銀行業務検定 税務3級 ④ 相続税1 計算体系

相続税の課税のしくみと総額計算の流れを扱う分野です。法定相続人・法定相続分の考え方、遺産に係る基礎控除額(3,000万円+600万円×法定相続人の数)、死亡保険金・死亡退職金の非課税限度額、生前贈与加算、みなし相続財産や非課税財産、相続税の総額の計算手順、申告期限(相続開始を知った日の翌日から10か月以内)、遺産未分割の扱いなどが頻出です。法定相続人の数え方と基礎控除の計算は毎回問われる基本なので、確実に押さえましょう。

この分野の問題40問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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119相続税の申告期限として正しいものはどれか。

  1. A相続開始を知った日の翌日から10ヵ月以内
  2. B相続開始を知った日の翌日から6ヵ月以内
  3. C被相続人の死亡日の属する年の翌年3月15日まで
  4. D被相続人の死亡日の属する年の翌年2月15日まで
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正解:A相続開始を知った日の翌日から10ヵ月以内

相続税の申告と納税の期限は、相続の開始があったことを知った日の翌日から10ヵ月以内です。

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120法定相続人が配偶者、長男、二男(相続放棄)、長女の4人の場合、相続税の基礎控除額はいくらか。

  1. A4,200万円
  2. B5,400万円
  3. C4,800万円
  4. D6,000万円
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正解:B5,400万円

3,000万円+600万円×4人=5,400万円。相続放棄があっても法定相続人の数に含めます。

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121死亡保険金の非課税限度額の計算式として正しいものはどれか。

  1. A300万円 × 法定相続人の数
  2. B1,000万円 × 法定相続人の数
  3. C500万円 × 法定相続人の数
  4. D1,500万円 × 法定相続人の数
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正解:C500万円 × 法定相続人の数

死亡保険金および死亡退職金の非課税限度額は「500万円×法定相続人の数」です。

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122相続税の生前贈与加算の対象期間(2024年以降の贈与)は、相続開始前何年以内か。

  1. A3年以内
  2. B5年以内
  3. C10年以内
  4. D7年以内
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正解:D7年以内

令和5年度税制改正により、生前贈与加算の期間が3年から7年に延長されました。

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123相続税の課税対象とならない財産(非課税財産)はどれか。

  1. A墓地・仏壇などの祭祀財産
  2. B被相続人が死亡直前に購入し未登記の土地
  3. C被相続人名義の賃貸アパート
  4. D被相続人が保険料を負担した掛け捨てではない生命保険契約の権利
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正解:A墓地・仏壇などの祭祀財産

墓地、墓石、仏壇などの日常礼拝の用に供するものは非課税財産です。

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124相続税の総額の計算方法として正しいものはどれか。

  1. A課税遺産総額に一律の税率を掛ける。
  2. B法定相続分で取得したと仮定して各人の税額を計算し、それを合計する。
  3. C実際の取得割合に応じて課税遺産総額を按分し、税率を掛ける。
  4. D各相続人の実際の取得財産額から基礎控除を引いて税率を掛ける。
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正解:B法定相続分で取得したと仮定して各人の税額を計算し、それを合計する。

相続税の総額は、法定相続分通りに分割したと仮定して算出した各人の税額の合計額となります。

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125遺産未分割の場合の相続税の申告について、正しいものはどれか。

  1. A分割が終わるまで申告期限は延長される。
  2. B小規模宅地等の特例を未分割のまま適用できる。
  3. C法定相続分で分割したと仮定して期限内に申告する。
  4. D配偶者の税額軽減を未分割のまま適用できる。
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正解:C法定相続分で分割したと仮定して期限内に申告する。

未分割の場合は法定相続分で取得したものとして申告・納税し、分割決定後に更正の請求等を行います。

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126被相続人が2025年10月15日(水)に死亡し、相続人が同日にその事実を知った場合、相続税の申告期限はいつか。(翌年8月15日は土曜日とする)

