厚生費」に該当し、交際費等には含まれません。

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264資本金1億円以下の中小法人が支出した交際費等について、全額を損金算入できる年間の定額控除限度額はいくらか。

  1. A800万円
  2. B400万円
  3. C1,000万円
  4. D限度額はなく全額損金不算入
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正解:A800万円

中小法人の特例として、交際費等のうち年額800万円までの金額は全額損金算入することができます(飲食費の50%基準との選択可)。

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265内国普通法人が、完全子法人(株式保有割合100%)から受領した配当金等に対する「受取配当等の益金不算入」の割合はどれか。

  1. A20%
  2. B100%
  3. C80%
  4. D50%
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正解:B100%

二重課税排除の観点から、完全子法人株式等(保有割合100%)に係る受取配当等は、全額(100%)が益金不算入となります。

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266青色申告書を提出する中小法人における、各事業年度に生じた欠損金額の繰越控除期間は最長何年か。

  1. A3年
  2. B5年
  3. C10年
  4. D7年
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正解:C10年

平成30年4月1日以後に開始する事業年度において生じた欠損金額は、原則として翌事業年度以後10年間繰り越すことができます。

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267期末資本金が1億円以下の「中小法人」に対する法人税の軽減税率について、所得金額のうち年800万円以下の部分に対する適用税率(原則)はどれか。

  1. A10%
  2. B23.2%
  3. C19%
  4. D15%
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正解:D15%

中小法人の特例として、年800万円以下の所得金額部分に対する法人税率は15%(本来は19%の特例措置)が適用されます。

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268青色申告書を提出する中小法人等が、取得価額が一定額未満の減価償却資産を取得した場合に、合計300万円を限度にその全額を損金算入できる「少額減価償却資産の特例」の基準金額はいくらか。

  1. A30万円未満
  2. B20万円未満
  3. C10万円未満
  4. D50万円未満
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正解:A30万円未満

青色申告法人が取得価額30万円未満の減価償却資産を取得した場合、年額300万円を上限に全額損金算入できる特例があります。

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269法人税の計算における賞与引当金の取扱いとして正しいものはどれか。

  1. A支給見込額の全額を損金算入できる。
  2. B法人規模を問わず、原則として損金算入できない。
  3. C大法人に限り、一定限度額まで損金算入できる。
  4. D中小法人に限り、一定限度額まで損金算入できる。
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正解:B法人規模を問わず、原則として損金算入できない。

企業会計で引当金として計上しても、法人税法上、賞与引当金繰入額は原則として全額が損金不算入となります。

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270同族会社の判定に関する記述として正しいものはどれか。

  1. A上場会社はすべて同族会社である。
  2. B株主が10人以上いる会社はすべて同族会社である。
  3. C株主等の上位3グループ(株主3人以下とその同族関係者)で発行済株式総数等の50%超を保有する会社をいう。
  4. D同族会社には特別の税制上の規定は一切ない。
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正解:C株主等の上位3グループ(株主3人以下とその同族関係者)で発行済株式総数等の50%超を保有する会社をいう。

同族会社とは、上位3株主グループで発行済株式総数等の50%超を保有する会社をいい、行為計算否認や留保金課税などの規定があります。

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271法人税法上の貸倒引当金に関する記述として正しいものはどれか。

  1. Aすべての法人が無条件で繰入限度額まで損金算入できる。
  2. B貸倒引当金は資本金にかかわらず認められない。
  3. C貸倒引当金の繰入額は全額損金不算入である。
  4. D原則として中小法人等など一定の法人に限り、繰入限度額まで損金算入が認められる。
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正解:D原則として中小法人等など一定の法人に限り、繰入限度額まで損金算入が認められる。

貸倒引当金の繰入れによる損金算入は、現在では中小法人等や金融機関など一定の法人に限り認められています。

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