  1. A2026年4月15日(水)
  2. B2026年8月15日(土)
  3. C2026年10月15日(木)
  4. D2026年8月17日(月)
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正解:D2026年8月17日(月)

申告期限は知った日の翌日から10ヶ月以内の応当日(8月15日)。土休日の場合は翌平日(8月17日)になります。

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127被相続人に配偶者、実子1人、養子2人がいる場合、相続税の遺産に係る基礎控除額の計算における法定相続人の数は何人か。

  1. A3人
  2. B2人
  3. C4人
  4. D5人
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正解:A3人

実子がいる場合、法定相続人の数に含めることができる養子は1人までとなるため、配偶者、実子、養子1人の計3人です。

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128相続人が受け取った死亡保険金5,000万円のうち、被相続人が保険料を全額負担していた。法定相続人が4人いる場合、相続税の課税価格に算入される金額はいくらか。

  1. A2,000万円
  2. B3,000万円
  3. C4,000万円
  4. D5,000万円
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正解:B3,000万円

非課税限度額は500万×4人=2,000万円。課税対象は5,000万-2,000万=3,000万円です。

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129被相続人の死亡により、相続放棄をした実子Aが死亡保険金1,500万円を受け取った。この保険金に対する相続税の取扱いとして正しいものはどれか。

  1. A全額が非課税となる。
  2. B500万円が非課税となる。
  3. C非課税規定の適用はなく、全額が課税対象となる。
  4. D法定相続人の数に応じた非課税限度額の適用を受けることができる。
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正解:C非課税規定の適用はなく、全額が課税対象となる。

相続を放棄した者は、生命保険金の非課税規定の適用を受けることができません。

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130被相続人が生前に購入し、代金は全額支払済だが所有権移転登記が完了していない土地の相続税の取扱いはどれか。

  1. A相続税の課税対象とならない。
  2. B未登記であるため、取得価額の半額が課税対象となる。
  3. C不動産取得税の対象となり、相続税の対象外となる。
  4. D本来の相続財産として相続税の課税対象となる。
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正解:D本来の相続財産として相続税の課税対象となる。

登記の有無にかかわらず、被相続人が実質的に所有していた財産は相続税の課税対象となります。

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131相続税の申告書の提出期限は、相続の開始があったことを知った日の翌日から何か月以内か。

  1. A10か月
  2. B6か月
  3. C3か月
  4. D1年
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正解:A10か月

相続税の申告・納付期限は、相続開始を知った日の翌日から10か月以内です。

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132被相続人の兄弟姉妹が相続により財産を取得した場合の相続税の加算割合はどれか。

  1. A1割加算
  2. B2割加算
  3. C3割加算
  4. D加算なし
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正解:B2割加算

被相続人の配偶者、父母(直系尊属)、子(代襲相続人を含む)以外の者が取得した場合、算出税額に2割が加算されます。

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133被相続人からの相続開始前何年以内に贈与された財産が、原則として相続税の課税価格に加算されるか(令和6年以降の贈与の場合)。

  1. A3年
  2. B5年
  3. C7年
  4. D10年
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正解:C7年

税制改正により、持ち戻し期間が相続開始前3年から7年に段階的に延長されました。

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134未分割の遺産がある場合の相続税の申告に関する記述として正しいものはどれか。

  1. A分割が確定するまで申告期限は延長される。
  2. B配偶者の税額軽減を適用して申告書を提出できる。
  3. C分割されていない財産については課税対象から除外される。
  4. D法定相続分で取得したものとして申告し、後に分割が確定した際に更正の請求等を行う。
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正解:D法定相続分で取得したものとして申告し、後に分割が確定した際に更正の請求等を行う。

未分割の場合は法定相続分で申告し、配偶者軽減等の特例は適用できません(後日分割後に更正の請求により適用可能)。

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135被相続人には配偶者と子3人がおり、子のうち1人が相続放棄をした。この場合の相続税の基礎控除額を求める算式として正しいものはどれか。

  1. A3,000万円 + 600万円 × 4人
  2. B3,000万円 + 600万円 × 3人
  3. C5,000万円 + 1,000万円 × 3人
  4. D5,000万円 + 1,000万円 × 4人
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正解:A3,000万円 + 600万円 × 4人

相続放棄があった場合でも、法定相続人の数は「放棄がなかったものとして」計算するため、配偶者+子3人で4人となります。

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136被相続人が契約者および保険料負担者であった生命保険の死亡保険金を相続人が受け取った。非課税限度額を計算する際の法定相続人の数に、相続放棄をした者は含まれるか。

  1. A含まれない。
  2. B含まれる。
  3. C配偶者が放棄した場合のみ含まれる。
  4. D未成年者が放棄した場合のみ含まれる。
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正解:B含まれる。

基礎控除や生命保険金等の非課税限度額を計算する際の法定相続人の数には、相続の放棄をした者も「放棄がなかったもの」として含まれます。

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137相続を放棄した子が、被相続人が保険料を負担していた死亡保険金を受け取った。この場合の死亡保険金の課税上の取扱いとして正しいものはどれか。

  1. A全額が非課税となる。
  2. B500万円×法定相続人の数の非課税枠が適用される。
  3. C非課税枠の適用はなく、受け取った全額がみなし相続財産として課税される。
  4. D贈与税の対象となる。
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正解:C非課税枠の適用はなく、受け取った全額がみなし相続財産として課税される。

相続放棄をした者でも生命保険金を受け取れますが、非課税規定(500万×法定相続人の数)の適用は受けられず、全額が相続税の対象となります。

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138相続税が課税されない「非課税財産」に該当するものはどれか。

  1. A被相続人が生前に所有していた金地金
  2. B被相続人名義の未受領の給与
  3. C家族名義の預金のうち実質的に被相続人が所有していたもの
  4. D日常の礼拝の用に供される墓地や仏壇
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正解:D日常の礼拝の用に供される墓地や仏壇

墓地、墓石、仏壇、仏具など日常の礼拝の用に供されるものは、国民感情等に配慮し相続税の非課税財産とされています。

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139被相続人の生前に贈与された財産を相続税の課税価格に加算する「生前贈与加算」について、令和6年(2024年)以降の贈与における加算対象期間はどう変わるか。

  1. A相続開始前3年間から段階的に7年間に延長される。
  2. B相続開始前3年間から段階的に5年間に延長される。
  3. C相続開始前3年間で固定される。
  4. D相続開始前10年間に一律延長される。
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正解:A相続開始前3年間から段階的に7年間に延長される。

令和5年度税制改正により、生前贈与加算の対象期間は段階的に延長され、最終的に相続開始前「7年間」となります。

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140相続人の順位に関する記述として正しいものはどれか。

  1. A第1順位は被相続人の直系尊属である。
  2. B第1順位は被相続人の子(子が死亡している場合は孫が代襲)である。
  3. C配偶者は常に相続人とならない。
  4. D兄弟姉妹は第2順位である。
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正解:B第1順位は被相続人の子(子が死亡している場合は孫が代襲)である。

相続人の順位は、第1順位が子(代襲あり)、第2順位が直系尊属、第3順位が兄弟姉妹で、配偶者は常に相続人となります。

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141法定相続分について、配偶者と被相続人の子が相続人である場合の配偶者の法定相続分はどれか。

  1. A3分の2
  2. B3分の1
  3. C2分の1
  4. D4分の3
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正解:C2分の1

配偶者と子が相続人の場合、配偶者の法定相続分は2分の1、子は残り2分の1を均分します。

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142法定相続分について、配偶者と被相続人の直系尊属が相続人である場合の配偶者の法定相続分はどれか。

  1. A2分の1
  2. B4分の3
  3. C3分の1
  4. D3分の2
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正解:D3分の2

配偶者と直系尊属が相続人の場合、配偶者の法定相続分は3分の2、直系尊属は3分の1です。

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143法定相続分について、配偶者と被相続人の兄弟姉妹が相続人である場合の配偶者の法定相続分はどれか。

  1. A4分の3
  2. B3分の2
  3. C3分の1
  4. D2分の1
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正解:A4分の3

配偶者と兄弟姉妹が相続人の場合、配偶者の法定相続分は4分の3、兄弟姉妹は4分の1です。

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144相続税法上の「みなし相続財産」に該当するものはどれか。

  1. A被相続人名義の預貯金
  2. B被相続人の死亡により相続人が受け取る生命保険金
  3. C被相続人が所有していた土地
  4. D被相続人が所有していた上場株式
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正解:B被相続人の死亡により相続人が受け取る生命保険金

死亡保険金や死亡退職金は、本来の相続財産ではないものの相続税法上「みなし相続財産」として課税対象になります。

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145代襲相続が生じる原因として、誤っているものはどれか。

  1. A被相続人の子が相続開始以前に死亡していた場合
  2. B被相続人の子が欠格事由に該当した場合
  3. C被相続人の子が相続を放棄した場合
  4. D被相続人の子が廃除された場合
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正解:C被相続人の子が相続を放棄した場合

代襲相続は相続人の死亡・欠格・廃除により生じますが、相続放棄では代襲相続は生じません。

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146相続税の課税方式に関する記述として正しいものはどれか。

  1. A各相続人の取得額に直接累進税率を掛ける遺産取得課税方式である。
  2. B相続人の数にかかわらず税額は一定である。
  3. C被相続人の遺産全体に一本の税率を掛ける遺産課税方式である。
  4. Dいったん課税遺産総額を法定相続分で分けたものとして相続税の総額を計算する法定相続分課税方式である。
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正解:Dいったん課税遺産総額を法定相続分で分けたものとして相続税の総額を計算する法定相続分課税方式である。

日本の相続税は、法定相続分で分割したと仮定して総額を算出し、実際の取得割合で按分する「法定相続分課税方式」です。

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147被相続人の死亡により相続人が受け取った弔慰金のうち、業務外の死亡の場合に非課税とされる金額の基準はどれか。

  1. A賞与を除く普通給与の6か月分相当額
  2. B賞与を除く普通給与の3か月分相当額
  3. C賞与を除く普通給与の36か月分相当額
  4. D全額非課税
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正解:A賞与を除く普通給与の6か月分相当額

弔慰金は、業務外死亡の場合は普通給与の6か月分、業務上死亡の場合は36か月分までが非課税とされます。

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148相続税の納税義務者に関する記述として正しいものはどれか。

  1. A法定相続人だけが納税義務者となる。
  2. B遺贈により財産を取得した法定相続人以外の者も納税義務者となる。
  3. C受遺者は一切納税義務を負わない。
  4. D相続放棄をしても納税義務は残る。
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正解:B遺贈により財産を取得した法定相続人以外の者も納税義務者となる。

相続または遺贈により財産を取得した者が納税義務者であり、法定相続人以外の受遺者も含まれます。

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149相続税の基礎控除額の計算式として正しいものはどれか。

  1. A5,000万円 + 1,000万円 × 法定相続人の数
  2. B2,000万円 + 500万円 × 法定相続人の数
  3. C3,000万円 + 600万円 × 法定相続人の数
  4. D3,000万円 + 500万円 × 法定相続人の数
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正解:C3,000万円 + 600万円 × 法定相続人の数

相続税の遺産に係る基礎控除額は「3,000万円+600万円×法定相続人の数」です。

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150被相続人に実子がいない場合、相続税の基礎控除等の計算上、法定相続人の数に含めることができる養子の数の上限はどれか。

  1. A1人まで
  2. B制限なし
  3. C3人まで
  4. D2人まで
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正解:D2人まで

実子がいない場合は2人まで、実子がいる場合は1人まで養子を法定相続人の数に算入できます。

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151相続を放棄した者の地位に関する記述として正しいものはどれか。

  1. A放棄をした者は、初めから相続人とならなかったものとみなされる。
  2. B放棄をしても遺産分割協議には参加する。
  3. C放棄をしても基礎控除の計算上は法定相続人の数から除かれる。
  4. D放棄は相続開始前にもできる。
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正解:A放棄をした者は、初めから相続人とならなかったものとみなされる。

相続の放棄をした者は、その相続に関して初めから相続人とならなかったものとみなされます(ただし基礎控除等の計算では数に含めます)。

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152相続税の申告義務に関する記述として正しいものはどれか。

  1. A課税価格の合計額が基礎控除額以下でも必ず申告が必要である。
  2. B課税価格の合計額が基礎控除額を超える場合に申告義務が生じる。
  3. C配偶者がいれば常に申告不要である。
  4. D相続財産が現金のみなら申告不要である。
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正解:B課税価格の合計額が基礎控除額を超える場合に申告義務が生じる。

遺産に係る基礎控除額を超える場合に相続税の申告義務が生じます(特例適用で税額0でも申告は必要)。

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153相続財産を譲渡した場合に、支払った相続税額の一部を取得費に加算できる「相続財産を譲渡した場合の取得費加算の特例」の適用期限はどれか。

  1. A相続開始の日から3年以内の譲渡
  2. B相続開始を知った日から1年以内の譲渡
  3. C相続税の申告期限の翌日以後3年を経過する日までの譲渡
  4. D期限の定めはない
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正解:C相続税の申告期限の翌日以後3年を経過する日までの譲渡

取得費加算の特例は、相続税の申告期限の翌日以後3年を経過する日までに相続財産を譲渡した場合に適用されます。

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154短期間に相続が続いた場合に相続税の負担を調整する制度はどれか。

  1. A贈与税額控除
  2. B未成年者控除
  3. C障害者控除
  4. D相次相続控除
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正解:D相次相続控除

10年以内に2回以上の相続があった場合、前回の相続税の一部を控除できる相次相続控除があります。

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155相続税の連帯納付義務に関する記述として正しいものはどれか。

  1. A同一の被相続人から財産を取得した者は、相互に連帯納付の責任を負う場合がある。
  2. B各相続人は自己の納付分のみ責任を負う。
  3. C連帯納付義務は存在しない。
  4. D連帯納付の限度額はない。
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正解:A同一の被相続人から財産を取得した者は、相互に連帯納付の責任を負う場合がある。

同一の被相続人から相続等により財産を取得した者は、取得した財産の価額を限度に相互に連帯納付の責任を負うことがあります。

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156暦年課税で相続開始前7年以内の贈与財産を相続税の課税価格に加算する場合、すでに支払った贈与税額の取扱いとして正しいものはどれか。

  1. A加算するだけで贈与税額は考慮しない。
  2. B算出された相続税額から贈与税額控除として差し引く。
  3. C贈与税額は還付されない代わりに加算しない。
  4. D贈与税額の2倍を控除する。
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正解:B算出された相続税額から贈与税額控除として差し引く。

生前贈与加算により二重課税となる贈与税額は、相続税額から「贈与税額控除」として差し引かれます。

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157相続の承認・放棄に関する記述として正しいものはどれか。

  1. A限定承認は各相続人が単独で行える。
  2. B相続放棄は相続開始から1年以内であればいつでもできる。
  3. C相続人は相続の開始を知った時から3か月以内に、単純承認・限定承認・放棄のいずれかを選択する。
  4. D熟慮期間内に何もしなければ相続放棄したものとみなされる。
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正解:C相続人は相続の開始を知った時から3か月以内に、単純承認・限定承認・放棄のいずれかを選択する。

相続人は自己のために相続の開始があったことを知った時から3か月以内に承認・放棄を選択し、何もしなければ単純承認とみなされます。

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158相続税の課税価格に算入される本来の相続財産に該当するものはどれか。

  1. A被相続人が契約していた生命保険契約に関する権利のうちみなし相続財産とされるもの
  2. B相続人が受け取った死亡保険金
  3. C相続人が受け取った死亡退職金
  4. D被相続人が生前から所有していた預貯金や不動産
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正解:D被相続人が生前から所有していた預貯金や不動産

被相続人が生前所有していた預貯金・不動産・有価証券等は本来の相続財産です。保険金・退職金等はみなし相続財産です。

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